JP2014184944A - 鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造 - Google Patents

鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造 Download PDF

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Abstract

【課題】鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造において、冷却水の給水作業の作業性を向上できるようにする。
【解決手段】乗員用のシートの下方に設けられる収納ボックス22と、水冷式内燃機関の冷却水を貯留し、収納ボックス22の後方側に配置されるリザーブタンク89と、収納ボックス22の一部に設けられ、リザーブタンク89の給水口を覆うリッドとを備えた鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造において、収納ボックス22に、収納部86と、リザーブタンク89用の給水部94とを区画して設け、リッドは、上壁及び側壁から形成され、リザーブタンク89の給水口が臨む給水部94の上方が上壁で覆われる。
【選択図】図4

Description

本発明は、鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造に関する。
従来、乗員用のシートの下に収納ボックスを備え、収納ボックスの後方に、冷却水用のリザーブタンクを設けた構造において、収納ボックスにリッドを設け、このリッドを着脱することによりリザーブタンクに給水する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−211468号公報
しかし、上記従来のリザーブタンク給水構造では、リザーブタンクの給水口が収納ボックスの深い位置の後方に設けられているため、給水作業の作業性に課題があった。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造において、冷却水の給水作業の作業性を向上できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、乗員用のシート(46)の下方に設けられる収納ボックス(22)と、水冷式内燃機関(35)の冷却水を貯留し、前記収納ボックス(22)の後方側に配置されるリザーブタンク(89)と、前記収納ボックス(22)の一部に設けられ、前記リザーブタンク(89)の給水口(92a)を覆うリッド(88,288)とを備えた鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造において、前記収納ボックス(22)に、収納部(86)と、前記リザーブタンク(89)用の給水部(94)とを区画して設け、前記リッド(88,288)は、上壁(120)及び側壁(121)から形成され、前記リザーブタンク(89)の前記給水口(92a)が臨む前記給水部(94)の上方が前記上壁(120)で覆われることを特徴とする。
本発明によれば、リッドを取り外した状態では、リザーブタンクの給水口が収納ボックスの上方に露出するため、収納ボックスの上方の広い空間を利用して給水口に給水でき、冷却水の給水作業の作業性を向上できる。
また、本発明は、前記収納ボックス(22)の後部かつ車幅方向の一側に形成される隅部(C)に前記給水部(94)が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、デッドスペースである隅部に給水部が設けられるため、収納ボックスの収納容量を確保しながら、給水の作業性を向上できる。
また、本発明は、前記収納ボックス(22)には、上方に突出するように形成されて前記収納部(86)と前記給水部(94)とを区画する仕切り壁(100)が設けられるとともに、前記給水部(94)は、前記給水口(92a)を囲繞する底壁(97)を形成することを特徴とする。
本発明によれば、給水時に冷却水を零してしまった場合でも、冷却水の収納部への流入を抑制できる。また、給水部内に、外から塵埃等が侵入することを底壁によって抑制できる。
さらに、本発明は、前記仕切り壁(100)の下部かつ前記給水部(94)の前記底壁(97)の下方に、前記リザーブタンク(89)が臨む液量確認用の開口部(102)を設け、当該開口部(102)は、前記リッド(88,288)で覆われることを特徴とする。
本発明によれば、仕切り壁を設けた構成としながら、リッドを取り外すことで、開口部からリザーブタンクの液量を容易に確認できる。また、開口部をリッドで覆うため、収納部への塵埃等の侵入を抑制できる。
また、本発明は、前記リッド(88,288)は、前記側壁(121)に、前記収納ボックス(22)に対する係合部(121a)を有するとともに、前記上壁(120)に、前記収納ボックス(22)に対してクリップ(88a)または締結により固定される固定部(120a)を有することを特徴とする。
本発明によれば、リッドの着脱の作業性が良い。
また、本発明は、前記給水部(94)には、前記収納ボックス(22)を車体フレーム(19)に締結する締結部(98)が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、大きな締結力を必要とする収納ボックスを車体フレームに締結する締結部をリッドで覆って隠すことができる。
さらに、本発明は、前記車体フレーム(19)と前記収納ボックス(22)とを締結するためのステー(19a)が、前記車体フレーム(19)から上方に延出し、当該ステー(19a)に前記リザーブタンク(89)が固定されることを特徴とする。
本発明によれば、リザーブタンクを固定する特別なステーが必要なく、部品点数を削減できる。
また、本発明は、前記リザーブタンク(89)に、ハーネス(110)の固定部(109)が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、リザーブタンクを利用してハーネスを固定でき、部品点数を削減できる。
また、本発明は、前記リッド(288)は、透明または半透明の樹脂製であることを特徴とする。
本発明によれば、リッドを介してリザーブタンクを確認できる。
本発明に係るリザーブタンク給水構造では、収納ボックスの上方の広い空間を利用して給水口に給水でき、冷却水の給水作業の作業性を向上できる。
また、収納ボックスの収納容量を確保しながら、給水の作業性を向上できる。
また、給水時に冷却水を零してしまった場合でも、冷却水の収納部への流入を抑制できる。また、給水部内に、外から塵埃等が侵入することを底壁によって抑制できる。
さらに、仕切り壁を設けた構成としながら、リッドを取り外すことで、開口部からリザーブタンクの液量を容易に確認できる。また、開口部をリッドで覆うため、収納部への塵埃等の侵入を抑制できる。
また、リッドの着脱の作業性が良い。
また、大きな締結力を必要とする収納ボックスを車体フレームに締結する締結部をリッドで覆って隠すことができる。
さらに、リザーブタンクを固定する特別なステーが必要なく、部品点数を削減できる。
また、リザーブタンクを利用してハーネスを固定でき、部品点数を削減できる。
また、リッドを介してリザーブタンクを確認できる。
本発明の実施の形態に係るリザーブタンク給水構造を備えた自動二輪車の左側面図である。 収納ボックスを上方から見た平面図である。 図2のIII−III断面図である。 リッドが取り外された状態の収納ボックスを示す斜視図である。 リザーブタンク収納部を上方から見た平面図である。 図5のVI−VI断面図である。 リザーブタンクの取り付け状態を示す右側面図である。 図7のVIII−VIII断面図である。 リッドの取り付け状態を示す斜視図である。 図3のX−X断面図である。 図3のXI−XI断面図である。 自動二輪車の後部の右側面図である。 第2の実施の形態において収納ボックスを上方から見た平面図である。 リッドの取り付け状態を示す斜視図である。 リッドの正面図である。 リッドの左側面図である。 図15のXVII−XVII断面図である。 変形例1のリッドの斜視図である。 変形例2のリッドの斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LEは車体左方を示している。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るリザーブタンク給水構造を備えた自動二輪車10の左側面図である。
自動二輪車10は、シート46に着座した乗員が足を載せる低床のフロアステップ57を有するスクータ型の鞍乗り型車両であり、車体フレーム11の前方に前輪33を有し、駆動輪である後輪43は、車体フレーム11の後部に連結されるユニットスイング型のパワーユニット21に軸支されている。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部を構成するヘッドパイプ12に操舵可能にフロントフォーク13が取付けられ、車体フレーム11の下部を構成するロアフレーム16の下部後端部にリンク18を介して上下スイング可能にパワーユニット21が取付けられ、車体フレーム11の後部を構成するリヤフレーム17に収納ボックス22が取付けられている。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から下方斜め後方に延びるダウンフレーム14と、このダウンフレーム14の下端から左右に延びた後、後方に延びる左右一対のロアフレーム16,16(手前側のロアフレーム16のみ図示)と、これらのロアフレーム16,16の後端から一体に後方斜め上方に延びる左右一対のリヤフレーム17,17(手前側のリヤフレーム17のみ図示)とを備え、車体フレーム11の大部分が車体カバー23で覆われている。各リヤフレーム17は、シート46の下方を後ろ上がりに後方に延びるリヤフレーム前部17aと、リヤフレーム前部17aよりも緩い傾斜で後ろ上がりに延びるリヤフレーム後部17bとを有する。
フロントフォーク13は、ヘッドパイプ12に回転可能に支持されたステアリングステム24と、このステアリングステム24の下端部に取付けられたボトムブリッジ25と、このボトムブリッジ25の左右両端部に取付けられた緩衝部26,26(手前側の緩衝部26のみ図示)とから構成されている。ステアリングステム24の上端部にはバーハンドル31が取付けられ、左右の緩衝部26,26の下端部には、車軸32を介して前輪33が支持されている。前輪33は、上方からフロントフォーク13に取付けられたフロントフェンダ34で覆われ、このフロントフェンダ34にフロントフォーク13を保護する左右一対のフォークガード30(手前側のフォークガード30のみ図示)が取付けられている。
パワーユニット21は、前部を構成するエンジン35と、このエンジン35の後部に一体的に設けられた無段変速機36とから構成される。エンジン35は、クランクケース37からシリンダヘッド、シリンダブロック等を備えたシリンダ部がほぼ前方に延び、シリンダヘッドにはエアクリーナ38を含む吸気装置が接続されている。無段変速機36は、クランクケース37の後端部に一体に設けられた伝動ケース39を備え、この伝動ケース39の後端部に出力軸42を介して後輪43が取付けられている。一方のリヤフレーム17と伝動ケース39とにはリヤクッションユニット45が渡されている。
収納ボックス22は、その上部にシート46が開閉可能に取付けられている。収納ボックス22の後方には、燃料タンク27が設けられている。
車体カバー23は、フロントフォーク13の上部の前方を覆うフロントカバー51と、このフロントカバー51の下端に連続して設けられた左右一対のフロントロアカバー52,52(手前側のフロントロアカバー52のみ図示)と、バーハンドル31の中央部を覆うハンドルカバー53と、フロントフォーク13の上部の後方を覆うフロントインナカバー54と、フロントフォーク13の上部の後方を覆うとともにフロントカバー51の左右端に接続されて運転者(乗員)の脚部の前方を覆うレッグシールド56と、このレッグシールド56の下端部から下方及び後方に延びて運転者の足載せとされるフロアステップ57と、このフロアステップ57の左右縁部から下方に延びる左右一対のフロアサイドスカート58,58(手前側のフロアサイドスカート58のみ図示)と、これらのフロアサイドスカート58,58の後端に連続するように設けられた左右一対のリヤサイドスカート59,59(手前側のリヤサイドスカート59のみ図示)とを備える。
更に車体カバー23は、フロアステップ57の後端からシート46の前端部下方まで延びるセンタカバー61と、フロアステップ57及びセンタカバー61からシート46の側縁下方を車体後方に延びる左右一対のボディサイドカバー62,62(手前側のボディサイドカバー62のみ図示)と、シート46の後方で左右のボディサイドカバー62,62の後端部間を覆うリヤセンタカバー63と、左右のボディサイドカバー62,62の下縁に沿ってフロアステップ57の後端から後方へ延びる左右一対のボディロアカバー64,64(手前側のボディロアカバー64のみ図示)と、ボディサイドカバー62,62の後端部下縁に接続される左右一対のリアサイドカバー66,66(手前側のリアサイドカバー66のみ図示)とを備える。
収納ボックス22は、センタカバー61によって前方から覆われるとともに、左右のボディサイドカバー62の前部によって側方を覆われている。燃料タンク27は、左右のボディサイドカバー62の後部によって側方を覆われている。
シート46は、運転者が着座する前部シート46aと、前部シート46aより一段高く形成された同乗者用の後部シート46bとを一体に備える。ボディロアカバー64の下端部には、後部シート46bに着座した同乗者が足を載せる可倒式の乗員用ステップ28が設けられている。乗員用ステップ28は左右一対で設けられ、リヤフレーム17の前部から延びるサブフレーム17c(図12)に支持されている。また、後輪43の前部は、後輪カバー29によって上方から覆われている。
ハンドルカバー53には、前部にヘッドライト71、上部にウインドスクリーン72、左右端部に左右一対のバックミラー73,73(手前側のバックミラー73のみ図示)が設けられている。左側のロアフレーム16には折り畳み式のサイドスタンド75が設けられ、クランクケース37の下部にはメインスタンド76が設けられている。
フロントカバー51には、ウインカ74が一体的に設けられている。シート46の後方には、同乗者が掴むグラブレール77が設けられており、グラブレール77の後部には、ラゲッジボックス78が取り付けられている。後輪43はリヤフェンダ79によって上方から覆われており、リヤフェンダ79にはライセンスプレートが設けられる。リアサイドカバー66の後方には、テールランプ69が設けられる。
後輪43の前部の上方で燃料タンク27を下方から覆うリヤフェンダ79の前部の右側部は、右側のボディロアカバー64の下縁よりも下方に膨出する下方膨出部79aを有する。下方膨出部79aを設けることで、リヤフェンダ79の右側部の下面が後輪43側に近くなるため、後輪43から跳ね上げられる水の飛散を効果的に抑制できる。
図2は、収納ボックス22を上方から見た平面図である。図3は、図2のIII−III断面図である。図2では、シート46及びボディサイドカバー62が取り外された状態が示されている。また、図3では、後述するリッド88を取り外した状態が示されている。
図2及び図3に示すように、収納ボックス22は、上面が開口した略箱形に形成されており、エンジン35(図1)のシリンダヘッド(不図示)の上方に位置する底壁部80と、底壁部80の前縁から立設される前壁部81と、底壁部80の車幅方向の左側(他側)の側縁から立設される側壁部82と、底壁部80の車幅方向の右側(一側)の側縁から立設される側壁部83と、底壁部80の後縁から立設される後壁部84とを備える。底壁部80は、後部よりも前部が低くなっており、収納ボックス22は前部が最も深い。底壁部80の前後の中間部には、上方に曲面状に膨出する曲面部80aが形成されている。シート46を支持する収納ボックス22の上縁部47は、前部が後部よりも低くなるように傾斜している。
シート46は、収納ボックス22の前壁部81の上部に設けられたヒンジ部85に軸支され、ヒンジ部85を中心に上下に開閉される。シート46は、クッション部46cと、クッション部46cを支持するとともに上縁部47に支持されるシート底板46dとを有し、シート底板46dの後部の左右の縁部には、側壁部82,83に沿って収納ボックス22内を下方に延びるガイド板46eが形成されている。ガイド板46eの前後の中間部には、下方に延出する延出部46fが形成されている。
リヤフレーム後部17bは、側壁部82,83の後部の下部の側方を通って後上方に延びており、後壁部84の後方の左右のリヤフレーム後部17b,17bは、車幅方向に延びるクロスメンバ19によって連結されている。クロスメンバ19は車体フレーム11の一部である。クロスメンバ19には、収納ボックス22の後部を支持する兼用ステー19aが上方へ立設されている。
収納ボックス22の上縁部47の後縁部には、燃料タンク27を上方から覆うタンクカバー67が連結されている。燃料タンク27は、左右のリヤフレーム後部17bに支持され、タンクカバー67とリヤフェンダ79の前部との間の空間に位置する。リヤフェンダ79の前部には、下方に延在して後壁部84の下部を後方から覆う泥除け板68が設けられている。
収納ボックス22は、上面視において側壁部82,83間が前方側ほど先細るように形成されることで、前部の幅が狭くなるように形成されている。側壁部82,83の上縁部47aの後部は、前後方向に略真直ぐに延び、上縁部47aに略直交する後壁部84の上縁部47bに繋がっている。
収納ボックス22は、フルフェイス型のヘルメットHを収納可能な大きさの収納部86を備え、ヘルメットHを後方から覆う後壁部84は、ヘルメットHの後部の曲面形状に合わせて、後方側に凸の曲面状に形成されている。また、後壁部84は、僅かに後傾しており、収納部86の後部は、上部側ほど内部空間が大きくなっている。
詳細には、後壁部84は、収納部86の幅方向の中央でヘルメットHの後部の中央を後方から覆う中央壁部84aと、上縁部47bよりも前方に離間した位置でヘルメットHの後部の左右側部を覆う曲面状の曲面壁部84b,84cと、右側の曲面壁部84cの上縁と上縁部47a,47bとを連結する上壁部87とを備える。上壁部87は、上縁部47bの上面よりも一段下方に位置し、若干前下がりに傾斜している。
図2に示すように、右側の曲面壁部84c及び上壁部87の一部は、収納ボックス22とは別体のリッド88によって構成されている。
図4は、リッド88が取り外された状態の収納ボックス22を示す斜視図である。
図2から図4に示すように、収納ボックス22では、上縁部47bよりも曲面壁部84cが前方に形成されているため、上壁部87の下方で曲面壁部84cの後方には、部品を配置可能な空間が形成されている。すなわち、収納ボックス22の後部の右側の隅部Cには、空間が形成されており、本第1の実施の形態では、この空間を、エンジン35の冷却水を貯留するリザーブタンク89を配置するリザーブタンク収納部Rとして利用している。
収納ボックス22の上壁部87は、リザーブタンク収納部Rを上方に開放する開口部90を有し、開口部90は、リッド88によって塞がれる。リッド88を取り外すと、リザーブタンク収納部Rが露出する。
図5は、リザーブタンク収納部Rを上方から見た平面図である。図6は、図5のVI−VI断面図である。
図4〜図6に示すように、リザーブタンク89は、曲面壁部84cの後面に沿って延びるタンク本体91と、タンク本体91の上部から上方に延びる給水筒部92と、給水筒部92の上端の給水口92aを塞ぐキャップ93(図5では不図示)とを備える。タンク本体91の前面には、冷却水の液面の上限レベル及び下限レベルを示すレベル表示部91aが設けられている。リザーブタンク89は半透明の樹脂製であり、外側から液面を視認可能である。タンク本体91の後部において上下の中間部には、前方側に窪む凹部91bが形成されており、リザーブタンク89は、この凹部91bがクロスメンバ19の前半部に嵌合することでクロスメンバ19に支持される。
リザーブタンク収納部Rは、給水口92aが収納される給水部94と、給水部94の下方で給水筒部92の下部及びタンク本体91が配置される本体収納部95とを備える。
給水部94は、給水筒部92の上部を右側方及び後方から覆う給水部側壁96と、給水筒部92が貫通する給水部底壁97とを備え、給水部側壁96、給水部底壁97及びリッド88によって区画される。給水部側壁96は、開口部90の周縁部からタンク本体91の上部の近傍まで下方に延出する壁部である。開口部90の周縁部には、この周縁部がリッド88の板厚分だけ窪んだ受け部90aが形成されており、受け部90aはリッド88の上部を受ける。
給水部底壁97は、給水筒部92よりも大径の貫通孔97aを有し、給水筒部92は、貫通孔97aを下方から通って給水部94内に配置され、給水口92aは、給水部94内の高さの中間部に位置する。
給水部底壁97には、収納ボックス22を車体フレーム11に固定する締結部98が、貫通孔97aよりも車幅方向の内側の位置に設けられている。締結部98は、給水部底壁97から下方に膨出する筒状に形成されており、この筒状の締結部98の底部に挿通されるボルト98aによって締結部98は兼用ステー19aの上面19b(図3)に締結される。また、収納ボックス22は、収納ボックス22の後部で左側の側壁部82近傍に設けられる締結部99a(図2)と、収納部86の前端の左右の隅に設けられる締結部99b(図2)とによっても車体フレーム11に締結される。
受け部90aの後部には、リッド88を収納ボックス22に固定するリッド固定クリップ88a(図1)が係合される固定孔90bが形成されている。リッド固定クリップ88a(クリップ)は、ワンタッチで固定できる固定具である。
本体収納部95に収納されたタンク本体91は、後部が収納ボックス22の外側に露出しているが、タンク本体91の後部は、燃料タンク27やリヤフェンダ79によって覆われている。給水部底壁97の後部には、下方に延びて給水筒部92を後方から覆う壁97bが形成されている。
曲面壁部84cの上下の中間部から上端までの部分には、曲面壁部84cの一部がリザーブタンク収納部R側に一段窪んだ略矩形の仕切り壁100が形成されており、リザーブタンク収納部Rと収納部86とは、仕切り壁100によって仕切られている。仕切り壁100の上縁には、給水部底壁97の前縁よりも上方に突出する突出壁部101が形成されている。突出壁部101の上端は、給水口92aよりも下方に位置する。リッド88が取り外された状態では、突出壁部101によって、給水部94と収納部86とが仕切られる。
仕切り壁100の下部には、本体収納部95に連通する確認用窓部102が形成されており、確認用窓部102は、リザーブタンク89のレベル表示部91aを収納部86側に露出させる。仕切り壁100の下縁の位置は、レベル表示部91aの位置に略一致している。
仕切り壁100の下縁101aの段部には、確認用窓部102よりも車幅方向内側の位置に、スリット状の係合孔103が形成されている。
図7は、リザーブタンク89の取り付け状態を示す右側面図である。図8は、図7のVIII−VIII断面図である。図7及び図8では、収納ボックス22及び車体カバー23の一部が取り外された状態が示されている。
図6〜図8に示すように、リザーブタンク89は、前後に延びる右側のリヤフレーム後部17bに対してクロスメンバ19が略直交して結合される車体フレーム11の隅の部分に配置され、曲面壁部84cとクロスメンバ19との間に位置する。タンク本体91は、上下に長く形成されており、下部は側面視においてリヤフレーム後部17bに重なり、上部はリヤフレーム後部17bよりも上方に膨出している。また、タンク本体91は、リヤフレーム後部17bの上面の上方に膨出する側面膨出部91cを有する。
タンク本体91は、車幅方向内側に突出するタンク側ステー部91dを内側面の上部に有し、タンク側ステー部91dの上部には、収納ボックス22が固定される兼用ステー19a側へ後方に突出する突起104が形成されている。兼用ステー19aは、右側のリヤフレーム後部17bから車幅方向内側に離れてタンク本体91の後方に設けられており、突起104が嵌合する位置決め孔(不図示)と、タンク側ステー部91dに挿通されるボルト105が締結される固定孔(不図示)とを前面に有する。リザーブタンク89は、タンク側ステー部91dの突起104が上記位置決め孔に嵌合されるとともに凹部91b(図6)がクロスメンバ19に嵌め込まれ、ボルト105が締結されることで、兼用ステー19aに固定される。このように、収納ボックス22及びリザーブタンク89のステーを兼用ステー19aで兼用したため、部品点数を削減できる。
クロスメンバ19において兼用ステー19aとは反対側の端部には、上方に延びる収納ボックスステー108が設けられている。収納ボックス22の締結部99a(図2)は、収納ボックスステー108の上面に締結される。
タンク本体91の下端には、エンジン35のラジエータ35a(図12)に接続されるチューブ106が接続されており、冷却水はチューブ106を通ってラジエータ35aとタンク本体91との間を行き来する。ラジエータ35aは、エンジン35の右側方で右側のリヤフレーム後部17bの下方に配置されており、リザーブタンク89と同じく車体の右側に配置されている、このため、リザーブタンク89とラジエータ35aとの距離が近く、チューブ106を短くできる。
給水筒部92は兼用ステー19aよりも上方に延び、給水筒部92の外側面において給水部底壁97の下方の部分には、オーバーフローチューブ107が設けられている。
タンク本体91の側面膨出部91cの外側面の前部には、右側のリヤフレーム後部17bの上方で車幅方向外側へ延びる板状のハーネス固定部109(図7)が形成されている。自動二輪車10のバッテリー(不図示)は、ヘッドパイプ12の前方に配置されており、このバッテリーから延びてテールランプ69等の電装品に接続されるハーネス110は、車体フレーム11に沿って車体後方へ延出され、リヤフレーム後部17b近傍では、ハーネス固定部109の上面に支持されるとともに、ハーネス固定部109に通されるバンド111によってハーネス固定部109に固定される。
リザーブタンク89が設けられた側と反対側の左側のリヤフレーム後部17bには、筒状のキャニスター112(図8)が支持されている。キャニスター112は、燃料タンク27内の蒸発燃料を、一時的に貯留するとともにエンジン35に供給して燃焼させる蒸発燃料処理装置の主要部品であり、燃料タンク27に接続されるチャージ配管113と、キャニスター112をエンジン35の吸気系に接続するパージ配管114と、水や液体になった燃料を排出するドレン配管118とを備える。パージ配管114の途中には、蒸発燃料をエンジン35側へ送るタイミングを制御する制御弁115が設けられている。
左側のリヤフレーム後部17bには、上方に延びるキャニスター用ステー116が設けられており、キャニスター112はその軸線がリヤフレーム後部17bの軸線に沿う姿勢でキャニスター用ステー116に支持され、左側の側壁部82の外側でボディサイドカバー62の内側に位置している。
クロスメンバ19の車幅方向の中央部には、下方に延びる支持板117が設けられており、制御弁115は、支持板117に支持される。
また、燃料タンク27は、前部の上面においてキャニスター112側に燃料ポンプ27aを備え、燃料ポンプ27aの吐出口に接続された燃料供給チューブ27bは、キャニスター112を支持するリヤフレーム後部17bの内側方を通って下方に延び、エンジン35側に接続される。
図9は、リッド88の取り付け状態を示す斜視図である。
図2、図4及び図9を参照し、リッド88は、収納ボックス22の上壁部87の大部分を構成する上壁120と、上壁120の前縁から下方に延出して仕切り壁100を前方から覆う側壁121とを一体に備え、略L字状に形成されている。
上壁120は、上壁部87の受け部90a(図5)に嵌め込まれることで開口部90を塞ぎ、上壁部87の上面は略面一となる。上壁120の後端には、リッド固定クリップ88aが挿通される固定孔120aが形成されている。
側壁121は、仕切り壁100の下縁側の係合孔103に係合される係合片121aを下縁に有する。側壁121は、仕切り壁100が後方に窪んで形成された凹部に嵌め込まれ、係合片121aが係合孔103に係合されることで位置決めされる。側壁121は、確認用窓部102を含む仕切り壁100の全体を覆って周囲の曲面壁部84cと略面一となり、収納部86の内壁の一部を構成する。
図6を参照し、仕切り壁100は、側壁121の板厚よりも大きく後方へ窪んでおり、側壁121と仕切り壁100との間には空間が形成される。側壁121の上部には、仕切り壁100側に窪んだ凹部121b(図9)が形成されている。凹部121bは、作業者の指を差し込み可能な大きさを有しており、作業者は、凹部121bを利用してリッド88を把持でき、リッド88を容易に着脱できる。
リザーブタンク89のメンテナンスをする際には、まず、作業者は、シート46を開けて収納部86を露出させ、リッド固定クリップ88aを取り外し、凹部121bを介してリッド88を把持し、上方に引き抜くようにしてリッド88を取り外す。これにより、給水部94及び仕切り壁100が上方に露出し、この状態では、作業者は、確認用窓部102からレベル表示部91aを視認して、冷却水の液量を確認できるとともに、給水部94に位置するキャップ93を取り外して給水口92aにアクセスし、給水口92aから冷却水を補充できる。このように、収納ボックス22内の上部で収納ボックス22の上縁部47に近い位置に設けられた給水口92aから冷却水を補充できるため、収納ボックス22の上方の広い空間を利用して給水作業でき、作業性が良い。また、曲面壁部84c及び仕切り壁100は後傾しているため、上方から確認用窓部102を視認し易い。
また、給水口92aを、ヘルメットHの形状に合わせて形成された曲面壁部84cの後方の収納ボックス22の隅部Cに設けたため、収納部86の容量を確保しながら隅部Cのデッドスペースを有効利用してリザーブタンク89を配置できる。
給水作業時に、冷却水を給水部94に零してしまった場合、給水部底壁97上の冷却水は、貫通孔97aから収納ボックス22の外側の下方に排出されるとともに、突出壁部101によって阻まれて収納部86内に流入することが防止される。
また、給水部94に給水部底壁97を設け、給水部底壁97の貫通孔97aに給水筒部92を通して給水口92aを給水部94内に設けたため、収納ボックス22の外側の塵埃や水の給水部94内への侵入を給水部底壁97によって抑制できる。貫通孔97aの下方には、貫通孔97aの径よりも大きなタンク本体91が位置するため、貫通孔97aから給水部94内に塵埃等が侵入し難い。このように、給水部94への塵埃等の侵入が抑制されるため、給水部94の塵埃等が収納部86に侵入することが抑制される。このため、給水部94を密閉するためのシール部材をリッド88の上壁120に設ける必要が無く、部品点数を削減できる。
また、確認用窓部102は、レベル表示部91aの大きさに対応した小さな開口であり、タンク本体91によって後方から覆われるため、確認用窓部102から仕切り壁100の内側に塵埃等が侵入することが抑制される。このため、仕切り壁100を密閉するためのシール部材をリッド88の側壁121に設ける必要が無く、部品点数を削減できる。
図5及び図9を参照し、給水部94に締結部98及びボルト98aを設けたため、締結部98及びボルト98aは、リッド88によって隠される。このように、収納ボックス22を固定する比較的大きなボルト98aを隠すことができるため外観性が良い。
さらに、給水部94の下部に位置する給水部底壁97に締結部98を設けたため、締結部98を受ける兼用ステー19aの高さを低くでき、剛性の向上及び軽量化を図ることができる。
次に、電源供給用の電源ソケットの配置構造について説明する。
図10は、図3のX−X断面図である。図11は、図3のXI−XI断面図である。
図3、図10及び図11に示すように、収納ボックス22には、自動二輪車10ではない他の機器(アクセサリー)に電源を供給可能な電源ソケット130(アクセサリーソケット)が設けられている。本第1の実施の形態では、上記他の機器として、板状の携帯型情報端末Sに電源を供給する場合を例に挙げて説明する。ここで、携帯型情報端末Sは、携帯電話やスマートフォン、または、携帯型ナビゲーション装置やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯型電子機器である。
電源ソケット130は、筒状の本体部131と、本体部131の一端に形成された電源供給口132と、電源供給口132を塞ぐ開閉式の蓋部133と、本体部131の他端側から引き出される接続コード134とを備える。接続コード134は、ハーネス110か分岐した配線に接続され、上記バッテリーに接続される。
図10に示すように、本体部131は、収納ボックス22の外側に配置される大径部131aと、電源供給口132側の端部を一段小径に形成した小径部131bとを有し、大径部131aと小径部131bとの境界には段部131cが形成されている。
蓋部133は、小径部131bの外周に係合されるベース部133aと、ベース部133aに支持される蓋133bとを有する。
収納ボックス22の右側の側壁部83には、電源ソケット130を支持するソケット用孔部83aが形成されている。
電源ソケット130は、収納ボックス22の外側からソケット用孔部83aに挿通された小径部131bに、ベース部133aが収納ボックス22内で係合することで固定される。詳細には、電源ソケット130は、段部131cとベース部133aとによって側壁部83を狭持するようにして固定されている。
ヘルメットHが収納されていない状態において、携帯型情報端末Sは、収納ボックス22の底壁部80に載置され、携帯型情報端末Sに接続された電源コードS1の接続端子(不図示)は上方に延び、電源供給口132から本体部131内に挿入される。
図10に示すように、収納ボックス22の側壁部83は、曲面壁部84cの前方でリヤフレーム後部17bに沿って前後方向に略真直ぐに、且つ、略鉛直に延びる平坦壁部83bを有し、電源ソケット130は、平坦壁部83bに設けられている。このため、電源ソケット130は、軸線Lが車幅方向に略真直ぐ、且つ、略水平となる姿勢で配置されている。このため、電源ソケット130をコンパクトに配置できる。
図3に示すように、電源ソケット130は、前後方向では、前壁部81よりも後壁部84の近くに配置され、収納部86の後部で曲面壁部84cの前方に位置する。また、電源ソケット130は、ヘルメットHを収納した状態では、ヘルメットHの後部の側方に位置する。すなわち、側面視では、電源ソケット130は、ヘルメットHに重なる位置に設けられている。
電源ソケット130は、上下方向では、収納ボックス22の上下方向の中間のやや下方に設けられ、ガイド板46eの延出部46fよりも下方に位置している。
本第1の実施の形態では、電源ソケット130が、収納部86の後部で曲面壁部84cの前方、且つ、底壁部80から離れて上下の中間部に配置されているため、電源コードS1の接続端子(不図示)を電源供給口132に挿入する際に曲面壁部84c及び底壁部80が邪魔にならず、容易に上記接続端子を接続できる。また、電源ソケット130が収納ボックス22の上下の中間部に位置しているため、短い電源コードS1も使用できる。
また、自動二輪車10の運転者(乗員)は、降車する際、車体左側に配置されたサイドスタンド75(図1)を掛けるために車体の左側に降車することになるが、本第1の実施の形態では、電源ソケット130が、サイドスタンド75とは反対側の右側の側壁部83に設けられているため、シート46を開けると、電源ソケット130は、運転者に対向する。このため、電源ソケット130が運転者から見え易く、容易に上記接続端子を接続できる。さらに、サイドスタンド75で駐車した状態では、車体は左側に傾斜し、これに伴い電源ソケット130の位置が高くなって運転者に近づくため、接続作業等が容易である。また、運転者が自動二輪車10を離れる際には、ヘルメットHを収納部86に収納することになるが、携帯型情報端末Sを電源ソケット130に接続した状態では、携帯型情報端末Sが邪魔になるため、携帯型情報端末Sの存在を運転者に認知させることができる、このため、携帯型情報端末Sの外し忘れを防止できる。
図12は、自動二輪車10の後部の右側面図である。図12では、ボディサイドカバー62が取り外された状態が示されている。
図10〜図12を参照し、ボディサイドカバー62,62は、リヤフレーム後部17b,17bを外側方から覆うフレーム側方部62aと、フレーム側方部62aよりも車幅方向外側に膨出し、収納ボックス22を外側方から覆うボックス側方部62bとを備える。
左右の各ボックス側方部62bと左右の各側壁部82,83との間において各リヤフレーム後部17b,17bの上方には、それぞれ空間Kが形成されている。左側の空間Kには、キャニスター112が収納されている。右側の空間Kには、ハーネス110を含む複数の電気系のハーネス類が配索されるとともに、電源ソケット130が収納されている。このように、収納ボックス22の外側方且つボディサイドカバー62の間の空間Kに電源ソケット130を設けることで、空きスペースを利用して電源ソケット130をコンパクトに配置できる。
電源ソケット130の本体部131は、右側の空間Kにおいて、リヤフレーム後部17bの上方を車幅方向に延び、リヤフレーム後部17bの外側面よりも外側に突出している。また、側壁部83の外側面には、本体部131に隣接して本体部131の前方に、盗難防止用のアラームユニットのスピーカー135(図12)が取り付けられている。スピーカー135は、接続ケーブル135aを有する。
ハーネス110及び接続ケーブル135aを含む複数の電気系のハーネス類は、リヤフレーム後部17bに沿って本体部131の下方を配索されており、上方への変位を本体部131によって規制されている。このように、電源ソケット130の本体部131によって電気系のハーネス類をガイドするため、専用のガイドを設ける必要がなく、部品点数を削減できる。
乗員用ステップ28(図12)は、電源ソケット130の下方に位置し、前後方向では、本体部131に重なった位置に配置されている。乗員用ステップ28は、リヤフレーム後部17bよりも車幅方向の外側に延びるサブフレーム17cに支持されて電源ソケット130よりも車幅方向の外側に位置している。これにより、乗員用ステップ28の周囲に側方から外力が働いた場合には、ボディサイドカバー62よりも乗員用ステップ28及びサブフレーム17cに優先的に外力が作用するため、ボディサイドカバー62内の電源ソケット130やスピーカー135等を保護することができる。
図8及び図11に示すように、本第1の実施の形態では、キャニスター112や、チャージ配管113、パージ配管114、ドレン配管118及び燃料供給チューブ27b等の燃料系ホース類は、左側のリヤフレーム後部17bに沿うように配置され、ハーネス110及び接続ケーブル135aを含む複数の電気系のハーネス類は、右側のリヤフレーム後部17bに沿うように配置され、燃料系ホース類と電気系のハーネス類とが左右のリヤフレーム後部17b,17bに分けて設けられている。このため、電気系のハーネス及び燃料系のホースを保護する構成をそれぞれ共通化でき、軽量化を図ることができる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、シート46の下方の収納ボックス22に、収納部86と、リザーブタンク89用の給水部94とを区画して設け、収納ボックス22の一部に設けられリザーブタンク89の給水口92aを覆うリッド88は、上壁120及び側壁121から形成され、リザーブタンク89の給水口92aが臨む給水部94の上方が上壁120で覆われるため、リッド88を取り外した状態では、リザーブタンク89の給水口92aが収納ボックス22の上方に露出する。このため、収納ボックス22の上方の広い空間を利用して給水口92aに給水でき、冷却水の給水作業の作業性を向上できる。
また、収納ボックス22の後部かつ車幅方向の一側に形成されるデッドスペースである隅部Cに給水部94が設けられるため、収納ボックス22の収納容量を確保しながら、給水の作業性を向上できる。
また、収納ボックス22には、上方に突出するように形成されて収納部86と給水部94とを区画する仕切り壁100が設けられるとともに、給水部94は、給水口92aを囲繞する給水部底壁97を形成するため、給水時に冷却水を零してしまった場合でも、冷却水の収納部86への流入を抑制できる。また、給水部94内に、収納ボックス22の外から塵埃等が侵入することを給水部底壁97によって抑制できる。
さらに、仕切り壁100の下部かつ給水部94の給水部底壁97の下方に、リザーブタンク89が臨む液量確認用の確認用窓部102を設け、この確認用窓部102は、リッド88で覆われるため、仕切り壁100を設けた構成としながら、リッド88を取り外すことで、確認用窓部102からリザーブタンク89の液量を容易に確認できる。また、確認用窓部102をリッド88で覆うため、収納部86への塵埃等の侵入を抑制できる。
また、リッド88は、側壁121に、収納ボックス22に対する係合部である係合片121aを有するとともに、上壁120に、収納ボックス22に対してリッド固定クリップ88aにより固定される固定孔120aを有するため、固定孔120aの固定を解除して上方に引き上げるだけでリッド88を取り外しでき、リッド88の着脱の作業性が良い。
また、給水部94には、収納ボックス22を車体フレーム11に締結する締結部98が設けられるため、収納ボックス22を固定するために大きな締結力を必要とする締結部98をリッド88で覆って隠すことができ、外観性が良い。
さらに、車体フレーム11と収納ボックス22とを締結するための兼用ステー19aが、車体フレーム11から上方に延出し、この兼用ステー19aにリザーブタンク89が固定されるため、リザーブタンク89を固定する特別なステーが必要なく、部品点数を削減できる。
また、リザーブタンク89に、ハーネス固定部109が形成されるため、リザーブタンク89を利用してハーネス110を固定でき、部品点数を削減できる。
また、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、収納ボックス22の側壁部83に電源ソケット130が設けられ、収納ボックス22とボディサイドカバー62との間に電源ソケット130の本体部131が設けられ、収納ボックス22内に電源供給口132が配置されるため、収納ボックス22とボディサイドカバー62との間の空間Kを利用して電源ソケット130の本体部131を設けることができ、電源ソケット130を備えながら車両のコンパクト化を図ることができる。
また、収納ボックス22の外側方かつボディサイドカバー62の内方にリヤフレーム後部17bが配置され、このリヤフレーム後部17bの上方に電源ソケット130が配置されるため、電源ソケット130をリヤフレーム後部17bによって下方側から保護できる。
また、前後方向で重なる位置に、乗員用ステップ28と電源ソケット130とが配置され、乗員用ステップ28は、電源ソケット130及びリヤフレーム後部17bよりも車幅方向外側に配置されるため、電源ソケット130を乗員用ステップ28によって保護できる。
さらに、収納ボックス22は、ヘルメットHを収納可能な収納部86を備え、この収納部86に電源供給口132が配置されるため、ヘルメットHを出し入れする際に、運転者等が、電源供給口132に接続されている携帯型情報端末S等に気付き易く、携帯型情報端末S等の外し忘れを防止できる。
また、サイドスタンド75を車幅方向の左側に備えるとともに、電源ソケット130は、車幅方向においてサイドスタンド75とは反対側の収納ボックス22の右側の側壁部83に配置されるため、サイドスタンド75で駐車した状態では、乗員側に収納ボックス22が傾斜し、電源ソケット130が設けられた右側の側壁部83は位置が高くなる。このため、乗員が電源ソケット130にアクセスし易い。
また、収納ボックス22の右側の側壁部83に電源ソケット130の本体部131が配置され、反対側の左側の側壁部82の外方に、蒸発燃料用のキャニスター112を備え、右側の側壁部83の外方に電気系ハーネス類が配置され、反対側の左側の側壁部82の外方に燃料系のホース類が配置されるため、収納ボックス22の左右の側壁部82,83の外方の空間Kを有効に利用して、車両のコンパクト化を図ることができる。さらに、電気系のハーネスと燃料系のホースとが収納ボックス22の左右に分かれて配置されるため、電気系のハーネス及び燃料系のホースを保護する構成をそれぞれ共通化でき、軽量化を図ることができる。
さらに、リヤフレーム後部17bと電源ソケット130の本体部131との間に、ハーネス110及び接続ケーブル135aを含む複数の電気系のハーネス類を通過させるため、リヤフレーム後部17b及び本体部131を利用してハーネス類ガイドさせることができ、部品点数の削減及び軽量化を図ることができる。
なお、上記第1の実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記第1の実施の形態に限定されるものではない。
上記第1の実施の形態では、受け部90aの後部には、リッド88をリッド固定クリップ88aで固定孔90bに固定するものとして説明したが、これに限らず、例えば、リッド固定クリップ88aよりも強固に固定できるボルトをリッド88の固定孔120aに挿通し、このボルトを固定孔90bに締結してリッド88を固定しても良い。
また、上記第1の実施の形態では、リヤフレーム後部17bと電源ソケット130の本体部131との間に、電気系のハーネス類を通過させるものとして説明したが、これに限らず、リヤフレーム後部17bと本体部131との間に、燃料系のホース類を通過させても良い。
[第2の実施の形態]
以下、図13〜図19を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第2の実施の形態は、開口部90及び仕切り壁100を覆うリッド288が透光性を有する材料で構成されている点が、上記第1の実施の形態と異なる。
図13は、第2の実施の形態において収納ボックス22を上方から見た平面図である。図14は、リッド288の取り付け状態を示す斜視図である。図15は、リッド288の正面図である。図16は、リッド288の左側面図である。
リッド288は、その全体が、半透明の樹脂によって構成されており、リッド288の内側を視認可能に、開口部90及び仕切り壁100を覆う。詳細には、リッド288はグレーに着色された半透明であり、リッド288の内側を視認可能としながら、リッド288の内側の給水部94等の形状が目立たないように構成されている。
リッド288は、収納ボックス22の上壁部87の大部分を構成する上壁220と、上壁220の前縁から下方に延出して仕切り壁100を前方から覆う側壁221とを一体に備え、略L字状に形成されている。
上壁220は、上記第1の実施の形態の上壁120と同一形状であり、固定孔120aを備える。
側壁221は、周囲の部分よりも板厚が薄い薄板部221aを備える点を除き、上記第1の実施の形態の側壁121と同一形状であり、係合片121a及び凹部121bを備える。
リッド288の裏面には、幅方向の中央部で上下方向に延びる縦リブ288aと、幅方向に延びる複数の横リブ288bとが形成されている。
図17は、図15のXVII−XVII断面図である。
薄板部221aは、側壁221の裏面の一部を凹ませるようにして略矩形状に形成されており、周囲の部分よりも板厚tが薄くなっている。薄板部221aの表面側は周囲の部分と面一であり平らである。薄板部221aは、側壁221の下部において確認用窓部102に重なる位置に設けられており、薄板部221aを介して、確認用窓部102から臨むレベル表示部91aを視認可能である。特に、薄板部221aは、板厚tが薄いことから、透光性が高く、薄板部221aを介してレベル表示部91aを視認し易い。
本第2の実施の形態では、リッド288が半透明であるため、シート46を開けた状態では、日光等の光が、リッド288の上壁部87及び側壁221を透過して給水部底壁97の貫通孔97aや確認用窓部102を介してリザーブタンク89に届く。リザーブタンク89は半透明の樹脂製であるため、リザーブタンク89に届いた光は、リザーブタンク89内の液面を照らす。このため、レベル表示部91a及び液面が視認し易くなり、作業性が良い。また、リッド288を取り外さなくとも、半透明且つ薄板で確認用窓部102に対向する薄板部221aを介してレベル表示部91a及び液面を確認でき、作業性が良い。
また、リッド288が半透明であっても、リッド288の内側には、給水部底壁97及び仕切り壁100が設けられているため、リザーブタンク89を目立たなくなり、リザーブタンク89がリッド288を介して視認されることを抑制できる。このため、外観性が良い。
なお、上記第2の実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記第2の実施の形態に限定されるものではない。
上記第2の実施の形態では、リッド288は、その全体が半透明の樹脂によって構成されるものとして説明したが、これに限らず、例えば、その全体が全透明の樹脂によって構成される構成としても良い。
また、上記第2の実施の形態では、リッド288は、その全体が半透明の樹脂によって構成されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リッド288の一部を半透明または全透明としても良い。この構成について、第2の実施の形態の変形例として説明する。
[変形例1]
図18は、変形例1のリッド288の斜視図である。
この変形例1では、薄板部221aの部分のみが全透明で構成され、他の部分は、半透明、または、透光性を有さないように構成されている。
具体的には、全透明のリッド288の薄板部221a以外の部分の裏面側に、シボ加工によって細かな凹凸を形成することで、全透明な薄板部221aと、シボ加工により形成された半透明なその他の部分とを構成できる。
また、全透明のリッド288の薄板部221aにマスキングを施し、リッド288の裏面あるいは表面側からその他の部分に着色し、その後、マスキングを除去することで、全透明な薄板部221aと、透光性を有さないその他の部分とを形成しても良い。その他の部分の着色は、収納ボックス22の色と同色である。この変形例1においても、薄板部221aを介してレベル表示部91aを視認できる。
[変形例2]
図19は、変形例2のリッド288の斜視図である。
変形例2では、リッド288は、薄板部221aと、薄板部221aとは別に用意されるリッド288の本体部289とにより構成される。
本体部289は、着色された樹脂部材であり上壁220及び側壁221を備え、薄板部221aは、本体部289に形成された窓部289aに嵌め込まれて接着される。
また、着色された樹脂製の本体部289と、全透明な樹脂製の薄板部221aとを、2色成形によって一体に形成することでリッド288を形成しても良い。この変形例2においても、薄板部221aを介してレベル表示部91aを視認できる。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
19 クロスメンバ(車体フレーム)
19a 兼用ステー(ステー)
22 収納ボックス
35 エンジン(水冷式内燃機関)
46 シート
86 収納部
88,288 リッド
88a リッド固定クリップ(クリップ)
89 リザーブタンク
92a 給水口
94 給水部
97 給水部底壁(底壁)
98 締結部
100 仕切り壁
102 確認用窓部(液量確認用の開口部)
109 ハーネス固定部(ハーネスの固定部)
110 ハーネス
120 上壁
120a 固定孔(固定部)
121 側壁
121a 係合片(係合部)
C 隅部

Claims (9)

  1. 乗員用のシート(46)の下方に設けられる収納ボックス(22)と、水冷式内燃機関(35)の冷却水を貯留し、前記収納ボックス(22)の後方側に配置されるリザーブタンク(89)と、前記収納ボックス(22)の一部に設けられ、前記リザーブタンク(89)の給水口(92a)を覆うリッド(88,288)とを備えた鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造において、
    前記収納ボックス(22)に、収納部(86)と、前記リザーブタンク(89)用の給水部(94)とを区画して設け、前記リッド(88,288)は、上壁(120)及び側壁(121)から形成され、前記リザーブタンク(89)の前記給水口(92a)が臨む前記給水部(94)の上方が前記上壁(120)で覆われることを特徴とする鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造。
  2. 前記収納ボックス(22)の後部かつ車幅方向の一側に形成される隅部(C)に前記給水部(94)が設けられることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造。
  3. 前記収納ボックス(22)には、上方に突出するように形成されて前記収納部(86)と前記給水部(94)とを区画する仕切り壁(100)が設けられるとともに、前記給水部(94)は、前記給水口(92a)を囲繞する底壁(97)を形成することを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造。
  4. 前記仕切り壁(100)の下部かつ前記給水部(94)の前記底壁(97)の下方に、前記リザーブタンク(89)が臨む液量確認用の開口部(102)を設け、当該開口部(102)は、前記リッド(88,288)で覆われることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造。
  5. 前記リッド(88,288)は、前記側壁(121)に、前記収納ボックス(22)に対する係合部(121a)を有するとともに、前記上壁(120)に、前記収納ボックス(22)に対してクリップ(88a)または締結により固定される固定部(120a)を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造。
  6. 前記給水部(94)には、前記収納ボックス(22)を車体フレーム(19)に締結する締結部(98)が設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造。
  7. 前記車体フレーム(19)と前記収納ボックス(22)とを締結するためのステー(19a)が、前記車体フレーム(19)から上方に延出し、当該ステー(19a)に前記リザーブタンク(89)が固定されることを特徴とする請求項6記載の鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造。
  8. 前記リザーブタンク(89)に、ハーネス(110)の固定部(109)が形成されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造。
  9. 前記リッド(288)は、透明または半透明の樹脂製であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の鞍乗り型車両のリザーブタンク給水構造。
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