JPH0541827U - プリンタの操作盤固定構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタの操作盤の固定を単純化し、かつ正
確に固定できるようにする。 【構成】 下部は、ベースカバー１の凹形リブ４と、操
作盤３の両側面のリブ６による締まりばめによる固定を
採用し、上部は、ミドルカバー２の天井のリブ５と、操
作盤３の上側リブ７との嵌合による支えで、ネジ無しで
簡単に正確に操作盤３を固定することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はプリンタ装置に関し、特に操作盤の固定構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のプリンタ装置の固定構造は図２に示すように、プリンタ装置本体のメカ ニズム機構部を支持する機能及び適当な位置にボス９を有するベースカバー１と 、プリンタ装置本体のメカニズム機構部を被覆保護する機能と前面の切欠き１０ と、天井より前方の空間を残し、後方へ伸びるリブ５を有するミドルカバー２と 、フレーム上部に凸形リブ７、側面には穴を設けた水平面８を有する操作盤を備 えていた。１１は、ネジである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この従来のプリンタ装置の操作盤固定構造では、ベースカバーへの操作盤の取 付けがネジによる固定であるため、ミドルカバーの切欠き部との嵌合，調整が困 難である。

【０００４】 また、取付け方による位置のバラツキもあり、外観が悪く、さらにネジ止め工 数もかかるという問題点があった。

【０００５】 本考案の目的は、簡単に、しかも正確に固定できるプリンタの操作盤固定構造 を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

前記目的を達成するため、本考案に係るプリンタの操作盤固定構造においては 、ベースカバーと、ミドルカバーと、操作盤とを有するプリンタ装置であって、 ベースカバーは、プリンタ装置本体のメカニズム機構部を支持する機能と、適 当な位置に凹形リブとを有し、 ミドルカバーは、プリンタ装置本体のメカニズム機構部を被覆保護する機能と 、前面の切欠きと、天井より前方の空間を残し、後方へ伸びるリブとを有し、 操作盤は、フレームの上部と側面にそれぞれ凸形リブを有するものである。

【０００７】

【作用】

ハウジングへの操作盤の固定を、リブ同士のはめ合いで行なう。

【０００８】

【実施例】

次に本考案について図面を参照して説明する。図１は、本考案の一実施例を示 す分解斜視図である。

【０００９】 図において、ベースカバー１の適当な位置に凹形の開口部を左右内側に向けて 立てたリブ４を設け、リブ４に操作盤３の左右両側のリブ６を差し込み固定する 。

【００１０】 ベースカバー１のリブ４は、上側の挿入口を若干広くし、操作盤３のリブ６を 導き易くしている。またリブ６は、細いリブを２本並べる形状にすることにより 、ベースカバー１のリブ４へのはめ込み時に、弾性をもたせ、締まりばめにし、 前後左右のガタつきを押えることができる。

【００１１】 ミドルカバー２には、天井面にリブ５を有し、操作盤３の上面リブ７を後方よ り支えている。

【００１２】

【考案の効果】

以上説明したように本考案は、ハウジングへの操作盤の固定を、リブ同士のは め合いで行なうことにより、簡単に、しかも正確な位置に固定することができる 。またネジ止め工数も削減できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。

【図２】従来例を示す分解斜視図である。

【符号の説明】

１ ベースカバー ２ ミドルカバー ３ 操作盤 ４ ベースカバーの凹形リブ ５ ミドルカバーの天井リブ ６ 操作盤の側面リブ ７ 操作盤の上面リブ ８ 水平面 ９ ボス １０ 切欠き １１ ネジ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ベースカバーと、ミドルカバーと、操作
   盤とを有するプリンタ装置であって、 ベースカバーは、プリンタ装置本体のメカニズム機構部
   を支持する機能と、適当な位置に凹形リブとを有し、 ミドルカバーは、プリンタ装置本体のメカニズム機構部
   を被覆保護する機能と、前面の切欠きと、天井より前方
   の空間を残し、後方へ伸びるリブとを有し、 操作盤は、フレームの上部と側面にそれぞれ凸形リブを
   有することを特徴とするプリンタの操作盤固定構造。