JPH0541302U - 搬送用電車 - Google Patents

搬送用電車

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Publication number
JPH0541302U
JPH0541302U JP9972491U JP9972491U JPH0541302U JP H0541302 U JPH0541302 U JP H0541302U JP 9972491 U JP9972491 U JP 9972491U JP 9972491 U JP9972491 U JP 9972491U JP H0541302 U JPH0541302 U JP H0541302U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
brake
train
release lever
motor
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Pending
Application number
JP9972491U
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English (en)
Inventor
貴志 吉村
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0541302U publication Critical patent/JPH0541302U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】ガイドレール1に移動可能に支持された搬送用
電車2の外装カバー13,14の内、走行用駆動車輪6
と連動連結するブレーキ付きモータ5のブレーキ開放レ
バー19の外側に位置する小領域部分を他のカバー部分
から切り離すと共に、当該切り離しカバー部分15を単
独で開閉可能に枢着した点に特徴を有する。 【効果】外装カバー全体を取り外さなければならない従
来のものと比較して、ブレーキ開放レバー操作のための
準備作業が簡単容易且つ能率良く行うことが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ブレーキ付きモータで走行用駆動車輪を駆動するようにした搬送用 電車に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
この種の搬送用電車は、前記ブレーキ付きモータに対する給電系が故障して動 かなくなったとき、当該モータのブレーキ開放レバーをブレーキ開放位置に切り 換えてブレーキを開放した後に、当該電車を点検修理のための適当な場所まで手 作業で移動させなければならない。
【0003】 従ってこの種の搬送用電車では、前記ブレーキ付きモータなどを取り囲んでい る外装カバーを取り外すことにより、前記ブレーキ付きモータのブレーキ開放レ バーを操作し得るように構成されているが、従来のものでは、外装カバーの内、 少なくとも前記ブレーキ付きモータがある側のカバー全体を、多数のカバー取付 け用ねじを操作して取り外さなければならないので、カバーの取外しと点検修理 後のカバー取付けに多大の労力と時間がかかる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような従来の問題点を解決するために成されたものであって、 その特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本考案の搬送用電車は、 ガイドレール1に移動可能に支持された搬送用電車2の外装カバー13,14の 内、走行用駆動車輪6と連動連結するブレーキ付きモータ5のブレーキ開放レバ ー19の外側に位置する小領域部分を他のカバー部分から切り離すと共に、当該 切り離しカバー部分15を単独で開閉可能に枢着した点に特徴を有する。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明すると、図1〜図3に おいて、1は適当高さに架設されたガイドレールであり、2は前記ガイドレール 1に移動可能に支持された搬送用電車である。この搬送用電車2のフレーム3に は、通電時に制動解除される電磁ブレーキ4が出力軸5aの外端に装着されたダ イレクトドライブモータ5が、ガイドレール1の一側方で左右横向きに支持され ている。
【0006】 而して前記モータ出力軸5aの内端には、前記ガイドレール1の下側水平レー ル部1a上を転動する走行用駆動車輪6が取付けられている。更に前記電車フレ ーム3には、前記駆動車輪6の前後両側で、前記ガイドレール1の上下一対の垂 直レール部1b,1cを左右両側から挟む操向用垂直軸ローラ7と、前記ガイド レール1の下側水平レール部1aの下側面に当接する前後一対のバックアップ用 水平軸ローラ8とが軸支されると共に、前記ガイドレール1の垂直壁部内側に敷 設された給電線9に摺接する前後一対の集電ユニット10a,10bが取付けら れている。
【0007】 尚、前記搬送用電車2には、例えば一対の開閉自在な被搬送物支持用ハンガー 11を備えた昇降可能な被搬送物吊下装置12が設けられるが、図では、この被 搬送物吊下装置12の昇降駆動手段を省略している。
【0008】 13,14は、ガイドレール1の左右両側において前記搬送用電車2のフレー ム3に着脱自在に取付けられた外装カバーであって、片側の外装カバー13は、 前記ダイレクトドライブモータ5などを取り囲んでいるが、当該外装カバー13 の内、前記モータ5の外端に装着されている電磁ブレーキ4の上方と横外側を覆 う前後方向中央小領域部分はその周囲のカバー部分から切り離され、単独で開閉 可能な小カバー15として、その下辺部が蝶番16により開閉可能に枢着されて いる。
【0009】 前記開閉可能な小カバー15は、例えば図5に示すように閉じたときに上辺部 15aが、外装カバー13の側辺に連設した支持部13a上に重なるように構成 すると共に、当該小カバー上辺部15aを複数本のねじ17により前記支持部1 3aに止着し得るように構成することが出来る。この場合、前記小カバー15を 開くために前記支持部13aに固着したナット(または支持部13aに直接形成 したねじ穴)18から前記ねじ17を抜出させたとき、当該ねじ17が小カバー 上辺部15aから脱落しないように構成しておくのが望ましい。
【0010】 前記ダイレクトドライブモータ5の電磁ブレーキ4には、非通電時にブレーキ を開放するためのブレーキ開放レバー19が設けられている。このブレーキ開放 レバー19は各種の形態のものがあるが、図示のものは、垂直軸心の周りで前後 に揺動可能な円弧形のものであって、通常は、図2〜図4の実線で示すように電 磁ブレーキ4の周囲に沿うように横向きになっており、これを図3および図4の 仮想線で示すように外方へ90度回動させることにより、電磁ブレーキ4が制動 状態から開放され、搬送用電車2を手動で移動させることが出来る。
【0011】 従って、前記給電線9から集電ユニット10a,10bおよび搬送用電車2に 搭載の制御盤を経由してダイレクトドライブモータ5に至る給電系の故障により 搬送用電車2を自走させることが出来なくなったとき、前記小カバー15を固定 しているねじ17を弛め、当該小カバー15を図3の仮想線および図4に示すよ うに蝶番16の周りで下方へ開動させることにより、電磁ブレーキ4の部分を開 放させ、係る状態でブレーキ開放レバー19を図3および図4の仮想線で示すよ うに外方へ90度回動させて電磁ブレーキ4を制動状態から開放することにより 、走行用駆動車輪6を自由回転可能な状態にして搬送用電車2を手動で移動させ ることが出来る。
【0012】
【考案の作用及び効果】
以上のように本考案の搬送用電車によれば、走行用駆動車輪と連動連結するブ レーキ付きモータのブレーキ開放レバーを操作しなければならないとき、当該ブ レーキ開放レバーの外側に位置する小さな切り離しカバー部分のみを枢着部を支 点に開動させるだけで良いので、外装カバー全体を取り外さなければならない従 来のものと比較して、ブレーキ開放レバー操作のための準備作業が簡単容易且つ 能率良く行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送用電車全体の側面図である。
【図2】搬送用電車の縦断拡大側面図である。
【図3】搬送用電車の縦断拡大正面図である。
【図4】小カバーを開放した状態での搬送用電車の平面
図である。
【図5】小カバーの固定手段を示す要部の縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 搬送用電車 4 電磁ブレーキ 5 ダイレクトドライブモータ 6 走行用駆動車輪 13 外装カバー 14 外装カバー 15 小カバー(切り離しカバー部分) 16 蝶番 17 小カバー固定用ねじ 18 ナット 19 ブレーキ開放レバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドレールに移動可能に支持された搬送
    用電車の外装カバーの内、走行用駆動車輪と連動連結す
    るブレーキ付きモータのブレーキ開放レバーの外側に位
    置する小領域部分を他のカバー部分から切り離すと共
    に、当該切り離しカバー部分を単独で開閉可能に枢着し
    て成る搬送用電車。
JP9972491U 1991-11-06 1991-11-06 搬送用電車 Pending JPH0541302U (ja)

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JP9972491U JPH0541302U (ja) 1991-11-06 1991-11-06 搬送用電車

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JPH0541302U true JPH0541302U (ja) 1993-06-01

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ID=14255023

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60124193A (ja) * 1983-12-08 1985-07-03 Toshiba Corp 映像信号記録再生装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60124193A (ja) * 1983-12-08 1985-07-03 Toshiba Corp 映像信号記録再生装置

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Legal Events

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970114