JP3188837B2 - 無軌条自走式溶接用走行台車 - Google Patents

無軌条自走式溶接用走行台車

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接トーチ、切断
トーチ等のトーチを搭載して自力走行が可能な自走式溶
接用走行台車に係り、特に牽引力の増大化及び台車の軽
量化を図って設けた永久磁石に対する吸着力調整のため
の操作性を向上させ得る無軌条自走式溶接用走行台車に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無軌条自走式溶接用走行
台車においては、軽量化を図りながら牽引力を大きくす
るためとして様々な手段が用いられているが、その中
で、作業時には大きな吸着力で十分な牽引力を発揮し、
一方、非作業時には吸着力を小さくして運搬時の負担を
軽減することができる点で、走行面と吸着面の間に空間
を設けた永久磁石を台車内部に配置する方式の溶接用走
行台車が重用されており、この永久磁石可動方式走行台
車の典型的な先行技術が特開昭58−154497号公報及び特
開平 7−276091号公報に挙げられるように公知である。
【0003】ところで、この種の永久磁石可動方式走行
台車で問題になるのは、永久磁石の磁力で床鋼板にくっ
ついた台車を運搬するのに大きな力が必要となり、作業
者の労力負担が大きくなる点であり、本体内部に磁石を
設けて構成した台車では磁石の吸着面と該台車の走行面
を形成する被加工材との間に比較的大きい空間(エアギ
ャップ)が生じることから、それを小さくするように配
置すれば吸着力が大きく牽引力を強化し得るものの、被
加工材上にはスパッタやスラグ等の塵芥物があって、エ
アギャップを小さくすることには限界がある。逆にエア
ギャップを大きくすれば、吸着力は小さくなり牽引力が
低下することは一般的に知られているため、溶接時には
エアギャップを小さくし、運搬時には逆に大きくする手
段が実用化されており、前記両先行技術は共にこの点で
の構造に特徴を持たせた無軌条自走式溶接用走行台車で
ある。
【0004】両先行技術の内の前者は、その主要部の構
造並びに動作状態が図6(A)及び(B)に示されるよ
うに、台車本体1内の永久磁石4には、その上面中心部
に直立状態で係合させたボルト22が固定されていて、
台車本体1の上面部に回転自在に取付けられた調整ナッ
ト26とボルト22とを螺合させることによって、永久
磁石4は台車本体1内に吊架されて設けられる。この永
久磁石4は調整ナット26を回すことにより高さの調整
が可能となっており、調整ナット26を回転させる際
に、永久磁石4ごと回転することがないようにするため
に、、永久磁石4の側面を台車本体1の内壁面に接する
ようにするか、また、図示のように永久磁石4から突き
出して設けたピン27を台車本体1に設けた穴28に嵌
挿させる等の処置を講じて回転防止を図らせている。
【0005】この前者の先行技術は、調整ナット26を
回して永久磁石4をリフトダウンさせ底板15に接触さ
せて、吸着力を最強とした状態を図6(A)に示し、調
整ナット26を逆に回して永久磁石4をリフトアップさ
せ底板15から離して、吸着力を弱くした状態を図6
(B)に示している。
【0006】一方、後者の先行技術に係る実用例におけ
る主要部の構造並びに動作状態が図7(A)及び(B)
に示されるが、この例では、永久磁石4が基本的に4節
リンク機構30によって台車本体1に上下運動可能に取
付けられている。台車本体1内部に配置された永久磁石
4は、2本の連結バー33A,33Bに対し一対のヒン
ジ32によってその一端に回転可能に係合されている。
更に、2本の連結バー33A,33Bのもう一方の他端
は一対のヒンジ31によって台車本体1に固定されたブ
ラケットに回転可能に係合されている。また、一方の連
結バー33Aにおけるヒンジ31側の回転中心部には取
手7が固着されていて、連結バー33Aと取手7がヒン
ジ31を中心とした一体回転可能に形成されている。即
ち、取手7を回すことによって永久磁石4を上下に移動
し得るようになっており、永久磁石4をリフトダウンさ
せ底板15に接触させて、吸着力を最強とした状態が図
7(A)に示され、取手7を逆に回して永久磁石4をリ
フトアップさせ底板15から離して、吸着力を弱くした
状態が図7(B)に示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6及び図7に示され
る両先行技術は、いずれも永久磁石4の底面が走行面2
1に平行な底板15に対して平行移動するので、効率的
な磁力調整を行うことができる利点があるが、反面、吸
着力を弱めるために永久磁石4を垂直上方に引き上げる
際には、永久磁石4の全重量と磁力による吸着力との和
に比しより大きい力で、吸着力の正反対方向に引き上げ
なければならないので、非常に大きい作用力を必要と
し、その結果、永久磁石4を上げ下げするための機構が
大型となり、また、軽力で操作できるようにするには、
倍力機構が不可欠で構造が複雑かつ高価となるなどの問
題点があった。
【0008】本発明は、このような問題点の解消を図る
ために成されたものであり、したがって、本発明の主た
る目的は、永久磁石可動方式の利点を十分に活用しなが
ら牽引力の増大化及び台車の軽量化を図ることができる
無軌条自走式溶接用走行台車を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、永久磁石に対する吸
着力調整の作業を軽力でしかも容易に行い得て操作性の
向上を図らせる無軌条自走式溶接用走行台車を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため以下に述べる構成としたものである。即
ち、本発明は、各一対の前輪及び後輪を備えて自走可能
に形成された台車本体と、この台車本体に搭載されたト
ーチと、溶接線を倣うために台車本体に取付けられた倣
い手段と、走行面に吸着するために台車本体内に走行面
と間隔を存し対向して配設された永久磁石と、永久磁石
を移動可能に支持するために台車本体に取付けられた磁
石可動支持機構とを含む無軌条自走式溶接用走行台車で
あって、磁石可動支持機構として、永久磁石の一端部を
走行面に平行な軸の回りに回動可能に支持する回動支持
手段と、永久磁石の前記一端部に相対向する他端部を走
行面に直交する上下方向の移動可能に支持する移動支持
手段とから形成したことを特徴とする。
【0011】上記のように、台車本体内部に配置された
永久磁石を移動可能に支持する手段として、永久磁石の
一端部を回転固定とし、他端部を上下に移動できるよう
に支持するようにしたので、特に運搬作業時において底
板に吸着している永久磁石を引き離す際に、永久磁石の
重心に対して回転モーメントを与えることで簡単に底板
から引き離すことができ、しかもこの場合に、倍力的な
回転操作による移動が行われることから、引き離し操作
に要する力は、垂直上方に引き上げる従来の方式に比し
て軽くて済み、従って操作が容易かつ円滑になる。
【0012】好ましい実施態様では、上記回動支持手段
が、台車本体と永久磁石の一端部とに亘らせ取付けたヒ
ンジを備え、一方、上記移動支持手段が、台車本体上に
上下方向の移動可能に設けた移動用取手と、この移動用
取手の下端部に連結して台車本体内に垂下させ設けた連
結板材と、この連結板材の下端部と永久磁石の前記他端
部とに亘らせ取付けたヒンジとを備える構成である。
【0013】このようにすると、垂直の上下に運動する
移動用取手と上下に回転運動する永久磁石の前記他端部
との間での運動量及び方向の差を、連結板材がスムーズ
に吸収することができるので、移動用取手を上下運動さ
せる単純な操作で永久磁石の移動が確実に行えて、構造
簡単なことと相俟って操作性がより向上する。
【0014】さらに本発明の好ましい実施態様では、上
記移動支持手段が、永久磁石を走行面に平行させた状態
で最接近させる最大吸着力位置と、走行面に対し所定角
度傾斜させた状態で最離隔させる最小吸着力位置との間
に移動範囲を制限する移動制限手段を備える構成であ
り、無駄な操作を省かせるとともに、取扱者が変わった
としても画一された操作を保証させることができて、信
頼性が高い装置を提供し得る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、本発明の実施例に係る走行台車の主要部の構造が示
される図1乃至図5を参照しながら具体的に説明する。
図1乃至図5に示される無軌条自走式溶接用走行台車
は、各一対の前輪10A及び後輪10Bを備えて走行面
21上を自力で走行可能に形成される台車本体1と、ト
ーチホルダ17に支持されて台車本体1に搭載され、被
加工材24,25の合わせ部の溶接線に沿ったすみ肉溶
接、突き合わせ溶接等の溶接をするためのトーチ2と、
倣いローラを要素部材に有して前記溶接線を倣うために
台車本体1に取付けられた倣い手段3と、走行面21に
平行させた底板15に対し吸・脱着し得る接近・離隔可
能に、台車本体1内に磁着面を底板15に対向して収納
された永久磁石4とを備えている。
【0016】永久磁石4は、四角盤、円盤等の盤体を成
していて、その側周縁の適宜個所である一端部が、回動
支持手段5によって走行面21に平行な軸の回りに回動
可能に台車本体1に支持される一方、側周縁の前記一端
部と反対側の個所である他端部が、移動支持手段6によ
って走行面に直交する上下方向の移動可能に台車本体1
に支持され、それら回動支持手段5と移動支持手段6と
により磁石可動支持機構が形成されている。
【0017】上記回動支持手段5としては、具体的には
一対の板片及びそれらを開閉可能に連結するための丁番
ピン又は丁番ネジから成る丁番が用いられ、永久磁石4
の一端部とこれに対応する台車本体1のフレームとに、
各板片をネジ止めすることによって、永久磁石4を台車
本体1に回動可能に支持させることができる。
【0018】一方、上記移動支持手段6は、台車本体1
上に上下方向の移動可能に設けた移動用取手7と、この
移動用取手7の下端部に水平方向に貫通させて取付けら
れるボルト12に一端部を連結して台車本体1内に垂下
させ配設した連結板材8と、この連結板材8の下端部と
永久磁石4の前記他端部とに亘らせ取付けた丁番から成
るヒンジ9とにより形成される。移動用取手7は、角筒
体又は丸筒体を成していて運搬の際に作業者が把持する
取手として用いられるものであり、下端部が、台車本体
1の頂板部に固定されているハンドルブラケット13に
摺動可能に外嵌挿されることによって、この移動用取手
7は垂直の上下方向の移動可能に、台車本体1上に取付
けられる。
【0019】ハンドルブラケット13の胴部中間部分に
は、一対の長穴14が筒径方向に相対向して100mm長
さ程度の縦長に穿設されており、移動用取手7の下端部
と連結板材8の上端部とを連結するための前記ボルト1
2は、一対の長穴14に遊嵌挿させた状態で移動用取手
7に固定される。このように一対の長穴14に関連させ
てボルト12を設けたことにより、ボルト12は長穴1
4内を移動するので、ボルト12が長穴14の下端部に
達した状態が、永久磁石4を底板15に接触させ吸着さ
せた最大吸着力位置(図4参照)に相当し、一方、長穴
14の上端部に達した状態が、永久磁石4を底板15に
対し所定角度傾斜させ最離隔させる最小吸着力位置(図
5参照)に相当するものであって、この長穴14とボル
ト12との組合せ構造によって永久磁石4の移動範囲を
制限する移動制限手段11が形成される。
【0020】このような構造になる無軌条自走式溶接用
走行台車は、溶接運転の際には図4に示すように移動用
取手7を下げることによって、永久磁石4を底板15に
対し磁力で密着させて、走行面21に平行した状態で最
接近させて最大吸着力状態を保持することができる。一
方、台車運搬の際には、移動用取手7を上方に引き上げ
ると、図5に示すように永久磁石4は、回動支持手段5
としての丁番を中心に回転して走行面21から離隔し、
結果的に磁石の重心4G は走行面21から遠くなり、エ
アギャップが大きくなることによって最小吸着力状態を
保持することが可能である。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1乃至図5に図示される本発明
の実施例に係る走行台車の構造に関して、[発明の実施
の形態]の欄で既に説明した部分については重複を避け
てここでは説明を省略し、その他の部分の構造を以下に
述べる。この走行台車は全重量が15〜20kg程度の
小型軽量の装置であって、非作業時の運搬の際は、各輪
10A,10Bを空転にした状態の下で、移動用取手7
を作業者が押しまた引くことによって軽快に移動させる
ことが可能である。
【0022】台車本体1には、倣いローラ3、移動用取
手7及びトーチホルダ17に加えて、該トーチホルダ1
7を移動するための前後上下スライダ16及び制御箱2
0が設けられる。また、台車本体1の前側面部及び後側
面部には、溶接作業時の前後走行を自動停止させるため
の接触式のリミットスイッチ19が突設されている。ま
た、図3を参照して、台車本体1内には、走行駆動装置
が配設されている。この走行駆動装置は、減速機付モー
タ18及び前輪10Aに関連して設けられる歯車系列を
備えていて、減速機付モータ18を回転駆動することに
よって一対の前輪10Aを正・逆回転させ、一対の後輪
10Bを従回転させて、台車本体1を緩速度で自力直線
走行させることが可能である。
【0023】台車本体1の底板15は、走行面21に対
して数cmの間隔で平行に対向し得るように、本体下部
に固定して設けられており、この底板15に永久磁石4
を接触させ吸着させた位置(図4参照)ではエアギャッ
プを小さくして最大の吸着力を作用させることにより、
台車本体1に対して大きな牽引力を発揮することができ
る。一方、永久磁石4を底板15に対し所定角度傾斜さ
せ最離隔させた位置(図5参照)ではエアギャップを大
きくして小さな吸着力を作用させることにより、走行台
車の走行面21(被加工材面)からの引き離しを容易に
行うことができる。この場合、運搬時に作業者が把持す
るための取手と永久磁石4を底板15から離させるため
の取手とが、一つの移動用取手7で共用された構造とな
っているので、構造簡単であり、しかも操作が簡便とな
る利点がある。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上述べた通りの構成を有し、
作用を成すものであって、永久磁石の一端部を回転固定
とし、他端部を上下に移動できるように支持するように
したので、特に運搬作業の際に底板に吸着している永久
磁石を引き離す場合に、永久磁石の重心に対して回転モ
ーメントを与えることで簡単に底板から引き離すことが
でき、しかもこの場合に、倍力的な回転操作による移動
が行われることから、引き離し操作に要する力は非常に
軽くて済み、操作が容易でかつ円滑となる効果を奏す
る。
【0025】また、請求項2の構成を備えることによ
り、垂直の上下に運動する移動用取手と上下に回転運動
する永久磁石の前記他端部との間での運動量及び方向の
差を、連結板材がスムーズに吸収することができるの
で、移動用取手を上下運動させる単純な操作で永久磁石
の移動が確実に行えて、構造簡単なことと相俟って操作
性が更に向上する。
【0026】また、請求項2の移動制限手段の構成を備
えることにより、無駄な操作を省かせるとともに、取扱
者が変わったとしても一様で確実な操作を保証させるこ
とができて、信頼性の高い装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る走行台車の正面図であ
る。
【図2】図1図示走行台車の左側面図である。
【図3】図1図示走行台車の底面図である。
【図4】図1図示走行台車の磁石を底面に接近させた状
態を説明する背面図である。
【図5】同じく磁石を底面から離隔させた状態を説明す
る背面図である。
【図6】従来の走行台車の第1例における台車本体の断
面示正面図であり、(A)は磁石を底面に接近させた状
態が、(B)は磁石を底面から離隔させた状態がそれぞ
れ示される。
【図7】従来の走行台車の第2例における台車本体の断
面示正面図であり、(A)は磁石を底面に接近させた状
態が、(B)は磁石を底面から離隔させた状態がそれぞ
れ示される。
【符号の説明】
1…台車本体 2…トーチ 3…倣い手段 4…永久磁石 5…回動支持手段 6…移動支持手段 7…移動用取手 8…連結板材 9…ヒンジ 10A…前輪 10B…後輪 11…移動制限手段 12…ボルト 13…ブラケット 14…長穴 15…底板 16…前後上下スライダ 17…トーチホルダ 18…減速機付モータ 19…リミットスイッチ 20…制御箱 21…走行面 24…被加工材 25…被加工材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−276091(JP,A) 特開 平1−194803(JP,A) 実開 昭58−96890(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 9/127 B23K 9/12 B23K 37/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各一対の前輪及び後輪を備えて自走可能
    に形成された台車本体と、この台車本体に搭載されたト
    ーチと、溶接線を倣うために台車本体に取付けられた倣
    い手段と、走行面に吸着するために台車本体内に走行面
    と間隔を存し対向して配設された永久磁石と、永久磁石
    を移動可能に支持するために台車本体に取付けられた磁
    石可動支持機構とを含む無軌条自走式溶接用走行台車で
    あって、前記磁石可動支持機構が、永久磁石の一端部を
    走行面に平行な軸の回りに回動可能に支持する回動支持
    手段と、永久磁石の前記一端部に相対向する他端部を走
    行面に直交する上下方向の移動可能に支持する移動支持
    手段とを備えることを特徴とする無軌条自走式溶接用走
    行台車。
  2. 【請求項2】 前記回動支持手段が、台車本体と永久磁
    石の一端部とに亘らせ取付けたヒンジを備え、移動支持
    手段が、台車本体上に上下方向の移動可能に設けた移動
    用取手と、この移動用取手の下端部に連結して台車本体
    内に垂下させ設けた連結板材と、この連結板材の下端部
    と永久磁石の前記他端部とに亘らせ取付けたヒンジとを
    備える請求項1記載の無軌条自走式溶接用走行台車。
  3. 【請求項3】 前記移動支持手段が、永久磁石を走行面
    に平行させた状態で最接近させる最大吸着力位置と、走
    行面に対し所定角度傾斜させた状態で最離隔させる最小
    吸着力位置との間に移動範囲を制限する移動制限手段を
    備える請求項1または2に記載の無軌条自走式溶接用走
    行台車。
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