JPS6135475Y2 - - Google Patents

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JPS6135475Y2
JPS6135475Y2 JP17101381U JP17101381U JPS6135475Y2 JP S6135475 Y2 JPS6135475 Y2 JP S6135475Y2 JP 17101381 U JP17101381 U JP 17101381U JP 17101381 U JP17101381 U JP 17101381U JP S6135475 Y2 JPS6135475 Y2 JP S6135475Y2
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JP
Japan
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sliding door
side sliding
trolley
platform
wire
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JP17101381U
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JPS5875166U (ja
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Publication of JPS6135475Y2 publication Critical patent/JPS6135475Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電車の側引戸の着脱・捩れ矯正装置
に関する。
第1図及び第2図に示す如く、電車1の乗降口
2の上レール3と下レール4とで支持される側引
戸5は、切継修繕、新品交換、戸車交換等に着脱
する必要があるが、電車1台当り4〜16枚もあ
り、しかも1枚当り40〜50Kgもあるので、着脱作
業が重労働であつた。
また、着脱作業は、第1図に矢印で示す如く、
上に持ち上げて横へ移動させる場合、あるいは第
2図に矢印で示す如く、上レール3側に側引戸開
閉機構6がある時には上に持ち上げて斜めに倒
し、ついで下へ下げて斜め上方に移動させる場合
等があり、煩わしいものであつた。
さらに、側引戸5が対角線方向に捩れている場
合には、これらの着脱作業を繰返しながら枕部材
の上に側引戸5をねかして反対側の対角位置を体
重をかけて捩れを矯正する作業も行なわねばなら
なかつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、走行台車と、手動式油圧昇降機構と、側
引戸のクランプ機構と、クランプ機構の回転機構
との組合わせ移動により、人手を煩わすことなく
簡単かつ迅速に側引戸を乗降口に対して着脱でき
るようにする一方、上記昇降機構の昇降台に取付
けた支承アームで水平位置の側引戸の一方の一対
の対角位置を支承すると共に、台車と側引戸の他
方の一対の対角位置とをワイヤで連結して、昇降
台の昇降動によりワイヤを介して側引戸の捩れを
簡単かつ迅速に矯正できるようにしたものであ
る。
以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第3図及び第4図に示すように、電車1の車内
床7上を転動する車輪8,…,8を有する台車9
を備え、該台車9上に、昇降台10を支持したパ
ンタグラフ式の昇降機構11を支持すると共に、
該昇降機構11に、足踏みペダル12で作動する
油圧シリンダ13を連結して、該ペダル12によ
り昇降台10を昇降自在としている。
一方、上,下ビーム14,14を縦ビーム1
5,15で連結して枠組みしたクランプ機枠16
を設け、上記上,下ビーム14,14の両側部分
にI字状に連結したスライド筒17,17を嵌合
して、該スライド筒17,17に側引戸5の両側
縁をクランプするクランプ部18,18を設ける
と共に、上記スライド筒17の一方の連結板19
にねじシヤフト20の右ねじ21が螺合するめね
じ部材22を、他方の連結板19にねじシヤフト
20の左ねじ23が螺合するめねじ部材24を設
けて、手操作ハンドル25の回転でねじシヤフト
20を介してスライド筒17,17を接近・離間
移動させ、側引戸5をロツク,アンロツクするよ
うになつている。
上記昇降台10の側引戸5側には、軸受26・
26を固定して、該軸受26・26に軸受筒27
を嵌合し、該軸受筒27内に上記ねじシヤフト2
0を挿通して支持すると共に、該軸受筒27に上
記クランプ機枠16の縦ビーム15,15を固定
して、昇降台10に対してクランプ機枠16を垂
直位置と水平位置とに回転できるようになつてい
る。
上記軸受筒27には、切欠き28を有する円板
29を固定すると共に、上記昇降台10のブラケ
ツト30で枢支され、重り31により揺動され
て、垂直位置にあるクランプ機枠16の上記切欠
き28に所定の隙間をあけて係合するロツクレバ
ー32を設ける。
上記昇降台10の側引戸5と反対側には、台車
9の手押しハンドル33を兼ね、側引戸5を水平
位置で当て止めるストツパ部材34を設けると共
に、上記クランプ機枠16の上ビーム14には、
手引きハンドル35を設ける。
つぎに、第5図及び第6図に示すように、上記
昇降台10の側部には、使用時に、側引戸5の右
下側縁部に沿う支承アーム36a,左下側縁部に
沿う支承アーム36b,右上側縁部に沿う支承ア
ーム36c,左上側縁部に沿う支承アーム36d
を、夫々支ピン37a〜37dにより水平面で回
転自在に枢支して、非使用時には、昇降台10の
側部に沿つて夫々折畳むようにすると共に、上記
各支承アーム36a〜36dの先端部には、側引
戸5を各支承アーム36a〜36dから僅かに浮
かして下方から支承する位置決め金具38a〜3
8dを設ける。
また、上記台車9の前後側部には、ワイヤ3
9,39の後端部を移動自在に支持するワイヤ支
持バー40,40を取付けると共に、該ワイヤ3
9,39の先端部には、側引戸5の隅部に係合可
能な係合金具41,41を設ける。
上記のような構成であれば、側引戸5の着脱作
業をするには、まず、手押しハンドル33で台車
9を走行させて側引戸5の内面に対向させ、ペダ
ル12で昇降台10をほぼ中間高さまで上昇さ
せ、ついで手操作ハンドル25でスライド筒1
7,17を接近させ、クランプ部18,18で側
引戸5の両側縁をクランプする。
そして、第1図の場合には、昇降台10を上昇
させて側引戸5を持上げ、ついで台車9を後退さ
せて横へ移動させれば、側引戸9はレール3,4
から外れて取外せる。
また、第2図の場合には、昇降台10を上昇さ
せて側引戸5を持上げ、ついで手引きハンドル3
3を引いて円板29の切欠き28とロツクレバー
32の隙間だけ斜めに倒して昇降台10を僅かに
下降させ、側引戸5の上端部を側引戸開閉機6を
かわしたのち、台車9を後退移動させれば、側引
戸9はレール3,4から外れて取外せる。
側引戸5をレール3,4に取付けるには、上記
各手順を逆にすればよい。
一方、側引戸5の捩れ矯正作業をするには、取
外した側引戸5をクランプしたまま台車9を室内
の広い場所まで走行させ、ロツクレバー32のロ
ツクを外してクランプ機枠16とともに側引戸5
を水平位置に回転させると共に、昇降台10の支
承アーム36bと36cを使用位置に回転させ、
クランプをはずした後、側引戸5を僅かに持上げ
て位置決め金具38b,38c上に乗せる一方、
ワイヤ39,39の係合金具41,41を支承ア
ーム36a,36d側の側引戸5の隅部に係合さ
せ、昇降台10を上昇させると、側引戸5は左上
隅と右下隅とが支承アーム36b,36cで支承
された状態で、右上隅と左下隅とがワイヤ39,
39で引つぱられて、捩れが矯正されてゆくよう
になる。
なお、側引戸5の捩れが逆の場合には、支承ア
ーム36a,36dを使用位置に回転させて矯正
作業を行なえばよい。
以上の説明からも明らかなように、本考案は、
台車上に支持した昇降機構の昇降台に取付けた回
転機構付のクランプ機構で側引戸をクランプし
て、台車等の相対的な移動により側引戸を着脱す
るようにしたものであるから、着脱作業が簡単か
つ迅速に行なえるようになる。
また、クランプした側引戸を回転機構で水平位
置に回転させ、支承アームで支承して台車との間
をワイヤで連結し、昇降台の昇降により側引戸を
対角位置で引つぱるようにしたものであるから、
捩れ矯正作業も簡単かつ迅速に行なえるようにな
る。
さらに、台車上に昇降機構,クランプ機構,回
転機構を組込めるから、軽量かつコンパクトに構
成でき、しかも電気ケーブルやエアケーブル等を
必要としないから、狭い電車内でも作業性がきわ
めてよい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は電車の側引戸の着脱要領を
示す側面図、第3図は着脱・捩れ矯正装置の正面
図、第4図は第3図の側面図、第5図は矯正作業
中の第3図の装置の平面図、第6図は第5図の正
面図である。 1……電車、2……乗降口、5……側引戸、7
……車内床、9……台車、10……昇降台、11
……昇降機構、13……油圧シリンダ、16……
クランプ機枠、17……スライド筒、18……ク
ランプ部、20……ねじシヤフト、26……軸
受、27……軸受筒、36a〜36d……支承ア
ーム、39……ワイヤ、41……係合金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車内床上を走行自在な台車と、該台車上に支持
    される手動式油圧昇降機構とを備え、上記昇降機
    構の昇降台に、側引戸の両側縁をクランプするク
    ランプ機構を支持し、該クランプ機構とともに側
    引戸を垂直位置と水平位置とに起倒可能な回転機
    構を設けて、上記台車、昇降機構、回転機構の組
    合わせ移動により、側引戸を乗降口に対して着脱
    させる一方、上記昇降台に、水平位置の側引戸の
    一方の一対の対角位置を下方から支承する支承ア
    ームを折畳み自在に取付けると共に、上記台車と
    側引戸の他方の一対の対角位置とを連結可能なワ
    イヤを設けて、上記昇降台の昇降動により、ワイ
    ヤを介して側引戸の捩れを矯正するようにしたこ
    とを特徴とする電車の側引戸の着脱・捩れ矯正装
    置。
JP17101381U 1981-11-16 1981-11-16 電車の側引戸の着脱・捩れ矯正装置 Granted JPS5875166U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17101381U JPS5875166U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 電車の側引戸の着脱・捩れ矯正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17101381U JPS5875166U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 電車の側引戸の着脱・捩れ矯正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5875166U JPS5875166U (ja) 1983-05-20
JPS6135475Y2 true JPS6135475Y2 (ja) 1986-10-15

Family

ID=29962954

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17101381U Granted JPS5875166U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 電車の側引戸の着脱・捩れ矯正装置

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JP (1) JPS5875166U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5875166U (ja) 1983-05-20

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