JPH0565391B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0565391B2
JPH0565391B2 JP12761285A JP12761285A JPH0565391B2 JP H0565391 B2 JPH0565391 B2 JP H0565391B2 JP 12761285 A JP12761285 A JP 12761285A JP 12761285 A JP12761285 A JP 12761285A JP H0565391 B2 JPH0565391 B2 JP H0565391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
vehicle body
guide rail
workpiece
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12761285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61285166A (ja
Inventor
Akira Minegishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP12761285A priority Critical patent/JPS61285166A/ja
Publication of JPS61285166A publication Critical patent/JPS61285166A/ja
Publication of JPH0565391B2 publication Critical patent/JPH0565391B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車等の大型ワークを搬送する搬送
装置のハンガーに関する。
更に詳細にはハンガーの受部に出没動自在の位
置決めピンを設け、該ピンによりワークの搬送
時、組立時にワークの位置ずれを防止するように
した搬送装置のハンガーに関する。
(従来の技術) 本出願人は先に自動車等の大型ワークを搬送す
る搬送装置のハンガーとして実公昭55−24019に
示されるハンガーを提案した。
これは天井レールにローラー係合して走行する
フレーム上部に開閉自在な左右一対のアームを設
け、該アームを前後方向の一方が開放された片持
ち式とし、且つ自動車等の大型ワークが載置され
る前後方向に延設された部分を底辺部とした略L
字形に形成し、自動車等の搬送組立時に作業スペ
ースを拡大し、作業能率の向上を図つたものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら斯る搬送装置のハンガーに於いて
は、ハンガーの受台に載置される車体の位置を精
度良く決めることが難しく、従つて車体の組立作
業を組立ラインサイドに設けた自動機械で行う場
合には、車体の位置を一台ずつ確認し、それにあ
わせて自動機械の位置を補正しなければならず、
生産性を向上させることができなかつた。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため、本発明は搬送レー
ルを摺動することにより自動車等の大型ワークを
搬送する搬送装置のハンガーに於いてワーク受部
にワークと係合することによりワークの位置ずれ
を防止する出没動自在な位置決めピンを設け、搬
送レールには傾斜部を有するガイドレールを付設
し、該ガイドレールにガイドレールの傾斜部を摺
動することによりケーブルを介して前記位置決め
ピンを出没動せしめるプレートを設け、ワークの
位置決めを精度良く行えるようにした。
(実施例) 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
尚、実施例では大型ワークとして自動車の車体
を用いて説明する。
第1図は本発明に係る搬送装置のハンガーの側
面図、第2図はフレーム部分の一部平面図、第3
図は正面図、第4図はガイドプレート付近の拡大
図、第5図は受台の断面図である。
レール1は支柱2…を介して天井に延設され、
チヤンネル状に形成されたこの天井レール1に支
持金具3の上部に取付けたローラー4が転動自在
に係合される。支持金具3はインナーフレーム5
の前後に2個設けられ、インナーフレーム5を天
井レール1から吊り下げ支持している。インナー
フレーム5の外側にはアウターフレーム6を設
け、第1図に示す如くインナーフレーム5を構成
する骨材5aの後部がアウターフレーム6にピン
7により回動自在に枢着される。骨材5aの前部
には第3図に示す如く左右方向に係止部材5bが
延出され、該係止部材5bの両端下部には突出部
5c,5dを形成し、アウターフレーム6の左右
に夫々前後方向に延設した枠部材6a,6bの下
面にこの突出部5c,5dが係止され、而してア
ウターフレーム6はインナーフレーム5に支持さ
れる。アウターフレーム6の前後左右には、縦メ
ンバー7を固設し、該メンバー7に支持ローラー
8,8を取付け、このローラー8,8は、第1図
に示したサブレール9に係合している。
アウターフレーム6の左右には2本の支持杆1
0,10を設け、この支持杆10は夫々前後両端
がアウターフレーム6に回動自在に枢着されてい
る。そして夫々の支持杆10からアーム11を垂
下し、該アーム11は第1図に示す如く夫々連続
して形成された上下方向の支持部分11aと、こ
の支持部分11aの下部から水平方向後方へ延設
された載置部分11bとによつて構成されてい
る。
支持部分11aは後方へ多少折曲された上部1
1cが上記支持杆10の前部に溶着等により固着
一体化され、載置部分11bは支持杆10と略平
行に形成されている。以上によりアーム11は側
面略L字形となつており、片持ち式となつてい
る。又、第3図に示す如く左右一対のアーム11
は支持部分11aから載置部分11bが内方へ突
設し、これらのアーム11の内部に充分の空間S
が設けられ、載置部分11bに取り付けられたボ
デイ受台12に載置セツトされる車体Wのスペー
スが確保されている。又アーム11はピン13を
中心として外方へ揺動自在となつており、左右方
向に対向する一対のアーム11,11は開閉可能
であり、内方への移動位置はネジ式のストツパー
14により規定される。
アーム11の各所には補強板15を固着し、特
に前記支持杆10と支持部分11aとの結合個所
に補強板15a,15bを第1図の如く設けて片
持ち式のアーム11の剛性を高めるとともに、支
持部分11aの前面の全長に亙つて補強板15a
を設けることにより、載置部分11bにセツトさ
れる車体Wの荷重による時計方向回りのモーメン
トに充分耐え得るようにする。
支持杆10の側方からは第3図の如く案内ロー
ラ16を延出杆17により突出させ、この案内ロ
ーラ16は第1図で示した案内レール18に係合
される。
而して案内レール18が上方に彎曲している部
分では案内ローラ16が上方へ移動し、これによ
り延出杆17を介してアーム11が外側へ開き、
案内レール18が下方へ彎曲している部分では逆
にアーム11が閉じる。
一方、サブレール9にはその長さ方向に沿つて
ガイドレール19が付設され、該ガイドレール1
9は、車体Wをアーム11に載置する位置及び車
体Wをアーム11から荷御しする位置に於いて水
平面に対して傾斜している。第1図は車体Wを載
置する位置を示しており、ガイドレール19の傾
斜部19aはハンガーの進行方向(第1図中左方
向)に沿つて下方に下がる如く傾斜し、図示しな
いが車体Wをおろす位置に於いては逆にハンガー
の進行方向に沿つて上がる如く傾斜している。
又、第4図に示す如く、前記ガイドレール19
にはローラー20を介してプレート21が係合
し、該プレート21の下面には下方に向かつて摺
動管22が取付けられ、プレート21下面の摺動
管22内の部分にはワイヤー30の一端が取付け
られ、該ワイヤー30は後述するように中空管2
4内を挿通し、他端が位置決めピン29に取付け
られる。一方、支持部材25よ延設された支持プ
レート26の穴部26aには中空管24が取付け
られ、該中空管24の上部乃至中間部は前記摺動
管22に摺動自在に嵌合し、下半部外周には雄ネ
ジ部24aが形成され、該雄ネジ部24aがナツ
ト31,31を介して支持プレート26の穴部2
6aに螺合し、而して中空管24は支持プレート
26に対して高さ調節が可能である。
ところで第2図、第5図に示すように受台12
の中心部及びアーム11の載置部分11bの前記
受台12の中心部に対応する部分には上下方向に
沿つて穴部27が形成され、該穴部27内にスプ
リング28を介して位置決めピン29が設けられ
る。前記位置決めピン29は先端が先細り状とな
つており後端には前述のワイヤー30の一端が取
付けられる。
ワイヤー30は前述の如く一端がプレート21
に他端が位置決めピン29に取付けられており、
プレート21がガイドレール19の傾斜部19a
を摺動してその高さ位置が変化することによりピ
ン29は受台12に対し出没動し、ピン29が受
台12より突出した際にピン29先端は車体Wの
水抜き穴W1に係合し、車体Wの位置ずれを防止
する。
以上述べたインナー、アウター両フレーム5,
6及びアーム11で構成されるハンガーHは天井
レール1に多数吊り下げられ、ハンガーH…相互
は第1図の連結手段40,41により連結されて
一体となつて天井レール1に沿つて走行する。
次に作用について述べる。
先ず車体Wを載置する場合には、車体Wを図示
しないリフターで持ち上げて停止させ、アーム1
1,11が開き、且つピン29が受台12内に引
込んだ状態でハンガーHを停止状態の車体Wの位
置に移動させ、位置が合つたところで、アーム1
1,11を閉じさせ、リフターを下降させ、車体
WをハンガーHの受台12…に載置せしめる。こ
の際前述の如くプレート21がガイドレール19
の傾斜部を摺動することにより下降し、これに従
い、位置決めピン29が受台12より突出し、ピ
ン29…先端が車体Wの水抜き穴W1…に係合
し、車体Wを精度よく受台12…上に位置させ
る。
車体WをハンガーHよりおろす場合には車体W
を載置したハンガーHが車体Wをおろす位置に来
ると、プレート21がガイドレール19の傾斜部
を摺動することにより上昇し、これによりピン2
9がスプリング28の弾力に抗して受台12内に
引込み、車体Wとの係合状態が解除される。そし
てハンガーHがレール1、サブレール9の下降に
ともない下がり、又、アーム11,11が案内レ
ール18の上昇により開き、車体WをハンガーH
から離脱させ完成車ラインに移し変える。
(発明の効果) 以上述べた如く本発明によれば、ワーク受部に
ワークの位置ずれを防止する出没動自在な位置決
めピンを設け、ワークを受台に載置する際にはこ
の位置決めピン先端がワークに係合し、ワークの
位置ずれを防止するように構成したのでワークを
受台に精度良く載置することができ、従つて自動
機械等の作業を正確且つ容易とすることができ、
生産性を向上させることができる。
又、傾斜部を利用して位置決めピンを突出させ
るので、油圧等による駆動装置を使う必要がな
く、構造の簡単化、コストの低減化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る搬送装置のハンガーの側
面図、第2図はフレーム部分の一部平面図、第3
図は正面図、第4図はガイドプレート付近の拡大
図、第5図は受台の断面図である。 尚、図面中、1,9,18はレール、12はワ
ーク受部、19はガイドレール、21はプレー
ト、29は位置決めピン、30はケーブルであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 搬送レールを転動することにより自動車等の
    大型ワークを搬送する搬送装置のハンガーにおい
    て、該ハンガー下部に取付けられるワーク受部に
    ワークの位置ずれを防止する出没動自在な位置決
    めピンを設け、前記搬送レールには傾斜部を有す
    るガイドレールを付設し、前記搬送ハンガーに前
    記ガイドレールを摺動することによりケーブルを
    介して前記位置決めピンを出没動せしめるプレー
    トを設けたことを特徴とする搬送装置のハンガ
    ー。
JP12761285A 1985-06-12 1985-06-12 搬送装置のハンガ− Granted JPS61285166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12761285A JPS61285166A (ja) 1985-06-12 1985-06-12 搬送装置のハンガ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12761285A JPS61285166A (ja) 1985-06-12 1985-06-12 搬送装置のハンガ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61285166A JPS61285166A (ja) 1986-12-15
JPH0565391B2 true JPH0565391B2 (ja) 1993-09-17

Family

ID=14964395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12761285A Granted JPS61285166A (ja) 1985-06-12 1985-06-12 搬送装置のハンガ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61285166A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0423096Y2 (ja) * 1987-11-13 1992-05-28
JP2682695B2 (ja) * 1989-03-15 1997-11-26 本田技研工業株式会社 吊下げ搬送装置
JP2831032B2 (ja) * 1989-05-29 1998-12-02 株式会社ダイフク 自走体使用の搬送装置
JPH0342369A (ja) * 1990-02-15 1991-02-22 Daifuku Co Ltd 可動体使用の搬送設備

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61285166A (ja) 1986-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4341161A (en) Workpiece hanger carriage
JPH0565391B2 (ja)
JP2573699B2 (ja) 自走体使用の搬送設備
JP2639696B2 (ja) 車体搬送用ハンガの位置決め装置
CN218988719U (zh) 一种车身侧顶机
JPS602039Y2 (ja) 台車利用の搬送装置
JPH0340118B2 (ja)
JPS6345349B2 (ja)
JPS5826214Y2 (ja) オ−バ−ヘツドコンベヤの傾動ハンガ−装置
JP2712980B2 (ja) 昇降搬送装置の昇降レール位置決め装置
JPS625983Y2 (ja)
JPS6234886Y2 (ja)
JPS5818974Y2 (ja) プレス機械のボルスタ−外ダイ搬送装置
JPH0745455Y2 (ja) 一点吊り搬送物仮受装置
JPH0340685Y2 (ja)
JP2003252423A (ja) 被搬送物吊下搬送用ハンガー
JPS62810B2 (ja)
JPH0432348Y2 (ja)
JPS6345350B2 (ja)
JP4174627B2 (ja) リフト装置
JP2518316Y2 (ja) 昇降レールのロック装置
JPH10146732A (ja) ワーク搬送装置
JPS6320647Y2 (ja)
JPH0414311Y2 (ja)
JPH0813642B2 (ja) 移動体使用の搬送設備

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees