JPH0340685Y2 - - Google Patents

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JPH0340685Y2
JPH0340685Y2 JP12155186U JP12155186U JPH0340685Y2 JP H0340685 Y2 JPH0340685 Y2 JP H0340685Y2 JP 12155186 U JP12155186 U JP 12155186U JP 12155186 U JP12155186 U JP 12155186U JP H0340685 Y2 JPH0340685 Y2 JP H0340685Y2
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protrusion
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rail
transmission
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば自動車製作工場においてボ
デイを支持してなる移動体を一定経路上で走行さ
せながら、このボデイに対して各種の処理作業を
行なうときなどに採用される搬送装置に関するも
のである。
従来の技術 従来、この種の搬送装置としては、たとえば第
8図に示すように、レールに支持案内されて一定
経路上で走行自在な移動体(図示せず)から受動
突起70を垂設し、前記一定経路の下方に、この
一定経路に沿つて配設した左右一対のガイドレー
ル71と、これらガイドレール71に支持案内さ
れる無端回動体72とからなる走行駆動装置73
を設けている。そして無端回動体72を、ガイド
レール71間の下方に位置するチエン74と、こ
のチエン74上に取付けたプツシヤ本体75と、
このプツシヤ本体75に取付けられ、かつガイド
レール71に支持案内されるローラ76と、プツ
シヤ本体75の後部から立設され、かつ受動突起
70の後面側に係脱自在な伝動突起77と、プツ
シヤ本体75の前部に起立横倒自在に取付けら
れ、かつばね78により起立付勢されたホールド
ドツグ79とから構成している。この従来構成に
よると、受動突起70に伝動突起77を係合させ
ることによつて、無端回動体72の移動力を移動
体に伝達して、この移動体を一定経路上で走行さ
せ得、そして移動体の暴走は、受動突起70がホ
ールドドツグ79に衝突することにより阻止し得
る。
考案が解決しようとする問題点 しかし上記の従来構成によると、ホールドドツ
グ79の横倒を許さなければならないことから、
係合搬送時には、起立姿勢のホールドドツグ79
と受動突起70との間に遊びLが生じることにな
る。したがつて、サージング、ピツチング、受動
突起70の上下動などが移動体を介して被搬送物
側に諸に影響し、この被搬送物に対して作業を自
動的に行なうとき、自動作業機の制御、品質、作
業性などに悪影響を及ぼしていた。
本考案の目的とするところは、受動突起に伝動
突起を係合させたとき、両突起間を前後方向でロ
ツク状にし得る搬送装置を提供する点にある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決すべく本考案の搬送装置は、
レールに支持案内されて一定経路上で走行自在な
移動体と、一定経路に沿つて配設したガイドレー
ル上を移動自在な走行駆動装置とを有し、前記移
動体に設けた受動突起の後面側に係脱自在な伝動
突起を走行駆動装置に設けた搬送装置において、
前記受動突起と伝動突起との係脱位置で前記レー
ルとガイドレールとを上下方向に接近離間させる
スロープ部をレールとガイドレールの少なくとも
一方に形成し、前記受動突起の底面に形成された
係合凹部と、伝動突起の前方位置で前記係合凹部
に上下方向で嵌脱自在な係合突起とを備えた係合
装置を設けている。
作 用 かかる本考案構成によると、受動突起に伝動突
起を後面側から係合させたのち、レールおよびガ
イドレールの一方または双方に形成したスロープ
部に移動体と走行駆動体を移動させることによ
り、係合装置の係合凹部に係合突起を上下方向に
嵌合して、受動突起を伝動突起と係合突起の間で
密に挟んだ状態にすることができ、これにより両
突起は前後方向でロツク状態になる。
実施例 以下に本考案の一実施例を第1図〜第7図に基
づいて説明する。1は囲壁体によつて形成される
乾燥室(処理室)で、その床は多孔性床板3から
なり、また多孔性床板3の下方には吸引路4が形
成される。5は上部カバーで、前記多孔性床板3
に形成した溝部6内に貫設され、上面側にスリツ
ト7を形成する状態で外面側がアングル材8を介
して多孔性床板3に固定される。この上部カバー
5の下方には、移動体の一例である台車10を支
持案内するレールが配設される。すなわち11は
左右一対のレール12に支持案内されるトロリ装
置で、フロントトロリ13と、前後一対のロード
トロリ14,15と、リヤトロリ16と、フロン
トトロリ13とロードトロリ14との間を相対揺
動自在に連結する前部連結杆17と、ロードトロ
リ15とリヤトロリ16との間を相対揺動自在に
連結する後部連結杆18と、両ロードトロリ1
4,15間の連結杆を兼ねる被搬送物支持装置1
9とにより構成される。各トロリ13〜16は、
本体20,21,22,23の両側に夫々前後一
対のトロリホイール24,25,26,27を有
し、これらトロリホイール24〜27は前記レー
ル12に支持案内される。また本体20〜23に
は、レール12の上下内端に案内されるガイドロ
ーラ28,29,30,31を有する。前述した
連結杆を兼ねる支持装置19は、上面側の複数箇
所に受け具32を有する枠体33と、この枠体3
3の前、後部から垂設したブラケツト34,35
とからなり、これらブラケツト34,35の下面
から連設されかつ前記スリツト7をるCネツク3
6,37の下部が、門状枠41,42とトラニオ
ン38,39を介して前記本体21,22の上部
に連結される。上記したトロリ装置11と、被処
理物支持装置19と、ブラケツト34,35と、
Cネツク36,37と、門状枠41,42と、ト
ラニオン38,39とにより一定経路9上で走行
自在な台車10を構成し、またレール12は、そ
の上面外縁と前記上部カバー枠5の下端との間に
吸引流路40を形成すべく配設される。前記アン
グル材8の下面には、門状枠41,42の両端に
取付けたローラ43,44を支持案内する振れ止
め用レール45が取付けられる。前記台車10用
のレール12の下方には、一定経路9に沿つて配
設した左右一対のガイドレール46と、これらガ
イドレール46に支持案内される無端回動体47
とからなる走行駆動装置48を設けている。そし
て無端回動体47を、ガイドレール46間の下方
に位置するチエン49と、このチエン49の所定
ピツチ置きのリンク板上に固定具50を介して取
付けたプツシヤ本体51と、このプツシヤ本体5
1に取付けられ、かつガイドレール46に支持案
内されるローラ52と、プツシヤ本体51の後部
から立設された伝動突起53と、この伝動突起5
3に対向してプツシヤ本体51の前部にピン54
を介して起立横倒自在に取付けたホールドドツグ
55と、このホールドドツグ55を起立付勢する
ばね56、ならびに起立姿勢を規制するストツパ
57とから構成している。前記フロントトロリ1
3には、その本体20の下部から受動突起58が
垂設され、この受動突起58の後面58a側に対
して伝動突起53の前面53aが係脱自在とな
る。そして受動突起58と伝動突起53との間
に、係合状態において上下方向で嵌脱自在な係合
装置59を設けている。すなわち伝動突起53の
前面53a下部からは前方に延びかつ上方へ立上
がる係合突起60が連設され、そして受動突起5
8の底面58b側には上方への係合凹部61が形
成されている。そして係合突起60と係合凹部6
1との相対向する作用面は下開き状の傾斜面60
a,61aに形成され、これら傾斜面60a,6
1aの接当状態において、受動突起58の後面5
8aに伝動突起53の前面53aが接当すべく設
定してある。62は被搬送物の一例である自動車
のボデイを示す。
以下に上記実施例の作用を説明する。ボデイ6
2を支持してなる台車10は、その受動突起58
が伝動突起53に係合することによつて無端回動
体47の動力を受ける。これにより台車10は乾
燥室1内に入り、乾燥室1内を走行中に乾燥装置
によりボデイ62に対する所期の乾燥処理が遂行
され、その後、乾燥室1から出て行く。乾燥作業
中においては、吸引路4側の吸引力が多孔性床板
3に作用し、以つて乾燥室1内で発生した塵埃な
どが吸引除去される。また吸引力により、第3図
で示すようにスリツト7から吸引流路40を通つ
て吸引路4へ至る流れAが生じており、したがつ
て乾燥室1内からスリツト7を通る塵埃はこの流
れAに乗つて移動し、レール12側へ入ることは
ない。前述した走行時においては、受動突起58
の後面58aに伝動突起53の前面53aが接当
係合し、かつ係合凹部61に係合突起60が係合
して両傾斜面61a,60aが接当することか
ら、受動突起53が伝動突起53と係合突起60
とにより前後方向から密にはさまれた状態にな
り、以つて伝動突起53と受動突起58とは一
体、ロツク化されることになる。何らかの事情で
係合装置59が外れ、台車10が暴走しようとし
ても、これは受動突起58がホールドドツグ55
に衝突することにより阻止し得る。
係合装置59の係脱操作は、受動突起58に伝
動突起53を係合させた状態で、受動突起58の
下降、伝動突起53の上昇、または両動作を行な
えばよい。たとえば第6図に示すようにガイドレ
ール46に上りスロープ部46Aを形成すること
により係合を自動的に行なえ、また第7図に示す
ようにガイドレール46に下りスロープ部46B
を形成することにより離脱を自動的に行なえる。
上記実施例では、移動体としてフロア走行式の
台車10を示したが、これは吊下げ搬送形式のハ
ンガ装置であつてもよい。
考案の効果 上記構成の本考案によると、受動突起に伝動突
起を後面側から係合させたのち、レールおよびガ
イドレールの一方または双方に形成したスロープ
部に移動体と走行駆動体を移動させることによ
り、係合装置の係合凹部に係合突起を上下方向に
嵌合して、受動突起を伝動突起と係合突起の間で
密に挟んだ状態にすることができ、これにより両
突起を前後方向でロツク状態にできる。したがつ
て被搬送物に対する作業の自動化を行なうに際し
て、自動作業機の制御の安定化、品質の向上、作
業性の安定などをはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の一実施例を示し、第
1図は一部切欠き側面図、第2図は縦断正面図、
第3図は要部の縦断側面図、第4図は同縦断正面
図、第5図は第3図における拡大図、第6図、第
7図は作用説明図、第8図は従来例を示す要部の
縦断側面図である。 1……乾燥室(処理室)、3……多孔性床板、
4……吸引路、7……スリツト、10……台車
(移動体)、11……トロリ装置、12……レー
ル、13……フロントトロリ、14,15……ロ
ードトロリ、16……リヤトロリ、19……被搬
送物支持装置、46……ガイドレール、46A…
…上りスロープ部、46B……下りスロープ部、
47……無端回動体、48……走行駆動装置、4
9……チエン、51……プツシヤ本体、53……
伝動突起、53a……前面、55……ホールドド
ツグ、58……受動突起、58a……後面、59
……係合装置、60……係合突起、60a……傾
斜面、61……係合凹部、61a……傾斜面、6
2……ボデイ(被搬送物)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レールに支持案内されて一定経路上で走行自在
    な移動体と、一定経路に沿つて配設したガイドレ
    ール上を移動自在な走行駆動装置とを有し、前記
    移動体に設けた受動突起の後面側に係脱自在な伝
    動突起を走行駆動装置に設けた搬送装置におい
    て、前記受動突起と伝動突起との係脱位置で前記
    レールとガイドレールとを上下方向に接近離間さ
    せるスロープ部をレールとガイドレールの少なく
    とも一方に形成し、前記受動突起の底面に形成さ
    れた係合凹部と、伝動突起の前方位置で前記係合
    凹部に上下方向で嵌脱自在な係合突起とを備えた
    係合装置を設けたことを特徴とする搬送装置。
JP12155186U 1986-08-06 1986-08-06 Expired JPH0340685Y2 (ja)

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JP12155186U JPH0340685Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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JP12155186U JPH0340685Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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JPS6326476U (ja) 1988-02-20

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