JPH0541222Y2 - - Google Patents

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JPH0541222Y2
JPH0541222Y2 JP11613887U JP11613887U JPH0541222Y2 JP H0541222 Y2 JPH0541222 Y2 JP H0541222Y2 JP 11613887 U JP11613887 U JP 11613887U JP 11613887 U JP11613887 U JP 11613887U JP H0541222 Y2 JPH0541222 Y2 JP H0541222Y2
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JP
Japan
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exhaust
passage
exhaust manifold
bolt
manifold
Prior art date
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JP11613887U
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JPS6421214U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジンの排気管接続構造に関し、特
に複数の気筒群毎に分割した排気通路を形成する
排気マニホールドを、排気通路構成部品にボルト
を介して接続するようにしたものに関する。
(従来の技術) 従来、エンジンの排気管接続構造として、例え
ば、実開昭59−67536号公報に開示されるように、
排気マニホールドの内部に仕切壁を設けて複数の
気筒群毎に分割した排気通路を形成し、この排気
マニホールドを、排気ターボ過給機のガス入口部
にボルトを介して接続し、上記排気通路により排
気干渉を防止して排気ターボ過給機に供給する排
気エネルギを確保するようにしたものが知られて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記従来のものでは、仕切壁が高温
に加熱されるので、クラツクの発生を防止すべく
該仕切壁の厚さを所定量確保しなければならな
い。このため、排気マニホールドの通路面積を大
きくして排気抵抗が増えるのを防止する必要があ
る。しかし、その場合、上記ボルト固定部の排気
マニホールド中心からの距離が長くなり、これに
応じて隣り合うボルト固定部同士の距離が長くな
つて排気マニホールドと排気ターボ過給機との接
続部のシールが不良になり、ガス洩れが生じ易く
なるという問題がある。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、排気マニホールド
と排気ターボ過給機の排気通路構成部品との接続
部における通路形状を工夫して、ボルト固定部の
排気マニホールド中心からの距離を短くしつつ排
気マニホールドの通路面積を大きく確保すること
にある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記目的を達成するため、本考案の解決手段
は、複数の気筒群毎に分割した排気通路を形成す
る排気マニホールドを、排気通路構成部品にボル
トを介して接続したエンジンの排気管接続構造を
対称とし、これに対し、上記排気マニホールドと
排気通路構成部品との接続部における通路形状
を、ボルト固定部を避けた多角形状に形成する構
成としたものである。
(作用) 上記の構成により、本考案では、排気マニホー
ルドと排気通路構成部品との接続部における通路
形状を、ボルト固定部を避けた多角形状に形成し
たので、これとほぼ同等の面積を持つ円形状通路
等よりもボルト固定部と排気マニホールド中心と
の距離が短くなる。しかも、この距離が等しい円
形状通路等よりも排気マニホールドの通路面積が
大きくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面は本考案の実施例に係る排気管接続構造を
備えた直列4気筒エンジンを示す。第1図におい
て、1は集合型の排気マニホールドである。第1
図および第2図に示すように、該排気マニホール
ド1の内部には、複数の気筒群(図では2群)毎
に分割した排気通路2,3が形成されている。す
なわち、一方の排気通路2はエンジンの第1気筒
および第2気筒に連通し、他方の排気通路2はエ
ンジンの第3気筒および第4気筒に連通してい
る。そして、各排気通路2,3は、仕切壁4によ
つて仕切られている。さらに、大に図に示すよう
に、各排気通路2,3は、その通路面積が出口に
向かつて序々に小さくなるよう形成されている。
また、5は排気通路構成部品としての排気ター
ボ過給機であつて、該排気ターボ過給機5のター
ビン側におけるガス入口部6は上記排気マニホー
ルド1の集合側にフランジ接続されており、排気
マニホールド1からの排気ガスのエネルギーを回
収してエンジンを過給するようにしている。すな
わち、第3図および第4図に示すように、排気タ
ーボ過給機ガス入口部6の角型接続フランジ6a
には、その四隅にボルト固定部としてのボルト貫
通孔8が形成されているとともに、排気マニホー
ルド1の接続フランジ1aには、その四隅にボル
ト固定部としてのボルト孔9が形成されている。
よつて、上記各ボルト貫通孔8に貫通したボルト
10をボルト孔9に締め込むことにより、ガス入
口部6を上記排気マニホールド1にフランジ接続
している。
そして、上記排気マニホールド1と排気ターボ
過給機5との接続部における通路形状は、ボルト
貫通孔8およびボルト孔9を避けた正八角形状に
形成されている。すなわち、第5図に示すよう
に、該通路形状は、その1つおきの4辺がボルト
貫通孔8およびボルト孔9と通路中心とを結ぶ線
にほぼ直交するように形成されている。しかも、
排気マニホールド1の接続部では、上記仕切壁4
が、上記正八角形状通路の対向する2辺に直交し
ている。
したがつて、上記実施例においては、排気マニ
ホールド1と排気ターボ過給機5との接続部にお
ける通路形状を、ボルト貫通孔8およびボルト孔
9を避けた正八角形状に形成したので、これとほ
ぼ同等の面積を持つ円形状通路等よりもボルト貫
通孔8等と排気マニホールド中心との距離が短く
なり、隣り合うボルト貫通孔8同士の距離が短く
なつて排気マニホールド1と排気ターボ過給機5
との接続部のシールが良好になされ、ガス洩れを
防止することができる。
しかも、第2図に示すように、ボルト貫通孔8
等と排気マニホールド中心との距離が実施例のも
のと等しい円形状通路等よりも排気マニホールド
1の通路面積が大きくなるので、排気抵抗の増大
による出力低下を防止することができる。
また、第3図に示すように、排気マニホールド
1の接続部では、上記仕切壁4が上記正八角形状
通路の対向する2辺に直交しているので、仕切壁
4と通路と間のR部の角度が円形状通路の場合よ
りも大きくなつて熱応力の集中によるクラツクの
発生を防止することができる。
さらに、各排気通路2,3は、その通路面積が
出口に向かつて序々に小さくなるよう形成されて
いるので、この出口における排気ガスの流速の低
下を防止して出力が低下するのをを防止すること
ができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のエンジンの排気
管接続構造によれば、複数の気筒群毎に分割した
排気通路を形成する排気マニホールドと排気通路
構成部品との接続部における通路形状を、ボルト
固定部を避けた多角形状に形成したので、隣り合
うボルト固定部同士の距離を短くして排気マニホ
ールドと排気通路構成部品との接続部からのガス
洩れ防止を図りつつ、排気マニヘールドの通路面
積を大きく確保して排気抵抗の増大による出力低
下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を例示し、第1図は全体
構成図、第2図は排気マニホールドの側面図、第
3図は排気マニホールド接続フランジの平面図、
第4図は排気ターボ過給機ガス入口部接続フラン
ジの平面図、第5図は第4図の拡大図である。 1……排気マニホールド、2,3……排気通
路、5……排気ターボ過給機、8……ボルト貫通
孔、9……ボルト孔、10……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の気筒群毎に分割した排気通路を形成する
    排気マニホールドを、排気通路構成部品にボルト
    を介して接続したエンジンの排気管接続構造にお
    いて、上記排気マニホールドと排気通路構成部品
    との接続部における通路形状を、ボルト固定部を
    避けた多角形状に形成したことを特徴とするエン
    ジンの排気管接続構造。
JP11613887U 1987-07-29 1987-07-29 Expired - Lifetime JPH0541222Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11613887U JPH0541222Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

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JP11613887U JPH0541222Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

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Publication Number Publication Date
JPS6421214U JPS6421214U (ja) 1989-02-02
JPH0541222Y2 true JPH0541222Y2 (ja) 1993-10-19

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JP11613887U Expired - Lifetime JPH0541222Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

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JP6194918B2 (ja) * 2015-04-22 2017-09-13 マツダ株式会社 ターボ過給機付エンジンの排気装置

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Publication number Publication date
JPS6421214U (ja) 1989-02-02

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