JPS6332896Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332896Y2 JPS6332896Y2 JP8542983U JP8542983U JPS6332896Y2 JP S6332896 Y2 JPS6332896 Y2 JP S6332896Y2 JP 8542983 U JP8542983 U JP 8542983U JP 8542983 U JP8542983 U JP 8542983U JP S6332896 Y2 JPS6332896 Y2 JP S6332896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- manifold
- exhaust
- dual
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 15
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Supercharger (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車等の車輌に用いられる多気筒
内燃機関のための排気マニホールドに係り、特に
複数個の排気ガス入口より一つの排気ガス出口へ
至る排気ガス通路が二つに区分されたデユアル型
排気マニホールドに係る。
内燃機関のための排気マニホールドに係り、特に
複数個の排気ガス入口より一つの排気ガス出口へ
至る排気ガス通路が二つに区分されたデユアル型
排気マニホールドに係る。
多気筒内燃機関の排気通路を構成する排気マニ
ホールドのうちデユアル型のものは、内燃機関の
側壁に接続する一方の接続フランジ部に複数個の
排気ガス入口を、他方の接続フランジ部に一つの
排気ガス出口を各々有し、マニホールド内部に設
けられた隔壁により前記複数個の排気ガス入口よ
り前記排気ガス出口へ至る排気ガス通路が二つに
区分されており、この種の排気マニホールドは排
気干渉による排気損失を極力小さく抑え、ターボ
チヤージヤをより効率的に運転させることができ
る。
ホールドのうちデユアル型のものは、内燃機関の
側壁に接続する一方の接続フランジ部に複数個の
排気ガス入口を、他方の接続フランジ部に一つの
排気ガス出口を各々有し、マニホールド内部に設
けられた隔壁により前記複数個の排気ガス入口よ
り前記排気ガス出口へ至る排気ガス通路が二つに
区分されており、この種の排気マニホールドは排
気干渉による排気損失を極力小さく抑え、ターボ
チヤージヤをより効率的に運転させることができ
る。
しかし、上述の如きデユアル型排気マニホール
ドに於ては、内燃機関の一側部に配設されて排気
ガス出口側の接続フランジ部の一方の側と他方の
側とに於ける熱雰囲気が互いに異り、また前記排
気ガス出口の部分にまで隔壁が設けられているこ
とにより隔壁より前記接続フランジ部へ熱が伝導
し、このため前記接続フランジ部が不均一な温度
分布の高温状態になり、比較的大きい熱歪を生
じ、そのフランジ面の平面性が損われ、該接続フ
ランジ部に於けるターボチヤージヤの如き他の装
置、部材との接続が良好に行われなくなり、この
接続部分に於て排気ガスの漏洩が生じる虞れがあ
る。
ドに於ては、内燃機関の一側部に配設されて排気
ガス出口側の接続フランジ部の一方の側と他方の
側とに於ける熱雰囲気が互いに異り、また前記排
気ガス出口の部分にまで隔壁が設けられているこ
とにより隔壁より前記接続フランジ部へ熱が伝導
し、このため前記接続フランジ部が不均一な温度
分布の高温状態になり、比較的大きい熱歪を生
じ、そのフランジ面の平面性が損われ、該接続フ
ランジ部に於けるターボチヤージヤの如き他の装
置、部材との接続が良好に行われなくなり、この
接続部分に於て排気ガスの漏洩が生じる虞れがあ
る。
本考案は、従来のデユアル型排気マニホールド
に於ける上述の如き不具合に鑑み、排気ガス出口
側の接続フランジ部が不均一な温度分布にて高温
になることを回避し、これによつて前記接続フラ
ンジ部に大きな熱歪が発生することを回避し、そ
のフランジ面の平面性を保障し、該接続フランジ
部に於ける他の装置、部材との接合部に於て排気
ガスの漏洩が生じないよう改良されたデユアル型
排気マニホールドを提供することを目的としてい
る。
に於ける上述の如き不具合に鑑み、排気ガス出口
側の接続フランジ部が不均一な温度分布にて高温
になることを回避し、これによつて前記接続フラ
ンジ部に大きな熱歪が発生することを回避し、そ
のフランジ面の平面性を保障し、該接続フランジ
部に於ける他の装置、部材との接合部に於て排気
ガスの漏洩が生じないよう改良されたデユアル型
排気マニホールドを提供することを目的としてい
る。
かかる目的は、本考案によれば、上述の如きデ
ユアル型排気マニホールドに於て、マニホールド
の周壁に接続する前記隔壁の両側縁部は前記排気
ガス出口の開口端より互いに実質的に異る距離だ
け隔たつた位置にて終つている如きデユアル型排
気マニホールドによつて達成される。
ユアル型排気マニホールドに於て、マニホールド
の周壁に接続する前記隔壁の両側縁部は前記排気
ガス出口の開口端より互いに実質的に異る距離だ
け隔たつた位置にて終つている如きデユアル型排
気マニホールドによつて達成される。
かかる構成によれば、隔壁の両側縁部に接続す
るマニホールドの周壁、特に排気ガス出口側の接
続フランジ部に於て隔壁より与えられる熱量を調
整でき、前記接続フランジ部のうち熱発散し難く
高温になり易い側には熱発散し易い側に比して隔
壁より与えられる熱量が少くなるように設定する
ことができ、これによつて前記接続フランジ部の
一方の側と他方の側に於ける温度差が少くなり、
接続フランジ部の熱歪が少くなり、フランジ面の
平面性が保たれ、ガス漏れの虞れがなくなる。
るマニホールドの周壁、特に排気ガス出口側の接
続フランジ部に於て隔壁より与えられる熱量を調
整でき、前記接続フランジ部のうち熱発散し難く
高温になり易い側には熱発散し易い側に比して隔
壁より与えられる熱量が少くなるように設定する
ことができ、これによつて前記接続フランジ部の
一方の側と他方の側に於ける温度差が少くなり、
接続フランジ部の熱歪が少くなり、フランジ面の
平面性が保たれ、ガス漏れの虞れがなくなる。
以下に添付の図を参照して本考案を実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第１図は本考案によるデユアル型排気マニホー
ルドが組込まれた内燃機関の一つの実施例をその
要部について示す立面図、第２図及び第３図は本
考案によるデユアル型排気マニホールドの正面図
及び平面図、第４図は本考案によるデユアル型排
気マニホールドの要部の縦断面図である。
ルドが組込まれた内燃機関の一つの実施例をその
要部について示す立面図、第２図及び第３図は本
考案によるデユアル型排気マニホールドの正面図
及び平面図、第４図は本考案によるデユアル型排
気マニホールドの要部の縦断面図である。
これらの図に於て、１はデユアル型排気マニホ
ールドを示しており、該デユアル型排気マニホー
ルドは一方の接続フランジ部２に複数個の、この
実施例に於ては、六個の排気ガス入口３〜８を有
しており、また他方の接続フランジ部９に一つの
排気ガス出口１０を有している。
ールドを示しており、該デユアル型排気マニホー
ルドは一方の接続フランジ部２に複数個の、この
実施例に於ては、六個の排気ガス入口３〜８を有
しており、また他方の接続フランジ部９に一つの
排気ガス出口１０を有している。
接続フランジ部２はスタツドボルト１１とナツ
ト１２とによつて内燃機関２０のシリンダヘツド
２１の側壁にガスケツト２２を挾んで固定接続さ
れており、排気ガス入口３〜８は各々内燃機関２
０の各気筒の排気ポート２３に個別に連通接続さ
れている。
ト１２とによつて内燃機関２０のシリンダヘツド
２１の側壁にガスケツト２２を挾んで固定接続さ
れており、排気ガス入口３〜８は各々内燃機関２
０の各気筒の排気ポート２３に個別に連通接続さ
れている。
接続フランジ部９にはスタツドボルト１３及び
ナツト１４によつてターボチヤージヤ２４の排気
ガス入口側接続フランジ部２５がガスケツト２６
を挾んで固定接続されている。
ナツト１４によつてターボチヤージヤ２４の排気
ガス入口側接続フランジ部２５がガスケツト２６
を挾んで固定接続されている。
デユアル型排気マニホールド１は、第１図に示
されている如く、内燃機関２０に対し取付けられ
ることにより接続フランジ部９のうち一方の側Ａ
は他方の側Ｂに比して内燃機関２０に近く、Ａ領
域はＢ領域に比して高温雰囲気中に曝され、Ｂ領
域に比して熱発散し難くなつている。
されている如く、内燃機関２０に対し取付けられ
ることにより接続フランジ部９のうち一方の側Ａ
は他方の側Ｂに比して内燃機関２０に近く、Ａ領
域はＢ領域に比して高温雰囲気中に曝され、Ｂ領
域に比して熱発散し難くなつている。
デユアル型排気マニホールド１の集合管部内に
は隔壁１７が設けられており、該隔壁によつて排
気ガス入口３〜５より排気ガス出口１０へ至る排
気ガス通路１５と排気ガス入口６〜８より排気ガ
ス出口１０へ至る排気ガス通路１６とが区分され
ている。隔壁１７は一方の端縁部１７ａにて前記
領域Ａに連なるマニホールド周壁に接続し、他方
の側縁部１７ｂにて前記領域Ｂに連なるマニホー
ルド周壁に各々接続しており、側縁側１７ａは側
縁部１７ｂに比して排気ガス出口１０の開口縁よ
り長い距離だけ隔たつた位置にて終つている。即
ち、側縁部１７ｂは排気ガス出口１０の開口端の
極く近傍までマニホールド周壁に接合して延在し
ているのに対し、側縁部１７ａは側縁部１７ｂに
比して排気ガス出口１０の開口端の極く近傍まで
はマニホールド周壁に接合して延在していない。
は隔壁１７が設けられており、該隔壁によつて排
気ガス入口３〜５より排気ガス出口１０へ至る排
気ガス通路１５と排気ガス入口６〜８より排気ガ
ス出口１０へ至る排気ガス通路１６とが区分され
ている。隔壁１７は一方の端縁部１７ａにて前記
領域Ａに連なるマニホールド周壁に接続し、他方
の側縁部１７ｂにて前記領域Ｂに連なるマニホー
ルド周壁に各々接続しており、側縁側１７ａは側
縁部１７ｂに比して排気ガス出口１０の開口縁よ
り長い距離だけ隔たつた位置にて終つている。即
ち、側縁部１７ｂは排気ガス出口１０の開口端の
極く近傍までマニホールド周壁に接合して延在し
ているのに対し、側縁部１７ａは側縁部１７ｂに
比して排気ガス出口１０の開口端の極く近傍まで
はマニホールド周壁に接合して延在していない。
上述の如く隔壁１７が構成されていることによ
り、接続フランジ部９の領域Ａは領域Ｂに比して
隔壁１７よりさほど熱を与えられなくなり、この
ことによつて接続フランジ部９の領域Ａと領域Ｂ
とでその熱発散性が異つていても両領域の温度差
が減少し、接続フランジ部９の熱歪が減少し、そ
のフランジ面の平面性が良好に保たれるようにな
り、接続フランジ部９と接続フランジ部２５との
接合部より排気ガスが漏洩することが回避され
る。
り、接続フランジ部９の領域Ａは領域Ｂに比して
隔壁１７よりさほど熱を与えられなくなり、この
ことによつて接続フランジ部９の領域Ａと領域Ｂ
とでその熱発散性が異つていても両領域の温度差
が減少し、接続フランジ部９の熱歪が減少し、そ
のフランジ面の平面性が良好に保たれるようにな
り、接続フランジ部９と接続フランジ部２５との
接合部より排気ガスが漏洩することが回避され
る。
以上に於ては、本考案を特定の実施例について
詳細に説明したが、本考案は、これに限られるも
のではなく、本考案の範囲内にて種々の実施例が
可能であることは当業者にとつて明らかであろ
う。
詳細に説明したが、本考案は、これに限られるも
のではなく、本考案の範囲内にて種々の実施例が
可能であることは当業者にとつて明らかであろ
う。
第１図は本考案によるデユアル型排気マニホー
ルドが組込まれたターボチヤージヤ付き内燃機関
の一つの実施例をその要部について示す立面図、
第２図及び第３図は本考案によるデユアル型排気
マニホールドの一つの実施例を示す正面図及び平
面図、第４図は第２図に示されたデユアル型排気
マニホールドの要部を示す部分的断面図である。 １……デユアル型排気マニホールド、２……接
続フランジ部、３〜８……排気ガス入口、９……
接続フランジ部、１０……排気ガス出口、１１…
…スタツドボルト、１２……ナツト、１３……ス
タツドボルト、１４……ナツト、１５，１６……
排気ガス通路、１７……隔壁、１７ａ，１７ｂ…
…側縁部、２０……内燃機関、２１……シリンダ
ヘツド、２２……ガスケツト、２３……排気ポー
ト、２４……ターボチヤージヤ、２５……排気ガ
ス入口側接続フランジ部、２６……ガスケツト。
ルドが組込まれたターボチヤージヤ付き内燃機関
の一つの実施例をその要部について示す立面図、
第２図及び第３図は本考案によるデユアル型排気
マニホールドの一つの実施例を示す正面図及び平
面図、第４図は第２図に示されたデユアル型排気
マニホールドの要部を示す部分的断面図である。 １……デユアル型排気マニホールド、２……接
続フランジ部、３〜８……排気ガス入口、９……
接続フランジ部、１０……排気ガス出口、１１…
…スタツドボルト、１２……ナツト、１３……ス
タツドボルト、１４……ナツト、１５，１６……
排気ガス通路、１７……隔壁、１７ａ，１７ｂ…
…側縁部、２０……内燃機関、２１……シリンダ
ヘツド、２２……ガスケツト、２３……排気ポー
ト、２４……ターボチヤージヤ、２５……排気ガ
ス入口側接続フランジ部、２６……ガスケツト。
Claims (1)
- 一方の接続フランジ部に複数個の排気ガス入口
を、他方の接続フランジ部に一つの排気ガス出口
を各々有し、内部に設けられた隔壁により前記複
数個の排気ガス入口より前記排気ガス出口へ至る
排気ガス通路が二つに区分された内燃機関用デユ
アル型排気マニホールドに於て、マニホールドの
周壁に接続する前記隔壁の両側縁部は前記排気ガ
ス出口の開口端より互いに実質的に異る距離だけ
隔たつた位置にて終つていることを特徴とするデ
ユアル型排気マニホールド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8542983U JPS59190928U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 内燃機関用デユアル型排気マニホ−ルド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8542983U JPS59190928U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 内燃機関用デユアル型排気マニホ−ルド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59190928U JPS59190928U (ja) | 1984-12-18 |
| JPS6332896Y2 true JPS6332896Y2 (ja) | 1988-09-02 |
Family
ID=30215393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8542983U Granted JPS59190928U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 内燃機関用デユアル型排気マニホ−ルド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59190928U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4760526B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2011-08-31 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関のシリンダヘッド |
-
1983
- 1983-06-03 JP JP8542983U patent/JPS59190928U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59190928U (ja) | 1984-12-18 |
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