JPH0723547Y2 - 過給機付内燃機関のエキゾーストマニホールド - Google Patents

過給機付内燃機関のエキゾーストマニホールド

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JPH0723547Y2
JPH0723547Y2 JP1988070964U JP7096488U JPH0723547Y2 JP H0723547 Y2 JPH0723547 Y2 JP H0723547Y2 JP 1988070964 U JP1988070964 U JP 1988070964U JP 7096488 U JP7096488 U JP 7096488U JP H0723547 Y2 JPH0723547 Y2 JP H0723547Y2
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JP
Japan
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supercharger
exhaust manifold
combustion engine
internal combustion
partition wall
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Application number
JP1988070964U
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English (en)
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JPH01174529U (ja
Inventor
幸夫 紺野
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は過給機付内燃機関のエキゾーストマニホールド
に関する。
〈従来の技術〉 過給機付内燃機関のエキゾーストマニホールドの従来例
として、例えば第３図に示すようなものがある。
即ち、各気筒の排気ポートに接続されるブランチ部1,2
の下流端部が集合され、集合部３が形成されている。前
記集合部３は、各ブランチ部1,2から流入する排気が該
集合部３を独立して流通し、排気効率を高めるように仕
切壁４により２系統に画成され、下流端部のフランジ部
５には２つの開口部6,7が前記仕切壁４により独立して
開設されている。そして、これら開口部6,7から排気が
過給機（図示せず）のタービンに導入され、該排気流に
よりタービンを回転駆動するようになっている。
また、各ブランチ部1,2の下流端部には本管8,9の下流端
部が夫々接続され、これら本管8,9の上流端部には前記
気筒以外の気筒の排気ポートに接続されるブランチ部
（図示せず）が接続されている。そして、排気はブラン
チ部から本管8,9を介して集合部３に導入された後、各
開口部6,7からタービンに導入されるようになってい
る。
ところで、過給機付内燃機関においては、排気温度が高
いために、特に排気に晒される仕切壁４は、熱疲労によ
る応力が大きくなっていた。
このため、従来においては、開口部6,7の開口中心Ckに
沿って仕切壁４にスリット10を形成し、このスリット10
により熱応力を緩和するようになっていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来のエキゾーストマニホー
ルドにおいては、仕切壁４にスリット10を、開口部6,7
の開口中心Ckに沿って形成するようにしているが、熱応
力の吸収が不十分であった。
本考案は、このような実状に鑑みなされたもので、耐久
信頼性を向上できる過給機付内燃機関のエキゾーストマ
ニホールドを提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため本考案では、各気筒の排気ポートに接続される
ブランチ部の下流端部を集合させて集合部を形成し、該
集合部を前記複数のブランチ部毎に独立して排気が流れ
るように仕切壁により画成して、集合部の下流端部に複
数の開口部を仕切壁により形成するようにした過給機付
内燃機関のエキゾーストマニホールドにおいて、前記仕
切壁の下流端部に、スリットを前記開口部を連通させる
ように、前記開口部の開口中心からオフセットさせて形
成する構成とした。
〈作用〉 上記のような構成を採用したので、ブランチ部から集合
部に流入する排気が最も多量に当たる位置にスリットが
形成されることになり、熱応力を充分に吸収し、もっ
て、仕切壁の排気温度による熱疲労を抑制できる。
〈実施例〉 以下に、本考案の一実施例を第１図及び第２図に基づい
て説明する。尚、従来例と同一要素には第３図と同一符
号を付して説明を省略する。
図において、ブランチ部1,2とブランチ部の一部を構成
する本管8,9との集合部３には仕切壁４が従来例と同様
に形成されている。この仕切壁４にはスリット11が開口
部6,7を連通させると共にこれら開口部6,7の開口中心Ck
に対して剛性の高い本管8,9の中心軸Ce側にオフセット
して形成されている。
かかる構成によれば、スリット11が本管8,9の中心軸Ce
側にオフセットされているので、ブランチ部1,2及び本
管8,9から集合部３に流入する排気が最も多量に当たる
位置にスリット11が形成されるため、熱応力を充分に吸
収できる。
従って、フランジ部５に拘束される仕切壁４の排気温度
による熱疲労を抑制でき、耐久性を向上できる。
ちなみに該スリット11を開口中心Ckに設けた場合と、開
口中心Ckから本管8,9の中心軸Ce方向に距離10mmだけオ
フセットした位置に設けた場合とでは、高温と低温を繰
り返し付加する強制熱サイクル疲労試験において、約20
％強度が増加した事が確認されている。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように開口部の開口中心からオ
フセットして仕切壁にスリットを形成するようにしたの
で、熱応力を最適に吸収できるため、熱疲労を最適に抑
制でき、もって耐久性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の一実施例を示すエキゾーストマニホー
ルドの正面図、第２図は第１図におけるＡ−Ａ断面図、
第３図は従来例を示す正面図である。 1,2……ブランチ部、３……集合部、４……仕切壁、6,7
……開口部、8,9……本管、11……スリット、Ck……開
口中心

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】各気筒の排気ポートに接続されるブランチ
    部の下流端部を集合させて集合部を形成し、該集合部を
    前記複数のブランチ部毎に独立して排気が流れるように
    仕切壁により画成して、集合部の下流端部に複数の開口
    部を仕切壁により形成するようにした過給機付内燃機関
    のエキゾーストマニホールドにおいて、前記仕切壁の下
    流端部に、スリットを前記開口部を連通させるように、
    前記開口部の開口中心からオフセットさせて形成したこ
    とを特徴とする過給機付内燃機関のエキゾーストマニホ
    ールド。
JP1988070964U 1988-05-31 1988-05-31 過給機付内燃機関のエキゾーストマニホールド Expired - Lifetime JPH0723547Y2 (ja)

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JP6402693B2 (ja) * 2015-08-24 2018-10-10 マツダ株式会社 エンジンの排気装置
JP6527548B2 (ja) * 2017-05-23 2019-06-05 本田技研工業株式会社 フランジ接合構造

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JPS58148224U (ja) * 1982-03-31 1983-10-05 日産ディーゼル工業株式会社 タ−ボ過給機付機関の排気制御装置

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JPH01174529U (ja) 1989-12-12

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