JPH054019Y2 - - Google Patents

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JPH054019Y2
JPH054019Y2 JP15908688U JP15908688U JPH054019Y2 JP H054019 Y2 JPH054019 Y2 JP H054019Y2 JP 15908688 U JP15908688 U JP 15908688U JP 15908688 U JP15908688 U JP 15908688U JP H054019 Y2 JPH054019 Y2 JP H054019Y2
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standby
microcomputer
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capacitor
time
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 マイクロコンピユータの外部にスタンバイ時間
を電圧変化で示す充放電回路を設け、その電圧値
をA/D変換して該マイクロコンピユータに取り
込むことにより、自らスタンバイ時間の長さを把
握できるようにする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、マイクロコンピユータが自らのスタ
ンバイ時間の長さを把握できるようにするスタン
バイ時間指示回路に関する。
〔従来の技術〕
通常のマイクロコンピユータには消費電力を節
減するスタンバイモードがあり、この間は発振を
停止する等して一部の機能しか作動させていな
い。スタンバイモードへの移行およびその解除は
外部のスイツチによつて指示される。
マイクロコンピユータは通常の動作時には正確
な時間計測を行えるが、スタンバイモードになる
と時間計測などはできず、従つてスタンバイ時間
の長短は判別できない。ところでシステムによつ
てはスタンバイ時間の長さによつて、スタンバイ
解除後にマイクロコンピユータが果たすべき動作
が異なるものもある。
例えば、アクセサリ電源(ACC)で動作する
車載用のコンパクトデイスク(CD)プレーヤで
は、演奏中にACCオフになるとデイスクモータ
の駆動電圧はゼロになり、停止することになる
が、しばらく慣性によつて回転している。そこで
ACCオフ直後に再度ACCをオンにしエジエクト
釦を押してCDを排出しようとすると、回転中の
CDを取出すことになり、CDを傷付けたりする恐
れがある。これを避けるにはCDを完全停止させ
る必要があるが、これには、ACCオフであつた
時間(これは制御用マイクロコンピユータのスタ
ンバイ時間でもある)を知り、その長短によつて
CDを停止させるブレーキ時間を調整しなければ
ならない。ブレーキには、デイスクモータに逆回
転電圧を印加する方法かせ採られるが、この逆回
転電圧印加時間が長過ぎるとデイスクは逆回転し
てしまい、また短か過ぎるとデイスクはまだ回転
しており、いずれにしてもCDを回転したまま排
出してCDを損傷したり、異音を発生したりする
原因になる。
逆回転電圧の印加は、デイスクがちようど停つ
た所で停止すればよいが、これには該電圧印加時
のデイスクモータの回転速度を知る、これは
ACCオフであつた時間に関係するから該時間を
知る、必要がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述したブレーキ時間の調整は、自らもスタン
バイ状態であつたマイクロコンピユータが行うも
のであるため実際には不可能である。そこで従来
は、ブレーキをかけ終つてからスタンバイ状態に
移行するようにしている。しかしこれではスタン
バイに入るのが遅れる。
また従来はスタンバイ時間が分らないので、ス
タンバイ時間の長短によつてマイクロコンピユー
タがスタンバイ解除後の動作を変えることはでき
ない、という欠点がある。
本考案は外部にスタンバイ時間を示す付加回路
を設けるこで、この点を改善しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、マイクロコンピユータのスタンバイ
解除ポートの電圧をスイツチを通して加えられて
充電されるコンデンサと、該コンデンサの電荷を
放電する抵抗とからなる充放電回路を備え、スタ
ンバイ解除時にマイクロコンピユータに、前記ス
イツチを一時的に開きそして前記コンデンサの電
圧を読取らせるようにしてなることを特徴とする
ものである。
〔作用〕
マイクロコンピユータが動作中に充電され、該
コンピユータがスタンバイ状態になると放電を開
始する充放電回路は、その充電電圧の変化でスタ
ンバイ時間の長さを示すことができる。従つて、
マイクロコンピユータがスタンバイ解除となつた
瞬間の上記電圧をA/D変換して読取れば、自ら
のスタンバイ期間の長さを知ることができる。
このような付加回路があれば、マイクロコンピ
ユータはスタンバイ解除後の動作をスタンバイ時
間の長さに応じて異ならせることが可能になる。
しかも、充放電回路は構成が簡単なので、A/D
変換チヤンネルを有するマイクロコンピユータで
は付加回路を複雑化せずに済む。
〔実施例〕 第1図は本考案の一実施例を示す構成図で、1
0はマイクロコンピユータ、11はそのスタンバ
イ解除ポート、12はスタンバイSW2の制御ポ
ート、13はマイコン内蔵A/D変換部への入力
となるアナグロポート、14はイジエクト(排
出)指示を受けるポート、15は水晶発振素子で
ある。このマイクロコンピユータ10は前述した
CDプレーヤ制御用を想定してあり、バツクアツ
プロール電源BUで動作する。
スタンバイ解除ポート11にはアクセサリスイ
ツチSW1を通してバツテリ電圧Eが印加され、
SW1オンで動作(アクテイブ)、SW1オフで待
機(スタンバイ)となる。SW2制御ポート12
はアクテイブ状態ではスイツチSW2をオンにす
るが、スイツチ解除直後は所定時間遅れてSW2
をオンにする。コンデンサCはSW1,SW2が
オンの期間に充電され、SW1がオフになると抵
抗R2を通して放電する。アナログポート13は
コンデンサCの充電電圧VAを取込み、これを内
部のA/D変換部でデジタル値に変換するための
ものである。この部分は外付けのA/D変換器で
もよい。R1は、SW1オフのままでコンデンサC
が充電されていない時にマイクロコンピユータ1
0の電源を投入した場合、アナログポート13か
らコンデンサCを充電するために流出する突入電
流を制限するためのものである。
コンデンサCと抵抗R2からなる充放電回路2
0の充電電圧VAは、SW1オフ後に第2図のよう
に変化する。これは、逆流防止用のダイオード
D1の順方向電圧をVDとすれば VAO=E−VD を初期値として VA=VAO・ε−t/CR2 なる式で表すことができる。
従つて、マイクロコンピユータ10はスタンバ
イ解除時の電圧VAからスタンバイ時間tの長さ
を算出することができる。この演算は上式を使用
してもよいが、マツプ計算でもよい。
スタンバイの解除はSW1を再度オンすること
により指示されるため、このときコンデンサCが
充電されないようにマイクロコンピユータ10は
発振開始直後のプログラムでSW2を直ちにはオ
ンにせず、所定時間遅れてオンにするようにして
一時的に(A/D変換が完了するまで)オフ状態
を実現して充電禁止する。
このスタンバイの解除はイジエクポート14に
イジエクトを指示するスイツチSW3で行うこと
もできる。D2,D3はこのような場合に回込みを
防止するダイオードである。また、R3はイジエ
クトスイツチSW3をバツクアツプ電源BUに接
続する抵抗である。
CDプレーヤが演奏中にマイクロコンピユータ
がスタンバイに入ることは、キーをスタータ位置
へ廻したとき(このときアクセサリスイツチSW
1は電圧変動により瞬時切れる)、またはエンジ
ンを止めてキーを引抜いたとき等に生じる。キー
を引抜いたとき、CDプレーヤにデイスクが入つ
ているのを思い出しこれを取出そうとし、イジエ
クト釦SW3を押すと、マイクロコンピユータは
スタンバイ解除になり、上記充放電回路20の電
圧読取り、ブレーキ時間計算、ブレーキ適用、完
全停止後にデイスク排出を行ない、然るのち再び
スタンバイに戻る。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、簡単な付加
回路を設けるだけでマイクロコンピユータが自ら
のスタンバイ時間の長さを知ることができるの
で、スタンバイ解除後にスタンバイ時間の長さに
応じた動作をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図は充放電回路の放電特性図である。 図中、10はマイクロコンピユータ、11はス
タンバイ解除ポート、12はSW2制御ポート、
13はアナログポート、20は充放電回路、Cは
コンデンサ、Rは抵抗、SW1はスタンバイ解除
スイツチである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 マイクロコンピユータ10のスタンバイ解除ポ
    ート11の電圧をスイツチSW2を通して加えら
    れて充電されるコンデンサCと、該コンデンサC
    の電荷を放電する抵抗R2とからなる充放電回路
    20を備え、 スタンバイ解除時にマイクロコンピユータに前
    記コンデンサの電圧を読取らせ、その後前記スイ
    ツチを閉じさせるようにしてなることを特徴とす
    るマイクロコンピユータのスタンバイ時間指示回
    路。
JP15908688U 1988-12-07 1988-12-07 Expired - Lifetime JPH054019Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15908688U JPH054019Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15908688U JPH054019Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0280829U JPH0280829U (ja) 1990-06-21
JPH054019Y2 true JPH054019Y2 (ja) 1993-02-01

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