JPH0538971U - プリント基板の実装構造 - Google Patents

プリント基板の実装構造

Info

Publication number
JPH0538971U
JPH0538971U JP8643891U JP8643891U JPH0538971U JP H0538971 U JPH0538971 U JP H0538971U JP 8643891 U JP8643891 U JP 8643891U JP 8643891 U JP8643891 U JP 8643891U JP H0538971 U JPH0538971 U JP H0538971U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
board
display
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8643891U
Other languages
English (en)
Inventor
篤 大河原
敬一 高橋
直昭 津川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP8643891U priority Critical patent/JPH0538971U/ja
Publication of JPH0538971U publication Critical patent/JPH0538971U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、工程が単純かつ安価でし
かも装置の薄形化が実現できるプリント基板の実装構造
を提供することを目的とする。 【構成】 プリント基板の一方の面に形成した導電パタ
ーンに面実装用の電子部品を実装し、この実装面側を表
示板等に向けて取付けたプリント基板の実装構造を構成
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば火災受信機の地区表示用の表示板のプリント基板の実装構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のプリント基板の実装構造の一例を、図5に示す。 図5において、Diは表示孔Dwを設けた表示板、Pdは発光ダイオード、W lはリード脚である。Prはプリント基板、PtとPhはプリント基板Prに穿 設されたスルーホールと装着孔である。また、Ipは絶縁紙、Rpは装着孔Ph に対応して設けられ樹脂成型した固定用のピンである。ピンRpの先端には割れ 目が形成されて開花時の蕾のように拡げられ、装着孔Phに挿入すると太さが細 くなり、抜け出ると拡がってロックされるように作られている。
【0003】 上記のように構成された従来のプリント基板の実装構造において、プリント基 板PrのスルーホールPtにDIP(リード挿入形パッケージ)形の発光ダイオ ードPdの2本のリード脚Wlを挿入し、例えば浸漬ろう付によりハンダ付けを 行う。発光ダイオードPdをハンダ付けで実装したプリント基板Prを、表示板 Diの裏側の所定の位置にネジなどの固定手段で取り付ける。そして、絶縁紙I pに取り付けられた固定用のピンRpの先端をプリント基板Prの装着孔Phに 押込むと、上述したように先端が拡がって絶縁紙Ipがプリント基板Prに取り 付けられて裏面側が覆われるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のプリント基板の実装構造は上記のように、固定用のピンRpを装着孔P hに挿入してプリント基板Prに絶縁紙Ipを取り付けて裏側を覆って、電源兼 信号線の接続切り離し等の際に、ドライバ等でプリント基板Prの配線が傷つけ られるのを防止するように構成されている。したがって、絶縁紙Ipと樹脂で成 型加工したピンRpが必要になるばかりか、プリント基板Pr側にも装着孔Ph の加工が必要で、しかも装置の奥行きの厚さの薄形化の推進に支障があった。ま た、絶縁紙IpやピンRpなどの部品点数が増え、それだけ組立て工数が増加し て製作費が高くなる等の問題点もあった。
【0005】 本考案は、このような従来装置の問題点を解決するためになされたもので、部 品点数が少なく、工程が単純でコストが安く、しかも装置の薄形化が実現できる プリント基板の実装構造を提供するようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
電子部品を導電パターンにハンダ付けで実装して表示板等の裏側に取付けらる プリント基板の実装構造において、プリント基板の一方の面に形成した導電パタ ーンに面実装用の電子部品を実装し、この実装面側を表示板等に向けて取付けた プリント基板の実装構造を構成したものである。
【0007】
【作用】
プリント基板には、片方の面だけに導電パターンが形成される。プリント基板 の導電パターンの形成面には、面実装形(Sureface Mounting Tecnology …SM Tと略して使われることもある)の電子部品、例えば発光ダイオードや抵抗等が 位置決めされながらハンダ付けされる。そして、面実装形の電子部品を実装した プリント基板は、実装面を表示板等に向けてネジなどの固定手段で表示板の裏側 に取り付けられる。プリント基板の裏面にはリード線のハンダ付け等がなく、従 来の絶縁紙が不必要で使われない。
【0008】
【実施例】
図1は本考案実施例の一部の平面図で、ここでは、本考案を火災受信機におけ る地区表示板用のプリント基板に実施した場合が例示されている。
【0009】 図1において、1は表示板用のプリント基板である。10はプリント基板1の 絶縁板、11は導電パターンである。導電パターン11は、絶縁板10の一方の 面に形成されている。12は導電パターン11上にハンダ付けされたインバータ IC、13は各種の抵抗器、14はコンデンサ、15は赤色LED、16は緑色 LEDで、これらの部品にはリードの短い面実装用の電子部品が用いられている 。17はネジ(図4)、18はコネクタ用の切欠き、19は四角や丸形等の固定 用の貫通孔である。プリント基板1は導電パターン11にLED15等の面実装 用の電子部品を面実装してから、後述する表示板側に実装面を向けて固定用の貫 通孔19に通したネジ17で表示板に取付けられる。
【0010】 図1で説明したプリント基板1を適用した火災受信機が、図2乃至図4に示さ れている。図2は本考案を適用した火災受信機の正面図、図3は図1の開扉状態 を示す斜視図、図4は図2の要部の分解斜視図である。 図2〜4において、2は金属板からなる筐体の本体、3は扉である。本体2と 扉3で箱型の筐体を構成し、扉3は側部に設けたヒンジにより本体2に開閉可能 に支持されている。本体2の内部には図示のように火災受信機の多数の回路部品 類が収容されて、配線が施されている。30は扉3の前面板、31は前面板30 に設けられた窓孔、32は押え金具、33は受話器、34は受話器33のホルダ である。
【0011】 4は窓孔31に取り付けられた表示板、5は増設表示板、6は操作板である。 表示板4と増設表示板5及び操作板6は樹脂成型され、それぞれ鍔板41と51 及び61を設けて窓孔31に前面から装着される。装着状態で表示板4と増設用 表示板5及び操作板6の水平方向の接触部が、互いに嵌め込まれて係合して連結 するように作られている。42と52は2段5列で10の地区を表示する同一構 造の地区表示窓で、表示板4と増設表示板5の前面に設けられた長方形の凹部で 構成されている。43と53は各地区表示窓42,52に貫設された2つの丸窓 で、前記プリント基板1上のLED15,16に対応して設けられている。そし て、地区表示窓42,52には、シート44,54を有する窓板45,55が前 面から装着される。46と56は表示板4と増設表示板5の裏面に設けられたネ ジマウント、47と57は間隔保持用の突起、48と58は突出して形成され先 端が鳶口状の係止片である。60は操作板用のプリント基板で、操作板6の裏面 に取り付けられている。
【0012】 上記のような構成の本考案実施例のプリント基板1の製作・組立工程の一例を 、次に説明する。 絶縁板10の一方の面に所定形状の導電パターン11を成層し、コネクタ用の 切欠き18と四角や丸形の固定用の貫通孔19を加工する。加工後、成層した導 電パターン11にクリームハンダを塗布し、自動挿入機に掛けてLED15,1 6等の全部の電子部品を接続位置にセットする。セット後、プリント基板1の導 電面側に熱風を加えてクリームハンダを溶かして、セットした電子部品をプリン ト基板1の導電面にハンダ付けをしてプリント基板1が完成する。
【0013】 一方、操作板6と増設表示板5及び表示板4を、扉3の前面で順に下から窓穴 31に嵌め込む。操作板6と増設表示板5及び表示板4の接触部が係合して連結 され、最上段の表示板4を押え金具32で扉3に固定する。次に、表示板4と増 設表示板5の全部の地区表示窓42,52に、扉3の前からシート44,54を 有する窓板45,55を装着する。続いて、上記の完成したプリント基板1を表 示板4と増設表示板5の裏面側に当てがい、角形の貫通孔19を係止片48,5 8に係止して丸形の貫通孔19に通したネジ17をネジマウント46,56に捩 じ込んで締め付ける。
【0014】 ネジ17の締付けによってプリント基板1が、表示板4と増設表示板5の裏面 側に固定される。プリント基板1と表示板4及び増設表示板5の間隔は、突起4 7と57で所定の距離に規制される。固定されたプリント基板1には切欠き18 の部分からコネクタが差込まれて、操作板6や本体2の内部の回路部品に電気的 に接続される。その後、操作板6の裏面にプリント基板60も取り付けられ、操 作板6の前面に表示窓やタッチキー等を設けたシートが添着され扉3の組付けが 終了する。
【0015】 なお、上述の実施例では本考案を火災報知機の表示板4のプリント基板1に適 用した場合を例示して説明したが、操作部6や本体2内のプリント基板に適用す ることもできる。また、角形の貫通孔を係止片に係止して丸形の貫通孔に通した ネジをネジマウントに捩じ込んでプリント基板を表示板に固定した場合で説明し たが、別の固定手段を利用してもよく、プリント基板の形状や構成等も必ずしも この実施例に限定するものではない。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、電子部品を導電パターンにハンダ付けで実装して表示板等の裏側に 取付けられるプリント基板の実装構造において、プリント基板の一方の面に形成 した導電パターンに面実装用の電子部品を実装し、この実装面側を表示板等に向 けて取付けたプリント基板の実装構造を構成した。 この結果、本考案のプリント基板の実装構造によれば、導電パターンはプリン ト基板の片面に設けられ裏面は絶縁板だけで構成され、製造工程が極めて単純に なり、しかも従来使われた絶縁紙も不必要になる利点がある。
【0017】 因みに、図5の従来のプリント基板の製造・組み立て工程の概要を箇条書きで 示せば、次のようになる。 絶縁板に、所定の位置に固定用とスルーホール用の孔加工を行う。 裏面側に導電パターンを形成する。 自動挿入機で抵抗等のリード脚を表面からプリント基板の孔に挿入する。 抵抗等のリード脚を切断して、曲げる コネクタ等の特殊な部品を、手挿入する。 デイップソルダで、裏面を自動ハンダ付けをする。 絶縁紙を切断して、形を整える。 固定用のピンを作り、絶縁紙に嵌め込む。 扉に固定した表示板の裏側に、ピンで絶縁紙を取り付ける。 このように、前述の本考案に比較して工程が遥かに複雑になる。
【0018】 よって、本考案に因れば、部品点数が少なく、工程が単純かつ安価でしかも装 置の薄形化が実現できるプリント基板の実装構造を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の一部の平面図である。
【図2】本考案を適用した火災受信機の正面図である。
【図3】図2の開扉状態を示す斜視図である。
【図4】図2の要部の分解斜視図である。
【図5】従来のプリント基板の実装構造の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 プリント基板 4 表示板 5 増設表示板 10 絶縁板 11 導電パターン 12 インバータIC 13 抵抗 14 コンデンサ 15 赤色LED 16 緑色LED 18 切欠き 19 貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を導電パターンにハンダ付けで
    実装して表示板等の裏側に取付けられるプリント基板の
    実装構造において、 前記プリント基板の一方の面に形成した導電パターンに
    面実装用の電子部品を実装し、該電子部品の実装面側を
    前記表示板等に向けて取付けたことを特徴とするプリン
    ト基板の実装構造。
JP8643891U 1991-10-23 1991-10-23 プリント基板の実装構造 Pending JPH0538971U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8643891U JPH0538971U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 プリント基板の実装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8643891U JPH0538971U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 プリント基板の実装構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538971U true JPH0538971U (ja) 1993-05-25

Family

ID=13886925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8643891U Pending JPH0538971U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 プリント基板の実装構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0538971U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033470B2 (ja) * 1977-10-06 1985-08-02 日本たばこ産業株式会社 タバコ乾燥用合成樹脂フイルム
JPS62126681A (ja) * 1985-11-28 1987-06-08 Fujitsu Ltd 電子部品の搭載方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033470B2 (ja) * 1977-10-06 1985-08-02 日本たばこ産業株式会社 タバコ乾燥用合成樹脂フイルム
JPS62126681A (ja) * 1985-11-28 1987-06-08 Fujitsu Ltd 電子部品の搭載方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002270982A (ja) 基板の積層構造
JP2001210433A (ja) コネクタ付電子機器
JP2001230555A (ja) 電子ユニット用ケース
JPH11288751A (ja) プリント配線基板への端子の取付構造
JPH0538971U (ja) プリント基板の実装構造
US4741472A (en) Method of soldering an integrated circuit and printed circuit board
JPH02134890A (ja) 回路素子実装基板
JPH0660923A (ja) 金属ベースプリント板のリード端子実装構造
JPH0737360Y2 (ja) 集積回路部品
JPS5927096Y2 (ja) 差込式プリント基板
JPH051098Y2 (ja)
JP2569995B2 (ja) バックボード相互間の接続構造
JPH07115287A (ja) 電子機器の基板取付構造
JP3687232B2 (ja) 電子機器の端子構造及びその端子取付方法
JP2556435Y2 (ja) 放熱板の接地構造
JPH07335289A (ja) コネクタの装着装置
JPS5911507Y2 (ja) プラグインユニツト
JP3354308B2 (ja) 大電流回路基板およびその製造方法
JPH05234630A (ja) 電子回路ユニット
JPH0525272Y2 (ja)
JPH0741093Y2 (ja) 基板実装用コネクタの取付け構造
JP2002329943A (ja) 部品実装基板の接続装置
JPH037938Y2 (ja)
JP2003051688A (ja) 電子回路装置
JPH0263317B2 (ja)