JPH0536890A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH0536890A JPH0536890A JP32197991A JP32197991A JPH0536890A JP H0536890 A JPH0536890 A JP H0536890A JP 32197991 A JP32197991 A JP 32197991A JP 32197991 A JP32197991 A JP 32197991A JP H0536890 A JPH0536890 A JP H0536890A
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- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 半導体装置において、多ピン化を図り、かつ
GND等共通の電流経路の抵抗を低減する。 【構成】 半導体装置において、半導体チップ51の複
数個の第1パッド(信号用)の夫々に接続される複数本
の第1リードの夫々が、パッドの配列方向と交差する第
1方向に延在されかつパッドの配列方向と同一の第2方
向に配列され、複数個の第1パッドの夫々と複数本の第
1リードの夫々とがワイヤーで接続され、前記複数個の
第2パッド(電源用)の夫々に接続される第2リード
が、第1リードと同一のフレームから形成され、かつ複
数個のパッドと第1リードとの間に第2方向に延在して
配置されるとともに、前記ワイヤーに比べて短いワイヤ
ーを介し、第2リードに複数個の第2パッドの夫々が接
続される。
GND等共通の電流経路の抵抗を低減する。 【構成】 半導体装置において、半導体チップ51の複
数個の第1パッド(信号用)の夫々に接続される複数本
の第1リードの夫々が、パッドの配列方向と交差する第
1方向に延在されかつパッドの配列方向と同一の第2方
向に配列され、複数個の第1パッドの夫々と複数本の第
1リードの夫々とがワイヤーで接続され、前記複数個の
第2パッド(電源用)の夫々に接続される第2リード
が、第1リードと同一のフレームから形成され、かつ複
数個のパッドと第1リードとの間に第2方向に延在して
配置されるとともに、前記ワイヤーに比べて短いワイヤ
ーを介し、第2リードに複数個の第2パッドの夫々が接
続される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、半導体装置、特に大電流を流す
必要のあるパワーIC、各種の駆動回路を構成した半導
体集積回路が搭載される半導体チップのパッドとリード
とをワイヤーで電気的に接続する半導体装置に適用して
有効な技術に関する。 【0002】 【背景技術】半導体集積回路に用いられるリードフレー
ムには各種の形状のものがあるが、その一例が特開昭5
5−107250公報に示されている。 【0003】ところで、通常はICチップに設けられた
パッドと各インナーリードとは個別にワイヤーボンディ
ングされるのであるが、例えばシリアル−パラレル変換
ドライバー回路、或いはパワー回路等を内蔵した半導体
集積回路では電源用、GND用に複数の外部接続端子を
使用しているものがある。これは、電源回路、ひいては
アースラインに大電流が流れるためであり、抵抗を低減
させるために上記方法が採用されている。 【0004】たとえば本発明者らは、32ビットの感熱
ヘッドドライバーを開発しているが、その半導体チップ
のボンディングパッド構成は、出力パッドに1個の割合
でGNDパッドが設けられている。すなわち、56ピン
のパッケージにおいてGNDピンは大多数をしめてしま
う。このことは、ビット容量が大きくなればそれだけG
NDピンも多数になり、パッケージ本体も大きくなるこ
とを意味している。 【0005】しかし、パッケージの技術的動向として
は、小型化が実装密度を向上させるうえで有利である。
さらに、小型のパッケージで大容量の半導体装置を実現
するのが、コストの低減につながる。 【0006】本発明は上記にかんがみてなされたもので
ある。 【0007】 【発明の目的】本発明の目的は、半導体集積回路におけ
る同一の用途にもちいられる外部接続端子の数を削減
し、信号の入出力ピンが多ピンにできるとともに、電
源、GND等共通の電流経路の抵抗を低減できる半導体
装置を提供することにある。 【0008】また、本発明の他の目的は、前記目的の電
流経路の抵抗の低減化が自由に行える半導体装置を提供
することにある。 【0009】本発明の上記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。 【0010】 【発明の概要】本願において開示される発明の概要を簡
単に述ベれば、下記の通りである。 【0011】平面形状が方形状に形成された半導体チッ
プの一辺にほぼ平行に配列された複数個の第1パッド、
複数個の第2パッドの夫々に、夫々ワイヤーを介在し
て、複数本のリードの夫々が電気的に接続される半導体
装置において、前記半導体チップに複数個配列された第
1パッド及び第2パッドのうち、複数個の第1パッドの
夫々に接続される複数本の第1リードの夫々が、前記第
1パッド及び第2パッドの配列方向と交差する第1方向
に延在され、かつこの第1パッド及び第2パッドの配列
方向と同一の第2方向に向って配列され、前記複数個の
第1パッドの夫々と複数本の第1リードの夫々とが夫々
ワイヤーを介在して電気的に接続され、前記複数個配列
された第1パッド及び第2パッドのうち、複数個の第2
パッドの夫々に接続される第2リードが、前記複数本の
第1リードと同一のリードフレームから形成され、かつ
複数個の第2パッドと複数本の第1リードとの間に第2
方向に延在して配置されるとともに、前記第1パッドと
第1リードとを接続するワイヤーに比べて短いワイヤー
を介在して、前記第2リードに前記複数個の第2パッド
の夫々が電気的に接続される。前記第2リードはアース
ライン、電源等の共通の目的で使用されるリードであ
る。 【0012】この構成により、前記複数個の第1パッド
及び第2パッドのうち、複数個の第2パッドに対してそ
れらに共通の目的に使用される第2リードを1本だけ配
置すればよいので、第2リードの本数を削減し、この削
減された分、他の目的として使用される第1リードの本
数を増加できるとともに、前記半導体チップの第1パッ
ド、第1リードの夫々を接続するワイヤー長に比べて、
第2パッド、第2リードつまり共通の目的で使用される
リードの夫々を接続するワイヤー長を短くできるので、
このワイヤー長を短縮した分、第2パッド、ワイヤー及
び第2リードを含む電流経路の抵抗を低減できる。 【0013】また、前記複数個の第2パッドの配列方向
と第2リードの延在方向とが一致し、前記複数個の第2
パッドのうちの所定の第2パッドから第2リードのいず
れかの領域までワイヤーを自由に引き出し接続できるの
で、第2パッド、第2リードの夫々が最短の長さのワイ
ヤーで自由に接続できる。 【0014】 【実施例】以下、本発明を適用したリードフレームの一
実施例を第1図を参照して説明する。 【0015】本実施例の特徴は、半導体集積回路におけ
るGND用の外部接続端子を削減し信号入出力ピンを増
やしたことにある。また、本実施例の特徴は、GND等
の大電流が流れる電流経路の抵抗を低減し、かつこの電
流経路の抵抗の低減化が自由に行えることにある。 【0016】第1図に示すように、リードフレーム10
0は44ピンの場合について示してある。同フレーム1
00においてGND用のインナーリード23,29,3
9は、斜線で示すように一体に結合されている。そし
て、ICチップ51のGND用パッドから9本もの接続
がなされているにも関わらず、パッケージ(図示せず)
外に設けられる端子(アウターリード)は僅か3個でよ
いことになる。 【0017】すなわち、本来、GND用のインナーリー
ドとして使用される、インナーリード25,27,3
1,33,35,37が全て不要になり、その分インナ
ーリード間が空くことになる。したがって、実際には、
上記インナーリード25〜37を他の目的たとえば、信
号の入出力ピンに使用できる。これによりICチップの
集積度が上がり1個のICチップに32ビット以上の容
量が可能となっても、このリードフレーム100を使用
することが可能になる。 【0018】上記リードフレーム100は、平面形状が
方形状のICチップ51又はタブ52の一辺に対向する
1つのダム54に、このダム54の延在方向と交差する
方向に延在する複数本のインナーリード28〜39が、
所定間隔で一体に成型される。つまり、複数本のインナ
ーリード28〜39はICチップ51の一辺と交差する
方向に延在する。この複数本のインナーリード28〜3
9のうち、配列初段側にGND用のインナーリード2
9、配列終段側にGND用のインナーリード39の夫々
が配置される。このGND用のインナーリード29、3
9の夫々の間に配列されるインナーリード30〜38の
ICチップ51のパッドに接続される領域の一端側に沿
ってかつ所定間隔離隔し、共通の目的つまりGND用に
使用されるインナーリードが延在し、このインナーリー
ドの一端側は配列初段側のGND用のインナーリード2
9に、他端側は配列終段側のGND用のインナーリード
39に夫々一体に成型される。結果的に、共通の目的で
使用されるインナーリードはICチップ51の一辺に沿
って配列される複数個のパッドと複数本のインナーリー
ド30〜38との間に配置されることになる。ICチッ
プ51はその一辺に沿って複数個の入出力信号用パッド
及び複数個のGND用パッドが配列される。 【0019】また、インナーリード23から39までの
間隔を均等にし、特にGND用のインナーリード23、
29及び39の斜線部分のリード幅寸法を他のインナー
リード30等のリード幅寸法に比べて拡げて、電気抵抗
を小さくし、更に大電流を流し得るようにしてもよい。
また、このように、GND用のインナーリード23、2
9及び39のリード幅寸法を拡げた場合、熱抵抗を小さ
くできるので、ICチップ51から発生する熱を効率良
く外部に放出できる。 【0020】また、前述のGND用のインナーリード2
3、29、39の夫々に一体に成型された共通の目的で
使用されるインナーリードはICチップ51の複数個の
パッドと入出力信号用のインナーリード24〜28及び
30〜38との間において延在するので、この共通の目
的で使用されるインナーリードとICチップ51のGN
D用パッドとの間を接続する金ワイヤーの長さは、入出
力信号用インナーリード24等と信号入出力用パッドと
の間を接続する金ワイヤーの長さに比べて短くなる。つ
まり、GND用パッド、金ワイヤー及び共通の目的で使
用されるインナーリードを含む電流経路の抵抗を低減で
きる。しかも、GND用パッドに接続される金ワイヤー
は、共通の目的で使用されるインナーリードのいずれの
領域においても接続できるので、最短の長さで自由に接
続できる。この結果、金ワイヤーの使用量も低減でき、
又コストの低減も可能となる。 【0021】さらに、前記共通の目的で使用されるイン
ナーリードは、一端側がGND用のインナーリード29
に一体に成型され、他端側がGND用のインナーリード
39に一体に成型され、予じめICチップ51のGND
用パッドとの間が最短距離になる位置に固定的に設定さ
れる。この場合、GND用のインナーリード29、39
の夫々の間に配列される信号入出力用インナーリード3
0等は、本数の増加がなされると、配列方向に隣接する
インナーリード間例えば30と31との間の離隔寸法を
確保する必要性から、金ワイヤーが接続される領域がI
Cチップ51のパッドから離れる方向に移動し、結果的
にリード長が短くなる。これは、信号入出力用インナー
リード30等とICチップ51のパッドとの間を接続す
る金ワイヤー長が長くなることを意味する。しかし、こ
のように、信号入出力用インナーリード30等の長さが
変化した場合においても、共通の目的で使用されるイン
ナーリードとICチップ51のGND用パッドとの間
は、予じめ最短距離に設定されるので、常時、金ワイヤ
ーの長さを短くできる。特に、共通の目的で使用される
インナーリードの配置は、ICチップ51の四辺の各辺
に沿って夫々複数本のインナーリードが配列される場合
に有効である。 【0022】なお、タブ52、タブ吊りリード53a、
53b、ダム54の夫々については当業者間において知
られたものである。 【0023】第2図は、第1図のリードフレーム100
を用いたICパッケージの形態を示す。同図に示される
如く、GNDピンは23,29,39の3本しかないた
め、他のピンは電源用,信号入力,信号出力に有効に使
用できる。 【0024】図示はしないが、電源用ピンが多数有る場
合にも本発明は有効である。 【0025】 【効果】(1)半導体チップの複数個の信号用パッド及
び電源用パッドのうち、複数個の電源用パッドに対して
それらに共通の目的に使用される電源用リードを1本だ
け配置すればよいので、電源用リードの本数を削減し、
この削減された分、信号用リードの本数を増加できると
ともに、前記半導体チップの信号用パッド、信号用リー
ドの夫々を接続するワイヤー長に比べて、電源用パッ
ド、電源用リードつまり共通の目的で使用されるリード
の夫々を接続するワイヤー長を短くできるので、このワ
イヤー長を短縮した分、電源用パッド、ワイヤー及び電
源用リードを含む電流経路の抵抗を低減できる。 【0026】(2)また、前記複数個の電源用パッドの
配列方向と共通の目的で使用される電源用リードの延在
方向とが一致し、前記複数個の電源用パッドのうちの所
定の電源用パッドから電源用リードのいずれかの領域ま
でワイヤーを自由に引き出し接続できるので、電源用パ
ッド、電源用リードの夫々が最短の長さのワイヤーで自
由に接続できる。 【0027】以上に本発明者によってなされた発明を実
施例にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることは言うまでもない。 【0028】例えば、上記実施例では、GNDピンにつ
いて本発明が適用されているが、電源回路に適用しても
よい。また、上記実施例ではGNDピンを3本とした
が、ワイヤーボンディングが良好に行なえるようにイン
ナーリード34,44をも同一のGND用インナーリー
ドとして形成してもよい。 【0029】 【利用分野】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるリー
ドフレームに適用した場合について説明したが、それに
限定されるものではなく、モータ駆動回路,電力増幅回
路等を内蔵するアナログ用ICにも利用することができ
る。
必要のあるパワーIC、各種の駆動回路を構成した半導
体集積回路が搭載される半導体チップのパッドとリード
とをワイヤーで電気的に接続する半導体装置に適用して
有効な技術に関する。 【0002】 【背景技術】半導体集積回路に用いられるリードフレー
ムには各種の形状のものがあるが、その一例が特開昭5
5−107250公報に示されている。 【0003】ところで、通常はICチップに設けられた
パッドと各インナーリードとは個別にワイヤーボンディ
ングされるのであるが、例えばシリアル−パラレル変換
ドライバー回路、或いはパワー回路等を内蔵した半導体
集積回路では電源用、GND用に複数の外部接続端子を
使用しているものがある。これは、電源回路、ひいては
アースラインに大電流が流れるためであり、抵抗を低減
させるために上記方法が採用されている。 【0004】たとえば本発明者らは、32ビットの感熱
ヘッドドライバーを開発しているが、その半導体チップ
のボンディングパッド構成は、出力パッドに1個の割合
でGNDパッドが設けられている。すなわち、56ピン
のパッケージにおいてGNDピンは大多数をしめてしま
う。このことは、ビット容量が大きくなればそれだけG
NDピンも多数になり、パッケージ本体も大きくなるこ
とを意味している。 【0005】しかし、パッケージの技術的動向として
は、小型化が実装密度を向上させるうえで有利である。
さらに、小型のパッケージで大容量の半導体装置を実現
するのが、コストの低減につながる。 【0006】本発明は上記にかんがみてなされたもので
ある。 【0007】 【発明の目的】本発明の目的は、半導体集積回路におけ
る同一の用途にもちいられる外部接続端子の数を削減
し、信号の入出力ピンが多ピンにできるとともに、電
源、GND等共通の電流経路の抵抗を低減できる半導体
装置を提供することにある。 【0008】また、本発明の他の目的は、前記目的の電
流経路の抵抗の低減化が自由に行える半導体装置を提供
することにある。 【0009】本発明の上記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。 【0010】 【発明の概要】本願において開示される発明の概要を簡
単に述ベれば、下記の通りである。 【0011】平面形状が方形状に形成された半導体チッ
プの一辺にほぼ平行に配列された複数個の第1パッド、
複数個の第2パッドの夫々に、夫々ワイヤーを介在し
て、複数本のリードの夫々が電気的に接続される半導体
装置において、前記半導体チップに複数個配列された第
1パッド及び第2パッドのうち、複数個の第1パッドの
夫々に接続される複数本の第1リードの夫々が、前記第
1パッド及び第2パッドの配列方向と交差する第1方向
に延在され、かつこの第1パッド及び第2パッドの配列
方向と同一の第2方向に向って配列され、前記複数個の
第1パッドの夫々と複数本の第1リードの夫々とが夫々
ワイヤーを介在して電気的に接続され、前記複数個配列
された第1パッド及び第2パッドのうち、複数個の第2
パッドの夫々に接続される第2リードが、前記複数本の
第1リードと同一のリードフレームから形成され、かつ
複数個の第2パッドと複数本の第1リードとの間に第2
方向に延在して配置されるとともに、前記第1パッドと
第1リードとを接続するワイヤーに比べて短いワイヤー
を介在して、前記第2リードに前記複数個の第2パッド
の夫々が電気的に接続される。前記第2リードはアース
ライン、電源等の共通の目的で使用されるリードであ
る。 【0012】この構成により、前記複数個の第1パッド
及び第2パッドのうち、複数個の第2パッドに対してそ
れらに共通の目的に使用される第2リードを1本だけ配
置すればよいので、第2リードの本数を削減し、この削
減された分、他の目的として使用される第1リードの本
数を増加できるとともに、前記半導体チップの第1パッ
ド、第1リードの夫々を接続するワイヤー長に比べて、
第2パッド、第2リードつまり共通の目的で使用される
リードの夫々を接続するワイヤー長を短くできるので、
このワイヤー長を短縮した分、第2パッド、ワイヤー及
び第2リードを含む電流経路の抵抗を低減できる。 【0013】また、前記複数個の第2パッドの配列方向
と第2リードの延在方向とが一致し、前記複数個の第2
パッドのうちの所定の第2パッドから第2リードのいず
れかの領域までワイヤーを自由に引き出し接続できるの
で、第2パッド、第2リードの夫々が最短の長さのワイ
ヤーで自由に接続できる。 【0014】 【実施例】以下、本発明を適用したリードフレームの一
実施例を第1図を参照して説明する。 【0015】本実施例の特徴は、半導体集積回路におけ
るGND用の外部接続端子を削減し信号入出力ピンを増
やしたことにある。また、本実施例の特徴は、GND等
の大電流が流れる電流経路の抵抗を低減し、かつこの電
流経路の抵抗の低減化が自由に行えることにある。 【0016】第1図に示すように、リードフレーム10
0は44ピンの場合について示してある。同フレーム1
00においてGND用のインナーリード23,29,3
9は、斜線で示すように一体に結合されている。そし
て、ICチップ51のGND用パッドから9本もの接続
がなされているにも関わらず、パッケージ(図示せず)
外に設けられる端子(アウターリード)は僅か3個でよ
いことになる。 【0017】すなわち、本来、GND用のインナーリー
ドとして使用される、インナーリード25,27,3
1,33,35,37が全て不要になり、その分インナ
ーリード間が空くことになる。したがって、実際には、
上記インナーリード25〜37を他の目的たとえば、信
号の入出力ピンに使用できる。これによりICチップの
集積度が上がり1個のICチップに32ビット以上の容
量が可能となっても、このリードフレーム100を使用
することが可能になる。 【0018】上記リードフレーム100は、平面形状が
方形状のICチップ51又はタブ52の一辺に対向する
1つのダム54に、このダム54の延在方向と交差する
方向に延在する複数本のインナーリード28〜39が、
所定間隔で一体に成型される。つまり、複数本のインナ
ーリード28〜39はICチップ51の一辺と交差する
方向に延在する。この複数本のインナーリード28〜3
9のうち、配列初段側にGND用のインナーリード2
9、配列終段側にGND用のインナーリード39の夫々
が配置される。このGND用のインナーリード29、3
9の夫々の間に配列されるインナーリード30〜38の
ICチップ51のパッドに接続される領域の一端側に沿
ってかつ所定間隔離隔し、共通の目的つまりGND用に
使用されるインナーリードが延在し、このインナーリー
ドの一端側は配列初段側のGND用のインナーリード2
9に、他端側は配列終段側のGND用のインナーリード
39に夫々一体に成型される。結果的に、共通の目的で
使用されるインナーリードはICチップ51の一辺に沿
って配列される複数個のパッドと複数本のインナーリー
ド30〜38との間に配置されることになる。ICチッ
プ51はその一辺に沿って複数個の入出力信号用パッド
及び複数個のGND用パッドが配列される。 【0019】また、インナーリード23から39までの
間隔を均等にし、特にGND用のインナーリード23、
29及び39の斜線部分のリード幅寸法を他のインナー
リード30等のリード幅寸法に比べて拡げて、電気抵抗
を小さくし、更に大電流を流し得るようにしてもよい。
また、このように、GND用のインナーリード23、2
9及び39のリード幅寸法を拡げた場合、熱抵抗を小さ
くできるので、ICチップ51から発生する熱を効率良
く外部に放出できる。 【0020】また、前述のGND用のインナーリード2
3、29、39の夫々に一体に成型された共通の目的で
使用されるインナーリードはICチップ51の複数個の
パッドと入出力信号用のインナーリード24〜28及び
30〜38との間において延在するので、この共通の目
的で使用されるインナーリードとICチップ51のGN
D用パッドとの間を接続する金ワイヤーの長さは、入出
力信号用インナーリード24等と信号入出力用パッドと
の間を接続する金ワイヤーの長さに比べて短くなる。つ
まり、GND用パッド、金ワイヤー及び共通の目的で使
用されるインナーリードを含む電流経路の抵抗を低減で
きる。しかも、GND用パッドに接続される金ワイヤー
は、共通の目的で使用されるインナーリードのいずれの
領域においても接続できるので、最短の長さで自由に接
続できる。この結果、金ワイヤーの使用量も低減でき、
又コストの低減も可能となる。 【0021】さらに、前記共通の目的で使用されるイン
ナーリードは、一端側がGND用のインナーリード29
に一体に成型され、他端側がGND用のインナーリード
39に一体に成型され、予じめICチップ51のGND
用パッドとの間が最短距離になる位置に固定的に設定さ
れる。この場合、GND用のインナーリード29、39
の夫々の間に配列される信号入出力用インナーリード3
0等は、本数の増加がなされると、配列方向に隣接する
インナーリード間例えば30と31との間の離隔寸法を
確保する必要性から、金ワイヤーが接続される領域がI
Cチップ51のパッドから離れる方向に移動し、結果的
にリード長が短くなる。これは、信号入出力用インナー
リード30等とICチップ51のパッドとの間を接続す
る金ワイヤー長が長くなることを意味する。しかし、こ
のように、信号入出力用インナーリード30等の長さが
変化した場合においても、共通の目的で使用されるイン
ナーリードとICチップ51のGND用パッドとの間
は、予じめ最短距離に設定されるので、常時、金ワイヤ
ーの長さを短くできる。特に、共通の目的で使用される
インナーリードの配置は、ICチップ51の四辺の各辺
に沿って夫々複数本のインナーリードが配列される場合
に有効である。 【0022】なお、タブ52、タブ吊りリード53a、
53b、ダム54の夫々については当業者間において知
られたものである。 【0023】第2図は、第1図のリードフレーム100
を用いたICパッケージの形態を示す。同図に示される
如く、GNDピンは23,29,39の3本しかないた
め、他のピンは電源用,信号入力,信号出力に有効に使
用できる。 【0024】図示はしないが、電源用ピンが多数有る場
合にも本発明は有効である。 【0025】 【効果】(1)半導体チップの複数個の信号用パッド及
び電源用パッドのうち、複数個の電源用パッドに対して
それらに共通の目的に使用される電源用リードを1本だ
け配置すればよいので、電源用リードの本数を削減し、
この削減された分、信号用リードの本数を増加できると
ともに、前記半導体チップの信号用パッド、信号用リー
ドの夫々を接続するワイヤー長に比べて、電源用パッ
ド、電源用リードつまり共通の目的で使用されるリード
の夫々を接続するワイヤー長を短くできるので、このワ
イヤー長を短縮した分、電源用パッド、ワイヤー及び電
源用リードを含む電流経路の抵抗を低減できる。 【0026】(2)また、前記複数個の電源用パッドの
配列方向と共通の目的で使用される電源用リードの延在
方向とが一致し、前記複数個の電源用パッドのうちの所
定の電源用パッドから電源用リードのいずれかの領域ま
でワイヤーを自由に引き出し接続できるので、電源用パ
ッド、電源用リードの夫々が最短の長さのワイヤーで自
由に接続できる。 【0027】以上に本発明者によってなされた発明を実
施例にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることは言うまでもない。 【0028】例えば、上記実施例では、GNDピンにつ
いて本発明が適用されているが、電源回路に適用しても
よい。また、上記実施例ではGNDピンを3本とした
が、ワイヤーボンディングが良好に行なえるようにイン
ナーリード34,44をも同一のGND用インナーリー
ドとして形成してもよい。 【0029】 【利用分野】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるリー
ドフレームに適用した場合について説明したが、それに
限定されるものではなく、モータ駆動回路,電力増幅回
路等を内蔵するアナログ用ICにも利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図は本発明を適用したリードフレームの
一実施例を示す平面図である。 【図2】 第2図は本発明のリードフレームを使用した
ICパッケージの斜視図である。 【符号の説明】 1〜44…インナーリード、51…ICチップ、52…
タブ、53a、53b…タブ吊りリード、54…ダム、
100…リードフレーム。
一実施例を示す平面図である。 【図2】 第2図は本発明のリードフレームを使用した
ICパッケージの斜視図である。 【符号の説明】 1〜44…インナーリード、51…ICチップ、52…
タブ、53a、53b…タブ吊りリード、54…ダム、
100…リードフレーム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.平面形状が方形状に形成された半導体チップの一辺
にほぼ平行に配列された複数個の第1パッド、複数個の
第2パッドの夫々に、夫々ワイヤーを介在して、複数本
のリードの夫々が電気的に接続される半導体装置におい
て、前記半導体チップに複数個配列された第1パッド及
び第2パッドのうち、複数個の第1パッドの夫々に接続
される複数本の第1リードの夫々が、前記第1パッド及
び第2パッドの配列方向と交差する第1方向に延在さ
れ、かつこの第1パッド及び第2パッドの配列方向と同
一の第2方向に向って配列され、前記複数個の第1パッ
ドの夫々と複数本の第1リードの夫々とが夫々ワイヤー
を介在して電気的に接続され、前記複数個配列された第
1パッド及び第2パッドのうち、複数個の第2パッドの
夫々に接続される第2リードが、前記複数本の第1リー
ドと同一のリードフレームから形成され、かつ複数個の
第2パッドと複数本の第1リードとの間に第2方向に延
在して配置されるとともに、前記第1パッドと第1リー
ドとを接続するワイヤーに比べて短いワイヤーを介在し
て、前記第2リードに前記複数個の第2パッドの夫々が
電気的に接続されることを特徴とする半導体装置。 2.前記第2リードはアースライン、電源等の共通の目
的で使用されるリードであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3321979A JP2501382B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 半導体装置の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3321979A JP2501382B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 半導体装置の組立方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59270818A Division JPH061801B2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | リ−ドフレ−ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536890A true JPH0536890A (ja) | 1993-02-12 |
JP2501382B2 JP2501382B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=18138566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3321979A Expired - Lifetime JP2501382B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 半導体装置の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501382B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113241337A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-08-10 | 深圳市信展通电子有限公司 | 新型dfn支架引线结构 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5394875A (en) * | 1977-01-31 | 1978-08-19 | Nec Corp | Package for semiconductor element |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP3321979A patent/JP2501382B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5394875A (en) * | 1977-01-31 | 1978-08-19 | Nec Corp | Package for semiconductor element |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113241337A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-08-10 | 深圳市信展通电子有限公司 | 新型dfn支架引线结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2501382B2 (ja) | 1996-05-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |