JPH0536569U - 自動販売機の商品取出口装置 - Google Patents

自動販売機の商品取出口装置

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JPH0536569U
JPH0536569U JP9138591U JP9138591U JPH0536569U JP H0536569 U JPH0536569 U JP H0536569U JP 9138591 U JP9138591 U JP 9138591U JP 9138591 U JP9138591 U JP 9138591U JP H0536569 U JPH0536569 U JP H0536569U
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薫 根岸
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品の取り出しが容易でまた取り扱い上の破
損も防げる商品取出口装置を提供する。 【構成】 商品販売口9内の上方でヒンジ15により支
軸18を支点として開閉する販売口扉10は、更に補助
ヒンジ22をヒンジ15の先に設けることで支軸24を
中心としての回動も可能とし、ストッパー29に当接す
るまで上方へ回動した後の販売口扉10は補助ヒンジ2
2の存在により更にθ度開けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】 本考案は商品販売口に搬出された商品を取り出すのに好適な自動販売機の商品 取出口装置に関する。
【従来の技術】
【0002】 自動販売機において商品の搬出される販売口には塵やゴミが入って不衛生にな らないようにまた、悪戯などが成されないように、上方を軸支された販売口扉が 設けられ、普段は閉鎖状態にあって、商品が出たら客がその扉を前方へ回動して 開け商品を取り出すようになっている。ここで扉は商品の取り出しが十分と考え られる角度までの開放を許し、その位置で止まるようストッパー装置等で規制し ている構造が普通である。例えば特開平3−40189号公報の第4図〜第6図 に開示する従来技術としての扉構造のごときである。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】 しかし、近年自動販売機によって大型の商品も販売されるようになって来てい る。このような大きな商品は販売口扉がより大きく開放できるような構造となっ ている方が、商品の取り出し易さの観点から望ましい。
【0004】 また、客による販売口扉の開け方は千差万別であるから時には規制角度以上に 開けられ無理な力が加わり販売口扉が破損することも起こる。
【0005】 本考案は、上述の点に鑑みて成されたもので、必要に応じて通常の開放角度以 上開けることが可能で、商品の取り出しが容易となりまた販売扉が多少、雑に取 り扱われてもそれに耐えられる構造とした自動販売機の商品取出口装置を提供す ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案は搬出された販売商品を受ける商品販売口の内部上方に上端を回動自在 に軸支され、下部を前方へ回動することによって商品販売口を開放する販売口扉 と、この販売口扉の前面に当折することにより販売口扉の開放角度を規制するス トッパ部とを備えた自動販売機において、前記販売口扉の上端に設けた補助ヒン ジと、この補助ヒンジに一端を回動自在に連結し他端を商品販売口内の上部に回 動自在に軸支したヒンジ部と、通常時はヒンジと補助ヒンジとの連結部における 回動を規制し、前記販売口扉が前方へ回動されてヒンジが前記ストッパに当接し た後における販売口扉への回動圧力により連結部の回動を許容するとともに、回 動圧力の停止により通常時の回動規制位置へ復帰回動させる弾性部材とを設けた ものである。
【0006】
【作用】
販売口扉はストッパー部に当てるまでは商品取出口の内部上方に設けたヒンジ により上方に回動する。ここまでの開放角度にても商品の商品販売口よりの取り 出しは十分である。そして販売口扉はストッパー部に当接した後も、補助ヒンジ によって更に上方へ回動できてより大きく開けられる。これによって商品が大型 のものであってもその取り出しがスムーズに行える。また販売口扉を大きく開け てしまう乱暴な取り扱い方がされた場合の破損の防止もできる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は自動販売機の全体的 外観を示す図で、販売商品を内部に設けた商品収納部(図示せず)に収納した自 動販売機本体1は、その前面に一端をヒンジ2にて開閉自在に軸支された扉体3 を備える。そしてこの扉体3のパネル面4には各コラム毎の商品見本5が交換可 能に配置されていると共にその商品見本5に対応してその商品を取り出すための 選択ボタン6がそれぞれ配設されている。7は硬貨投入口、8は投入金額表示器 である。パネル面4の下部には商品販売口9が設けられこの販売口9には商品取 り出し時に垂下した閉鎖状態から前方へ回動されて開放される販売口扉10が設 けられている。
【0008】 次に、本考案の一実施例に係る自動販売機の商品取出口装置の構造について図 2および図4に従い説明する。選択ボタン6が押され、商品収納部より商品Aが 排出されると、商品11は商品シュート12上を滑り、商品放出口13から商品 販売口9内へと入る。
【0009】 商品販売口9の前方を閉鎖し、また開放する販売口扉10は、プラスチックな どの樹脂材で形成される。そしてその樹脂剤も透明あるいは半透明材とすること で販売された商品の透視ができて好都合である。
【0010】 15は販売口扉10を商品販売口9の上方に回動自在に軸支するためのヒンジ である。このヒンジ15の上端のヒンジ部16に、商品販売口9側に設けてある 図示しないヒンジのヒンジ部が合い、そこに支軸18が通されて周知のヒンジ構 造が形成される。ところでこのヒンジ15はその基板部19が「く」の字状に屈 曲形成され、基板部19の端部すなわち前記ヒンジ部16と反対端側の下部にも ヒンジ部20が形成されている。
【0011】 一方販売口扉10の方にもその上端にビス、ネジなどの適宜な固定部材21に よって補助ヒンジ22が取付固定されている。そしてこの補助ヒンジ22のヒン ジ部と前記ヒンジ15のヒンジ部20とが横一直線的に組み合ってその中を支軸 24が挿通し同様に周知のヒンジ構造が形成される。これによって販売口扉10 が支軸24を支点としての回動が自在に行われるように構成される。
【0012】 また販売口扉10の上端裏側には金属部材から成り先端を丸めて円環状の案内 部25を形成した案内部材26が固着されている。案内部材26は前記固定部材 21により補助ヒンジ22と一緒に取り付けられる。一方ヒンジ15の背面側に は板バネなどから成る弾性部材27が装着固定されこの弾性部材27の内側面に 前記案内部材26の案内部25を圧接させている。そして弾性部材27は直線部 分27aと屈曲部分27bとより成り、後で詳述するが販売口扉10の開放に伴 い案内部材26の案内部25が弾性部材27の上を摺接移動してくる時案内部2 5は直接部分27aではそれほど抵抗なく移動し、バネ力は作用しないが屈曲部 分27b以降ではその部分を弾性力に抗して押し下げて移動する状況となりその 結果上方への押し上げバネ力が発生する。弾性部材27の先端にある突片部27 cは案内部25のストッパー部片である。
【0013】 即ち、外力が加えられない通常時における販売口扉10は、案内部材26の案 内部25が弾性部材27と基板部19との間に位置して、支軸24を支点とした 回動を規制され、また図4の(ハ)(ニ)に示すように、支軸24を支点に時計 方向への外力が加えられると、弾性部材27の弾性力に抗して回動するとともに 、この販売口扉10への外力が無くなると、弾性部材27の弾性力によって販売 口扉10は支軸24を支点に反時計方向へ回動し、前記通常時の位置に復帰する ように構成している。
【0014】 28は扉体の外壁を示しまた29は従来と同様、販売口扉10の回動を規制す るストッパー部である。そして30は販売口扉10の閉まった時の衝撃を吸収す るクッション部材である。
【0015】 次に上記構成の販売口扉10の開閉動作について説明する。通常販売口扉10 はその自重でもって商品販売口9を閉塞する閉鎖状態にある(図4の(イ))。 商品取り出し後、(イ)の状態から販売口扉10を手でもって上方へ回動してい くとヒンジ15、補助ヒンジ22と共に販売口扉10は支軸18を支点として回 動し開けられていく。
【0016】 販売口扉10は図4の(ロ)に示す位置まで回動すると、ヒンジ15がストッ パー部29と当たり、支軸18を支点としての販売口扉10のそれ以上の回動は できない。しかし(ロ)の状態から販売口扉10を手で更に開けようとして力を 加えると、今度は補助ヒンジ22によって支軸24を支点として販売口扉10の 更なる回動が可能となりより大きく開くこととなる。
【0017】 この場合、販売口扉10の開放につれて案内部材26の案内部25は弾性部材 27に摺接してその上を移動していく。そして破線で示す(ハ)の状態の位置か ら更に大きく開くよう、販売口扉10の回動が進むと案内部材26の案内部25 は弾性部材27の屈曲部27bとの弾接状態に移り、屈曲部27bを下方へ弾性 変形させる。従って(ハ)の状態以降の販売口扉10の回動は弾性部材27の持 つ弾性力に抗しての回動操作となる。販売口扉10は外壁28に当たるまで、あ るいは案内部材26の案内部25が弾性部材27の突片部27cに当たるまで回 動することができ最終的に一点鎖線で示す(ニ)の状態まで回動される。
【0018】 そして(ハ)の状態以降、より開けられるほど案内部材26を介する弾性部材 27の変形度合は強まりバネ力がより十分に蓄勢される。このバネ力は逆に販売 口扉10を閉めようとする力として働くものとなっている。こうして販売口扉1 0は(ロ)の状態の開閉角から更に角度θ分、自由に開くことが可能で、販売商 品が例えば袋づめの米など大きな物であっても、商品販売口9からの取り出しが 容易に行える。
【0019】 (ニ)の状態で販売口扉10を押さえている手を離せば弾性部材27の復元弾 力に基づいて販売口扉10は閉まる方向に強制的に回動せしめられる。ある角度 閉まる方向に戻されると、後は販売口扉の自重により下方へ回動し元の(イ)の 状態となって商品販売口9を閉塞する。案内部材26と弾性部材27との関係も 元の状態に戻る。
【考案の効果】
【0020】 以上のように本考案によれば、販売口扉は通常の開閉角度と、更にそこからも っと広く開けられる2段階の開閉を可能としたので、より商品の取り出しが容易 に行えるようになると共に、開閉が乱暴に行われても従来のように販売口扉が破 損するという不都合も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機の外観斜視図
【図2】自動販売機の商品取出口装置の概略縦断側面図
【図3】動商品取出口装置の販売口扉の取付構造とその
開閉動作を説明する要部縦断側面図
【図4】商品取出口装置の部分正面図
【符号の説明】
1.自動販売機本体 9.商品販売口 10.販売口扉 15.ヒンジ 16.ヒンジ部 18.支軸 20.ヒンジ部 22.補助ヒンジ 26.案内部材 27.弾性部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬出された販売商品を受ける商品販売口の
    内部上方に上端を回動自在に軸支され、下部を前方へ回
    動することによって商品販売口を開放する販売口扉と、
    この販売口扉の前面に当接することにより販売口扉の開
    放角度を規制するストッパ部とを備えた自動販売機にお
    いて、前記販売口扉の上端に設けた補助ヒンジと、この
    補助ヒンジに一端を回動自在に連結し他端を商品販売口
    内の上部に回動自在に軸支したヒンジ部と、通常時はヒ
    ンジと補助ヒンジとの連結部における回動を規制し、前
    記販売口扉が前方へ回動されてヒンジが前記ストッパに
    当接した後における販売口扉への回動圧力により連結部
    の回動を許容するとともに、回動圧力の停止により通常
    時の回動規制位置へ復帰回動させる弾性部材とを設けた
    ことを特徴とする自動販売機の商品取出口装置。
JP1991091385U 1991-10-14 1991-10-14 自動販売機の商品取出口装置 Expired - Lifetime JP2572620Y2 (ja)

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JPH0536569U true JPH0536569U (ja) 1993-05-18
JP2572620Y2 JP2572620Y2 (ja) 1998-05-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0227268U (ja) * 1988-08-05 1990-02-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0227268U (ja) * 1988-08-05 1990-02-22

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