JP3537508B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3537508B2
JP3537508B2 JP25973794A JP25973794A JP3537508B2 JP 3537508 B2 JP3537508 B2 JP 3537508B2 JP 25973794 A JP25973794 A JP 25973794A JP 25973794 A JP25973794 A JP 25973794A JP 3537508 B2 JP3537508 B2 JP 3537508B2
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利幸 堀口
秀一 矢嶋
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Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内扉を有する自動販売
機に関し、特に内扉の下部に形成された商品搬出口の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機においては、内部に商
品収納室が形成されている断熱構造の本体の前部に外扉
を設けると共に、この外扉の下部前面に商品取出口を設
ける一方、外扉に対向配置されると共に本体の前面開口
を開閉する内扉の下部に商品取出口に対応するように商
品搬出口を設けるようにしている。これにより、商品収
納室内に設けられた商品シュートを滑落してくる商品
は、商品搬出口を通過した後、商品取出口に搬出される
ようになっている。
【0003】なお、この商品搬出口には、特開平2−8
987号公報に示されるもののように平板状の搬出口扉
が上端を軸支された状態で設けられており、通常この搬
出口扉は商品搬出口を閉鎖して商品収納室内への外気の
侵入を阻止し、商品搬出時には商品シュートを滑落して
くる商品に当って押し開かれる構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の自動販売機においては、商品搬出口を通過した商
品が商品搬出口と商品取出口との間で詰まることのない
よう外扉の奥行き寸法を大きくして商品搬出口と商品取
出口との間隔を広くするようにしていたが、最近では自
動販売機の薄型化という市場要求に答えるため外扉の奥
行き寸法を小さくする必要性が生じてきた。
【0005】しかし、外扉の奥行き寸法を小さくする
と、商品搬出口と商品取出口との間隔が狭くなることか
ら、商品の商品搬出口通過時の姿勢によっては商品が商
品取出口と商品搬出口との間に掛け渡された状態となっ
て詰まるようになるということがある。この場合、通常
は指で商品を払い落すようにして取り出すようにしてい
るが、商品の姿勢によっては払い落とそうとした場合、
商品が商品取出口と商品搬出口との間を横滑りするよう
になって商品の払い落しが困難となり、商品取り出しに
手間がかかるという問題点があった。
【0006】本発明は、商品を簡単に取り出すことので
きる自動販売機を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に商品収
納室が形成されている断熱構造の本体と、前記本体の前
部に設けられると共に下部前面に商品取出口が設けられ
ている外扉と、前記外扉に対向配置されると共に前記本
体の前面開口を開閉する内扉と、前記内扉の下部に前記
商品取出口に対応するように設けられ、前記商品収納室
内に設けられた商品シュートを滑落する商品を前記商品
取出口へ搬出するための商品搬出口とを備え、前記商品
搬出口と前記商品取出口との間に詰まった商品の横滑り
方向の移動空間には、該商品と当って当該当接箇所を支
点として該商品の姿勢を落下可能姿勢とする姿勢変更部
が設けられているものである。
【0008】
【作用】本発明では、内部に商品収納室が形成されてい
る断熱構造の本体の前部に設けられる外扉の下部前面に
商品取出口を設けると共に、外扉に対向配置されると共
に本体の前面開口を開閉する内扉の下部に前記商品取出
口に対応するように商品搬出口を設け、商品収納室内に
設けられた商品シュートを滑落する商品を商品搬出口を
通過させて商品取出口へ搬出するようにする。また、商
品搬出口と商品取出口との間に詰まった商品の横滑り方
向の移動空間に姿勢変更部を設け、商品が詰まった場合
には、商品を横滑りさせて姿勢変更部に当てるようにす
ることにより、商品の姿勢を落下可能姿勢とするように
する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係る自動販売機
の要部側面断面図、図2は部分拡大図である。
【0011】図1,2において、1は内部に商品収納室
2が形成されている図示しない断熱構造の本体の前部に
設けられると共に、下部前面に商品取出口3が設けられ
ている外扉である。4は外扉1に対向配置されると共に
本体の前面開口を開閉する内扉であり、5は内扉4の下
部に商品取出口3に対応するように設けられ、商品収納
室内2に設けられた商品シュート6を滑落する商品7を
商品取出口4へ搬出するための商品搬出口である。
【0012】また、8は商品取出口3に設けられた透明
な商品取出口扉であり、9は商品搬出口5に設けられる
と共に商品取出口3側に湾曲して形成された商品7の当
たる前壁9aを有した商品搬出口扉である。10は外扉
1の下部に形成された商品受け部11の上方に設けられ
たストッパであり、このストッパ10により商品搬出口
扉9の上方回動が規制され、商品7の不正な取り出しを
防ぐようにしている。
【0013】なお、このように商品搬出口扉9の前壁9
aを商品取出口3側に湾曲して形成することにより、商
品シュート6を滑落してくる商品7を前壁9aの湾曲し
た内壁面に沿って滑らせながら落下させることができる
ので商品搬出口5での商品のつまりを極力少なくするこ
とができるようにしている。
【0014】一方、図2において、12は商品搬出口5
の開口縁部を形成する搬出口枠部であるが、図3に示す
ように搬出口枠部12の下辺部12aの前面の略中央位
置には、後述するように商品取出口3と商品搬出口5と
の間で詰まった商品7を払い落すための姿勢変更部であ
るリブ13が突設されるようになっている。
【0015】ところで、通常、商品7は商品シュート6
を滑落して商品受け部11に落下して行くが、滑落時の
姿勢によっては、図2に示すように商品取出口3の下端
後部に設けられたクッション部材14にぶつかった後、
商品受け部11に落下して行くものがある。ところが、
このようにクッション部材14にぶつかった商品7が、
滑落時の姿勢によっては同図に示すように商品取出口3
と商品搬出口5との間で掛け渡された状態でひっかかっ
て詰まるようになることがある。
【0016】そして、このように商品7が商品取出口3
と商品搬出口5との間に詰まった場合には、商品7を図
3に示す矢印方向に横滑りさせ、この商品7の横滑り方
向の移動空間に突設されている商品搬出口5の下縁部前
面のリブ13に当てるようにしている。ここで、このよ
うに商品7をリブ13に当てることにより、商品7はリ
ブ13を支点として回転して落下可能な姿勢、即ち商品
取出口3と商品搬出口5との間の掛け渡し状態が解除さ
れる姿勢に変更されて商品受け部12に落下してゆくよ
うになっている。
【0017】なお、本実施例においては、商品搬出口扉
9は透明な樹脂にて形成されるようになっており、また
既述したように商品取出口扉8を透明にすることによ
り、商品取出口3と商品搬出口5との間で商品7が引っ
掛った場合でも、商品を視認することができるので姿勢
変更動作も簡単に行うことができるようになっている。
【0018】そして、このようなリブ13を有する商品
搬出口5を備えた自動販売機において、商品販売時に
は、商品7はまず商品シュート6を滑落して商品搬出口
扉9に当たって商品搬出口扉9を外扉1側に押し開きな
がら、かつ先端を商品搬出口扉9の湾曲した前壁9aの
内壁面に沿って滑らせながら商品搬出口5を通過し、商
品受け部11に落下してゆく。この後、客は商品取出口
3に設けられた商品取出口扉8を開いて商品7を取り出
すようになる。
【0019】一方、滑落時の姿勢によっては商品7が商
品取出口3と商品搬出口5との間に掛け渡された状態と
なって詰まることがあるが、この場合には、指で商品7
を払い落すようにして取り出す。なお、商品7の姿勢に
よっては払い落とそうとした場合、商品7が商品取出口
3と商品搬出口5との間を横滑りするようになるが、こ
の場合には、商品7をさらに図3の矢印に示す方向に横
滑りさせると、商品7が商品7の横滑り方向の移動空間
に突設されているリブ13に当たって回転して落下可能
な姿勢となり、これにより商品取出口3と商品搬出口5
との間の掛け渡し状態が解除されて商品受け部11に落
下してゆく。
【0020】このように、商品搬出口5の下縁部前面に
リブ13を形成し、このリブ13に商品搬出口5と商品
取出口3との間に詰まった商品7を横滑りさせて当てる
ようにすることにより、商品7の姿勢を落下可能姿勢と
することができる。
【0021】一方、これまでの説明においては、姿勢変
更部として搬出口枠部12の下辺前面の略中央位置にリ
ブ13を突設するようにしたものについて述べてきた
が、本発明はこれに限らず、図4に示すように搬出口枠
部12の下辺前面の略中央位置に横長の溝15を形成す
るようにしてもよい。
【0022】そして、このような横長の溝15を形成す
ることにより、商品7が商品取出口3と商品搬出口5と
の間を横滑りするようになった場合、商品7が横長の溝
15に入り込み、この際姿勢が変わるので商品取出口3
と商品搬出口5との間の掛け渡し状態が解除されて商品
受け部12に落下してゆくようになる。
【0023】また、溝15に入り込んだ際の姿勢変更で
は掛け渡し状態が解除されない場合でも、引き続き同図
の矢印に示す方向に商品7を横滑りをさせれば同図及び
図5に示すように溝15の側壁に当たるようになり、こ
れにより姿勢が変わるので掛け渡し状態が解除されて商
品受け部11に落下してゆくようになる。
【0024】なお、これまでの説明においては、姿勢変
更部を搬出口枠部12に形成するものとして述べてきた
が、本発明はこれに限らず、商品取出しの邪魔にならな
ければ商品取出口3側に姿勢変更部を設けるようにして
も良い。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、商品の横
滑り方向の移動空間に設けて、該商品と当って当該当接
箇所を支点として該商品の姿勢を落下可能姿勢とする姿
勢変更部に商品搬出口と商品取出口との間に詰まった商
品を横滑りさせて当てることにより商品を簡単に払い落
とすことができ、商品を簡単に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動販売機の前部側面
断面図。
【図2】上記自動販売機品の部分拡大図。
【図3】上記自動販売機の内扉の下部正面図。
【図4】他の実施例に係る姿勢変更部が形成された上記
内扉の下部正面図。
【図5】上記他の実施例に係る姿勢変更部が形成された
自動販売機の部分拡大図。
【符号の説明】
1 外扉 2 商品収納室 3 商品取出口 4 内扉 5 商品搬出口 6 商品シュート 7 商品 13 リブ 15 溝
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−46880(JP,U) 実開 昭48−88095(JP,U) 実公 昭53−39275(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/00 - 11/72

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に商品収納室が形成されている断熱
    構造の本体と、 前記本体の前部に設けられると共に下部前面に商品取出
    口が設けられている外扉と、 前記外扉に対向配置されると共に前記本体の前面開口を
    開閉する内扉と、 前記内扉の下部に前記商品取出口に対応するように設け
    られ、前記商品収納室内に設けられた商品シュートを滑
    落する商品を前記商品取出口へ搬出するための商品搬出
    口とを備え、 前記商品搬出口と前記商品取出口との間に詰まった商品
    の横滑り方向の移動空間には、該商品と当って当該当接
    箇所を支点として該商品の姿勢を落下可能姿勢とする姿
    勢変更部が設けられていることを特徴とする自動販売
    機。
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