JP2007141201A - 自動販売機の商品取出口装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内開き式の取出口扉を採用しながら、商品が取出口扉と排出口扉との間で突っ張った状態を解除することができて、商品を商品取出口から取り出すことができる自動販売機の商品取出口装置を提供する。
【解決手段】取出口扉20の回動軸21よりも先端側に補助回動軸24を設け、取出口扉20の補助回動軸24よりも先端部分である扉先端側部23がこの補助回動軸24を中心として回動自在に配設した。これにより、商品6が商品取出口8に払い出された際に、取出口扉20と排出口扉10や後面底部8f近傍箇所との間で突っ張った状態で挟まれた場合でも、補助回動軸24の箇所が奥側へ移動するように押込むことで、取出口扉20の下端部よりも下方箇所に商品取出口8の前面開口部8kの隙間をつくり、商品6を取り出す。
【選択図】図8

Description

本発明は自動販売機の商品取出口装置に関するものである。
自動販売機の前面扉の下部などには商品が払い出される商品取出口が設けられており、この商品取出口には、商品取出口を通して自動販売機の内部にごみなどの異物が外から入り込まないように、取出口扉が設けられている。そして、商品取出口内に商品が払い出された後に、自動販売機の商品を購入した利用者が、この商品取出口の取出口扉を開けるとともに商品取出口内に手を差し込んで商品を取り出すように構成されている。
商品取出口に設けられる取出口扉は、利用者がこの取出口扉を自動販売機の奥側(内部側)に押込むように回動させながら開けて商品を取り出す形式の、いわゆる内開き式のものと、利用者がこの取出口扉を手前側(外部側)に開きながら、商品取出口内の商品を取り出す形式の、いわゆる外開き式のものとがあり、これらの取出口扉は、何れも、商品取出口の手前寄り上端部において左右に延びる回動支軸を中心として回動自在に配設されている。
内開き式の取出口扉を採用した自動販売機においては、利用者が片手で取出口扉を奥側に開けながら、その手で商品を取り出せる長所、すなわち、商品を片手だけで取り出せる利点がある。しかしながら、この種の内開き式の取出口扉を採用した自動販売機は、取出口扉を商品取出口内部に押込んで開ける構造であるので、取出口扉を開けようとした際に、商品が取出口扉の裏面に当接した状態で突っ張るなどして取出口扉が開け難くなることがないように、商品取出口の奥行方向のスペースを広めに設けることが望ましい。すなわち、商品取出口の奥行方向に対して十分なスペースが取れない場合には、商品の払出姿勢によっては、取出口扉の裏面に商品が当接して突っ張った状態となることがあり、この場合には、取出口扉を開けることができなくなるので、このようなことがないように、商品取出口の奥行方向のスペースを広めに設けていた。
しかしながら、このためには、商品取出口の前後方向スペースとして、大きなスペースを商品取出口内に設けなければならず、このように構成すると、自動販売機全体の設置スペースも前後方向に大きく必要となり、近年の、自動販売機の設置スペースの関係などから、薄型化を望まれている箇所に設置する自動販売機としては、対応し難くなってしまう。
これに対して、外開き式の取出口扉を採用した自動販売機においては、利用者が一方の手で取出口扉を手前側に開けながら、他方の手で商品を取り出す構成であるため、片方の手だけでは商品を取り出し難い短所があるものの、商品取出口内に取出口扉を回動させるためのスペースを必要とせず、自動販売機として薄型化を図りやすい長所がある。したがって、近年においては、たばこなどの比較的小さい商品を扱う自動販売機を除いて、殆ど外開き式の取出口扉が採用されている。
ところで、このように、外開き式の取出口扉を有している自動販売機においては、特許文献1等にも開示されているように、盗難を防止するための防盗板が配設されている。以下、図19〜図22を用いて、この防盗板を有する自動販売機について説明する。
この自動販売機は、図19に示すように、商品6を冷却したり加温したりして販売可能な自動販売機であり、外扉1を開閉自在に支持する自動販売機本体2内に、断熱性を有する内扉3にてその前面開口部を開閉可能な断熱構造の庫内4空間が設けられており、庫内4に設けられた複数列の商品収納部5に缶などの商品6が多数収納されている。商品収納部5の下端部には、収納した商品6を順次払い出す払出装置7が配設され、この払出装置7にて払い出された商品6は、シュート13により案内されて、内扉3の下部に設けられた商品排出口9を通して、外扉1の下部に設けられた商品取出口8に払い出される。前記商品排出口9は、内扉3内の商品収納部5からの商品6を商品取出口8へ払い出すために内扉3に開口されている。
内扉3の商品排出口9には下部側が手前に回動自在で、商品排出口9を開閉する、断熱性を有する排出口扉10が設けられて、庫内4の温度調節された空気が外部にあまり漏れないように図られている。なお、10aは排出口扉10の回転軸である。
そして、商品取出口8の上部空間に、盗難を防止するための防盗板12が配設されている。すなわち、図20に示すように、商品取出口8の前面に設けられている商品6の取出口扉11に加えて、取出口扉11よりも奥側の箇所に、前記防盗板12が、上方の支点12aを中心に揺動自在(下方側が回動自在)に支持されて配設されている。
この防盗板12は、商品6が商品収納部5から払い出されて、シュート13を介して商品排出口9側に排出される場合には、図21に示すように、排出口扉10に当接して若干手前側に回動することにより、排出口扉10が手前側に回動することを許容して、商品6が商品取出口8内に支障をきたすことなく排出されるように構成されるとともに、利用者が商品取出口8へ払い出された商品6を掴もうとしたときには、防盗板12が利用者の手に押されて排出口扉10へ回動し、支障無く、商品を取り出せるようになっている。一方、盗難を目的とした者などが、商品取出口8内に手を突っ込むと、図22に示すように、この手に防盗板12が当接して奥側に回動し、防盗板12の先端が排出口扉10に当接し、この防盗板12により排出口扉10が手前側に開けられることを阻止されるよう構成されている。このように、防盗板12は、盗難を目的とした者などが商品取出口8内に手を突っ込んだ場合でも、排出口扉10が手前側に開けられないように構成することで、商品排出口9よりも内部へ手を入れて商品6を取り出すことを阻止でき、防盗の役目を果している。
特開2002−245524号公報
ところで、近年、自動販売機においても、年齢や障害の有無にかかわらず、できるだけ利用し易いものが求められており、その趣旨を含むものとして、片手だけでも利用可能な自動販売機の要望がより大きくなってきた。
しかしながら、図23、図24に示すように、内開き式の取出口扉11を採用しながら、商品取出口8の箇所の奥行方向に対する薄型化を図ろうとすると、図25に示すように、商品6が、商品取出口8の奥行方向に沿うように平面視して縦向きに払い出された場合に、この商品6が取出口扉11に裏面側から当接するとともに、商品6が取出口扉11と排出口扉10や商品取出口8の後面底部近傍箇所との間で突っ張った状態で挟まってしまい、取出口扉11が開けられないという不具合が生じてしまう。
また、防盗性を向上させるために、防盗板12を設けると、図26に示すように、取出口扉11と商品6との間に防盗板12が介在した状態で商品6が挟まってしまい、さらに取出口扉11を開け難い状態となってしまう不具合があった。
本発明は上記課題を解決するもので、内開き式の取出口扉を採用しながら、商品が取出口扉と排出口扉との間で突っ張った状態を解除することができて、商品を商品取出口から確実に取り出すことができる自動販売機の商品取出口装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、外扉に設けられた商品取出口と、庫内の商品収納部からの商品を商品取出口へ払い出すために内扉に開口させた商品排出口と、この商品排出口を開閉する排出口扉と、前記商品取出口の手前側上部に設けられた回動軸を中心として、前記商品取出口の前面開口部を閉鎖する閉姿勢から、この閉姿勢よりも商品取出口の奥側に回動した内開き姿勢にわたって回動されて、前記商品取出口の開口部を開閉する取出口扉とを備えた自動販売機の商品取出口装置であって、前記取出口扉の回動軸よりも先端側に補助回動軸を設け、前記取出口扉を、前記回動軸から前記補助回動軸までの扉基部と、前記取出口扉の補助回動軸よりも先端側の扉先端側部とに分割し、前記扉先端側部を、前記補助回動軸を中心として回動自在に配設したことを特徴とする。
この構成により、取出口扉は回動軸を中心として内開き姿勢に回動できるため、商品が正常な姿勢(取出口扉と商品取出口の後面底部近傍箇所や排出口扉との間に挟まれた異常姿勢でない状態の姿勢)で商品取出口に払い出された場合には、取出口扉を内側に開いて商品を取り出すことができる。また、商品が商品取出口に払い出された際に、取出口扉の裏面側部分と排出口扉や商品取出口の後面底部近傍箇所などとの間で突っ張った状態で挟まれた場合には、補助回動軸の箇所が奥側へ移動するように利用者が手で押込むことで、取出口扉の下端部を商品取出口の開口部に沿うように上方に移動させることができ、これにより取出口扉の下端部よりも下方箇所に商品取出口の開口部の隙間ができる。したがって、この隙間より手を商品取出口内部に差し込んで商品の姿勢を突っ張った状態から変更することができ、これにより、取出口扉を奥側に回動させることができて商品を取り出せる。
また、本発明は、取出口扉に、補助回動軸を中心として、扉先端側部が、扉基部に対して、奥側に折曲する側に回動されることを阻止するストッパを設けたことを特徴とする。
この構成により、商品取出口内に商品が正常な姿勢で払い出され、利用者が取出口扉の扉先端側部を奥側(内側)に押込んだ際に、ストッパが扉基部の裏面に当接して、扉先端側部だけでなく、扉基部も回動軸を中心として奥側に回動する。この結果、商品取出口の開口部全体が大きく開かれ、商品を取り出し易くなる。
また、本発明は、扉先端側部が扉基部よりも、大きく形成されていることを特徴とする。
この構成により、利用者が取出口扉を手で開ける際に、取出口扉の扉先端側部に手を当て易くなり、扉先端側部を奥側に回動させることで、ストッパの機能により取出口扉全体が奥側に回動することとなる。
また、本発明は、商品取出口の上部空間に、上方に設けられた回転支点を中心に揺動自在に防盗板を配設し、この防盗板が奥側に押されて回動されることで、前記排出口扉に当接して前記排出口扉が手前側に大きく開けられることを阻止するように構成し、取出口扉における補助回動軸を、取出口扉の閉姿勢では防盗板の回転支点よりも下方に位置し、扉基部を奥側まで回動させた状態では防盗板の回転支点よりも上方まで回動自在となるように、配置したことを特徴とする。
この構成により、防盗板を設けて防盗性能を向上できながら、防盗板が設けられている構成において、商品が取出口扉の裏面側部分と排出口扉や商品取出口の後面底部近傍箇所などとの間で突っ張った状態で挟まれた場合でも、扉基部が奥側となるように回動させることで、扉先端側部を上方により大きく移動でき、防盗板が設けられている場合でも、支障無く、商品取出口の開口部の下方寄り部分を開口させて、商品を取り出すことができる。
また、本発明は、取出口扉の扉先端側部を、扉基部を奥側に押込んでいない状態では商品取出口の前面開口部より手前側へ回動できず、前記扉基部を奥側に押込んだ状態では前記商品取出口の前面開口部より手前側へ回動できるよう構成したことを特徴とする。
この構成により、扉基部を奥側に押込んでいない状態では、取出口扉の扉先端側部は商品取出口の前面開口部より手前側へ回動できないことで、販売待機状態では、取出口扉は商品取出口の前面開口部の内側に位置し、利用者は取出口扉を内開き形式の取出口扉として理解でき、外開き形式と誤って認識することを防止できる。また商品が取出口扉の裏面側部分と排出口扉や商品取出口の後面底部近傍箇所などとの間で突っ張った状態で挟まれた場合には、扉基部を奥側に押込んで、取出口扉の扉先端側部を商品取出口の前面開口部より手前側へ回動させることで、商品取出口の前面開口部の下方部分を大きく開口でき、商品を容易に取り出すことができる。
また、本発明は、取出口扉の扉先端側部の横幅を、商品取出口の前面開口部の横幅より小さくし、扉基部を奥側に押込んだ際に、前記取出口扉の扉先端側部を前記商品取出口の前面開口部より手前側へ回動できるよう構成したことを特徴とする。
この構成により、取出口扉の扉先端側部を商品取出口の前面開口部より手前側へ回動させることができ、商品を容易に取り出すことができる。
また、本発明は、取出口扉の扉先端側部の両側部にそれぞれ、柔軟な部材から形成される補助板を設けたことを特徴とする。
この構成により、取出口扉の扉先端側部の両側部にそれぞれ柔軟な部材から形成される補助板を設けることで、利用者が取出口扉の扉先端側部を閉じたときに、扉先端側部と商品取出口の前面開口部の縁との間に指を挟んで痛めてしまう恐れを回避できる。また販売待機状態で、補助板により扉先端側部と商品取出口の前面開口部との間の隙間を最小限に抑え、あるいは覆ったりできることで、前記隙間から商品取出口にごみやほこりや雨が入ることを防止することができる。
また、本発明は、取出口扉の扉基部の横幅を、商品取出口の前面開口部の横幅より大きくし、前記取出口扉の扉基部を前記商品取出口の前面開口部より手前側へ回動できないよう構成したことを特徴とする。
この構成により、取出口扉の扉先端側部を手前側へ回動したときでも、取出口扉の扉基部がともに手前側へ回動されないことで、利用者は、取出口扉を内開き形式の取出口扉として理解できる。
以上のように本発明によれば、片手で商品を取り出せる利点がある内開き式の自動販売機として、自動販売機の薄型化のために商品取出口の奥行寸法を小さめにし、この結果、商品が商品取出口に払い出された際に、取出口扉の裏面側部分と排出口扉や商品取出口の後面底部近傍箇所などとの間で突っ張った状態で挟まれることがあった場合でも、商品の姿勢を突っ張った状態から変更することができて、商品を取り出せる。
また、取出口扉に、補助回動軸を中心として、扉先端側部が扉基部に対して、奥側に折曲する側に回動されることを阻止するストッパを設けたことにより、利用者が取出口扉の扉先端側部を奥側(内側)に押込んだ際に、取出口扉全体が奥側に回動することとなって、商品取出口の開口部全体が大きく開かれ、商品が取り出し易くなり、利便性が向上する。
また、防盗板を配設し、取出口扉における補助回動軸を、取出口扉の閉姿勢では防盗板の回転支点よりも下方に位置し、扉基部を奥側まで回動させた状態では防盗板の回転支点よりも上方まで回動自在となるように、配置したことにより、防盗板を設けて防盗性能を向上できながら、支障無く、商品取出口の開口部の下方寄り部分を開口させて、商品を取り出すことができる。
また、取出口扉の扉先端側部を、扉基部を奥側に押込んでいない状態では商品取出口の前面開口部より手前側へ回動できないよう構成したことにより、販売待機状態では、取出口扉は商品取出口の前面開口部の内側に位置し、利用者は取出口扉を内開き形式の取出口扉として理解でき、外開き形式と誤って認識することを防止できる。また前記扉基部を奥側に押込んだ状態では前記商品取出口の前面開口部より手前側へ回動できるよう構成したことにより、商品が取出口扉の裏面側部分と排出口扉や商品取出口の後面底部近傍箇所などとの間で突っ張った状態で挟まれた場合でも、取出口扉の扉先端側部を商品取出口の前面開口部より手前側へ回動させることで、商品取出口の前面開口部の下方部分を大きく開口でき、商品を容易に取り出すことができる。
また、取出口扉の扉先端側部の両側部にそれぞれ柔軟な部材により形成される補助板を設けることで、商品の利用者が手前側に回動した取出口扉の扉先端側部を閉じたときに、扉先端側部と商品取出口の前面開口部の縁との間に、指を挟んで痛めてしまう恐れを回避できる。また販売待機状態で、補助板により扉先端側部と商品取出口の前面開口部との間の隙間を最小限に抑え、あるいは覆ったりできることで、前記隙間から商品取出口にごみやほこりや雨が入ることを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る自動販売機の全体側面断面図である。なお、本発明の自動販売機における、従来の自動販売機と異なる点は、商品取出口装置の構造(この実施の形態では配設位置も異なる)だけであるので、この点につき詳しく説明し、従来の自動販売機と同機能のものには同符号を付してその説明は省略する。
図1に示すように、本実施の形態においては、商品取出口8が、従来の自動販売機よりも少し上方寄り(すなわち、高さ方向中央寄り)の高さに配設され、商品6の取り出し易さが向上するよう図られている。なお、本発明はこの配置に限定されるものではなく、従来と同様に外扉1の下端部寄りに配置してもよいことはもちろんであり、今回の発明として、商品取出口装置の配設位置については本質的には係わりが無い。
また自動販売機本体2に開閉自在に取り付けられた外扉1の前面には、図2に示すように、販売する複数の商品サンプル31、各商品サンプル31に対応して配置された商品選択ボタン32、商品6を購入するときに硬貨を投入する硬貨投入口33、同じく紙幣を投入する紙幣投入口34、利用者が投入したコインなどの金額を表示する投入金額表示部35、釣銭や投入金を返却させるための返却レバー36、コイン返却口37が設けられ、また外扉1の前面に上記商品取出口の前面開口部8kが開いている。
図3から図5に示すように、従来の自動販売機と同様に、内扉3の商品排出口9には下部側が手前に回動自在で断熱性を有し、商品排出口9を開閉する排出口扉10が設けられて、庫内4の温度調節された空気が外部にあまり漏れないように図られている。
本発明では、手前側から奥側に回動させる、いわゆる内開き式の取出口扉20が設けられている。この取出口扉20は、商品取出口8の手前側上端部に配設された回動軸21を中心として、商品取出口9の前面開口部8kを閉鎖する閉姿勢(図3参照)から、この閉姿勢よりも商品取出口9の奥側に回動した内開き姿勢(図5等参照)にわたって回動される。そして特に、この取出口扉20は、図3に示す閉姿勢において上側、すなわち回動軸21を中心とした半径方向に対して基部側となる扉基部22と、閉姿勢において下側、すなわち回動軸21を中心とした半径方向に対して先端側となる扉先端側部23とに、二分割されている。そして、扉基部22と扉先端側部23とは、これらの間に介装された補助回動軸24を介して回動自在に連結されており、扉先端側部23が扉基部22よりも大きく{具体的には、回動軸21を中心とした半径方向に対する、扉基部22の長さ(すなわち回動軸21から補助回動軸24までの長さ)よりも扉先端側部23の長さ(すなわち補助回動軸24から先の長さ)が大きく}形成されている。また取出口扉20の扉先端側部23の横幅は、商品取出口の前面開口部8kの横幅より大きくされており、扉基部22を奥側に押込んでも、商品取出口の前面開口部8kより手前側へ回動できない構成とされている。
なお、この実施の形態においては、扉基部22の上端部が両側方に突出する形状に一体形成されて回動軸21をなしており、この回動軸21の両端部が、商品取出口8の両側の側壁面8aにおける手前側上部に形成された丸孔8bに嵌め込まれて回動自在に支持されている。また、扉基部22の下端部(回動軸21が形成されている側と反対の箇所)には左右に対して適当間隔毎にカール部22b(図3(b)参照)が一体形成され、また、扉先端側部23の上端部において左右に延びる筒状部23aが左右方向適当間隔毎に一体形成され、これらの扉基部22のカール部22bと扉先端側部23の筒状部23aとが側面視して重なるように配置された状態でこれらを通して補助回動軸24が挿通されて、回動自在に連結されている。
また、この自動販売機の商品取出口8においても防盗板12が設けられている。図3に示すように、防盗板12はその上端部が、両側方に突出する形状に一体形成されて回転支点25とされ、商品取出口8の両側の側壁面8aにおける上部における前後方向中間部に形成された支持用孔8cに前記回転支点25が挿入されて回転自在に支持されている。すなわち、防盗板12の回転支点25は、取出口扉20の回動軸21よりも下方位置に配設されている。また、取出口扉20における扉基部22と扉先端側部23とを連結する補助回動軸24は、図3に示すように、閉姿勢では防盗板12の回転支点25よりも下方に位置し、この閉姿勢よりも奥側に回動させた際に、図5に示すように、回転支点25に接近し、さらに、奥側に回動させた内開き姿勢では、図8に示すように、防盗板12の回転支点25よりも上方まで回動自在となるような位置に配設されている。
また、扉先端側部23における筒状部23aの一部には、取出口扉20が閉姿勢である際に、扉基部22の下端部に後方から当接する突起状のストッパ26が一体形成されており、このストッパ26により、補助回動軸24を中心として、取出口扉20の扉先端側部23が扉基部22に対して、奥側(より正確には、図3におけるX方向)に折曲されることを阻止し、手前側(より正確には、図3におけるY方向)のみ折曲可能にするよう構成されている。なお、この実施の形態では、扉先端側部23が、扉基部22に対して、この扉基部22を補助回動軸24から延長した線よりも、奥側(より正確には、図3におけるX方向)に折曲されることを阻止し、手前側(より正確には、図3におけるY方向)のみ折曲可能にするよう構成されている。
なお、図3における27は、取出口扉20が閉姿勢である際にこの取出口扉20の下端部が当たるように設けられた当接突条部、28は、この当接突条部27の下方において手前側が下方となる姿勢に傾斜して形成されて、取出口扉20に雨などがかかった際に、取出口扉20の表面側をつたって流れ落ちる水滴を導いて、図示しない孔部などを通して外部に排出する樋部である。また、商品取出口8の下部には、商品取出口8の底面部8dから上方に少し浮かせた姿勢で、下方に湾曲して窪む商品受けシート14が配設され、商品排出口9を通して商品取出口8内に商品6が払い出された際に前記商品受けシート14により、落下時の衝撃を和らげるとともにその際の衝撃音も抑えるよう図られている。
上記構成において、図4、図5に示すように、商品排出口9を通して商品取出口8内に商品6が正常な姿勢(例えば、缶などの商品6がその軸心Oが左右に沿う向きとなる姿勢)で払い出された場合には、利用者が取出口扉20の扉先端側部23を奥側(内側)に押込むことにより、扉先端側部23が補助回動軸24を中心として回動しようとする。この際に、ストッパ26が扉基部22の裏面に当接して、扉先端側部23だけでなく、扉基部22も回動軸21を中心として奥側に回動するため、実際には、取出口扉20全体が回動軸21を中心として奥側(内側)に回動することとなる。この結果、商品取出口8の開口部8k全体が大きく開かれ、商品6を取り出し易くなり、利便性が向上する。また、取出口扉20が内開き式であるので、片手で取出口扉20を開けるとともに商品6を取り出すことができる。
つまり、図6に示すように、ストッパ26が設けられていないと、利用者が取出口扉20を開けようとしても、扉先端側部23だけが補助回動軸24を中心として回動し、扉基部22は回動しないため、商品取出口8の開口部8kにおける下半部だけしか開けられないこととなり、商品6を取り出し難くなるが、本発明によれば、ストッパ26が設けられているので、このような不具合がない。
また、本実施の形態1では、商品6が正常な姿勢で払い出された場合には、取出口扉20全体が図5に示すように一直線になった状態で回動されるため、利用者は、取出口扉20が二分割されていることを意識せずに、良好に商品6を取り出すことができる。
また、上記実施の形態1によれば、商品取出口8の奥行方法長さを小さくしたので自動販売機としても薄型化を図ることができる。しかしながら、このように商品取出口8の奥行方法長さを小さくしたので、場合によっては、図7に示すように、商品6が商品取出口8に払い出された際に、商品6の軸心Oが商品取出口8の奥行方向に沿うように平面視して縦向きに払い出されて、商品6が、取出口扉20の扉先端側部23や防盗板12の裏面部分と、排出口扉10や商品取出口8の後面底部8fとの間で突っ張った状態で挟まれた状態となることがある。
この場合には、取出口扉20全体を奥側(内側)に押し開こうとしても、商品6が突っ張っており、取出口扉20が開き難い。しかしながら、扉先端側部23の上部寄り箇所を少し上方にも力を入れながら奥側に押すことで、補助回動軸24を介して扉基部22が奥側に回動し、これに伴って、扉先端側部23が防盗板12により案内されながら、上方に移動する。これにより、図8に示すように、商品取出口8における開口部8kの下部があいた状態となるので、この開口部8kから商品取出口8内に手を差し込んで商品6を正常な姿勢に直す。この結果、図5に示すように、取出口扉20を支障無く奥側(内側)に押し開くことができる状態となるので、取出口扉20を押し開いて商品6を取り出すことができる。なお、上記においては、図7に示すような状況から、利用者により扉先端側部23の上部寄り箇所を奥側に押す場合を説明したが、これに限るものではなく、利用者により扉先端側部23を斜め上方に直接移動させてもよい。また、この場合に、片手で取出口扉20を押し開きながら、もう一方の手を、開口部8kから商品取出口8内に差し込んで商品6を正常な姿勢に直してもよいが、これに限るものではなく、片方の手だけを用いる場合には、その手の甲で取出口扉20を押し上げながら、その手の先を開口部8kから商品取出口8内に差し込んで商品6を正常な姿勢に直すことも可能である。
このように、商品6が取出口扉20と排出口扉10との間で突っ張った状態で挟まれた状態となった場合でも、多少の手間はかかるものの、商品6の姿勢を直すことができて、商品6を取り出すことができる。なお、この際の作業については、両手で行うほうが行いやすいが、人差し指や中指、薬指などで扉先端側部23を移動させながら、親指を商品取出口8の開口部8kの内部に差し入れて商品6の姿勢を変更させることが可能である。
また、上記構成によれば、扉基部22よりも扉先端側部23が大きく形成されているので、利用者が取出口扉20を手で開ける際に、取出口扉20の扉先端側部23に手を当て易くなり、利便性が向上する。
また、取出口扉20における補助回動軸24の位置を、図3に示すように、閉姿勢では防盗板12の回転支点25よりも下方に位置し、扉基部22を奥側まで回動させたでは防盗板12の回転支点25よりも上方まで回動自在となるように、配置したことにより、防盗板12が設けられているので、防盗性能を向上させることができながら、商品6が取出口扉20や防盗板12の裏面側部分と排出口扉10や商品取出口8の底面後部8fとの間で突っ張った状態で挟まれた場合でも、商品取出口8の開口部8kの下部が大きく開くように、扉先端側部23を移動させることができ、これにより利便性も向上する。
なお、図9(a)、(b)に示すように、取出口扉20における扉先端側部23の先端部(閉姿勢で下端となる箇所)を手前に膨出させ、この裏面に補強材29を取付けてもよく、これによれば、扉先端側部23としての強度が向上するとともに、図10に示すように、前記膨出部23bに利用者が手を掛けて扉先端側部23を押しやすくすることができ、また商品6が取出口扉20と排出口扉10との間で突っ張った状態で挟まれた状態となった場合でも、図11に示すように、前記膨出部23bに利用者が手を掛けて、扉先端側部23を上方に移動させ易くなるので、さらに利便性が向上する。
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2では、上記実施の形態1における取出口扉20の形態を変えている。
すなわち、図12および図13に示すように、取出口扉20の扉先端側部23の横幅(横方向の寸法)Lを、商品取出口の前面開口部8kの横幅(横方向の寸法)Lより小さくしている(L<L)。なお、扉先端側部23の縦幅(縦方向の寸法)は、実施の形態1と同じであり、図14に示すように、その下端は、商品取出口の前面開口部8kの下端より下側に位置している。この扉先端側部23の構成により、取出口扉の扉先端側部23を、扉基部22を奥側に押込んでいない状態では商品取出口の前面開口部8kより手前側へ回動できず、すなわち販売待機状態では、取出口扉20は商品取出口の前面開口部8kの内側に位置しており、また図15に示すように、扉基部22を奥側に押込んだ状態では商品取出口の前面開口部8kより手前側へ回動できるよう構成されている。
また取出口扉の扉基部22の横幅(横方向の寸法)Lを、商品取出口の前面開口部8kの横幅(横方向の寸法)Lより大きくして(L>L)、取出口扉の扉基部22を商品取出口の前面開口部8kより手前側へ回動できないよう構成している。
さらに実施の形態2では、取出口扉の扉先端側部23を、商品取出口の前面開口部8kの横幅より横幅を小さくした、硬い透明な板材(硬質部材)から形成される扉先端側部本体40と、扉先端側部本体40の両側部23c,23dにそれぞれ設けた補助板42から構成している。前記補助板42は、扉先端側部本体40の横幅を商品取出口の前面開口部8kの横方向の寸法Lより小さくしたことにより生じる、商品取出口の前面開口部8kと取出口扉の扉先端側部本体40との間の左右の隙間41を塞ぐとともに、商品6の利用者が手前側に回動した取出口扉の扉先端側部23を閉じたときに、扉先端側部23と商品取出口の前面開口部8kの縁との間に、指を挟んで痛めてしまう恐れを回避できるよう柔軟な部材(軟質部材)から形成されている。また補助板42の横幅を、扉先端側部23を手前側へ回動できるように扉先端側部23の横幅Lを商品取出口の前面開口部8kの横幅Lより小さく限定する寸法としている。また取出口扉の扉先端側部本体40の両側部40c,40dにはそれぞれ上下方向に複数のカール部40eが設けられ、補助板42の一側端には上下方向に筒状部42aが形成されており、補助板42の筒状部42aをカール部40eに押し込むことで、補助板42が扉先端側部本体40の両側部40c,40dにそれぞれ固定されている。なお、これら扉先端側部本体40と補助板42の縦幅(縦方向の長さ)は、扉基部22を奥側に押込んでいない状態で、その下端が、商品取出口の前面開口部8kの下端より下方に位置する長さとなっている。
また実施の形態2では、図14に示すように、防盗板12の回転支点25を、取出口扉の回転軸21と略同じ高さとし、防盗板12を曲がり形状としている。防盗板12の曲がり点12bは、図15に示すように、取出口扉20を奥側に回動させた内開き姿勢としたとき、補助回動軸24が移動する箇所に合わせて設けられており、内開き姿勢としたとき、防盗板12に触れないようにしている。
上記構成において、商品6が正常な姿勢で払い出された場合には、実施の形態1と同様に、取出口扉20全体がストッパ26の作用により一直線になった状態で回動されるため、利用者は、取出口扉20が二分割されていることを意識せずに、良好に商品6を取り出すことができる。
また図16に示すように、商品6が商品取出口8に払い出された際に、商品6の軸心Oが商品取出口8の奥行方向に沿うように平面視して縦向きに払い出されて、商品6が、取出口扉20の扉先端側部23や防盗板12の裏面部分と、排出口扉10や商品取出口8の後面底部8fとの間で突っ張った状態で挟まれた状態となることがある。このとき、図15に示すように、実施の形態1と同様に、扉先端側部23の上部寄り箇所を少し上方にも力を入れながら奥側に押すことで、補助回動軸24を介して扉基部22が奥側に回動し、これに伴って、扉先端側部23が防盗板12により案内されながら、上方に移動し、商品取出口8における開口部8kの下部があいた状態となるので、この開口部8kから商品取出口8内に手を差し込んで商品6を正常な姿勢に直すことができ、この結果、取出口扉20を支障無く奥側(内側)に押し開くことができる状態となるので、取出口扉20を押し開いて商品6を取り出すことができる。
また実施の形態2によれば、上記のように、商品6が、取出口扉20の扉先端側部23や防盗板12の裏面部分と、排出口扉10や商品取出口8の後面底部8fとの間で突っ張った状態で挟まれた状態となったとき、図17に示すように、取出口扉の扉先端側部23を商品取出口の前面開口部8kより手前側へ回動させることができる。このとき、補助板42は軟質部材で形成されているため、取出口扉の扉先端側部23を手前側へ回動できる。
このように扉先端側部23を手前側へ回動すると、防盗板12が手前側へ回動し、商品6が挟まれた状態から開放され、商品取出口8の底面部8dへ落下し、かつ前面開口部8kの下部が大きく開いた状態となるので、図18に示すように、この前面開口部8kから商品取出口8内に手を差し込んで商品6を正常な姿勢に直すことができ、商品6を容易に取り出すことができる。
以上のように、実施の形態2によれば、扉先端側部23を、扉基部22を奥側に押込んだ状態で商品取出口の前面開口部8kより手前側へ回動できるよう構成していることにより、商品6が、取出口扉20の扉先端側部23や防盗板12の裏面部分と、排出口扉10や商品取出口8の後面底部8fとの間で突っ張った状態で挟まれた状態でも、取出口扉の扉先端側部23を商品取出口の前面開口部8kより手前側へ回動させることで、商品6を容易に取り出すことができる。また、扉先端側部23を、扉基部22を奥側に押込んでいない状態で商品取出口の前面開口部8kより手前側へ回動できない構成としていることにより、販売待機状態では、取出口扉20は商品取出口の前面開口部8kの内側に位置し、利用者は取出口扉20を内開き形式の取出口扉として理解でき、外開き形式と誤って認識することを防止できる。
また、実施の形態2によれば、取出口扉の扉先端側部23を構成する扉先端側部本体40の両側部40c,40dにそれぞれ、商品取出口の前面開口部8kと取出口扉の扉先端側部本体40と間の左右の隙間41を塞ぐとともに、扉先端側部23を手前側へ回動できるよう軟質部材から形成される補助板42を設けたことにより、前記隙間41を塞ぎ、販売待機状態で、取出口扉の扉先端側部23と商品取出口の前面開口部8kとの間の隙間を最小限に抑えることができ、商品取出口8にごみやほこりや雨が入ることを防止できるとともに、取出口扉の扉先端側部23を手前側に回動することを可能とし、かつ商品6の利用者が手前側に回動した取出口扉の扉先端側部23を閉じたときに、扉先端側部23と商品取出口の前面開口部8kの縁との間に、指を挟んで痛めてしまう恐れを回避できる。
また、実施の形態2によれば、取出口扉の扉基部22の横方向の寸法Lを、商品取出口の前面開口部8kの横方向の寸法Lより大きくし、取出口扉20の扉先端側部23を商品取出口の前面開口部8kより手前側へ回動したときでも、取出口扉20の扉基部22がともに手前側へ回動されないことにより、利用者は、取出口扉20を内開き形式の取出口扉として理解できる。
なお、実施の形態2において、補助板42の横幅を、扉先端側部23の横幅Lを商品取出口の前面開口部8kの横幅Lより小さく限定する寸法としているが、補助板42は軟質部材で形成されていることにより、商品取出口の前面開口部8kの左右の縁部にかかるような幅とすることも可能である。このとき、補助板42は軟質部材で形成されていることにより、取出口扉の扉先端側部23を手前側に回動することが可能であり、また販売待機状態で、取出口扉の扉先端側部23と商品取出口の前面開口部8kとの間の隙間を覆ってしまうことができ、商品取出口8にごみやほこりや雨が入ることを防止できる。
本発明の実施の形態1に係る自動販売機の全体側面断面図である。 同自動販売機の正面図である。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、取出口扉を閉鎖した状態を示す。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、商品が商品取出口に払い出された状態を示す。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、商品を商品取出口から取り出す状態を示す。 同自動販売機の商品取出口装置の比較例を示す側面断面図である。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、商品が取出口扉と商品取出口の後面底部近傍箇所との間で突っ張った状態で挟まれた状態を示す。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、取出口扉の扉先端側部を上方へ移動させた状態を示す。 本発明の実施の形態1の他の形態に係る自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、取出口扉を閉鎖した状態を示す。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、商品を商品取出口から取り出す状態を示す。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、取出口扉の扉先端側部を上方へ移動させた状態を示す。 本発明の実施の形態2に係る自動販売機の正面図である。 同自動販売機の商品取出口装置の正面図である。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、取出口扉を閉鎖した状態を示す。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、取出口扉の扉先端側部を奥側上方へ移動させた状態を示す。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、商品が取出口扉と商品取出口の後面底部近傍箇所との間で突っ張った状態で挟まれた状態を示す。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、取出口扉の扉先端側部を手前側上方へ移動させた状態を示す。 同自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、商品を商品取出口から取り出す状態を示す。 従来の自動販売機の全体側面断面図である。 同従来の自動販売機の商品取出口装置(外開き式)の側面断面図で、取出口扉を閉鎖した状態を示す。 同従来の自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、商品が商品取出口に払い出される状態を示す。 同従来の自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、商品取出口に手を差し込んだ状態を示す。 同従来の自動販売機の商品取出口装置(内開き式)の側面断面図で、取出口扉を閉鎖した状態を示す。 同従来の自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、商品が商品取出口に払い出された状態を示す。 同従来の自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、商品が取出口扉と商品取出口の後面底部近傍箇所との間で突っ張った状態で挟まれた状態を示す。 同従来の防盗板を有する自動販売機の商品取出口装置の側面断面図で、商品が取出口扉と商品取出口の後面底部近傍箇所との間で突っ張った状態で挟まれた状態を示す。
符号の説明
1 外扉
2 自動販売機本体
3 内扉
4 庫内
6 商品
8 商品取出口
8k 商品取出口の前面開口部
9 商品排出口
10 排出口扉
12 防盗板
20 取出口扉
21 回動軸
22 扉基部
23 扉先端側部
24 補助回転軸
25 防盗板の回転支点
26 ストッパ
40 扉先端側部本体
41 隙間
42 補助板

Claims (8)

  1. 外扉に設けられた商品取出口と、
    庫内の商品収納部からの商品を商品取出口へ払い出すために内扉に開口させた商品排出口と、
    この商品排出口を開閉する排出口扉と、
    前記商品取出口の手前側上部に設けられた回動軸を中心として、前記商品取出口の前面開口部を閉鎖する閉姿勢から、この閉姿勢よりも商品取出口の奥側に回動した内開き姿勢にわたって回動されて、前記商品取出口の開口部を開閉する取出口扉と
    を備えた自動販売機の商品取出口装置であって、
    前記取出口扉の回動軸よりも先端側に補助回動軸を設け、
    前記取出口扉を、前記回動軸から前記補助回動軸までの扉基部と、前記取出口扉の補助回動軸よりも先端側の扉先端側部とに分割し、
    前記扉先端側部を、前記補助回動軸を中心として回動自在に配設したこと
    を特徴とする自動販売機の商品取出口装置。
  2. 取出口扉に、補助回動軸を中心として、扉先端側部が、扉基部に対して、奥側に折曲する側に回動されることを阻止するストッパを設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品取出口装置。
  3. 扉先端側部が扉基部よりも、大きく形成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の自動販売機の商品取出口装置。
  4. 商品取出口の上部空間に、上方に設けられた回転支点を中心に揺動自在に防盗板を配設し、この防盗板が奥側に押されて回動されることで、前記排出口扉に当接して前記排出口扉が手前側に大きく開けられることを阻止するように構成し、
    取出口扉における補助回動軸を、取出口扉の閉姿勢では防盗板の回転支点よりも下方に位置し、扉基部を奥側まで回動させた状態では防盗板の回転支点よりも上方まで回動自在となるように、配置したこと
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の自動販売機の商品取出口装置。
  5. 取出口扉の扉先端側部を、扉基部を奥側に押込んでいない状態では商品取出口の前面開口部より手前側へ回動できず、前記扉基部を奥側に押込んだ状態では前記商品取出口の前面開口部より手前側へ回動できるよう構成したこと
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の自動販売機の商品取出口装置。
  6. 取出口扉の扉先端側部の横幅を、商品取出口の前面開口部の横幅より小さくし、扉基部を奥側に押込んだ際に、前記取出口扉の扉先端側部を前記商品取出口の前面開口部より手前側へ回動できるよう構成したこと
    を特徴とする請求項5に記載の自動販売機の商品取出口装置。
  7. 取出口扉の扉先端側部の両側部にそれぞれ、柔軟な部材から形成される補助板を設けたこと
    を特徴とする請求項5または請求項6に記載の自動販売機の商品取出口装置。
  8. 取出口扉の扉基部の横幅を、商品取出口の前面開口部の横幅より大きくし、前記取出口扉の扉基部を前記商品取出口の前面開口部より手前側へ回動できないよう構成したこと
    を特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の自動販売機の商品取出口装置。
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