JP2021047717A - 媒体受渡装置及び媒体取引装置 - Google Patents
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Abstract
Description
[1−1.現金自動取引装置の構成]
図1に外観を示すように、現金自動取引装置1は、箱状の筐体2を中心に構成されており、例えば金融機関等に設置され、顧客との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行う。筐体2は、その前側に顧客が対峙した状態で紙幣の投入やタッチパネルによる操作等をしやすい箇所に接客部3が設けられている。
図2に示すように異物返却部12は、主に、返却部フレーム16、上面カバー18、上扉20U及び下扉20Dにより構成されている。
図3、図4及び図5に示すように返却部フレーム16は、樹脂成形により形成されており、全体として、左右方向と上下方向との長さがほぼ同じであり、且つ前後方向の長さが短い、直方体の箱型形状となっている。
図2及び図4に示すように、上面カバー18は、板金により形成されており、全体として、返却部フレーム16よりも前後左右方向の長さが僅かに長く、下側が開放された直方体の箱型形状となっており、返却部フレーム16のフレーム前方開口部30F及びフレーム上方開口部30Uを覆うように、返却部フレーム16の上側に固定されている。
図3、図4及び図6に示すように上扉20Uは、透明な樹脂の樹脂成形により形成された前後方向に薄い板状部材であり、主に、上扉回動支点シャフト44、上扉板状部46及び下扉支持支点シャフト50により構成されている。また上扉20Uは、下扉20Dの上側に配置されている。この上扉20Uは、図4に示すように上扉20U及び下扉20Dが上下方向に沿い下扉20Dがフレーム前方下側開口部30FDの後側を覆い、フレーム前方下側開口部30FD及び返却口14(図1)を閉鎖させている状態である扉閉鎖状態において、上下方向の範囲が、上端が扉支持回動溝38から、下端がフレーム前方下側開口部30FDよりも上側、すなわち前側板40Fの下端部よりも上側までの範囲に亘って配されている。
図3、図4及び図7に示すように下扉20Dは、透明な樹脂の樹脂成形により形成された前後方向に薄い板状部材であり、主に、下扉回動支点係止部52、下扉板状部54及び下扉リブ58により構成されている。また下扉20Dは、上扉20Uの下側に配置されている。この下扉20Dは、扉閉鎖状態(図4)において、上下方向の範囲が、上端が下扉支持支点シャフト50、すなわちフレーム前方下側開口部30FDよりも上側、換言すれば前側板40Fの下端部よりも上側から、下端が前方下側板32Fの上端部とほぼ同等までの範囲に亘って配されている。また下扉20Dは上扉20Uに対し、左右方向の幅は同等に構成されると共に、上下方向の長さは例えば1.5倍程度の長さになっている。
かかる構成において、図9に示すように、異物収容空間34に収容された硬貨CNの量である硬貨収容量が少なく、収容された硬貨CNの最上部が下扉20Dの下端部よりも下側に位置している場合において、顧客が異物返却部12から硬貨CNを取り出そうとして下扉20Dを指で後方へ押した場合、下扉20Dは、扉閉鎖状態から下扉回動支点係止部52を軸として下扉下端部後方移動方向RD1へ回動し、下扉回動リミッタ56が返却部フレーム16の後側板32Bに当接すると、それ以上の下扉下端部後方移動方向RD1への回動が規制される。このとき上扉20Uは、下扉持下状態のままであり、下扉持上方向RU1へは回動しない。
以上の構成において異物返却部12は、返却部フレーム16に保持された上扉回動支点シャフト44を軸として下扉持上方向RU1へ回動する上扉20Uと、上扉20Uの下方に配され、異物収容空間34に収容された硬貨CNに後側が当接した場合、下扉持上方向RU1へ回動した上扉20Uによって持ち上げられ、上扉20Uに保持された下扉回動支点係止部52を軸として下扉下端部前方移動方向RD2へ回動することにより、フレーム前方下側開口部30FDを開放させる下扉20Dとを設けるようにした。
[2−1.現金自動取引装置の構成]
図1に示すように、第2の実施の形態による現金自動取引装置101は、第1の実施の形態による現金自動取引装置1と比べて、異物返却部112が異物返却部12と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
図2と対応する部材に同一符号を付した図12と、図4と対応する部材に同一符号を付した図13とに示すように、異物返却部112は、上面カバー118が上面カバー18と異なっていると共に、板ばね60が追加されているものの、それ以外は同様に構成されている。
かかる構成において、上述した図9、図10及び図11に示す程度の硬貨収容量である場合、異物返却部112は、異物返却部12と同様の動作を行うことにより、フレーム前方下側開口部30FDを開放し、該フレーム前方下側開口部30FDを介し顧客に異物収容空間34内部へ指を入れさせ、硬貨CNを取り出させる。
以上の構成において異物返却部112は、上面カバー118に上面カバー孔部62を形成することにより、該上面カバー孔部62を介して上面カバー118の天板40Uよりも上方へ上扉20Uを上昇可能とし、下扉20Dの下端部を返却部フレーム16の前方下側板32Fよりも上方へ移動させてフレーム前方下側開口部30FDの少なくとも一部分を外部に開放させるようにした。
[3−1.現金自動取引装置の構成]
図1に示すように、第3の実施の形態による現金自動取引装置201は、第1の実施の形態による現金自動取引装置1と比べて、異物返却部212が異物返却部12と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
図17と、図18と、図4と対応する部材に同一符号を付した図19とに示すように、異物返却部212は、上扉220Uが上扉20Uと、下扉220Dが下扉20Dと異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
かかる構成において、上述した図9、図10及び図11に示す程度の硬貨収容量である場合、異物返却部212は、異物返却部12と同様の動作を行うことにより、フレーム前方下側開口部30FDを開放し、該フレーム前方下側開口部30FDを介し顧客に異物収容空間34内部へ指を入れさせ、硬貨CNを取り出させる。
以上の構成において異物返却部212は、上扉220Uにおいて、下扉220Dの回動摺動突起76を上下方向に摺動可能且つ回動可能に保持する上扉溝部74を設けるようにした。これにより異物返却部212は、第2の実施の形態による異物返却部112のように板ばね60を別途追加したり、上面カバー18に上面カバー孔部62を形成したりすることなく、上扉220Uは上昇させないまま上下方向に沿って下扉220Dを移動させ、フレーム前方下側開口部30FDを開放させることができる。
なお上述した第1の実施の形態においては、下扉回動支点部59を、上面カバー18の前側板40Fの下端部よりも上方に位置させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、下扉回動支点部59を、上面カバー18の前側板40Fの下端部よりも下方に位置させても良い。第2及び第3の実施の形態においても同様である。
Claims (13)
- 媒体を収容する媒体収容空間が内部に形成され前方に開口が設けられたフレームと、
前記フレームに保持された持上部回動支点を軸として下端部が後方へ向かう扉持上方向へ回動する持上部と、
前記持上部の下方に配され、前記媒体収容空間に収容された前記媒体に後側が当接した場合、前記扉持上方向へ回動した前記持上部によって上方へ移動し、前記持上部に保持された扉回動支点を軸として前記扉持上方向とは逆回転方向の扉下端部前方移動方向へ回動することにより、前記開口を開放させる扉と
を有する媒体受渡装置。 - 前記扉は、前記媒体収容空間に収容された前記媒体に後側が当接しない場合、前記扉回動支点を軸として前記扉下端部前方移動方向とは逆回転方向の扉下端部後方移動方向へ回動することにより、前記開口を開放させる
請求項1に記載の媒体受渡装置。 - 前記扉は、後方へ押されても前記媒体収容空間に収容された前記媒体に後側が当接しない場合と、後方へ押されると前記媒体収容空間に収容された前記媒体に後側が当接する場合との何れかによって、互いに逆回転方向へ回動する
請求項2に記載の媒体受渡装置。 - 前記扉は、後方へ突出する扉リミッタが形成され、自重により前記扉下端部前方移動方向へ回動する
請求項1に記載の媒体受渡装置。 - 前記扉は、前記フレームにおける前記開口の近傍に形成されたストッパ部に当接し、前記扉下端部前方移動方向への回動が規制される
請求項4に記載の媒体受渡装置。 - 前記扉は、少なくとも上下方向に沿って移動可能である
請求項1に記載の媒体受渡装置。 - 前記扉は、前記持上部が前記扉持上方向へ回動した際に、前記媒体収容空間に収容された前記媒体に前記扉回動支点から上側の後側が当接する場合、上昇することにより、前記開口を開放させる
請求項6に記載の媒体受渡装置。 - 前記持上部及び前記扉は、前記扉が前記開口を閉鎖させた状態から、一体に上昇することにより、前記開口を開放させる
請求項6に記載の媒体受渡装置。 - 前記持上部は、前記扉が前記開口を開放させるように上昇した際、付勢部材により下方向へ向かって付勢される
請求項8に記載の媒体受渡装置。 - 前記フレームの上部に設けられた開口を覆い、上下移動する前記持上部を通過させる孔部が形成された上面カバーをさらに有し、
前記付勢部材は、前記上面カバーに固定される
請求項9に記載の媒体受渡装置。 - 前記持上部及び前記扉は、前記扉が前記開口を閉鎖させた状態から、前記持上部は上昇せず前記扉が上昇することにより、前記開口を開放させる
請求項6に記載の媒体受渡装置。 - 前記持上部又は前記扉の一方は、上下方向に沿う溝部が形成され、
前記持上部又は前記扉の他方は、前記溝部に入り込み上下移動する突起が形成される
請求項11に記載の媒体受渡装置。 - 媒体に関する取引を受け付ける接客部と、
前記媒体を収容する媒体収容空間が内部に形成され前方に開口が設けられたフレームと、
前記フレームに保持された持上部回動支点を軸として下端部が後方へ向かう扉持上方向へ回動する持上部と、
前記持上部の下方に配され、前記媒体収容空間に収容された前記媒体に後側が当接した場合、前記扉持上方向へ回動した前記持上部によって上方へ移動し、前記持上部に保持された扉回動支点を軸として前記扉持上方向とは逆回転方向の扉下端部前方移動方向へ回動することにより、前記開口を開放させる扉と
を有する媒体取引装置。
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JP2007128140A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Asahi Seiko Kk | コイン返却装置の返却口シャッタ |
JP2007141201A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-06-07 | Kubota Corp | 自動販売機の商品取出口装置 |
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