JP2007128140A - コイン返却装置の返却口シャッタ - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の第1の目的は、幼児が指先を挿入した場合、返却口シャッタによって怪我をする虞がない返却口シャッタを提供することである。
本発明の第2の目的は、怪我をする虞のない返却口シャッタを安価に提供することである。
【解決手段】
コインをボックス型の返却保留部に送給し、前記返却保留部の返却口の近傍に板状のシャッタを配置したコイン返却装置において、前記シャッタは、前記返却保留部の上部において揺動可能に取り付けられ、かつ、樹脂製の第1板部と、前記第1板部の下端部に揺動可能に取り付けられ、かつ、前記第1板部よりも硬度の低い柔軟性を有する樹脂製の第2板部とを含み、前記第2板部は前記返却口に向かって回動可能であるが、前記返却保留部の奥部に向かって所定量以上の回動が不能に設けられていることを特徴とするコイン返却装置の返却口シャッタである。
【選択図】図4

Description

本発明は、投入されたコインの真偽を判別し、正貨を取り込み、偽貨を返却口に振り分けるようにしたコイン返却装置に関する。
詳しくは、返却口からの不正操作を防止するように返却口シャッタを設けたコイン返却装置の返却口シャッタに関する。
さらに詳しくは、返却口シャッタによる怪我を防止するコイン返却装置の返却口シャッタに関する。
なお、本明細書で使用する「コイン」は、通貨であるコイン、ゲーム機等に使われるトークン、及び、それらと類似のものを包含する。
コイン返却装置として、垂立するプレートの上部に配置した投入口からコインを投入し、そのコインが転動する傾斜レールに沿って配置した選別部によって正貨又は偽貨を判別して振り分け、正貨を金庫に取り込み、偽貨を前記プレートの下部に配置した返却口に戻すようにし、さらに、返却口から器具を挿入して行う不正を防止するため返却口に板状の返却口シャッタを配置したコインセレクタが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10-172020号(図2―14、5頁)
次ぎに、このコインセレクタの返却口シャッタの問題点を図5を参照して説明する。
垂立するフロントプレート2の下部に返却口4が設けられている。
返却口4は、ボックス形の返却保留部6の一側壁の矩形の開口である。
返却口4は、矩形板状の返却口シャッタ8によって通常は閉止されている。
すなわち、返却口シャッタ8の上端両側から水平に突出する軸10が、返却保留部6の内壁に揺動自在に支持されている。
返却口シャッタ8の下端部は、折り返され、丸みを付けられている。
この返却口シャッタ8は、通常実線で示すように、自己モーメントにより返却口4の外方に向かって回動し、モーメントが釣り合って垂下した状態で静止している。
返却保留部6に戻されたコインCを取り出す場合、図5に一点鎖線で示すように指先Pで返却口シャッタ8を押し込んでコインCをその指先Pで底壁12に押しつける。
次いで指先PでコインCを押さえつつ返却口4側へ引き出すことにより、返却口4を介してコインCを取り出す。
この構成において、一点鎖線で示す指先Pの太さが標準的小学生が返却保留室6内のコインCを押さえつけた場合又はコインCが存在しない場合の両ケースとも、指先Pは返却口シャッタ8の下端と返却保留部6の底壁12との間に入り込むことがない。
しかし、2点鎖線で示す1歳程度の幼児の指先CYの場合、コインCが存在しないとき、その指先CYは返却口シャッタ8の下端と底壁12との間に入り込むことがある。
この状態において、指先CYを引き戻した場合、返却口シャッタ8が返却口4側へ回動されるため、楔作用によって指先CYが底壁12と下端部との間により大きな力で押さえつけられる。
この結果、指先CYが返却口4から抜くことができなかったり、強い圧迫力により皮膚が剥けて怪我をする虞がある。
本発明の第1の目的は、幼児が指先を挿入した場合、返却口シャッタによって怪我をする虞がない返却口シャッタを提供することである。
本発明の第2の目的は、怪我をする虞のない返却口シャッタを安価に提供することである。
この目的を達成するため、請求項1の発明にかかるコイン処理装置の返却口シャッタは次のように構成されている。
コインをボックス型の返却保留部に送給し、前記返却保留部の返却口の近傍に板状のシャッタを配置したコイン返却装置において、前記シャッタは、前記返却保留部の上部において揺動可能に取り付けられ、かつ、樹脂製の第1板部と、前記第1板部の下端部に揺動可能に取り付けられ、かつ、前記第1板部よりも硬度の低い柔軟性を有する樹脂製の第2板部とを含み、前記第2板部は前記返却口に向かって回動可能であるが、前記返却保留部の奥部に向かって前記第1板部に対し所定量以上の回動が不能に設けられていることを特徴とするコイン返却装置の返却口シャッタである。
この構成において、通常、板状の返却口シャッタは、返却口の近傍に位置して返却保留部を外部から遮断している。
そして返却口シャッタは上端部において揺動可能に取り付けられ、かつ、樹脂製の第1板部、及び、その第1板部の下端部に揺動可能に取り付けられ、かつ、前記第1板部よりも硬度の低い第2板部とにより構成されている。
そして、第2板部は返却保留部の奥部に向けての回動は第1板部に対して所定量以上不可能であるが、返却口へ向けての回動は可能である。
換言すれば、第2板部が返却保留部の奥部へ押し込まれた場合、第1板部と第2板部とが一体的に回動する。
また、第2板部は第1板部に対し返却口へ向けて回動可能であるが、第1板部及び第2板部とも返却保留部内に位置するため、少なくとも第1板部によって返却保留部に続くコイン通路を遮蔽することができる。
したがって、返却口から器具を挿入した場合、少なくとも第1板部によって阻止され、不正を行うことが困難である。
また、幼児の指先が返却口シャッタの下端部と返却保留部の底壁との間に位置した状態において、指先を引き抜いた場合、第2板部はその上端、換言すれば第1板部の下端を支点に返却口側へ回動可能である。
さらに、第2板部は第1板部よりも硬度が低く柔軟性を有する樹脂により作られている。
換言すれば、第2板部が楔作用によって、指先を底壁に押し付けることがなく、さらに、指先を底壁に押し付ける場合には第2板部がその柔軟性により変形する。
したがって、幼児が指先を返却口シャッタによって挟まれて怪我をすることがない利点を有する。
また、第1板部及び第2板部とも樹脂製であるので、金属製カッタ等により比較的容易に切断することができ、万が一、指先が返却口シャッタによって挟まれた場合であっても比較的容易に開放することができる利点がある。
請求項2の発明は請求項1の発明において、前記第1板部若しくは第2板部の少なくとも一方が透明樹脂により作られていることを特徴とする。
この構成において、少なくとも第1板部若しくは第2板部が透明樹脂であるので、返却保留部内をおおよそ目視することができる。
したがって、投入したコインが返却保留部内に返却されていることを目視にて確認することができる。
よって、無闇に返却口に指先を挿入することがない。
万が一、幼児の指先が第2板部下端と返却保留部の底壁との間に挟まれた場合、透明の第1板部若しくは第2板部を通して挟まれた指先を目視することができるので、状況を確認しながら指先の開放作業をすることができ、怪我等を与えることがない利点を有する。
コインをボックス型の返却保留部に送給し、前記返却保留部の返却口の近傍に板状のシャッタを配置したコイン返却装置において、前記シャッタは、前記返却保留部の上部において揺動可能に取り付けられ、かつ、樹脂製の第1板部と、前記第1板部の下端部に揺動可能に取り付けられ、かつ、前記第1板部よりも硬度の低い柔軟性を有する樹脂製の第2板部とを含み、前記第2板部は前記返却口に向かって回動可能であるが、前記返却保留部の奥部に向かって前記第1板部に対し所定量以上の回動が不能に設けられ、さらに、前記第1板部は透明樹脂により作られていることを特徴とするコイン返却装置の返却口シャッタである。
図1は、本発明の実施例のコイン処理装置の正面図である。
図2は、図1におけるA―A線断面図である。
図3は、本発明の実施例のコイン返却装置の返却口シャッタの斜視図である。
図4は、本発明の実施例の返却口シャッタの作用説明図である。
本実施例におけるコイン返却装置100は、受け入れたコインの真偽を判別して正貨を金庫に、偽貨をコイン返却保留部へ振り分けるコインセレクタ102である。
このコインセレクタ102は、例えば、ワンコインによりゲームが可能になるゲーム機に取り付けられる。
例えば、100円コインを受け入れた場合、正貨をゲーム機の金庫に保留し、ゲーム機のゲーム機能を立ち上げる信号を出力し、偽貨をコイン返却部へ返却する。
このコインセレクタ102は、ほぼ垂立するフロントプレート104及びフロントプレート104に直交するベースプレート106よりなるフレーム部材を含んでいる。
コイン投入口108は、縦長スリット形であって、フロントプレート104の上部中央に配置されている。
スリットの幅及び高さは受け入れるコインCの厚み及び直径よりも僅かに大きく形成されている。
返却口109は矩形であって、フロントプレート104の下部中央に形成されている。
図2に示すように、断面台形状であって、かつ、一側壁が開口したボックス形返却保留部110が返却口109に隣接し、フロントプレート104の裏面に固定されている。
返却口109は、返却保留部110の一側壁に連通している。
コイン選別部112がコイン投入口108に近いベースプレート106に配置されている。
コイン選別部112は、コインの真偽を判別する機能を有する。
したがって、コインの真偽を判別する機能を有すれば、機械的判別方式、電気的選別方式、音波的判別方式又は光学的判別方式を採用することができる。
本実施例のコイン選別部112は、機械的判別方式である。
具体的には、コインの直径と重量を選別するためのクレードル114及び材質を判別する磁石116が配置されている。
したがって、まずコインCは投入口108によって大まかに直径と厚みが選別される。
次いでクレードル114の所定の間隔で配置された一対の爪によって直径が精密に判別され、さらに、コインCの重量が選別される。
すなわち、コインCが正貨の場合、コインCはクレードル114の一対の爪により保持され、かつ、その重量により図2において時計方向に回動する。
クレードル114が所定量回動した場合、コインCは傾斜するレール118上に落下する。
落下したコインCはレール118上を転動し、正貨通路120に落下する。
正貨通路120を落下するコインCは、課金センサであるリミットスイッチ(図示せず)の作用片を移動させて後、金庫(図示せず)に落下し、保留される。
この作用片の移動によりリミットスイッチがパルス信号を出力するので、このパルス信号によりゲーム機がレディ状態にされる。
コインCが偽貨の場合、例えば、直径が小さい場合、コインCはクレードル114の一対の爪に保持されないので、ほぼ真下に落下し、図示しない通路により返却保留部110に案内される。
コインCが、直径、厚み、及び重量が正貨と同一であるが、材料が磁性を有している場合、レール118の下流端に相対して配置された磁石116に吸着され、保持される。
保持されたコインCは、フロントプレート104から前方に突出する返却レバー122を押し下げることにより、掻き取りレバー(図示せず)をスイングさせ、保持されているコインCを掻き落とす。
掻き落とされたコインCは、図示しない通路に案内されて返却保留部110に案内される。
次に返却保留部110を説明する。
返却保留部110は、前述の偽貨や所定外のコインを顧客に返却するため、一時的にそれらコイン等を保留する機能を有する。
実施例において、返却保留部110は、返却口109を除いた上壁、左右側壁132、奥壁及び底壁152の5面を囲われている。
底壁152は、ほぼ水平の平面であり、コイン直径よりも大きい奥行きを有している。
次ぎに返却口シャッタ124を説明する。
返却口シャッタ124は、返却口109から前記コイン通路に器具を挿入して正貨通路120に配置したリミットスイッチ等の課金センサを不正に作動させることを防止する機能を有する。
返却口シャッタ124は、返却口109に向かってベンド可能であるが、返却保留部110の奥部に向かっての所定量以上のベンドが不能である。
実施例の返却口シャッタ124は、板状の第1板部126、第2板部128及び支軸130及び132を含んでいる。
第1板部126及び第2板部128は、安全性及び外観向上のため樹脂により形成される。
まず第1板部126を説明する。
第1板部126は、好ましくは、透明のスチレン系共重合樹脂、例えばAS(アクリロニトリル・スチレン)樹脂、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂若しくはポリカーボネート樹脂により成形される。
これらの樹脂は透明度が高く、かつ、所定の機械的強度を有しているからである。
第1板部126は、矩形板状であって、その上端部に支軸130が貫通され、支軸130の左右端部が両サイドから突出している。
支軸130は、返却保留部110を形成する側壁132の軸孔(図示せず)に揺動自在に挿入されている。
第1板部126の下端部の左右端部は筒形に成形され、軸受134を形成している。
また、軸受134の間の下端部を第1板部126に対し直角方向に、換言すれば返却保留部110の奥部へ突出してストッパ136を形成してある。
次に第2板部128を説明する。
第2板部128は、柔軟性を有する材料、例えば、熱可塑性エラストマー (TPE)によって成形され、矩形であって、上端中央に凸部138が形成されている。
軸孔144が凸部138に形成され、第2板部128の材質による弾性を利用して支軸134が密に貫通している。
換言すれば、支軸132は凸部138に固定状態に取り付けられ、支軸132の左右端部が凸部138の両側に突出している。
第2板部128は凸部138の肉厚が厚く、その部分は剛体であり、中間から下端にかけて所定の厚みに形成することにより、常温において所定の柔軟性を有するように形成されている。
所定の柔軟性は、第2板部128の下端部146が幼児の指先を押し付けた場合、第2板部128の下端部146が変形する程度である。
凸部138は、左右の軸受134の間に大凡密に配置されている。
また、支軸132の左右端部は軸受134の軸孔148に挿入され、揺動自在に支持されている。
したがって、第2板部128は、左右の移動を軸受134によって規制されつつ支軸132について揺動可能である。
また、第2板部128の上端部を第2板部128に対し返却保留部110の奥部に向かって直角方向に突出することにより係止部150を形成し、第1板部126のストッパ136に当接するようにしてある。
係止部150がストッパ136に係止された場合、第2板部128が第1板部126に対し返却口109に向かって僅かに鈍角をなすよう設定してある。
換言すれば、第1板部126及び第2板部128が一直線状にならず、第2板部128が第1板部126の延長線に対して返却口109側に位置する。
さらに換言すれば、第2板部128は返却口109に向かって回動可能であるが、返却保留部110の奥部に向かって第1板部126の延長線に対し所定量以上の回動が不能である。
第2板部128の下端部146は半円形に丸みを付し、縁部による指先損傷の防止を図っている。
さらに、第2板部128は熱可塑性エラストマーで成形されているので、常温で所定の弾性を有する。
したがって、指先が第2板部128と返却口109や返却保留部110の底壁152に挟まれた場合変形することができ、指先が返却口109内縁等に大きな力で押し付けられることがなく、怪我をすることがない。
また、第2板部128も透明樹脂にて成形することが好ましい。
万が一、指先が挟まれた場合であっても、指先の状況を大凡確認することができるからである。
第1板部126及び第2板部128は、重力により図2に示す僅かに傾斜した状態、若しくは、垂下状態になるようにしてある。
第1板部126及び第2板部128は、返却保留部110内に配置され、その幅は返却口109よりも大きい。
換言すれば、第1板部126及び第2板部128は返却口109から外方へ引き出すことができない。
また、第1板部126及び第2板部128を支軸132で一体化し、自己モーメントで静止した場合、下端部146が返却保留部110の底壁152と接触するか、又は、僅かに隙間が形成されるようその長さを設定してある。
本実施例のように、第1板部126又は第2板部128に軸受134等を形成することにより部品数が減少し、コスト及び管理面で有利である。
次ぎに本実施例の作用を図4をも参照して説明する。
標準的指先の小学生が返却保留部110に指、例えば、人差し指の指先Pを返却口109から挿入し、返却口シャッタ124を押し込む。
この場合、第2板部128が押されるので、第2板部128は支軸132を支点に反時計方向へモーメントを受ける。
しかし、係止部150が第1板部126のストッパ136に当接するため、図4に二点鎖線示したように第1板部126と第2板部128とが僅かに鈍角に屈曲した状態DT1で反時計方向へ回動される。
これにより、返却コインCを指先Pで底壁152に押し付けつつ返却口109に向かって引き出すことができる。
図4に破二点鎖線で示すように幼児の指先CYが第2板部128の下端部146と底壁152との間に挟まれた状態において、その指先CYを返却口109側に引き出した場合、その引き出しと共に第2板部128の下端部146が指先CYと共に移動する。
第2板部128は支軸132を支点に図4において時計方向に回動するので、第2板部128は第1板部126に対しジャックナイフ状態DT2に屈曲される。
よって、指先CYが下端部146と底壁152との間に大きな力で挟まれることなく抜き出すことができる。
万が一、指先CYが下端部146と底壁152との間に大きな力で挟まれた場合であっても、第2板部128は弾性を有しているので下端部146が変形し、指先CYが大きな力で底壁152に押し付けられることがなく、指先CYは小さな力で引き出すことができる。
したがって、幼児が指先CYを怪我することがない利点を有する。
さらに、少なくとも第2板部128を透明素材にすることにより、指先が挟まれた状況を把握することができ、指先開放のため適切な措置をとることが出来る。
さらにまた、第1板部126及び第2板部128は樹脂であるため、金属カッタ等により比較的容易に切断することができるので、挟まれた指先の開放が比較的容易にできる利点がある。
上記実施例において、本発明がコインセレクタのコイン返却装置に採用された例を説明したが、本発明はコインセレクタ以外のコイン返却装置の返却口シャッタに使用することができる。
例えば、自動販売機のコイン返却口や釣銭返却口の返却口シャッタに使用することができる。
図1は、本発明の実施例のコイン処理装置の正面図である。 図2は、図1におけるA―A線断面図である。 図3は、本発明の実施例の返却口シャッタの斜視図である。 図4は、本発明の実施例の作用説明図である。 図5は、従来例の作用説明図である。
符号の説明
C コイン
108 投入口
109 返却口
124 シャッタ
126 第1板部
128 第2板部
130、132 支軸
132 側壁
134 軸受
136 ストッパ

Claims (2)

  1. コイン(C)をボックス型の返却保留部(110)に送給し、前記返却保留部の返却口(109)の近傍に板状のシャッタ(124)を配置したコイン返却装置において、
    前記シャッタは、前記返却保留部の上部において揺動可能に取り付けられ、かつ、樹脂製の第1板部(126)と、前記第1板部の下端部に揺動可能に取り付けられ、かつ、前記第1板部よりも硬度の低い柔軟性を有する樹脂製の第2板部(128)とを含み、
    前記第2板部は前記返却口に向かって回動可能であるが、前記返却保留部の奥部に向かって前記第1板部に対し所定量以上の回動が不能に設けられていることを特徴とするコイン返却装置の返却口シャッタ。
  2. 前記第1板部若しくは第2板部の少なくとも一方が透明樹脂により作られていることを特徴とする請求項1のコイン返却装置の返却口シャッタ。
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