JP2010238077A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】手先が不自由な身障者に対しても返却操作の操作性を向上させた自動販売機を提供すること。
【解決手段】前面での返却操作によって、コインメック11に一時保留された硬貨をコイン返却口に送出させて返却する自動販売機において、先端部31が前面から近接離反する態様で基端部32が該前面に揺動可能に配設され、前方より押圧された場合に、先端部31が前面に近接する態様で揺動してコインメック11に一時保留された硬貨をコイン返却口に送出させるレバー部材30を備えたものであり、レバー部材30の先端部31は、常態においてはレバーバネに付勢されて待機位置に位置する一方、前方より押圧された場合に、レバーバネの付勢力に抗して揺動することが好ましい。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動販売機に関し、より詳細には、コイン投入口に投入された硬貨を購買中止等によりコイン返却口に返却させる自動販売機に関するものである。
例えば、金銭等が投入されることにより自動的に飲料等の所望の商品を販売する自動販売機は、多種多様なものが開発されており、商品購入の手軽さや管理の容易さ、僅かな設置面積、販売に要する人件費の削減等の理由により、各地に数多く普及している。
この種の自動販売機においては、前面に回動自在に配設された返却レバーが返却操作されることにより、コインメックと称される硬貨識別機に一時的に保留された硬貨を所定のコイン返却口に送出させて返却するものである。かかる自動販売機においては、利用者の操作性向上を図る観点より、前面に露出する態様で設けられた返却ボタンを押下させることにより、コインメックに一時保留された硬貨をコイン返却口に返却するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−129833号公報
上述した特許文献1に提案されている自動販売機では、返却ボタンを押下させるだけで返却操作を行うことができるので、右利きの利用者だけでなく左利きの利用者にも簡単に操作できる点で有用なものであったが、手先が不自由な身障者には、ボタンを押下させる操作が難しく、そのため返却ボタンを押下させて返却操作を行うことは依然として困難であった。
本発明は、上記実情に鑑みて、手先が不自由な身障者に対しても返却操作の操作性を向上させた自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、前面での返却操作によって、コインメックに一時保留された硬貨をコイン返却口に送出させて返却する自動販売機において、先端部が前記前面から近接離反する態様で基端部が該前面に揺動可能に配設され、前方より押圧された場合に、前記先端部が前記前面に近接する態様で揺動して前記コインメックに一時保留された硬貨を前記コイン返却口に送出させるレバー部材を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上述した請求項1において、前記レバー部材の先端部は、常態においては付勢手段に付勢されて待機位置に位置する一方、前方より押圧された場合に、付勢手段の付勢力に抗して揺動することを特徴とする。
本発明によれば、先端部が前面から近接離反する態様で基端部が該前面に揺動可能に配設されたレバー部材が、前方より押圧された場合に、先端部が前面に近接する態様で揺動してコインメックに一時保留された硬貨を前記コイン返却口に送出させるので、例えば手先が不自由な身障者であっても腕や肘等を利用してレバー部材を押圧すれば返却操作を行うことができ、返却操作の操作性を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機の内部構造を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態である自動販売機の内部構造を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態である自動販売機の前面、すなわち外扉の前面の要部を拡大して模式的に示す斜視図である。 図4は、図3に示したレバー部材及び返却ボタンの構成を拡大して模式的に示した断面側面図である。 図5は、図3に示したレバー部材及び返却ボタンの構成を拡大して模式的に示した断面側面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態である自動販売機の構成を示したものであり、ともに内部構造を示す斜視図である。ここで例示する自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売するためのもので、本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成されたものである。この本体キャビネット1の内部には、複数の独立した商品収容庫2a,2b,2cが左右に並設してある。これら商品収容庫2a,2b,2cは、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度に維持した状態で収容するためのものである。各商品収容庫2a,2b,2cには、それぞれの上方部に、商品収納ラック3が配設してある一方、搬出シュータ4によって区画される下方部に、熱交換器(図示せず)が配設してあり、該熱交換器の駆動により、商品収納ラック3に収納された飲料缶やペットボトルを所望の冷却温度、あるいは加熱温度に維持することが可能である。
上記自動販売機には、本体キャビネット1の一側縁部に扉体5を設けてある。扉体5は、本体キャビネット1の前面開口を開閉するためのもので、内扉5a、中扉5b及び外扉5cを備えて構成してある。内扉5aは、本体キャビネット1に設けた商品収容庫2a,2b,2cの前面を覆うに十分な大きさを有したものである。図示の例では、内扉5aを上下に分割し、それぞれを個別に開閉できるようにしてある。
中扉5bは、内扉5aの前面側に配設したものである。この中扉5bには、その前面側上部に販売商品の商品見本Sを左右に並べて一列に載置した棚6が上下方向に複数段(図示の例では3段)に並べて配設してある。また、中扉5bには、その前面側下部に広告パネル7が配設してある。
外扉5cは、本体キャビネット1の前面開口を覆うに十分な大きさを有したものである。この外扉5cには、その前面側にディスプレイウィンドウ8、商品選択ボタン9及び商品取出口10が設けてあるとともに、図には明示しないが、コイン投入口、紙幣挿入口、一体表示器、コイン返却口が設けてある。一方、外扉5cの後面側には、コインメック11、コイン回収箱12、ビルバリデータ13が設けてある。
ディスプレイウィンドウ8は、中扉5bに配置した商品見本S及び広告パネル7を利用者に視認させるための窓である。商品選択ボタン9は、利用者が購入商品を選択するための押ボタンスイッチであり、ディスプレイウィンドウ8を通じて視認される商品見本S毎に用意してある。商品取出口10は、商品収納ラック3から払い出された商品を利用者が受け取るための開口である。
コイン投入口は、利用者が硬貨を投入するための開口である。このコイン投入口を通じて投入された硬貨は、コインメック11においてその金種が識別され、その後、コイン回収箱12に収容されることになる。紙幣挿入口は、利用者が紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿入口を通じて挿入された紙幣は、ビルバリデータ13においてその金種が識別されることになる。また上記紙幣挿入口は、ビルバリデータ13において識別できなかった紙幣を返却するための機能を有している。一体表示器は、貨幣の投入金額、販売中であるか否か、釣銭があるか否か等、各種情報を利用者に表示するためのものである。コイン返却口は、コインメック11において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭となる硬貨を利用者に返却するための開口である。
図3は、本発明の実施の形態である自動販売機の前面、すなわち外扉5cの前面の要部を拡大して模式的に示す斜視図である。この図3に示すように、本実施の形態である自動販売機の前面、すなわち外扉5cの前面には、返却ボタン20及びレバー部材30が配設してある。
返却ボタン20は、常態においては、図示せぬバネ部材による付勢力によりその前端部21が外扉5cの前面より前方に突出した状態で配設された押ボタンスイッチである。この返却ボタン20は、前方より押下された場合には、バネ部材の付勢力に抗して後方に向けて変位するものである。その後前方からの押圧力が解除されれば、バネ部材の復元力により付勢されて前端部21が外扉5cの前面より前方に突出した待機姿勢に戻る。このような返却ボタン20の後端部には、図4に示すように傾斜面22が形成してあり、かかる傾斜面22に従動部材23が接触している。
従動部材23は、図示せぬ支持部材に支持されて、上下方向に沿って変位可能に配設してあり、押下された返却ボタン20が後方に向けて変位することにより、図5に示すように、該返却ボタン20の傾斜面22に摺接しながら下方に向けて変位し、コインメック11の返却用リジェクタ11aに当接して該返却用リジェクタ11aを押込操作させるものである。ここで、返却ボタン20が待機姿勢に戻ると、従動部材23は、図示せぬ復帰バネの復元力により上方に向けて変位し、元の位置に戻るものである。上記返却用リジェクタ11aは、押込操作されると、コインメック11に一時保留された硬貨をコイン返却口に送出させるものである。
レバー部材30は、先端部31が外扉5cの前面に近接離反する態様で基端部32が該前面に揺動可能に配設してある。このレバー部材30は、常態においては、図示せぬレバーバネ(付勢手段)の付勢力により、先端部31が外扉5cの前面より離隔した待機位置に位置する姿勢に保持されるものである(図4参照)。このようなレバー部材30の中間域には、後方に向けて突出する突片33が配設してあり、突片33は、レバー部材30の先端部31が待機位置に位置する場合に返却ボタン20の前端面21に対向している。
以上のような構成を有する自動販売機においては、図4に示すように先端部31が待機位置に位置する姿勢にあるレバー部材30が前方から押圧されると、レバー部材30は、レバーバネの付勢力に抗して先端部31が外扉5cの前面に近接する態様で、基端部32の軸心回りに揺動する。これにより、突片33が返却ボタン20の前面に当接し、該返却ボタン20をバネ部材の付勢力に抗して後方に向けて変位させる。このように返却ボタン20が後方に向けて変位すると、図5に示すように、従動部材23が該返却ボタン20の傾斜面22に摺接しながら復帰バネの付勢力に抗して下方に向けて変位し、コインメック11の返却用リジェクタ11aを押込操作させる。返却用リジェクタ11aが押込操作されると、コインメック11は、コイン投入口から投入されて一時保留する硬貨をコイン返却口に向けて送出する。
その後、レバー部材30の押圧力が解除されると、レバー部材30は、レバーバネの復元力により付勢されることにより、先端部31が外扉5cの前面から離隔する態様で基端部32の軸心回りに揺動し、先端部31が待機位置に位置した姿勢に戻る。また、返却ボタン20は、バネ部材の付勢力により前方に向けて変位して待機姿勢に戻る。返却ボタン20の前方への変位に伴って、従動部材23も復帰バネの復元力により上方に向けて変位し、元の位置に戻る。従動部材23の上方への変位により押込操作された返却用リジェクタ11aも元の位置に復帰する。
以上説明したように本実施の形態である自動販売機によれば、先端部31が外扉5cの前面から近接離反する態様で基端部32が該前面に揺動可能に配設されたレバー部材30が、前方より押圧された場合に、先端部31が前面に近接する態様で揺動して返却ボタン20を押下し、従動部材23を介して返却用リジェクタ11aを押込操作させてコインメック11に一時保留された硬貨をコイン返却口に送出させるので、例えば手先が不自由な身障者であっても腕や肘等を利用してレバー部材30を押圧すれば返却操作を行うことができ、返却操作の操作性を向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。例えば、上述した実施の形態では、レバー部材30は、前方から押圧された場合に揺動して返却ボタン20を押下させるものであったが、本発明では、レバー部材30は、前方から押圧された場合には、回動可能に配設された返却レバーを回動させて返却用リジェクタを押込操作させるものであってもよい。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、前面での返却操作によって、コインメックに一時保留された硬貨をコイン返却口に送出させて返却するのに有用である。
1 本体キャビネット
5 扉体
5c 外扉
9 商品選択ボタン
11 コインメック
11a 返却用リジェクタ
20 返却ボタン
21 前端部
22 傾斜面
23 従動部材
30 レバー部材
31 先端部
32 基端部
33 突片
S 商品見本

Claims (2)

  1. 前面での返却操作によって、コインメックに一時保留された硬貨をコイン返却口に送出させて返却する自動販売機において、
    先端部が前記前面から近接離反する態様で基端部が該前面に揺動可能に配設され、前方より押圧された場合に、前記先端部が前記前面に近接する態様で揺動して前記コインメックに一時保留された硬貨を前記コイン返却口に送出させるレバー部材を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記レバー部材の先端部は、常態においては付勢手段に付勢されて待機位置に位置する一方、前方より押圧された場合に、付勢手段の付勢力に抗して揺動することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
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WO2012057093A1 (ja) 2010-10-25 2012-05-03 杏林製薬株式会社 3,4-二置換ピロリジン誘導体の製造方法

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