JP2975666B2 - 自動販売機の商品取出口装置 - Google Patents

自動販売機の商品取出口装置

Info

Publication number
JP2975666B2
JP2975666B2 JP2284627A JP28462790A JP2975666B2 JP 2975666 B2 JP2975666 B2 JP 2975666B2 JP 2284627 A JP2284627 A JP 2284627A JP 28462790 A JP28462790 A JP 28462790A JP 2975666 B2 JP2975666 B2 JP 2975666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
product
outlet
vending machine
exit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2284627A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04157594A (ja
Inventor
博人 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP2284627A priority Critical patent/JP2975666B2/ja
Publication of JPH04157594A publication Critical patent/JPH04157594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2975666B2 publication Critical patent/JP2975666B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は自動販売機で購入した商品を取り出すための
商品取出口装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来の技術では、商品取出口を開閉自在に閉鎖する取
出口扉を前面の扉板とその両端から後方に折り曲げられ
た側板とで断面コ字状に形成しかつ前記両側板を自動販
売機本体内で支持により回動自在に枢支させ、上向きに
回動させることによって前記取出口扉が自動販売機本体
内へ引き入れられ商品取出口を開口することを特徴とす
る例えば実開昭55−155376号公報に示されるものが知ら
れている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら一枚の扉を回動スライドさせるため、扉
が販売構内部へと大きく入り込み内部の機構及びディス
プレイスペースを制約する不具合を生じた。一方商品を
見やすく、取り出し容易にするためには扉を大きくする
ことが必要となるが、上記の理由から扉を大きくするこ
とが困難であった。
よって本発明では、内部機構及びディスプレイスペー
スを制約せずに取出口扉自体をより大きく見易くするこ
とを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は自動販売機本体
前面に設けた前面扉に商品を取り出すための商品取出口
を設け、前記商品取出口を開閉させるための上下可動な
取出口扉を設けた自動販売機において、前記前面扉の前
面から円弧形状に突出して設けられるとともに前記商品
取出口を開口形成した取出口カバーと、前記円弧形状の
取出口カバーの裏面に沿って円弧形状に形成し前記商品
取出口開放時には上部位置で重なり合うよう上下複数に
分割した前記取出口扉を設けたものである。
(ホ) 作 用 本発明は、円弧状の取出口扉を上方に回動すると、複
数の取出口扉は重なり合いながら本体前面に円弧形状に
突出して設けられた取出口カバーの裏面側に沿って上方
へ回動し重なり合った状態で収納され商品取出口を開放
する。
(ヘ) 実施例 各図は本発明の実施例を示すものである。
1は自動販売機本体であり、前面には該本体1の前面
を形成する前面扉2を開閉可能に枢支している。
前面扉2は、上部に前面を透明パネル3にて覆われた
商品展示室4を設け、かつ透明パネル3には多数の商品
選択ボタン5を並設しているとともに、上下方向の略中
央部には横方向に帯状の操作パネル部6を設けて、商品
取出口装置7及び貨幣挿入口8、貨幣の返却口9等を配
設している。
10は前記本体1内の商品収納棚から本体1内下部に送
出された円柱状の商品を、商品取出口装置7へ持ち上げ
搬送する搬送エレベータ装置であり、上下移動するバス
ケット11内に商品が送出されると上昇して、該商品を上
部の商品取出口装置7へ搬送するようになっている。
商品取出口装置7は、前記バスケット11によって搬送
されてきた商品を受け入れるための受入口12を上部に開
口した後壁13と、前面扉2の前面から円弧形状に突出し
て設けるとともに商品取出口14を開口形成した取出口カ
バー15との間に商品取出室16を形成している。
取出口カバー15の裏面側には、両側部を枢支して上下
回動可能な取出口扉19を設けている。取出口扉19は上下
複数に分割した構成をなし、実施例では上側取出口扉19
aと下側取出口扉19bとに分割した構成であり、以下その
構造について説明する。取出口カバー15の裏面側に設け
た上側取出口扉19aは、取出口カバー15の円弧形状に対
応して商品取出口14の上側を閉鎖するための円弧形状に
形成した透明な上側扉部17aと、この上側扉部17aの両端
から後方に折り曲げられた上側側板18a,18aとで断面コ
字状をなす。また下側取出口扉19bは、上側扉部17aの形
状に対応し一回り小さく形成された商品取出口14の下側
を閉鎖するための下側扉部17bと、この下側扉部17bの両
端から後方に折り曲げられた下側側板18b,18bとで断面
コ字状をなす。上側扉部17a,下側扉部17bが取出口カバ
ー15の裏面側に沿って上下回動自在と成し、上側扉部17
a,下側扉部17bによって取出口カバー15に開口した商品
取出口14を開閉できるようにしている。
即ち、上側取出口扉19a,下側取出口扉19bは上側側板1
8a,18a,下側側板18b,18bを商品取出室16の両側壁20,20
の外側に位置させ、この上側側板18a,18a,下側側板18b,
18bの後端を前面扉2の内側に設けた取付部2A,2Aに設け
た支軸21,21に回動自在に挿通固定している。そして、
上側取出口扉19aは上側側板18a,18aの下端を取付部2A,2
Aに設けた突起部2B,2Bに当接すると係止し、下側取出口
扉19bは下側扉部17bの下端を取出口カバー15に設けたス
トッパ部22に当接すると係止し、上側扉部17a,下側側板
17bによって商品取出口14を閉鎖する。また下側扉部17b
の把手部23を掴んで上方に回動させると上側取出口扉19
aの裏面側に沿って回動し把手部23が上側扉部17aの下端
に当接すると上側取出口扉19aも下側取出口扉19bと同時
に回動を開始し把手部23が商品取出口14の上端部に当接
したとき商品取出口14が全開となる。そして、自重によ
って回動して閉状態に復帰するように構成している。
なお本実施例では取出口扉を上側取出口扉19aと下側
取出口扉19bの2分割としたが2以上の複数に分割した
場合でもよい。
27は商品取出室16内の底部28の前方位置にて立ち上が
り形成して設けた前面壁であり、上側取出口扉19aと,
下側取出口扉19bとを開いたときに、前方へ低く傾斜し
た底部28上の商品が商品取出口14から落下しないように
している。即ちこの前面壁27は、底部28の前方位置でか
つ商品取出口14を閉鎖位置した下側扉部17bの後方に位
置するように設けられ、また上側取出口扉19a,下側取出
口扉19bを閉鎖したときには、商品取出口14から前方に
見えるように露出された状態となり、底部28上の商品が
落下しないように位置している。
また前面壁27は、上部を開口したU字状の複数の切欠
部29を設け、底部28上の商品を取り出すときに親指等を
挿入できるようにして、商品を掴み易くしているととも
に、少なくとも1つの切欠部29は底部28よりも低い位置
まで開口させてその底面を前方へ低く傾斜させ、商品取
出室16内に浸入した雨水等をこの切欠部29から商品取出
室16外方へ排水できるようにしている。
一方、悪戯防止扉30は上端を商品取出室16内の両側壁
20,20間に回動自在に軸支され、バネ31の弾性によって
受入口12を開閉自在に閉鎖しているとともに、バスケッ
ト11から受入口12を通して商品が送出されると、該商品
によって開扉され、商品が底部28上に落下可能な位置ま
での範囲を開扉できるようにしている。
即ち、悪戯防止扉30は受入口12からの商品が、底部28
上に充分落下可能な位置まで回動すると、側壁20に設け
たストッパ32に係止されて、必要以上の回動を阻止され
るようになっている。
33は光センサからなる検知装置であり、通常悪戯防止
扉30が受入口12を閉鎖した状態(第1図の実線状態)を
検知しており、悪戯防止扉30の開扉状態(第1図の二点
鎖線の状態)を検知すると商品の販売を停止させるよう
になっている。
即ち検査装置33は、悪戯防止扉30の開扉動作中は商品
の販売動作を停止するように構成しており、悪戯により
悪戯防止扉30が回動されて受入口12が解放されていると
き、あるいは商品取出室16内の底部28上に送出された商
品が、所定個数以上溜った状態となって悪戯防止扉30が
受入口12を閉鎖できないときに販売を停止するようにし
ている。
かかる構成による動作を説明する。
貨幣投入口8への所定貨幣の投入と商品選択ボタン操
作に基づく販売信号の発生により、本体1内の商品収納
棚から本体1内下部に商品が送出されると、該商品は下
部所定位置に待機位置した搬送エレベータ装置10のバス
ケット11内に受入られる。これにより搬送エレベータ装
置10はバスケット11を上昇移動して、バスケット11内の
商品を上部の商品取出口装置7の後方位置まで搬送す
る。
バスケット11が商品取出口装置7の受入口12に対応す
る位置に到達すると、バスケット11の上昇移動が停止さ
れ、商品は受入口12を通して商品取出室16内に転動落下
するとともに、この商品送出後にバスケット11は下降し
て下部の待機位置に復帰する。
また、バスケット11から受入口12を通して商品取出室
16内に送出される際の商品は、自重によって悪戯防止扉
30を前方へ押圧回動して底部28上に落下し、底部28の傾
斜によって前方へ転動して前面壁27に係止される。従っ
て、顧客は商品取出口14内へ商品が送出されたことを透
明な上側扉部17a,下側扉部17bを透して確認できる。
上側取出口扉19a,下側取出口扉19bは把手部23に指を
係止して上方へ持ち上げて開き、開放された商品取出口
14から商品取出室16内へ手を挿入して、前面壁27に係止
された底部28上の商品を掴み取り出す。この時親指等を
切欠部29に挿入することができるため、底部28上の商品
を容易に掴むことができる。
一方、商品が連続して販売され商品取出室16内に複数
送出された状態のままとなり、悪戯防止扉30がその商品
に係止されて閉鎖回動できない場合は、検知装置33が悪
戯防止扉30の閉鎖状態を検知できないため、商品が商品
取出室16から取り出されて悪戯防止扉30が受入口12を閉
鎖した状態に復帰するまで販売が停止される。また悪戯
等によって悪戯防止扉30が強制的に開扉された場合も、
検知装置33による悪戯防止扉30の検知ができなくなり、
その間は販売が停止される。
(ト) 発明の効果 本発明により取出口扉の全開時に取出口扉が自動販売
機内部に入り込む寸法を小さくすることが可能となり、
自動販売機内部を販売部の機構やディスプレイのスペー
スとしてを有効に使えると同時に、取出口扉自体をより
大きく見易くすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は商品
取出口装置部分の縦断側面図、第2図は取出口扉を開い
た状態の商品取出口装置部分の縦断側面図、第3図は商
品取出口装置部分の横断平面図、第4図は自動販売機の
正面図である。 2……前面扉、7……商品取出口装置、14……商品取出
口、15……取出口カバー、19a……上側取出口扉、19b…
…下側取出口扉。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機本体前面に設けた前面扉に商品
    を取り出すための商品取出口を設け、前記商品取出口を
    開閉させるための上下可動な取出口扉を設けた自動販売
    機において、前記前面扉の前面から円弧形状に突出して
    設けられるとともに前記商品取出口を開口形成した取出
    口カバーと、前記円弧形状の取出口カバーの裏面に沿っ
    て円弧形状に形成し前記商品取出口開放時には上部位置
    で重なり合うよう上下複数に分割した前記取出口扉を設
    けたことを特徴とする自動販売機の商品取出口装置。
JP2284627A 1990-10-22 1990-10-22 自動販売機の商品取出口装置 Expired - Lifetime JP2975666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2284627A JP2975666B2 (ja) 1990-10-22 1990-10-22 自動販売機の商品取出口装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2284627A JP2975666B2 (ja) 1990-10-22 1990-10-22 自動販売機の商品取出口装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04157594A JPH04157594A (ja) 1992-05-29
JP2975666B2 true JP2975666B2 (ja) 1999-11-10

Family

ID=17680916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2284627A Expired - Lifetime JP2975666B2 (ja) 1990-10-22 1990-10-22 自動販売機の商品取出口装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2975666B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04157594A (ja) 1992-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2038853B1 (en) Vending machine with one-way mechanism
US20060266762A1 (en) Theft deterrent system
JP2975666B2 (ja) 自動販売機の商品取出口装置
JP3500091B2 (ja) 自動販売機
JP2000293751A (ja) ビン商品自動販売機の商品搬出装置
JP3478056B2 (ja) 自動販売機の商品取出口
JP3689563B2 (ja) 自動販売機
JPH0464192A (ja) 自動販売機の商品取出口装置
JPH0751665Y2 (ja) 自動販売機
JP2003079929A (ja) 自動物品提供装置
JPH06348935A (ja) 自動販売機
JP3228015B2 (ja) 自動販売機
JPH10208140A (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP2563838Y2 (ja) 自動販売機の商品取出口装置
JP3429579B2 (ja) 自動販売機
JP2000222634A (ja) 自動販売機
JP2001307192A (ja) 自動販売機の商品取出口装置
JPH0399393A (ja) 自動販売機の商品取出口装置
JP3952930B2 (ja) 自動販売機
JPH028988A (ja) 自動販売機の商品取出口
JP2002024932A (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP2523158Y2 (ja) 自動販売機の商品取出口
JP2606574Y2 (ja) 自動販売機
JP2564929Y2 (ja) 自動販売機の硬貨集金装置
JPH0726786Y2 (ja) 販売機等の商品収容機構