JP2564929Y2 - 自動販売機の硬貨集金装置 - Google Patents

自動販売機の硬貨集金装置

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JP2564929Y2
JP2564929Y2 JP1990003973U JP397390U JP2564929Y2 JP 2564929 Y2 JP2564929 Y2 JP 2564929Y2 JP 1990003973 U JP1990003973 U JP 1990003973U JP 397390 U JP397390 U JP 397390U JP 2564929 Y2 JP2564929 Y2 JP 2564929Y2
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球平 望月
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松下冷機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は硬貨の返却,硬貨の集金を行なう自動販売機
に関するものである。
従来の技術 近年、自動販売機の普及は目ざましく至る所に設置さ
れ多くの消費者に利用されているが、反面商品を供給す
るオペレータの労力は過大であった。特につり銭の回収
については日々の売上げを正確に計算する重要な作業で
あ。そこで、この集金作業を迅速に行なうための手段と
して実開昭60−140176号公報の如き硬貨集金装置が提案
されている。以下その概要を図面を参照しながら上述し
た硬貨集金装置について説明する。
第5図から第7図は従来の自動販売機の概略構成を示
すものである。
1は自動販売機の本体で、内部に販売商品を収容して
いる。2は本体1の前面に取付けられた主扉であり、前
面に選択ボタン3,商品取出口4及び一側に縦長な補助扉
5が設けられている。この補助扉5上には、硬貨投入口
6,硬貨返却レバー7,硬貨返却口8が設けられている。又
この補助扉5は、一側をヒンジ9にて前記主扉2に枢支
されている。10は主扉2と補助扉5にて形成される収納
室で、主扉2をへこませて、その開口面に前記補助扉5
を位置させて、この中に硬貨識別装置11が取付けられて
いる。ここで、硬貨識別装置11の動作説明を簡単にする
と、商品購入者が自動販売機に投入した硬貨の合否を判
別して、合格硬貨のうちから、つり銭(10円,50円,100
円)として利用し、つり銭として払い出すものについて
は、つり銭筒14a,14b,14cから払い出し、つり銭筒が所
定量に達した後は集金箱16へ集金するようになってい
る。一方つり銭として使用しない硬貨(500円)につい
ては集金箱16へ直接集金するものである。16は上面を開
口した集金箱で棚17上に乗せて保持されている。又、18
は硬貨識別装置11と硬貨返却口8及び集金箱16の間に設
けられたつり銭シュートである。このつり銭シュート18
はネジ19にて主扉2の壁面2′に取付けられており、そ
の構成は、平面視略コ字状のシュート本体18内にピン18
aにて軸支された傾斜板18bが設けられ、この傾斜板18b
はピン18aを支点に目的に応じて前後に倒すことが出
来、そのストッパー18c,18dにて所定の位置に停止する
ものである。
以上のように構成された硬貨集金装置について、以下
その動作について説明する。
販売を行なう課程において、硬貨投入口6に硬貨を投
入すると、その硬貨は硬貨識別装置11まで移動して合否
の判定を行ない、合格硬貨と認められた場合に限り販売
状態となる。そこで選択ボタン3を押すことにより中身
商品の販売が終了する。その時、商品価格に対し投入金
額が多い場合にはつり銭として払い戻される。その時の
硬貨の移動経路について説明すると、あらかじめシュー
ト本体18内に取付けられた傾斜板18bをストッパー18cで
停止させておき、硬貨識別装置11のつり銭筒14a,14b,14
cから排出された硬貨を、傾斜板18bのイ面を滑り落ち返
却口8に至り商品購入者が取り出すことが出来る。一
方、硬貨識別装置11のつり銭を集金箱16に回収する際に
は、上記傾斜板18bが当る様にする事により、つり銭筒1
4a,14b,14cから排出された硬貨は、傾斜板18bのロ面を
滑り落ち、集金箱16に至るものである。
考案が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、硬貨識別装置と
返却口の中間につり銭シュートを設け、さらにつり銭シ
ュート内の傾斜板の角度を変えるだけのスペースが必要
になる。そのため返却口の取付け位置が下がり、商品購
入者は無理な姿勢でつり銭を取り出さなければいけない
課題を有していた。
本考案は上記課題を鑑み、硬貨識別装置と返却口の中
間に機構部を設けないで、つり銭取出し動作が容易な姿
勢で行なえ、コインストッカーを切替えるだけで、つり
銭回収作業が迅速に行なえる硬貨集金装置を提供するも
のである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案の硬貨集金装置は、
自動販売機本体前面に取り付けられた主扉と、この主扉
の一側に回動可能に取り付けられた補助扉と、前記主扉
内に設けられ前記補助扉によって開閉される収納室と、
この収納室内に設けられた硬貨識別装置と、前記収納室
内で前記硬貨識別装置の下方に設けられ上面を開口した
集金箱と、一方を前記硬貨識別装置の下方に開口し他方
を前記集金箱の開口の上方に開口したつり銭シュート
と、このつり銭シュートと連通する補助扉側に設けられ
た硬貨返却口と、コインストッカーとを備え、このコイ
ンストッカーを、つり銭硬貨を受ける面と前記硬貨返却
口と対向するつり銭シュートの開口を閉塞する面とで略
L字型に形成し、つり銭硬貨を受ける面を前記集金箱へ
のつり銭の落下方向を横切る位置と、つり銭シュートの
硬貨返却口と対向するつり銭シュートの開口を閉塞する
位置とに移動すべく前記開口の下端に2つの面の屈曲部
または近傍を軸支したものである。
作用 本考案は上記した構成によって、硬貨識別装置から吐
出するつり銭を前面の扉から取り出す事と、コインスト
ッカーの回動により、底面を開口して集金作業ができる
両機能を有するつり銭シュートにて、つり銭取出し時に
無理な姿勢にならないことと、集金作業を迅速に行なえ
る。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
るが、従来と同一構成同一動作については同一番号を付
してその詳細な説明を省略する。
第1図から第4図は本考案の一実施例における硬貨集
金装置の全体構成及び動作を示すものである。その中で
第2図はつり銭シュートの構成を示す図である。20はコ
インストッカーで、硬貨識別装置11のつり銭筒14a,14b,
14cから排出される硬貨を停止させる役目をする。この
コインストッカー20は略L字型をして屈曲部をつり銭シ
ュート本体22の硬貨返却口8と対向する開口22aの下端
に軸21を矢印a方向に挿入してつり銭シュート本体22に
軸支している。このことにより、第3図,第4図の如く
軸21を中心にコインストッカー20は約90°回動する。こ
の時90°回動した時点で停止する方法は、コインストッ
カー20b面がつり銭シュート本体22のc面に当接するこ
とにより停止する。23はリングで軸21の抜け防止の役目
をする。以上のように構成されたつり銭シュートは、硬
貨識別装置11の下部に位置する。24は上面を開口した集
金箱で、つり銭シュート本体22の下部に位置し、硬貨識
別装置11のつり銭回収時には、硬貨識別装置11のつり銭
筒14a,14b,14cから吐出する硬貨は、硬貨集金装置を通
過して集金箱24へ回収される。25は集金箱24の位置決め
ガイド板である。
以上のように構成された硬貨集金装置について同図に
もとづき、以下硬貨集金動作いついて説明する。
通常販売においては、従来例と変わらないので動作説
明を省略するが、この時のつり銭シュートは第3図の状
態であり、販売状況によりつり銭を払い戻す場合、硬貨
識別装置11のつり銭筒14a,14b,14cより吐出する硬貨
は、コインストッカー20で停止し、機械の前面より購入
者が取り出す事が可能になる(硬貨はA方向へ移動す
る)。次に硬貨識別装置11のつり銭を回収する際には、
第4図の如くコインストッカー20を軸21を中心にして約
90°時計方向に回動することにより、硬貨識別装置11と
集金箱24の間に障害物(面)が無くなり硬貨識別装置11
のつり銭筒14a,14b,14cより吐出する硬貨は、つり銭シ
ュート本体22を通過して集金箱24内に移動し回収するこ
とが出来(硬貨はB方向へ移動する)。そして、つり銭
回収作業が終了し通常販売状態に戻すには、コインスト
ッカー20を反時計方向に約90°回動するだけでよい。
以上のように本実施例によれば、つり銭払出口と収金
口を有する硬貨識別装置と、上面を開口した集金箱と、
硬貨識別装置と集金箱の中間に位置し、つり銭返却口と
集金装置との両機能を果す硬貨集金装置によって、商品
購入者が容易な姿勢でつり銭取出しが行なえる効果が得
られる。
考案の効果 本考案は、コインストッカーが硬貨の流れから退避す
る位置に移動することにより、つり銭がコインストッカ
ーに当ることなく集金箱に回収できるので、収容能力通
りに作業性良く回収できるものである。
また、中身商品の購入者にとっては、従来例の如く効
果識別装置の下に機構部を設けないのでつり銭返却口の
高さが低くならないので、腰を曲げないでつり銭を取り
出す事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における自動販売機の外観斜
視図、第2図はつり銭シュートの構成を示す分解斜視
図、第3図は第1図のVIII−VIII線の断面図で通常販売
時を示す、第4図は第1図のVIII−VIII線の断面図、第
5図は従来の自動販売機の斜視図、第6図は第5図のVI
−VI線の断面図、第7図は第6図のVII−VII線の断面図
である。 20……コインストッカー、21……軸、22……つり線シュ
ート本体、24……集金箱。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機本体前面に取り付けられた主扉
    と、この主扉の一側に回動可能に取り付けられた補助扉
    と、前記主扉内に設けられ前記補助扉によって開閉され
    る収納室と、この収納室内に設けられた硬貨識別装置
    と、前記収納室内で前記硬貨識別装置の下方に設けられ
    上面を開口した集金箱と、一方を前記硬貨識別装置の下
    方に開口し他方を前記集金箱の開口の上方に開口したつ
    り銭シュートと、このつり銭シュートと連通する補助扉
    側に設けられた硬貨返却口と、コインストッカーとを備
    え、このコインストッカーを、つり銭硬貨を受ける面と
    前記硬貨返却口と対向するつり銭シュートの開口を閉塞
    する面とで略L字型に形成し、つり銭硬貨を受ける面を
    前記集金箱へのつり銭の落下方向を横切る位置と、つり
    銭シュートの硬貨返却口と対向するつり銭シュートの開
    口を閉塞する位置とに移動すべく前記開口の下端に2つ
    の面の屈曲部または近傍を軸支したことを特徴とする自
    動販売機の硬貨集金装置。
JP1990003973U 1990-01-19 1990-01-19 自動販売機の硬貨集金装置 Expired - Lifetime JP2564929Y2 (ja)

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JPH0397770U JPH0397770U (ja) 1991-10-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61189985A (ja) * 1985-02-20 1986-08-23 Hokuetsu Seishi Kk 強光沢を有するインキジエツト記録用紙
JPS6397182U (ja) * 1986-12-10 1988-06-23

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