JP2645881B2 - 自動販売機の商品販売口装置 - Google Patents

自動販売機の商品販売口装置

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JP2645881B2
JP2645881B2 JP32864288A JP32864288A JP2645881B2 JP 2645881 B2 JP2645881 B2 JP 2645881B2 JP 32864288 A JP32864288 A JP 32864288A JP 32864288 A JP32864288 A JP 32864288A JP 2645881 B2 JP2645881 B2 JP 2645881B2
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公孝 高野
繁人 福島
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、自動販売機の商品販売口装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来の自動販売機における商品販売口装置は、前面の
取出口から後部の導入口内方への悪戲を防止するため、
取出口と導入口との間の商品販売口内に、上端を軸支さ
れ下端を前後可動自在に吊り下げた盗防板を設けて、該
盗防板の作用により取出口から導入口内方への手等の挿
入を阻止する構成のものが知られており、例えば実開昭
63−99977号公報に示されている。
即ち、従来の商品販売口装置は第5図に示すように、
自動販売機本体1の前面に商品を取り出すための取出口
2を設け、該取出口2の内方には商品販売口3が設けら
れるとともに、該商品販売口3内の後部には、本体1内
から送出されて来た商品を商品販売口3内に受け入れる
ための導入口4を設けている。そして前記取出口2に
は、上端を回動自在に軸支され、下端を取出口2の下縁
の前面に当接させて前方へ開扉自在な取出口扉5を設
け、また導入口4には、商品販売口3内へ開扉自在と成
して導入口4を閉塞する導入口扉6を設けている。
一方、前記取出口2と導入口4との中間位置には、上
端を商品販売口3内の上部位置に回動自在に軸支され、
下端を取出口2の下縁に対応する位置まで延在するよう
に吊り下げた盗防板7を前後可動自在に設けている。そ
して該盗防板7の前方への可動範囲は、商品販売口3の
前壁8に下端が当接することにより規制され、また後方
への可動範囲は商品販売口3の後壁9、あるいは導入口
扉6の前面に当接することにより規制される。そして、
該盗防板7は下端を取出口2の下縁に対応する位置まで
延在させたことにより、下端が前壁8に当接した状態時
には、該下端と取出口2の下縁との間から手等が商品販
売口3内へ挿入できない構成となり、また、後方への可
動時には、該盗防板7によって導入口扉6により、導入
口4の開放が制限され、取出口2から手指等を導入口4
内方へ挿入しての悪戲を防止するようになっている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 かかる構成の従来技術では、第5図に実線で示すよう
に、導入口4から商品販売口3内に送出される商品A
が、送出方向に対して長手方向にて送出されてしまった
場合、該商品Aは商品販売口3内でブリッジ状態となる
ことがある。また、連続販売可能な自動販売機の場合で
は、二点鎖線で示すように、商品販売口3内に複数個の
商品Aが送出されることがある。従って、このいずれの
場合でも、商品販売口3内に送出された商品Aによっ
て、盗防板7が前方へ可動されてロック状態となり易
く、このロック状態を生じた場合は、取出口扉5を前方
へ開放して商品Aを取り出そうとしても、盗防板7が商
品Aに邪魔されて後方へ可動できず、取り出し不能とな
る問題がある。
本発明はこのようなことから、盗防板が商品によって
前方の可動位置にロック状態を生じたとしても、容易に
商品の取り出し口ができるとともに、ロック状態の解除
ができ、しかも盗防機能を損なうことのない自動販売機
の商品販売口装置を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、前面に取出口を開口し、後部に導入口を開
口した商品販売口内に、取出口と導入口との間に位置し
て上端を軸支され前後可動自在に吊り下げた盗防板を設
けて成る自動販売機の商品販売口装置において、前記盗
防板に手指等を挿入可能な開口部を設けるとともに、上
端を軸支され下端を前記盗防板の下端よりも上方位置と
なるよう吊り下げた前後可動自在な補助盗防板を、前記
開口部を閉止する位置に対応して設けて成り、該補助盗
防板は前記開口部を後方側へ開閉自在にしたものであ
る。
(ホ) 作用 かかる構成の本発明は、取出口から挿入した手指等を
盗防板の下方、あるいは盗防板の開口部を通して導入口
内方へ挿入しようとすると、盗防板および補助盗防板が
手指等の挿入を阻止する。そして、導入口から商品販売
口内に送出された商品によって、盗防板が前方へ可動し
てロック状態を生じた場合は、盗防板の開口部を通して
手指等を商品販売口内へ挿入し、盗防板後方の商品を開
口部を通して取り出し、あるいは盗防板の後部にロック
状態の商品を操作してロック状態を解除できるように作
用する。
(ヘ) 実施例 第1図乃至第4図は本発明の実施例を示すものであ
り、第5図に示す従来技術と同一符号のものは、同一物
あるいは類似物を示す。
第1図乃至第4図において、自動販売機本体1の前面
に商品を取り出すための取出口2を開口して設け、該取
出口2の内方である本体1内には商品販売口3が設けら
れるとともに、該商品販売口3内の後部には、本体1内
から送出されて来た商品を商品販売口3内に受け入れる
ための導入口4を設けている。そして前記取出口2に
は、上端を回転自在に軸支し下端を取出口2の下縁2Aの
前面に当接させた取出口扉5を、前方へ開扉自在に設け
るとともに、前記導入口4には、商品販売口3内方であ
る前方へ開扉自在と成して導入口4を閉塞する導入口扉
6を設けている。
10は上端の両側端に突出する軸杆11を設け、該軸杆11
の両側端を商品販売口3の両側壁12,13の上部位置に回
転自在に軸支して吊り下げられた盗防板であり、手指等
を挿入可能な開口部14を設けているとともに、下端10A
を前記取出口2の下縁2Aと略同位置まで延在するように
吊り下げて、前後可動自在に設けている。
そして該盗防板10の前方への可動範囲は、商品販売口
3の前壁8に下端10Aが当接することにより規制され、
また後方への可動範囲は商品販売口3の後壁9、あるい
は導入口扉6の前面に下端10Aが当接することにより規
制されるようになっている。
また該盗防板10は、下端10Aを前記取出口2の下縁2A
に対応する位置まで吊り下げることにより、取出口2か
ら盗防板10の下端10A下方を通して、導入口4内方へ手
指等が挿入できないようになっている。
即ち、この種の自動販売機の商品販売口3のおいて、
取出口2から挿入した手指を導入口4内方へ浸入させる
ためには、少なくとも手首と肘との間の腕部分まで販売
口3内に挿入させなければならないが、取出口2と導入
口4との間隔は、手首と肘の間隔よりも短く形成してい
るため、盗防板10によって手指等の挿入を阻止でき、悪
戲を防止することができる。
また開口部14の下縁は、後述する補助盗防板15の下端
15Aが開口部14内に位置できる程度に、盗防板10の下端1
0Aよりも所定寸法だけ上位置に形成される。
15は上端を前記軸杆11に回転自在に軸支し、前後可動
自在に吊り下げられた補助盗防板であり、前記盗防板10
の開口部14内に対応位置して開口部14を閉塞する遮蔽部
16と、この遮蔽部16の両側端部から側方へ延出して前記
盗防板10の裏面に当接係止されるストッパ部17とを設け
ている。なお、該実施例における補助盗防板15は、前記
盗防板10の上端を軸支する軸杆11に、上端を軸支される
構成であるが、別の軸杆により軸支され盗防板10の裏面
側に並設されてもよい。
そして補助盗防板15は、遮蔽部16が盗防板10の開口部
14を閉塞する位置では、ストッパ部17が盗防板10の裏面
に当接係止されて、盗防板10よりも前方への可動が阻止
されるようになっている。また、補助盗防板15は後方へ
単体にて可動できるとともに、下端15Aを前記導入口扉
6の前面に当接する位置まで可動できる。即ち、補助盗
防板15は盗防板10よりも後方へのみ可動自在に構成され
るとともに、後方へ可動させることによって開口部14を
後方へ開閉自在にしている。
一方、補助盗防板15の下端15Aの位置は、商品販売口
3内に所定の個数までの商品が、その長手方向を左右方
向にして整然と送出され、商品販売口3内の定壁3A上に
収納された場合に、前記盗防板10の下端10Aが商品によ
って係止されても、該補助盗防板15の下端15Aは係止さ
れない位置である。従って、盗防板10の開口部14の下縁
も、該補助盗防板15の下端15Aが進退自在な位置に形成
されている。
次に上記の構成による動作を説明する。
まず通常の商品販売動作を説明する。本体11内方から
送出された商品Aが導入口4へ到達すると、該商品Aに
よって導入口扉6が販売口3内方へ押圧回動されて導入
口4を開放する。従って商品Aは、盗防板10の下端10A
を前方へ押し退けるようにして、商品販売口3の定壁3A
上に送出される。この後に、取出口扉5を前方へ回動し
て取出口2を開放するとともに、該取出口2から手を商
品販売口3へ挿入し、盗防板10を後方へ押し退けるよう
にして定壁3A上に送出されている商品Aを取り出す。
一方、導入口4は商品Aの通過後、自重により回動復
帰して導入口4を閉塞し、また、取出口扉5もまた商品
取り出し後に回動復帰して取出口2を閉止する。
次に複数の商品Aが商品販売口3内へ送出された場合
の動作を説明する。
前記した動作と同様に、導入口4から商品Aが商品販
売口3内へ送出され、取り出されぬまま複数個が正常姿
勢(商品Aの長手方向を左右方向にした、第4図の二点
鎖線で示す商品Aの姿勢)で成壁3A上に送出収納される
と、盗防板10の下端10Aが上部の商品Aに係止してロッ
ク状態を生じるが、補助盗防板15の下端15Aは商品Aの
上方に位置しているため、補助盗防板15を後方へ押圧可
動させて、開放された開口部14から手あるいは指等を盗
防板10の後方へ進入し、ロック状態の商品Aを操作して
ロック状態を解除することができるとともに、開口部14
を通して盗防板10の後方の商品Aを取り出すこともでき
る。
従って、第4図に実線で示すごとく、商品販売口3内
に送出された商品Aが、送出方向である前方に向かって
長手方向姿勢になってしまい、盗防板10の下端10Aとの
間でロック状態を生じた場合でも、補助盗防板15の下端
15Aが該商品Aに係止されない範囲であれば、前記動作
と同様に開口部14から手あるいは指等を挿入して、ロッ
ク状態の商品Aを操作し、ロック状態を解除することが
できるとともに、開口部14を通して、あるいはロック解
除後に盗防板10の下端10A下方から商品Aを取り出すこ
とができる。
なお、開口部14を通して手を導入口4内方へ侵入させ
ようとしても、開口部14を開放するために後方へ可動さ
れた補助盗防板15によって、導入口扉6の開放が制限さ
れるため、導入口4内への侵入が阻止できる。また、導
入口扉6が装置されていない構成であっても、補助盗防
板15が導入口4を略閉止することにより、導入口4内方
への手指等の侵入を阻止することができる。
(ト) 発明の効果 かかる構成の本発明は、取出口から挿入した手指等を
盗防板の下方、あるいは盗防板の開口部を通して導入口
内方へ挿入しようとすると、盗防板および補助盗防板に
よって手指等の侵入を阻止することができるとともに、
導入口から商品販売口内に送出された商品によって、盗
防板が前方へ可動してロック状態を生じた場合でも、盗
防板の開口部を通して手指等を商品販売口内へ挿入し、
盗防板後方の商品を開口部を通して取り出し、あるいは
盗防板の後部にロック状態の商品を操作してロック状態
を解除できるものであるから、ロック状態を容易に解除
できるとともに、容易に商品の取り出しができ、しかも
盗防機能を損なうことがない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明装置の実施例を示すもので、
第1図は縦断側面図、第2図は第1図に示すB−B線断
面図、第3図は盗防板と補助盗防板の関係斜視図、第4
図は動作説明図、第5図は従来例を示す縦断側面図であ
る。 10……盗防板、10A……下端、14……開口部、15……補
助盗防板、15A……下端、17……ストッパ部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に取出口を開口し、後部に導入口を開
    口した商品販売口内に、取出口と導入口との間に位置し
    て上端を軸支され前後可動自在に吊り下げた盗防板を設
    けて成る自動販売機の商品販売口装置において、前記盗
    防板に手指等を挿入可能な開口部を設けるとともに、上
    端を軸支され下端を前記盗防板の下端よりも上方位置と
    なるよう吊り下げた前後可動自在な補助盗防板を、前記
    開口部を閉止する位置に対応して設けて成り、該補助盗
    防板は前記開口部を後方側へ開閉自在にしたことを特徴
    とする自動販売機の商品販売口装置。
JP32864288A 1988-12-26 1988-12-26 自動販売機の商品販売口装置 Expired - Lifetime JP2645881B2 (ja)

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