JPH087823B2 - 販売機の扉ロック装置 - Google Patents

販売機の扉ロック装置

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JPH087823B2
JPH087823B2 JP11313490A JP11313490A JPH087823B2 JP H087823 B2 JPH087823 B2 JP H087823B2 JP 11313490 A JP11313490 A JP 11313490A JP 11313490 A JP11313490 A JP 11313490A JP H087823 B2 JPH087823 B2 JP H087823B2
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JP
Japan
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door
lock
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closed
locking piece
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則美 大渕
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は販売機の扉ロック装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、本体前面に開閉可能にヒンジ結合した外扉を設
けるとともに、該外扉の裏面に開閉可能な内扉をヒンジ
結合し、かつ該内扉を前記外扉に閉止するロック装置を
設けて、外扉を本体に閉止したときに内扉が本体内の前
面部と外扉との間に介在するようにした販売機では、外
扉を開放した後にロック装置を解錠操作することによっ
て、外扉の裏面を開閉可能になっており、例えば実開昭
63−130880号公報に示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 この種の販売機では、外扉を本体に閉止する場合、こ
の閉止動作に先だってロック装置により内扉を外扉にロ
ックして閉止する。
しかしながら、このロック装置によるロックをしない
ままで外扉を閉止してしまうと、第5図に示すように、
外扉2を開ける際に内扉8の開閉側の端部が本体1内の
前端部分に係止した状態となって、外扉2の開放ができ
なくなる問題がある。
また、一般に内扉は、外扉との間に隙間を生じない程
度に閉止されるようロック装置を設定しているため、ロ
ックが不完全なままで閉止されてしまう場合があり、こ
の場合、外扉を本体に閉止した後にロックが外れて、前
記同様に外扉の開放ができなる問題がある。
本発明は上記のようなことから、ロック装置によるロ
ック操作を忘れた場合でも確実にロック状態にできると
ともに、外扉と内扉との間に隙間を生じない程度に閉止
操作したロック装置が不完全なロック状態であっても、
ロックが解除されないようにした販売機の扉ロック装置
を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、本体前面に開閉可能にヒンジ結合した外扉
を設けるとともに、該外扉の裏面に開閉可能な内扉をヒ
ンジ結合し、かつ該内扉を前記外扉を閉止するロック装
置を設けて、外扉を本体に閉止したときに内扉が本体内
の前面部と外扉との間に介在するようにした販売機にお
いて、前記ロック装置は、前記外扉と内扉のいずれか一
方に係止片を設けたロック部材を設け、他方に係止片と
係合可能なロック部を備え、該ロックは、内扉を外扉に
閉止した状態にて係止片を係合してロック状態となる第
1のロック部と、外扉を閉止することにより内扉が前記
本体内部の前面部に当接して係止片と係合し内扉を外扉
にロック状態とする第2のロック部とを設けたものであ
る。
(ホ) 作用 かかる構成による本発明は、外扉を開いた後にロック
装置を操作してロック部材の係止片とロック部とのロッ
クを解除することにより、内扉を外扉の裏面から開くこ
とができる。そして外扉を閉止するときは、内扉を外扉
に隙間を生じない程度に閉止して係止片を第1のロック
部に係合させロック状態とする。一方、第1のロック部
への係止片の係合状態が不完全で、係止片と第1のロッ
ク部との係合が解除された場合、あるいはロック操作を
忘れた場合でも、外扉を閉止すると内扉が本体内部の前
面部に当接して外扉側へ押圧されるため、係止片が第2
のロック部に係合して、内扉は外扉にロック状態とな
る。
(ヘ) 実施例 第1図乃至第4図は本発明の実施例を示すもので、1
は収納した商品を冷却あるいは加温するとともに、前面
に外扉2をヒンジ部材3によって開閉可能に装着した販
売機本体である。
外扉2は前面を透明パネル4で覆われた商品展示室
5、商品選択釦6、商品取出口7等を配設している。ま
た、外扉2の裏面には内扉8を開閉可能に設けている。
内扉8は一端をヒンジ部材9により前記外扉2裏面の
ヒンジ側にヒンジ結合して、開閉可能に設けた断熱扉で
あり、外扉2を閉扉した状態にて前記本体1の前面を閉
塞し、本体1内に外気から遮断して該本体1内からの冷
気あるいは暖気の流出を阻止するようになっているとと
もに、前記商品展示室5を裏面から開閉可能にするとと
もに、図示しない硬貨及び紙幣選別計数装置等のメンテ
ナンスができるようになっている。
10は内扉8の開閉側の側面8Aに可動に設けたロック部
材11と、外扉2の開閉側の後部側面2Aに設けた第1のロ
ック部12及び第2のロック部13とを備えたロック装置で
あり、ロック部材11の係止片14を第1のロック部12ある
いは第2のロック部13に係止することによって、内扉8
を外扉2にロック状態とすることができるようになって
いる。なお、ロック装置10は、ロック部材11を外扉2に
設け、第1のロック部12と第2のロック部13とを内扉8
側に設けても良い。
ロック部材11は、後部を段付ボルト15によって側面8A
に可動に固定して、前部を左右方向へ可動自在に設ける
とともに、段付ボルト15の頭部とロック部材11との間
に、段付ボルト15により支持されたバネ部材16を設けて
いる。このバネ部材16は、ロック部材11を内扉8の側面
8Aに圧接する方向に付勢するように弾性を有しており、
ロック部材11の係止片14がロック部12,13に係合ロック
したときに、このロック状態を保持するように作用して
いる。
一方、第1のロック部12と第2のロック部13は、第1
のロック部12が第2のロック部13の前部側となるように
位置して開口形成され、第1のロック部12にロック部材
11の係止片14を挿入して係止すると、内扉8が外扉2の
裏面に隙間を生じない程度に閉止したロック状態となる
ように構成し、また、第2のロック部13は、外扉2を本
体1に閉止することによって、ロック部材11の係止片14
が挿入係合してロック状態となるように構成している。
即ち、第1のロック部12と第2のロック部13は前後に
配置され、第1のロック部12と第2のロック部13との間
と、第2のロック部13の後方側には、それぞれ後方へ向
かって傾斜した案内面17,18を設けており、外扉2側へ
内扉8を閉扉動作すると、ロック部材11の係止片14が第
2のロック部13の後部に設けた案内面17に当接して案内
され、バネ部材16の弾性に抗してロック部材11が可動す
るとともに、係止片14が第2のロック部13に到達する
と、バネ部材16の弾性によって該係止片14は第2のロッ
ク部13に係合してロック状態となり、更に内扉8を閉扉
動作することによって、係止片14が第1のロック部12の
後部に設けた案内面18に当接して第2のロック部13から
離脱案内されるとともに、該係止片14が第1のロック部
12に到達すると、該係止片14は第1のロック部12に係合
してロック状態となるように構成している。
また、第1のロック部12及び第2のロック部13のいず
れにも係止片14を係合ロックさせずに外扉2を閉止する
と、内扉8の裏面が本体1内部の前面部1Aに当接して前
方の外扉2側へ押圧される状態となり、ロック部材11の
係止片14が案内面17に当接案内されて、まず第2のロッ
ク部13に係合してロック状態となり、更に係止片14が案
内面18に当接案内されて第2のロック部13から離脱する
とともに、第1のロック部12側に位置するように構成し
ている。
従って、ロック部材11の係止片14を第1のロック部12
または第2のロック部13に係合ロックさせないまま外扉
2を閉止した場合、及び係止片14と第1のロック部12と
のロック状態が不完全な場合でも、係止片14は第2のロ
ック部13と第1のロック部12との間に位置することがで
きるため、外扉2を開放動作するさいには、係止片14は
第2のロック部13に係合されてロック状態を形成するこ
とができる。
そして、内扉8を開く場合には、外扉2を開いた後に
ロック部材11の操作部19を操作して、ロック部材11をバ
ネ部材16の弾性に抗して可動し、第1のロック部12から
係止片14を離脱させて開扉できる。
(ト) 発明の効果 本発明は上記のようなことから、ロック装置によるロ
ック操作を忘れた場合でも確実にロック状態にできると
ともに、外扉と内扉との間に隙間を生じない程度に閉止
操作したロック装置が不完全なロック状態であっても、
外扉の開放時にロックが解除されることがなく、確実に
外扉の開放ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例を示すものであり、
第1図は要部の横断平面図、第2図はロック装置部分の
斜視図、第3図は販売機の斜視図、第4図は動作説明
図、第5図は従来例を示す。 1……本体、1A……前面部、2……外扉、8……内扉、
10……ロック装置、11……ロック部材、12……第1のロ
ック部、13……第2のロック部、14……係止片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体前面に開閉可能にヒンジ結合した外扉
    を設けるとともに、該外扉の裏面に開閉可能な内扉をヒ
    ンジ結合し、かつ該内扉を前記外扉に閉止するロック装
    置を設けて、外扉を本体に閉止したときに内扉が本体内
    の前面部と外扉との間に介在するようにした販売機にお
    いて、前記ロック装置は、前記外扉と内扉のいずれか一
    方に係止片を設けたロック部材を設け、他方に係止片と
    係合可能なロック部を備え、該ロック部は、内扉を外扉
    に閉止した状態にて係止片と係合してロック状態となる
    第1のロック部と、外扉を閉止することにより内扉が前
    記本体内部の前面部に当接して係止片と係合し内扉を外
    扉にロック状態とする第2のロック部とを設けたことを
    特徴とする販売機の扉ロック装置。
JP11313490A 1990-04-27 1990-04-27 販売機の扉ロック装置 Expired - Fee Related JPH087823B2 (ja)

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JP5316783B2 (ja) 2008-05-15 2013-10-16 株式会社リコー 面発光レーザ素子、面発光レーザアレイ、光走査装置及び画像形成装置
JP5653237B2 (ja) * 2011-01-28 2015-01-14 株式会社クボタ 自動販売機の内扉の取付構造
JP2013051398A (ja) 2011-08-01 2013-03-14 Ricoh Co Ltd 面発光レーザ素子、光走査装置及び画像形成装置

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