JPH04136783U - 自動販売機の商品取出口 - Google Patents

自動販売機の商品取出口

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Publication number
JPH04136783U
JPH04136783U JP4226691U JP4226691U JPH04136783U JP H04136783 U JPH04136783 U JP H04136783U JP 4226691 U JP4226691 U JP 4226691U JP 4226691 U JP4226691 U JP 4226691U JP H04136783 U JPH04136783 U JP H04136783U
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JP
Japan
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product
door body
opening
vending machine
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP4226691U
Other languages
English (en)
Inventor
喜裕 岸本
Original Assignee
日本たばこ産業株式会社
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】水平方向の回転軸24によって回転自在に支承
された筒状の扉体23を備え、この扉体は開口部26
と、前面壁部27と、斜面部28を備えている。この扉
体はスプリングによって付勢され、前面壁部が商品取出
開口21を閉塞している。 【効果】払い出された商品Cが斜面部28の前端部まで
滑り落ちると、その重量によって扉体23が回動し、開
口部26が商品取出開口21に対応して商品が取出し可
能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動販売機の商品の取出口の改良に関する。さらに特定すれば、本 考案は商品が落下することによって自動的に開閉する扉体を備え、かつこの扉体 が自動販売機の前面から突出することがない自動販売機の商品取出口に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、缶飲料等の商品の自動販売機は、たとえば図1に示すように構成され ている。すなわち、1はこの自動販売機の本体であって、この本体1の前面部に は扉2が開閉自在に取り付けられいる。この扉2の上部には透明なパネル3がは め込まれており、この内部に複数の商品見本4が陳列されている。
【0003】 また、この扉2には、コイン計数装置、制御装置等(いずれも図示せず)が取 り付けられており、コイン投入口6にコインを投入し、上記の商品見本4に対応 した選択ボタン5を押すことにより、上記の本体1内に収納されていた商品が払 い出される。この払い出された商品は、シュート等を介して上記の扉2の下部に 形成されている商品取出口7内に落下し、使用客はこの商品取出口7内に落下し た商品を取出す。
【0004】 ところで、上記の商品取出口7には、その内部が汚損するのを防止するため、 たとえば開閉自在な透明な扉体8が取り付けられている。そして、使用客は、こ の扉体8を手で開き、この商品取出口7の内部の商品を取出す。しかしながら、 このようなものは、使用客は片手で扉体8を開き、もう一方の手で商品を取り出 さなければならず、不便であった。 このような不具合を解決するため、商品取出口の内部に商品が落下すると、こ の商品の重量によって自動的に開く扉体を備えたものがある。
【0005】 たとえば、実開昭58−54783号公報、実開平1−79184号公報には 、このような扉体を備えた商品取出口が開示されている。上記の公報に開示され ているものは、扉体の下縁部が商品取出口の下部に枢着され、商品の重量によっ てこの扉体の上縁部が前方に回動してこの扉体が開くものである。
【0006】 また、実開昭62−187386号公報には、斜め下方に摺動自在な商品受け を備え、この商品受け上に商品が落下すると、その重量によってこの商品受けが 斜め下方に移動し、商品が取出し可能になるものが開示されている。
【0007】 しかしながら、上記のような従来のものは、商品が落下した場合に、いずれも 扉体や商品受けがこの自動販売機の商品取出口から前方に突出する。このため、 これら突出した扉体や商品受けに使用客や他の物が引っ掛かり、怪我をしたり、 この扉体が破損したりする不具合があった。また、利用客が商品を取出すと、こ の扉体や商品受け等が勢いよく閉じるため、手を挟まれることがあった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は以上の事情に基づいてなされたもので、商品が落下するとその重量に よって自動的に開く扉体を備え、またこの扉体が開く際に前面に突出せず、使用 客等が引っ掛かるおそれのない自動販売機の商品の取出口を提供することを目的 とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、商品取出開口の後方側に扉体を備えており、この扉体は略筒状をな し、水平方向の回転軸を中心として回転自在に支承されている。そして、この扉 体には、商品を取出すための開口部と、この開口部の下方に形成された略円筒状 の前面壁部と、この前面壁部の下方に設けられた斜面部とを備えている。この斜 面部は、上記の回転軸の後方側から前方側にわたって形成されている。また、こ の扉体を回転方向に付勢し、その前面壁部が下方から上方に向かって上記の商品 取出開口を閉塞するように付勢するスプリングを備えている。
【0010】
【作用】
この自動販売機の商品貯蔵部から払い出された商品、たとえば缶飲料は、シュ ート等を介して上記の斜面部に落下する。この商品がこの斜面部の前端部まで滑 り落ちると、その重量によってこの扉体が上記のスプリングの付勢力に抗して回 転し、前面壁部が下方に移動し、開口部が商品取出開口に対応し、商品の取出し が可能になる。
【0011】 このような商品取出口は、商品の重量によって自動的に開放されるので、利用 客は片手で商品を取出すことができる。また、開閉の際には、円筒状の前面壁部 が回転軸を中心にして回動するだけであるので、この開閉の際にこの扉体が自動 販売機の前面から突出するようなことはない。
【0012】
【実施例】
以下、図2ないし図6を参照して本考案の実施例を説明する。図2には、本考 案の商品取出口を備えた自動販売機の全体を示す。11はこの自動販売機の本体 であって、この本体11の前面部には扉12が開閉自在に取り付けられいる。こ の扉12の上部には透明なパネル13がはめ込まれており、この内部に複数の商 品見本14が陳列されている。
【0013】 また、この扉12には、コイン計数装置、制御装置等(いずれも図示せず)が 取り付けられており、コイン投入口16にコインを投入し、上記の商品見本14 に対応した選択ボタン15を押すことにより、上記の本体11内に収納されてい た商品が払い出される。この払い出された商品は、シュート等を介して上記の扉 12の下部に形成されている商品取出口17内に落下し、使用客はこの商品取出 口17内に落下した商品Cを取出す。
【0014】 そして、この商品取出口17は以下のように構成されている。すなわち、上記 の扉12の下部前面には、商品取出開口21が形成されており、この商品取出し 開口は略矩形をなしている。この商品取出口21の両側には、略半円形に突出し たカバー部22が形成されている。そして、この商品取出開口21の後方側、す なわち奥方側には扉体23が配置されている。この扉体23は、略筒状をなし、 水平方向の回転軸24によって回転自在に支承されている。
【0015】 また、この扉体23のさらに後方側には、傾斜したシュート25が設けられ、 前記の商品貯蔵部から払い出された商品C、たとえば缶飲料等はこのシュート2 5上を転動してこの商品取出口17まで搬送される。なお、シュート25の端部 の下縁部にはストッパ部30が突設されている。
【0016】 この扉体23は、商品Cを取出すための開口部26を有しており、この開口部 26の下方には、上記の回転軸24を中心とした円筒状の前面壁部27が形成さ れている。さらに、この前面壁部27の下方には斜面部28が形成されている。 この斜面部28は、前端部側が下方になるように傾斜しており、またその後端縁 部は前記のシュート25に連続している。そして、この斜面部28は、上記の回 転軸24の後方側から前方側にわたって、すなわちこの回転軸24を横切って形 成されている。
【0017】 なお、この斜面部28の上面には、図5に示すように複数のリブ34が形成さ れ、この斜面部28上に商品Cが載置された場合に、この商品Cと斜面部28と の間に隙間を形成し、この商品Cの汚損を防止するとともに、この商品の取出し を容易にしている。
【0018】 また、この扉体23を支承する一方の回転軸24にはたとえばねじりコイルス プリング等のスプリング31が設けられている。このスプリング31の一方の脚 部は上記の扉12の内面に当接し、また他方の脚部は上記の扉体23の側面に突 設されたピン32に当接し、この扉体を図3および図4中、反時計方向に回転す る方向、すなわち前面壁部27が下方から上方に移動する方向にに付勢している 。なお、上記のカバー部22の側面には円弧状の溝33が形成され、上記のピン 32はこの溝33内を移動し、上記の扉体23を回動可能としている。
【0019】 上記のスプリング31は、この扉体23をその前面壁部27が上方に付勢する が、上記の斜面部28の前端部29に商品Cが載置された場合には、この商品C の重量によってこの扉体23が時計方向に回動するように、その付勢力が設定さ れている。
【0020】 また、図6に示すように、上記の回転軸24は歯車40,41を介してダンパ 機構42に連結されている。このダンパ機構42は、作動油の粘性等によって回 転速度を制限するものである。上記の扉体23がスプリング31の付勢力によっ て回動する際には、上記の歯車40,41を介してこのダンパ機構42が回転さ れ、このダンパ機構42によって上記の扉体23の回動速度が所定の速度以下に 制限される。
【0021】 次に、このような商品取出口17の作用を説明する。まず、商品Cが払い出さ れていない場合には、図3に示すように、この扉体23はスプリング31の付勢 力によって反時計方向に回動され、この扉体23の前面壁部27が商品取出開口 21を閉塞している。この場合には、斜面部28の後端部が上記のシュート25 の下端縁部に当接してストッパとして作用しているとともに、この斜面部28と シュート25とが実質的に連続している。
【0022】 次に、商品Cが払い出されると、この商品Cは上記のシュート25上を落下し 、この斜面部28の前端部29まで滑り落ちる。そして、この商品Cの重量によ り、この扉体23にはこれを時計方向に回動するトルクが作用し、上記のスプリ ング31の付勢力に抗してこの扉体23が図4に示すように回動する。この回動 によって、上記の前面壁部27が下方に移動し、この扉体23の開口部26が商 品取出開口21に対応し、商品Cが取出し可能になる。
【0023】 そして、利用客がこの商品Cを取出すと、この扉体23はスプリング31の付 勢力によって反対時計方向に回動し、図3に示すように閉じた状態となる。この 際に、上記のダンパ機構42によってこの扉体23の回動速度が制限されるので 、この扉体23が勢いよく閉じて利用客が手を挟まれるようなことはない。 なお、本考案は上記の実施例には限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲 で各種の変更が可能であることはもちろんである。
【0024】
【考案の効果】
本考案の商品取出口は、商品の重量によって扉体が自動的に開放されるので、 利用客は片手で商品を取出すことができる。また、この扉体は、円筒状の前面壁 部が回動して開閉するので、この扉体の開閉の際にこの扉体が自動販売機の前面 から突出するようなことがなく、利用客がこの扉体に引っ掛かったり、この扉体 が破損するようにことが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の自動販売機の斜視図。
【図2】本考案の商品取出口を備えた自動販売機の斜視
図。
【図3】本考案の商品取出口の閉じた状態の横断面図。
【図4】本考案の商品取出口の開いた状態の横断面図。
【図5】扉体の斜視図。
【図6】扉体の端部の平面図。
【符号の説明】
17 商品取出口 21 商品取出開口 23 扉体 24 回転軸 26 開口部 27 前面壁部 28 斜面部 31 スプリング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の前面に開口した商品取出開
    口と、この商品取出開口の後方側に設けられた扉体を備
    えており、この扉体は筒状をなし、水平方向の回転軸を
    中心にして回転自在に設けられており、この扉体は、開
    口部と、この開口部の下方に形成され上記の回転軸を中
    心とした円筒面状をなし上記の商品取出開口を閉塞する
    前面壁部と、この前面壁部の下部に形成された斜面部と
    を備え、この斜面部は、上記の回転軸の後方から前方に
    わたって形成されており、また、この扉体を上記の前面
    壁部が下方から上方に向かって上記の商品取出開口を閉
    塞する方向に回転するように付勢するスプリングを備え
    たことを特徴とする自動販売機の商品取出口。
  2. 【請求項2】 前記の扉体には、この扉体が前記のスプ
    リングによって回転する際の回転速度を抑制するダンパ
    機構が連結されていることを特徴とする請求項1の自動
    販売機の商品取出口。
JP4226691U 1991-06-06 1991-06-06 自動販売機の商品取出口 Pending JPH04136783U (ja)

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JPH04136783U true JPH04136783U (ja) 1992-12-18

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ID=31922804

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JP4226691U Pending JPH04136783U (ja) 1991-06-06 1991-06-06 自動販売機の商品取出口

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JP (1) JPH04136783U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07220151A (ja) * 1993-09-29 1995-08-18 Unidynamics Corp 自動販売機の販売扉組立体
JP2008021026A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Bandai Co Ltd 排出機構および販売装置

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