JP2001126126A - コイン返却装置 - Google Patents
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- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F9/00—Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
- G07F9/04—Means for returning surplus or unused coins
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- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D1/00—Coin dispensers
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- G—PHYSICS
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- G07F5/00—Coin-actuated mechanisms; Interlocks
- G07F5/24—Coin-actuated mechanisms; Interlocks with change-giving
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- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q20/00—Payment architectures, schemes or protocols
- G06Q20/08—Payment architectures
- G06Q20/18—Payment architectures involving self-service terminals [SST], vending machines, kiosks or multimedia terminals
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 釣り銭を一度に受け取ることができ，コイン
の掻き出しや，取り落としの不便さを改善すると共に，
衛生的なコイン返却装置を提供すること。 【解決手段】 第１，第２の貯蔵部材１０３，１０７
は，互いに密着してコインＣが貯蔵される貯蔵室１０９
を形成する。その下方のコイン返却ボックス１１１内部
に手が入れられるとフォトカプラ１１７がこれを感知し
て制御部がアクチュエータを動作させる。第２の貯蔵部
材１０７は軸１１３を中心に回転し，第１の貯蔵部材１
０３と離隔し，貯蔵室１０９に貯蔵された釣り銭は使用
者の手の上に落ちる。
の掻き出しや，取り落としの不便さを改善すると共に，
衛生的なコイン返却装置を提供すること。 【解決手段】 第１，第２の貯蔵部材１０３，１０７
は，互いに密着してコインＣが貯蔵される貯蔵室１０９
を形成する。その下方のコイン返却ボックス１１１内部
に手が入れられるとフォトカプラ１１７がこれを感知し
て制御部がアクチュエータを動作させる。第２の貯蔵部
材１０７は軸１１３を中心に回転し，第１の貯蔵部材１
０３と離隔し，貯蔵室１０９に貯蔵された釣り銭は使用
者の手の上に落ちる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，コイン返却装置に
係り，特に自動販売機の返却口を介して使用者の手に直
接コインを返却できるように構成されたコイン返却装置
に関するものである。
係り，特に自動販売機の返却口を介して使用者の手に直
接コインを返却できるように構成されたコイン返却装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に，自動販売機は使用者がコイン又
は紙幣を投入した後，希望の商品（コーヒー，缶入り飲
料など）を選択すると，商品を取出すと共に釣り銭を外
部に出すことができるようになっている。このような自
動販売機は，図６に示したように，本体５０の前面に，
缶入り飲料などのような商品の展示および選択のために
陳列する陳列台５２と，コイン又は紙幣を投入する代金
投入口５４と，商品を外部に取り出すための商品取出し
口５６と，使用者が釣り銭を取り出すためのコイン返却
口５８とが設けられて構成されている。
は紙幣を投入した後，希望の商品（コーヒー，缶入り飲
料など）を選択すると，商品を取出すと共に釣り銭を外
部に出すことができるようになっている。このような自
動販売機は，図６に示したように，本体５０の前面に，
缶入り飲料などのような商品の展示および選択のために
陳列する陳列台５２と，コイン又は紙幣を投入する代金
投入口５４と，商品を外部に取り出すための商品取出し
口５６と，使用者が釣り銭を取り出すためのコイン返却
口５８とが設けられて構成されている。
【０００３】前記代金投入口５４に代金を投入した後，
商品を選択すると，前記商品取出し口５６に商品が取り
出される。この時，投入された金額が商品の値段より高
い場合は，釣り銭がコイン返却口５８を介して返され，
使用者が商品を取り出すと共に釣り銭を取ることができ
るようになっている。
商品を選択すると，前記商品取出し口５６に商品が取り
出される。この時，投入された金額が商品の値段より高
い場合は，釣り銭がコイン返却口５８を介して返され，
使用者が商品を取り出すと共に釣り銭を取ることができ
るようになっている。
【０００４】通常，前記コイン返却口５８は，図７に示
したように，本体５０の内部にボックス状で形成され，
本体の前面に返却口６０が形成されたコイン返却ボック
ス６２と，前記返却口６０に設置され，回転されながら
開閉を行う返却ドア６４とで構成されている。
したように，本体５０の内部にボックス状で形成され，
本体の前面に返却口６０が形成されたコイン返却ボック
ス６２と，前記返却口６０に設置され，回転されながら
開閉を行う返却ドア６４とで構成されている。
【０００５】このような返却ボックス６２は，落下する
釣り銭を受けることができる位置に配設され，前記返却
口６０は，手指が入る程度の大きさを有し，前記釣り銭
は図示しない制御部で演算されることによりコイン返却
口５８に排出される。前記釣り銭がコイン返却口５８に
落下すると，前記返却ボックス６２の底面にたまり，使
用者が前記返却ドア６４を手で押して返却ボックス６２
の底面にたまっている釣り銭を取り出すことができる。
釣り銭を受けることができる位置に配設され，前記返却
口６０は，手指が入る程度の大きさを有し，前記釣り銭
は図示しない制御部で演算されることによりコイン返却
口５８に排出される。前記釣り銭がコイン返却口５８に
落下すると，前記返却ボックス６２の底面にたまり，使
用者が前記返却ドア６４を手で押して返却ボックス６２
の底面にたまっている釣り銭を取り出すことができる。
【０００６】しかし，返却されるコインが多い場合，体
を屈めた状態で手指で数回にわたって取り出さなければ
ならないという不便さがあった。また，コイン返却口は
小さいため，手で釣り銭を引き出すとき，コインの引出
しが滑らかではなく，コインを地面に落としてしまうと
いうことが少なくなかった。さらに，コイン返却ボック
スが汚れていると，コインを取り出す時に手も汚れてし
まうなどの衛生上の問題もあった。
を屈めた状態で手指で数回にわたって取り出さなければ
ならないという不便さがあった。また，コイン返却口は
小さいため，手で釣り銭を引き出すとき，コインの引出
しが滑らかではなく，コインを地面に落としてしまうと
いうことが少なくなかった。さらに，コイン返却ボック
スが汚れていると，コインを取り出す時に手も汚れてし
まうなどの衛生上の問題もあった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は，このような
問題点に鑑みてなされたもので，その目的とするところ
は，釣り銭を一度に受け取ることができ，コインの掻き
出しや，取り落としの不便さを改善すると共に，衛生的
なコイン返却装置を提供することである。
問題点に鑑みてなされたもので，その目的とするところ
は，釣り銭を一度に受け取ることができ，コインの掻き
出しや，取り落としの不便さを改善すると共に，衛生的
なコイン返却装置を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前述した課題を達成する
ために本発明は，コイン返却ボックスを備えた自動販売
機において，前記コイン返却ボックスの上面に配置さ
れ，コインが貯蔵される貯蔵室を形成する，開閉可能に
構成された第１，第２の貯蔵部材と，前記貯蔵室にコイ
ンが貯蔵された状態で返却口に手が入れられた時，これ
を感知する感知手段と，前記感知手段の出力信号によっ
てコインが落下するように第１，第２の貯蔵部材を離隔
させる第１，第２の貯蔵部材分離手段とを備えることを
特徴とするコイン返却装置である。
ために本発明は，コイン返却ボックスを備えた自動販売
機において，前記コイン返却ボックスの上面に配置さ
れ，コインが貯蔵される貯蔵室を形成する，開閉可能に
構成された第１，第２の貯蔵部材と，前記貯蔵室にコイ
ンが貯蔵された状態で返却口に手が入れられた時，これ
を感知する感知手段と，前記感知手段の出力信号によっ
てコインが落下するように第１，第２の貯蔵部材を離隔
させる第１，第２の貯蔵部材分離手段とを備えることを
特徴とするコイン返却装置である。
【０００９】前記第１，第２の貯蔵部材分離手段は，前
記第２の貯蔵部材の上端部に設置され，第２の貯蔵部材
を回転自在にする回転軸と，前記第２の貯蔵部材を回動
させるアクチュエータと，前記感知手段で感知された信
号によってアクチュエータの動作を制御する制御部とを
備えている。
記第２の貯蔵部材の上端部に設置され，第２の貯蔵部材
を回転自在にする回転軸と，前記第２の貯蔵部材を回動
させるアクチュエータと，前記感知手段で感知された信
号によってアクチュエータの動作を制御する制御部とを
備えている。
【００１０】また，前記感知手段は，前記返却口内の所
定の位置に手が入ると，これを感知するように前記コイ
ン返却ボックスの上下に設置されたフォトカプラで構成
されていてもよく，あるいは，前記コイン返却ボックス
内の所定位置に設置され，手と接触するように設置され
た押し部材と，前記押し部材の動作によってスイッチが
オン，オフされる制御部に連設されたマイクロスイッチ
であってもよい。
定の位置に手が入ると，これを感知するように前記コイ
ン返却ボックスの上下に設置されたフォトカプラで構成
されていてもよく，あるいは，前記コイン返却ボックス
内の所定位置に設置され，手と接触するように設置され
た押し部材と，前記押し部材の動作によってスイッチが
オン，オフされる制御部に連設されたマイクロスイッチ
であってもよい。
【００１１】また，本発明は，前記コイン返却ボックス
の上面に配置され，コインが貯蔵される貯蔵室を形成す
る，開閉可能に構成された第１，第２の貯蔵部材と，前
記第２の貯蔵部材及び前記コイン返却ボックスにそれぞ
れ連結して結合され，所定の弾性を有する弾性部材を備
えることを特徴とするコイン返却装置である。この時，
ばねの弾性力を制限するように，コイン返却ボックスに
ストッパ等を設けても良い。
の上面に配置され，コインが貯蔵される貯蔵室を形成す
る，開閉可能に構成された第１，第２の貯蔵部材と，前
記第２の貯蔵部材及び前記コイン返却ボックスにそれぞ
れ連結して結合され，所定の弾性を有する弾性部材を備
えることを特徴とするコイン返却装置である。この時，
ばねの弾性力を制限するように，コイン返却ボックスに
ストッパ等を設けても良い。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下，図面に基づいて，本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図１及び図２は，本発明
の実施例１によるコイン返却装置を示した断面図及び斜
視図である。精算後，返却のため用意されたコインＣが
中央部分に集まるように，下部に第１の傾斜部１０１が
形成された第１の貯蔵部材１０３と，第２の傾斜部１０
５が形成された第２の貯蔵部材１０７とが，互いに密着
してコインＣが貯蔵される貯蔵室１０９を形成する。第
１，第２の貯蔵部材１０３，１０７の下方には釣り銭が
落下するように構成されたコイン返却ボックス１１１が
配置される。また，第１の貯蔵部材１０３と第２の貯蔵
部材１０７を接触，離隔させる離合手段が備えられてい
る。
実施の形態を詳細に説明する。図１及び図２は，本発明
の実施例１によるコイン返却装置を示した断面図及び斜
視図である。精算後，返却のため用意されたコインＣが
中央部分に集まるように，下部に第１の傾斜部１０１が
形成された第１の貯蔵部材１０３と，第２の傾斜部１０
５が形成された第２の貯蔵部材１０７とが，互いに密着
してコインＣが貯蔵される貯蔵室１０９を形成する。第
１，第２の貯蔵部材１０３，１０７の下方には釣り銭が
落下するように構成されたコイン返却ボックス１１１が
配置される。また，第１の貯蔵部材１０３と第２の貯蔵
部材１０７を接触，離隔させる離合手段が備えられてい
る。
【００１３】貯蔵室１０９に釣り銭用コインＣが貯蔵さ
れた状態で返却ボックス１１１の内部に手が入れられる
と，これを感知して離合手段が第２の貯蔵部材１０７を
左右に移動させ，第１，第２の貯蔵部材１０３，１０７
を離隔させることによって，手の上にコインＣを落下さ
せる。
れた状態で返却ボックス１１１の内部に手が入れられる
と，これを感知して離合手段が第２の貯蔵部材１０７を
左右に移動させ，第１，第２の貯蔵部材１０３，１０７
を離隔させることによって，手の上にコインＣを落下さ
せる。
【００１４】第１，第２の貯蔵部材離隔手段は，第２の
貯蔵部材１０７の上段に設置され，第２の貯蔵部材１０
７を回転自在にする回転軸１１３と，第２の貯蔵部材１
０７の背面に設置され，第２の貯蔵部材１０７を移動さ
せるアクチュエータ１１５等のような動作部材とを備え
ている。また，返却ボックス１１１内には，使用者の手
が第１，第２の貯蔵部材１０３，１０７の底面に位置し
た時に，これを感知する感知手段と，感知された感知信
号によってアクチュエータ１１５を制御する制御部も備
えている。
貯蔵部材１０７の上段に設置され，第２の貯蔵部材１０
７を回転自在にする回転軸１１３と，第２の貯蔵部材１
０７の背面に設置され，第２の貯蔵部材１０７を移動さ
せるアクチュエータ１１５等のような動作部材とを備え
ている。また，返却ボックス１１１内には，使用者の手
が第１，第２の貯蔵部材１０３，１０７の底面に位置し
た時に，これを感知する感知手段と，感知された感知信
号によってアクチュエータ１１５を制御する制御部も備
えている。
【００１５】前記感知手段としては，図１，２に示した
ように，通常，物体の感知に利用されるフォトカプラ１
１７を採用してもよい。
ように，通常，物体の感知に利用されるフォトカプラ１
１７を採用してもよい。
【００１６】また，図３に示した実施例２のように，第
２の貯蔵部材１０７に回転可能に設置し，かつ，第１，
第２の貯蔵部材１０３，１０７の下側に手が到達したと
き，手と接触するように設置された押し部材１２１と，
この押し部材１２１の動作によってスイッチがオン，オ
フされる，制御部に連結されたマイクロスイッチ１２３
で構成してもよい。
２の貯蔵部材１０７に回転可能に設置し，かつ，第１，
第２の貯蔵部材１０３，１０７の下側に手が到達したと
き，手と接触するように設置された押し部材１２１と，
この押し部材１２１の動作によってスイッチがオン，オ
フされる，制御部に連結されたマイクロスイッチ１２３
で構成してもよい。
【００１７】また，前記第１，第２の貯蔵部材離隔手段
は，図４に示した実施例３のように，第２の貯蔵部材１
０７を第１の貯蔵部材１０３側に押すように，第２の貯
蔵部材１０７の背面に設置されたばね１３１で構成して
もよい。この時，第２の貯蔵部材１０７がばね１３１の
弾性力を制限するように，コイン返却ボックス１１１に
ストッパを設けても良い。
は，図４に示した実施例３のように，第２の貯蔵部材１
０７を第１の貯蔵部材１０３側に押すように，第２の貯
蔵部材１０７の背面に設置されたばね１３１で構成して
もよい。この時，第２の貯蔵部材１０７がばね１３１の
弾性力を制限するように，コイン返却ボックス１１１に
ストッパを設けても良い。
【００１８】次に，図５を参照しながら，本発明の実施
例によるコイン返却装置の動作について説明する。使用
者が代金投入口にコインまたは紙幣を投入すると，代金
処理メカニズムが投入された現金の真偽及び金額をチェ
ックし，使用者が商品を選択すると，制御部がこれを認
識して希望の商品を投出させる。同時に，投入された金
額と商品の値段とを比較した後，差額に応じて釣り銭を
出す。出された釣り銭は，第１，第２の貯蔵部材１０
３，１０７が互いに噛み合って形成した貯蔵室１０９に
落下して一旦貯蔵される。
例によるコイン返却装置の動作について説明する。使用
者が代金投入口にコインまたは紙幣を投入すると，代金
処理メカニズムが投入された現金の真偽及び金額をチェ
ックし，使用者が商品を選択すると，制御部がこれを認
識して希望の商品を投出させる。同時に，投入された金
額と商品の値段とを比較した後，差額に応じて釣り銭を
出す。出された釣り銭は，第１，第２の貯蔵部材１０
３，１０７が互いに噛み合って形成した貯蔵室１０９に
落下して一旦貯蔵される。
【００１９】続いて，返却ドア１１９を開いて，使用者
がコイン返却口に手を入れると，上述の感知手段がこれ
を感知する。感知手段が手を感知すると，制御部がこれ
を認識し，図１と図２に示したように，実施例１ではア
クチュエータ（ソレノイド）を動作させる。第２の貯蔵
部材１０７は軸１１３を中心に時計方向に回転し，第１
の貯蔵部材１０３と離隔され，貯蔵室１０９に貯蔵され
た釣り銭は使用者の手の上に落ちるようになる。使用者
が釣り銭を全て取り出すと，制御部がアクチュエータ１
１５を元の位置に戻し，第１，第２の貯蔵部材１０３，
１０７が噛み合う状態になり，次の釣り銭を貯蔵するこ
とができるようになる。
がコイン返却口に手を入れると，上述の感知手段がこれ
を感知する。感知手段が手を感知すると，制御部がこれ
を認識し，図１と図２に示したように，実施例１ではア
クチュエータ（ソレノイド）を動作させる。第２の貯蔵
部材１０７は軸１１３を中心に時計方向に回転し，第１
の貯蔵部材１０３と離隔され，貯蔵室１０９に貯蔵され
た釣り銭は使用者の手の上に落ちるようになる。使用者
が釣り銭を全て取り出すと，制御部がアクチュエータ１
１５を元の位置に戻し，第１，第２の貯蔵部材１０３，
１０７が噛み合う状態になり，次の釣り銭を貯蔵するこ
とができるようになる。
【００２０】このように，手を返却口に入れるだけで，
釣り銭が直接手の上に落下するため，従来のように手探
りしなくてもコインを容易に取り出すことができる。ま
た，使用者がコイン返却ボックス１１１に触れることも
少なくなり，衛生的であり，釣り銭の取り忘れも減少す
る。
釣り銭が直接手の上に落下するため，従来のように手探
りしなくてもコインを容易に取り出すことができる。ま
た，使用者がコイン返却ボックス１１１に触れることも
少なくなり，衛生的であり，釣り銭の取り忘れも減少す
る。
【００２１】また，図３に示した実施例２では，押し部
材１２１を手で押すとマイクロスイッチ１２３がオンに
なり，これによってアクチュエータ（ソレノイド）が作
動し，第２の貯蔵部材１０７は軸１１３を中心に時計方
向に回転する。やはり，第１，第２の貯蔵部材１０３，
１０７が互いに離隔され，貯蔵室１０９内に貯蔵された
釣り銭は使用者の手に投出される。
材１２１を手で押すとマイクロスイッチ１２３がオンに
なり，これによってアクチュエータ（ソレノイド）が作
動し，第２の貯蔵部材１０７は軸１１３を中心に時計方
向に回転する。やはり，第１，第２の貯蔵部材１０３，
１０７が互いに離隔され，貯蔵室１０９内に貯蔵された
釣り銭は使用者の手に投出される。
【００２２】特に，図４に示した実施例３のように，別
途の電子部品を用いることなく，手で第２の貯蔵部材１
０７を押し，コインが落下するようにすれば，構成がよ
りコンパクト化でき，同一の効果を奏する。
途の電子部品を用いることなく，手で第２の貯蔵部材１
０７を押し，コインが落下するようにすれば，構成がよ
りコンパクト化でき，同一の効果を奏する。
【００２３】以上，添付図面を参照しながら本発明にか
かるコイン返却装置の好適な実施形態について説明した
が，本発明はかかる例に限定されない。当業者であれ
ば，特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内に
おいて各種の変更例または修正例に想到し得ることは明
らかでありそれについても当然に本発明の技術的範囲に
属するものと了解される。
かるコイン返却装置の好適な実施形態について説明した
が，本発明はかかる例に限定されない。当業者であれ
ば，特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内に
おいて各種の変更例または修正例に想到し得ることは明
らかでありそれについても当然に本発明の技術的範囲に
属するものと了解される。
【００２４】
【発明の効果】以上，詳細に説明したように本発明によ
れば，釣り銭を一度に受け取ることができ，コインの掻
き出しや，取り落としの不便さを改善すると共に，衛生
的なコイン返却装置を提供することができる。
れば，釣り銭を一度に受け取ることができ，コインの掻
き出しや，取り落としの不便さを改善すると共に，衛生
的なコイン返却装置を提供することができる。
【図１】 本発明による実施例１のコイン返却装置を概
略に示す断面図である。
略に示す断面図である。
【図２】 図１の斜視図である。
【図３】 本発明による実施例２を示す断面図である。
【図４】 本発明による実施例３を示す断面図である。
【図５】 本発明のコイン返却装置の制御ブロック図で
ある。
ある。
【図６】 通常の自動販売機におけるコイン返却口の設
置状態を示す斜視図である。
置状態を示す斜視図である。
【図７】 図６において，Ａ−Ａ線に沿う断面図であ
る。
る。
１０３ 第１の貯蔵部材 １０７ 第２の貯蔵部材 １０９ 貯蔵室 １１１ 返却ボックス １１３ 回転軸 １１５ アクチュエータ １１７ フォトカプラ １２１ 押し部材 １２３ マイクロスイッチ １３１ ばね
Claims (5)
- 【請求項１】 コイン返却ボックスを備えた自動販売機
において前記コイン返却ボックスの上面に配置され，コ
インが貯蔵される貯蔵室を形成する，開閉可能に構成さ
れた第１，第２の貯蔵部材と，前記貯蔵室にコインが貯
蔵された状態で返却口に手が入れられた時，これを感知
する感知手段と，前記感知手段の出力信号によってコイ
ンが落下するように第１，第２の貯蔵部材を離隔させる
第１，第２の貯蔵部材分離手段とを備えることを特徴と
するコイン返却装置。 - 【請求項２】 前記第１，第２の貯蔵部材分離手段は，
前記第２の貯蔵部材の上端部に設置され，第２の貯蔵部
材を回転自在にする回転軸と，前記第２の貯蔵部材を移
動させるアクチュエータと，前記感知手段で感知された
信号によってアクチュエータの動作を制御する制御部と
を備えることを特徴とする請求項１に記載のコイン返却
装置。 - 【請求項３】 前記感知手段は，前記返却口内の所定の
位置に手が入ると，これを感知するように前記コイン返
却ボックスの上下に設置されたフォトカプラで構成され
ることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のコイ
ン返却装置。 - 【請求項４】 前記感知手段は，前記コイン返却ボック
ス内の所定位置に設置され，手と接触するように設置さ
れた押し部材と，前記押し部材の動作によってスイッチ
がオン，オフされ，制御部に連設されたマイクロスイッ
チとを備えることを特徴とする請求項１又は請求項２に
記載のコイン返却装置。 - 【請求項５】 コイン返却ボックスを備えた自動販売機
において，前記コイン返却ボックスの上面に配置され，
コインが貯蔵される貯蔵室を形成する，開閉可能に構成
された第１，第２の貯蔵部材と，前記第２の貯蔵部材及
び前記コイン返却ボックスにそれぞれ連結して結合さ
れ，所定の弾性を有する弾性部材を備えることを特徴と
するコイン返却装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1999P46287 | 1999-10-25 | ||
| KR1019990046287A KR20010038340A (ko) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 자동 판매기용 동전 반환 장치 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001126126A true JP2001126126A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=19616697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000146132A Pending JP2001126126A (ja) | 1999-10-25 | 2000-05-18 | コイン返却装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001126126A (ja) |
| KR (1) | KR20010038340A (ja) |
| CN (1) | CN1294368A (ja) |
| RU (1) | RU2000126392A (ja) |
Cited By (2)
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