JPH08153255A - 自動販売機の硬貨返却処理装置 - Google Patents

自動販売機の硬貨返却処理装置

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Publication number
JPH08153255A
JPH08153255A JP29342994A JP29342994A JPH08153255A JP H08153255 A JPH08153255 A JP H08153255A JP 29342994 A JP29342994 A JP 29342994A JP 29342994 A JP29342994 A JP 29342994A JP H08153255 A JPH08153255 A JP H08153255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
coin
return
vending machine
push button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29342994A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kozukue
正晶 小机
Kumiko Kaneko
久美子 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP29342994A priority Critical patent/JPH08153255A/ja
Publication of JPH08153255A publication Critical patent/JPH08153255A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動販売機で釣銭を要求する場合、返却レバ
ーを押すようになっているが、返却レバーを押すと硬貨
処理装置の検銭部に硬貨が詰まっていなくとも都度検銭
部のゲートが開閉されるため、長期に使用しているとゲ
ートのゲートヒンジ部が磨耗し安定した選別通路が得ら
れなくなる欠点がありそれを解決することを目的とす
る。 【構成】 硬貨処理装置2のゲート5の作動部6の上部
に外部より押し圧操作可能な押しボタン9を設け、該押
しボタン9の背後に前後に移動可能な作動部材13の一
端プッシャレバ14が前記ゲート5の作動部6に係合し
て該ゲート5が回動可能となるよう設けると共に、該押
しボタン9と該作動部材13との間に第1のスプリング
11と返却信号を発するスイッチ12とを設け、前記作
動部材13の背後にさらに第2のスプリング15を設け
ることにより、第1の押し位置で返却信号を発すると共
に第2の押し位置でゲート5を回動するように構成した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機等に於ける
硬貨処理装置の硬貨返却処理の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機等に投入した硬貨が硬
貨処理装置に詰まった場合や、釣銭を返却したい場合に
は例えば実願平6ー1582号(実用新案登録第300
0809号公報)(G07F−9/02)の如く自動販
売機本体の前面の扉にある硬貨返却レバーを回動させ連
動機構を作動させることにより硬貨処理装置の開放レバ
ーを押し下すことにより、硬貨処理装置の検銭部をカバ
ーしているゲートを開放し検銭部に詰まった硬貨を開放
する事により該硬貨を自動販売機の前面扉に設けられた
返却口に戻すと共に、検銭部に取り付けられたスイッチ
によりゲートの開放を検知し、返却すべき釣銭の返却動
作を行い、返却口に返却するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来自動販売機で釣銭
を要求する場合、返却レバーを押すようになっている
が、返却レバーを押すと硬貨処理装置の検銭部に硬貨が
詰まっていなくとも都度検銭部のゲートが開閉するた
め、長期に使用しているとゲートのゲートヒンジ部が磨
耗し安定した選別通路が得られなくなる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】投入された硬貨を検銭
し、必要に応じて釣銭を排出し、かつ外部からの操作に
より作動される作動部を有するゲートが回動し選別通路
を開閉自在として該選別通路での詰まり硬貨を返却する
よう構成された自動販売機の硬貨処理装置と、前記ゲー
トの作動部の上部に外部より押し圧操作可能な押しボタ
ンを設け、該押しボタンの背後に前後に移動可能な作動
部材を一端が前記ゲートの作動部に係合して該ゲートが
回動可能となるよう設けると共に、該押しボタンと該作
動部材との間に第1のスプリングと返却信号を発するス
イッチとを設け、前記作動部材の背後にさらに第2のス
プリングを設けることにより、第1の押し位置で返却信
号を発すると共に第2の押し位置でゲートを回動するよ
うに構成した。
【0005】
【作用】本発明に依れば自動販売機から物を買う客が釣
銭を要求する場合、押しボタンを軽く押せば電気信号で
釣銭返却を行うようになっており、ほとんど使われるこ
とのない硬貨詰まりを解除するためのゲートの開閉を行
わないですむためゲートヒンジの磨耗を来すことなく、
長期間安定した検銭をさせることができる。
【0006】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係わる自動販売機の硬貨返却処理装置について説明
する。図1に於いて、1は自動販売機の前面扉で自動販
売機で商品を買う客に対向しており該前面扉1には商品
サンプル、商品選択ボタン、硬貨投入口、硬貨返却口、
商品販売口(いずれも図示せず)、等が設けられてい
る。2は硬貨処理装置でやはり前記前面扉1の背面に設
けられていて、この硬貨処理装置2は前記硬貨投入口か
ら投入された硬貨を検銭する検銭部3と、検銭部3と対
向して設けられるゲート5と、ゲート5と検銭部3の間
に形成される選別通路4とを備える。なおゲート5の一
端はゲートヒンジ(図示せず)により硬貨処理装置2の
検銭部3に対し回動自在に取り付けられている。また該
ゲート5の作動部6は傾斜させて硬貨入り口として硬貨
が選別通路4に入りやすいようになっている。
【0007】また、硬貨処理装置2の上方には返却装置
17を設けている。返却装置17は、有底の円筒形の形
状を有するホルダ10の開口側に押しボタン9を配置し
て成る。そして、この押しボタン9は、前面扉1に穿節
した開口部8を通して外方に出没自在となっており、返
却装置17はそのホルダー10の内部には、押しボタン
9を外方に付勢する第1のスプリング11及び第2のス
プリング15と、両スプリング間に介在する作動部材1
3と、押しボタン9が第1のスプリング11に抗してホ
ルダ10内に押し込まれたとき作動する返却スイッチ1
2とが組み込まれている。
【0008】第2のスプリング15は一端が作動部材と
当接しては他端はホルダ10の底部に当接しており、第
1のスプリング11と比べて強いバネ力が付与されてい
る。このため、弱い力で押しボタン9を押し圧すると第
1のスプリング11のみが押し込まれるが作動部材13
は移動せず、強い力で押しボタン9を押し圧すると第1
のスプリング11と第2のスプリング15とが共に押し
込まれて作動部材13がホルダ10の底部に向けて移動
するようになっている。そして、作動部材13はホルダ
10に側部から外側に突出しているプッシャレバ14を
備えており、ホルダ10の側部には作動部材13がホル
ダ10内を移動したときにプッシャレバ14が移動可能
なようにホルダ開口部18が形成されている。なお、作
動部材13とホルダ10に底部のそれぞれ対向する面に
は、凸部16とこの凸部16と嵌合する凹部19とをそ
れぞれ設けており、作動部材13の移動をガイドするよ
うになっている。
【0009】今、押しボタン9を押すと図1の待機状態
(自動販売機の客待ち状態)から図2のように11の第
1のスプリングが圧縮され押しボタン9が返却スイッチ
12を作動する。これにより返却スイッチ12は返却信
号を発生し硬貨処理装置2の硬貨払い出し装置は払い出
すべき金種、枚数の硬貨を払い出す。この時作動部材1
3は11の第1のスプリングより強い15の第2のスプ
リングに押されて動かないので10のホルダの下部に開
口されたホルダ開口部18から下部へ、硬貨処理装置2
のゲート5の作動部6と検銭部3の間まで延出したプッ
シャレバ14は作動部6には触れないのでゲート5を開
放することはない。
【0010】更に押しボタン9を押し込むと図3のよう
に作動部材13を押し込みプッシャシャレバ14がゲー
ト5の作動部6に当接しゲート5を回動し、選別通路を
開放し、選別通路に詰まった硬貨を硬貨返却口に返却す
るようになっている。なお7はストッパで押しボタン9
が規定位置以上に前に飛び出さないようにする部材であ
り、16は凸部で作動部材13が定位置に停止させ動き
を確実にするための物で作動部材13の凹部19と嵌合
するように構成されている。
【0011】本発明の実施例では作動部材13を背後か
ら第2のスプリング15で押しているが例えば押しボタ
ン9の外周に第2のスプリング15を設けて作動部材1
3を引っ張るように設けても良い。
【0012】さらに本発明の実施例では硬貨処理装置2
と返却装置17を別体に設けているが、当然一体に構成
した硬貨処理装置としても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明に依れば自動販売機から物を買う
客が釣銭を要求する場合、押しボタンを軽く押せば電気
信号で釣銭返却を行い、ゲートの開閉を行わないですむ
ためゲートヒンジ部の磨耗が少なくてすみ、長期に渡っ
て安定した硬貨選別通を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる自動販売機の硬貨処
理装置及び返却装置の待機状態を示す裁断側面図であ
る。
【図2】上記自動販売機の硬貨処理装置及び返却装置に
おける押しボタンを一段押された状態を示す裁断側面図
である。
【図3】上記自動販売機の硬貨処理装置及び返却装置に
おける押しボタンを上記第2図の状態より更に押された
状態を示す裁断側面図である。
【符号の説明】
1 前面扉 2 硬貨処理装置 3 検銭部 4 選別通路 5 ゲート 6 作動部 9 押しボタン 11 第1のスプリング 12 返却スイッチ 13 作動部材 14 プッシャレバ 15 第2のスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された硬貨を検銭し、必要に応じて
    釣銭を排出し、かつ外部からの操作により作動される作
    動部を有するゲートが回動し選別通路を開閉自在として
    該選別通路での詰まり硬貨を返却するよう構成された自
    動販売機の硬貨処理装置と、 前記ゲートの作動部の上部に外部より押し圧操作可能な
    押しボタンを設け、該押しボタンの背後に前後に移動可
    能な作動部材を一端が前記ゲートの作動部に係合して該
    ゲートが回動可能となるよう設けると共に、該押しボタ
    ンと該作動部材との間に第1のスプリングと返却信号を
    発するスイッチとを設け、前記作動部材の背後にさらに
    第2のスプリングを設けることにより、第1の押し位置
    で返却信号を発すると共に第2の押し位置でゲートを回
    動するように設けてなる自動販売機の硬貨返却処理装
    置。
JP29342994A 1994-11-28 1994-11-28 自動販売機の硬貨返却処理装置 Pending JPH08153255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29342994A JPH08153255A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 自動販売機の硬貨返却処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29342994A JPH08153255A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 自動販売機の硬貨返却処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08153255A true JPH08153255A (ja) 1996-06-11

Family

ID=17794649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29342994A Pending JPH08153255A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 自動販売機の硬貨返却処理装置

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JP (1) JPH08153255A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101006776B1 (ko) * 2008-07-24 2011-01-10 제주대학교 산학협력단 자동판매기의 동전 처리 시스템 및 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101006776B1 (ko) * 2008-07-24 2011-01-10 제주대학교 산학협력단 자동판매기의 동전 처리 시스템 및 방법

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