JPH03251992A - 自動販売機の硬貨返却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動販売機の硬貨返却装置に関するものであ
る。

従来の技術 近年、自動販売機においては、商品補充・金銭回収等の
オペレーティング時間の短縮が望まれており、硬貨返却
装置についても、容易かつ正確で迅速な金銭回収が可能
な事が望まれている。

以下第５図から第６図を参考に従来の自動販売機の硬貨
返却装置を説明する。

図において、１は自動販売機の本体で、２は前記本体１
の前面に位置し、一方を蝶番３にて回転自在に軸支され
た扉である。４は硬貨投入口で前記扉の前面に設けられ
ている。６はコインシュートで硬貨６を硬貨選別装置７
に導く。８は硬貨の正偽・金種を判別する硬貨選別部で
、９は投入された硬貨をつり銭として置いておくつり銭
貯蔵部である。１０はつり銭払い出し口である。１１は
つり銭払い出し口１０よシ払い出された硬貨を硬貨返却
口１２へ導く第１硬貨通路である。１３はつり銭貯蔵部
９の収容量以上の硬貨を排出する硬貨通路である。１４
は硬貨通路１３と金銭箱１６をつなぐ第２硬貨通路であ
る。１６はつり銭貯蔵部９の硬貨を強制的に払い出すス
イッチである。

以上のように構成された自動販売機の硬貨返却装置につ
いて以下にその動作を説明する。

まず、硬貨投入口４より投入された硬貨６は、コインシ
ュート５を通り、硬貨選別装置７の硬貨選別部８に入り
、硬貨６の正偽・金種の判断を行われる。正貨であれば
つり銭貯蔵部９に収納される。つり銭貯蔵部９の収容量
以上の硬貨は硬貨通路１３により排出され硬貨通路１４
を通り金銭箱１６に収納される。客の選択商品価格と投
入金額の差額はつり銭貯蔵部９より払い出され、第１硬
貨は硬貨通路１３により排出され硬貨通路１４を通９金
銭箱１６に収納される。客の選択商品価格と投入金額の
差額はつり銭貯蔵部９よυ払い出され、第１硬貨通路１
１を通り硬貨返却口１２へ排出する。必要以上のつ９銭
を回収する時はスイッチ１６を押下することにより硬貨
は第１硬貨通路１１を通って硬貨返却口１２に排出され
る。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、自動販売機のオペ
レート時、つり銭貯蔵部よりつり銭を回収する時スイッ
チ１５を押下することにより硬貨は第１硬貨通路１１を
通って硬貨返却口１２に排出されるので、オペレーター
は金銭箱１６の硬貨と硬貨返却口１２に収納された硬貨
とを回収せねばならず、オペレートに手間がかかると同
時に、硬貨選別装置がつり銭を排出している最中に商品
の補充等を行いその間に硬貨返却口１２に硬貨が排出さ
れた事を忘れて扉２を施錠し立ち去った場合、硬貨返却
口１２に硬貨が放置され甚大なる損害を被るという課題
を有していた。

本発明は上記課題に鑑み、つり銭貯蔵部の硬貨が容易な
操作で金銭箱に入ると同時に硬貨返却口に硬貨が放置さ
れない自動販売機の硬貨返却装置を提供するものである
。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の自動販売機の硬貨返
却装置は、天面と底面に硬貨穴の穴を有した返却硬貨箱
と、前記返却硬貨箱に係止されたばねと、前記ばねを係
止し、その付勢により前記返却硬貨箱の底面の穴をふさ
ぐ仕切板と前記返却硬貨箱と前記仕切板とを軸止するピ
ンとよりなる硬貨返却口と、硬貨選別装置のつυ銭貯蔵
部の硬貨を強制的に払い呂すスイッチと、前記スイッチ
と連動し前記仕切板の動作を確認する検知部と、前記検
知部からの信号により動作する警報部と、硬貨を前記つ
り銭払い出し口から前記硬貨返却口へ導く返却通路と、
前記硬貨返却口の下に位置し前記硬貨通路または前記硬
貨返却口から排出された硬貨を収納する金銭箱と、自動
販売機の扉と、前記扉の開閉状態を検知するドアースイ
ッチから構成されている。

作　　　用 本発明は上記した構成によってつり銭貯蔵部の硬貨を回
収する時、硬貨選別装置のつり銭貯蔵部の硬貨を強制的
に払い出すスイッチを押して硬貨返却口に硬貨をためた
後、仕切板を操作するだけでつり銭貯蔵部の硬貨が金銭
箱に導かれるため、オペレーターは金銭箱の硬貨だけを
回収すればよい。同時に仕切板の操作により検知部が動
作し警報部に信号が送られる。すべてのオペレートを終
えたオペレーターが自動販売機の扉を閉めた際、ドアー
スイッチが動作して警報部に信号を送る。

この時検知部からの信号により警報部が動作しオペレー
ターに硬貨返却口の硬貨の回収忘れを知らせる。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しなから説
明する。第冨図は本実施例における自動λ 販売機の硬貨返却装置の斜視図、第；図は通常状態の硬
貨返却装置の断面図、第雰図は動作状態の牛 硬貨返却装置の断面図、第呑図は硬貨返却口の断面図で
ある。なお図において従来例と同一構成については同一
部番を付して説明を省略する。図において１７は返却硬
貨箱でそれぞれ硬貨穴の前面開口部２６・天面開口部２
７・底面開口部２８を有しておシ両側面に穴２５が設け
られている。１９はばねで前記返却硬貨箱とに係止され
ている。１８は仕切板で前記ばね１８が係止されており
、両側面に設けられた長穴２３と穴２５とを貫通するピ
ン２４により軸止され、前後方向にスライドするが、通
常時は前記ばね１９により付勢され前記返却硬貨箱１７
の底面開口部２８をふさいでいる。

１２は硬貨返却口で前記返却硬貨箱１７と前記仕切板１
８と前記ばね１９と前記ピン２４よシなる。

１６は金銭箱で前記返却硬貨箱１７の下部に位置してい
る。２２はドアースイッチで通常時は内扉２９に当接し
ている。２１は警報部で信号の有無により音を発する。

１８は検知部で前記硬貨選別装置のスイッチ１５と連動
して前記仕切板１８の動きを検知する。

以上のように構成された自動販売機の硬貨返却装置につ
いて以下その動作について説明する。

客の商品請人時には、客の選択商品価格と投入金額の差
額はつり銭貯蔵部９よシ払い出され、天面開口部２７を
通って仕切板１８の上へ排出される。客は前面開口部よ
りつり銭を取りだす。つり銭貯蔵部の硬貨回収時には、
スイッチ１５を入れると検知部２０は待機状態となり、
硬貨はつり銭払い出し口１ｏから天面開口部２７を通っ
て仕切板１８上に排出される。排圧動作終了後、仕切板
１８を後部にスライドさせる事によって硬貨は金銭箱１
６に収納され、この時検知部２０が動作し警報部２１に
信号を送る。仕切板１８から手を離すとげね１９の付勢
によって仕切板１８は底面開口部２８をおおい、この時
検知部２０が再度動作し、警報部２１に信号を送る。全
てのオペレートが終了し扉２を閉じるとドアースイッチ
２２が動作し、警報部２１へ信号を送る。この時、警報
部２１では検知部からの信号が０または奇数回数の時動
作し、音を発する。

発明の効果 以上のように本発明は前面と天面と底面に硬貨大の開口
部を有した返却硬貨箱と、前記返却硬貨箱に係止された
ばねと、前記ばねにより前記返却硬貨箱の底面の開口部
をふさぐ仕切板よシなる硬貨返却口と、前記仕切板の動
作を確認する検知部と、前記検知部からの信号により動
作する警報部と、前記硬貨返却口の下に位置する金銭箱
と、自動販売機の扉と、前記界の開閉状態を検知するド
アースイッチにより、簡単な操作でつり銭貯蔵部の硬貨
を金銭箱に回収することができ、オペレターの金銭回収
が容易となり、オペレート時間の短縮が計れるとともに
、万が−その操作を怠シ硬貨返却口に硬貨が排出された
状態で放置されても扉を閉める際に硬貨の回収忘れをオ
ペレーターに知らしめるため安全な金銭回収を実現する
事ができ、その実用的効果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第二図は本実施例における自動販売機の硬貨返却装置の
断面斜視図、第白図は通常状態の硬貨返却装置の断面図
、第；図は動作状態の硬貨返却装置の断面図、第４図は
全体斜視図、第五図は従来の自動販売機の硬貨返却装置
の縦断面図、第二図１７−・・・・・返却硬貨箱、１８
・・・・・・仕切板、１９・・・・・・ばね、２０・・
・・・・検知部、２１・・・・・・警報部、２２・・・
・・・ドアースイッチ、２４・・・・・・ピン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　硬貨選別部と、つり銭貯蔵部と、つり銭払い出し口と
   、つり銭貯蔵部の収容量以上の硬貨を排出する硬貨通路
   と、つり銭払い出し動作をさせるスイッチとよりなる硬
   貨選別装置と、前面と天面と底面に硬貨大の開口部を有
   した返却硬貨箱と、前記返却硬貨箱に係止されたばねと
   、前記ばねを係止し、その付勢により前記返却硬貨箱の
   底面の開口部をふさぐ仕切板と、前記返却硬貨箱と前記
   仕切板とを軸止するピンとよりなる硬貨返却口と、前記
   仕切板の動作を確認する検知部と、前記検知部からの信
   号により動作する警報部と、硬貨を前記つり銭払い出し
   口から前記硬貨返却口へ導く返却通路と、前記硬貨返却
   口の下に位置し前記硬貨通路または前記硬貨返却口から
   排出された硬貨を収納する金銭箱と、自動販売機の扉と
   、前記扉の開閉状態を検知するドアースイッチとを備え
   たことを特徴とする自動販売機の硬貨返却装置。