JPH053616A - 配線用ボツクス固定具 - Google Patents
配線用ボツクス固定具Info
- Publication number
- JPH053616A JPH053616A JP3153539A JP15353991A JPH053616A JP H053616 A JPH053616 A JP H053616A JP 3153539 A JP3153539 A JP 3153539A JP 15353991 A JP15353991 A JP 15353991A JP H053616 A JPH053616 A JP H053616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- wiring box
- fixing
- distribution box
- male screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄筋仕上げ後、コンクリート打設までの時間
的制約の中での配管作業時に、あまり時間を要せずし
て、配線用ボックスを型枠に正確に精度よく取付け固定
するための固定具を提供する。 【構成】 配線用ボックス７の固定具１であって、一端
より他端に向けてその大部分に渡り配線用ボックス固定
のための雄ネジ部２１が形成されている棒状の本体２、
この本体の他端が挿入される軸穴３１と型枠８への釘止
めのための釘穴３２を有する取付台３、および、前記本
体の雄ネジ部２１に嵌め合わされる雌ネジ部材４を備え
てなる。
的制約の中での配管作業時に、あまり時間を要せずし
て、配線用ボックスを型枠に正確に精度よく取付け固定
するための固定具を提供する。 【構成】 配線用ボックス７の固定具１であって、一端
より他端に向けてその大部分に渡り配線用ボックス固定
のための雄ネジ部２１が形成されている棒状の本体２、
この本体の他端が挿入される軸穴３１と型枠８への釘止
めのための釘穴３２を有する取付台３、および、前記本
体の雄ネジ部２１に嵌め合わされる雌ネジ部材４を備え
てなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、建物のコンクリート
壁やコンクリート天井部等に埋設される配線用ボックス
を型枠に固定するために用いられる固定具に関する。
壁やコンクリート天井部等に埋設される配線用ボックス
を型枠に固定するために用いられる固定具に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３はこの配線用ボックス固定具の従来
例（実開昭５９−２８２２５号公報参照）を示してい
る。この固定具１は、棒状の本体２とその取付台３を備
えている。図４の（ａ）に示すように、本体２には、そ
の周面に沿ってリング状に溝２５が数段形成され、一端
には雄ネジ部２６が形成され、雄ネジ部の付け根に鍔部
２７が形成されている。溝２５は、本体２の長さを調節
するために、図４の（ｂ）に示すようにペンチ６等の工
具を用いて本体を折り取り切断するときに、この折り取
りを容易にするために設けられている。
例（実開昭５９−２８２２５号公報参照）を示してい
る。この固定具１は、棒状の本体２とその取付台３を備
えている。図４の（ａ）に示すように、本体２には、そ
の周面に沿ってリング状に溝２５が数段形成され、一端
には雄ネジ部２６が形成され、雄ネジ部の付け根に鍔部
２７が形成されている。溝２５は、本体２の長さを調節
するために、図４の（ｂ）に示すようにペンチ６等の工
具を用いて本体を折り取り切断するときに、この折り取
りを容易にするために設けられている。
【０００３】このようにして本体２の長さを調節したの
ち、その雄ネジ部２６を配線用ボックス７にねじ込ん
で、本体２を配線用ボックス７に結合させる。一方、取
付台３は予め、一方の型枠８に釘止めしておく。そし
て、本体２の他端を取付台３の穴に挿入すると、配線用
ボックス７は型枠８に固定される。
ち、その雄ネジ部２６を配線用ボックス７にねじ込ん
で、本体２を配線用ボックス７に結合させる。一方、取
付台３は予め、一方の型枠８に釘止めしておく。そし
て、本体２の他端を取付台３の穴に挿入すると、配線用
ボックス７は型枠８に固定される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の配
線用ボックス固定具には、本体２の調節長さが溝２５の
形成位置で決まるため微調整が出来ないこと、一旦短く
切断してしまうと再び長くするということが出来ないこ
と、長さ調節のための切断に時間を要するが、これは配
線用ボックスの固定は時間的に制約のある配管作業中に
完了しなければならないという点で不利であること、と
いう問題があった。
線用ボックス固定具には、本体２の調節長さが溝２５の
形成位置で決まるため微調整が出来ないこと、一旦短く
切断してしまうと再び長くするということが出来ないこ
と、長さ調節のための切断に時間を要するが、これは配
線用ボックスの固定は時間的に制約のある配管作業中に
完了しなければならないという点で不利であること、と
いう問題があった。
【０００５】そこで、この発明は、鉄筋仕上げ後、コン
クリート打設までの時間的制約の中での配管作業時に、
あまり時間を要せずして、配線用ボックスを型枠に正確
に精度よく取付け固定するための固定具を提供すること
を課題とする。
クリート打設までの時間的制約の中での配管作業時に、
あまり時間を要せずして、配線用ボックスを型枠に正確
に精度よく取付け固定するための固定具を提供すること
を課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、この発明にかかる配線用ボックス固定具は、一端よ
り他端に向けてその大部分に配線用ボックス固定のため
の雄ネジ部が形成されている棒状の本体、この本体の他
端が挿入される軸穴と型枠への釘止めのための釘穴を有
する取付台、および、前記本体の雄ネジ部に嵌め合わさ
れる雌ネジ部材を備えてなるものである。
の、この発明にかかる配線用ボックス固定具は、一端よ
り他端に向けてその大部分に配線用ボックス固定のため
の雄ネジ部が形成されている棒状の本体、この本体の他
端が挿入される軸穴と型枠への釘止めのための釘穴を有
する取付台、および、前記本体の雄ネジ部に嵌め合わさ
れる雌ネジ部材を備えてなるものである。
【０００７】
【作用】本体の配線用ボックスへの固定位置は、雄ネジ
部のねじ込み深さの調節で正確に微調整できる。このね
じ込み深さの調節は短時間で行うことができる。配線用
ボックスの最終固定位置は本体に嵌め合わせた雌ネジ部
材の位置を配線用ボックス底部外側面に合わせることで
確実に固定保持できる。
部のねじ込み深さの調節で正確に微調整できる。このね
じ込み深さの調節は短時間で行うことができる。配線用
ボックスの最終固定位置は本体に嵌め合わせた雌ネジ部
材の位置を配線用ボックス底部外側面に合わせることで
確実に固定保持できる。
【０００８】
【実施例】図１はこの発明にかかる配線用ボックス固定
具の一実施例とその使用状況を示している。この固定具
１は、本体２とその取付台３と雌ネジ部材４とを備えて
いる。本体２は、棒状であって、一端より他端に向けて
その大部分に配線用ボックス７固定のための雄ネジ部２
１が形成されている。取付台３は、本体２の他端が挿入
固定される軸穴３１と型枠８への釘止めのための釘穴３
２を有する。そして、雌ネジ部材４は、本体２の雄ネジ
部２１に嵌め合わされるようになっている。
具の一実施例とその使用状況を示している。この固定具
１は、本体２とその取付台３と雌ネジ部材４とを備えて
いる。本体２は、棒状であって、一端より他端に向けて
その大部分に配線用ボックス７固定のための雄ネジ部２
１が形成されている。取付台３は、本体２の他端が挿入
固定される軸穴３１と型枠８への釘止めのための釘穴３
２を有する。そして、雌ネジ部材４は、本体２の雄ネジ
部２１に嵌め合わされるようになっている。
【０００９】この固定具１の使用に当たっては、まず、
本体２の雄ネジ部２１を配線用ボックス７の底部７１中
心に形成された雌ネジ部（図示せず）にねじ込む。配線
用ボックス７の底部に雌ネジ部が形成されていないとき
は、図示のように、中心に雌ネジ部９１を有する支持板
９を別途用意しておいて、その爪部９２を配線用ボック
ス底部７１に形成した穴７２に挿入し折り曲げる等の方
法で、この支持板９を配線用ボックス底部７１に一体化
させて、その雌ネジ部９１に本体２の雄ネジ部２１をね
じ込む。このねじ込み深さは、コンクリート厚みと配線
用ボックス厚み（深さ）を考慮して定める。この場合
に、ねじ込み深さの微調整が可能なことはいうまでもな
い。なお、配線用ボックス７内には、本体２の一端が突
出するが、これは固定時点やその後の時点で必要に応じ
て処理できる。本体２をプラスチック材料で形成すれ
ば、コンクリート硬化後に折り取ることもできる。配線
用ボックス７の最終固定位置は本体２に嵌め合わせた雌
ネジ部材４の位置を図２のように配線用ボックス底部外
側面に合わせることで確実に固定保持できる。
本体２の雄ネジ部２１を配線用ボックス７の底部７１中
心に形成された雌ネジ部（図示せず）にねじ込む。配線
用ボックス７の底部に雌ネジ部が形成されていないとき
は、図示のように、中心に雌ネジ部９１を有する支持板
９を別途用意しておいて、その爪部９２を配線用ボック
ス底部７１に形成した穴７２に挿入し折り曲げる等の方
法で、この支持板９を配線用ボックス底部７１に一体化
させて、その雌ネジ部９１に本体２の雄ネジ部２１をね
じ込む。このねじ込み深さは、コンクリート厚みと配線
用ボックス厚み（深さ）を考慮して定める。この場合
に、ねじ込み深さの微調整が可能なことはいうまでもな
い。なお、配線用ボックス７内には、本体２の一端が突
出するが、これは固定時点やその後の時点で必要に応じ
て処理できる。本体２をプラスチック材料で形成すれ
ば、コンクリート硬化後に折り取ることもできる。配線
用ボックス７の最終固定位置は本体２に嵌め合わせた雌
ネジ部材４の位置を図２のように配線用ボックス底部外
側面に合わせることで確実に固定保持できる。
【００１０】別に、型枠８に対し取付台３を当てて、釘
５をその釘穴３２に挿入し打ち込むことにより、取付台
３を釘止めする。そして、取付台３の軸穴３１に本体２
の他端を挿入（圧入を含む）して、配線用ボックス７を
型枠８に固定する。以上の手順は適宜変更されてよい。
コンクリートを打設し終わり、型枠８を外した後の状態
は、図２に示すとおりである。図中、１０はコンクリー
ト部分を示し、その他の符号中、図１と同じ符号の部分
は同じ部分を示す。取付台３を固定している釘５は、取
付台３がプラスチック材料等の軟質材料で構成されてお
り、内側に空洞３３を有するような場合には、ペンチ６
等の工具で図示のごとく捩じると容易に除去できる。
５をその釘穴３２に挿入し打ち込むことにより、取付台
３を釘止めする。そして、取付台３の軸穴３１に本体２
の他端を挿入（圧入を含む）して、配線用ボックス７を
型枠８に固定する。以上の手順は適宜変更されてよい。
コンクリートを打設し終わり、型枠８を外した後の状態
は、図２に示すとおりである。図中、１０はコンクリー
ト部分を示し、その他の符号中、図１と同じ符号の部分
は同じ部分を示す。取付台３を固定している釘５は、取
付台３がプラスチック材料等の軟質材料で構成されてお
り、内側に空洞３３を有するような場合には、ペンチ６
等の工具で図示のごとく捩じると容易に除去できる。
【００１１】
【発明の効果】この発明にかかる配線用ボックス固定具
は、以上のように構成されているため、配線用ボックス
の取付位置の微調整を可能とし、取付位置を正確確実と
させ、しかも、この取付固定作業に余り時間を必要とさ
せない。本体の処理はコンクリート硬化後の作業に回す
こともでき、時間の節約になる。
は、以上のように構成されているため、配線用ボックス
の取付位置の微調整を可能とし、取付位置を正確確実と
させ、しかも、この取付固定作業に余り時間を必要とさ
せない。本体の処理はコンクリート硬化後の作業に回す
こともでき、時間の節約になる。
【図１】この発明にかかる配線用ボックス固定具の一実
施例とその使用状況を示す斜視図である。
施例とその使用状況を示す斜視図である。
【図２】この発明にかかる固定具を用いて配線用ボック
スをコンクリート内に埋め込み終えた状態を示す側断面
図である。
スをコンクリート内に埋め込み終えた状態を示す側断面
図である。
【図３】従来の固定具を用いて配線用ボックスを型枠に
固定している状態を示す側断面図である。
固定している状態を示す側断面図である。
【図４】従来の配線用ボックス固定具とその長さ寸法調
節方法を示す斜視図である。
節方法を示す斜視図である。
１ 配線用ボックス固定具 ２ 本体 ２１ 雄ネジ部 ３ 取付台 ３１ 軸穴 ３２ 釘穴 ４ 雌ネジ部材 ７ 配線用ボックス ８ 型枠 １０ コンクリート
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 一端より他端に向けてその大部分に配線
用ボックス固定のための雄ネジ部が形成されている棒状
の本体、この本体の他端が挿入される軸穴と型枠への釘
止めのための釘穴を有する取付台、および、前記本体の
雄ネジ部に嵌め合わされる雌ネジ部材を備えたボックス
固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3153539A JPH07108052B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 配線用ボックス固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3153539A JPH07108052B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 配線用ボックス固定具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053616A true JPH053616A (ja) | 1993-01-08 |
| JPH07108052B2 JPH07108052B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=15564731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3153539A Expired - Lifetime JPH07108052B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 配線用ボックス固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07108052B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7115813B2 (en) * | 2004-03-30 | 2006-10-03 | The Wiremold Company | In-wall electrical box |
| US7381891B2 (en) * | 2003-10-07 | 2008-06-03 | The Lamson & Sessions Co. | Electrical box support |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5343498U (ja) * | 1976-09-18 | 1978-04-14 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3153539A patent/JPH07108052B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5343498U (ja) * | 1976-09-18 | 1978-04-14 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7381891B2 (en) * | 2003-10-07 | 2008-06-03 | The Lamson & Sessions Co. | Electrical box support |
| US7432440B2 (en) | 2003-10-07 | 2008-10-07 | The Lamson & Sessions Co. | Electrical box support |
| US7115813B2 (en) * | 2004-03-30 | 2006-10-03 | The Wiremold Company | In-wall electrical box |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07108052B2 (ja) | 1995-11-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115 Year of fee payment: 13 |
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| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115 Year of fee payment: 13 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115 Year of fee payment: 14 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115 Year of fee payment: 14 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115 Year of fee payment: 15 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115 Year of fee payment: 16 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115 Year of fee payment: 16 |