JPH0536161A - トラツキング制御方式 - Google Patents

トラツキング制御方式

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JPH0536161A
JPH0536161A JP3163974A JP16397491A JPH0536161A JP H0536161 A JPH0536161 A JP H0536161A JP 3163974 A JP3163974 A JP 3163974A JP 16397491 A JP16397491 A JP 16397491A JP H0536161 A JPH0536161 A JP H0536161A
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magnetic head
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JP3163974A
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Yasuo Iwasaki
康夫 岩崎
Seiichi Sakai
誠一 酒井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/12Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams
    • G11B15/125Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams conditioned by the operating function of the apparatus
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
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    • G11B15/1875Driving of both record carrier and head adaptations for special effects or editing
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    • G11B5/008Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
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    • G11B5/00847Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on transverse tracks
    • G11B5/0086Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on transverse tracks using cyclically driven heads providing segmented tracks
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/008Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
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    • G11B5/00878Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes transducing different track configurations or formats on the same tape

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックパターン中に未記録の部分があって
も、駆動素子及びヘッドに対してダイナミックトラッキ
ングの制御を行なえる。 【構成】 ヘッドアクチュエータ16、17の夫々に設
けられている2つの磁気ヘッドの内、一方の磁気ヘッド
が、ガードバンドをトレースし他方の磁気ヘッドが複数
本のトラックの何れかをトレースする場合、他方の磁気
ヘッドから得られるRFエンベロープの出力に基づき、
或いは前回のRFエンベロープから求めた変位方向及び
変位量に基づいて、ダイナミックトラッキングの制御を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラッキング制御方
式、特にダイナミックトラッキングヘッドの制御に好適
なトラッキング制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電素子にヘッドチップを設け、該圧電
素子に電圧を加えることによって、ヘッドチップをトラ
ック交差方向に変位させる、いわゆるダイナミックトラ
ッキングヘッドが知られている。
【0003】このダイナミックトラッキングヘッドの制
御〔以下、単にダイナミックトラッキングと称する〕に
於いては、テープ速度の変化、テープ互換によるトラッ
キングエラーを自動的に補正するため、記録トラックと
再生ヘッドの軌跡のズレ量を検出する必要がある。
【0004】このようなダイナミックトラッキングの公
知の技術としては、高速ウオッブリング方式と、山上り
方式の2つがある。
【0005】高速ウオッブリング方式は、1つのトラッ
クをトレースしている時に、ヘッドを、例えば、700
〜800Hz程度の周波数で振動させ、これによって、ズ
レ量を検出する方式である。
【0006】山上り方式は、低速のウオッブリング方式
であり、トラックをトレースしている間はヘッドを振ら
ずにヘッドの位置を固定となし、次回のトレース時にヘ
ッドの位置を変位させた状態でトレースさせるものであ
る。
【0007】つまり、この山上り方式では、前回迄のヘ
ッドの変位方向と再生RFエンベロープのレベル変化に
基づいて、次回のヘッドの変位方向を決定し、これによ
って、ズレ量を検出すると共に、ズレ量を補正するもの
である。この山上り方式のトラッキング制御方式の例と
して、例えば、特開昭61-182622 号公報がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トラックパ
ターンを規定する記録フォーマットには、記録単位〔例
えば、フイールド或いはフレームの間〕にガードバンド
を置くようにしているものがある。このような記録フォ
ーマットでは、ガードバンドにて再生RFエンベロープ
のレベルをサンプリングすることができない。
【0009】上述の従来技術では、再生RFエンベロー
プのレベルを連続的にサンプリングすることによってト
ラッキング制御がなされているため、上述した従来技術
では、ダイナミックトラッキングが不能になってしまう
という問題点があった。
【0010】従って、この発明の目的は、ガードバンド
を設けるように規定されている記録フォーマットでもダ
イナミックトラッキングを可能とし得るトラッキング制
御方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明で
は、複数のヘッドチップが同一の駆動素子上に設けら
れ、該複数のヘッドチップによって形成されるトラック
パターン中に未記録の部分を有するようなフォーマット
のトラッキング制御方式に於いて、未記録の部分では、
未記録のトラックに対応するヘッドでの制御をせず、他
のヘッドの再生出力によって制御するようにした構成と
している。
【0012】請求項2にかかる発明では、複数のヘッド
チップが同一の駆動素子上に設けられ、該複数のヘッド
チップによって形成されるトラックパターン中に未記録
の部分を有するようなフォーマットのトラッキング制御
方式に於いて、未記録の部分までの間にヘッドの制御方
向を決定し、未記録の部分を通過した後に制御を再開す
るようにした構成としている。
【0013】
【作用】請求項1にかかる発明では、複数のヘッドチッ
プが同一の駆動素子上に設けられているので、トラック
パターン中に未記録の部分では、未記録のトラックに対
応するヘッドでの制御をせず、他のヘッドの再生出力に
よって、トラッキングの制御を行う。
【0014】請求項2にかかる発明では、所定のトラッ
ク数毎に存在する未記録の部分までの間に、ヘッドの制
御方向を決定し、未記録の部分を通過した後にトラッキ
ングの制御を再開する。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例について図1乃至図
6を参照して説明する。図1乃至図5は、この発明の一
実施例を示す図である。
【0016】図1には、この発明にかかるトラッキング
制御回路の全体的な構成が示されている。磁気ヘッド1
A、1B、1C、1Dの夫々から再生される再生RF信
号は、夫々、アンプ2A、2B、2C、2Dを介して、
エンベロープ検波回路3A、3B、3C、3Dに供給さ
れる。。
【0017】上述の磁気ヘッド1A、1B、1C、1D
は、図2に示されるように、回転ドラム15に180度
対向状態で設けられているダイナミックトラッキングヘ
ッドアクチュエータ〔以下、ヘッドアクチュエータと称
する〕16、17に設けられている。即ち、磁気ヘッド
1A、1Bは、ヘッドアクチュエータ16に設けられ、
また、磁気ヘッド1C、1Dは、ヘッドアクチュエータ
17に設けられている。
【0018】エンベロープ検波回路3A、3B、3C、
3Dでは、各チャンネル毎の再生RF信号が、夫々、エ
ンベロープ検波されて再生RFエンベロープが求められ
る。この再生RFエンベロープがサンプルホールド回路
4A、4B、4C、4Dに供給される。
【0019】サンプルホールド回路4A、4B、4C、
4Dでは、所定のサンプリング信号の供給されるタイミ
ングにて、再生RFエンベロープのレベルが、夫々、ホ
ールドされる。そして、このホールドされた再生RFエ
ンベロープのレベルが、A/D変換器5A、5B、5
C、5Dに供給される。
【0020】A/D変換器5A、5B、5C、5Dで
は、ホールドされている再生RFエンベロープのレベル
が、夫々、デジタル化される。そして、このA/D変換
器5A、5B、5C、5Dにて得られたデータが、夫
々、CPU6に供給される。
【0021】CPU6では、上述のデータが所定のレジ
スタに保持される。また、このCPU6では、エンベロ
ープレベルの大小及び、エンベロープレベルの変化に基
づいて、所定の条件の成立する場合に、磁気ヘッド1
A、1B、1C、1Dの変位方向及び/または変位量の
演算がなされる。
【0022】また、このCPU6には、端子7を介して
RFスイッチングパルス〔以下、HSW信号と称する〕
が供給され、端子8を介して再生されたCTL信号が供
給され、更に、端子9を介してキャプスタンFG信号が
供給される。
【0023】上述のHSW信号、CTL信号、キャプス
タンFG信号等は、ソフトウエア処理に用いられると共
に、システムの制御に用いられている。
【0024】CPU6では、上述したように磁気ヘッド
1A、1B、1C、1Dの変位量の演算がなされる。こ
の演算によって求められたデータは、D/A変換器1
0、11に供給される。
【0025】D/A変換器10、11にてアナログ量を
表わすアナログ信号に変換される。該アナログ信号はヘ
ッドアクチュエータ駆動アンプ12、13に供給され
る。
【0026】ヘッドアクチュエータ駆動アンプ12、1
3では、CPU6からA/D変換器10、11を介して
供給されたアナログ信号に基づいて、ヘッドアクチュエ
ータ16、17の駆動制御がなされる。
【0027】この図1の構成に於けるダイナミックトラ
ッキングの制御について、図3及び図4を参照して説明
する。
【0028】図3には、記録時に形成されるトラックパ
ターンが示されている。即ち、1フイールドの映像信号
が、4本のトラックからなる1ブロックBLKに記録され
ている。例えば、第1フイールドはブロックBLK 1で構
成され、第2フイールドはブロックBLK 2で構成され
る。以下、同様である。
【0029】ブロックBLK 間には、1トラック分の幅サ
イズを有するガードバンドGBが配されている。このガ
ードバンドGBは、記録時に磁気ヘッドへの記録電流の
供給を停止しトラックを形成しないことによって構成さ
れる。
【0030】従って、記録時、4つの磁気ヘッド1A、
1B、1C、1Dによって形成される4本のトラックT
RA、TRB、TRC、TRDの位置は、各ブロックBL
K に於いて、順次、変化する。
【0031】例えば、ブロックBLK 1では、磁気ヘッド
1A、1B、1C、1Dの順序にて4本のトラックTR
A1、TRB1、TRC1、TRD1が形成される。
【0032】次いで、ガードバンドGB1は磁気ヘッド
1Aの記録動作を停止させることで形成される。従っ
て、ブロックBLK 2では、磁気ヘッド1B、1C、1
D、1Aの順序にて4本のトラックTRB2、TRC
2、TRD2、TRA2が形成される。
【0033】ガードバンドGB2は磁気ヘッド1Bの記
録動作を停止させることで形成される。従って、ブロッ
クBLK 3では、磁気ヘッド1C、1D、1A、1Bの順
序にて4本のトラックTRC3、TRD3、TRA3、
TRB3が形成される。
【0034】ガードバンドGB3は磁気ヘッド1Cの記
録動作を停止させさせることで形成される。従って、ブ
ロックBLK 4では磁気ヘッド1D、1A、1B、1Cの
順序にて4本のトラックTRD4、TRA4、TRB
4、TRC4が形成される。
【0035】ガードバンドGB4は磁気ヘッド1Dに於
ける記録動作を停止させて形成される。従って、ブロッ
クBLK 5では、磁気ヘッド1A、1B、1C、1Dの順
序にて4本のトラックTRA5、TRB5、TRC5、
TRD5が形成される。
【0036】再生の開始のタイミングに於いて、磁気ヘ
ッド1A、1Bは、図中、一点鎖線にて示されるよう
に、トラックTRA1、TRB1の始端側に位置する。
このタイミングに於ける磁気ヘッド1Aを1A0として
表し、磁気ヘッド1Bを1B0として表わす。この状態
から磁気ヘッド1A0、1B0はトラックTRA1、T
RB1のトレースを開始する。
【0037】回転ドラム15が(1/2)周したタイミ
ングにて、磁気ヘッド1A0、1B0はトラックTRA
1、TRB1から離脱する。また、磁気ヘッド1C、1
Dは、図中、一点鎖線にて示されるように、トラックT
RC1、TRD1の始端側に位置する。このタイミング
に於ける磁気ヘッド1Cを1C0として表わし、磁気ヘ
ッド1Dを1D0として表わす。この状態から磁気ヘッ
ド1C0、1D0はトラックTRC1、TRD1のトレ
ースを開始する。
【0038】回転ドラム15が1周したタイミングに
て、磁気ヘッド1C0、1D0はトラックTRC1、T
RD1から離脱する。また、磁気ヘッド1A、1Bは、
図中、一点鎖線にて示されるように、ガードバンドGB
1、トラックTRB2の始端側に位置する。このタイミ
ングに於ける磁気ヘッド1Aを1A1として表し、磁気
ヘッド1Bを1B1として表わす。この状態から磁気ヘ
ッド1A1はガードバンドGB1、磁気ヘッド1B1は
トラックTRB2のトレースを開始する。
【0039】回転ドラム15が(3/2)周したタイミ
ングにて、磁気ヘッド1B1はトラックTRB2から離
脱する。また、磁気ヘッド1C、1Dは、図中、一点鎖
線にて示されるように、トラックTRC2、TRD2の
始端側に位置する。このタイミングに於ける磁気ヘッド
1Cを1C1として表わし、磁気ヘッド1Dを1D1と
して表わす。この状態から磁気ヘッド1C1、1D1は
トラックTRC2、TRD2のトレースを開始する。
【0040】回転ドラム15が2周したタイミングに
て、磁気ヘッド1C1、1D1はトラックTRC2、T
RD2から離脱する。また、磁気ヘッド1A、1Bは、
図中、一点鎖線にて示されるように、トラックTRA
2、ガードバンドGB2の始端側に位置する。このタイ
ミングに於ける磁気ヘッド1Aを1A2として表し、磁
気ヘッド1Bを1B2として表わす。この状態から磁気
ヘッド1A2はトラックTRA2、磁気ヘッド1B2は
ガードバンドGB2のトレースを開始する。
【0041】回転ドラム15が(5/2)周したタイミ
ングにて、磁気ヘッド1A2はトラックTRA2から離
脱する。また、磁気ヘッド1C、1Dは、図中、一点鎖
線にて示されるように、トラックTRC2、TRD2の
始端側に位置する。このタイミングに於ける磁気ヘッド
1Cを1C2として表わし、磁気ヘッド1Dを1D2と
して表わす。
【0042】以下、同様にして回転ドラム15の(1/
2)周のタイミング毎に、磁気ヘッド1A、1B、1
C、1Dが、トラックTRA、TRB、TRC、TR
D、ガードバンドGBの何れかの始端側に位置してトレ
ースがなされる。そして、この動作が反復される。
【0043】この再生時の1フイールド毎のエンベロー
プ出力が図4に示されている。即ち、第1フイールドに
於ける磁気ヘッド1A0、1B0、1C0、1D0のエ
ンベロープ出力を、夫々、EA0、EB0、EC0、E
D0とし、第2フイールドに於ける磁気ヘッド1B1、
1C1、1D1のエンベロープ出力を、夫々、EB1、
EC1、ED1とする。
【0044】また、第3フイールドに於ける磁気ヘッド
1A2、1C2、1D2のエンベロープ出力を、夫々、
EA2、EC2、ED2とする。以下、同様にして第4
フイールドに於けるエンベロープ出力を、夫々、EA
3、EB3、ED3とし、第5フイールドに於けるエン
ベロープ出力を、夫々、EA4、EB4、EC4とす
る。
【0045】図4より明らかなように、この一実施例で
は、所定周期毎にエンベロープ出力の得られないフイー
ルドが発生する。このエンベロープ出力の得られないフ
イールドではダイナミックトラッキングが出来ないこと
になる。
【0046】しかしながら、図2に示されるように、磁
気ヘッド1A、1Bはヘッドアクチュエータ16に設け
られ、また、磁気ヘッド1C、1Dはヘッドアクチュエ
ータ17に設けられている。従って、ヘッドアクチュエ
ータ16、17に夫々設けられている2つの磁気ヘッド
の内、一方の磁気ヘッドから得られる再生RFエンベロ
ープに基づいて、ダイナミックトラッキングを行うこと
ができる。
【0047】この一実施例の場合には、略々同一の期間
に一方の磁気ヘッドから得られる再生RFエンベロープ
の出力に基づいて、他方の磁気ヘッドのダイナミックト
ラッキングを行うことができる。
【0048】この一実施例にてなされるダイナミックト
ラッキングに対する制御を、図5を参照して以下、説明
する。まず、ステップ101に於いて、HSW信号のレ
ベルが検出される。この一実施例の場合には、HSW信
号がハイレベルの時、磁気ヘッド1A、1Bがトレース
している期間とされ、HSW信号がローレベルの時、磁
気ヘッド1C、1Dがトレースしている期間とされる。
【0049】ステップ101には、HSW信号がハイレ
ベルと検出された場合には、磁気ヘッド1A、1Bに対
するダイナミックトラッキングを行うためステップ10
2に進む。また、HSW信号がローレベルと検出された
場合には、磁気ヘッド1C、1Dに対するダイナミック
トラッキングを行うためステップ110に進む。
【0050】ステップ102に於いて、磁気ヘッド1
A、1Bの夫々から得られる再生RF信号のエンベロー
プ出力に基づいて、以下の判断がなされる。ステップ1
03に進む。
【0051】ステップ103に於いて、磁気ヘッド1A
からの出力が有効か否かが判断される。この有効か否か
の判断は、例えば、再生RFエンベロープのレベルが所
定レベル以上であるか否かといった点についてなされ
る。若し、磁気ヘッド1Aからの出力が有効であればス
テップ104に進み、磁気ヘッド1Aからの出力が有効
でなければステップ105に進む。
【0052】ステップ104に於いて、磁気ヘッド1A
からの再生RFエンベロープの出力が前回のトレース時
に於ける再生RFエンベロープの出力と比較して増加し
ているか否かが判断される。若し、磁気ヘッド1Aから
の出力が前回のトレース時の出力に比較して増加してい
ればステップ107に進み、磁気ヘッド1Aからの出力
が前回のトレース時の出力と比較して増加していなけれ
ばステップ106に進む。
【0053】ステップ105に於いて、磁気ヘッド1B
からの再生RFエンベロープの出力が前回のトレース時
に於ける再生RFエンベロープの出力と比較して増加し
ているか否かが判断される。若し、磁気ヘッド1Bから
の出力が前回のトレース時の出力と比較して増加してい
ればステップ107に進み、磁気ヘッド1Bからの出力
が前回のトレース時の出力と比較して増加していなけれ
ばステップ106に進む。
【0054】ステップ106に於いて、磁気ヘッド1
A、1Bから得られる再生RFエンベロープのレベル
は、前回のトレース時の出力よりも低下しているので、
磁気ヘッド1A、1Bと、トラックセンターとのズレ量
は前回のトレース時よりも大きくなっていると判断でき
る。従って、このステップ106にて、磁気ヘッド1
A、1Bの変位方向が反転される。この後、ステップ1
07に進む。
【0055】ステップ107に於いて、磁気ヘッド1
A、1Bの変位量の演算がなされ、該変位量が所定のタ
イミングにて出力される。この後、CPU6に於ける処
理が終了する。
【0056】一方、ステップ110に於いて、磁気ヘッ
ド1C、1Dの夫々から得られる再生RF信号のエンベ
ロープ出力に基づいて、以下の判断がなされる。ステッ
プ111に進む。
【0057】ステップ111に於いて、磁気ヘッド1C
からの出力が有効か否かが判断される。この有効か否か
の判断は、例えば、再生RFエンベロープのレベルが所
定レベル以上であるか否かといった点についてなされ
る。若し、磁気ヘッド1Cからの出力が有効であればス
テップ112に進み、磁気ヘッド1Cからの出力が有効
でなければステップ113に進む。
【0058】ステップ112に於いて、磁気ヘッド1C
からの再生RFエンベロープの出力が前回のトレース時
に於ける再生RFエンベロープの出力と比較して増加し
ているか否かが判断される。若し、磁気ヘッド1Cから
の出力が前回のトレース時の出力と比較して増加してい
ればステップ115に進み、磁気ヘッド1Cからの出力
が前回のトレース時の出力と比較して増加していなけれ
ばステップ114に進む。
【0059】ステップ113に於いて、磁気ヘッド1D
からの再生RFエンベロープの出力が前回のトレース時
に於ける再生RFエンベロープの出力と比較して増加し
ているか否かが判断される。若し、磁気ヘッド1Dから
の出力が前回のトレース時の出力と比較して増加してい
ればステップ115に進み、磁気ヘッド1Dからの出力
が前回のトレース時の出力と比較して増加していなけれ
ばステップ114に進む。
【0060】ステップ114に於いて、磁気ヘッド1
C、1Dから得られる再生RFエンベロープのレベル
は、前回のトレース時よりも低下しているので、磁気ヘ
ッド1C、1Dと、トラックセンターとのズレ量が前回
のトレース時よりも大きくなっていると判断できる。従
って、このステップ114にて、磁気ヘッド1C、1D
の変位方向が反転される。この後、ステップ115に進
む。
【0061】ステップ115に於いて、磁気ヘッド1
C、1Dの変位量の演算がなされ、該変位量が所定のタ
イミングにて出力される。この後、CPU6に於ける処
理が終了する。
【0062】この一実施例によれば、図2に示されるよ
うに、磁気ヘッド1A、1Bはヘッドアクチュエータ1
6に設けられ、磁気ヘッド1C、1Dはヘッドアクチュ
エータ17に設けられ、また、ヘッドアクチュエータ1
6、17の夫々に設けられている2つの磁気ヘッドの
内、一方の磁気ヘッドがガードバンドGBをトレースし
他方の磁気ヘッドがトラックTRA、TRB、TRC、
TRDの何れかをトレースするような場合、トラックT
RA、TRB、TRC、TRDの何れかをトレースして
いる他方の磁気ヘッドから再生RFエンベロープの出力
を得ることができるので、該再生RFエンベロープの出
力に基づいて、ヘッドアクチュエータ16、17及び、
磁気ヘッド1A、1B、1C、1Dに対するダイナミッ
クトラッキングの制御を安定且つ確実に行うことができ
る。
【0063】次いで、この発明の他の実施例について図
6を参照して説明する。この他の実施例が上述の一実施
例と異なる点は、この他の実施例では、図4に示される
ように、所定周期でガードバンドGBをトレースする期
間が来るので、そのガードバンドGBをトレースする期
間が来るまでの間に磁気ヘッド1A、1B、1C、1D
の変位方向及び変位量を決定し、ガードバンドGBのト
レースが終了した段階から トラッキングがなされるよ
うにされている。
【0064】この他の実施例の場合には、時間差のある
異なる期間に得られる再生RFエンベロープの出力に基
づいて、ダイナミックトラッキングを行うことができ
る。尚、その他の構成、作用、効果については、前述の
一実施例と同様であるので、図1乃至図4を共通に用い
ることとし重複する説明を省略する。
【0065】以下、この他の実施例について説明する。
図6のフローチャートを参照して説明する。まず、ステ
ップ201にて、HSW信号のレベルが検出される。こ
の一実施例の場合には、HSW信号がハイレベルの時、
磁気ヘッド1A、1Bがトレースしている期間とされ、
HSW信号がローレベルの時、磁気ヘッド1C、1Dが
トレースしている期間とされる。
【0066】ステップ201に於いて、HSW信号がハ
イレベルと検出された場合には、磁気ヘッド1A、1B
に対するダイナミックトラッキングを行うためステップ
202に進む。また、HSW信号がローレベルと検出さ
れた場合には磁気ヘッド1C、1Dに対するダイナミッ
クトラッキングを行うためステップ210に進む。
【0067】ステップ202に於いて、磁気ヘッド1A
から得られる再生RF信号のエンベロープ出力に基づい
て、以下の判断がなされる。ステップ203に進む。
【0068】ステップ203に於いて、磁気ヘッド1A
からの出力が有効か否かが判断される。この有効か否か
の判断は、例えば、再生RFエンベロープのレベルが所
定レベル以上であるか否かといった点についてなされ
る。若し、磁気ヘッド1Aからの出力が有効であればス
テップ204に進み、磁気ヘッド1Aからの出力が有効
でなければ終了する。
【0069】即ち、磁気ヘッド1Aからの出力が有効で
ない場合は、ガードバンドGBをトレースしている期間
と判断されるので、この場合には、既に決定されている
変位方向及び変位量のデータが保持された状態とされて
いる。また、この場合には、ダイナミックトラッキング
に対する制御動作が停止されている。
【0070】ステップ204に於いて、磁気ヘッド1A
からの再生RFエンベロープの出力が前回のトレース時
に於ける再生RFエンベロープの出力と比較して増加し
ているか否かが判断される。若し、磁気ヘッド1Aから
の出力が前回のトレース時の出力と比較して増加してい
ればステップ206に進み、磁気ヘッド1Aからの出力
が前回のトレース時の出力と比較して増加していなけれ
ばステップ205に進む。
【0071】ステップ205に於いて、磁気ヘッド1A
から得られる再生RFエンベロープのレベルは前回のト
レース時に於ける再生RFエンベロープのレベルより低
下しているので、磁気ヘッド1A、1Bと、トラックセ
ンターとのズレ量が前回のトレース時よりも大きくなっ
ていると判断できる。従って、このステップ205に於
いて、磁気ヘッド1A、1Bの変位方向が反転される。
この後、ステップ206に進む。
【0072】ステップ206に於いて、磁気ヘッド1
A、1Bの変位量の演算がなされ、該変位量が所定のタ
イミングにて出力される。この後、CPU6に於ける処
理が終了する。
【0073】一方、ステップ210に於いて、磁気ヘッ
ド1Cから得られる再生RF信号のエンベロープ出力に
基づいて以下の判断がなされる。ステップ211に進
む。
【0074】ステップ211に於いて、磁気ヘッド1C
からの出力が有効か否かが判断される。この有効か否か
の判断は、例えば、再生RFエンベロープのレベルが所
定レベル以上であるか否かといった点についてなされ
る。若し、磁気ヘッド1Cからの出力が有効であればス
テップ212に進み、磁気ヘッド1Cからの出力が有効
でなければ終了する。
【0075】即ち、磁気ヘッド1Cからの出力が有効で
ない場合は、ガードバンドGBをトレースしている期間
と判断されるので、この場合には、既に決定されている
変位方向及び変位量のデータが保持された状態とされて
いる。また、この場合には、ダイナミックトラッキング
に対する制御動作が停止されている。
【0076】ステップ212に於いて、磁気ヘッド1C
からの再生RFエンベロープの出力が前回のトレース時
に於ける再生RFエンベロープの出力と比較して増加し
ているか否かが判断される。若し、磁気ヘッド1Cから
の出力が前回のトレース時の出力と比較して増加してい
ればステップ214に進み、磁気ヘッド1Cからの出力
が前回のトレース時の出力と比較して増加していなけれ
ばステップ213に進む。
【0077】ステップ213に於いて、磁気ヘッド1C
から得られる再生RFエンベロープのレベルは前回のト
レース時の出力より低下しているので、磁気ヘッド1
C、1Dと、トラックセンターとのズレ量が前回のトレ
ース時よりも大きくなっていると判断できる。従って、
このステップ213に於いて、磁気ヘッド1C、1Dの
変位方向が反転される。この後、ステップ214に進
む。
【0078】ステップ214に於いて、磁気ヘッド1
C、1Dの変位量の演算がなされ、該変位量が所定のタ
イミングにて出力される。この後、CPU6に於ける処
理が終了する。
【0079】この他の実施例によれば、磁気ヘッド1
A、1Bはヘッドアクチュエータ16に設けられ、磁気
ヘッド1C、1Dはヘッドアクチュエータ17に設けら
れ、また、ヘッドアクチュエータ16、17の夫々に設
けられている2つの磁気ヘッドの内、一方の磁気ヘッド
がガードバンドGBをトレースし他方の磁気ヘッドがト
ラックTRA、TRB、TRC、TRDの何れかをトレ
ースするような場合、ガードバンドGBをトレースする
期間が来るまでの間に磁気ヘッド1A、1B、1C、1
Dの変位方向及び変位量を決定し、該ガードバンドGB
を通過した後にトラッキングの制御を再開するようにし
ているので、ヘッドアクチュエータ16、17及び、磁
気ヘッド1A、1B、1C、1Dに対するダイナミック
トラッキングの制御を安定且つ確実に行うことができ
る。
【0080】
【発明の効果】請求項1にかかるトラッキング制御方式
では、複数のヘッドチップが同一の駆動素子上に設けら
れ、トラックパターン中に未記録の部分では、未記録の
トラックに対応するヘッドでの制御をせず、他のヘッド
の再生出力によって、トラッキングの制御を行なってい
るので、駆動素子及びヘッドに対するダイナミックトラ
ッキングの制御を行うことができるという効果がある。
【0081】請求項2にかかるトラッキング制御方式で
は、所定のトラック数毎に存在する未記録の部分までの
間に、ヘッドの制御方向を決定し、未記録の部分を通過
した後にトラッキングの制御を再開するので、請求項1
と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に適用できるダイナミックトラッキン
グ制御回路の構成を示すブロック図である。
【図2】ヘッドアクチュエータ及び磁気ヘッドの配置を
示す説明図である。
【図3】トラックパターン及び再生時の磁気ヘッドの位
置を示す説明図である。
【図4】再生時のRFエンベロープを示す説明図であ
る。
【図5】この発明にかかる一実施例の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】他の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D 磁気ヘッド 16、17 ヘッドアクチュエータ TRA、TRB、TRC、TRD トラック TRA1〜TRD1 トラック TRB1〜TRB1 トラック TRC1〜TRC1 トラック TRD1〜TRD1 トラック BLK 、BLK 1〜BLK 5 ブロック GB、GB1〜GB4 ガードバンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のヘッドチップが同一の駆動素子上
    に設けられ、該複数のヘッドチップによって形成される
    トラックパターン中に未記録の部分を有するようなフォ
    ーマットのトラッキング制御方式に於いて、 上記未記録の部分では、未記録のトラックに対応するヘ
    ッドでの制御をせず、他のヘッドの再生出力によって制
    御することを特徴とするトラッキング制御方式。
  2. 【請求項2】 複数のヘッドチップが同一の駆動素子上
    に設けられ、該複数のヘッドチップによって形成される
    トラックパターン中に未記録の部分を有するようなフォ
    ーマットのトラッキング制御方式に於いて、 上記未記録の部分までの間にヘッドの制御方向を決定
    し、未記録の部分を通過した後に制御を再開するように
    したことを特徴とするトラッキング制御方式。
JP3163974A 1991-06-07 1991-06-07 トラツキング制御方式 Pending JPH0536161A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3163974A JPH0536161A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 トラツキング制御方式
DE1992621543 DE69221543T2 (de) 1991-06-07 1992-06-04 Magnetaufzeichnungs- und Wiedergabegerät
EP19920305146 EP0517528B1 (en) 1991-06-07 1992-06-04 Magnetic recording and reproducing apparatus

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JP (1) JPH0536161A (ja)
DE (1) DE69221543T2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5888826A (ja) * 1981-11-24 1983-05-27 Victor Co Of Japan Ltd 信号記録装置
JPS6276010A (ja) * 1985-09-30 1987-04-08 Sony Corp 記録装置
JPH02214001A (ja) * 1989-02-14 1990-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号記録再生装置

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Publication number Publication date
EP0517528B1 (en) 1997-08-13
EP0517528A3 (en) 1993-05-19
DE69221543T2 (de) 1997-12-11
EP0517528A2 (en) 1992-12-09
DE69221543D1 (de) 1997-09-18

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