JPS62264485A - トラツキング制御装置 - Google Patents

トラツキング制御装置

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JPS62264485A
JPS62264485A JP10786686A JP10786686A JPS62264485A JP S62264485 A JPS62264485 A JP S62264485A JP 10786686 A JP10786686 A JP 10786686A JP 10786686 A JP10786686 A JP 10786686A JP S62264485 A JPS62264485 A JP S62264485A
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JP
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Application number
JP10786686A
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English (en)
Inventor
Kozo Kaminaga
神永 幸三
Toshiaki Noguchi
俊明 野口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS62264485A publication Critical patent/JPS62264485A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 り発明が解決しようとする問題点(第5図〜第7図) E問題点を解決するための手段(第1図〜第5図F作用
(第1図〜第5図) G実施例(第1図〜第5図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はトラッキング制御装置に関し、特にダイナミッ
クトラッキングヘッドを有するディジタルビデオテープ
レコーダ(D−VTR)に適用して好適なものである。
B発明の概要 テープ上に斜めに記録された記録トラックに対して再生
ヘッドをダイナミックトラッキングさせるようになされ
たトラッキング制御装置において、一方の再生ヘッドが
ミストラッキング動作したとき、再生ヘッドを1トラッ
ク分遅れた位相位置にジャンプさせることにより、他方
の再生ヘッドによって当該ミストラッキングした記録ト
ラックを再度走査させるようにすることにより、再生ヘ
ッドがジャンプ動作したときその影響によって記録トラ
ックに記録された情報を欠落させないようにピックアッ
プすることができる。
C従来の技術 ダイナミックトラッキングヘッドを有するD−VTRに
おいては、従来lフィールド分のビデオ信号を複数のト
ラックに記録すると共に、当該記録情報をプログラム再
生、スロー再生などのように、記録時のテープ速度とは
異なるテープ速度で再生する(これを変速再生と呼ぶ)
方式のものが用いられている。
この構成のD−VTRにおいては、再生ヘッドを例えば
バイモルフ構成のダイナミックトラッキング駆動部上に
取り付け、変速再生モード時再生ヘッドが記録トラック
を外れて行こうとしたとき、ダイナミックトラッキング
駆動部を制御することによって再生ヘッドを記録トラッ
ク上にジャストトラッキングするように制御する。
このようにすれば、記録トラック上に記録されている情
報を欠落させることなく再生することができる。
D発明が解決しようとする問題点 ところがバイモルフ構成のダイナミックトラッキング駆
動部は、ダイナミックトラッキング制御し得る変位量に
限界があり、従って変位量がこの限界に来たときには、
ダイナミックトラッキング駆動部を一旦ダイナミックト
ラッキング制御が可能な範囲に戻して以後の記録トラッ
クへのダイナミックトラッキング制御をなし得る状態に
戻す必要がある。
例えば第5図に示すように、回転ドラム1上に固定され
たバイモルフ構成のダイナミックトラッキング駆動部2
A及び2B上に、180 ”変幻同型の一対の再生ヘッ
ド3A及び3Bを装着し、回転ドラム1に180 ”の
範囲で巻き付けられた磁気テープ4上に記録された第6
図に示すような記録パターンを変速再生するものが提案
されている。
第6図において、磁気テープ4上には、ガートバンドを
介して順次続く3つの記録トラックT1、T2、T3に
1フイ一ルド分のビデオ信号FILD、l・・・・・・
FILD□、FILD、1□、・・・・・・が同一のア
ジマス角で記録され、この3つのトラックTI、T2、
T3を磁気テープ4の長手方向に順次配列してなる記録
トラックに、一対の再生ヘッド3A、3Bを順次交互に
トラッキングさせることによって、1フイ一ルド分のデ
ータを単位として再生するようになされている。
かかる構成において、第6図に示す磁気テープ4を、例
えば2倍速で変速再生する場合、再生ヘッド3A、3B
がダイナミックトラッキング動作をしないとすれば1,
1本の記録トラックを横切るような走査軌跡を描く、 
そこで、第7図に示すように、再生ヘッド3A、3Bが
順次1本の記録トラックを走査開始してから終了するま
での期間TA、、T、tの間ダイナミックトラッキング
駆動部2A、2Bをほぼ直線的に変位させて行くことに
より、再生ヘッド3A、3Bが所定の記録トラック上を
走査できるようにトラッキング制御させることができる
第7図において、実際上、再生ヘッド3A(又は3B)
が磁気テープ4上を走行しない期間T。
(又はTA)の間も、同様にして変位動作を続行するこ
とにより、再生ヘッド3A(又は3B)は次の記録トラ
ックにトラッキング状態を保持しながらランディングす
ることができる。
このようにしてダイナミックトラッキング制御を行う場
合、実際上ダイナミックトラッキング駆動部2A、2B
がその許容変位位置D MAXまでに1トラック分の余
裕がない変位限界位置D L+、4にまで変位したとき
、(第7図の時点1..1.・・・・・・の状態)ダイ
ナミックトラッキング駆動部2A。
2Bはその変位量を一旦初期位置り+Nv  (例えば
変位量−〇の位置)に復帰させ、かくしてその後の変位
制御をなし得るようにする。
この復帰動作は、再生ヘッド3A、3Bが磁気テープ4
から離れている角範囲を回転しているとき実行され、か
くして再生ヘッド3A、3Bが次の記録トラックにラン
ディングしたとき直ちに初期位相位置に対応する記録ト
ラックにトラックキングし得る。
このようにして、ダイナミックトラッキング駆動部2A
、2Bが初期位置D工、に復帰制御されたとき、 再生
ヘッド3A、3Bは許容変位位置D MAXに近い変位
限界位置[)t+gから一挙に初期位置DIN?にジャ
ンプすることになる。
ところでこのジャンプ量はかなり大きいので、ジャンプ
動作の際に、ダイナミックトラッキング駆動部2A、2
Bが振動を起こすおそれがあり、この振動状態になると
、再生ヘッド3A、3Bが新たな記録トラックを走査開
始したときその振動の影響によって走査軌跡がずれるこ
とにより、記録トラック上のデータを完全にピックアッ
プすることができないいわゆるミストラッキング状態を
続けるおそれがある。
このようなミストラッキング状態になったときには、l
フィールド分のデータのうちの一部をピックアップでき
なくなるので、一枚の画像を完全に再生することはでき
ない。
従来のVTRにおいては、このような現象が生じたとき
、当該不完全な1フイ一ルド分の画像データを画像メモ
リに取り込まずに切り捨て、ジャ −ンプする前に取り
込んだ画像データを当該切り捨てた画像データに代えて
再生データとして送出するような対策を講じることが考
えられている。
しかしこのようにすると、1フイ一ルド分の画像データ
が欠落することになるので、再生画像の画質が劣化する
こと回避し得ない。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、再生ヘッ
ドがジャンプ動作したことによりその影響によって新た
な記録トラックを走査開始したとき、不完全な記録情報
しかピックアップできない状態になったとき、これを確
実にバックアップし得るようにしたトラッキング制御装
置を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、テープ
4上に斜めに記録された記録トラックT1〜T3に対し
て一対の再生ヘッド3A、3Bをダイナミックトラッキ
ングさせることにより記録情報をピックアップさせるよ
うになされたトラッキング制御装置において、一対の再
生ヘッド3A、3Bのうち一方の再生ヘッド3Aがテー
プ4の1つの記録トラックT1を走査している状態にお
いて、ミストラッキング動作が発生したとき、一対の再
生ヘッド3A、3Bを1トラック分遅れた位相位置にジ
ャンプさせることにより、その後当該1つの記録トラッ
クT1を再度一対の再生ヘッド3A、3Bのうち他方の
再生ヘッド3Bによって走査させるようにする。
F作用 一方の再生ヘッド3Aがテープ4上の記録トラックT1
を走査しているとき、当該再生ヘッドがミストラッキン
グ動作をすれば、記録トラックTlに記録されている記
録情報をピックアップできなくなる。
そこで再生ヘッド3A、3Bを1トラック分遅らせた位
相位置にジャンプさせるようにすれば、ミストラッキン
グ動作が生じたときテープ4を走査していない他方の再
生ヘッド3Bが、テープ4上にランディングしたときに
は、当該ミストラッキング動作が生じた記録トラックT
lを走査できる位置に来る。
このとき再生ヘッド3Bはジャンプしてからすでに安定
状態に戻り得、従って記録トラックTl上に記録された
記録情報を欠落させることなく確実にピックアップする
ことができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第1図において11は全体としてトラッキング制御装置
を示し、再生ヘッド3A、3Bのダイナミックトラッキ
ング駆動部2A、2Bをダイナミックトラッキングコン
トローラ12から発生されるダイナミックトラッキング
制御信号C0NTによってダイナミックトラッキングド
ライバ13A。
13Bにおいて駆動出力DRA及びDRBを発生させ、
この駆動出力DRA、DRBによってその変位量を制御
するようになされている。
ダイナミックトラッキングコントローラ12は、磁気テ
ープ4のテープ速度を表すテープ速度信号TSDと、 
ダイナミックトラッキング駆動部2A、2Bの変位量を
表す変位量検出信号S D!FA及びS D!Flとに
基づいてダイナミックトラッキング駆動部2A、2Bの
変位量を決定してダイナミックトラッキング制御信号C
0NTを送出する。
かくして再生ヘッド3A、3Bは変速再生時、テープ速
度信号TSDによって表されるテープ速度に応じて対応
する記録トラックをトラッキングするようにダイナミッ
クトラッキング制御される。
再生ヘッド3A及び3Bによってダイナミックトラッキ
ングされた記録トラックからピックアップされたピック
アップ信号S□A 、SPImは、それぞれRF増幅回
路23A、23Bを介してプロセッサ21のデコーダ2
5においてデコードされ、そのデコードデータのうちビ
デオ信号VDINが2フイールドメモリ26に書き込み
、記録される。
デコーダ25はデコードしたピックアップデータのうち
エラーチェックデータD□をエラー検出回路27に送出
し、 ピックアップ信号5PIA%5F11にエラーが
生じたとき、 エラー検出信号S□をダイナミックトラ
ッキングコントローラ12に送出する。このときダイナ
ミックトラッキングコントローラ12は再生へラド3A
、3Bを、現在再生ヘッド3A、3Bが走査している記
録トラックに対して1トラック分遅れた位相位置にある
記録トラック(すなわち後行側に隣る、記録トラック)
に再生ヘッド3A、3Bをジャンプさせるようなダイナ
ミックトラッキング制御信号C0NTを送出する。
プロセッサ21は、基準ビデオ信号VD□、をタイミン
グ発生回路31において受けてメモリコントローラ32
を基準ビデオ信号VDmtyの同期信号に基づいて2フ
イールドメモリ26を書込動作させる。
この書込動作は、エラー検出回路27がエラーを検出し
たとき発生する書込禁止信号SIN□によって2フイー
ルドメモリ26の書込動作を禁止させる。
2フイールドメモリ26に書き込まれたビデオデータ信
号V D I Nは、タイミング発生回路31から送出
される読出信号SIEゎによって読み出されると共に、
ディジタル/アナログ変換回路33においてアナログ信
号に変換してビデオ出力信号VI)outとしてプロセ
ッサ21から送出する。
以上の構成において、磁気テープ4が変速再生モードで
走行しているとき、再生ヘッド3Aが第n番目のフィー
ルドFILD、%のビデオデータが記録されている記録
トラックT2(第2図)をダイナミックトラッキング駆
動部2Aによってジャストトラッキングした状態で走査
し、続いて再生ヘッド3Bがダイナミックトラッキング
駆動部2Bによって記録トラックT3をジャストトラッ
キング状態で再生する。
ところで、再生ヘッド3Aが記録トラックT2を走査し
終った時点j++(第2図(A))においてダイナミッ
クトラッキング駆動部2Aの変位限界位置DLIMに到
達したとすると、先ず再生ヘッド3Aが第2図の時点t
l+において変位限界位置D LIMから初期位置ot
Ntに復帰するようにジャンプした後再生ヘッド3Bが
第n番目のフィールドFILD、の記録トラックT3を
走査している間に(第2図(B)) 、振動しながら第
n2番目のフィールドFILD、%tのトラックT1に
ランディングするように動作する。
かくして第2図の時点tllにおいて再生ヘッド3Bが
新たな記録トラックT3を走査開始すると(第2図(B
)) 、その期間T、の間に再生へラド3Aが初期位置
DINTに復帰するようにジャンプ動作することによっ
て第n2番目のフィールドFILD、、、の記録トラッ
クT1を走査開始し得るような位置に戻る。
ところが第2図の時点t、において、再生ヘッド3Aが
第n2番目のフィールドFILD−zのトラックT1を
走査開始したとき、ジャンプ動作によって生じた振動が
未だ減衰し切っていないときには、第3図に示すように
、再生ヘッド3Aが記録トラックTlをその幅方向に揺
れ動きながら走査し始める。
しかしこのように不安定な状態で再生ヘッド3Aが記録
トラックT1の記録データを再生し始めると、そのピッ
クアップ信号SPI&  (第1図)に基づいてデコー
ダ25においてデコードされたデータに含まれるエラー
チェックデータD□は、誤り率が大きくなることにより
、第2図の時点titおいて、エラー検出回路27から
エラー検出信号S□を発生させる。
このときダイナミックトラッキングコントローラ12は
、再生ヘッド3Aを現在走査開始した第n2番目のフィ
ールドFILD、zのトラックT1から、このトラック
T1に対してトラック分遅れた位相位置にある第n1番
目のフィールドFILD1のトラックT3にジャンプさ
せるようなダイナミックトラッキング制御信号C0NT
を送出する。これに応じてダイナミックトラッキングド
ライバ13Aは、ダイナミックトラッキング駆動部2A
を駆動して再生へラド3AをトラックT1から後行側に
隣るトラックT3にジャンプさせるようにダイナミック
トラッキング駆動部2人を駆動する。
この状態になると、再生へラド3AはトラックT3を走
査しながらこのピックアップ信号S PIAに対応する
データをデコーダ25に送り込み、エラーチェック信号
S□が発生しないようにエラー検出回路27を介してダ
イナミックトラッキングコントローラ12を制御する。
このときエラー検出回路27は、書込禁止信号5INT
を発生することによってメモリコントローラ32を介し
てビデオデータ信号VDINを書き込ませないように、
2フイールドメモリ26を制御する。
これと同時に、第2図の時点t+zにおいてエラー検出
回路27がエラー検出信号S□を発生した時、ダイナミ
ックトラッキングコントローラ12はダイナミックトラ
ッキング制御部2Bによって再生ヘッド3Bを1トラッ
ク分遅れた位相位置にある記録トラックTIにジャンプ
させるようなダイナミックトラッキング制御信号C0N
Tを送出する。
以上の構成において、第3図に示すように、第2図の時
点tllにおいて再生ヘッド3Aが第n番目のフィール
ドFILD、の記録トラックT2から第n1番目のフィ
ールドFILD、、の記録トラックTlにジャンプする
ことによって、初期位置Dエアにジャンプし、その振動
よって記録情報が正しくピックアップできなくなったと
き、これをプロセッサ21のデコーダ25を介してエラ
ー検出回路27が時点t+zで検出してエラー検出信号
SERをダイナミックトラッキングコントローラ12に
送出する。
このときダイナミックトラッキングコントローラ12は
ダイナミックトラッキングドライバー13Aを介してダ
イナミックトラッキング駆動部2Aに対して再生ヘッド
3Aを後行するように隣る記録トラックT3を走査する
ようにジャンプ動作させる。
このとき再生ヘッド3Aはこの第n1番目のフィールド
FILD1のトラックT3を、トラッキング制御されな
がら、走査して行く。
これと同時にダイ壬ミックトラッキングコンドローラド
2は、ダイナミックトラッキング駆動部2Bを制御して
再生ヘッド3Bを1トラック分遅れた位相位置にジャン
プせる。このとき再生ヘッド3Bは磁気テープ4から離
れた位置を走行しているので、このジャンプによる再生
データに対する影響は生じない。
これに対して再生ヘッド3Aは、磁気テープ4に摺接し
ている状態においてジャンプ動作をすることにより再生
データに乱れが生ずるが、このときエラー検出回路27
はメモリコントローラ32に書込禁止信号Sl□を送出
してデコーダ25から送出される乱れたビデオデータ信
号V D I Nを2フイールドメモリ26が読み込ま
ないように制御する。
このようなlトラ22分のジャンプは、比較的ジャンプ
幅が狭いので、再生ヘッド3A、3Bはジャンプした後
の振動もそれほど大きくなくなり、これにより比較的短
時間の間に安定状態に入る。
その後第2図の時点t13において、再生ヘッド3Bが
第n2番目のフィールドFILDRzのトラックTIに
ランディングして走行開始する(第4図)。このとき再
生ヘッド3Bは、すでに安定状態で走行し得る状態にな
っているので、最初からトラックTlに記録されている
記録信号を正しくピックアップすることができ、これを
デコーダ25を介してビデオデータ信号V D I N
として2フイールドメモリ26に書き込むことができる
かくして、本来再生ヘラ・ド3Aが走査すべき第n2番
目のフィールドFILD、、gの記録トラックT1を再
生ヘッド3Aによっては誤りなくピックアップすること
ができない状態になったときには、再生ヘッド3A及び
3Bを1トラック分遅れた位相位置にジャンプさせ、そ
の結果当該ジャンプ時にはテープ4から離れた位置を走
査している再生ヘッド3Bを、本来再生ヘッド3Aが走
査すべきトラックT1を再度走査することになる。とこ
ろがこの再生ヘッド3Bの走査は、走査開始する直前に
おけるジャンプ量が小さいので、安定した状態で記録ト
ラックT1にランディングすることができ、かくしてト
ラックT1に記録されている記録情報を欠落することな
く2フイールドメモリ26に取り込むことができる。
このような動作は、再生ヘッド3Bが変位限界位置D 
LIMから初期位置D0アに戻る際にも同様にして実行
され、か(して当該復帰のためのジャンプによって再生
ヘッド3Bが走査すべき記録トラックに対してミストラ
ッキング状態になったときには、他方の再生ヘッド3A
によって安定にピックアップすることができる。
この実施例の場合第2図の時点t、において再生ヘッド
3Aが初期位zo1MTにジャンプしたことによって再
生ヘッド3Aが本来走査すべき記録トラックT1をミス
トラッキングしたために、再生ヘッド3A及び3Bが1
トラック分遅れた位相位置にジャンプされ、これにより
再生ヘッド3Bが当該記録トラックT1を再生開始する
ようになされているが、これに加えて再び再生ヘッド3
Bが不安定な振動を続けているためにミストラッキング
状態になった場合には、ダイナミックトラッキングコン
トローラ12は続けて当該再生ヘッド3B及び3Aをさ
らに1トラック分遅れた位相位置にジャンプ動作させて
、他方の再生ヘッド3Aによって再度トラックT1を走
査させるように制御する。
さらにこれに加えて、このとき再生ヘッド3Aが未だ安
定に走査し得ない状態になってトラックT1をミストラ
ッキングすれば、ダイナミックトラッキングコントロー
ラ12は1フイ一ルド分のビデオ情報が記録されている
トラックについてミストラッキングしたことになるので
、再生ヘッド3A、3Bを初期位置DIN?に戻して改
めて第n4番目のフィールドFILD、1aについて走
査するようなトラッキング制御を行う。
以上の構成によれば、一対の再生ヘッドのうちの一方が
ジャンプすることによってミストラッキング状態になっ
たときには一対の再生ヘッドを1トラック分遅れた位相
位置にジャンプさせるようにしたことにより、他方の再
生ヘッドによってミストラッキングした記録トラックに
記録されている情報を欠落させることなくピックアップ
することができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、ダイナミ゛ンクトラッキ
ングヘッドがそのジャンプ動作によって本来走査すべき
記録トラックについてミストラッキングを生じた場合に
は、再生ヘッドを1トラック分遅れた位相位置にジャン
プさせることによって他方の再生ヘッドによって当該ミ
ストラッキングした記録トラックを繰返し走査させるこ
とにより、当該記録トラック上に記録されている記録情
報を欠落させることなくピックアップすることができ、
かくして画質の劣化を未然に防止し得るようにしたトラ
ッキング制御装置を容易に実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるトラッキング制御装置を示すブロ
ック図、第2図はその再生ヘッド3A、3Bのダイナミ
ックトラッキング動作の説明に供する曲線図、第3図及
び第4図は再生ヘッド3A、3Bのジャンプ動作の説明
に供する路線図、第5図はスキャナの構成を示す路線的
平面図、第6図は磁気テープの記録パターンを示す路線
図、第7図は再生ヘッドのダイナミック動作原理の説明
に曲線図である。 1・・・・・・回転ドラム、2A、2B・・・・・・ダ
イナミックトラッキング駆動部、3A、3B・・・・・
・再生ヘッド、4・・・・・・磁気テープ、11・・・
・・・トラッキング制御装置、12・・・・・・ダイナ
ミックトラッキングコントローラ、13A、13B・・
・・・・ダイナミックトラッキングドライバ、21・・
・・・・プロセッサ、25・・・・・・デコーダ、27
・・・用エラー検出回路、26・・・・・・2フイール
ドメモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 テープ上に斜めに記録された記録トラックに対して一対
    の再生ヘッドを順次交互にダイナミックトラッキングさ
    せることにより記録情報をピックアップさせるようにな
    されたトラッキング制御装置において、 上記一対の再生ヘッドのうち一方の再生ヘッドが上記テ
    ープの1つの記録トラックを走査している状態において
    、ミストラッキング動作が発生したとき、上記一対の再
    生ヘッドを1トラック分遅れた位相位置にジャンプさせ
    ることにより、その後上記1つの記録トラックを再度上
    記一対の再生ヘッドのうち他方の再生ヘッドによって走
    査させる ことを特徴とするトラッキング制御装置。
JP10786686A 1986-05-12 1986-05-12 トラツキング制御装置 Pending JPS62264485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10786686A JPS62264485A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 トラツキング制御装置

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JP10786686A JPS62264485A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 トラツキング制御装置

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JPS62264485A true JPS62264485A (ja) 1987-11-17

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ID=14470062

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JP10786686A Pending JPS62264485A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 トラツキング制御装置

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JP (1) JPS62264485A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0465255A2 (en) * 1990-07-06 1992-01-08 Sony Corporation Digital signal recording and reproducing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0465255A2 (en) * 1990-07-06 1992-01-08 Sony Corporation Digital signal recording and reproducing apparatus

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