JPH01170181A

JPH01170181A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH01170181A
Application number: JP62332675A
Authority: JP
Inventors: Keiji Kimura; 木村　恵爾
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1987-12-24
Filing date: 1987-12-24
Publication date: 1989-07-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、標準モード（以下、ｒｓＰＪという）およ
び３倍モード（以下、ｒＥＰＪという）記録再生機能な
らびにスローモーション再生、もしくは、コマ送り再生
（以下、「スロー再生」という）機能を備えた磁気記録
再生装置に関する。

［従来の技術］第６図は、ＥＰ−５Ｐ兼用の２つのビデオヘッド（以下
、「ヘッド」という）と、スロー再生用のフィールドメ
モリとを備えた従来の映像記録再生装置（以下、ｒＶＴ
ＲＪという）のブロック回路図、第８図は回転ドラム上
のヘッドの配置を示す平面図である。

図において（１）は記録済みのビデオテープ（以下、「
テープ」という）（２＾）、（２Ｂ）はそれぞれヘッド
輻５７ＩＬｍの５Ｐ−ＥＰ兼用ノヘッド（以下、「兼用
ヘッド」または単に「ヘッド」という）で、第２図に示
すように、回転ドラム（２０）に１８０°の対称位置に
取りつけられている。

（３）は切換スイッチで切換信号すによって切換えられ
、ヘッド（２Ａ）　、　（２Ｂ）の再生信号を連続した
再生信号ａとして出力する。（４）は再生信号処理回路
、（５）はメモリ制御回路、（６）はフィールドメモリ
で、メモリ制御回路（５）は、スロー再生時に、再生信
号処理回路（４）で分離された同期信号を基準にして、
フィールドメモリ（６）への再生信号処理回路（０から
出力される再生信号の書き込みタイミングや、アドレス
を発生する。（７）はビデオ信号処理回路で、ＳＰ、Ｅ
Ｐ再生時には再生信号処理回路（４）の出力信号を、ス
ロー再生時にはフィールドメモリ（６）から読み出した
信号を処理し、出力端子（８）から再生映像信号Ｖを出
力する。（８）はコントロールヘッド、（ｌＯ）はサー
ボ回路、（１１）はキャプスタンモータ、（１２）はリ
ールモータ、（１３）はスロー制御回路、（１０は書込
パルス発生回路、　（１５）はモード指令回路で、モー
ド指令回路（１５）はＳＰ、ＥＰ再再生ＳＰ記録スロー
再生、ＥＰ記録スロー再生等の動作モードの指令および
スロー速度を指定する動作モード・スロー速度指定信号
ｇを出力する。

また、スロー制御回路（１３）は、モード指令回路（１
５）から入力される動作モード指定信号ｇに基づいてス
ロー制御信号Ｃを出力する。サーボ回路（１０）は、コ
ントロールヘッド（９）で検出されたＣＴＬ信号、スロ
ー制御信号Ｃおよび動作モード指定信号ｇにもとづいて
、キャプスタンモータ（１１）およびリールモータ（１
２）を制御し、各モードにおけるテープ（１）の走行制
御を行なうとともに、回転ドラム（２０）の回転に同期
してヘッド（２Ａ）　、　（２Ｂ）の再生出力を選択す
る切換スイッチ（３）の切換信号すを出力する。

また、書込パルス発生回路（１４）は、スロー制御信号
Ｃと切換信号すからフィールドメモリ（８）への書き込
み期間を指示する書込信号ｅをメモリ制御回路（５）に
送出する。

次に、動作について説明する。

ＳＰまたはＥＰ再生モードにおいては、テープ（１）か
らヘッド（２Ａ）　、　（２Ｂ）によって再生された映
像信号（以下、「再生信号」という、）は、切換信号す
で制御される切換スイッチ（３）で回転ドラム（２０）
に同期して切り換えられ、連続した再生信号ａとなって
再生信号処理回路（４）に入力され、ビデオ信号処理回
路（７）において再生映像信号Ｖに再生される。この場
合、切換スイッチ（２８）は開かれており、フィールド
メモリ（８）は作動しない。

他方、サーボ回路（ｌＯ）は、コントロールヘッド（９
）で検出され°たＣＴＬ信号にもとづいてキャプスタン
モータ（１１）およびリールモータ（１２）を制御し、
動作モードに応じた速度でテープ（１）を走行させると
ともに、回転ドラム（２０）の回転位相に同期して切換
スイッチ（３）を切り換える切換信号すを出力している
。

次に、ＳＰ記録スロー再生時の動作について説明する。

第７図はこの再生モード時の動作タイミング図で、モー
ド指定回路（１５）からＳＰ記録スロー再生モード・ス
ロー速度指定信号ｇが送出され、スロー制御回路（！３
）は、この信号ｇにもとづいてスロー制御信号（第７図
（Ｃ）図示）を作成し、出力する。サーボ回路（１０）
は、ＣＴＬ信号、スロー制御信号Ｃおよび指令信号ｇに
もとづいてキャプスタンモータ（１１）およびリールモ
ータ（１２）を制御してテープ（１）を１フレーム、す
なわち、２トラックピッチずつ進める間欠駆動動作を行
なう、いま、スロー制御信号Ｃにもとづいて、ビデオテ
ープ（１）が、第９図（ａ）に示すように、ＡＩ　トラ
ックをヘッド（２＾）が−点鎖線で示すようにトレース
する位置に停止したとすると、スロー制御信号Ｃと切換
信号すをもとに書込パルス回路（１４）は、第７図（ｅ
）に示すタイミングで書込信号ｅを発生し、ヘッド（２
Ａ）で再生されたＡＩ　　）ラックの信号Ａ１が切換ス
イッチ（３）および再生信号処理回路（４）を経て出力
され、メモリ制御回路（５）から送出される書込信号ｅ
によってフィールドメモリ（１１）に書き込まれるのと
同時にビデオ信号処理回路（７）に読み出され、次のフ
ィールからはフィールドメモリ（８）から繰返し読み出
されてビデオ信号処理回路（７）で第７°図（マ）に示
す再生映像信号Ｖ中のＡＩとなる。

他方、サーボ回路（１０）は、ＣＴＬ信号およびスロー
制御信号Ｃおよび動作モード指定信号ｇにもとづいて、
キャプスタンモータ（１１）およびリールモータ（１２
）を駆動し、テープ（１）をフレーム分（２トラックピ
ッチ分）進める。書込パルス発生回路（１０およびメモ
リ制御回路（５）は、フィールドメモリ（８）の内容を
書込信号ｅの期間にＡ２更新するとともに読み出すとい
う動作を、１回のテープ送り動作ごとに繰返し、第７図
（マ）に示す信号配列の再生映像信号Ｖを出力する。

［発明が解決しようとする問題点］従来のフィールドメモリを用いたＶＴＲは、以上のよう
に、スロー再生時には、１トラツクおきの映像が再生さ
れるように構成されている。したがって、第９図（ａ）
　　、　（ｂ）に示したような速い動きを含む映像をス
ロー再生した場合、第９図（Ｃ）のように間引かれた映
像となり、スロー再生速度によっては、不自然できこち
なく見える場合が生じるという問題点があった。

また、このｒｌフレーム送り」は、ＶＴＲの機械的精度
、安全動作の面から見ると、かなり高度な技術であり、
これを第９図（ｂ）のように１間引かずに全フィールド
を再生して自然な動きの画面を得るためにビデオテープ
を「ｌフィールド送り」とすることは、ＶＴＲの機械的
精度、安定動作の面から、非常に困難な問題が生じる。

この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、ビデオテープを「１フレーム送り」とした
ままで全フィールドを再生して自然な動きを再現するこ
とができるＶＴＲを得ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］この発明に係るＶＴＲは、Ｓ前記録またはＥＰ記録した
ビデオテープを１フレ一ム分ずつ、すなわち２トラック
ピッチ分ずつ送くられて停止しているビデオテープを、
それぞれ同一アジマス角を有し、かつ、それぞれ所定の
段差でもって配設されている２つの複合ヘッドでアジマ
ス角の異なる隣接する２つのトラックのほぼ全範囲をそ
れぞれトレースして２フイ一ルド分の信号を再生する手
段と、この２つの再生信号を格別に２つのフィールドメ
モリに書き込みビデオテープ送り間隔の躇期間ずつ順次
選択して読み出して繕テープ送り期間分ずつの映像信号
に作成する手段とを備えた点を特徴とする。

［作用］信号再生手段は、ビデオテープが２トラックピッチ部ず
つ送られるたびに隣接する２つのトラックの映像信号を
ほぼ全範囲にわたってビデオヘッドでトレースして再生
するので、コマ落ちがなく、Ｓ／Ｎの良い再生信号が得
られる。映像信号に作成する手段は２つのフィールドメ
モリにこの２つの再生信号をそれぞれ書き込み、繕テー
プ送り期間分ずつフィールドメモリを選択して読み出し
て映像信号に作成する。

［発明の実施例］以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。

第１図はこの実施例の構成を示すブロック回路図、第３
図はこの実施例のヘッドの構成を示す図で、第６図、第
８図と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示して
いる。第３図は複合ヘッドの構成を示す図で、同図（ａ
）は平面図、同図（ｂ）　　、　（Ｃ）はｂ−ｂ、ｃ−
ｃ線矢親図である。ヘッド（３Ａ）はヘッド（２Ａ）と
同一アジマスで、ＳＰ記録時の１トラックピッチ（５７
ｘｍ）　強１７）ヘッド幅に構成され、ヘッド（２Ａ）
とは、ＳＰ記録時の１トラックピッチ程度の段差でもっ
て配設されて複合ヘッドＡＩ構成している。また、ヘッ
ド（３Ｂ）は、ヘッド（２Ｂ）と同一アジマスで、ＥＰ
記録時の１．５トラックピッチ（１９終ｍＸ１．５＝２
９、ｐｍ）強のヘッド幅に構成され、ヘッド（２Ｂ）と
はＥＰ記録時の１−１．５）ラックピッチ（１９〜３０
７ｚｍ）程度の段差でもって配設されて複合ヘッドＢを
構成しており、各ヘッド（２Ａ）と（３Ａ）および（２
Ｂ）と（３Ｂ）の周方向の間隔は、ヘッドの切り換え時
に、水平同期信号の位相が一致するように、水平区画長
の整数倍に設定されている。

（２１）はヘッド（２Ａ）　、　（３Ａ）を選択する切
換スイッチ、（２２）はヘッド（２Ｂ）　、　（３Ｂ）
を選択する切換スイッチ、（２３）はスロー再生時のテ
ープ送り周期の中間のところで極性の変るイ周期の信号
ｆを作成する展周期信号作成回路、（２５）はコンパレ
ータで、ヘッド（２Ｂ）、（３Ｂ）の再生信号のレベル
を比較し、信号レベルが大きい方のヘッドの出力をヒス
テリシス特性でもって選択する切換信号ｊを切換スイッ
チ（２２）へ出力する。　（２Ｂ）はモード判別回路で
、モード指令回路（１５）から入力されるスローモード
指令信号りおよびスロー速度指定信号ｇにもとづいてコ
ンパレータ（２５）の動作制御信号ｉおよび切換スイッ
チ（２１）へ切換信号ｔｌ出力する。（２７）は隣接ト
ラックから再生された再生信号を書き込む第２のフィー
ルドメモリ、（２８）は読み出すフィールドメモリを選
択する切換スイッチである。

次に、第１図ないし第５図を参照して、この実施例の動
作を説明する。

スロー再生時には、スロー指定スピードに応じてスロー
制御回路（１３）からスロー制御信号Ｃを出力し、サー
ボ回路（ｌＯ）はキャプスタンモータ（１１）およびリ
ールモータ（１２）を間欠駆動してビデオテープ（１）
を１フレ一ム分（２トラックピッチ分）ずつ送るところ
までは、従来例の動作と同じである。

モード判別回路（２Ｂ）は、モード指令回路（１５）か
ら入力されるスロー速度指定信号ｇおよびスローモード
指令信号りから切換信号ｉを発生する。コンパレータ（
２５）は、切換信号ｉを受けて、切換スイッチ（２２）
の切換信号ｊを出力する。切換スイッチ（２１）と（２
２）は、この２つの切換信号ｉ、ｊによって、つぎのよ
うに切換えられる。

ＳＰ記録スロー再生時には、切換スイッチ（２１）はヘ
ッド（３Ａ）を選択し、切換スイッチ（２２）はヘッド
（２Ｂ）、（３Ｂ）のうち再生レベルの高い方のヘッド
を、１つのトラックをトレースする期間内において選択
するように切り換える。

また、ＥＰ記録スロー再生時には、切換スイッチ（２１
）はヘッド（２Ａ）を選択し、切換スイッチ（２２）は
ヘッド（３Ｂ）を選択するように切り換える。

兼用ヘッド（２Ａ）　、　（２Ｂ）のヘッド幅は、ＥＰ
記録時のトラックピッチ１９ＩＬｍに対して隣々接の影
響の制約より、ビデオテープのリニアリティを考慮して
３０ＩＬｍ程度に構成されている。このヘッド（２Ａ）
　、　（２Ｂ）を用いてＳＰ記録スロー再生した場合の
ヘッド（２Ａ）のトレースパターンは、最も良いトラッ
キング状態でも第９図（ａ）に示すように、両端部では
狭くなり、画面上下部分の映像信号のＳ／Ｎは、許容限
度近くまで低下し、ヘッド幅が、さらに狭いヘッドでＳ
Ｐ録画されたビデオテープを再生した場合には、ノイズ
が目立つようになる。

しかし、この実施例では、複合ヘッドＡ、Ｂをそれぞれ
同一アジマスに構成し、ＳＰ記録スロー再生時には、第
４図に示すように、Ｂアジマスのトラックからは、複合
ヘッドＢの２つのヘッド（２Ｂ）、（３Ｂ）でトレース
し、両ヘッド（２Ｂ）　、　（３Ｂ）の出力レベルをコ
ンパレータ（２５）で比較してレベルの大きい方を選択
するように、切換スイッチ（２２）で切り換えられ、Ａ
アジマスのトラックからは、ヘッド（３Ａ）を用いて取
り出すように切換スイッチ（２１）が切り換えられる。

また、ＥＰ記録スロー再生時には、第５図に示すように
、ヘッド（２Ａ）および（３Ｂ）を用いてＡ、Ｂアジマ
スのトラックから信号を取り出すように切換スイッチ（
２１）が切り換えられる。

次に、切換スイッチ（２１）　、　（２２）の出力され
た第４図または第５図に示したようなヘッドトレースで
再生された信号は、切換信号すによって切換スイッチ（
３）で選択され、再生信号処理回路（４）で処理され、
フィールドメモリに書き込まれる。

ＳＰ記録スロー再生時には、第４図に示すようにヘッド
（２Ｂ）がＢｌ　　）ラックをトレースする位置でビデ
オテープが停止したとすると、ヘッド（２Ｂ）　、（３
８）および（３Ａ）は、段差の関係から同図に示すよう
に、それぞれＢｌ、Ａ２）ラックをトレースする。これ
らの再生信号Ｂｌ、Ａ２は、切換スイッチ（２１）　、
　（２２）　、　（３）および再生信号処理回路（４）
を経て第１．第２のフィールドメモリ（８）　　、　（
２？）に送られてくる。この再生信号Ｂｌ　　。

Ａ２を第２図（Ｆｌ）　、（Ｆ２）に示すように、まず
、テープ停止後、最初の１フイールドでＢ１トラックか
ら再生された信号Ｂ！は、スロー制御信号Ｃと切換信号
すから書き込みパルス回路（１４）で作成された第１の
書込信号ｅｌ　　（第２図（ｅｌ）図示）に基づくメモ
リ制御回路（５）のコントロールで第１のフィールドメ
モリ（８）に書き込まれ、次のフィールドで、Ａ２　）
ラックから再生された信号Ａ２は、書込パルス発生回路
（１０から出力される第２の書込信号ｅ２　　（第２図
（ｅ２）図示）にもとづくメモリ制御回路（５）のコン
トロールで、第２のフィールドメモリ（２７）に書き込
まれる。また、スロー制御信号Ｃは、展開期作成回路（
２３）で第２図（ｆ）に示すテープ送り期間の展開期の
信号ｆに変換され、ラッチ回路（２９）で切換信号すと
位相合せされる。この位相合せされた信号ｎにより切換
スイッチ（２８）をコントロールしてテープ送り期間の
前半の期間は第１のフィールドメモリ（ｌｌｉ）から信
号を読み出し、後半の期間は第２のフィールドメモリ（
２７）から信号を読み出すように切換スイッチ（２８）
を切換える。このような第１．第２のフィールドメモリ
（８）　　、　（２？）への書き込み、切換スイッチ（
２８）による読み出すフィールドメモリの切換を、ビデ
オテープが１フレ一ム分、すなわち２トラックピッチ送
られるたびに繰返し、読み出した再生信号をビデオ信号
処理回路（７）に入力して、第２図（マ）に示す再生映
像信号Ｖを得ている。

ＥＰ記録スロー再生時には、第５図に示すように、ヘッ
ド（２Ａ）がＡＩ　　）ラックをトレースする位置に停
止したとすると、ヘッド３Ｂが段差の関係からＢｌ　　
）ラックをトレースする。これらの再生信号ＡＩ、Ｂｌ
をＳＰ記録スロー再生時と同様に処理して第１．第２の
メモリ（８）　　、　（２７）に書き込み、読み出して
信号処理を行なうことで、第２図（マ）に示す再生映像
信号Ｖと同様にビデオテープを１フレーム送りで２フイ
ールドの信号を展開期ずつ再生した映像信号が得られる
。

なお、上記実施例では複合ヘッドＡ、Ｂと、２つのフィ
ールドメモリを使用したスロー再生について説明したが
、コマ送り再生にも同様に適用できる。すなわち、２回
のコマ送り操作に対してビデオテープを１フレーム送り
とし、隣接する２つのトラックの再生信号を２つのフィ
ールドメモリにそれぞれ書き込み、１回目のコマ送り時
には一方のフィールドメモリの信号を読み出し。

２回目のコマ送り時には他方のフィールドメモリの信号
を読み出すことで、上記実施例と同様にフィールド単位
のコマ送り再生映像信号が得られる。

［発明の効果］以上のように、この発明によれば、スロー再生時に、テ
ープ送りが１フレーム（２トラックピッチ）送りでも、
全フィールドの映像信号を再生できるので、ＶＴＲの機
械的精度を上げることなく、コマ落ちのないなめらかで
自然な動きのスロー再生またはコマ送り再生が行えるＶ
ＴＲが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック回路図、第２図
はこの実施例の動作タイミング図、第３図はこの実施例
のビデオヘッドの構成を示す図、第４図および第５図は
各実施例におけるビデオヘッドのトレース位置を示す図
、第６図は従来の磁気記録再生装置のブロック回路図、
第７図はこの従来例の動作タイミング図、第８図はこの
従来例のビデオヘッドの配置を示す図、第９図（ａ）は
スロー再生時のビデオヘッドのトレース位置を示す図、
第９図（ｂ）、（Ｃ）はビデオテープのトラックパター
ンと各トラックに対応する画面およびスロー再生時のト
ラックと画面との対応を示す図である。（２Ａ）　、　（３Ａ）・・・Ｓｒ・ＥＰ兼用のビデオ
ヘッド、（２Ｂ）・・・ＳＰ用ビデオヘッド、（３Ｂ）
・・・ＥＰ用ビデオヘッド、　（３）、（２１）　、　
（２２）　、　（２４）　、　（２１１）・・・切換ス
イッチ、（０・・・再生信号処理回路、（５）・・・メ
モリ制御回路、（ｅ）　　、　（２７）・・・フィール
ドメモリ、（７）・・・ビデオ信号処理回路、（９）・
・・コントロールヘッド、（１０）・・・サーボ回路、
（１３）・・・スロー制御回路、（１４）・・・書込パ
ルス発生回路、　（１５）・・・モード指令回路、（２
３）・・・局周期信号作成回路、　（２５）・・・コン
パレータ、（２Ｂ）・・・モード判別回路、　（２９）
・・・ラッチ回路、Ａ、Ｂ・・・複合ビデオヘッド。なお、各図中、同一符号は、同一または相当部分を示す
。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ビデオテープを２トラックピッチずつ所定の時間
間隔で間欠送りする手段と、回転ドラムに１８０°の位
置関係でもつて配設されている標準モード・３倍モード
記録再生兼用のアジマス角の異なる第１、第２のビデオ
ヘッドと、上記第１のビデオヘッドの同じアジマス角で
標準モード記録時のトラックピッチより僅かに大きいヘ
ッド幅に形成されるとともに当該第１のビデオヘッドと
は上記トラックピッチ前後の段差でかつ周方向に水平区
画長の整数倍の間隔でもつて配設されている第３のビデ
オヘッドと、上記第２のビデオヘッドと同じアジマス角
で３倍モード記録時のトラックピッチの１．５倍より僅
かに大きいヘッド幅に形成されるとともに当該第２のビ
デオヘッドとは上記３倍モード記録時のトラックピッチ
の１〜１．５倍の段差でもつて上記第３のビデオヘッド
と同じ側でかつ周方向に水平区画長の整数倍の間隔でも
つて配設されている第４のビデオヘッドと、第１・第２
のフィールドメモリと、標準モードで記録したビデオテ
ープをスローモーシヨン再生する場合には上記第２のビ
デオヘッドと上記第４のビデオヘッドの再生出力を比較
しレベルの大きい方の再生信号を取り出して上記第１の
フィールドメモリに書き込みを繰り返し読み出してビデ
オテープ送り間隔の１／２の期間の映像信号を作成し、
ついで上記第３のビデオヘッドの再生信号を上記第２の
フィールドメモリに書き込みを繰り返し読み出してビデ
オテープ送り間隔の他方の１／２の期間の映像信号を作
成する動作を当該トラックの記録順に行う手段と、３倍
モードで記録したビデオテープをスローモーシヨン再生
する場合には上記第１のビデオヘッドの再生信号を上記
フィールドメモリに書き込みを繰り返し読み出してビデ
オテープ送り間隔の１／２の期間の映像信号を作成し、
ついで上記第４のビデオヘッドの再生信号を上記フィー
ルドメモリに書き込みを繰り返し読み出してビデオテー
プの送り間隔の他方の１／２の期間の映像信号を作成す
る動作を再生するトラックの記録順に行う手段とを備え
た磁気記録再生装置。