JPH079686B2 - テ−プレコ−ダ - Google Patents

テ−プレコ−ダ

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JPH079686B2
JPH079686B2 JP1090786A JP1090786A JPH079686B2 JP H079686 B2 JPH079686 B2 JP H079686B2 JP 1090786 A JP1090786 A JP 1090786A JP 1090786 A JP1090786 A JP 1090786A JP H079686 B2 JPH079686 B2 JP H079686B2
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tape
signal
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健次 中野
洋 山崎
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G−1 構成(第1図〜第3図) G−2 記録時の動作(第1図〜第4図) G−3 再生時の動作(第1図〜第3図,第5図) G−4 変形例 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、テープの走行方向を反転させながら、連続的
に得られるデジタル信号を、テープの幅方向に区分され
た第1および第2のトラック領域に、テープの走行方向
が反転されるときにおいて信号の欠落を生じないように
順次記録するテープレコーダに関する。
B 発明の概要 本発明は、テープの走行方向を反転させながら、連続的
に得られるデジタル信号を、テープの幅方向に区分され
た第1および第2のトラック領域に、テープの走行方向
が反転されるときにおいて信号の欠落を生じないように
順次記録するテープレコーダにおいて、テープの走行方
向が反転される直前において第1のトラック領域に反転
開始識別信号を記録すると共に、テープの走行方向が反
転された直後において第2のトラック領域に反転終了識
別信号を記録することによって、記録に用いられたテー
プレコーダのテープ走行系と再生に用いられるテープレ
コーダのテープ走行系の違いなどにかかわらず、再生時
に第1のトラック領域におけるデジタル信号の記録終了
位置および第2のトラック領域におけるデジタル信号の
記録開始位置を確実かつ正確に知ることができ、第1お
よび第2のトラック領域に記録されたデジタル信号を信
号の欠落を生じることなく連続して再生することができ
るようにしたものである。
C 従来の技術 テープの走行方向を反転させながら、連続的に得られる
デジタル信号を、テープの幅方向に区分された第1およ
び第2のトラック領域に、テープの走行方向が反転され
るときにおいて信号の欠落を生じないように順次記録
し、また、このように第1および第2のトラック領域に
記録されたデジタル信号を、テープの走行方向が反転さ
れるときにおいて信号の不連続を生じないように順次再
生するテープレコーダが、特開昭59−175010号などによ
って提案されている。
すなわち、記録時にあっては、テープが第1の方向に一
定速度で走行中は、記録すべきデジタル信号の前半部が
ファーストイン・ファーストアウト(FIFO)型のデジタ
ルメモリに書き込まれると同時にデジタルメモリから読
み出されて、その読み出された前半部が第1のトラック
領域に記録され、テープの走行方向が第1の方向から第
2の方向に反転される期間では、前半部に連続する後半
部の頭の部分がデジタルメモリに書き込まれるが、デジ
タルメモリからの読み出しは禁止され、テープが第2の
方向に一定速度で走行中は、後半部の残部がデジタルメ
モリに書き込まれると共に、後半部がデジタルメモリか
らテープの走行方向が反転される期間において書き込ま
れた頭の部分から順に読み出されて、その読み出された
後半部が第2のトラック領域に記録される。
再生時にあっては、テープが第1の方向に一定速度で走
行して第1のトラック領域から記録されたデジタル信号
の前半部が再生される期間の頭のテープの走行方向が反
転するのに要する時間分の期間では、再生された前半部
の頭の部分がデジタルメモリに書き込まれるが、デジタ
ルメモリからの読み出しは禁止され、前半部が再生され
る期間の残部の期間では、再生された前半部の残部がデ
ジタルメモリに書き込まれると共に、前半部の末尾を除
く部分がデジタルメモリから頭の部分から順に読み出さ
れ、テープの走行方向が第1の方向から第2の方向に反
転される期間では、デジタルメモリへの書き込みは禁止
されるが、その前にデジタルメモリに書き込まれた前半
部の末尾の部分がデジタルメモリから読み出され、テー
プが第2の方向に一定速度で走行して第2のトラック領
域から記録されたデジタル信号の後半部が再生される期
間では、この再生された後半部がデジタルメモリに書き
込まれると同時にデジタルメモリから読み出されて、デ
ジタルメモリから読み出されたデジタル信号が再生出力
とされる。
そして、特開昭59−175010号の発明においては、記録
時、テープの走行方向が反転される直前においてテープ
の端部に反転開始識別信号を記録し、この反転開始識別
信号の終点から一定時間の期間においてテープの走行方
向を反転させると共に、この一定時間の期間はデジタル
メモリからの読み出しを禁止し、再生時、テープの端部
に記録された反転開始識別信号から第1のトラック領域
におけるデジタル信号の記録終了位置を検出し、この反
転開始識別信号の終点から一定時間の期間においてテー
プの走行方向を反転させると共に、この一定時間の期間
はデジタルメモリへの書き込みを禁止している。
D 発明が解決しようとする問題点 しかし、例えば、記録に用いられたテープレコーダとは
別のテープレコーダを用いて再生を行い、しかも記録に
用いられたテープレコーダのテープ走行系と再生に用い
られるテープレコーダのテープ走行系が異なる場合に
は、再生側において、第1のトラック領域におけるデジ
タル信号の記録終了位置を示すテープの走行方向が反転
される反転開始識別信号の終点から一定時間経た時点
で、再生ヘッドがテープ上において第2のトラック領域
におけるデジタル信号の記録開始位置に位置しないで、
記録開始位置より先の位置または手前の位置に位置する
ことがある。
そして、従来のように再生側において反転開始識別信号
の終点から一定時間の期間にデジタルメモリへの書き込
みを禁止する方法では、上記のように反転開始識別信号
の終点から一定時間経た時点で再生ヘッドがテープ上に
おいて第2のトラック領域におけるデジタル信号の記録
開始位置より先の位置に位置する場合には、第2のトラ
ック領域に記録されたデジタル信号の先頭部分がデジタ
ルメモリに書き込まれなくなって、再生出力は第2のト
ラック領域に記録されたデジタル信号の先頭部分が欠落
したものとなってしまい、また逆に、反転開始識別信号
の終点から一定時間経た時点で再生ヘッドがテープ上に
おいて第2のトラック領域におけるデジタル信号の記録
開始位置より手前の位置に位置する場合には、その手前
の位置から記録開始位置まで再生ヘッドがテープ上にお
いて移動する無信号期間においてもデジタルメモリへの
書き込みがなされるために、再生出力が第1のトラック
領域から再生されたデジタル信号と第2のトラック領域
から再生されたデジタル信号の間において不連続なもの
となってしまう不都合を生じる。
かかる点に鑑み、本発明は、テープの走行方向を反転さ
せながら、連続的に得られるデジタル信号を、テープの
幅方向に区分された第1および第2のトラック領域に、
テープの走行方向が反転されるときにおいて信号の欠落
を生じないように順次記録するテープレコーダにおい
て、記録に用いられたテープレコーダのテープ走行系と
再生に用いられるテープレコーダのテープ走行系の違い
などにかかわらず、再生時に第1のトラック領域におけ
るデジタル信号の記録終了位置および第2のトラック領
域におけるデジタル信号の記録開始位置を確実かつ正確
に知ることができ、第1および第2のトラック領域に記
録されたデジタル信号を信号の欠落を生じることなく連
続して再生することができるようにしたものである。
E 問題点を解決するための手段 本発明においては、テープを第1の方向およびこれと逆
の第2の方向に走行させることのできるテープ走行系
と、連続的に得られる記録すべきデジタル信号が書き込
まれるデジタルメモリと、テープが第1の方向または第
2の方向に一定速度で走行中のテープの走行方向が反転
された直後の期間を除く期間では、記録すべきデジタル
信号をデジタルメモリに書き込むと共に、デジタルメモ
リに書き込まれたデジタル信号をデジタルメモリから読
み出し、テープの走行方向が反転される期間および反転
された直後の期間では、記録すべきデジタル信号をデジ
タルメモリに書き込むと共に、デジタルメモリからのデ
ジタル信号の読み出しを禁止するように、デジタルメモ
リを制御するメモリ制御部と、テープの走行方向が反転
される直前において反転開始識別信号を発生させると共
に、テープの走行方向が反転された直後において反転終
了識別信号を発生させる信号発生部と、テープが第1の
方向に走行中にデジタルメモリから読み出されたデジタ
ル信号および信号発生部から得られる反転開始識別信号
をテープの幅方向に区分された第1のトラック領域に記
録し、テープが第2の方向に走行中に信号発生部から得
られる反転終了識別信号およびデジタルメモリから読み
出されたデジタル信号をテープの幅方向に区分された第
2のトラック領域に記録する記録手段とを設ける。
F 作用 上記のように構成された本発明に係るテープレコーダに
よれば、この本発明に係るテープレコーダにより連続的
に得られるデジタル信号がテープの幅方向に区分された
第1および第2のトラック領域に記録されたテープか
ら、テープの走行方向を反転させながらテープの幅方向
に区分された第1および第2のトラック領域からデジタ
ル信号を再生することのできるテープレコーダによりデ
ジタル信号を再生する際、反転開始識別信号から第1の
トラック領域におけるデジタル信号の記録終了位置を確
実かつ正確に知ることができると共に、反転終了識別信
号から第2のトラック領域におけるデジタル信号の記録
開始位置を確実かつ正確に知ることができ、反転開始識
別信号の終点から反転終了識別信号の始点までの期間に
おいてテープの走行方向を反転させると共に、反転開始
識別信号の終点から反転終了識別信号の終点までの期間
デジタルメモリへの書き込みを禁止することによって、
記録に用いられたテープレコーダのテープ走行系と再生
に用いられるテープレコーダのテープ走行系の違いなど
にかかわらず、第1および第2のトラック領域に記録さ
れたデジタル信号を信号の欠落を生じることなく連続し
て再生することができる。
G 実施例 G−1 構成(第1図〜第3図) 第1図は本発明に係るテープレコーダの一例で、いわゆ
る8ミリ・ビデオテープレコーダにおける記録フォーマ
ットを流用して、パルス符号変調され時間圧縮された音
声信号を磁気テープの幅方向に区分された6個のトラッ
ク領域に順次記録する場合である。
磁気テープ11は、2個の記録再生用回転磁気ヘッドHAお
よびHBを内蔵するシリンダ12に216度以上の角範囲にわ
たって傾斜して巻き付けられ、キャプスタン13とピンチ
ローラ14により挟持されて、リール15とリール16の間に
おいて走行させられる。キャプスタン13は、キャプスタ
ン駆動部17により、テープ11を矢印Fで示す第1の方向
(以下、フォワード方向という)または矢印Rで示す第
2の方向(以下、リバース方向という)に一定速度で走
行させるように回転駆動される。リール15および16も、
それぞれ、リール駆動部18および19により、テープ11の
走行方向に応じた方向に回転駆動される。キャプスタン
駆動部17とリール駆動部18および19には、それぞれ、シ
ステム制御部100から駆動制御信号が供給される。リー
ル15および16に対しては、それぞれ、例えばリール15お
よび16の回転数からテープ11の一端部および他端部を検
出するテープ端部検出部28および29が設けられ、このテ
ープ端部検出部28および29から得られるテープ11の一端
部および他端部の検出信号は、システム制御部100に供
給される。ヘッドHAおよびHBは、180度の角間隔をもっ
てシリンダ12の外周面からわずかに突出して取り付けら
れ、ヘッド駆動部31により、映像信号の1フレーム(2
フィールド)に相当する1/30秒で1回転する一定回転速
度で回転駆動される。ヘッド駆動部31には、システム制
御部100から駆動制御信号が供給される。ヘッドHAおよ
びHBに対しては、ヘッドHAおよびHBの回転位相を検出す
る回転位相検出部32が設けられ、この回転位相検出部32
から得られるヘッドHAおよびHBの回転位相の検出信号
は、システム制御部100に供給される。なお、ヘッドHA
およびHBは、アジマス角が互いに異なるものとされる。
ヘッドHAおよびHBは、それぞれ、ある回転位置から216
度回転する間に、テープ11上を、その一側部から他側部
まで、第2図の矢印Hで示すようにテープ11の長手方向
に対して傾斜した方向に走査する。そして、このテープ
11のヘッドHAおよびHBが216度回転する間に走査する領
域が、テープ11の幅方向において、第2図に示すよう
に、観念上、互いに均等な幅を有する6個のトラック領
域T1〜T6に区分される。従って、ヘッドHAおよびHBは、
このテープ11の幅方向に区分されたトラック領域T1〜T6
を、第3図の第1段および第2段に示す態様で走査す
る。
そして、テープ11がフォワード方向に一定速度で走行さ
せられる状態で、第3図の第3段に示すようにヘッドHA
またはHBがトラック領域T1を走査する期間においてヘッ
ドHAまたはHBに信号が供給されるときは、トラック領域
T1に区分記録トラックStがテープ11の一端部側から他端
部側にかけてヘッドHAおよびHBにより交互に形成される
状態で、トラック領域T1に信号が記録され、テープ11が
リバース方向に一定速度で走行させられる状態で、第3
図の第4段に示すようにヘッドHAまたはHBがトラック領
域T2を走査する期間においてヘッドHAまたはHBに信号が
供給されるときは、トラック領域T2に区分記録トラック
Stがテープ11の他端部側から一端部側にかけてヘッドHA
およびHBにより交互に形成される状態で、トラック領域
T2に信号が記録され、テープ11がフォワード方向に一定
速度で走行させられる状態で、第3図の第5段に示すよ
うにヘッドHAまたはHBがトラック領域T3を走査する期間
においてヘッドHAまたはHBに信号が供給されるときは、
トラック領域T3に区分記録トラックStがテープ11の一端
部側から他端部側にかけてヘッドHAおよびHBにより交互
に形成される状態で、トラック領域T3に信号が記録さ
れ、テープ11がリバース方向に一定速度で走行させられ
る状態で、第3図の第6段に示すようにヘッドHAまたは
HBがトラック領域T4を走査する期間においてヘッドHAま
たはHBに信号が供給されるときは、トラック領域T4に区
分記録トラックStがテープ11の他端部側から一端部側に
かけてヘッドHAおよびHBにより交互に形成される状態
で、トラック領域T4に信号が記録され、テープ11がフォ
ワード方向に一定速度で走行させられる状態で、第3図
の第7段に示すようにヘッドHAまたはHBがトラック領域
T5を走査する期間においてヘッドHAまたはHBに信号が供
給されるときは、トラック領域T5に区分記録トラックSt
がテープ11の一端部側から他端部側にかけてヘッドHAお
よびHBにより交互に形成される状態で、トラック領域T5
に信号が記録され、テープ11がリバース方向に一定速度
で走行させられる状態で、第3図の第8段に示すように
ヘッドHAまたはHBがトラック領域T6を走査する期間にお
いてヘッドHAまたはHBに信号が供給されるときは、トラ
ック領域T6に区分記録トラックStがテープ11の他端部側
から一端部側にかけてヘッドHAおよびHBにより交互に形
成される状態で、トラック領域T6に信号が記録される。
また、テープ11が記録時と同じ方向に記録時と同じ速度
で走行させられる状態で、ヘッドHAおよびHBがテープ11
上を走査して得られるヘッドHAおよびHBの出力から、第
3図の第3段,第4段,第5段,第6段,第7段または
第8段で示すようにヘッドHAまたはHBがトラック領域T
1,T2,T3,T4,T5またはT6を走査する期間において得られ
る信号が抜き取られることによって、トラック領域T1,T
2,T3,T4,T5またはT6に記録された信号が再生される。
入力端子41にアナログ信号たる音声信号が連続的に得ら
れる。この音声信号は、システム制御部100により制御
されるアナログ/デジタル変換部42に供給されて、デジ
タル信号、この例ではパルス符号変調信号に変換され
る。アナログ/デジタル変換部42から得られるデジタル
信号DA、すなわちパルス符号変調されと音声信号は、記
録再生切換スイッチ51がシステム制御部100により記録
時には端子r側に切り換えられることにより、デジタル
メモリ60に供給される。デジタルメモリ60へのデジタル
信号の書き込み、およびデジタルメモリ60からのデジタ
ル信号の読み出しは、システム制御部100に含まれるメ
モリ制御部により、後述のように行われる。記録再生切
換スイッチ52がシステム制御部100により記録時には端
子r側に切り換えられることにより、デジタルメモリ60
から得られるデジタル信号DB、すなわちパルス符号変調
された音声信号は、システム制御部100により制御され
るデジタル処理部43に供給される。デジタル処理部43に
おいて、デジタル信号DB、すなわちパルス符号変調され
た音声信号は、第3図において説明したようにテープ11
のトラック領域T1,T2,T3,T4,T5またはT6に記録されるべ
く時間圧縮され、そのパルス符号変調され時間圧縮され
た音声信号のデータに対して、テープ11の走行方向を示
すデータやデータ誤り訂正符号などが付加される。デジ
タル処理部43は、さらに、後述のようにシステム制御部
100から供給される記録反転信号にもとづいて、それぞ
れデジタルデータからなる反転開始識別信号および反転
終了識別信号を発生させる信号発生部を備え、この信号
発生部から得られる反転開始識別信号および反転終了識
別信号を、パルス符号変調され時間圧縮された音声信号
に付加して、出力に取り出す。デジタル処理部43から得
られる信号は、記録増幅回路44において増幅されて、記
録再生切換スイッチ53がシステム制御部100により記録
時には端子r側に切り換えられることにより、ヘッド切
換部70に供給される。ヘッド切換部70は、システム制御
部100から供給される切換制御信号により、記録時に
は、デジタル処理部43から記録増幅回路44を通じて得ら
れる信号を、ヘッドHAおよびHBのテープ11上を走査する
方に振り分けて供給する。
ヘッド切換部70は、再生時には、ヘッドHAおよびHBの出
力から、第3図において説明したようにヘッドHAまたは
HBがテープ11のトラック領域T1,T2,T3,T4,T5またはT6を
走査する期間において得られる信号を、抜き取って取り
出す。記録再生切換スイッチ53が再生時には端子p側に
切り換えられることにより、ヘッド切換部70から得られ
る信号は、再生増幅回路81において増幅されて、システ
ム制御部100により制御されるデジタル処理部82に供給
される。デジタル処理部82において、ヘッド切換部70か
ら再生増幅回路81を通じて得られる信号中の、パルス符
号変調され時間圧縮された音声信号は、データの誤りが
訂正されると共に、記録時における圧縮比に対応した伸
長比で時間伸長される。デジタル処理部82は、さらに、
反転開始識別信号および反転終了識別信号を検出すると
共に、テープ11の走行方向を示すデータなどからテープ
11の走行方向などを検出する信号検出部を備え、この信
号検出部から得られる、反転開始識別信号の検出信号お
よび反転終了識別信号の検出信号とテープ11の走行方向
などの検出信号が、システム制御部100に供給される。
デジタル処理部82から得られるデジタル信号DC、すなわ
ちパルス符号変調された音声信号は、記録再生切換スイ
ッチ51が再生時には端子p側に切り換えられることによ
り、デジタルメモリ60に供給される。デジタルメモリ60
へのデジタル信号の書き込み、およびデジタルメモリ60
からのデジタル信号の読み出しは、システム制御部100
に含まれるメモリ制御部により、後述のように行われ
る。記録再生切換スイッチ52が再生時には端子p側に切
り換えられることにより、デジタルメモリ60から得られ
るデジタル信号DD、すなわちパルス符号変調された音声
信号は、システム制御部100により制御されるデジタル
/アナログ変換部83に供給されて、パルス符号復調さ
れ、すなわちアナログ信号に変換され、出力端子84にア
ナログ信号たる音声信号が導出される。
なお、操作部90からシステム制御部100に、操作部90に
おける各種の操作により得られる指令信号が供給され
る。
G−2 記録時の動作(第1図〜第4図) 操作部90において記録操作がなされることにより、まず
テープ11はフォワード方向に一定速度で走行させられ、
ヘッドHAおよびHBがテープ11の一端部を走査する、その
当初の時点t11から入力端子41に音声信号が得られるこ
とにより、第4図に示すように時点t11からデジタル信
号DAが得られて、そのデータがデジタルメモリ60に書き
込まれる。時点t11から後述の時点t12までの期間におい
ては、デジタルメモリ60に書き込まれたデータはデジタ
ルメモリ60から直ちに読み出され、従ってデジタル信号
DBはデジタル信号DAと時間的に同じものであり、デジタ
ルメモリ60のデータ蓄積量は零である。この時点t11
ら時点t12までの期間においては、デジタル信号DB、す
なわちパルス符号変調された音声信号は、デジタル処理
部43において、第3図の第3段に示すようにヘッドHAま
たはHBがテープ11のトラック領域T1を走査する期間内に
時間圧縮される。時点t12の手前の時点においてテープ
端部検出部29によりテープ11の他端部が検出されると、
システム制御部100からデジタル処理部43の信号発生部
に記録反転信号が供給されて、その後の8/60秒の期間内
における、それぞれヘッドHAまたはHBがテープ11のトラ
ック領域T1を走査する期間内のパルス符号変調され時間
圧縮された音声信号のデータの後の期間において、デジ
タル処理部43の信号発生部から反転開始識別信号が得ら
れる。反転開始識別信号には、このように間欠的に得ら
れる8個のものに対して一つずつ変化する番号のデータ
が含ませられる。この反転開始識別信号の8/60秒にわた
る発生期間の終了時点t12において、テープ11の走行方
向がフォワード方向からリバース方向に反転させられ
る。
時点t12から後述の時点t21までの期間においては、デジ
タル信号DAのデータは引き続いてデジタルメモリ60に書
き込まれるが、デジタルメモリ60からのデータの読み出
しは禁止され、従ってデジタルメモリ60のデータ蓄積量
が漸次増加する。時点t21の手前の時点t13においてテー
プ11がリバース方向に走行させられる状態でテープ11の
走行速度が所定速度に達すると、その後の8/60秒の期間
内における、それぞれヘッドHAまたはHBがテープ11のト
ラック領域T2を走査する期間内の後寄りの期間におい
て、デジタル処理部43の信号発生部から反転終了識別信
号が得られる。反転終了識別信号にも、このように間欠
的に得られる8個のものに対して一つずつ変化する番号
のデータが含ませられる。
この反転終了識別信号の8/60秒にわたる発生期間の終了
時点t21から、デジタルメモリ60からのデータの読み出
しが再開され、テープ11の走行方向がフォワード方向か
らリバース方向に反転させられた時点t12からデジタル
メモリ60に書き込まれたデータが、時点t12から時点t21
までの時間分、遅れて読み出される。時点t21から後述
の時点t22までの期間においては、デジタル信号DB、す
なわちパルス符号変調された音声信号は、デジタル処理
部43において、第3図の第4段に示すようにヘッドHAま
たはHBがテープ11のトラック領域T2を走査する期間内に
時間圧縮される。時点t22の手前の時点においてテープ
端部検出部28によりテープ11の一端部が検出されると、
システム制御部100からデジタル処理部43の信号発生部
に記録反転信号が供給されて、その後の8/60秒の期間内
における、それぞれヘッドHAまたはHBがテープ11のトラ
ック領域T2を走査する期間内のパルス符号変調され時間
圧縮された音声信号のデータの後の期間において、デジ
タル処理部43の信号発生部から反転開始識別信号が得ら
れる。この反転開始識別信号の8/60秒にわたる発生期間
の終了時点t22において、テープ11の走行方向がリバー
ス方向からフォワード方向に反転させられる。
時点t22から後述の時点t31までの期間においては、デジ
タルメモリ60からのデータの読み出しは禁止される。時
点t31の手前の時点t23においてテープ11がフォワード方
向に走行させられる状態でテープ11の走行得度が所定速
度に達すると、その後の8/60秒の期間内における、それ
ぞれヘッドHAまたはHBがテープ11のトラック領域T3を走
査する期間内の後寄りの期間において、デジタル処理部
43の信号発生部から反転終了識別信号が得られる。
以後、同様にして、時点t23から地震t32までの期間にお
いてテープ11はフォワード方向に一定速度で走行させら
れ、時点t31から時点t32までの期間はデジタルメモリ60
からデータが読み出され、時点t32の直前において反転
開始識別信号が得られ、時点t32においてテープ11の走
行方向がフォワード方向からリバース方向に反転させら
れ、時点t32から時点t41までの期間はデジタルメモリ60
からデータの読み出しが禁止され、時点t41の直前にお
いて反転終了識別信号が得られ、時点t33から時点t42
での期間においてテープ11はリバース方向に一定速度で
走行させられ、時点t41から時点t42までの期間はデジタ
ルメモリ60からのデータが読み出され、時点t42の直前
において反転開始識別信号が得られ、時点t42において
テープ11の走行方向がリバース方向からフォワード方向
に反転させられ、時点t42から時点t51までの期間はデジ
タルメモリ60からデータの読み出しが禁止され、時点t
51の直前において反転終了識別信号が得られ、時点t43
から時点t52までの期間においてテープ11はフォワード
方向に一定速度で走行させられ、時点t51から時点t52
での期間はデジタルメモリ60からデータが読み出され、
時点t52の直前において反転開始識別信号が得られ、時
点t52においてテープ11の走行方向がフォワード方向か
らリバース方向に反転させられ、時点t52から時点t61
での期間はデジタルメモリ60からデータの読み出しが禁
止され、時点t61の直前において反転終了識別信号が得
られ、時点t53から時点t62までの期間においてテープ11
はリバース方向に一定速度で走行させられ、時点t61
ら時点t62までの期間はデジタルメモリ60からデータが
読み出される。時点tpはデジタル信号DAの終了時点で、
時点tp以降はデジタルメモリ60への書き込みが禁止され
る。
かくして、連続的に得られるデジタル信号DA、すなわち
パルス符号変調された音声信号が、信号の欠落を生じる
ことなく、時間圧縮されて、テープ11の幅方向に区分さ
れた6個のトラック領域T1〜T6に順次、トラック領域T
1,T3およびT5にはテープ11の一端部から他端部にかけて
区分記録トラックStを順次形成し、トラック領域T2,T4
およびT6にはテープの他端部から一端部にかけて区分記
録トラックStを順次形成して、記録される。また、反転
開始識別信号が、トラック領域T1,T3およびT5のテープ1
1の他端部における8本の区分記録トラックStと、トラ
ック領域T2およびT4のテープ11の一端部における8本の
区分記録トラックStに、記録され、反転終了識別信号
が、トラック領域T2,T4およびT6のテープ11の他端部に
おける8本の区分記録トラックStと、トラック領域T3お
よびT5のテープ11の一端部における8本の区分記録トラ
ックStに、記録される。
G−3 再生時の動作(第1図〜第3図,第5図) 操作部90における再生操作がなされることにより、まず
テープ11はフォワード方向に一定速度で走行させられ、
ヘッドHAおよびHBがテープ11の一端部を走査する、その
当初の時点からテープ11のトラック領域T1に記録された
パルス符号変調され時間圧縮された音声信号が再生さ
れ、その再生されたパルス符号変調された音声信号を時
間伸長したデジタル信号DCが第5図に示すように時点t
11から得られて、このデータがデジタルメモリ60に書き
込まれる。時点t11から、記録時における時点t12から時
点t21までの時間、時点t22から時点t31までの時間、時
点t32から時点t41までの時間、時点t42から時点t51まで
の時間および時点t52から時点t61までの時間の総和の時
間以上経過した時点tqまでの期間においては、デジタル
メモリ60からのデータの読み出しは禁止され、従ってデ
ジタルメモリ60のデータ蓄積量が漸次増加し、時点tqか
ら、デジタルメモリ60からのデータの読み出しが開始さ
れ、時点t11からデジタルメモリ60に書き込まれたデー
タが、時点t11から時点tqまでの時間分、遅れて読み出
される。時点tqの後の時点t12の直前の8/60秒にわたる
期間において、ヘッド切換部70からはテープ11のトラッ
ク領域T1から再生された反転開始識別信号が得られる。
反転開始識別信号は前述のように一つずつ変化する番号
のデータを含んで8本の区分記録トラックStに記録され
ており、デジタル処理部82の信号検出部において、その
少なけともいずれか1本の区分記録トラックStに記録さ
れたものが番号のデータと共に検出されることによっ
て、反転開始識別信号の8/60秒にわたる再生期間の終了
時点t12において、ヘッドHAまたはHBがテープ11上にお
いてトラック領域T1におけるデジタル信号の記録終了位
置にあることを示す検出信号が得られる。この検出信号
により、時点t12において、テープ11の走行方向がフォ
ワード方向からリバース方向に反転させられる。
時点t12から後述の時点t21までの期間においては、デジ
タルメモリ60からデータが引き続いて読み出されるが、
デジタルメモリ60への書き込みは禁止され、従ってデジ
タルメモリ60のデータ蓄積量が漸次減少する。時点t12
の後のテープ11がリバース方向に走行させられる状態で
テープ11の走行速度が所定速度に達する時点t13から時
点t21までの8/60秒にわたる期間において、ヘッド切換
部70からはテープ11のトラック領域T2から再生された反
転終了識別信号が得られる。反転終了識別信号も前述の
ように一つずつ変化する番号のデータを含んで8本の区
分記録トラックStに記録されており、デジタル処理部82
の信号検出部において、その少なくともいずれか1本の
区分記録トラックStに記録されたものが番号のデータと
共に検出されることによって、反転終了識別信号の8/60
秒にわたる再生期間の終了時点t21において、ヘッドHA
またはHBがテープ11上においてトラック領域T2における
デジタル信号の記録開始信号にあることを示す検出信号
が得られる。
この時点t21から、デジタルメモリ60へのデータの書き
込みが再開される。時点t21の後の時点t22の直前の8/60
秒にわたる期間において、ヘッド切換部70からはテープ
11のトラック領域T2から再生された反転開始識別信号が
得られる。反転開始識別信号は前述のように一つずつ変
化する番号のデータを含んで8本の区分記録トラックSt
に記録されており、デジタル処理部82の信号検出部にお
いて、その少なくともいずれか1本の区分記録トラック
Stに記録されたものが番号のデータと共に検出されるこ
とによって、反転開始識別信号の8/60秒にわたる再生期
間の終了時点t22において、ヘッドHAまたはHBがテープ1
1上においてトラック領域T2におけるデジタル信号の記
録終了位置にあることを示す検出信号が得られる。この
検出信号により、時点t22において、テープ11の走行方
向がリバース方向からフォワード方向に反転させられ
る。
時点t22から後述の時点t31までの期間においては、デジ
タルメモリ60への書き込みは禁止される。時点t22の後
のテープ11がフォワード方向に走行させられる状態でテ
ープ11の走行速度が所定速度に達する時点t23から時点t
31までの8/60秒にわたる期間において、ヘッド切換部70
からはテープ11のトラック領域T3か再生された反転終了
識別信号が得られる。反転終了識別信号も前述のように
一つずつ変化する番号のデータを含んで8本の区分記録
トラックStに記録されており、デジタル処理部82の信号
検出部において、その少なくともいずれか1本の区分記
録トラックStに記録されたものが番号のデータと共に検
出されることによって、反転終了識別信号の8/60秒にわ
たる再生期間の終了時点t31において、ヘッドHAまたはH
Bがテープ11上においてトラック領域T3におけるデジタ
ル信号の記録開始位置にあることを示す検出信号が得ら
れる。
以後、同様にして、時点t23から時点t32までの期間にお
いてテープ11はフォワード方向に一定速度で走行させら
れ、時点t31から時点t32までの期間はデジタルメモリ60
にデータが書き込まれ、時点t32において反転開始識別
信号からトラック領域T3におけるデジタル信号の記録終
了位置が検出され、時点t32においてテープ11の走行方
向がフォワード方向からリバース方向に反転させられ、
時点t32から時点t41までの期間はデジタルメモリ60への
書き込みが禁止され、時点t41において反転終了識別信
号からトラック領域T4におけるデジタル信号の記録開始
位置が検出され、時点t33から時点t42までの期間におい
てテープ11はリバース方向に一定速度で走行させられ、
時点t41から時点t42までの期間はデジタルメモリ60にデ
ータが書き込まれ、時点t42において反転開始識別信号
からトラック領域T4におけるデジタル信号の記録終了信
号が検出され、時点t42においてテープ11の走行方向が
リバース方向からフォワード方向に反転させられ、時点
t42から時点t51までの期間はデジタルメモリ60への書き
込みが禁止され、時点t51において反転終了識別信号か
らトラック領域T5におけるデジタル信号の記録開始位置
が検出され、時点t43から時点t52までの期間においてテ
ープ11はフォワード方向に一定速度で走行させられ、時
点t51から時点t52までの期間はデジタルメモリ60にデー
タが書き込まれ、時点t52において反転開始識別信号か
らトラック領域T5におけるデジタル信号の記録終了位置
が検出され、時点t52においてテープ11の走行方向がフ
ォワード方向からリバース方向に反転させられ、時点t
52から時点t61までの期間はデジタルメモリ60への書き
込みが禁止され、時点t61において反転終了識別信号か
らトラック領域T6におけるデジタル信号の記録開始位置
が検出され、時点t53から時点t62までの期間においてテ
ープ11はリバース方向に一定速度で走行させられ、時点
t61から時点t62までの期間はデジタルメモリ60にデータ
が書き込まれる。
かくして、テープ11の幅方向に区分された6個のトラッ
ク領域T1〜T6に順次記録されたデジタル信号、すなわち
パルス符号変調され時間圧縮された音声信号が、時間伸
長されて、トラック領域T1,T3およびT5からはテープ11
の一端部から他端部にかけて、トラック領域T2,T4およ
びT6からはテープ11の他端部から一端部にかけて、トラ
ック領域T1〜T6から順次再生され、信号の欠落のない連
続した再生デジタル信号DDが得られる。
G−4 変形例 前述の例は、テープ11の端部が検出されることにより記
録反転信号が得られる場合であるが、操作部90における
反転操作により記録反転信号が得られるようにされても
よい。また、システム制御部100においてテープ11の各
トラック領域T1〜T6への記録時間が設定され、この設定
された時間を周期として記録反転信号が自動的に得られ
るようにされてもよい。
なお、本発明は、テープの走行方向を反転させながら、
連続的に得られるデジタル信号を、固定のマルチヘッド
により、テープの幅方向に区分された第1および第2の
トラック領域に、テープの長手方向に延びるトラックを
形成して順次記録するテープレコーダにも適用すること
ができる。
H 発明の効果 本発明によれば、本発明に係るテープレコーダにより連
続的に得られるデジタル信号がテープの幅方向に区分さ
れた第1および第2のトラック領域に記録されたテープ
から、テープの走行方向を反転させながらテープの幅方
向に区分された第1および第2のトラック領域からデジ
タル信号を再生することのできるテープレコーダにより
デジタル信号を再生する際、記録に用いられたテープレ
コーダのテープ走行系と再生に用いられるテープレコー
ダのテープ走行系の違いなどにかかわらず、第1のトラ
ック領域におけるデジタル信号の記録終了信号および第
2のトラック領域におけるデジタル信号の記録開始位置
を確実かつ正確に知ることができ、第1および第2のト
ラック領域に記録されたデジタル信号を信号の欠落を生
じることなく連続して再生することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るテープレコーダの一例を示す系統
図、第2図はテープ上の記録フォーマットの一例を示す
図、第3図は複数のトラック領域への記録および複数の
トラック領域からの再生の態様を示す図、第4図は記録
時の動作を示す図、第5図は再生時の動作を示す図であ
る。 図中、11は磁気テープ、HAおよびHBは回転磁気ヘッド、
41は音声信号の入力端子、42はアナログ/デジタル変換
部、60はデジタルメモリ、43は信号発生部を含むデジタ
ル処理部、100はメモリ制御部を含むシステム制御部で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープを第1の方向およびこれと逆の第2
    の方向に走行させることのできるテープ走行系と、 連続的に得られる記録すべきデジタル信号が書き込まれ
    るデジタルメモリと、 テープが上記第1の方向または上記第2の方向に一定速
    度で走行中のテープの走行方向が反転された直後の期間
    を除く期間では、上記記録すべきデジタル信号を上記デ
    ジタルメモリに書き込むと共に、上記デジタルメモリに
    書き込まれたデジタル信号を上記デジタルメモリから読
    み出し、テープの走行方向が反転される期間および反転
    された直後の期間では、上記記録すべきデジタル信号を
    上記デジタルメモリに書き込むと共に、上記デジタルメ
    モリからのデジタル信号の読み出しを禁止するように、
    上記デジタルメモリを制御するメモリ制御部と、 テープの走行方向が反転される直前において反転開始識
    別信号を発生させると共に、テープの走行方向が反転さ
    れた直後において反転終了識別信号を発生させる信号発
    生部と、 テープが上記第1の方向に走行中に上記デジタルメモリ
    から読み出されたデジタル信号および上記信号発生部か
    ら得られる反転開始識別信号をテープの幅方向に区分さ
    れた第1のトラック領域に記録し、テープが上記第2の
    方向に走行中に上記信号発生部から得られる反転終了識
    別信号および上記デジタルメモリから読み出されたデジ
    タル信号をテープの幅方向に区分された第2のトラック
    領域に記録する記録手段と を備えたテープレコーダ。
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