JPH0535875Y2 - - Google Patents

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JPH0535875Y2
JPH0535875Y2 JP1988102492U JP10249288U JPH0535875Y2 JP H0535875 Y2 JPH0535875 Y2 JP H0535875Y2 JP 1988102492 U JP1988102492 U JP 1988102492U JP 10249288 U JP10249288 U JP 10249288U JP H0535875 Y2 JPH0535875 Y2 JP H0535875Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は車両への荷物の積卸しに使用する荷受
台昇降装置、特に荷受台の降下作業を短時間で行
なえるようにした荷受台昇降装置に関するもので
ある。
(b) 従来の技術 従来の荷受台昇降装置は特開昭53−126617号に
示されているように、荷台に支柱を立設し、この
支柱に一対のリンク部材及び支持部材を設けて平
行リンク機構を形成し、支持部材には水平保持さ
れた荷受台を設け、前記支柱に取付けられた単動
式のシリンダにて荷受台を昇降させるようになつ
ている。
すなわち荷受台の上昇はシリンダに圧油を供給
して伸長させることにより行ない、降下は荷受台
の自重にてシリンダを縮小させることにより行な
うようになつている。
(c) 考案が解決しようとする課題 ところが前記従来技術のように荷受台を荷台上
に格納する構造においては、荷受台降下初期にお
いて平行リンク機構の回動中心から荷受台自重の
作用位置までの距離が短かいため回動中心に作用
するモーメントが小さく、シリンダを縮小させる
力が弱く、荷受台の降下に時間がかかりすぎると
いう欠点がある。
また支柱とシリンダをコンパクトにするためシ
リンダを上下方向に配置し、荷受台降下の際にシ
リンダロツドを押し上げて縮小させるようになつ
ていることから、シリンダロツドを押し上げると
いう余分な力が必要となり、更に荷受台の降下を
遅延させることになる。
本考案は上述の問題を解決するためになされた
もので、その目的は荷受台最上昇位置直前で荷台
側に設けた規制部材をリンク部材と一体のアーム
に当接させるとともにアームを荷受台降下方向に
付勢させるようにし、荷受台降下初期に迅速に降
下させ、降下時間を短縮させるようにした荷受台
昇降装置を提供することにある。
(d) 課題を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するもので、荷台2に
立設した左右一対のブラケツト1下部に上・下リ
ンク部材5,6の基部をシヤフト4を介して支持
し、前記上・下リンク部材5,6の先部には支持
部材7を設け、前記ブラケツト1、上・下リンク
部材5,6及び支持部材7にて平行リンク機構を
形成し、前記支持部材7下部には水平保持される
荷受台8を設け、前記荷受台8上で一対のブラケ
ツト1間には荷受台最上昇位置で荷受台8上面と
略同一面となるガイド板18を設け、前記上・下
リンク部材5,6の一方に固定されたシヤフト4
にはブラケツト1内に配置したアーム9を固定
し、前記アーム9の自由端とブラケツト1上部と
の間には荷受台昇降装置用の単動シリンダ11を
設け、前記ブラケツト1下部には、荷受台8の最
上昇位置直前にてアーム9に当接する規制部材1
2を回動可能に設け、前記規制部材12には、前
記アーム9を荷受台降下方向に付勢するとともに
ガイド板18下方の空間に収容されたトルクシヤ
フト17を一体状に設けたことを特徴とするもの
である。
(e) 作用 シリンダに圧油を供給してシリンダを伸長さ
せ、荷受台を地面から荷台上に上昇させる。
次にシリンダをタンクに連通させることにより
荷受台の自重にてシリンダを縮小させて荷受台を
降下させる。
特に上記降下時には降下初期においてアーム側
が規制部材にて荷受台降下方向に付勢されている
ので、平行リンク機構の回動中心に作用するモー
メントが小さくても迅速に降下を開始することに
なる。
(f) 実施例 以下本考案の実施例を図面にて説明すると、
1,1は荷台2に立設された左右一対のブラケツ
トで、各ブラケツト1,1は間隔を設けた2枚の
平板3,3から成つている。
前記ブラケツト1の内側には2本のシヤフト
4,4を各ブラケツト1,1の対向方向に回転可
能に突出させ、この各シヤフト4,4に上リンク
部材5及び下リンク部材6の基部を固定し、上・
下リンク部材5,6を上下回動可能に設けてあ
る。
前記上・下リンク部材5,6の先部には支持部
材7の上部を軸支し、前記ブラケツト1、上・下
リンク部材5,6及び支持部材7にて平行リンク
機構を形成している。
前記支持部材7の下部には水平に保持された荷
受台8が設けられ、荷受台8を上方回動させるこ
とにより立設格納できるようになつている。
9,9はブラケツト1内にて上リンク部材用シ
ヤフト4に固定された一対のアームで、該アーム
9,9の自由端側にシヤフト10を固定し、この
シヤフト10には、ブラケツト1上部に軸支され
た単動式のシリンダ11の一端を枢支し、前記シ
リンダ11の伸長にてアーム9,9を回動させて
荷受台8を上昇させ、シリンダ11が縮小される
ことにより荷受台8が降下するようになつてい
る。
12は規制部材で、該規制部材12はブラケツ
ト1内下部に配置されるとともに一端に固定した
シヤフト13を介して荷台2に固定の支持環14
にて回動可能に支持されている。
また規制部材12の他端にはローラ15を軸支
し、このローラ15は前記シリンダ側のアーム9
に固定された当接板16に当接するようになつて
いる。
前記シヤフト13の他端にはシヤフト13と同
一軸心上で側方に延びたトルクシヤフト17の一
端を固定し、トルクシヤフト17の他端は荷台2
に固定してある。
上記トルクシヤフト17により、規制部材12
はシリンダ側のアーム9を荷受台8降下方向に付
勢するようになつている。
尚、第2図一点鎖線の規制部材12の位置が取
付当初の位置になつており、またトルクシヤフト
17の長さを任意に変更することにより付勢力を
変更することができる。
18は荷受台8から荷台2に導くためのガイド
板で、荷受台8の最上昇位置(第1図実線)で荷
受台8と略同一面となるようになつており、更に
ガイド板18下方の空間には前記トルクシヤフト
17を収容するようになつている。
シリンダの制御装置を第4図にて説明すると、
油圧回路19と電気回路20とから成り、油圧回
路19はポンプPとシリンダ11とを主流路21
にて連通させ、主流路21上にはチエツク弁22
を設け、シリンダ11とチエツク弁22との間の
主流路21より補助流路23を分岐させ、この補
助流路23上に、通常時には遮断し、ソレノイド
SOLへの通電時にはタンク24側に連通させる
切換弁25を設けてある。
また電気回路20は荷受台8の上げ・下げ・中
立の3位置に切換操作のためのスイツチ25′を
設け、下げ側の第1回路26には前記ソレノイド
SOLを設け、上げ側には第2回路27及び第3
回路28を並列に設けるとともに第2回路27に
はリレーRを設け、第3回路28には常開リレー
接点rとポンプPを駆動させるモータMとを直列
に設けてある。
本考案は前記の如き構成で次に作用について説
明すると、まず荷受台を地面から荷台上(第1図
実線位置)に上昇させる場合には、第4図のスイ
ツチ25′を上げに切換える。
第2回路27への通電にて第3回路28のリレ
ー接点rが「接」になりモータMが始動される。
モータMの始動にてポンプPが駆動されシリン
ダ11に圧油が供給される。
その際、切換弁25はソレノイドSOLに通電
されておらず第4図の状態に保持されていること
からシリンダ11は圧油にて伸長されることにな
る。シリンダ11が伸長されるとアーム9が反時
計方向に回動され、平行リンク機構を介して荷受
台8が上昇する。
荷受台8最上昇位置直前にてアーム9の当接板
16が規制部材12のローラ15に当接した後ロ
ーラ15を押圧して第2図一点鎖線位置から実線
位置まで回動させ、その位置で荷受台8が最上昇
位置に達する。
その際、トルクシヤフト17が捩られることに
より規制部材12にアーム9を時計方向に付勢す
る力が蓄積される。
前記荷受台8が最上昇位置に達した時点でスイ
ツチ25′を中立に切換えると第2回路27及び
第3回路28への通電が解除されるためポンプP
が停止する。
それにより主流路21の油圧がチエツク弁22
にて保持されてシリンダ11が固定される。
次に荷受台を降下させる場合にはスイツチ2
5′を下げに切換える。
第1回路26への通電によりソレノイドSOL
に通電され切換弁25が切換えられて主流路21
がタンク24に連通する。
それによりシリンダ11は荷受台8の自重によ
り縮小され、主流路21の油はタンク24に戻さ
れ、荷受台8は降下する。
ところで降下初期においてはシリンダ側のアー
ム9が規制部材12にて付勢された状態になつて
いるため、降下速度を早くすることができる。
(g) 考案の効果 以上の如く本考案はブラケツトに設けたシリン
ダにてアームを介して平行リンク機構を回動させ
ることにより荷受台を昇降させるようにし、更に
ブラケツトに設けた規制部材にてアームを荷受台
降下方向に付勢するようにしたので、荷役作業を
わずかな労力にて行なうことができるとともに荷
受台の降下速度を速くして作業を短時間で終了さ
せることができる。
またシリンダと規制部材をブラケツトにコンパ
クトに納めたので、荷物の積卸し作業の開口面積
を大きくとることができる。
更に規制部材に設けたトルクシヤフトをガイド
板下方のデツドスペースに収容するようにしたの
で、空間の有効利用が図れ、また空間内にてトル
クシヤフトの長さを自由に選定できることから任
意の付勢力に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体図、第2図は部分拡大図、第3図
は第2図A−A断面図、第4図は制御装置の回路
図である。 1はブラケツト、5は上リンク部材、6は下リ
ンク部材、7は支持部材、8は荷受台、9はアー
ム、11はシリンダ、12は規制部材、17はト
ルクシヤフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷台2に立設した左右一対のブラケツト1下部
    に上・下リンク部材5,6の基部をシヤフト4を
    介して支持し、前記上・下リンク部材5,6の先
    部には支持部材7を設け、前記ブラケツト1、
    上・下リンク部材5,6及び支持部材7にて平行
    リンク機構を形成し、前記支持部材7下部には水
    平保持される荷受台8を設け、前記荷受台8上で
    一対のブラケツト1間には荷受台最上昇位置で荷
    受台8上面と略同一面となるガイド板18を設
    け、前記上・下リンク部材5,6の一方に固定さ
    れたシヤフト4にはブラケツト1内に配置したア
    ーム9を固定し、前記アーム9の自由端とブラケ
    ツト1上部との間には荷受台昇降装置用の単動シ
    リンダ11を設け、前記ブラケツト1下部には、
    荷受台8の最上昇位置直前にてアーム9に当接す
    る規制部材12を回動可能に設け、前記規制部材
    12には、前記アーム9を荷受台降下方向に付勢
    するとともにガイド板18下方の空間に収容され
    たトルクシヤフト17を一体状に設けてなる荷受
    台昇降装置。
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