JPH0410113Y2 - - Google Patents

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JPH0410113Y2
JPH0410113Y2 JP14166786U JP14166786U JPH0410113Y2 JP H0410113 Y2 JPH0410113 Y2 JP H0410113Y2 JP 14166786 U JP14166786 U JP 14166786U JP 14166786 U JP14166786 U JP 14166786U JP H0410113 Y2 JPH0410113 Y2 JP H0410113Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は一側壁に開閉扉を設けた箱型荷箱を車
体フレーム上に搭載した車両における荷役装置に
関するものである。
(2) 従来の技術 一般に荷箱を搭載した車体フレームに荷受台を
昇降可能に設け、この荷受台の昇降作動により、
地上から荷箱へ、あるいは荷箱から地上への荷物
の積卸を行い荷役の省力化を図るようにした荷役
車両が従来より知られている(特公昭60−33686
号公報参照)。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが一側壁に開閉扉を設けた箱型荷箱を備
えた車両に前記荷役装置を採用すると、前記開閉
扉の開閉時には上昇した荷受台をいちいち下降さ
せなければならない煩しさがあるばかりでなく荷
受台の下降操作を忘れると、開閉扉が荷受台と干
渉してそれらの損傷を招くという問題がある。
そこで本考案は前記問題点を解決できるように
した構成簡単な車両における荷役装置を提供する
ことを目的とするものである。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、前記目的達成のため一側壁に
出入口を開設するとともに該出入口に開閉扉を設
けた箱型荷箱を、車体フレーム上に搭載し、前記
出入口下の車体フレームに昇降機構を介して荷受
台を昇降可能に設けてなる車両における荷役装置
において、前記昇降機構には、前記荷受台を、前
記開閉扉の下縁よりも下位の走行位置と、前記荷
箱の床面と略面一の荷役位置とに選択保持し得る
荷受台位置制御装置が付設される。
前記構成において、荷箱の一側壁は荷箱の後端
壁、左、右側壁の何れでもよい。
(2) 作用 荷物の積卸時には、荷受台は該荷箱の床面と略
面一となる荷役位置に保持され、また車両の走行
時荷箱の開閉扉の開閉時には、前記荷役位置より
も低い走行位置に保持されて荷役台と開閉扉との
干渉が回避される。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明する。
第1図において、荷役車両の車体フレーム1に
は箱型荷箱2が搭載され、該荷箱2の後側壁3に
は、出入口4が開口されるとともにこの出入口4
を開閉する観音式開閉扉5が複数のヒンジ金具6
をもつて開閉自在に蝶着される。
前記開閉扉5の下方において、車体フレーム1
の後縁には荷役装置が設けられる。
次に主第2〜6図を参照して前記荷役装置の構
成について説明すると、車体フレーム1の後縁下
部両側には、左右一対の取付部材7が固着され、
これらの取付部材7に横桁8が一体に支持され
る。前記横桁8の左右にはブラケツト9を介して
左右一対の引張リンク10の基端がそれぞれ上下
方向に揺動可能に枢支軸11をもつて枢支aされ
る。また前記横桁8の左右両端には、他のブラケ
ツト12を介して回動アーム13が回動自在に枢
支軸14をもつて枢支され、この回動アーム13
に圧縮リンク15の基端が回動自在に枢支軸16
をもつて枢支bされる。前記引張リンク10と圧
縮リンク15は何れもL字状をなして車体フレー
ム1の後方上向きに延びており、それらの先端に
は連結リンク17が連結ピン18,19をもつて
相互にピン連結点c,dされる。そして前記引張
リンク10、圧縮リンク15および連結リンク1
7は四節リンク機構を構成しており、前記軸支点
a,bおよびピン連結点c,dは四節リンク機構
の各関節点を構成する。左右の回動アーム13は
連結ロツド20により一体に結合される。前記引
張リンク10と連結リンク17とを連結する連結
ピン18には荷受台21の基端が回動自在に枢支
されており、さらに連結リンク17の一側には荷
受台21の基端に設けたフレーム部材22が係合
される。前記荷受台21はその上面が平坦な荷受
面211に形成され、その下面が、その先端にい
くにつれて上方に傾斜する着地面212に形成さ
れている。
前記横桁8にはブラケツト23を介して油圧シ
リンダ24が揺動自在に支持軸25をもつて軸支
され、この油圧シリンダ24の先端に前記回動ア
ーム13の下端が連結ピン26を介してピン連結
されている。前記油圧シリンダ24を伸縮作動す
れば、前記回動アーム13と引張、圧縮リンク1
0,15を介して荷受台21を昇降作動すること
ができ、前記油圧シリンダ24、回動アーム1
3、引張リンク10、圧縮リンク15および連結
リンク17は、荷受台21の昇降機構Liを構成し
ている。
第1図に示すように荷受台21は車体フレーム
1の後縁に前記昇降機構Liを介して左右方向一側
に偏して支持されており、荷受台21の一側縁と
荷箱2の一側縁間には作業員が荷箱2の床面21
や荷受台21上に乗つたり、そこから地下へ降り
るための乗降スペース27が形成され、この乗降
スペース27下の車体フレーム1下縁にステツプ
28が取付けられている。
第5図には前記油圧シリンダ24の作動油圧回
路が示される。油圧シリンダ24の高圧室29に
は、モータMによつて駆動される油圧ポンプPの
吐出口に連なる作動油路30が接続される。作動
油路30の途中にはバイパス油路31が分岐さ
れ、該バイパス油路31の途中に電磁開閉弁32
が介装され、さらに作動油路30とバイパス油路
31間にリリーフ弁33が介在される。電磁開閉
弁32が第5図に示すように下側に切換えられて
いるとき、油圧ポンプPからの圧力油は高圧室2
9に供給されて油圧シリンダ24が伸長し荷受台
21を上昇させ、また電磁開閉弁32が上側に切
換えられると荷受台21はその自重により油圧シ
リンダ24内の油を油溜Tに排出しつつ下降され
る。
前記昇降機構Liには、前記荷受台21を走行位
置P1、すなわち開閉扉5の下縁よりも下位置と、
荷役位置P2、すなわち前記荷箱2の床面21と面
一になる位置とに位置制御するための荷役台位置
制御装置Cが設けられる。次にこの装置Cの構造
について主に第2,3図を参照して説明すると、
前記取付部材7には後方に突出する支持片35が
固着され、この支持片35に常閉型リミツトスイ
ツチLSが設けられる。このリミツトスイツチLS
の作動アーム36は下向きに突出している。一方
前記回動アーム13にはドグ37が固着され、こ
のドグ37は第3図に示すように荷受台21が前
記走行位置P1に上昇したとき、前記リミツトス
イツチLSの作動アーム36と接触して該リミツ
トスイツチLSを開くように働く。
第6図には荷受台21の昇降制御用電気回路が
示される。電源回路には、前記油圧ポンプPの駆
動用モータMおよび電磁スイツチ40を介装した
モータ回路41とメインスイツチ42、昇降スイ
ツチ43、切換スイツチ44、前記リミツトスイ
ツチLS、前記電磁スイツチ40の開閉用ソレノ
イド401および前記電磁開閉弁32の切換用ソ
レノイド321を備えたスイツチ回路45とが第
3図に示すように接続されている。
次にこの実施例の作用について説明すると、い
ま車両の走行時、あるいは停車後の開閉扉5の開
閉時には、切換スイツチ44は、第6図右側、す
なわち走行側にあり、昇降機構Liは第3図に示す
ように走行位置P1に保たれる。この位置P1では、
常閉型リミツトスイツチLSは前述のように回動
アーム13に設けられるドグ37に叩かれて開か
れているので、昇降スイツチ43を誤つて右位
置、すなわち上げ側に切換えてもスイツチ回路4
5は開路状態を保持して荷受台21が走行位置
P1に保たれて上昇することがない。したがつて
開閉扉5を開閉してもこれが荷受台21と干渉す
る心配がない。
次に開閉扉5の開放後、荷箱2内の積荷を卸し
たり、また地上の荷物を荷箱内に積込む場合には
昇降スイツチ43の上げ位置のまま切換スイツチ
44を左側、すなわち作業側に切換えると、スイ
ツチ回路45が閉路されてソレノイド401が励
磁されて電磁スイツチ40が閉成され、モータM
の駆動により油圧ポンプPが作動され油圧シリン
ダ24を伸長して昇降機構Liが作動し、荷受台2
1は荷役位置P2まで上昇してその荷受面211
荷箱2の床面21と面一とすることができる。ま
た昇降スイツチ43を左側、すなわち下げ側に切
換えればソレノイド321が励磁されて電磁開閉
弁32が下側に切換えられ、昇降機構Liは下降さ
れ荷受台21は略平行状態を保つたまま下降して
該荷受台21の傾斜着地面212が地上に着地す
る。したがつて前記昇降スイツチ43の切換操作
を繰返すことにより荷受台21を、地上と荷箱2
の床面21間で昇降させることができ、それら間
で荷物の積卸作業を行うことができる。
荷物の積卸を終了したら、荷受台21の下降状
態で開閉扉5を閉じ、切換スイツチ44を右側、
すなわち走行側に切換えたのち昇降スイツチ43
を右側、すなわち上げに切換えれば、昇降機構Li
が上昇しはじめる。そして荷受台21が走行位置
P1まで上昇すれば、前述のように回動アーム1
3に固着のドグ37が常閉型リミツトスイツチ
LSを開くので、スイツチ回路45が開路され、
荷受台21は走行位置P1に停止する。走行位置
P1に略水平に保持される荷受台21は手動、あ
るいは他の駆動手段(図示せず)によつて第2図
鎖線に示すように格納位置に起立されれば荷受台
21は走行状態に保持されることになる。
車両の走行後再び停車して開閉扉5を開くとき
は荷受台21を起立位置より伏倒すれば、昇降機
構Liは走行位置P1にあるので開閉扉5を自由に
開放することができる。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、車両の荷役装置
において、荷受台の昇降機構には、該荷受台を開
閉扉よりも下位の走行位置と、荷箱の床面と略面
一の荷役位置とに選択保持し得る荷受台位置制御
装置を付設したので、開閉扉を開閉する都度いち
いち荷役台を、該開閉扉と干渉しない位置まで下
降させる煩しさがなくなるばかりでなく、荷受台
の下降を忘れて荷受台と開閉扉との干渉によるそ
れらの損傷を招く心配がなく荷役能率を大幅に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すもので、第1
図は本考案装置を備えた荷役車両の全体斜視図、
第2図は荷受台が走行位置にある状態を示す本考
案装置の側面図、第3図は、第2図の一部拡大
図、第4図は荷受台が荷役位置にある状態を示す
本考案装置の側面図、第5図は油圧回路図、第6
図は電気回路図である。 Li……昇降機構、C……荷役台位置制御装置、
1……車体フレーム、2……箱型荷箱、4……出
入口、5……開閉扉、21……荷受台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側壁に出入口4を開設するとともに該出入口
    4に開閉扉5を設けた箱型荷箱2を、車体フレー
    ム1上に搭載し、前記出入口4下の車体フレーム
    1に昇降機構Liを介して荷受台21を昇降可能に
    設けてなる車両における荷役装置において、前記
    昇降機構Liには、前記荷受台21を、前記開閉扉
    5の下縁よりも下位の走行位置P1と、前記荷箱
    2の床面21と略面一の荷役位置P2とに選択保持
    し得る荷役台位置制御装置Cが付設されることを
    特徴とする車両における荷役装置。
JP14166786U 1986-09-16 1986-09-16 Expired JPH0410113Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14166786U JPH0410113Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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JPS6346243U JPS6346243U (ja) 1988-03-29
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