JPS63184533A - 荷受台昇降装置を備えた荷役車輌 - Google Patents

荷受台昇降装置を備えた荷役車輌

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JPS63184533A
JPS63184533A JP9430386A JP9430386A JPS63184533A JP S63184533 A JPS63184533 A JP S63184533A JP 9430386 A JP9430386 A JP 9430386A JP 9430386 A JP9430386 A JP 9430386A JP S63184533 A JPS63184533 A JP S63184533A
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Hiroaki Saeki
弘明 佐伯
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、荷箱への積荷の積卸しを行う際に積荷の昇降
を行う荷受台昇降装置を備えた荷役車輌に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の荷役車輌を第13図および第14図に示
す。
この荷役車輌は車体枠の後方上面に荷箱aが載置され、
荷箱aの後面に設けられた開口部すには例えば観音開き
式の1jilcが取付けられており、この扉Cには扉C
をロックするためのロック装置dが取付けられている。
また、車体枠の後端部には積荷積卸し用の荷受台昇降装
置が設けられており、この荷受台昇降装置の荷受台(以
下テールゲートという)eは、上昇限界位置に上昇した
とき前記扉Cおよびロック装置d等と干渉しないように
テールゲートeの後端縁と床面fの前端縁との間に一定
間隔の間隙が形成されるようになされている。
そして、この間隙は積荷の積卸しの際、荷箱a内の床面
fの前端縁近傍に回動可能に設けられた渡し板gを傾倒
することにより塞がれ、この渡し板gにより積卸しに使
用する台車がテールゲートeと荷箱a内との間をスムー
ズに走行し得るように図られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記従来の荷役車輌にあっては、積荷の積卸し
の度に渡し板gをセットする必要があるため、作業性が
悪いといった問題があった。また、荷箱a内に渡し板g
が設けられているため、この渡し板gによって荷箱a内
に積荷を積めないデッドスペースができるといった問題
があった。
そこで、このような問題を解消しようとするならば、前
記間隙を渡し板gにより塞ぐ替わりに、テールゲートe
の後端縁をその上昇限界位置において床面fの、前端縁
に近接させることにより前記間隙を塞ぐといったことが
考えられる。ところが、そのようにすると、扉Cが閉じ
られているときにテールゲートeを上昇させた場合に、
テールゲートeの後端縁が扉Cのロック装置dと衝突し
、ロック装置dを損傷してしまうといった問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の荷受台昇降装置を備えた荷役車輌は、後面を扉
により開閉可能となした荷箱が車体枠の後方上面に載置
されるとともに、前記車体枠の後端部に積荷積卸し用の
荷受台昇降装置が設けられ、この荷受台昇降装置の荷受
台が上昇限界位置まで上昇したとき前記荷箱の床面の端
縁と該荷受台の後端縁とが同じ高さにおいて近接するよ
うになされたものであって、前記扉が閉じられていると
きには前記荷受台が前記扉と干渉する手前で前記荷受台
昇降装置の上昇動作を停止させる停止手段が具備された
ものである。
(作用) 本発明の作用を、本発明の実施例1を示す第1図乃至第
4図を参照して説明する。
リモコンスイッチ42によって端子50とテールゲート
上昇端子48とが接続されると、コイル45が励磁され
、リレースイッチ46がONされて、モータ47が駆動
する。よって、昇降シリンダ53が伸長しテールゲート
17が上昇する。このとき扉3が閉じた状態においては
、テールゲート17が上昇してテールゲート17の後端
8i18とR3とが干渉する手前でテンションリンク1
4に設けられたりミントスイッチ20の接触子21と扉
3に設けられた当接部材30とが当接する。これにより
リミットスイッチ20がOFFになってコイル45が消
磁され、リレースイッチ46がOFFになるとともに、
モータ47は駆動を停止し、テールゲート17は上昇を
停止する。このように、リミットスイッチ20および当
接部材30によってテールゲー)17と扉3との干渉が
防止される。なお、ここでは上記リミットスイッチ20
と当接部材30とで停止手段が構成されている。
また、扉3が開いた状態においては、テールゲート17
が上昇してもリミットスイッチ20は扉3に設けられた
当接部材30と当接することなくONのままである。し
たがって、テールゲート17は上昇を続け、車体枠7の
後部に設けられたストッパ19とテンションリンク14
とが当接する上昇限界位置でテールゲート17の上昇が
停止される。このときのテールゲート17の上面は荷箱
1の床面lOと同じ高さで、且つテールゲー)17の後
端縁18と荷箱1の床面10の端縁10aとが近接する
。′ 〔実施例1〕 以下、本発明の実施例1を第1図乃至第4図を参照して
説明する。
第1図は本発明に係る荷受台昇降装置を備えた荷役車輌
の要部を示す一部切欠側面図、第2図は同部分背面図、
第3図は荷受台昇降装置の動作を示す側面図、第4図は
荷受台昇降装置の制御部の構成を示す操作系統図である
この荷役車輌は、後面開口部2を2枚の扉3゜3により
開閉可能となした荷箱1が車体枠7の後方上面に載置さ
れるとともに、車体枠7の後端部に積荷積卸し用の荷受
台昇降装置が設けられ、この荷受台昇降装置のテールゲ
ート17が上昇限界位置まで上昇したとき(第3図参照
)、荷箱1の床面10の端縁10aとテールゲー)17
の後端縁18とが同じ高さにおいて近接するようになさ
れたものである。
上記扉3.3は、荷箱1の後面開口部2の両側縁部にヒ
ンジ3a・・・を介して回動可能に、いわゆる観音開き
式に取り付けられている。これら扉3゜3の表面9には
ロックパー4.4(右側のロックパーは図示省略)が垂
直にかつ軸心周りに回動可能に取付けられている。そし
て、これらロックパー4の両端にそれぞれ設けられた係
止部4a、4aを、開口部2の上枠5および下枠6の外
側面にそれぞれ固着された被係上部材8,8に係止する
ことにより扉3.3がロックされるようになされている
前記荷受台昇降装置は、車体枠7の後部に取付けられた
フレーム11と、このフレーム11に水平に枢支された
回転軸12と、回転軸12の両端にそれぞれ固着された
回転板13と、フレーム11にそれぞれ基端部が枢着さ
れたテンションリンク14と、回転板13にそれぞれ基
端部が枢着されたリフトアーム15と、一端部がテンシ
ョンリンク14の先端部に他端部がリフトアーム15の
先端部にそれぞれ枢着されたバーチカルアーム16と、
このバーチカルアーム16に後端部が枢着されたテール
ゲー)17と、前記回転軸12の略中央部に連結された
伸縮動作を行う昇降シリンダ(図示省略)と、この昇降
シリンダを駆動する油圧駆動手段(油圧ポンプ52とこ
の油圧ポンプ52を駆動するモータ47とから構成され
る)と、この油圧駆動手段を制御する制御部とから構成
されている。そして、上記回転板13、テンションリン
ク14、リフトアーム15、バーチカルアーム16によ
ってリンク機構が形成されており、前記油圧駆動手段で
昇降シリンダを駆動させるとテールゲート17が水平を
保持した状態で昇降動するようになされている。
また、前記テンションリンク14の先端部寄りの上面1
4aにはリミットスイッチ20と、このリミットスイッ
チ20を切換作動させる接触子21とが設けられており
、一方前記扉3 (図示例では左側の扉)の下部には上
記接触子21と当接する当接部材30が扉3の下端縁よ
り下方に突出するよう設けられている。
上記リミットスイッチ20は通常ON状態になされてお
り、当接部材30と接触子21とが当接したときOFF
状態となるものである。
一方、上記当接部材30は、その基端部31が扉3の表
面9にピンあるいはネジ(図示省略)等によって固定さ
れており、その長さは、テールゲート17が上昇動作に
あるとき、テールゲート17の後端縁18が扉3および
ロックパー4と干渉する手前で当接部材30の下端部3
2が前記接触子21と当接するような長さになされてい
る。
なお、リミットスイッチ20.接触子21、および当接
部材30の取付は位置は本実施例に限らず、扉3が閉じ
た状態でテールゲート17が上昇した場合、テールゲー
ト17の後端縁18が扉3およびロックパー4と干渉す
る手前で、接触子21と当接部材30とが当接しうる位
置関係にあればどこに設けてもよい。また、当接部材3
0やリミットスイッチ20、接触子21の長さおよび形
状は図示例のものに限定されない。
次に、上記荷受台昇降装置の制御部について第4図を参
照して説明する。
同図において、符号40は電源、41はメインスイッチ
部、42はリモコンスイッチ、20は前述した通常ON
のリミットスイッチ、44は昇降シリンダ53を伸長ま
たは縮退させる切換弁、45はコイル、46はコイル4
5の励磁によってONするリレースイッチ、47は荷受
台昇降装置の油圧ポンプ52を駆動させるモータである
。電源40はメインスイッチ部41を介してリモコンス
イッチ42の端子50に接続されている。リモコンスイ
ッチ42のテールゲート上昇端子48はリミットスイッ
チ20およびコイル45を介してアース51され、テー
ルゲート下降端子49は切換弁44のソレノイドを介し
てアース51されている。また、電源40は上記と並列
してリレースイッチ46およびモータ47を介してアー
ス51されている。
図中の符号43は逆耐圧ダイオード、54は調整可能な
絞り弁、55はリリーフ弁、56はチェック弁、57は
オイルリザーバである。
次に、上記のように構成された荷役車輌の荷受台昇降装
置の動作について説明する。
まず、テールゲート17が上昇する場合について述べる
リモコンスイッチ42によって端子50とテールゲート
上昇端子48とが接続されると、コイル45が励磁され
、リレースイッチ46がONされて、モータ47が駆動
する。よって、昇降シリンダ53が伸長しテールゲート
17は上昇する。この時、扉3が閉じた状態においては
、テールゲー)17が上昇しテールゲート17の後端縁
18と扉3とが干渉する手前でテンションリンク14に
設けられたリミットスイッチ20の接触子21と扉3に
設けられた当接部材30とが当接する。これによりリミ
ットスイッチ20がOFFになってコイル45が消磁さ
れ、リレースイッチ46がOFFになるとともに、モー
タ47は駆動を停止し、テールゲート17は上昇を停止
する。
また、扉3が開いた状態においては、テールゲート17
が上昇してもリミットスイッチ20は扉3に設けられた
当接部材30と当接することなくONのままである。し
たがって、テールゲート17は上昇を続け、車体枠7後
部に設けられたストッパ19とテンションリンク14と
が当接する上昇限界位置でテールゲート17は停止する
。このときのテールゲート17の上面は荷箱1の床面1
0と同じ高さであり、しかもテールゲート17の後端縁
18と床面10の端縁10aとは近接しており、台車等
の荷箱1内への出入がスムーズに行える。
次にテールゲート17が降下する場合について述べる。
リモコンスイッチ42によって端子50とテールゲート
降下端子49とが接続されると切換弁44のソレノイド
が励磁され、切換弁44が切換り昇降シリンダ53が縮
退し、テールゲート17は降下する。なお、テールゲー
ト17の降下および地上直前での傾動(第3図2点鎖線
参照)等の降下動作は既存のものと同様であり、ここで
は説明を省略する。
また、荷役車輌を走行させる場合、扉3.3を閉じた後
テールゲート17を上昇させると、接触子21と当接部
材30とが当接してリミットスイッチ20がOFF状態
となりテールゲート17が上昇を停止するので、この停
止位置でテールゲート17を起立させ、適当な固定手段
(図示省略)を用いて起立固定させた状態で走行させる
(第1図2点鎖線参照)。
〔実施例2〕 次に、本発明の実施例2を第5図を参照して説明する。
第5図は本発明に係る荷受台昇降装置を備えた荷役車輌
の要部を示す背面図である。
本実施例では、実施例1で示した当接部材30に替えて
、一方(図中では右側)のロックパー4の下端を下方に
延出させてこの延出部分を当接部材61としており、リ
ミットスイッチ20および接触子21は、テンシランリ
ンク14.14間に水平に架設した連結部材60の適宜
位置、つまり上記当接部材61と対応する位置に取り付
けられている。なお、その他の構成および動作は実施例
1のものと同様であり、同一部分には同一符号を付して
いる。
〔実施例3〕 次に、本発明の実施例3を第6図乃至第12図を参照し
て説明する。
第6図は本発明に係る荷受台昇降装置を備えた荷役車輌
の要部を示す一部切欠側面図、第7図は同部分背面図、
第8図は同部分拡大側面図、第9図は同部分拡大側面図
、第10図は同一部切欠部分拡大平面図、第11図はテ
ールゲートが上昇限界位置に達した状態における要部の
部分拡大側面図、第12図は荷受台昇降装置の制御部の
構成を示す操作系統図である。なお、実施例1,2と同
一部分には同一符号を付している。
本実施例では、リミットスイッチ20を2つ使用し、こ
れら各リミットスイッチ20.20をそれぞれ左右の各
テンションリンク14.14に設けるとともに、各リミ
ットスイッチ20.20に設けた各接触子21.21と
それぞれ当接する当接部材2本を、扉3.3のロックを
行う各ロックパー4.4の回動動作と連動するようにな
し、少なくともいずれか一方の扉3が閉じられロックさ
れている場合には、テールゲート17の上昇動作が停止
するように構成している。以下、その構成を左側の部分
について詳述する。
この当接部材70は、テンションリンク14の移動面近
傍に位置するように、荷箱1の後面開口部2における下
枠6の内側に設けたブラケット71に回動可能にその基
端部72がピン73により枢着されている。そして、当
接部材70は、その基端部72が前記ロックパー4の回
動動作を当接部材70に伝達する伝達機構80と連結さ
れており、ロックパー4の回動動作に伴って前記ピン7
3周りに回動し、ロックパー4がロックされると垂下状
態となり、ロックが解除されると一方向に回動するよう
になされている。なお、図中の符号75は、当接部材7
0の基端部72の上面に突設された突起、76はこの突
起75と当接するよう前記ブラケット71の外面に設け
られたストッパで、このストッパ76により当接部材7
0の垂下状態を一定とし、ロックパー4のロック時にお
いて当接部材70の回りすぎによるテンションリンク1
4と当接部材70との衝突を防止している。
また、符号77は、当接部材70の下端部近傍に設けら
れた当接片で、この当接片77は、当接部材70が垂下
状態にあるときテンションリンク14の上面14aと当
接する当接片である。
上記伝達機構80は、ロックパー4の下端部に側方に突
設された押圧板4bと、この押圧板4bと当接するよう
下枠6の外側面から出没可能に設けられた押圧ピン81
と、一端部がこの押圧ピン81の内端部に連結され押圧
ピン81の進退動作に伴って回動するベルクランク82
と、このベルクランク82の他端部と前記当接部材70
の基端部72との間°に連結された連結杆83とから構
成されている。上記押圧ピン81は、下枠6の内面に固
着されたブラケット85にて支持されるとともに、ブラ
ケット85と下枠6の内面との間においてスプリング8
6が外嵌されており、このスプリング86により常時先
端部が下枠6の外側面から突出するようになされている
。なお、図中の符号87はブラケット85の側面と当接
するよう押圧ピン81の内端部寄りに取り付けられたス
トッパで、このストッパ87により押圧ピン81の突出
長さが一定長となるようになされている。また、符号8
8は前記ベルクランク82を支持する支持板で、ブラケ
ット85の側面に固着されている。
一方、リミットスイッチ20は、テンションリンク14
の先端部寄りの内側面にそれぞれ支持板90を介して固
着されており、これらリミットスイッチ20の側面から
は、前記当接部材70とそれぞれ当接し、リミットスイ
ッチ20を0N10FFさせる接触子21がテンション
リンク14と略平行に延設されている。本実施例の場合
、2つのリミットスイッチ20.20は、第12図に示
すように直列に接続されており、いずれか一方がOFF
状態になるとモータ47が停止し、これに伴って油圧ポ
ンプ52並びに昇降シリンダ53の動作が停止し、テー
ルゲート17の上昇が停止するようになされている。
次に、上記のように構成された荷役車輌の荷受台昇降装
置の動作について説明する。
まず、テールゲート17が上昇する場合について述べる
リモコンスイッチ42によって端子50とテールゲート
上昇端子48とが接続されると、コイル45が励磁され
、リレースイッチ46がONされて、モータ47が駆動
する。よって、昇降シリンダ53が伸長しテールゲート
17は上昇する。このときいずれか一方の扉3が閉じら
れ、ロックパー4によってロックされていると、押圧ピ
ン81はロックパー4の押圧板4bによって下枠6の内
方へ押圧されるため、この押圧ピン81の後退動作に伴
ってベルクランク82が回動し、これにより連結杆83
が荷箱lの中央部に引っ張られるので、連結杆83と連
結された当接部材70゛は垂下状態となる。したがって
、テールゲート17が上昇してくると、当接部材70の
下端部と、テンションリンク14に設けられたリミット
スイッチ20の接触子21とが当接することとなるので
、リミットスイッチ20がOFFになりコイル45が消
磁され、リレースイッチ46がOFFになるとともに、
モータ47が停止し、テールゲート17はその後端縁1
8がロックパー4および扉3と干渉する手前で停止する
。なお、このとき当接部材70の当接片77はテンショ
ンリンク14の上面14aと当接し、テンションリンク
14が必要以上に上昇して接触子21が破損するのを防
止している。
一方、左右両方の扉3.3が開いた状態、つまりロック
パー4.4に設けた押圧板4b、4bが押圧ピン81.
81から離脱した状態においては、押圧ピン81はスプ
リング86によって前進し、その先端部が下枠6の外側
面から突出する。この押圧ピン81の動作はベルクラン
ク82および連結杆83を介して当接部材70に伝達さ
れ、当接部材’70.70はそれぞれ荷箱1の内方側へ
回動される。したがって、テールゲート17が上昇して
もいずれのリミットスイッチ20.20もそれぞれ当接
部材70.70と当接することなくONのままである。
したがうて、テールゲート17は上昇を続け、テールゲ
ート17の上昇限界位置でテールゲート17は停止する
(第11図参照)。このときのテールゲート17の上面
は荷箱lの床面10と同じ高さであり、しかもテールゲ
ート17の後端縁18と床面10の端縁10aとは近接
しており、台車等の荷箱1内への出入がスムーズに行え
る。
なお、テールゲート17の下降動作は実施例1゜2のも
のと同様である。
この実施例3で述べた当接部材70は、荷箱1の後面開
口部2における下枠6の内側に設けられているため、扉
3.3を開いたときに当接部材70が作業者等と接触す
るというようなこともなく安全性に優れている。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の荷受台昇降装置を備えた荷
役車輌は、テールゲートの後端縁と荷箱の端縁とを同じ
高さにおいて近接させるものであるから、積卸し時にお
いて台車等による荷箱内への出入が円滑に行え、従来の
渡し板を廃止することができる。したがって、従来必要
であった積卸し時の渡し板のセットが不要になり、作業
性の向上が図れるとともに、荷箱内を渡し板が不要にな
った分広く利用することができ、積荷の積載容量が大き
くなる。
また、停止手段を設け、扉が閉じているときには荷受台
昇降装置を操作してもテールゲートが扉と干渉する手前
で荷受台昇降装置の上昇動作が停止するようになしてい
るので、テールゲートの後端縁と荷箱の端縁とを同じ高
さにおいて近接させることによって起こるテールゲート
による扉等の破損事故を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明に係る荷受台昇降装置を備え
た荷役車輌の第1実施例を示し、第1図は荷役車輌の要
部を示す一部切欠側面図、第2図は同部分背面図、第3
図は荷受台昇降装置の動作を示す側面図、第4図は荷受
台昇降装置の制御部の構成を示す操作系統図、第5図は
本発明に係る荷受台昇降装置を備えた荷役車輌の第2実
施例を示す要部背面図、第6図乃至第12図は本発明に
係る荷受台昇降装置を備えた荷役車輌の第3実施例を示
し、第6図は荷役車輌の要部を示す一部切欠側面図、第
7図は同部分背面図、第8図は同部分拡大側面図、第9
図は同部分拡大背面図、第10図は同一部切欠部分拡大
平面図、第11図はテールゲートが上昇限界位置に達し
た状態における要部の部分拡大側面図、第12図は荷受
台昇降装置の制御部の構成を示す操作系統図、第13図
は従来の荷受台昇降装置を備えた荷役車輌の部分斜視図
、第14図は第13図で示した荷役車輌の荷箱の後面開
口部下縁側を示す部分拡大側面図である。 1・・・荷箱        3・・・扉7・・・車体
枠      lO・・・床面17・・・テールゲート
(荷受台) 20・・・リミットスイッチ 30.61.70・・・当接部材 80・・・伝達機構 窮73図 a 第74図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)後面を扉により開閉可能となした荷箱が車体枠の後
    方上面に載置されるとともに、前記車体枠の後端部に積
    荷積卸し用の荷受台昇降装置が設けられ、この荷受台昇
    降装置の荷受台が上昇限界位置まで上昇したとき前記荷
    箱の床面の端縁と該荷受台の後端縁とが同じ高さにおい
    て近接するようになされたものであって、前記扉が閉じ
    られているときには前記荷受台が前記扉と干渉する手前
    で前記荷受台昇降装置の上昇動作を停止させる停止手段
    が具備されたことを特徴とする荷受台昇降装置を備えた
    荷役車輌。
JP9430386A 1986-01-24 1986-04-23 荷受台昇降装置を備えた荷役車輌 Granted JPS63184533A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP1456086 1986-01-24
JP61-14560 1986-01-24

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Publication Number Publication Date
JPS63184533A true JPS63184533A (ja) 1988-07-30
JPH0443016B2 JPH0443016B2 (ja) 1992-07-15

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ID=11864539

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JP9430386A Granted JPS63184533A (ja) 1986-01-24 1986-04-23 荷受台昇降装置を備えた荷役車輌

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JP (1) JPS63184533A (ja)

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CN102963287A (zh) * 2012-11-21 2013-03-13 苏州江南航天机电工业有限公司 一种新型物资保障车液压尾板
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