JPH0535272A - 電子楽器のパラメータ設定装置 - Google Patents
電子楽器のパラメータ設定装置Info
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- JPH0535272A JPH0535272A JP3215798A JP21579891A JPH0535272A JP H0535272 A JPH0535272 A JP H0535272A JP 3215798 A JP3215798 A JP 3215798A JP 21579891 A JP21579891 A JP 21579891A JP H0535272 A JPH0535272 A JP H0535272A
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- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
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- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
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- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H7/00—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
- G10H7/002—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs using a common processing for different operations or calculations, and a set of microinstructions (programme) to control the sequence thereof
Abstract
(57)【要約】
【目的】 楽音を制御するための各パラメータの値とし
てプリセット値を設定することを各パラメータ毎に個別
に行うことができるようにすると共に、その際の操作を
簡便に行うことができるパラメータ設定装置を提供す
る。 【構成】 操作パネル部２に、パラメータの値を増減さ
せるためのＵＰ、ＤＯＷＮ操作子とＰＲＥＳＥＴ操作子
とを１セットとする操作子群をパラメータの各々に対応
させてパラメータの数だけ配置する。使用者によりＰＲ
ＥＳＥＴ操作子が押されると、プリセット値供給手段２
１がプリセットメモリ６に記憶されているプリセットデ
ータの中から対応するパラメータのプリセット値を読み
出してワークメモリ５に供給し、ワークメモリ５に記憶
されているパラメータのうちの該当するパラメータの値
をそのプリセット値に書き換える。
てプリセット値を設定することを各パラメータ毎に個別
に行うことができるようにすると共に、その際の操作を
簡便に行うことができるパラメータ設定装置を提供す
る。 【構成】 操作パネル部２に、パラメータの値を増減さ
せるためのＵＰ、ＤＯＷＮ操作子とＰＲＥＳＥＴ操作子
とを１セットとする操作子群をパラメータの各々に対応
させてパラメータの数だけ配置する。使用者によりＰＲ
ＥＳＥＴ操作子が押されると、プリセット値供給手段２
１がプリセットメモリ６に記憶されているプリセットデ
ータの中から対応するパラメータのプリセット値を読み
出してワークメモリ５に供給し、ワークメモリ５に記憶
されているパラメータのうちの該当するパラメータの値
をそのプリセット値に書き換える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器が発生する楽
音を制御するための各種パラメータを設定する電子楽器
のパラメータ設定装置に関するものである。
音を制御するための各種パラメータを設定する電子楽器
のパラメータ設定装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、電子キーボード、シンセサイザ
等の電子楽器が発生する楽音の音色、音量、音高、効果
等は、設定された各パラメータに応じてその制御がなさ
れるようにされている。そして各パラメータの設定に際
しては、パラメータ設定装置が用いられる。従来のパラ
メータ設定装置では、電源の立ち上げ時にイニシャルデ
ータがＲＯＭ等のメモリから読み出され、そのデータに
基づき各パラメータが設定されるようになされている。
そして各パラメータの値の変更を行う際には、パラメー
タの値を増減させる操作子を操作してパラメータの値を
１ステップづつ増加又は減少させるようにしていた。ま
た、パラメータの設定に際してプリセットデータを使用
できるようにしたものでは、予め使用者が各パラメータ
の値を選択してその選択した値をプリセットデータとし
てメモリに記憶させておき、レジストレーションスイッ
チと称する操作子を操作するとこのプリセットデータに
基づいて各パラメータが設定されるようにしたものがあ
る。
等の電子楽器が発生する楽音の音色、音量、音高、効果
等は、設定された各パラメータに応じてその制御がなさ
れるようにされている。そして各パラメータの設定に際
しては、パラメータ設定装置が用いられる。従来のパラ
メータ設定装置では、電源の立ち上げ時にイニシャルデ
ータがＲＯＭ等のメモリから読み出され、そのデータに
基づき各パラメータが設定されるようになされている。
そして各パラメータの値の変更を行う際には、パラメー
タの値を増減させる操作子を操作してパラメータの値を
１ステップづつ増加又は減少させるようにしていた。ま
た、パラメータの設定に際してプリセットデータを使用
できるようにしたものでは、予め使用者が各パラメータ
の値を選択してその選択した値をプリセットデータとし
てメモリに記憶させておき、レジストレーションスイッ
チと称する操作子を操作するとこのプリセットデータに
基づいて各パラメータが設定されるようにしたものがあ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パラメータ設定装置では、プリセットデータに基づくパ
ラメータの設定を行う際に、各パラメータの値を個別に
プリセット値にするということができなかった。すなわ
ち、上記レジストレーションスイッチが操作されたとき
には、プリセットデータに基づき全てのパラメータの値
が一括してプリセット値にされてしまい、ある特定のパ
ラメータのみをプリセット値にするということはできな
かった。そこで本発明は、各パラメータの値としてプリ
セット値を設定することを各パラメータ毎に個別に行う
ことができるようにすると共に、そのようにした場合の
値の設定を行うべきパラメータの選択操作とプリセット
値設定指示操作とを一本の指による１回の操作により簡
便に行うことができるパラメータ設定装置を提供するこ
とを目的とする。
パラメータ設定装置では、プリセットデータに基づくパ
ラメータの設定を行う際に、各パラメータの値を個別に
プリセット値にするということができなかった。すなわ
ち、上記レジストレーションスイッチが操作されたとき
には、プリセットデータに基づき全てのパラメータの値
が一括してプリセット値にされてしまい、ある特定のパ
ラメータのみをプリセット値にするということはできな
かった。そこで本発明は、各パラメータの値としてプリ
セット値を設定することを各パラメータ毎に個別に行う
ことができるようにすると共に、そのようにした場合の
値の設定を行うべきパラメータの選択操作とプリセット
値設定指示操作とを一本の指による１回の操作により簡
便に行うことができるパラメータ設定装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、楽音を制御する各種パラメータを設定す
るための電子楽器のパラメータ設定装置において、パラ
メータの値を増加させるための操作子と、パラメータの
値を減少させるための操作子と、パラメータの値として
プリセット値の設定を指示するための操作子とを１セッ
トとする値選択手段を上記各種のパラメータの各々に対
応して設けたものである。また、楽音を制御するための
各種パラメータを設定する電子楽器のパラメータ設定装
置において、パラメータの値を増加させるための操作子
と、パラメータの値を減少させるための操作子と、パラ
メータの値としてプリセット値の設定を指示するための
操作子とを１セットとする値選択手段が上記各種のパラ
メータの各々に対応して設けた操作パネル部と、パラメ
ータの値を増加又は減少させるための上記操作子が操作
されたとき、対応するパラメータの値を増加又は減少さ
せる値増減手段と、パラメータの値としてプリセット値
の設定を指示するための上記操作子が操作されたとき、
対応するパラメータの値としてプリセット値を設定する
プリセット値設定手段とを備えたものである。
に、本発明は、楽音を制御する各種パラメータを設定す
るための電子楽器のパラメータ設定装置において、パラ
メータの値を増加させるための操作子と、パラメータの
値を減少させるための操作子と、パラメータの値として
プリセット値の設定を指示するための操作子とを１セッ
トとする値選択手段を上記各種のパラメータの各々に対
応して設けたものである。また、楽音を制御するための
各種パラメータを設定する電子楽器のパラメータ設定装
置において、パラメータの値を増加させるための操作子
と、パラメータの値を減少させるための操作子と、パラ
メータの値としてプリセット値の設定を指示するための
操作子とを１セットとする値選択手段が上記各種のパラ
メータの各々に対応して設けた操作パネル部と、パラメ
ータの値を増加又は減少させるための上記操作子が操作
されたとき、対応するパラメータの値を増加又は減少さ
せる値増減手段と、パラメータの値としてプリセット値
の設定を指示するための上記操作子が操作されたとき、
対応するパラメータの値としてプリセット値を設定する
プリセット値設定手段とを備えたものである。
【０００５】
【作用】本発明によれば、パラメータの値として、予め
設定しておいたプリセット値を選択しようとする場合に
は、プリセット値を設定しようとするパラメータに対応
する操作子セットのうちのパラメータの値としてプリセ
ット値の設定を指示するための操作子を一本の指で押す
等の操作をすれば、そのパラメータの値としてプリセッ
ト値が設定される。
設定しておいたプリセット値を選択しようとする場合に
は、プリセット値を設定しようとするパラメータに対応
する操作子セットのうちのパラメータの値としてプリセ
ット値の設定を指示するための操作子を一本の指で押す
等の操作をすれば、そのパラメータの値としてプリセッ
ト値が設定される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図１は、本発明を実施した電子キーボード等の電子
楽器の概略構成を説明するためのブロック図である。
る。図１は、本発明を実施した電子キーボード等の電子
楽器の概略構成を説明するためのブロック図である。
【０００７】同図において、鍵盤部１、操作パネル部
２、ＣＰＵ３、ＲＯＭ４、ワークメモリ５、プリセット
メモリ６及び楽音発生回路７はそれぞれデータバス、ア
ドレスバス等のバスライン１１に接続されて、相互にデ
ータの送受信が行われるように構成されている。
２、ＣＰＵ３、ＲＯＭ４、ワークメモリ５、プリセット
メモリ６及び楽音発生回路７はそれぞれデータバス、ア
ドレスバス等のバスライン１１に接続されて、相互にデ
ータの送受信が行われるように構成されている。
【０００８】鍵盤部１は、複数の鍵とその鍵の各々に対
応して設けられた鍵スイッチを含む１つ又は複数の鍵盤
から成っている。上記鍵スイッチは、押鍵、離鍵を検出
すると共に、鍵の動作スピードも検出することができる
ように構成されている。
応して設けられた鍵スイッチを含む１つ又は複数の鍵盤
から成っている。上記鍵スイッチは、押鍵、離鍵を検出
すると共に、鍵の動作スピードも検出することができる
ように構成されている。
【０００９】操作パネル部２には、数値を入力するため
のテンキー、各種の情報を表示するための表示部、音
色、音量、効果等の各種のパラメータを設定するための
操作子の他、自動演奏データに基づく自動演奏を指示す
るための操作子等が配置されている。
のテンキー、各種の情報を表示するための表示部、音
色、音量、効果等の各種のパラメータを設定するための
操作子の他、自動演奏データに基づく自動演奏を指示す
るための操作子等が配置されている。
【００１０】上記音色等のパラメータを設定するための
操作子は、図２に示すように構成されている。すなわ
ち、パラメータの値を増加させるためのＵＰ操作子とパ
ラメータの値を減少させるためのＤＯＷＮ操作子とパラ
メータの値としてプリセット値を設定することを指示す
るためのＰＲＥＳＥＴ操作子とを１セットとする操作子
群が、音色、音量等の各パラメータの各々に対応してパ
ラメータの数だけ配置されている。すなわち、例えばパ
ラメータ１が音色パラメータを表すものとすると、この
音色パラメータの値設定用に、ＵＰ、ＤＯＷＮ、ＰＲＥ
ＳＥＴの各操作子が準備され、そこにあるＵＰ又はＤＯ
ＷＮ操作子が押されると現在設定されている音色パラメ
ータの値が１ステップづつ増減され、またこれらの操作
子が連続的に押されると、数値が連続的に増減される。
また、ＰＲＥＳＥＴ操作子が押されると、音色パラメー
タとして、予め使用者がセットしたプリセット値が設定
されるようになされている。
操作子は、図２に示すように構成されている。すなわ
ち、パラメータの値を増加させるためのＵＰ操作子とパ
ラメータの値を減少させるためのＤＯＷＮ操作子とパラ
メータの値としてプリセット値を設定することを指示す
るためのＰＲＥＳＥＴ操作子とを１セットとする操作子
群が、音色、音量等の各パラメータの各々に対応してパ
ラメータの数だけ配置されている。すなわち、例えばパ
ラメータ１が音色パラメータを表すものとすると、この
音色パラメータの値設定用に、ＵＰ、ＤＯＷＮ、ＰＲＥ
ＳＥＴの各操作子が準備され、そこにあるＵＰ又はＤＯ
ＷＮ操作子が押されると現在設定されている音色パラメ
ータの値が１ステップづつ増減され、またこれらの操作
子が連続的に押されると、数値が連続的に増減される。
また、ＰＲＥＳＥＴ操作子が押されると、音色パラメー
タとして、予め使用者がセットしたプリセット値が設定
されるようになされている。
【００１１】ＣＰＵ３は、ＲＯＭ４に格納されたプログ
ラムに従って上記鍵盤部１の各鍵スイッチのスキャン処
理及び上記操作パネル部２の各操作子のスキャン処理を
行って、鍵盤部１の各鍵の操作状態（押鍵、離鍵、操作
された鍵のキーナンバ、鍵の動作スピードに関するベロ
シティ等）及び操作パネル部２の各操作子の操作状態を
検出し、各鍵又は操作子の操作に応じた各種処理を実行
する。
ラムに従って上記鍵盤部１の各鍵スイッチのスキャン処
理及び上記操作パネル部２の各操作子のスキャン処理を
行って、鍵盤部１の各鍵の操作状態（押鍵、離鍵、操作
された鍵のキーナンバ、鍵の動作スピードに関するベロ
シティ等）及び操作パネル部２の各操作子の操作状態を
検出し、各鍵又は操作子の操作に応じた各種処理を実行
する。
【００１２】ＲＯＭ４には、ＣＰＵ３の作業プログラ
ム、楽音波形データ、表示器用の表示データが格納され
ると共に、自動演奏を行う際に使用される自動演奏デー
タが格納されている。この自動演奏データは、メロデ
ィ、コード、ベース、ドラムパートの自動演奏データを
１セットとするデータであって、リズムの種類毎に格納
されている。このＲＯＭ４にはまた、音色、音量、効果
等のパラメータ設定用のイニシャルデータが格納されて
いる。
ム、楽音波形データ、表示器用の表示データが格納され
ると共に、自動演奏を行う際に使用される自動演奏デー
タが格納されている。この自動演奏データは、メロデ
ィ、コード、ベース、ドラムパートの自動演奏データを
１セットとするデータであって、リズムの種類毎に格納
されている。このＲＯＭ４にはまた、音色、音量、効果
等のパラメータ設定用のイニシャルデータが格納されて
いる。
【００１３】ワークメモリ５は、ＣＰＵ３の各種処理の
実行過程において各種の情報を一時的に記憶したり、各
種処理の結果得られた情報を記憶したりする記憶領域の
他、この電子楽器が発生する楽音の音色、音量、音高、
効果等を設定、制御するためのパラメータデータがセッ
トされる記憶領域を有し、ここにセットされたパラメー
タデータが後述する楽音発生回路７に供給されることに
よって、発音される楽音の音色等が制御される。
実行過程において各種の情報を一時的に記憶したり、各
種処理の結果得られた情報を記憶したりする記憶領域の
他、この電子楽器が発生する楽音の音色、音量、音高、
効果等を設定、制御するためのパラメータデータがセッ
トされる記憶領域を有し、ここにセットされたパラメー
タデータが後述する楽音発生回路７に供給されることに
よって、発音される楽音の音色等が制御される。
【００１４】プリセットメモリ６は、バッテリーバック
アップされたＲＡＭ或いは不揮発性ＲＡＭからなり、こ
のメモリ６には、電源の立ち上げ時にＲＯＭ４からイニ
シャルデータとして供給されるパラメータデータや、使
用者により任意の数値の選択がなされたパラメータデー
タがプリセットデータとして記憶されるように構成され
ている。
アップされたＲＡＭ或いは不揮発性ＲＡＭからなり、こ
のメモリ６には、電源の立ち上げ時にＲＯＭ４からイニ
シャルデータとして供給されるパラメータデータや、使
用者により任意の数値の選択がなされたパラメータデー
タがプリセットデータとして記憶されるように構成され
ている。
【００１５】楽音発生回路７は、複数の楽音発生チャン
ネルを備え、同時に複数の楽音を発生可能なように構成
されている。そしてこの楽音発生回路７は、ＣＰＵ３か
ら送られてくる各鍵を表すキーナンバ情報や各操作子の
操作等により設定された楽音パラメータ情報等に基づい
てディジタルデータ形式の楽音データを形成する。な
お、この楽音発生回路７には、ディジタルフィルタ、デ
ィジタル効果付加回路等も含まれている。
ネルを備え、同時に複数の楽音を発生可能なように構成
されている。そしてこの楽音発生回路７は、ＣＰＵ３か
ら送られてくる各鍵を表すキーナンバ情報や各操作子の
操作等により設定された楽音パラメータ情報等に基づい
てディジタルデータ形式の楽音データを形成する。な
お、この楽音発生回路７には、ディジタルフィルタ、デ
ィジタル効果付加回路等も含まれている。
【００１６】この楽音発生回路７で生成された楽音デー
タはＤ／Ａ変換器８でアナログの楽音信号に変換され
る。そしてこの楽音信号は、増幅器９で増幅されてスピ
ーカ１０に加えられる。
タはＤ／Ａ変換器８でアナログの楽音信号に変換され
る。そしてこの楽音信号は、増幅器９で増幅されてスピ
ーカ１０に加えられる。
【００１７】図３は、ＣＰＵ３により実行されるメイン
処理の処理手順を示すフローチャートである。
処理の処理手順を示すフローチャートである。
【００１８】まず、この電子楽器の電源が投入される
と、ＣＰＵ３は、ステップＳ１でイニシャル処理を行
い、トーンジェネレータ（音源）の初期化、ワークメモ
リ５のクリア、ＲＯＭ４からワークメモリ５及びプリセ
ットメモリ６へのイニシャルデータの転送等を行う。
と、ＣＰＵ３は、ステップＳ１でイニシャル処理を行
い、トーンジェネレータ（音源）の初期化、ワークメモ
リ５のクリア、ＲＯＭ４からワークメモリ５及びプリセ
ットメモリ６へのイニシャルデータの転送等を行う。
【００１９】次にステップＳ２で、鍵盤部１の全ての鍵
の操作状態を順次調べるキースキャンを行って、操作さ
れた鍵があることを検出するとその鍵操作に対応する発
音、消音等の処理を行う。
の操作状態を順次調べるキースキャンを行って、操作さ
れた鍵があることを検出するとその鍵操作に対応する発
音、消音等の処理を行う。
【００２０】次に、ステップＳ３において、操作パネル
部２の全ての操作子の操作状態を順次調べるパネルスキ
ャン処理を行い、操作された操作子があることを検出す
るとその操作子操作に対応する処理を行う。その後ステ
ップＳ４に進んで自動演奏データの再生モードが設定さ
れているか否かの判定を行い、再生モードが設定されて
いる場合には、自動演奏データの再生を行った後、ステ
ップＳ２の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
部２の全ての操作子の操作状態を順次調べるパネルスキ
ャン処理を行い、操作された操作子があることを検出す
るとその操作子操作に対応する処理を行う。その後ステ
ップＳ４に進んで自動演奏データの再生モードが設定さ
れているか否かの判定を行い、再生モードが設定されて
いる場合には、自動演奏データの再生を行った後、ステ
ップＳ２の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
【００２１】図４は、パラメータ設定動作の概要を説明
するための図である。なお、同図において、イニシャル
データ供給手段２０、プリセット値供給手段２１、値増
減手段２２、プリセット値書き換え手段２３及びテンポ
パラメータ供給手段２４は、ＣＰＵ３及びＲＯＭ４のプ
ログラムにより実現されているものである。
するための図である。なお、同図において、イニシャル
データ供給手段２０、プリセット値供給手段２１、値増
減手段２２、プリセット値書き換え手段２３及びテンポ
パラメータ供給手段２４は、ＣＰＵ３及びＲＯＭ４のプ
ログラムにより実現されているものである。
【００２２】図３のステップＳ１の初期化の処理におい
て、イニシャルデータ供給手段２０はＲＯＭ４からイニ
シャルデータとしての音色、音高、効果、音量等の各パ
ラメータ群からなるパラメータデータを読み出してワー
クメモリ５及びプリセットメモリ６に供給する。このと
きワークメモリ５に供給されるパラメータデータは、バ
ランスのとれた楽音を発生させることができるようメー
カー側で予め設定された各値を有する音色、音量パラメ
ータ等であり、プリセットメモリ６に供給されるパラメ
ータデータは、例えばセンター値を有する音色パラメー
タ等である。なお、テンポパラメータについては、特別
な取扱いがなされている。すなわち、テンポパラメータ
については、リズムを指定するためのリズムナンバーが
テンキー等からなるリズム選択手段２５により選択され
ると、その選択されたリズムに一番適したテンポパラメ
ータデータがテンポパラメータ供給手段２４によりＲＯ
Ｍ４から読み出されてプリセットメモリ６に供給され
る。従って、ＰＲＥＳＥＴ操作子の操作によりこのテン
ポパラメータデータをメモリ６から呼び出してワークメ
モリ５にセットすれば、その時再生されている演奏のリ
ズムに最も適したテンポでの演奏が行われるようにな
る。なお上述のイニシャルデータの供給に際しては、同
一のパラメータデータをワークメモリ５とプリセットメ
モリ６に供給するようにしても良く、また、パラメータ
データをプリセットメモリ６に一旦供給した後、プリセ
ットメモリ６からそのパラメータデータをワークメモリ
５に転送するように構成しても良い。
て、イニシャルデータ供給手段２０はＲＯＭ４からイニ
シャルデータとしての音色、音高、効果、音量等の各パ
ラメータ群からなるパラメータデータを読み出してワー
クメモリ５及びプリセットメモリ６に供給する。このと
きワークメモリ５に供給されるパラメータデータは、バ
ランスのとれた楽音を発生させることができるようメー
カー側で予め設定された各値を有する音色、音量パラメ
ータ等であり、プリセットメモリ６に供給されるパラメ
ータデータは、例えばセンター値を有する音色パラメー
タ等である。なお、テンポパラメータについては、特別
な取扱いがなされている。すなわち、テンポパラメータ
については、リズムを指定するためのリズムナンバーが
テンキー等からなるリズム選択手段２５により選択され
ると、その選択されたリズムに一番適したテンポパラメ
ータデータがテンポパラメータ供給手段２４によりＲＯ
Ｍ４から読み出されてプリセットメモリ６に供給され
る。従って、ＰＲＥＳＥＴ操作子の操作によりこのテン
ポパラメータデータをメモリ６から呼び出してワークメ
モリ５にセットすれば、その時再生されている演奏のリ
ズムに最も適したテンポでの演奏が行われるようにな
る。なお上述のイニシャルデータの供給に際しては、同
一のパラメータデータをワークメモリ５とプリセットメ
モリ６に供給するようにしても良く、また、パラメータ
データをプリセットメモリ６に一旦供給した後、プリセ
ットメモリ６からそのパラメータデータをワークメモリ
５に転送するように構成しても良い。
【００２３】使用者は、この電子楽器のモードをデータ
編集モードに切り換えてＵＰ、ＤＯＷＮ操作子を操作す
ることにより、プリセットメモリ６に記憶された各パラ
メータの値を自由に変更することができ、値の変更が終
了した所でＵＰ操作子とＤＯＷＮ操作子とを同時に押す
と、プリセット値書き換え手段２３により該当するパラ
メータデータの値の書き換えが行われる。
編集モードに切り換えてＵＰ、ＤＯＷＮ操作子を操作す
ることにより、プリセットメモリ６に記憶された各パラ
メータの値を自由に変更することができ、値の変更が終
了した所でＵＰ操作子とＤＯＷＮ操作子とを同時に押す
と、プリセット値書き換え手段２３により該当するパラ
メータデータの値の書き換えが行われる。
【００２４】この電子楽器から発音される楽音の音色、
音量等は、ワークメモリ５にセットされたパラメータデ
ータに基づいてその制御が行われる。そしてこのワーク
メモリ５にセットされた各パラメータの値は、操作パネ
ル部２のＵＰ、ＤＯＷＮ操作子を操作することにより増
減することができる。すなわち、例えば音色パラメータ
の値の増減を行いたい場合には、使用者は図２に示す音
色パラメータに対応するパラメータ１のブロックにある
ＵＰ、ＤＯＷＮ操作子を押すと、値増減手段２２によ
り、ワークメモリ５に記憶されているパラメータデータ
のうちの音色パラメータの値の増減が行われる。
音量等は、ワークメモリ５にセットされたパラメータデ
ータに基づいてその制御が行われる。そしてこのワーク
メモリ５にセットされた各パラメータの値は、操作パネ
ル部２のＵＰ、ＤＯＷＮ操作子を操作することにより増
減することができる。すなわち、例えば音色パラメータ
の値の増減を行いたい場合には、使用者は図２に示す音
色パラメータに対応するパラメータ１のブロックにある
ＵＰ、ＤＯＷＮ操作子を押すと、値増減手段２２によ
り、ワークメモリ５に記憶されているパラメータデータ
のうちの音色パラメータの値の増減が行われる。
【００２５】次に使用者が、ワークメモリ５にセットさ
れている各パラメータの値をプリセットメモリ６に記憶
されているプリセット値に変更したい場合には、操作パ
ネル部２のＰＲＥＳＥＴ操作子を押すことにより値の変
更を行うことができる。すなわち、例えば音色パラメー
タの値をプリセット値に変更する場合には、使用者は図
２に示す音色パラメータに対応するパラメータ１のブロ
ックにあるＰＲＥＳＥＴ操作子を押すと、プリセット値
供給手段２１がプリセットメモリ６に記憶されているプ
リセットデータの中から音色パラメータのプリセット値
を読み出してワークメモリ５に供給し、ワークメモリ５
に記憶されているパラメータのうちの音色パラメータの
値をそのプリセット値に書き換える。他の音量、音高、
効果、テンポ等のパラメータについても同様に、操作パ
ネル部２の各パラメータに対応するブロックのＰＲＥＳ
ＥＴ操作子を押すだけで、各パラメータの値としてプリ
セット値を上記ワークメモリ５にセットすることができ
る。
れている各パラメータの値をプリセットメモリ６に記憶
されているプリセット値に変更したい場合には、操作パ
ネル部２のＰＲＥＳＥＴ操作子を押すことにより値の変
更を行うことができる。すなわち、例えば音色パラメー
タの値をプリセット値に変更する場合には、使用者は図
２に示す音色パラメータに対応するパラメータ１のブロ
ックにあるＰＲＥＳＥＴ操作子を押すと、プリセット値
供給手段２１がプリセットメモリ６に記憶されているプ
リセットデータの中から音色パラメータのプリセット値
を読み出してワークメモリ５に供給し、ワークメモリ５
に記憶されているパラメータのうちの音色パラメータの
値をそのプリセット値に書き換える。他の音量、音高、
効果、テンポ等のパラメータについても同様に、操作パ
ネル部２の各パラメータに対応するブロックのＰＲＥＳ
ＥＴ操作子を押すだけで、各パラメータの値としてプリ
セット値を上記ワークメモリ５にセットすることができ
る。
【００２６】以上のように、上述の実施例によれば、ワ
ークメモリ５にセットされている各パラメータデータの
値を、操作パネル部２のＰＲＥＳＥＴ操作子の操作によ
り個別にプリセットメモリ６に記憶されているプリセッ
ト値に変更することができる。従って、例えば音色パラ
メータの値のみを使用者の好みにより予めプリセットし
ておいたプリセット値に変更することが可能になり、所
望の音色等を有する楽音を容易に得ることができるよう
になる。
ークメモリ５にセットされている各パラメータデータの
値を、操作パネル部２のＰＲＥＳＥＴ操作子の操作によ
り個別にプリセットメモリ６に記憶されているプリセッ
ト値に変更することができる。従って、例えば音色パラ
メータの値のみを使用者の好みにより予めプリセットし
ておいたプリセット値に変更することが可能になり、所
望の音色等を有する楽音を容易に得ることができるよう
になる。
【００２７】また、各パラメータの値としてプリセット
値を設定する際には、操作パネル部２におけるプリセッ
ト値を設定しようとするパラメータに対応するブロック
のＰＲＥＳＥＴ操作子を押すだけでよいので、値を変更
すべきパラメータを選択するための操作子操作が不要
で、かつ一本の指でＰＲＥＳＥＴ操作子を押すだけで良
いので、複数の指を使って複数の操作子の同時押し等を
行うことによりプリセット値への変更を指示する方法に
比べて、操作が簡便で操作性が良い。
値を設定する際には、操作パネル部２におけるプリセッ
ト値を設定しようとするパラメータに対応するブロック
のＰＲＥＳＥＴ操作子を押すだけでよいので、値を変更
すべきパラメータを選択するための操作子操作が不要
で、かつ一本の指でＰＲＥＳＥＴ操作子を押すだけで良
いので、複数の指を使って複数の操作子の同時押し等を
行うことによりプリセット値への変更を指示する方法に
比べて、操作が簡便で操作性が良い。
【００２８】以上、本発明の実施例につき説明したが、
本発明は上述の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づき各種の有効な変更が可能である。例
えば、ワークメモリ５とプリセットメモリ６は同一のメ
モリで構成しても良い。
本発明は上述の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づき各種の有効な変更が可能である。例
えば、ワークメモリ５とプリセットメモリ６は同一のメ
モリで構成しても良い。
【００２９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各パラメ
ータの値としてプリセット値を設定することを各パラメ
ータ毎に個別に行うことができると共に、その際の、プ
リセット値を設定すべきパラメータの選択操作とプリセ
ット値設定指示操作とを一本の指による１回の操作によ
り簡便に行うことができる。
ータの値としてプリセット値を設定することを各パラメ
ータ毎に個別に行うことができると共に、その際の、プ
リセット値を設定すべきパラメータの選択操作とプリセ
ット値設定指示操作とを一本の指による１回の操作によ
り簡便に行うことができる。
【図１】本発明を実施した電子キーボード等の電子楽器
の概略構成を説明するためのブロック図である。
の概略構成を説明するためのブロック図である。
【図２】操作パネル部に配置された操作子を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図３】ＣＰＵにより実行されるメイン処理の処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図４】パラメータ設定動作の概要を説明するための図
である。
である。
１ 鍵盤部
２ 操作パネル部
３ ＣＰＵ
４ ＲＯＭ
５ ワークメモリ
６ プリセットメモリ
２０ イニシャルデータ供給手段
２１ プリセット値供給手段
２３ プリセット値書き換え手段
２４ テンポパラメータ供給手段
Claims (2)
- 【請求項１】 楽音を制御するための各種パラメータを
設定する電子楽器のパラメータ設定装置において、 パラメータの値を増加させるための操作子と、パラメー
タの値を減少させるための操作子と、パラメータの値と
してプリセット値の設定を指示するための操作子とを１
セットとする値選択手段を上記各種のパラメータの各々
に対応して設けたことを特徴とする電子楽器のパラメー
タ設定装置。 - 【請求項２】 楽音を制御するための各種パラメータを
設定する電子楽器のパラメータ設定装置において、 パラメータの値を増加させるための操作子と、パラメー
タの値を減少させるための操作子と、パラメータの値と
してプリセット値の設定を指示するための操作子とを１
セットとする値選択手段が上記各種のパラメータの各々
に対応して設けた操作パネル部と、 パラメータの値を増加又は減少させるための上記操作子
が操作されたとき、対応するパラメータの値を増加又は
減少させる値増減手段と、 パラメータの値としてプリセット値の設定を指示するた
めの上記操作子が操作されたとき、対応するパラメータ
の値としてプリセット値を設定するプリセット値設定手
段とを備えたことを特徴とする電子楽器のパラメータ設
定装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3215798A JP2876359B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 電子楽器のパラメータ設定装置 |
| US07/920,669 US5288941A (en) | 1991-08-01 | 1992-07-28 | Electronic musical instrument with simplified operation for setting numerous tone parameters |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3215798A JP2876359B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 電子楽器のパラメータ設定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0535272A true JPH0535272A (ja) | 1993-02-12 |
| JP2876359B2 JP2876359B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=16678427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3215798A Expired - Lifetime JP2876359B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 電子楽器のパラメータ設定装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5288941A (ja) |
| JP (1) | JP2876359B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2541074B2 (ja) * | 1992-04-20 | 1996-10-09 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
| US5461191A (en) * | 1993-02-25 | 1995-10-24 | Yamaha Corporation | Control panel of electronic equipment for setting parameters with signal operation mode |
| US5635658A (en) * | 1993-06-01 | 1997-06-03 | Yamaha Corporation | Sound control system for controlling an effect, tone volume and/or tone color |
| JP3561953B2 (ja) * | 1994-05-23 | 2004-09-08 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
| JP3541686B2 (ja) * | 1998-07-21 | 2004-07-14 | ヤマハ株式会社 | 演奏練習装置と記録媒体 |
| US7732701B2 (en) * | 2007-07-25 | 2010-06-08 | Roland Corporation | Electronic musical instrument |
| US8697976B2 (en) * | 2008-07-30 | 2014-04-15 | Yamaha Corporation | Parameter setting apparatus having separate operators for course and fine adjustments for the same parameter |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58146295U (ja) * | 1982-03-27 | 1983-10-01 | ヤマハ株式会社 | パラメ−タ設定装置 |
| JP3060398U (ja) * | 1998-05-18 | 1999-08-31 | 芳司 佐藤 | 乾燥防止、雨水浸入防止、墨汁流出防止、空転止め、圧縮盤、 墨壺、である。 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5810496U (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-22 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の楽音制御装置 |
| US4829869A (en) * | 1986-01-29 | 1989-05-16 | Yamaha Corporation | Tone control apparatus for electronic musical instrument |
| JPS62217293A (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-24 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器のパラメ−タ設定装置 |
| JP2606235B2 (ja) * | 1987-10-07 | 1997-04-30 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
| JPH0734155B2 (ja) * | 1988-03-08 | 1995-04-12 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器用制御装置 |
| US5179238A (en) * | 1990-03-16 | 1993-01-12 | Yamaha Corporation | Apparatus for setting musical tone control parameter |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP3215798A patent/JP2876359B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-07-28 US US07/920,669 patent/US5288941A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58146295U (ja) * | 1982-03-27 | 1983-10-01 | ヤマハ株式会社 | パラメ−タ設定装置 |
| JP3060398U (ja) * | 1998-05-18 | 1999-08-31 | 芳司 佐藤 | 乾燥防止、雨水浸入防止、墨汁流出防止、空転止め、圧縮盤、 墨壺、である。 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2876359B2 (ja) | 1999-03-31 |
| US5288941A (en) | 1994-02-22 |
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