JPH08234731A - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JPH08234731A JPH08234731A JP7036427A JP3642795A JPH08234731A JP H08234731 A JPH08234731 A JP H08234731A JP 7036427 A JP7036427 A JP 7036427A JP 3642795 A JP3642795 A JP 3642795A JP H08234731 A JPH08234731 A JP H08234731A
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- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
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-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/0033—Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments
- G10H1/0041—Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments in coded form
- G10H1/0058—Transmission between separate instruments or between individual components of a musical system
- G10H1/0066—Transmission between separate instruments or between individual components of a musical system using a MIDI interface
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H2210/00—Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
- G10H2210/101—Music Composition or musical creation; Tools or processes therefor
- G10H2210/105—Composing aid, e.g. for supporting creation, edition or modification of a piece of music
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
ードで、電子楽器本体の機能の調整や設定変更を行う。 【構成】16チャンネルの受信MIDIチャンネルのう
ち1つのチャンネルをパネルコントロール用のチャンネ
ルとして設定し、ノートイベントが入力時、ノートナン
バに割り当てられたイベントコードECを割り出す。パ
ネルコントロールイベントは、パネルコントロールイベ
ントテーブルにイベントコードECと対応づけて記憶さ
れている。タイプ1のパネルコントロールイベントは対
応するノートオンイベント時、STATE1の機能を1
回実行し、タイプ2のパネルコントロールイベントは対
応するノートオンイベント時、STATE1の機能また
はSTATE2の機能を交互に実行し、タイプ3のパネ
ルコントロールイベントは対応するノートオンイベント
時、STATE1の機能を実行し、対応するノートオフ
イベント時、STATE2の機能を実行する。
Description
種操作子の操作によって種々の機能の調整や設定変更を
することができる電子楽器に関し、特に、その機能の調
整や設定変更を電子楽器付属の操作子を用いずに、MI
DIインタフェースなどを介して外部から入力されるデ
ータによって実行する電子楽器に関する。
機能を備えており、それらの機能を調整や設定変更する
ための操作子が必要である。たとえば、電子オルガンな
どのコンソールンタイプの電子楽器では、この機能調整
・設定変更のための数多くのパネルスイッチがコンソー
ルに配置されている。また、シンセサイザなどのキーボ
ードタイプの電子楽器では、操作パネルが大きくないた
め多くのパネルスイッチを設けることができない。この
ため、少ないスイッチ数で多くの機能に対応できるよう
にするため、スイッチの機能を階層化している。
イプの電子楽器では、パネルスイッチの配置を見やすく
しても、あまりに多くのキースイッチが配置されている
ため、操作が分かりにくく、演奏中に所定のスイッチを
瞬間的に操作できるようになるためには熟練が必要であ
った。スイッチの機能を階層化した場合には、所定の機
能をスイッチングするまえにその階層に到るまでのスイ
ッチングが必要であるためリアルタイムな操作が困難で
あった。このように何れのタイプでも演奏中のリアルタ
イム操作が容易ではなかった。
ースイッチの機能のみを外部機器を設定してその機器を
操作することによって演奏中のリアルタイム操作を可能
にすることも考えられるが、このためには、電子楽器,
外部機器の双方が、キースイッチ機能の実行についてデ
ータを送受する機能を備えていなければならず、このデ
ータフォーマットはMIDI規格には規定されていない
ため、いわゆるシステムエクスクルーシブメッセージで
記述されることになる。そうすると、このデータ送受機
能は、機種,メーカー毎に汎用性のない機能となり、前
記外部機器は当該電子楽器に対してしか使用できないと
いう非常に汎用性のない不経済な機器とならざるを得な
かった。
ら入力することにより、機能の調整・設定変更をできる
電子楽器を提供することを目的とする。
含む演奏情報を外部機器から受信する演奏情報受信手段
と、該演奏情報受信手段が受信する演奏情報に含まれる
音高情報と実行されるべき機能とを対応して記憶する記
憶手段と、該演奏情報受信手段が演奏情報を受信したと
き前記記憶手段を参照してその演奏情報に含まれる音高
情報に対応する機能を実行する機能実行手段とを備えた
ことを特徴とする。
報と機能との対応を任意に編集可能にしたことを特徴と
する。
音高情報を含む演奏情報、たとえば、電子楽器間の通信
規格として一般的なMIDI規格では、ノートイベント
たとえばノートオンイベント,ノートオフイベントなど
を外部機器から受信する。また、音高情報とこの電子楽
器の機能(たとえば、自動演奏のスタート/ストップや
サスティンのオン/オフなど)を対応して記憶した記憶
手段を有している。前記演奏情報受信手段が演奏情報を
受信したとき、その演奏情報に含まれる音高情報に対応
する機能を前記記憶手段から読み出してその機能を実行
する。
などの演奏情報は、演奏情報として基本的なものでMI
DI規格においても厳格に規定されている。したがっ
て、通信機能を備えた電子楽器であれば、殆ど全ての機
種でこの情報を出力することができる。これにより、パ
ネルコントロール用の外部機器としてキーボードなどの
通常の電子楽器を用いることができる。
設定することができるため、演奏者が最も操作しやすい
ように外部機器のキースイッチに本体電子楽器の機能の
実行を割り当てることができる。
ロック図および操作パネル面を示す図である。同図
(A)のブロック図において、この電子楽器の動作を制
御するCPU10には、バスを介してROM11,RA
M12,スイッチ群13,ディスプレイ14,鍵盤1
5,フロッピィディスクドライブ16,MIDIインタ
フェース17および楽音合成回路18が接続されてい
る。ROM11には、図4,図5に示す動作制御プログ
ラムのほか自動演奏や自動伴奏(オートベースコード:
ABC)を実行するためのシーケンスプログラムなどが
記憶されている。RAM12には、図2に示す各種テー
ブルやレジスタが設定される。スイッチ群13は各種設
定スイッチやディスプレイ14の両側に設けられるファ
ンクションスイッチ40(同図(B)参照)のほか、デ
ィスプレイ14の下側に設けられる8個のロータリエン
コーダ31〜38を含んでいる。ディスプレイ14は操
作パネルのほぼ中央部に設けられ、そのときの動作モー
ドに応じて、例えば図3(A)のような内容が表示され
る。ディスプレイ14は液晶のマトリクス表示器であ
る。
下側には8個のロータリエンコーダ31〜38が設けら
れている。また、ディスプレイの左右にはファンクショ
ンスイッチ40L,40Rが設けられている。これらロ
ータリエンコーダ31〜38とファンクションスイッチ
40L,40Rに割り当てられる機能は、各モードによ
って異なり、そのモードのディスプレイ14の画面のな
かでその機能が表示される。なお、スイッチ群にはモー
ドスイッチなど各種の設定スイッチが含まれているが、
この発明には直接の関係がないため具体的な図示を省略
する。
り、この鍵域を右鍵域,左鍵域に2分割してそれぞれ異
なる音色(右音色RIGHT,左音色LEFT)を割り
当てることができる。右鍵域の鍵をオンすると右音色の
楽音がその鍵の音高(ノートナンバ)で発音され、左鍵
域の鍵をオンすると左音色の楽音がその鍵の音高で発音
される。しかし、MIDIインタフェース17からノー
トオンデータが入力された場合には、この鍵域は関係な
く、どの範囲のノートナンバのデータであってもその受
信MIDIチャンネルに割り当てられている音色で楽音
を発音する。フロッピィディスクドライブ16には、シ
ーケンスデータなどが書き込まれたフロッピィディスク
がセットされる。MIDIインタフェース17には、M
IDIキーボードなどのMIDI機器が接続される。該
MIDI機器とこの電子楽器とはMIDIインタフェー
ス17を介してMIDIフォーマットに基づいてデータ
の送受信を行う。MIDIインタフェース17に接続さ
れるMIDI機器としては、MIDIキーボードのほか
にシーケンサなどがある。楽音合成回路18は、鍵盤1
5やMIDIインタフェース17から入力されるノート
イベントに基づいて楽音信号を合成する。また、ABC
プログラムに基づいて生成されるリズム音,コード音,
ベース音などものこの楽音合成回路18で発音される。
楽音合成回路18が生成した楽音信号は、サウンドシス
テム20に入力される。サウンドシステム20はこの楽
音信号をアナログ変換し、増幅したのち外部出力する。
テーブルを示す図である。同図(A)は受信MIDIチ
ャンネルアサインテーブルRSV,同図(B)はイベン
トアサインテーブルEVENT,同図(C)はパネルコ
ントロールイベントテーブルである。
インテーブルRSVは、チャンネル1〜チャンネル16
のMIDIチャンネルで受信した演奏データに基づいて
何を実行するかを指定するテーブルである。図示の例で
は、チャンネル1〜チャンネル4に右鍵域の音色RIG
HTが割り当てられ、チャンネル5〜チャンネル8に左
鍵域の音色LEFTが割り当てられ、チャンネル9〜チ
ャンネル12にリード音色LEADが割り当てられ、チ
ャンネル13〜チャンネル15にABC指定機能が割り
当てられ、チャンネル16にパネルコントロール機能P
ANELが割り当てられている。すなわち、チャンネル
1〜4にノートオンイベントデータが入力されると、こ
の電子楽器は右鍵域の音色RIGHTでそのノートナン
バの楽音を発音し、チャンネル5〜8にノートオンイベ
ントデータが入力されると左鍵域の音色LEFTでその
ノートナンバの楽音を発音し、チャンネル9〜12にノ
ートオンイベントデータが入力されるとリード音色LE
ADでそのノートナンバの楽音を発音する。ここで、リ
ード音色LEADは、メロディを演奏するために指定さ
れる音色であり、自動的に右鍵域の最高音がこの音色で
発音するように制御されるものである。また、チャンネ
ル13〜15にノートオンイベントデータが入力される
と、そのときノートオンされているノートナンバの組み
合わせで和音指定を検出する。検出された和音に基づい
てABC(オートベースコード)を実行する。
トまたはノートオフイベントが入力されると、イベント
アサインテーブルEVENT(同図(B))を参照してそ
のノートナンバに対応するパネルコントロールイベント
を実行する。
VENTは、MIDIインタフェース17を介して受信
可能なノートナンバNN(=0〜127)のうち、一般
的なMIDIキーボードの鍵域(送信可能な範囲)であ
る36(C1)〜96(C6)の各ノートナンバNNに
対応して、パネルコントロールイベントをアサインする
テーブルである。テーブルには各ノートナンバNNに対
応してアサインされるパネルコントロールイベントのイ
ベントコードECが記憶される。パネルコントロールイ
ベントは同図(C)に示すようにEC=1〜19の19
種類が設定されており、これら1〜19のパネルコント
ロールイベントをどのノートナンバに対応させることも
できる。また、1つのパネルコントロールイベントを複
数のノートナンバにアサインすることもでき、複数のパ
ネルコントロールイベントを2つのノートナンバにアサ
インすることもできる。1つのパネルコントロールイベ
ントを複数のノートナンバにアサインした場合には、そ
のうちどのノートナンバのイベントが入力された場合に
もそのパネルコントロールイベントが実行される。ま
た、1つのノートナンバに複数のパネルコントロールイ
ベントをアサインした場合には、そのノートナンバのイ
ベントがに入力されたとき、アサインされている複数の
パネルコントロールイベントが同時に実行される。な
お、このテーブルにおけるEC=0はどのパネルコント
ロールイベントもアサインされていないことを示してい
る。
トテーブルを示す図である。このテーブルには、1〜1
9のイベントコードECに対応して、イベントの名称,
タイプ,ステート1の機能,ステート2の機能が記憶さ
れている。パネルコントロールイベントのタイプは1,
2,3の3タイプあり、ノートイベントに対してそれぞ
れ次のようにステート1,ステート2の機能を実行す
る。
れたときにステート1の機能を実行する。このため、タ
イプ=1のパネルコントロールイベントにはステート1
の機能しか割り当てられていない。タイプ1のパネルコ
ントロールイベントとしては以下のようなものが設定さ
れている。 EC=2:レジストナンバの1加算 EC=3:レジストナンバの1減算 この電子楽器は、楽器全体のスイッチ設定パターン(レ
ジスト)を複数種類記憶しており、このスイッチ設定パ
ターンの読み出しをレジストナンバで指定する。 EC=4:イントロAまたはフィルイン1の実行 EC=5:イントロBまたはフィルイン2の実行 すなわち、自動演奏スタート前であればイントロパター
ンを実行したのち自動演奏をスタートし、自動演奏中で
あればフィルインパターンを挿入する。 EC=6:エンディングまたはリターンパターンの実行 EC=9:ブレーク(1小節程度の無音区間)の実行 EC=10:フェードイン/アウトの実行 EC=18:テンポの1加算 EC=19:テンポの1減算。
にステート1の機能およびステート2の機能を交互に実
行する。タイプ2のパネルコントロールイベントとして
は以下のようなものが設定されている。
1)と1フィンガーのコード指定方式(フィンガードコ
ード2)を交互に切り換える。 EC=8:ハーモニー機能のオン/オフ ハーモニー機能とは、例えばメロディの3度上の音を自
動的に演奏するなどの 機能である。 EC=14:オートベースコード機能のオン/オフ EC=15:リズムパートのオン/オフ EC=16:ベースパートのオン/オフ EC=15:コードパートのオン/オフ。
間中(すなわち、ノートオンイベントからノートオフイ
ベントまでの間)ステート2の機能を設定し、ノートオ
フ期間中はステート1の機能を設定する。すなわち、ノ
ートノンイベントでステート2の機能を設定し、ノート
オフイベントでステート1の機能を設定する。このタイ
プのパネルコントロールイベントは、ペダルやプッシュ
スイッチに対応する機能であり、以下のようなものが設
定されている。 EC=11:サスティンのオン/オフ EC=12:ソステヌートのオン/オフ EC=13:ソフト機能のオン/オフ。
を図3を参照して説明する。同図(A)はイベントアサ
インモード時のディスプレイ14の表示内容を示す図で
ある。ディスプレイ14の上部には、ノートナンバ36
〜96に対応するキーコード(C1〜C5)と、そのノ
ートナンバにアサインされているパネルコントロールイ
ベント名がリスト50として表示される。また、ディス
プレイの下部51には、パネルコントロールイベントテ
ーブルに記憶されているパネルコントロールイベントの
名称がリスト51として表示される。さらに、ディスプ
レイ14の下辺にはロータリエンコーダ31〜38の機
能表示52,53がなされる。同図によれば、左端のロ
ータリエンコーダ31にはノートナンバ(キーコード)
の選択機能が割り当てられている。このロータリエンコ
ーダ31を上に回すとノートナンバのテーブル上のカー
ソルが上に移動し低いノートナンバ側に移動する。逆
に、ロータリエンコーダ31を下に回すとノートナンバ
のテーブル上のカーソルが下に移動し高いノートナンバ
側に移動する。また、ロータリエンコーダ32〜38に
はパネルコントロールイベントを選択する機能が割り当
てられている。ロータリエンコーダ32〜38のいずれ
かを回転させると、パネルコントロールイベントリスト
上にあるカーソルが移動する。ロータリエンコーダ31
で所望のノートナンバを指定し、ロータリエンコーダ3
2〜38を操作して所望のパネルコントロールイベント
を指定したのち、図示しない設定スイッチをオンすれば
上記指定されたノートナンバに上記指定されたパネルコ
ントロールイベントがアサインされる。
記操作の流れを説明する。このフローチャートは、CP
Uの処理動作を示すものではなく、設定者の操作とCP
Uの処理との順序を示すものである。まず、設定者がロ
ータリエンコーダ31を操作してイベントをアサインす
るノートナンバを指定する(n1)。CPUはこの操作
に対応してカーソルを移動する(n2)。次に、設定者
はロータリエンコーダ32〜38のいずれか1つを操作
してこのノートナンバにアサインするパネルコントロー
ルイベントを選択する(n3)。CPUはこの操作に応
じてカーソルを移動する(n4)。次に、設定者は設定
スイッチをオンする(n5)。この設定スイッチのオン
に対応して、CPUはイベントアサインテーブルの指定
されているノートナンバの欄に、指定されたパネルコン
トロールイベントのイベントナンバを書き込み(n
6)、この内容をリスト50に表示する(n7)。この
操作はこのモードが設定されている間繰り返し行うこと
ができる(n8)。
ーチャートである。
電子楽器が動作状態にあるときには、パネル処理(n1
1)、MIDI処理(n12)、発音処理(n13)、
ABC処理(n14)、および、その他処理(n15)
を繰り返し実行する。パネル処理は、パネル表示やパネ
ルスイッチのスキャンなどを行う動作である。MIDI
処理は図5で説明するようにMIDIインタフェース1
7に接続されたMIDI機器から入力されるMIDIデ
ータを処理する動作である。発音処理とは、キーオンイ
ベントやMIDIインタフェースから入力される通常の
ノートイベントに対応して楽音を合成する動作である。
ABC処理とは、指定されたパターンや和音,リズムに
合わせて、所定のテンポで自動伴奏音(ベース音,和
音,リズム音)を発生する動作である。その他処理と
は、メインボリュームの調整などの動作である。
ーチャートである。まず、入力されたMIDIデータの
受付チャンネルを受付MIDIチャンネルレジスタMC
Hに記憶し、受信したノートナンバをノートナンバレジ
スタNN,イベントの種類をイベント種類レジスタEV
に記憶する(n21)。つぎにMCHで受信MIDIチ
ャンネルアサインテーブルRCVを検索し、RCV(M
CH)=PANELであるか否かを判断する(n2
2)。すなわち、受信したMIDIチャンネルにアサイ
ンされているパートがPANELであるか否か、すなわ
ち、チャンネル16であるか否かを判断する。この条件
に当てはまればn23以下の動作に進む。この条件に当
てはまらない場合にはn40の通常の発音処理の準備動
作に進む。通常の発音準備動作は発音チャンネルの割り
当てやその発音チャンネルに対してNNに対応するキー
コード,音色ナンバなどを送信する動作である。また、
ABCが割り当てられているチャンネルの場合には、和
音種類の割り出しなどの動作を行う。
VENTを検索しEVENT(NN)によりイベントコ
ードECを割り出す。このECが0であれば、このNN
には何のパネルコントロールイベントも割り当てられて
いないため、このイベントを無視してリターンする。ま
た、EC≠0の場合には、そのイベントコードでパネル
コントロールイベントテーブルを検索し、そのイベント
のタイプTYPEを読み出す。TYPE=1の場合に
は、入力されたイベントEVがノートオンイベントであ
ることを条件に(n26)、ステート1の機能STAT
E1(EC)を実行する(n27)。また、TYPE=
2の場合には、EVがノートオンイベントであることを
条件に(n28)、現在設定されている機能と反対の機
能であるSTATE1/2(EC)を実行する(n2
9)。また、TYPE=3の場合には、EVがノートオ
ンイベントのときはSTATE1(EC)を実行し、E
VがノートオフイベントのときはSTATE2(EC)
を実行する(n30)。
タフェース17の第16チャンネルから受信したノート
オン/オフイベントに基づいて各種のパネルコントロー
ルイベントを実行することができる。MIDI規格のノ
ートオン/オフイベントはほぼ全てのMIDI機器が出
力することができ、MIDIフォーマットとして統一さ
れた規格のデータであるため、そのデータ形式はMID
I機器を製造したメーカが異なっても同じである。した
がって、たとえば、演奏に使用しないMIDIキーボー
ドが1台あれば、それをリアルタイムのパネルコントロ
ール用のキーボードとして用いれば、演奏用のキーボー
ドを操作して演奏しながらパネルコントロール用のキー
ボードを並行して操作して機能の切り換えを行うことが
できる。
ータを受信したとき、そのデータをパネルコントロール
イベントに変換する動作について説明したが、その逆の
機能を用いてパネルコントロールのシーケンスを自動演
奏データと同様のフォーマットで記憶しておくこともで
きる。すなわち、電子楽器上のパネルスイッチ操作等で
パネルコントロールイベントテーブルのSTATE1,
STATE2の機能が実行されたとき、上記パネルコン
トロールテーブル,イベントアサインテーブルを逆に参
照し、対応するノートイベントをPANELがアサイン
されているMIDIチャンネルから出力する。このノー
トイベントデータをシーケンサ(演奏データ記憶装置/
自動演奏装置)に記憶しておき、自動演奏時にこの操作
シーケンスを再現する。
むイベントコードECの先頭に“−”を付しておけば、
このパネルコントロールイベントはSTATE1とST
ATE2が逆に実行されるようにすることもできる。こ
のようにすることにより、1つのノートナンバNNに対
して複数のパネルコントロールイベントを対応させる場
合において、たとえば、SUSTAINをオンしたとき
SOSTENUTEをオフし、SUSTAINをオフし
たときSOSTENUTEをオンするように1つのノー
トイベントで2つのパネルコントロールイベントが互い
に逆に機能をするように設定することができる。
/ノートオフイベントのノートナンバに基づいてパネル
コントロールイベントを実行したが、用いるMIDIデ
ータはノートオンイベント/ノートオフイベントに限定
されるものではない。たとえば、アフタタッチデータや
コントロールチェンジデータを用いることもできる。ま
た、ノートオンイベントを用いる場合に、ノートナンバ
に加えてベロシティデータでその制御の程度を設定する
ようにしてもよい。
能を有する電子楽器に共通の機能である音高情報を含む
演奏情報を用いて外部から機能の実行をすることができ
るため、通常の電子楽器を接続して機能実行用の機器と
して動作させることができる。したがって、下位階層に
割り当てられている機能であっても、外部機器のキース
イッチにダイレクトに割り当てることにより、リアルタ
イムの操作が可能になる。また、その割り当てを自由に
設定することができるため、演奏者の使い勝手に応じた
設定が可能になる。
す図
の設定画面および設定手順を説明する図
Claims (2)
- 【請求項1】 音高情報を含む演奏情報を外部機器から
受信する演奏情報受信手段と、 該演奏情報受信手段が受信する演奏情報に含まれる音高
情報と、実行されるべき機能とを対応して記憶する記憶
手段と、 該演奏情報受信手段が演奏情報を受信したとき、前記記
憶手段を参照してその演奏情報に含まれる音高情報に対
応する機能を実行する機能実行手段と、 を備えたことを特徴とする電子楽器。 - 【請求項2】 前記記憶手段は、音高情報と機能との対
応を任意に編集可能である請求項1に記載の電子楽器。
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