JPH05345830A - 二軸配向ポリエステルフィルム - Google Patents

二軸配向ポリエステルフィルム

Info

Publication number
JPH05345830A
JPH05345830A JP15699792A JP15699792A JPH05345830A JP H05345830 A JPH05345830 A JP H05345830A JP 15699792 A JP15699792 A JP 15699792A JP 15699792 A JP15699792 A JP 15699792A JP H05345830 A JPH05345830 A JP H05345830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
particles
particle size
particle
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15699792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Endo
一夫 遠藤
Noboru Sato
昇 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Diafoil Co Ltd
Original Assignee
Diafoil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Diafoil Co Ltd filed Critical Diafoil Co Ltd
Priority to JP15699792A priority Critical patent/JPH05345830A/ja
Publication of JPH05345830A publication Critical patent/JPH05345830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 均一な表面を有し、走行性や巻き特性に代表
される作業性および耐摩耗性に優れた二軸配向ポリエス
テルフィルムを提供する。 【構成】 平均粒径が0.01〜2μmで、下記式
(1)〜(4)を同時に満足する合成カオリン粒子を
0.05〜3重量%含有することを特徴とする二軸配向
ポリエステルフィルム。 d25/d75≦1.5・・・・・(1) v/D3 ≦0.2・・・・・(2) CTi≦0.3重量%・・・・・(3) CFe≦0.3重量%・・・・・(4) [上記式中、d25、d75は、粒子群の積算体積を大粒子
側から計測し、それぞれ総体積の25%、75%に相当
する粒径(μm)を示し、vは粒子体積(μm3)、Dは
投影面における粒子の最大径(μm)を示し、CTiおよ
びCFeはそれぞれTi元素およびFe元素の粒子中含有
量を示す]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は均一な表面を有し、走行
性や巻き特性に代表される作業性および耐摩耗性に優れ
た二軸配向ポリエステルフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】二軸
配向ポリエステルフィルムは、産業用資材として広く用
いられているが、近年、各用途において高級志向が著し
くなり、フィルム表面が均一であることが強く望まれる
ようになった。また、フィルムの摩耗による表層の削れ
や粒子の脱落に代表される摩耗特性の点の改良も切望さ
れている。特に厳しい品質が要求される磁気記録媒体用
途においては、これらの点を高度に満足する必要があ
る。従来、ポリエステルフィルムの走行性および耐摩耗
性を改良する手段として、フィルム中に不活性な微粒子
を存在させ、フィルム表面を適度に粗面化する方法が知
られており、ある程度その改良がなされているが、必ず
しも十分な結果は得られていない。
【0003】例えば、微粒子としてポリエステル製造時
の触媒残渣等からのいわゆる析出粒子を用いた場合は、
延伸により該微粒子が破壊されやすいため、走行性や耐
摩耗性が劣り、また析出粒子の再生使用も困難である。
また、酸化ケイ素、硫酸バリウム、二酸化チタン、リン
酸カルシウム等のポリエステルに不活性な無機化合物粒
子を添加した場合は、延伸により該微粒子が破壊、変形
されることはなく、比較的急峻な突起を与えることがで
き、走行性は改良されるが、通常それらの粒子の粒度分
布は広く、粒子の脱落も生じやすいため、例えば磁気記
録媒体用として用いた場合、しばしば電磁変換特性の悪
化やドロップアウトの多発を引き起こしてしまう。
【0004】これらの点を克服するため、シャ−プな粒
度分布を有する無機または有機粒子を用いることが提案
されている。例えば特開昭62−207356号公報、
特開昭59−217755号公報には、それぞれ単分散
性の酸化ケイ素、乳化重合法による架橋有機粒子が示さ
れている。しかしながら、酸化ケイ素粒子を用いた場合
には、その硬度が高いためフィルムが接触する基材を傷
付けやすくまた耐摩耗性の改良が不十分であり、一方、
架橋有機粒子を用いた場合には、耐熱性において難があ
るだけでなく、延伸により粒子が変形しやすいという欠
点がある。このように、これまでフィルムの表面均一
性、走行性および耐摩耗性を高度なレベルで満足するポ
リエステルフィルムは得られていないのが実情である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み鋭意検討を行った結果、ある特殊な合成カオリン
粒子を含有してなるフィルムがかかる目的を達成し得る
ことを見いだし、本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明の要旨は、平均粒径が0.01〜2μmで、
下記式(1)〜(4)を同時に満足する合成カオリン粒
子を0.05〜3重量%含有することを特徴とする二軸
配向ポリエステルフィルムに存する。 d25/d75≦1.5・・・・・(1) v/D3 ≦0.2・・・・・(2) CTi≦0.3重量%・・・・・(3) CFe≦0.3重量%・・・・・(4) [上記式中、d25、d75は、粒子群の積算体積を大粒子
側から計測し、それぞれ総体積の25%、75%に相当
する粒径(μm)を示し、vは粒子体積(μm3)、Dは
投影面における粒子の最大径(μm)を示し、CTiおよ
びCFeはそれぞれTi元素およびFe元素の粒子中含有
量を示す]
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
いうポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸またはその
エステルとグリコ−ルとを主たる出発原料として得られ
るポリエステルであり、繰り返し構造単位の80%以上
がエチレンテレフタレ−ト単位またはエチレン−2,6
−ナフタレ−ト単位を有するポリエステルを指す。そし
て、上記の範囲を逸脱しない条件下に他の第三成分を含
有していてもよい。芳香族ジカルボン酸成分としては、
例えば、テレフタル酸および2,6−ナフタレンジカル
ボン酸以外に、例えば、イソフタル酸、フタル酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、オキシカルボン酸(例えば、p−
オキシエトキシ安息香酸等)等を用いることができる。
グリコ−ル成分としては、エチレングリコ−ル以外に、
例えば、ジエチレングリコ−ル、プロピレングリコー
ル、ブタンジオ−ル、1,4−シクロヘキサンジメタノ
−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の一種または二種以上
を用いることができる。
【0007】本発明の重要な構成要件は、ポリエステル
フィルムに配合する粒子として特殊な合成カオリンを用
いることにある。従来、カオリン粒子の製法としては天
然のカオリンを乾式または湿式で粉砕、分級後、濾過す
ることにより比較的粒径の揃ったカオリン粒子が得ら
れ、これを例えば特公平2−770号公報に示されてい
るようにポリエステルフィルムに配合することが知られ
ているが、かかる粒子では耐摩耗性または走行性等の改
良効果が不十分であるため、高度なレベルで良好な特性
を有するフィルムは得られない。本発明者らは、かかる
課題に鑑み鋭意検討した結果、ポリエステルフィルムに
配合する粒子として特殊な合成カオリンを用いることに
より、耐摩耗性および走行性等の改良効果が非常に高
く、高度なレベルで良好な特性を有するフィルムが得ら
れることを見いだしたものである。
【0008】以下、本発明において用いられる特殊な合
成カオリンについて説明する。本発明で用いられる合成
カオリン粒子の合成法としては、例えば『セラミック
ス』(第26巻 平成3年4月号 298〜303頁)
に記載されている(1)アルミノケイ酸塩の風化溶脱促
進法、(2)ケイ酸アルミニウム塩等に酸化アルミニウ
ム成分添加法、(3)非晶質アルミノケイ酸塩の結晶化
促進法、(4)人工共沈物、ゾル・ゲル混合物の反応
法、(5)各種シリカと強酸アルミニウム塩の反応法等
の水熱合成法により合成するのが好ましいが、もちろん
これらに限定されるものではない。本発明において用い
る合成カオリン粒子の平均粒径は、0.01〜2μmで
あり、好ましくは0.05〜1.50μm、さらに好ま
しくは0.10〜1.00μmである。平均粒径が0.
01μm未満では、走行性や耐摩耗性がほとんど改良さ
れない。一方、平均粒径が2μmを超える場合は、フィ
ルムの表面粗度が高くなり過ぎるため、そのようなフィ
ルムを磁気記録媒体として用いた場合、電磁変換特性を
損ねてしまう。
【0009】本発明において用いられる合成カオリン粒
子の粒度分布値(d25/d75)は1.50以下であり、
好ましくは1.40以下、さらに好ましくは1.30以
下である。粒度分布値が1.50を超えると、最終的に
得られるフィルムの表面粗度が不均一となるため、電磁
変換特性を損ねたり、耐電圧が悪化したりするようにな
るので好ましくない。本発明において用いる合成カオリ
ン粒子の体積形状係数(v/D3 )は0.2以下であ
り、好ましくは0.1以下、さらに好ましくは0.08
以下である。体積形状係数が0.2を超えると、フィル
ムの耐摩耗性が悪化する。
【0010】本発明において用いる合成カオリン粒子中
のTi元素含有量CTiは0.3重量%以下である。ま
た、本発明において用いる合成カオリン粒子中のFe元
素含有量CFeは0.3重量%以下である。合成カオリン
粒子中のTi元素含有量およびFe元素含有量が0.3
重量%を超えると、フィルムの色調が低下するので好ま
しくない。本発明において用いる合成カオリン粒子のポ
リエステルフィルムへの配合量は0.05〜3重量%で
あり、好ましくは0.1〜2.0重量%である。配合量
が0.05重量%未満では、走行性や耐摩耗性がほとん
ど改良されない。一方、配合量が3.0重量%を超える
場合は、フィルムの表面粗度が高くなりすぎるため、電
磁変換特性を損ねてしまう。
【0011】本発明において用いる合成カオリン粒子に
は、ポリエステルへの分散性を向上させるため表面処理
を施しておくことが好ましい。この分散剤を兼ねる表面
処理剤としては、特にポリカルボン酸あるいはそれらの
ナトリウム塩、アンモニウム塩等が好ましく用いられ、
例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、PEG
モノアクアクリレ−ト、アクリル酸ブチル、シクロヘキ
シルアクリレ−ト等の未中和またはアンモニウム塩、ナ
トリウム塩等が好ましい。また、これらの表面処理剤
は、通常、粒子の製造段階の途中で加えると効果的であ
る。
【0012】このように本発明においてはある特殊な合
成カオリン粒子を用いるが、その効果は、幾つかの次の
要件が組み合わされたときに、さらに顕著となる。第一
は、エチレンテレフタレ−ト単位を80モル%以上含む
フィルムの場合、フィルムの厚み方向の屈折率を1.4
92以上とすることである。フィルムの厚み方向の屈折
率を1.492以上とした場合、磁性層との接着性を向
上することができ好適である。フィルムの厚み方向の屈
折率は好ましくは1.494〜1.505の範囲であ
る。かかる物性を有するフィルムは、例えば逐次二軸延
伸の場合、縦延伸温度を通常の延伸温度よりも5〜30
℃高い85〜115℃程度とすることによって得ること
ができる。
【0013】また、幅方向の屈折率(nTD)と長手方向
の屈折率(nMD)との差(Δn)(nTD−nMD)が0.
010以上の場合、特に、裁断性に優れ、磁気テ−プの
ベ−スフィルムとして適したものとなる。上記の裁断性
は、磁気テ−プをシェア−カッタ−等でスリットする際
の特性であり、裁断性が悪い場合には、切り口が筋状に
めくれ上がったり、切り口からヒゲや粉が発生したりす
る。かかる現象が生じた場合、テ−プに白粉が付着し、
電磁変換特性を悪化させたり、ドロップアウトを誘起し
たりする。Δnは、好ましくは0.020以上、さらに
好ましくは0.025以上、特に好ましくは0.035
以上である。Δnが余り大きすぎる場合は、熱収縮率等
の不都合が生じるため、Δnの上限は、0.060とす
ることが好ましい。
【0014】さらに、ポリエステルフィルムの極限粘度
は、0.52〜0.62が好ましく、0.54〜0.5
9がさらに好ましい。極限粘度が低いほど、フィルムの
裁断性が良好であるが、極限粘度が0.52未満の場合
は、製膜時にフィルム破断が多発して生産性に支障をき
たすことがある。一方、極限粘度が0.62を超える場
合は、フィルムの裁断性改良効果が不十分となル傾向が
ある。
【0015】本発明の効果が特に発揮される第二の組み
合わせは、エチレンテレフタレ−ト単位を80モル%以
上含むフィルムの場合、フィルムの縦方向のヤング率と
横方向のヤング率の和を好ましくは900kg/mm2
以上、さらに好ましくは1000kg/mm2 以上、特
に好ましくは1100kg/mm2 以上とするである。
通常このように高強度となるように強く延伸された場合
は、フィルム表層から粒子が脱落しやすく耐摩耗性が悪
化するが、本発明の粒子を用いた場合にはかかる粒子脱
落現象が減少する傾向にある。なお、このような高強度
フィルムは、例えば次の公知の製膜方法により得ること
ができる。実質的に無配向の未延伸シ−トを80℃〜1
20℃で縦方向に、3.0〜6.0倍、次いで横方向に
3.0〜6.0倍延伸し、170℃〜240℃にて熱処
理する方法である。もちろん縦横に逐次二軸延伸あるい
は同時二軸延伸し、さらに110℃〜180℃の温度で
縦方向に1.05〜2.5倍再延伸を行った後、熱処理
する方法も採り得る。この際、再縦延伸前熱固定、再縦
延伸後縦弛緩、再縦延伸前または後微小倍率縦延伸等の
手法を適宜採用も可能である。また、同様に横方向に再
延伸を行ってもよい。
【0016】本発明の効果が特に発揮される第三の組み
合わせは、ポリエチレン−2,6−ナフタレ−ト単位を
80モル%以上含むフィルムの場合である。ポリエステ
ルフィルムの中でも特にポリエチレン−2,6−ナフタ
レ−ト単位を80モル%以上含むフィルムは、機械的強
度や耐熱性に優れていることから注目されているが、か
かるフィルムはフィルムの走行速度や張力の点において
しばしばより厳しい条件下で使用されるので、特に耐摩
耗性の改良が望まれている。特に、本発明のフィルムの
縦方向のヤング率と横方向のヤング率の和を好ましくは
1300kg/mm2 以上、さらには1400kg/m
2 以上、特には1500kg/mm2以上としたとき
に、その耐摩耗性の改良効果が顕著となる。ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレ−トの場合、延伸温度を高くする
以外はポリエチレンテレフタレ−トと同様な手法によ
り、かかる高強度フィルムを得ることができる。実質的
に無配向の未延伸シ−トを90℃〜180℃で縦方向
に、3.0〜6.0倍、次いで横方向に3.0〜6.0
倍延伸し、180〜260℃にて熱処理する方法であ
る。もちろん縦横に逐次二軸延伸あるいは同時二軸延伸
し、さらに140℃〜200℃の温度で縦方向に1.0
5〜4.0倍再延伸を行った後、熱処理する方法も採り
得る。この際、再縦延伸前熱固定、再縦延伸後縦弛緩、
再縦延伸前または後微小倍率縦延伸等の手法を適宜採用
も可能である。また、同様に横方向に再延伸を行っても
よい。
【0017】このように、本発明においてはある特定形
状を有する炭酸カルシウム粒子を特定量用いることによ
り、ポリエステルフィルムの特性を改良することができ
るが、上記3通りの場合においてその効果を特に享受す
ることができる。本発明においては、その要旨を超えな
い範囲で、他の粒子を一種以上併用して、さらにフィル
ムの走行性、耐摩耗性、耐擦傷性等を改良することが可
能である。かかる粒子の一つとして析出粒子を挙げるこ
とができる。ここでいう析出粒子とは、例えばエステル
交換触媒としてアルカリ金属またはアルカリ土類金属化
合物を用いた系を常法により重合することにより反応系
内に析出するものを指す。また、エステル交換反応ある
いは重縮合反応時にテレフタル酸を添加することにより
析出させてもよい。これらの場合、リン酸、リン酸トリ
メチル、リン酸トリエチル、リン酸トリブチル、酸性リ
ン酸エチル、亜リン酸、亜リン酸トリメチル、亜リン酸
トリエチル、亜リン酸トリブチル等のリン化合物の一種
以上を存在させてもよい。また、エステル化工程を経る
場合にもこれらの方法で不活性物質粒子を析出させるこ
とができる。例えば、エステル化反応終了前または後に
アルカリ金属またはアルカリ土類金属化合物を存在さ
せ、リン化合物の存在下あるいは非存在下に重縮合反応
を行う。いずれにしても本発明でいう析出粒子にはカル
シウム、リチウム、アンチモン、リン等の元素が一種以
上含まれている。
【0018】また、併用する粒子の一つとして添加粒子
も用いることができる。ここでいう添加粒子とはポリエ
ステルに外部から添加する粒子を指すが、具体的にはカ
オリン、タルク、カ−ボンブラック、硫化モリブデン、
石膏、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、フッ化リチウ
ム、フッ化カルシウム、ゼオライト、リン酸カルシウ
ム、二酸化ケイ素、二酸化チタン等のほかに耐熱性の高
分子微粉体も挙げることもできる。この場合の典型的な
例としては、例えば特公昭59−5216号公報に記載
されているような、分子中に唯一個の脂肪族の不飽和結
合を有するモノビニル化合物と架橋剤として分子中に二
個以上の脂肪族の不飽和結合を有する化合物との共重合
体を例示することができるが、これらに限定されるもの
ではなく、例えば熱硬化性エポキシ樹脂、熱硬化性フェ
ノ−ル樹脂、熱硬化性尿素樹脂、ベンゾグアナミン樹脂
あるいはポリテトラフルオロエチレンのようなフッ素樹
脂の微粉体を用いることもできる。
【0019】本発明において併用する粒子は、その平均
粒径が本発明の合成カオリン粒子の平均粒径より大きい
場合は、合成カオリン粒子と同量以下が好ましく、0.
005〜0.5倍重量がさらに好ましく、0.01〜
0.3倍重量が特に好ましい。一方、その平均粒径が本
発明の合成カオリン粒子の平均粒径より小さい場合は、
合成カオリン粒子と同量以上が好ましく、1〜20倍重
量がさらに好ましい。
【0020】また、本発明においては平均粒径の異なる
本発明の合成カオリン粒子を二種以上用いてもよい。特
に、巻き特性および走行性改良等を目的として、大粒子
の合成カオリン粒子と小粒子の合成カオリン粒子を組み
合わせることはさらに好ましい形態である。ここで大粒
子の合成カオリン粒子とは、平均粒径が0.5〜2μm
であり、含有量が0.005〜0.15重量%が特に好
ましく、一方、小粒子の炭酸カルシウム粒子とは、平均
粒径が0.10〜0.8μmであり、含有量が0.20
〜 3.0重量%が特に好ましいものである。
【0021】近年、磁気記録媒体用ベ−スフィルムに対
し、平坦性、易滑性、耐摩耗性、接着性、新たに耐擦傷
性がしばしば要求されるようになった。これは例えばテ
−プが高速で走行する際、テ−プが接触する部分から傷
付けられたり、発生した摩耗粉によりフィルムに傷が入
りやすくなったりするためである。傷付きが多いと外観
上好ましくないだけでなく、工程の汚染やドロップアウ
トの増加を引き起こすようになる。この耐擦傷性を高度
に改良するためには、併用する粒子として特に酸化アル
ミニウムを選択することが好ましい。特に二次凝集体の
平均粒径が0.5μm以下が好ましく、0.1μm以下
のデルタ型もしくはガンマ型がさらに好ましく、0.1
μm以下のデルタ型が特に好ましく用いられる。
【0022】これらの粒子の製造法としては、例えば熱
分解法、すなわち無水塩化アルミニウムを原料として火
焔加水分解させる方法、あるいはアンモニウム明ばん熱
分解法、すなわち水酸化アルミニウムを原料として硫酸
と反応させて硫酸アルミニウムとした後硫酸アンモニウ
ムと反応させてアンモニウム明ばんとして焼成する方法
等を挙げることができる。これらの方法により得られる
酸化アルミニウムの一次粒径は、通常、5〜40nmの
範囲にあるが、しばしば0.5μmを超える凝集体を形
成しているので、適度に解砕して使用することが望まし
い。
【0023】本発明で用いるポリエステルの製造に際し
ては、添加粒子は、ポリエステルの合成反応中に添加す
ることが好ましい。特に、エステル交換反応またはエス
テル化反応終了後、重縮合反応開始前に添加することが
好ましい。なお、添加する粒子は、通常、エチレングリ
コ−ルのスラリ−として添加するが、必要に応じ事前に
解砕、分散、分級、濾過等の処理を施しておいてもよ
い。添加するエチレングリコ−ル中のスラリ−濃度は5
〜50重量%、好ましくは10〜40%とするのがよ
い。スラリ−の粒子濃度が3重量%未満では、エチレン
グリコ−ルの使用量が増し、エチレングリコ−ルの原単
位が大きくなり、粒子濃度が50重量%を超えたスラリ
−を添加すると、粒子の分散性が往々にして悪化する。
なお、ポリエステル合成の重縮合反応触媒としては、S
b,Ti,Ge,Sn,Si化合物等の通常用いられて
いる触媒が使用される。
【0024】特に磁気記録媒体用として好適な本発明の
フィルムは特定の粒子と特定のフィルム物性との組み合
わせにより初めて得られるものであるが、そのフィルム
表面の中心線平均粗さ(Ra)は、通常、0.005〜
0.1μmが好ましく、0.007〜0.08μmがさ
らに好ましく、0.01〜0.03μmが特に好まし
い。さらに、本発明のフィルムの最大突起高さ(Rt)
と中心線平均粗さ(Ra)の比、Rt/Raは15以下
であることが好ましく、12以下であることがさらに好
ましく、5以上10以下が特に好ましい。Rt/Ra値
が15を超える場合、ベ−スフィルム表面の均一性が劣
り、走行性または耐摩耗性が劣るようになる。そのた
め、かかるフィルムを磁気記録媒体用、特に磁気テ−プ
用として用いた場合、ドロップアウト数の増加または電
磁変換特性の悪化を伴う。
【0025】本発明のフィルムは、本発明の構成要件を
満足していれば、単層または2層以上の積層フィルムで
あってもよい。本発明のフィルムはビデオテ−プ用のベ
−スフィルムとして賞用されるほか、オ−ディオ用、フ
ロッピ−ディスク用のそれとして用いた場合にも特に効
果を発揮し得る。もちろん必要に応じ、コンデンサ−の
誘電体用、包装用、製版用、その他の用途に用いること
も可能である。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げてさらに詳細に
説明するが、本発明は、その要旨を越えない限り、以下
の実施例によって限定されるものではない。なお、実施
例における種々の物性および特性の測定方法、定義は下
記のとおりである。実施例および比較例中「部」とある
は「重量部」を示す。
【0027】(1)平均粒径および粒度分布値 島津製作所製遠心沈降式粒度分布測定装置(SA−CP
3型)で測定した等価球形分布における積算体積分率5
0%の粒径d50を二次粒子の平均粒径とした。また同時
に大粒子側から積算して重量分率25%の点の直径d25
と重量分率75%の点の直径d75の比、d25/d75を粒
度分布値とした。 (2)体積形状係数 電子顕微鏡写真による粒子の実測値に基づいて計算し、
相加平均した値である体積形状係数は次式に従って算出
した。 体積形状係数=v/D3 (上記式中、vは粒子の体積(μm3 )、Dは粒子投影
面における最大径(μm)を表す)
【0028】(3)合成カオリン粒子中のTi元素、F
e元素の含有量 理学電気社製 System 3370型 蛍光X線分
析装置で分析した。 (4)色調 東京電色(株)製カラーアナライザー TC−1800
MKII型を用いて、JIS Z−8722の方法に準じ
て、色調をL、a、bの値として測定した。 (5)フィルムの極限粘度 ポリマ−1gをフェノ−ル/テトラクロロエタン=50
/50(重量比)の混合溶媒100ml中に溶解し、3
0℃で測定した。
【0029】(6)フィルムの屈折率 アタゴ光学社製アッベ式屈折計を用い、フィルムの厚さ
方向の屈折率(nα)、幅方向の屈折率(nTD)および
長手方向の屈折率(nMD)を測定した。なお屈折率の測
定はナトリウムD線を用いた。 (7)ヤング率(引張弾性率) (株)インテスコ製 引張試験機インテスコモデル20
01型を用いて、温度23℃、湿度50%RHに調節さ
れた室内において、長さ300mm、幅20mmの試料
フィルムを、10%/minの歪速度で引張り、引張応
力−歪曲線の初めの直線部分を用いて次式によってヤン
グ率(E)を計算した。 E=Δσ/Δε (上記式中、E、Δσ、Δεはそれぞれヤング率(kg
/mm2 )、直線上の2点間の元の平均断面積による応
力差、同じ2点間の歪差を表す)
【0030】(8)フィルム表面の粗さおよび粗さの均
一性 日本工業規格JIS B0601に記載されている方法
に従い、(株)小坂研究所製 表面粗さ測定機(SE−
3F)を用いて、中心線平均粗さ(Ra)および最大高
さ(Rt)を求めた。なお、使用した触針の半径は、
2.0μm、荷重は30mgであり、カットオフ値は
0.08mmである。Rt/Raが小さいほど表面が均
一である。 (9)走行性 フィルムの滑り性により評価した。滑り性は、固定した
硬質クロムメッキ金属ロール(直径6mm)にフィルムを
巻き付け角(θ)135°で接触させ、53g)の荷重
を一端にかけて、1m/minの速度でこれを走行さ
せ、他端の抵抗力(T1 ,g)を測定し、次式により走
行中の摩擦係数(μd)を求めた。 μd=0.424・ln(T1/53)
【0031】(10)粗大突起数 フィルム表面にアルミニウムを蒸着し、ニコンオプチフ
ォト干渉顕微鏡を用い、二光束法にて測定した。測定波
長は0.54μmで、3次以上の干渉縞を示す突起(突
起高さ0.81μm以上)個数を100cm2 の面積にわ
たり測定し、粗大突起数とした。
【0032】(11)摩耗特性 固定した直径6mmの硬質クロム製固定ピン(材質SU
S420−J2、仕上げ0.2S)に幅10mmのフィ
ルムを巻きつけ角135°で接触させ、速度は11.4
m/min、初期張力300gで、200mのフィルム
を計5000mにわたって走行させ、ピンに付着した摩
耗白粉量を目視評価し、下に示すランク別に評価を行っ
た。 ランクA:全く付着しない ランクB:微量付着する ランクC:少量(ランクBよりは多い)付着する ランクD:極めて多く付着する (12)フィルムの巻き特性 ポリエステルフィルムの巻き取り作業時のロ−ルの巻き
ずれ、シワ入りおよび巻き姿等の良否を総合的に判断し
た。
【0033】(13)磁気テ−プ特性 まず磁気テープを製造した。すなわち、磁性微粉末20
0部、ポリウレタン樹脂30部、ニトロセルロース10
部、塩化ビニル−酢酸セルロース共重合体10部、レシ
チン5部、シクロヘキサノン100部、メチルイソブチ
ルケトン100部、およびメチルエチルケトン300部
をボールミルにて48時間混合分散後ポリイソシアネー
ト化合物5部を加えて磁性塗料とし、これをポリエステ
ルフィルムに塗布した後、塗料が十分乾燥固化する前に
磁気配向させた後、乾燥し、2μmの膜厚の磁性層を形
成した。
【0034】次いでこの塗布フィルムを、鏡面仕上げの
金属ロ−ルとポリエステル系複合樹脂ロ−ルとから構成
されている5段のス−パ−カレンダ−を用い、ロ−ル温
度85℃、線圧250kg/cm、走行速度80m/m
inの条件下、磁気テープ5000mを7回繰り返し走
行させ、樹脂ロ−ルに付着する白粉量を目視評価し、下
に示すランク別に評価を行った。 〇…樹脂ロ−ルに白粉の付着はほとんど見られない △…極く僅かな白粉の付着が見られる ×…明らかに白粉の付着が見られる
【0035】次いでカレンダー処理後のフィルムを1/
2インチ幅にスリットした後、松下電気製NV−370
0型ビデオデッキにより、常速にて下記の磁気テープ特
性を評価した。 電磁変換特性(VTRヘッド出力) シンクロスコープにより測定周波数が4メガヘルツにお
けるVTRヘッド出力を測定し、基準テ−プと比較し
て、下に示すランク別に評価を行った。 ◎…基準テ−プより非常に優れる 〇…基準テ−プと同等である △…基準テ−プより劣る ×…明らかに基準テ−プより劣り、実用に耐えない 最大ドロップアウト数 4.4メガヘルツの信号を記録したビデオテープを再生
し、大倉インダストリー(株)ドロップアウトカウンタ
ーでドロップアウト数を約20分間測定し、1分間当り
のドロップアウト数に換算した。その測定を20回繰り
返し、換算値の最大値を最大ドロップアウト数とした。
【0036】(14)耐擦傷性 幅1/2インチにスリットした磁気テ−プを直径6mm
の硬質クロムメッキ金属ピン(仕上げ3S)にフィルム
を巻きつけ角135°、走行速度3m/sec、張力5
0gで磁気テ−プのベ−スフィルム面を1回擦過させ
た。次に擦過面にアルミニウムを約1000Å厚となる
よう真空蒸着し、傷の量を目視により観察し、下記判定
を行った。
【0037】ランク1:傷の量が極めて多い ランク2:傷の量が多い ランク3:傷の量が2、4の中間 ランク4:傷の量が少ない ランク5:傷が付かない
【0038】実施例1 ジメチルテレフタレート100部、エチレングリコール
60部および酢酸マグネシウム4水塩0.09部を反応
器にとり、加熱昇温するとともにメタノールを留去して
エステル交換反応を行い、反応開始から4時間を要して
230℃まで昇温し実質的にエステル交換反応を終了し
た。次いで、平均粒径0.43μm、粒度分布値(d25
/d75)1.29、体積形状係数(v/D3 )0.06
5の合成カオリン粒子0.40部をエチレングリコ−ル
スラリ−として添加した。スラリー添加後、さらにリン
酸0.03部、三酸化アンチモン0.04部を加えて4
時間重縮合反応を行い、極限粘度0.61のポリエチレ
ンテレフタレートを得た。その内部を顕微鏡で観察した
ところ、粒子が均一に分散していることが確認された。
【0039】次いで、得られたポリエステルを乾燥後、
290℃で溶融押出し、無定形シートを得、無定形シー
トをシートの流れ方向(縦方向)に93℃で3.5倍、
横方向に110℃で3.5倍延伸し、220℃で3秒間
熱処理を行い、厚さ15μmのフィルムを得た。得られ
たフィルムのヤング率は縦方向が430kg/mm2
横方向が440kg/mm2 であった。また、フィルム
の極限粘度は0.59であった。得られたフィルムに磁
性層を塗布して磁気テープを得、その特性を測定した。
【0040】実施例2 実施例1で用いた合成カオリン粒子を用い、フィルムの
厚さ方向の屈折率を1.490とする以外は実施例1と
同様にしてフィルムを得、その特性を評価した。 実施例3 実施例1で用いた合成カオリン粒子を用い、フィルムの
複屈折率を0.006とする以外は実施例1と同様にし
てフィルムを得、その特性を評価した。
【0041】比較例1 実施例1において、平均粒径0.45μm、粒度分布値
2.65、体積形状係数0.063の天然のカオリン粒
子を用い、表1に示す含有量とするほかは実施例1と同
様にしてポリエチレンテレフタレ−トフィルムを得、そ
の特性を評価した。 実施例4 実施例1で用いた合成カオリン粒子と共に一次粒径が
0.02μm、平均二次粒径が0.08μmであるデル
タ型の酸化アルミニウムを表1に示すように配合するほ
かは実施例1と同様にしてフィルムを得、その特性を評
価した。なおフィルムの極限粘度は0.59であった。
【0042】実施例5 実施例1で用いた合成カオリン粒子の代わりに、平均粒
径0.35μm、粒度分布値1.28、体積形状係数が
0.065の合成カオリン粒子0.40部をエチレング
リコ−ルスラリ−として添加した。実施例1のフィルム
製造と同様に縦および横方向に延伸した後、130℃で
縦方向に1.08倍延伸を行い、縦方向に強化された厚
み9.8μmのフィルムを得、その特性を評価した。
【0043】実施例6 実施例1のポリエステルの製造において、ジメチルテレ
フタレ−トの代わりにジメチル−2,6−ジメチルナフ
タレ−トを用いるほかは実施例1と同様にしてエステル
交換反応を行った。次いで、実施例5で用いた合成カオ
リン粒子0.4部をエチレングリコ−ルスラリ−として
添加し、さらにリン酸0.03部、三酸化アンチモン
0.04部を加えて常法により重縮合反応を行い、極限
粘度0.59のポリエチレン−2,6−ナフタレートを
得た。次いで得られたポリマ−を0.3mmHg、23
5℃で7時間固相重合し、極限粘度0.68のポリエチ
レン−2,6−ナフタレートを得た。箇相重合して得ら
れたポリマ−を295℃で押出機よりシ−ト状に押し出
し、静電印加冷却法を用いて厚さ100μmの無定形シ
−トを得た。次いで、140℃で縦方向に4.2倍、テ
ンタ−で横方向に3.9倍延伸した後、220℃で5秒
間熱処理を行い、厚み8μmのポリエチレン−2,6−
ナフタレートフィルムを得、その特性を評価した。
【0044】比較例2 比較例1で用いた粒子を用い、実施例6と同様にしてフ
ィルムを得、その特性を評価した。 実施例7 実施例6で用いた合成カオリン粒子と共に一次粒径が
0.02μm、平均二次粒径が0.08μmであるデル
タ型の酸化アルミニウムを表2に示すように配合し、か
つ縦方向のヤング率を1010kg/mm2 とするほか
は実施例6と同様にしてポリエチレン−2,6−ナフタ
レートフィルムを得、その特性を評価した。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】本発明の要件を満足する実施例のフィルム
は、何れもフィルム表面が均一であり、走行性、耐摩耗
性に優れたものである。特に微細な酸化アルミニウム粒
子を併用したフィルムは、さらに耐擦傷性にも優れ、磁
気記録媒体用ベ−スフィルムとして好適である。
【0048】
【発明の効果】本発明のフィルムは均一微細な表面構造
を有しており、特に耐摩耗性および走行性等に優れ、磁
気記録媒体用ベ−スフィルムをはじめとする産業用資材
として有用であり、その工業的価値は高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:16 B29L 7:00 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒径が0.01〜2μmで、下記式
    (1)〜(4)を同時に満足する合成カオリン粒子を
    0.05〜3重量%含有することを特徴とする二軸配向
    ポリエステルフィルム。 d25/d75≦1.5・・・・・(1) v/D3 ≦0.2・・・・・(2) CTi≦0.3重量%・・・・・(3) CFe≦0.3重量%・・・・・(4) [上記式中、d25、d75は、粒子群の積算体積を大粒子
    側から計測し、それぞれ総体積の25%、75%に相当
    する粒径(μm)を示し、vは粒子体積(μm3)、Dは
    投影面における粒子の最大径(μm)を示し、CTiおよ
    びCFeはそれぞれTi元素およびFe元素の粒子中含有
    量を示す]
JP15699792A 1992-06-16 1992-06-16 二軸配向ポリエステルフィルム Pending JPH05345830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15699792A JPH05345830A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 二軸配向ポリエステルフィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15699792A JPH05345830A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 二軸配向ポリエステルフィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05345830A true JPH05345830A (ja) 1993-12-27

Family

ID=15639931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15699792A Pending JPH05345830A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 二軸配向ポリエステルフィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05345830A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0785175A4 (en) * 1995-08-04 1998-10-14 Cosmo Clay & Ceramics Co Ltd SYNTHETIC CLAY FOR CERAMICS AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0785175A4 (en) * 1995-08-04 1998-10-14 Cosmo Clay & Ceramics Co Ltd SYNTHETIC CLAY FOR CERAMICS AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2856283B2 (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JPH0639982A (ja) 磁気記録媒体用二軸配向積層ポリエステルフィルム
JP4026795B2 (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
US5670236A (en) Biaxially oriented polyester film for magnetic recording medium
JPH05128490A (ja) 磁気記録媒体用積層ポリエステルフイルム
JPH05345830A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JP3351821B2 (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JP3149546B2 (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JP2675216B2 (ja) ポリエチレン―2,6―ナフタレートフィルム
JPH11322970A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JP3251660B2 (ja) 磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフィルム
JPH06172555A (ja) 磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフィルム
JPH05310964A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JP2991272B2 (ja) 2軸配向ポリエステルフィルム
JPH06143409A (ja) ポリエステル組成物
JPH06139551A (ja) 磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフィルム
JP2001030448A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JPH0752506B2 (ja) 磁気記録媒体用ポリエステルフイルム
JP3235273B2 (ja) 二軸配向積層ポリエステルフィルムおよびその製造方法
JPH05179022A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JPH05179021A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JPH0751314B2 (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JPH05287089A (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム
JPH05271397A (ja) 熱可塑性ポリエステル組成物およびフィルム
JPH0639541B2 (ja) 二軸配向ポリエステルフィルム