JPH0534332A - シート状酸素検知剤 - Google Patents

シート状酸素検知剤

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JPH0534332A
JPH0534332A JP21653391A JP21653391A JPH0534332A JP H0534332 A JPH0534332 A JP H0534332A JP 21653391 A JP21653391 A JP 21653391A JP 21653391 A JP21653391 A JP 21653391A JP H0534332 A JPH0534332 A JP H0534332A
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博恭 山崎
Yoichi Yamakawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高水分食品、粉物、乾燥食品、乾燥剤入り製品
等に適用する優れた酸素検知剤を提供する。 【構成】自己ヒートシール性を有するガス透過性の混抄
紙(A)に酸素検知ペーストを全面若しくはパターン状
に付着してなる酸素検知シート(C)を、ガスバリヤー
性フィルム(D)で両面からラミネートしてなるシート
状酸素検知剤。 【効果】高水分食品、粉物、乾燥食品、乾燥剤入り製品
等の水分の移動を伴う食品に脱酸素剤とともに酸素検知
剤を併用しても酸素検知剤への水分の流出入も少ないた
め、優れた性能を発揮する。しかも色素の転写等がな
く、経時安定性に優れた酸素検知剤が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸素検知剤に係わり、
詳しくは、自己ヒートシール性を有するガス透過性の混
抄紙に酸素検知ペーストを全面若しくはパターン状に付
着してなる酸素検知シートを、ガスバリヤー性フィルム
で両面からラミネートして得られるシート状酸素検知剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】酸素検知剤は、酸素の有無を表示する性
質を有する薬剤を含む組成物からなり、酸化還元色素の
呈色反応を利用した種々の酸素検知剤が上市されてい
る。その代表的なものは、通常、メチレンブルー等の酸
化還元色素、D−グルコース等の還元性糖類及び、アル
カリ土類金属酸化物等の固体塩基性物質からなる混合物
を打錠成形した錠剤を通気性の小袋に封入した錠剤型酸
素検知剤、又は、紙に含浸若しくは印刷したペーパー型
酸素検知剤として用いられ、これらに関する文献等は数
多く知られている。本発明に関する先行技術としては、
特開昭53−120495、特開昭56−24906、
特開昭56−8547、特開昭56−84772号公報
において、錠剤型及びペーパー型の酸素検知剤に関する
技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、高水分食品、乾
燥食品、乾燥剤入り製品等など水分の移動の伴う食品に
脱酸素剤とともに酸素検知剤を併用して脱酸素状態を把
握する方法が採用されている。しかし、酸素検知剤を用
いた食品保存技術上の問題点として、前記の錠剤型酸素
検知剤は、高湿度雰囲気下では水分を吸収して錠剤が崩
壊し易く、特に、錠剤表面に水滴が付着するために錠剤
中の色素が溶出し、酸素検知剤の包材、食品の包装材、
食品自体などに転写するなどの実用上の欠点を有してい
た。また、ペーパー型酸素検知剤においては、乾燥雰囲
気下では検知剤中の水分が失われて検知剤が変色しない
問題もあり、その用途が大幅に制限されていた。
【0004】本発明は、前記従来の技術的課題を背景に
なされたもので、高水分食品、粉物、乾燥食品、乾燥剤
入り製品等の水分の移動を伴う食品に脱酸素剤とともに
酸素検知剤を併用しても酸素検知剤への水分の流出入が
少なく、優れた性能を有し、かつ色素の転写のない安定
した酸素検知剤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
を達成すべく鋭意研究した結果、自己ヒートシール性を
有するガス透過性の混抄紙(A)に酸素検知ペーストを
塗布、印刷又は含浸によって全面若しくはパターン状に
付着させてなる酸素検知シート(C)の両面をプラスチ
ックフィルムの少なくとも一層の層よりなるガスバリヤ
ー性フィルム(D)でラミネートしてなる構成に限定し
て、特に、自己ヒートシール性を有するガス透過性の混
抄紙(A)の透気度とガスバリヤー性フィルム(D)の
酸素ガス透過度と透湿度を限定して加工して得られるシ
ート状酸素検知剤が、高水分食品、粉物、乾燥食品、乾
燥剤入り製品等の水分の移動を伴う用途に適用しても酸
素検知剤への水分の流出入も少ないため優れた性能を発
揮し、かつ色素の転写等もない安定した酸素検知剤が得
られることを見出し、本発明を完成した。
【0006】本発明は、ガーレ−式透気度が 1〜10,000
秒/100 ml であり、かつ常圧で水を通さない熱可塑性の
プラスチックと熱不溶性のプラスチック若しくは紙から
なる自己ヒートシール性を有するガス透過性の混抄紙
(A)に酸素検知ペーストを塗布、印刷又は含浸によっ
て全面若しくはパターン状に付着させてなる酸素検知シ
ート(C)を、酸素ガス透過度が 20cc/m2・24hr ・ atm/
25μm 以下であり、かつ透湿度が50g/m2・24hr 以下であ
るプラスチックフィルムの少なくとも一層の層よりなる
ガスバリヤー性フィルム(D)で両面から全面若しくは
部分ラミネートして得られるシート状酸素検知剤であ
る。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて用いる自己ヒートシール性を有するガス透過性の
混抄紙(A)とは、ガーレ−式透気度が 1〜10,000秒/1
00mlであり、かつ常圧で水を通さない熱可塑性のプラス
チックと熱不溶性のプラスチック若しくは紙からなる2
種以上の材料を選択、抄紙してなるガス透過性フィルム
である。係る包装材料としては、パルプにポリエチレ
ン、ポリプロピレン等を抄紙してなる紙/熱可塑性プラ
スチック系の混抄紙、ポリエチレンテレフタレートにポ
リエチレン、ポリプロピレン等を抄紙してなる熱不溶性
プラスチック/熱可塑性プラスチック系の混抄紙などで
あるが、ポリプロピレン等を単独に抄紙した所謂合樹
紙、ポリエチレンテレフタレート等の熱不溶性又は高融
点の熱可塑性プラスチックを芯として、ポリエチレン等
の低融点の熱可塑性プラスチックを被覆した繊維からな
る不織布等の使用も可能である。また、係る混抄紙は、
撥水、撥油処理等を施してあり、坪量が、10〜150g/m
2 、好ましくは、12〜100g/m2 で、熱可塑性プラスチッ
クの混入率が、20〜80%、好ましくは、30〜70%である
撥水撥油性のガス透過性フィルムである。
【0008】本発明における酸素検知シート(C)と
は、前記自己ヒートシール性を有するガス透過性の混抄
紙(A)に酸素検知ペーストを塗布、印刷又は含浸等の
方法を用いて全面若しくはパターン状に酸素検知ペース
トを付着させてなるシートである。 該酸素検知シート
(C)の作製に用いられる酸素検知ペーストは、酸素の
有無を表示する性質を有する薬剤として、酸化還元色素
を含む組成物であり、該酸化還元色素の呈色反応を利用
した酸素検知組成物でその代表的なものは、通常、メチ
レンブルー等の酸化還元色素、D−グルコース等の還元
性糖類及びアルカリ土類金属酸化物等の固体塩基性物質
を主成分としている。例えば、水素イオン濃度が強塩基
の 9.0<pH<11.5の範囲に緩衝保持されたメチレンブ
ルー、還元性糖類、塩基性物質、その他のインキ化剤か
らなるペースト状の酸素検知組成物である。
【0009】上記酸素検知ペーストの成分であるメチレ
ンブルーは、還元型は無色で酸化型は青色を呈する酸化
還元色素であり、シート状酸素検知剤の呈色成分として
使用される。メチレンブルーに代えて、ニューメチレン
ブルー、ラウスバイオレット、メチレングリーン、メチ
レンブルーの錯塩等の酸化還元色素も使用できる。
【0010】塩基性物質としては、メチレンブルー及
び、還元性糖類と併用し、メチレンブルーの還元反応の
還元助剤として働き、例えば、リン酸、炭酸、ケイ酸、
ホウ酸、有機酸等の弱酸のアルカリ金属塩類及び、アル
カリ土類金属塩などのpH緩衝能を有する塩基性物質が
使用できる。
【0011】還元性糖類としては、塩基性物質の存在下
にメチレンブルーを還元し、無色の還元型に保持する成
分として働き、例えば、D−グルコース、D−キシロー
ス、D−ラクトース、D−ガラクトース等が使用され
る。特に、還元力を考慮してD−グルコース及び/又は
D−キシロースが好ましい。
【0012】インキ化剤として、結合剤、撥水剤、隠蔽
剤、着色剤、界面活性剤、各種助剤等の各種添加剤が使
用される。結合剤は、主として撥水性結合剤をインキの
撥水性付与を目的として添加される。例えば、エチルセ
ルロース等の難水溶性セルロース誘導体、ポリビニルア
セタールジエチルアミノアセテート、セルロースアセテ
ートフタレート、シェラック等の難水溶性高分子物質な
どで、1種又は2種以上の混合物が使用される。また、
撥水性調整剤は、インキの撥水性を調整するのを目的と
して添加され、前記撥水性結合剤と併用して適度の水溶
性を保持する。例えば、ポリビニルアルコール、メチル
セルロース、ポリアクリル酸及びその塩、ヒドロキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロ
キシプロヒルセルロース等の天然又は合成水溶性高分子
化合物の1種又は2種以上の混合物が使用される。
【0013】隠蔽剤は、インキの明瞭な発色を目的とし
て添加される。例えば、酸化チタン等の白色顔料が使用
される。着色剤は、食品包装に同封使用される点を考慮
して食添色素が使用され、脱酸素下で酸化還元色素が還
元されて無色の還元型になったインキを着色して脱酸素
状態を表示する機能を果たしている。
【0014】本発明で用いる酸素検知ペーストであるイ
ンキの製造方法は、一般的なインキ製造方法で製造可能
であり、例えば、まず、酸化還元色素、還元性糖類、塩
基性物質、着色剤をアルコールまたは、水に加熱溶解し
た各溶液を所定量配合して水素イオン濃度を強塩基に調
整した溶液とした後、所定量のインキ化剤を配合して、
ビーズミル、サンドミル、ボールミル、アトライター等
の分散機で分散してインキを製造する。
【0015】また、該酸素検知ペーストは、グラビヤ印
刷、スクリーン印刷、オフセット印刷、凸版印刷等の印
刷法、ロールコーター、ナイフコーター等の塗布法若し
くは含浸法などで自己ヒートシール性を有するガス透過
性の混抄紙(A)面上に全面若しくはパターン状に付着
させて酸素検知シート(C)を得る。
【0016】本発明において用いるガスバリヤー性フィ
ルム(D)とは、酸素ガス透過度が、20cc/m2 ・24hr ・
atm/25μm以下であり、かつ透湿度が、50g/m2・24hr 以
下であるプスチックフィルムであり、これらの中から選
ばれた少なくとも一層の層よりなる 7〜200 μm 、好ま
しくは12〜50μm の厚みを有するガスバリヤー性の薄層
フィルムである。係る包装材料としては、ポリ塩化ビニ
リデン等をラミネート若しくはコートしたプラスチック
フィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィル
ムをラミネートしてなる透明又は透明部と不透明部から
なるフィルムが用いられる。
【0017】前記ガスバリヤー性フィルム(D)の酸素
ガス透過度が20cc/m2 ・24hr ・atm/25μm 及び/又は透
湿度が50g/m2・24hr 超える場合は、ガスバリヤーが不十
分で、酸素検知剤の劣化に起因する性能の低下が著し
く、本発明の目的を達成することができず、特に、粉
物、乾燥食品、乾燥剤入り製品等の水分の移動を伴う用
途への使用が困難である。一方、フィルムの厚さが7μ
m 未満では、薄すぎて加工が困難であるのみならず耐久
性に劣り、200 μm を超えるとフィルムのフレキシビリ
ティに欠けて加工が困難となる。したがって、包装材料
の加工性、酸素検知剤の用途拡大等を考慮したガスバリ
ヤー性の程度等を基準に包装材料を適宜選定される。
【0018】また、係るガスバリヤー性フィルム(D)
は、該包装材料の内側にシール層を設けて、酸素検知シ
ート(C)の基材である自己ヒートシール性を有するガ
ス透過性の混抄紙(A)とのラミネート加工性の向上を
図ることも可能である。また、本発明におけるシート状
酸素検知剤の熱ラミネート強度は、シーラントフィルム
の樹脂の種類、厚み、ヒートシール条件などにより異な
る。
【0019】前記内側のシール層として用いるプラスチ
ックフィルムとしては、例えば、自己ヒートシール性を
有するガス透過性の混抄紙(A)と同等以下の軟化点を
有するポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
アイオノマー樹脂等の低融点のシーラントフィルムの熱
ラミネート加工がある。
【0020】本発明のシート状酸素検知剤は、自己ヒー
トシール性を有するガス透過性の混抄紙(A)に酸素検
知ペーストを全面若しくはパターン状に付着させてなる
酸素検知シート(C)を、前記ガスバリヤー性フィルム
(D)で両面から全面若しくは部分ラミネートして得ら
れ、少なくとも片面の一部分が透明で酸素検知ペースト
の付着部の変色を判別できるように製造される。ガスバ
リヤー性フィルム(D)を透明と不透明部分からなるフ
ィルムを使用する場合は、透明部を酸素検知シート
(C)の酸素検知ペーストの付着部上に合わせてラミネ
ートされる。また、ガスバリヤー性フィルム(D)で両
面からラミネートする場合に、本発明に用いるガスバリ
ヤー性フィルム(D)を片面に使用し、他面を該ガスバ
リヤー性フィルム以外の金属蒸着等によりガスバリヤー
性を付与したプラスチックフィルムやアルムニウム等の
金属箔等の積層フィルムを用いることができる。
【0021】係るシート状酸素検知剤は、ガスバリヤー
性フィルム(D)で、酸素検知シート(C)の表面から
の酸素、水蒸気等のガスの流入を遮断し、ガス透過性の
混抄紙(A)に付与された自己ヒートシール性を利用し
てラミネートしてなり、また、熱不溶性の紙若しくは熱
不溶性プラスチックを混入したガス透過性の混抄紙
(A)は、ラミネート後もガス透過性を失わない該シー
ト状酸素検知剤の断面部の混抄紙部分をガス通気部とし
ている。また、該シート状酸素検知剤において、ガスバ
リヤー性フィルム(D)と酸素検知シート(C)とを全
面ラミネートせずに部分ラミネート(少なくとも周辺部
はラミネート)して使用した場合も、自己ヒートシール
性を有するガス透過性の混抄紙(A)のシール断面部の
混抄紙部分のガス通気性は保持される。
【0022】本発明のシート状酸素検知剤は、高水分食
品、粉物、乾燥食品、乾燥剤入り製品等の水分の移動を
伴う食品に脱酸素剤とともにシート状酸素検知剤を併用
しても該酸素検知剤への水分の流出入が少なく、優れた
性能を発揮する。また、色素の転写等もなく、経時安定
性の良い酸素検知剤である。ここで、用いられる脱酸素
剤としては、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、亜ニチオン酸
塩、ヒドロキノン、カテコール、レゾルシン、ピロガロ
ール、没食子酸、鉄粉等の金属粉、アスコルビン酸等を
含有するものが用いられ、特に限定されない。
【0023】
【作用】本発明は、自己ヒートシール性を有するガス透
過性の混抄紙(A)に酸素検知ペーストを全面若しくは
パターン状に付着してなる酸素検知シート(C)を、ガ
スバリヤー性フィルム(D)で両面からラミネートして
なるシート状酸素検知剤であり、該シート状酸素検知剤
は、該包装材料の通気性包装材料〔自己ヒートシール性
を有するガス透過性の混抄紙(A)〕自体にヒートシー
ル性のない紙等の単独の素材を採用せず、熱可塑性のプ
ラスチックと熱不溶性のプラスチック若しくは紙とを混
抄してなる自己ヒートシール性を有する混抄紙に限定
し、かつ非通気性包装材料もガスバリヤー性フィルム
(D)に限定した包材構成で加工されている。
【0024】シート状酸素検知剤の使用中に発生する酸
素検知シート(C)の表面からの酸素、水蒸気等のガス
の流出入をガスバリヤー性フィルム(D)層において遮
断して酸素検知剤中の水分の流失、酸化還元色素の劣化
に伴う酸素検知剤の劣化を防ぎ、かつ自己ヒートシール
性を付与されたガス透過性の混抄紙(A)は、酸素検知
シート(C)をガスバリヤー性フィルム(D)で両面を
ラミネート後も熱不溶性プラスチック若しくは熱不溶性
の紙を混入してなる該シート状酸素検知剤のガス通気部
である断面部の混抄紙部分のガス透過性を失わない構成
としている。
【0025】したがって、該シート状酸素検知剤は、高
水分食品、粉物、乾燥食品、乾燥剤入り製品等の水分の
移動を伴う食品に脱酸素剤とともに酸素検知剤を併用し
ても酸素検知剤への水分の流出入も少ないため、優れた
性能を発揮する。しかも色素の転写等がなく、経時安定
性の良い酸素検知剤が得られる。
【0026】また、該シート状酸素検知剤の酸素検知シ
ート(C)を構成するガス透過性の混抄紙(A)の層を
ガス通気部として採用して、該ガス透過性の混抄紙
(A)を熱可塑性のプラスチックと熱不溶性のプラスチ
ック若しくは紙からなる自己ヒートシール性を有する混
抄紙に包材構成を限定して、紙等のヒートシール性のな
い素材を採用していないので、ラミネート時の加工性が
良好で、かつ安定した性能を発揮できる。
【0027】更に、該シート状酸素検知剤の酸素検知シ
ート(C)を構成するガス透過性の混抄紙(A)の層を
ガス通気部としたシート状酸素検知剤のガス通気部の透
気度は、ガス透過性の混抄紙(A)の厚み、熱可塑性の
プラスチックと熱不溶性のプラスチック若しくは紙との
混抄率等を変えることで調整が可能である。また、シー
ト状酸素検知剤のラミネート強度は、熱可塑性のプラス
チックの混抄率、ヒートシール条件に影響を受けるので
透気度を考慮して混抄率は決められる。したがって、本
発明において、ガス透過性の混抄紙(A)は、包装材料
自体が本来有している透気度、耐久性、製袋性等の性能
をそのまま保持再現されるので、常に安定した性能を発
揮できるシート状酸素検知剤が得られる。
【0028】
【実施例】本発明を実施例及び比較例により、更に具体
的に説明する。ただし、本発明の範囲は、これらの実施
例に何等制限を受けるものではない。 (1)酸素検知剤試料及び酸素検知剤比較試料の作製 酸素検知剤試料及び酸素検知剤比較試料の作製に先立
ち、酸素検知試料Aの試料1、試料2(a) 、試料2(b)
、試料2(c) を調整し、これに前記インキ化剤を配合
して酸素検知ペースト試料の試料3、試料4(a) 、試料
4(b) 、試料4(c)を調製した。
【0029】試料−1 0.8 部のメチレンブルーを80mlのエタノールに溶解した
メチレンブルー・エタノール溶液:64部、0.08部の赤色
106号(着色剤)を10mlの水に溶解した赤色106号水
溶液:10.08 部、60部のリン酸三ナトリウム・12水塩
(塩基性物質)を 300mlの水に溶解したリン酸三ナトリ
ウム水溶液:360 部、及び、70部のD(+)キシロース
(還元性糖類)を70mlの水に溶解したD(+)キシロー
ス水溶液:140 部をそれぞれ加熱溶解後、混合して溶液
を調整した。
【0030】試料−2 試料−1の作製工程において、塩基性物質の種類及び、
配合量(塩基性物質/還元性糖類比)を変える以外は、
試料−1と全く同様の方法で試料−2(a)、(b)、
(c)を調整した。
【0031】試料−3 試料−1:100 部にヒドロキシエチルセルロース(粘度
調整剤):4部を加えて粘度を調整する。次に、酸化チ
タン(隠蔽剤):12部、50部のエチルセルロース(撥水
性結合剤)を 150mlのエタノールに溶解したエチルセル
ロース・エタノール溶液:20部及び、10部のポリビニル
アルコール(撥水性調整剤)を 150mlの水に溶解したポ
リビニルアルコール水溶液:24部を加えた混合液をビー
ズミルにて顔料を均一に分散して酸素検知ペーストを調
整した。
【0032】試料−4 試料−3の作製工程において、粘度調整剤、隠蔽剤(フ
ィラー)の種類及び配合量を変えて、試料−3と全く同
様の方法で試料−4(a)、(b)、(c)の酸素検知
ペーストを調整した。以上調製した酸素検知試料A及び
酸素検知ペーストの配合組成内容を表1及び表2に示し
た。尚、酸素検知ぺーストについて、水素イオン濃度を
pH計で測定(試料5gを蒸留水に分散して全量 100g
のスラリーで測定)し、結果を表2に示した。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】試料−5 試料−3にて調整した酸素検知ペーストを、パルプ/PE
混抄紙〔坪量:60g/m2、パルプに PE を 60%の割合で混
抄したガス透過性の混抄紙(A)〕上に約 100μm の厚
みで、円形パターンに塗布して酸素検知シート(C)と
した。 次に、該酸素検知シート(C)の両面から透明
なK-NY/PE フィルム〔押出ラミネート法によって作製し
た NY(厚み:30μm )とPE(厚み:16μm )からなるラ
ミネートフィルムにポリ塩化ビニリデンをコートしたガ
スバリヤー性フィルム(D)〕でラミネートしてシート
状酸素検知剤を作製した。
【0036】試料−6 試料−5の作製工程において、試料−3にて調整した酸
素検知ペーストに変えて、試料−4にて調整した酸素検
知ペースト試料−4(a)、(b)、(c)を各々パル
プ/PE混抄紙上に全面に塗布する以外は、試料−5と全
く同様の方法で酸素検知シート(C)を調整した。次
に、試料−5の作製工程と全く同様の方法で酸素検知シ
ート(C)を両面から透明なガスバリヤー性フィルム
(D)をラミネートした試料−6(a)、(b)、
(c)及び酸素検知ペースト試料−3、試料−4
(a)、(b)をパルプ/PE混抄紙上に全面に塗布して
なる酸素検知シート(C)を該ガスバリヤー性フィルム
(D)で全面をラミネートせずに、部分ラミネート(周
辺部のみをヒートシール)した試料−6(h)、
(i)、(j)のシート状酸素検知剤を作製した。
【0037】試料−7 試料−5のシート状酸素検知剤の作製において、酸素検
知ペーストをパルプ/PE混抄紙の表裏の両面に塗布した
以外は、全く同様にして試料−7のシート状酸素検知剤
を作製した。
【0038】試料−8 試料−3にて調整した酸素検知ペーストを、パルプ/PE
混抄紙上に約 100μmの厚みで、円形パターンに塗布し
て酸素検知シート(C)とした。次に、透明なガスバリ
ヤー性フィルム(D)を使用せずに、透明部と不透明部
からなるガスバリヤー性フィルム(D)を片面に用い酸
素検知ペースト上に透明部を合わせ、他面を他種の不透
明ガスバリヤー性フィルム(PET/Al/PE)を用いて酸素検
知シート(C)の両面から全面ラミネートした試料−8
を作製した。
【0039】比較試料−1 試料−5の作製工程において、パルプ/PE混抄紙〔坪
量:60g/m2、パルプにPEを 60%の割合で混抄したガス透
過性の混抄紙(A)〕に変えて、レーヨン紙(坪:60g/
m2)若しくは湿式不織布(坪量:50g/m2)を用いる以外
は、試料−5と全く同様の方法でシート状酸素検知剤:
比較試料−1(a)、(b)を作製した。
【0040】比較試料−2 試料−5の作製工程において、酸素検知シート(C)を
両面からラミネートする透明なガスバリヤー性フィルム
(D)に変えて、ポリスチレンフィル(厚み:20μm )
を用いる以外は、試料−3と全く同様の方法でシート状
酸素検知剤:比較試料−2(a)及び試料−5において
調整した酸素検知シート(C)のみで両面からガスバリ
ヤー性フィルム(D)をラミネートしてない比較試料−
2(b)を作製した。
【0041】比較試料−3 水酸化アルミニウム: 368.5部、酸化チタン(隠蔽
剤):20部、50部のエチルセルロース(撥水性結合剤)
を 150mlのエタノールに溶解したエチルセルロース・エ
タノール溶液: 169部をニーダーに仕込み、加温下に混
合してエタノールの一部を蒸発させた後、0.4 部のメチ
レンブルーを40mlのエタノールに溶解したメチレンブル
ー・エタノール溶液:32部及び、0.04部の赤色 106号
(着色剤)を5ml の水に溶解した赤色 106号水溶液:
5.04 部を添加し、加熱混合してエタノールのほぼ全量
蒸発させた。次に、1 部のポリビニルアルコール(撥水
性調整剤)を15mlの水に溶解したポリビニルアルコール
水溶液:16部を添加して加熱混合して乾燥した後、35部
のD(+)キシロース(還元性糖類)を35mlの水に溶解
したD(+)キシロース水溶液: 70 部及び25部のリン
酸三ナトリウム・12水塩(塩基性物質)を 125mlの水
に溶解したリン酸三ナトリウム水溶液:150 部を添加
し、加熱乾燥して顆粒を得た。(顆粒中の含水率:35
%)尚、前記酸素検知ペーストと同様な試験方法で水素
イオン濃度を測定したところ、pH 11.2 を得た。
【0042】この顆粒 100部に、2 部のステアリン酸カ
ルシウム(滑沢剤)を添加し、打錠機を用いて打錠成形
して得られた青色の錠剤型酸素検知剤を、透明な NY/PE
フィルム〔押出ラミネート法によって作製した NY(厚
み:30μm )とPE(厚み:16μm )からなるラミネート
フィルム〕の袋に1個づつ充填密封後、針でピンホール
を開けた酸素検知剤:比較試料−3を作製した。
【0043】(2)酸素検知剤の各種評価試験 前記(1)項で作製した各々の酸素検知剤試料及び酸素
検知剤比較試料について、変色速度、変色酸素濃度、加
工性等について調べた。その結果を後記の表3に示し
た。
【0044】(a)変色速度 各酸素検知剤試料及び酸素検知剤比較試料のそれぞれの
数個を、酸素濃度:0.1%以下の窒素雰囲気中に密封
して20℃に保持し、試料が青色から桃色に変色するま
でに要した時間を測定して、平均値を変色速度とした。
【0045】(b)変色酸素濃度 各酸素検知剤試料及び酸素検知剤比較試料のそれぞれの
数個を、酸素濃度の異なる雰囲気中に密封し、20℃に
保持し24時間放置した。各酸素濃度における試料の色
調を測定し、試料が青色から桃色に変色した酸素濃度の
測定値の平均を変色酸素濃度とした。
【0046】(3)酸素検知剤の実用性試験 前記(1)項で作製した各々の酸素検知剤試料及び酸素
検知剤比較試料について、実際の使用条件を想定し、下
記の項目にて各酸素検知剤の変色時間を測定した。サン
プル数はすべて10点で行い、その測定結果を表3及び
表4に示した。
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】(a)標準試験法 前記(1)項で作製した各々の酸素検知剤試料及び酸素
検知剤比較試料について、酸素バリヤー性包材(KON
/PE、15×30cm) の袋に該酸素検知剤試料と鉄粉を主
剤とする酸素吸収能力が 100mlの脱酸素剤を50×5
0mmの包材に充填して包装した脱酸素剤包装体とを同封
し、更に、500mlの空気を入れて密封した後、25℃
で放置して酸素濃度が零になってから、酸素検知剤が青
色から桃色に変色するまでの時間を測定して、平均値を
変色時間とした。
【0050】(b)実装試験法 前記標準試験法において、酸素検知剤試料、脱酸素剤包
装体に加えて、生切り餅(高水分食品)、ピーナッツ
(乾燥食品)、カリカリ梅(酸性食品)を各々200g
同封する意外は標準試験法と全く同様の方法で変色時間
を測定した。
【0051】(c)経時安定性試験 前記実装試験法において、酸素検知剤の変色後、室温に
長期間放置して各経過時間毎の酸素検知剤の変化を観察
し、実装試験の開始初期と比較した。
【0052】
【発明の効果】本発明のシート状酸素検知剤は、高水分
食品、粉物、乾燥食品、乾燥剤入り製品等の水分の移動
を伴う食品に脱酸素剤とともに酸素検知剤を併用しても
酸素検知剤への水分の流出入も少ないため、優れた性能
を発揮する。しかも色素の転写等がなく、経時安定性に
優れた酸素検知剤が得られる。したがって、その食品分
野を始めとする産業上における意義は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート状酸素検知剤(実施例1〜4)
の断面図を示す。
【符号の説明】
A:自己ヒートシール性を有するガス透過性の混抄紙 B:酸素検知ペースト C:酸素検知シート D:ガスバリヤー性フィルム E:ラミネート層 F:シート状酸素検知剤
【図2】本発明のシート状酸素検知剤(実施例7)の断
面図を示す。
【符号の説明】
A:自己ヒートシール性を有するガス透過性の混抄紙 B:酸素検知ペースト C:酸素検知シート D:ガスバリヤー性フィルム E:ラミネート層 F:シート状酸素検知剤
【図3】本発明のシート状酸素検知剤(実施例8)の断
面図を示す。
【符号の説明】
A:自己ヒートシール性を有するガス透過性の混抄紙 B:酸素検知ペースト C:酸素検知シート D:ガスバリヤー性フィルム E:ラミネート層 F:シート状酸素検知剤 G:ガスバリヤー性フィルム(他種) H:ガスバリヤー性フィルム(D)の不透明部分 I:ガスバリヤー性フィルム(他種)の不透明部分
【図4】本発明のシート状酸素検知剤(実施例5〜7)
の断面図を示す。
【符号の説明】
A:自己ヒートシール性を有するガス透過性の混抄紙 B:酸素検知ペースト C:酸素検知シート D:ガスバリヤー性フィルム E:ラミネート層 F:シート状酸素検知剤 J:シール層 K:空間 (以下余白)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 洋一 東京都千代田区大手町2−2−1 日本曹 達株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガーレ−式透気度が 1〜10,000秒/100 ml
    であり、かつ常圧で水を通さない熱可塑性のプラスチッ
    クと熱不溶性のプラスチック若しくは紙からなる自己ヒ
    ートシール性を有するガス透過性の混抄紙(A)に酸素
    検知ペーストを塗布、印刷又は含浸によって全面若しく
    はパターン状に付着させてなる酸素検知シート(C)
    を、酸素ガス透過度が 20cc/m2・24hr ・ atm/25μm 以下
    であり、かつ透湿度が50g/m2・24hr 以下であるプラスチ
    ックフィルムの少なくとも一層の層よりなるガスバリヤ
    ー性フィルム(D)で両面から全面若しくは部分ラミネ
    ートして得られるシート状酸素検知剤。
  2. 【請求項2】ガスバリヤー性フィルム(D)が、透明フ
    ィルム又は透明部と不透明部からなるフィルムである請
    求項1記載のシート状酸素検知剤。
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