JPS5953315B2 - 感湿組成物 - Google Patents
感湿組成物Info
- Publication number
- JPS5953315B2 JPS5953315B2 JP15701677A JP15701677A JPS5953315B2 JP S5953315 B2 JPS5953315 B2 JP S5953315B2 JP 15701677 A JP15701677 A JP 15701677A JP 15701677 A JP15701677 A JP 15701677A JP S5953315 B2 JPS5953315 B2 JP S5953315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- desiccant
- moisture
- sensitive composition
- indicator
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水分により呈色する感湿組成物に関するもの
である。
である。
現在、乾燥剤は各種食品の防湿用と広範囲に用2いられ
ている。
ている。
また工業用乾燥剤として、シリカゲル等が着色され吸湿
と共に色が変わり、能力判定可能な乾燥剤が市販されて
いるが、食品保存用として能力判定可能な乾燥剤はなか
つた。そのため能力の低下してしまつた乾燥剤を誤つて
食品保冫存南として使用してしまうことがあつた。本発
明は、食品用に使用可能な感湿組成物を得ることを目的
とするものである。
と共に色が変わり、能力判定可能な乾燥剤が市販されて
いるが、食品保存用として能力判定可能な乾燥剤はなか
つた。そのため能力の低下してしまつた乾燥剤を誤つて
食品保冫存南として使用してしまうことがあつた。本発
明は、食品用に使用可能な感湿組成物を得ることを目的
とするものである。
本発明の感湿組成物は、第一鉄塩とアスコルビン酸およ
び炭酸塩を含むことを特徴とするもので。
び炭酸塩を含むことを特徴とするもので。
ある。ここで第一鉄塩とは、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、
硝酸第一鉄を意味する。アスコルビン酸とは、d体、l
体の異性体およびその塩である。また炭酸塩は、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水
素カリウム、炭酸カル。シウムである。それぞれの配合
比は、必要とする感度および色相によつて異なるもので
ある。
硝酸第一鉄を意味する。アスコルビン酸とは、d体、l
体の異性体およびその塩である。また炭酸塩は、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水
素カリウム、炭酸カル。シウムである。それぞれの配合
比は、必要とする感度および色相によつて異なるもので
ある。
好ましくは、鉄イオンにアルコルビン酸が主に配位する
ことにより発色するものであるため、第一鉄の量は、ア
スコルビン酸1重量部に対して約0.1重量部であるこ
とが好ましい。上記組成物は、嫌気状態では白色を呈し
、水分あるいは水蒸気存在下では紫色を呈する。
ことにより発色するものであるため、第一鉄の量は、ア
スコルビン酸1重量部に対して約0.1重量部であるこ
とが好ましい。上記組成物は、嫌気状態では白色を呈し
、水分あるいは水蒸気存在下では紫色を呈する。
本発明の感湿組成物は、乾燥剤の能力判定用インジケー
ターとして使用できる。
ターとして使用できる。
また、手紙、ダイレクトメール、パンフレツト等に印刷
し、表面を水分透過性の大きいプラスチックを塗布する
ことにより、変色、発泡するのでいろいろな用途に使用
できる。この組成物を乾燥剤の能力判定用インジケータ
ーとして使用すると、乾燥剤と共に食品等を包装密封す
ると乾燥剤の能力低下によつて包装内の湿度がある程度
高いと紫色を呈する。
し、表面を水分透過性の大きいプラスチックを塗布する
ことにより、変色、発泡するのでいろいろな用途に使用
できる。この組成物を乾燥剤の能力判定用インジケータ
ーとして使用すると、乾燥剤と共に食品等を包装密封す
ると乾燥剤の能力低下によつて包装内の湿度がある程度
高いと紫色を呈する。
本発明の実施例について説明する。
<実施例1〉
インジケーターとして使用した場合
インジケーターの組成物
硫酸第一鉄 10重量部
アスコルビン酸 70″
炭酸水素ナトリウム 20″
この組成物を乾燥剤袋の表面に印刷した。
乾燥剤の袋の層構成は、開孔ポリエチレン(30μ)/
和紙(50g/m・)/インジケーター組成物/PVA
系樹脂(20μ)である。この構成のものに乾燥剤を充
填、密封し、食パン、クラツカーとそれぞれ食品包装用
袋に充填密封した。
和紙(50g/m・)/インジケーター組成物/PVA
系樹脂(20μ)である。この構成のものに乾燥剤を充
填、密封し、食パン、クラツカーとそれぞれ食品包装用
袋に充填密封した。
食品包装用袋は、延伸ポリプロピレンフィルム(20μ
)/工バール(エチレン−ビニルアルコール共重合体(
クラレ製)) (17μ)/ポリプロピレン(80μ)
である。
)/工バール(エチレン−ビニルアルコール共重合体(
クラレ製)) (17μ)/ポリプロピレン(80μ)
である。
保存条件は、40℃90%R−Hであつた。
その結果を表1に示す。NO.lは、含水率が30〜4
0%の食パン、NO.2およびNO.3はクラツカ一を
包装した。
0%の食パン、NO.2およびNO.3はクラツカ一を
包装した。
10日後の食品乾燥状態NO.lはテストしなかつた。
NO.2は良好、NO.3は不良であつた。このように
未使用インジケーターの付いた乾燥剤を食パンに使用し
た場合には、食パンにより発生する水蒸気によりインジ
ケーターの変色が見られる。次に使用済みのイワジケー
タ一のついた乾燥剤を用いた場合には、クラツカ一の吸
湿が認められ゛ゲ・な。
未使用インジケーターの付いた乾燥剤を食パンに使用し
た場合には、食パンにより発生する水蒸気によりインジ
ケーターの変色が見られる。次に使用済みのイワジケー
タ一のついた乾燥剤を用いた場合には、クラツカ一の吸
湿が認められ゛ゲ・な。
、しかし、未使用インジケーターの付いた乾燥剤を用
いたNO.2においては、インジケーターに若干の変色
があつたが、食品官能状態は良好であつた。
いたNO.2においては、インジケーターに若干の変色
があつたが、食品官能状態は良好であつた。
本発明の組成物を使用してインジケーターは、乾燥状態
の能力を表わしており、その色により十分な吸湿能力が
あるかどうか見分けることができる。
の能力を表わしており、その色により十分な吸湿能力が
あるかどうか見分けることができる。
〈実施例2〉
実施例1で用いたインジケーター組成物を手紙に印刷し
、ポリビニルアルコールをその表面に塗布した。
、ポリビニルアルコールをその表面に塗布した。
Claims (1)
- 1 第一鉄塩、アスコルビン酸および炭酸塩を主1成分
とした感湿組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15701677A JPS5953315B2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | 感湿組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15701677A JPS5953315B2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | 感湿組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5488888A JPS5488888A (en) | 1979-07-14 |
JPS5953315B2 true JPS5953315B2 (ja) | 1984-12-24 |
Family
ID=15640328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15701677A Expired JPS5953315B2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | 感湿組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5953315B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0293412A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-04 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 多心光ファイバコネクタ |
JPH08220382A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-08-30 | Nec Corp | 2次元光ファイバアレイ及びその製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9909219D0 (en) * | 1999-04-22 | 1999-06-16 | Crosfield Joseph & Sons | Humidity indicators |
FR2975679B1 (fr) * | 2011-05-24 | 2013-06-21 | Herve Deflandre | Dispositif d'accumulation de produits |
-
1977
- 1977-12-26 JP JP15701677A patent/JPS5953315B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0293412A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-04 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 多心光ファイバコネクタ |
JPH08220382A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-08-30 | Nec Corp | 2次元光ファイバアレイ及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5488888A (en) | 1979-07-14 |
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