JPH05342213A - 入退室管理システム - Google Patents

入退室管理システム

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JPH05342213A
JPH05342213A JP14607592A JP14607592A JPH05342213A JP H05342213 A JPH05342213 A JP H05342213A JP 14607592 A JP14607592 A JP 14607592A JP 14607592 A JP14607592 A JP 14607592A JP H05342213 A JPH05342213 A JP H05342213A
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JP
Japan
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lock
lock control
host device
control device
exit
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Pending
Application number
JP14607592A
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English (en)
Inventor
Yasuo Morishima
康夫 森嶋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入退室管理システムに関し、上位装置停止時
に錠を無条件に本施錠状態にすることがなく柔軟な部屋
運用を実現し、また、上位装置停止中の入退室資格チェ
ックを可能にし、上位装置復旧後の上位装置での入退室
実績の一括管理を可能にする手段を提供することを目的
とする。 【構成】 上位装置停止中に錠制御装置で入退室管理を
行うために、錠制御装置内に、上位装置停止中の錠の状
態を定義する分散運用情報ファイルと、該ファイルで運
用を行う分散運用部と、上位装置停止中の利用者の資格
を記憶する分散利用者名簿ファイルと、該ファイルで入
退室管理を行う利用者資格分散判定部と、上位装置停止
中の利用者の利用状況を記録する入退室実績サブファイ
ルと、該ファイルに上位装置停止中の利用者の利用状況
を書き込む入退室実績記録部とを有するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入退室管理システムに関
する。近年、オフィスビルのインテリジェント化が急速
に進み、新しく建築されるビルにはビルオートメーショ
ン(BA)、情報通信システム(COM)、オフィスオ
ートメーションシステム(OA)等の導入が推進されて
いる。
【0002】
【従来の技術】入退室管理システムは、ビルオートメー
ションシステムのサブシステムとして位置づけられ、主
に扉に設置された錠を制御する錠制御装置及び識別カー
ド(以下IDカードと称する)によって個人の識別を行
い、錠の解施錠、錠の状態の監視及び、人の出入りに関
する情報について管理するものである。
【0003】また、最近では他サブシステム(空調、照
明、セキュリティ等)と連携することによって、より快
適で安全なビル空間を創造することが求められており、
同時に本システムに対してもより高い信頼性が要求され
ている。
【0004】図7は入退室管理システムの錠の状態の遷
移図である。システムの錠の状態には解錠状態と仮施錠
状態と本施錠状態とが設定されている。仮施錠状態のと
きは人がカード操作で錠を解錠状態にし、扉を開けて出
入りでき、人の通過が終わって一定時間後仮施錠状態に
戻る。
【0005】また、仮施錠状態で最終退室処理の入力が
あるときは錠制御装置が錠を本施錠状態に移行させる。
本施錠状態から特権カードをカードリーダで読ませると
解錠状態となる。特権カードは警備員等が持っており入
退室管理システムはこのカードを読んだときはそのカー
ドリーダに対応する扉を如何なる状態の時も開ける。
【0006】通常の人は自分のIDカードを持ち、その
IDカードには通行資格が記載されており、その資格で
通行できる時間帯と通行範囲が規定される。図8は従来
の入退室管理システムの構成図である。
【0007】10は上位装置であって、入退室管理シス
テムを制御するものである。20は錠制御装置であっ
て、部屋の扉の錠30と部屋の扉に対応するカードリーダ
28を制御するものである。上位装置10は複数台の錠制御
装置20を制御し、通信制御部13、利用者名簿ファイル1
4、利用者資格判定部15、利用記録部11、入退室実績フ
ァイル12を持つ。
【0008】錠制御装置20はカードリーダ制御部23、錠
制御部25、通信処理部22、MPU21を持つ。13は通信
制御部であって、錠制御装置20の通信処理部22と情報の
通信を行うものである。
【0009】14は利用者名簿ファイルであって、この
入退室管理システムを利用する者のIDカードに記録さ
れた識別符号と入退室資格が記載されたファイルであ
る。15は利用者資格判定部であって、錠制御装置20の
制御するカードリーダ28から通知されたIDカードの識
別符号が持つ前記利用者名簿ファイル14上の資格を判定
するものである。
【0010】12は入退室実績ファイルであって、部屋
の扉をIDカードを利用して入退室した利用者の利用記
録(利用者氏名、識別番号、部屋の扉の番号、解錠時
間、錠の状態等)が記録されるファイルである。11は
利用記録部であって、錠制御装置20から通知された部屋
の扉をIDカードを利用して入退室した利用者の識別符
号等を前記入退室実績ファイル12に記録するものであ
る。
【0011】23はカードリーダ制御部であって、カー
ドリーダ28を制御するものである。25は錠制御部であ
って、部屋の扉31の錠30の解錠、施錠を制御するもので
ある。22は通信処理部であって、上位装置10の通信制
御部13と情報の通信を行うものである。21はマイクロ
プロセッサ(以下MPUと略する)であって、錠制御装
置20を制御するものである。30は錠であって、錠が解
錠状態のときは部屋の扉31の人の通行が自由にでき、仮
施錠状態と本施錠状態のときは部屋の扉31の人の通行は
出来ないようになっている。31は部屋の扉であって、
部屋への通行を制限するものである。
【0012】上位装置10は複数台の錠制御装置20を制御
し、通信制御部13、利用者名簿ファイル14、利用者資格
判定部15、利用記録部11、入退室実績ファイル12を持
つ。錠制御装置20はカードリーダ制御部23、錠制御部2
5、通信処理部22、MPU21を持つ。
【0013】28はカードリーダであって、IDカード
の識別符号を読み取ってカードリーダ制御部23に報告す
るものである。また、図9は錠制御部と錠のインタフェ
ースを説明する図である。錠制御装置20の錠制御部25か
ら扉31に対して扉31の錠30を駆動するソレノイド駆動電
流が供給される。錠30はソレノイド駆動電流によって開
閉が制御される。また扉の錠30の状態を通知するための
接点信号が扉31の錠30から錠制御部25へ伝達されること
によって、錠制御部25は扉の錠30の状態が解錠状態か施
錠状態かを検出することができる。
【0014】この信号によって錠制御部25は扉の錠30が
指定された状態になっているか否かを検出して不法に扉
が開かれたことを判定することができる。入退室管理シ
ステムの一般的な運用手順は、次のとおりである。 部屋の扉31を通過しようとする者はカードリーダ28に
IDカード(IDカードの形態はIC型、MS(磁気ス
トライプ)型、非接触型カード等がある。) を挿入す
る。 カードリーダ28は、挿入されたIDカード内のカード
データの識別符号を読込む。 読み込まれた識別符号は、錠制御装置20のカードリー
ダ制御部23に通知され、錠制御装置20は該識別符号を入
退室資格チェック要求とともに通信処理部22を通じて上
位装置10の通信制御部13に送信する。 上位装置10の利用者資格判定部15は錠制御装置20から
送信された前記識別符号をもとに利用者名簿ファイル14
を参照して入退室資格チェックを行い、結果を錠制御装
置20に送信する。 錠制御装置20は、結果を通信処理部22で受信して、チ
ェック結果が正常ならば錠制御部25で部屋の扉31の錠30
の制御(本施錠状態、仮施錠状態から解錠状態へ状態を
変更する等)を行う。部屋の扉31の錠30の制御が行われ
ると、一定時間の間部屋の扉31が開放され、人が自由に
通行できる。扉31が開放されて一定時間後扉31は再び閉
ざされ、扉31の錠30は運用情報ファイル16に指定された
状態に復帰する。 部屋の扉31の錠30の制御を行った錠制御装置20は、上
位装置10に対して入退室実績通知として入退室実績情報
(解錠時間、識別符号、部屋の扉31の名称等)を送信す
る。 上位装置10は、送信された入退室実績を利用記録部11
が入退室実績ファイル12に記録し、また、必要ならば他
のサブシステムに対して状態通知を行う。
【0015】このように、入退室管理システムは上位装
置10及び錠制御装置20が連携したシステムである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、次のような問
題があった。 上位装置10が停止した場合、セキュリティの観点から
錠制御装置20に接続された錠30の状態を無条件で本施錠
状態に移行していた為、部屋の出入りがむやみに規制さ
れてしまい利用者の立場からすると大変不便であった。 上位装置10が停止した場合の入退室資格チェックが不
可能となり、入退室管理システムの正常な運用ができな
かった。 上位装置10が停止した場合、錠制御装置20は上位装置
10が動作しないため、上位装置10に対して入退室実績通
知を行えないこととなり、上位装置10で正しい入退室実
績を管理することができなかった。
【0017】本発明は、前述の問題に鑑みてなされたも
ので、上位装置停止時に錠を無条件に本施錠状態にする
ことがなく柔軟な部屋運用を実現し、また、上位装置停
止中の入退室資格チェックを可能にし、上位装置復旧後
の上位装置での入退室実績の一括管理を可能にする手段
を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成された入退室管理システムによって解決される。
【0019】図1は、本発明の原理図である。 (1) 部屋の出入りの扉の近傍に設けられて利用者の資
格を示す識別標識の内容を読み取る識別符号入力装置38
と、前記識別符号入力装置38で読み取った識別標識の識
別符号を判定して判定信号を送出する上位装置10と、該
上位装置10からの該判定信号により前記扉の錠の解錠、
施錠を制御する錠制御装置20と、からなる入退室管理シ
ステムであって、該上位装置10停止時の錠の制御状態を
記録した分散運用情報ファイル42と、該上位装置10停止
時において前記錠制御装置20に接続された錠の状態を前
記分散運用情報ファイル42を参照して制御する分散運用
部41と、を該錠制御装置20に設けて、上位装置停止時に
は前記分散運用部が前記分散運用情報ファイルの情報に
従って錠制御装置を制御するように構成する。 (2) 部屋の出入りの扉の近傍に設けられて利用者の資
格を示す識別標識の内容を読み取る識別符号入力装置38
と、前記識別符号入力装置38で読み取った識別標識の識
別符号を判定して判定信号を送出する上位装置10と、該
判定信号により前記扉の錠の解錠、施錠を制御する錠制
御装置20と、からなる入退室管理システムであって、前
記錠制御装置20を利用できる者の識別情報を記録した分
散利用者名簿ファイル44と、前記識別符号入力装置38で
読み取った利用者の資格を示す識別標識を前記分散利用
者名簿ファイル44に記載されていることを判定する利用
者資格分散判定部43と、を該錠制御装置20に設けて、利
用者資格判定処理を錠制御装置で処理して錠制御を行う
ように構成する。 (3) 部屋の出入りの扉の近傍に設けられて利用者の資
格を示す識別標識の内容を読み取る識別符号入力装置38
と、前記識別符号入力装置38で読み取った識別標識の識
別符号を判定して判定信号を送出する上位装置10と、該
判定信号により前記扉の錠の解錠、施錠を制御する錠制
御装置20と、からなる入退室管理システムであって、前
記錠制御装置20に該上位装置10停止時において前記錠制
御装置20を利用した者の利用実績を保持する入退室実績
サブファイル46と、該入退室実績サブファイル46に該上
位装置10停止中に前記錠制御装置20を利用した者の利用
実績を書き込む入退室実績記録部45と、該上位装置10に
前記錠制御装置20から送信された該上位装置10停止中に
前記錠制御装置20を利用した者の利用実績を入退室実績
ファイルに追記する利用記録追記部47と、を設けて、上
位装置停止中の入退室実績を上位装置復旧後に上位装置
に送信するように構成する。
【0020】
【作用】
(1) 錠制御装置20に設けられた、分散運用情報ファイ
ル42は該上位装置10停止時の錠の制御状態(解錠状態、
仮施錠状態、本施錠状態等)を指定するものであり、該
上位装置10から送られたものを錠制御装置20に蓄積す
る。
【0021】錠制御装置20に設けられた、分散運用部41
は該上位装置10停止時において前記錠制御装置20に接続
された錠の状態を前記分散運用情報ファイル42を参照し
て制御する。
【0022】そして、上位装置停止時には前記分散運用
部41が前記分散運用情報ファイル42の情報に従って部屋
の扉31の錠30を制御する。従って、上位装置が停止して
いても部屋の扉31の錠30は正常に制御され、利用者が不
便になることはない。 (2) 錠制御装置20に設けられた分散利用者名簿ファイ
ル44は、前記錠制御装置20を利用できる者の識別情報等
を記録する。分散利用者名簿ファイル44の内容は予め上
位装置10から錠制御装置20に送信される。
【0023】錠制御装置20に設けられた利用者資格分散
判定部43は該上位装置10停止時において、前記カードリ
ーダ28で読み取った識別カードの識別符号が前記分散利
用者名簿ファイル44に記載されていることを判定して判
定信号を送出する。
【0024】従って、通常運用状態では上位装置で行っ
ていた利用者資格判定処理を、錠制御装置で処理するこ
とができる。従って、上位装置が停止していても部屋の
扉31の錠30は正常に制御され、利用者が不便になること
はない。 (3) 入退室管理実績についても、上位装置10停止中の
入退室実績は、錠制御装置20内で保持し、上位装置10復
旧後に一括して上位装置10に通知することにより、正確
な入退室実績の管理を実現している。
【0025】前記錠制御装置20に設けられた入退室実績
サブファイル46は、該上位装置10停止時において前記錠
制御装置20を利用した者の利用実績を保持する。また、
錠制御装置20に設けられた入退室実績記録部45は前記入
退室実績サブファイル46に該上位装置10停止中に前記錠
制御装置20を利用した者の利用実績を書込み、該上位装
置10復旧後に該利用実績を該上位装置10に送信する。
【0026】該上位装置10に設けられた利用記録追記部
47は前記錠制御装置20から送信された該上位装置10停止
中に前記錠制御装置20を利用した者の利用実績を入退室
実績ファイルに追記する。
【0027】従って、上位装置が停止中の利用者実績は
錠制御装置20が記録するので、利用実績はもれなく正確
に記録される。
【0028】
【実施例】図2は本発明の実施例の入退室管理システム
の構成図である。即ち、本発明の入退室管理システム
は、上位装置10と錠制御装置20とカードリーダ28と錠30
とを有している。図において、47は利用記録追記部で
あって、前記錠制御装置20から送信された該上位装置10
停止中に前記錠制御装置20を利用した者の利用実績を入
退室実績ファイルに追記するものである。その他、図8
と同一符号の物は同一物である。
【0029】また、図3は本発明の実施例の錠制御装置
の構成図である。図において、41は分散運用部であっ
て、該上位装置10停止時において前記錠制御装置20に接
続された錠の状態を分散運用情報ファイル42を参照して
制御するものである。
【0030】42は分散運用情報ファイルであって、該
上位装置10停止時の錠の制御状態(解錠状態、仮施錠状
態、本施錠状態等)を指定するものであり、その内容は
予め上位装置10から錠制御装置20に送信される。
【0031】43は利用者資格分散判定部であって、該
上位装置10停止時において、前記カードリーダ28で読み
取った識別カードの識別符号が分散利用者名簿ファイル
44に記載されていることを判定して判定信号をMPU21
へ送出するものである。
【0032】44は分散利用者名簿ファイルであって、
前記錠制御装置20を利用できる者の識別情報等を記録す
るものであり、その内容は分散運用情報ファイル42と同
様予め上位装置10から錠制御装置20に送信される。
【0033】45は入退室実績記録部であって、前記錠
制御装置20に設けられた入退室実績サブファイル46に、
該上位装置10停止時において前記錠制御装置20を利用し
た者の利用実績を入退室実績サブファイル46に記録し、
該上位装置10復旧後に該利用実績を前記入退室実績サブ
ファイル46から読み出して該上位装置10に送信するもの
である。
【0034】46は入退室実績サブファイルであって、
該上位装置10停止中に前記錠制御装置20を利用した者の
利用記録(利用者氏名、識別番号、部屋の扉の番号、解
錠時間、錠の状態等)を記録するものである。48はI
Cメモリカードであって、半導体メモリによって構成さ
れたメモリユニットであって分散運用情報ファイル42、
分散利用者名簿ファイル44、入退室実績サブファイル46
を格納するものである。その他、図8と同一符号の物は
同一物である。
【0035】図4,5,6は本発明の実施例の制御フロ
ーチャート(その1),(その2),(その3)であ
る。図に従って本発明の実施例の入退室管理システムの
動作を説明する。
【0036】図4において、ステップ80で錠制御装置20
は上位装置10の停止を検出する。検出の方法は錠制御装
置20が一定時間毎に上位装置10に正常動作確認のための
通信を送り、上位装置10は正常動作中であれば、これに
対して一定の応答を出す。
【0037】錠制御装置20はこの応答が所定の応答であ
れば上位装置10が正常に動作していると判定し、応答が
なければ、上位装置10が停止していると判定するように
する。
【0038】上位装置10が停止していると判定した時は
ステップ81でMPU21は分散運用部41を起動する。分散
運用部41は分散運用情報ファイル 42 を参照して、上位
装置10停止時の錠の制御状態(解錠状態、仮施錠状態、
本施錠状態等)を読み取る。また、利用者の利用後の錠
の復帰状態もここで指定される。
【0039】ステップ82では、MPU21から各錠の状態
を錠制御部25に指示して、指定された状態に移行させ
る。ステップ83で上位装置10が停止中にカードリーダ28
から読み込まれたカードデータは錠制御装置20のMPU
21に渡される。
【0040】ステップ84では利用者資格分散判定部43が
起動され、利用者資格分散判定部43は分散利用者名簿フ
ァイル44を参照して、カードデータに対応する識別情
報、資格情報を読み出す。
【0041】ステップ85ではカードリーダ28から読み込
まれたカードデータの識別情報を分散利用者名簿ファイ
ル44から読み出した識別情報とを比較して通行資格を判
定して、資格に適合する若しくは適合しないという判定
を行う。
【0042】ステップ86で判定結果で、通行資格に適合
するという判定であれば、錠制御部25を起動して部屋の
扉31の錠30を解錠状態とする。そして部屋の扉31は一定
時間開放されるので利用者の通行ができる。扉31開放の
一定時間後、再び扉31は閉じられ、分散運用情報ファイ
ル42に指定された状態に戻る。また通行資格に適合しな
いという判定であれば、扉31は開放されない。
【0043】扉31が開放されたときはステップ87に進
む。ステップ87では入退室実績記録部45が起動され、入
退室実績サブファイル46に入退室実績データとして解錠
時間、識別符号、部屋の扉31の名称等を記録する。
【0044】ステップ88で上位装置10が復旧したことを
検出する。上位装置10は復旧すると上位装置10の通信制
御部13が各錠制御装置20の通信処理部22に所定の復帰信
号を送信する。各錠制御装置20の通信処理部22はこの復
帰信号を検出して上位装置10が復旧したことを認識して
錠制御装置20のMPU21に報告する。MPU21はこの報
告を受けて入退室実績記録部45を起動する。
【0045】ステップ89で入退室実績記録部45は入退室
実績サブファイル46に蓄積した上位装置10停止中の利用
者の利用実績を入退室実績サブファイル46から読み出し
て、通信処理部22を経由して上位装置10に送信する。
【0046】ステップ90で、上位装置10の通信制御部13
はこのデータを受け取って利用記録追記部47に渡す。利
用記録追記部47は送信された入退室実績サブファイルの
内容をもとに入退室実績ファイル12を更新する。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、上位装置停止時に錠を無条件に本施錠状態にす
ることがなく柔軟な部屋運用を実現し、また、上位装置
停止中の入退室資格チェックを可能にし、上位装置復旧
後の上位装置での入退室実績の一括管理を可能にする手
段を提供することができる、という著しい工業的効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施例の入退室管理システムの構成
【図3】 本発明の実施例の錠制御装置の構成図
【図4】 本発明の実施例の制御フローチャート(その
1)
【図5】 本発明の実施例の制御フローチャート(その
2)
【図6】 本発明の実施例の制御フローチャート(その
3)
【図7】 入退室管理システムの錠の状態の遷移図
【図8】 従来の入退室管理システムの構成図
【図9】 錠制御部と錠のインタフェースの説明図
【符号の説明】
10 上位装置 11 利用記録部 12 入退室実績ファイル 13 通信制御部 14 利用者名簿ファイル 15 利用者資格
判定部 16 運用情報ファイル 17 運用管理部 20 錠制御装置 21 MPU 22 通信処理部 23 カードリー
ダ制御部 25 錠制御部 28 カードリー
ダ 30 錠 31 扉 33 入力装置制御部 38 識別符号入
力装置 41 分散運用部 42 分散運用情
報ファイル 43 利用者資格分散判定部 44 分散利用者
名簿ファイル 45 入退室実績記録部 46 入退室実績
サブファイル 47 利用記録追記部 80〜90 制御ステップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋の出入りの扉の近傍に設けられて利
    用者の資格を示す識別標識の内容を読み取る識別符号入
    力装置(38)と、前記識別符号入力装置(38)で読み取った
    識別標識の識別符号を判定して判定信号を錠制御装置(2
    0)に送出する上位装置(10)と、該上位装置(10)からの該
    判定信号により前記扉の錠(30)の解錠、施錠を制御する
    錠制御装置(20)と、からなる入退室管理システムであっ
    て、 該上位装置(10)停止時の錠の制御状態を記録した分散運
    用情報ファイル(42)と、 該上位装置(10)停止時において前記錠制御装置(20)に接
    続された錠の状態を前記分散運用情報ファイル(42)を参
    照して制御する分散運用部(41)と、を前記錠制御装置(2
    0)に設けて、上位装置停止時には前記分散運用部が前記
    分散運用情報ファイルの情報に従って錠制御装置を制御
    することを特徴とする入退室管理システム。
  2. 【請求項2】 部屋の出入りの扉の近傍に設けられて利
    用者の資格を示す識別標識の内容を読み取る識別符号入
    力装置(38)と、前記識別符号入力装置(38)で読み取った
    識別標識の識別符号を判定して判定信号を送出する上位
    装置(10)と、該判定信号により前記扉の錠の解錠、施錠
    を制御する錠制御装置(20)と、からなる入退室管理シス
    テムであって、 前記錠制御装置(20)を利用できる者の識別情報を記録し
    た分散利用者名簿ファイル(44)と、 前記識別符号入力装置(38)で読み取った利用者の資格を
    示す識別標識を前記分散利用者名簿ファイル(44)に記載
    されていることを判定する利用者資格分散判定部(43)
    と、 を該錠制御装置(20)に設けて、利用者資格判定処理を錠
    制御装置で処理して錠制御を行うことを特徴とする入退
    室管理システム。
  3. 【請求項3】 部屋の出入りの扉の近傍に設けられて利
    用者の資格を示す識別標識の内容を読み取る識別符号入
    力装置(38)と、前記識別符号入力装置(38)で読み取った
    識別標識の識別符号を判定して判定信号を送出する上位
    装置(10)と、該判定信号により前記扉の錠の解錠、施錠
    を制御する錠制御装置(20)と、からなる入退室管理シス
    テムであって、 前記錠制御装置(20)に該上位装置(10)停止時において前
    記錠制御装置(20)を利用した者の利用実績を保持する入
    退室実績サブファイル(46)と、該入退室実績サブファイ
    ル(46)に該上位装置(10)停止中に前記錠制御装置(20)を
    利用した者の利用実績を書き込む入退室実績記録部(45)
    と、 該上位装置(10)に前記錠制御装置(20)から送信された該
    上位装置(10)停止中に前記錠制御装置(20)を利用した者
    の利用実績を入退室実績ファイルに追記する利用記録追
    記部(47)と、 を設けて、上位装置停止中の入退室実績を上位装置復旧
    後に上位装置に送信することを特徴とする入退室管理シ
    ステム。
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