JP2007026341A - カード利用システムの故障回避方法及びカードリーダライタ - Google Patents

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Abstract

【課題】サービスエリアごとに配置されたICカード制御用の制御装置が故障した時にも当該サービスエリアにおけるICカードの利用が可能なカード利用システムを提供する。
【解決手段】センタサーバ1とサービスエリアごとに配置された複数の制御装置3,4とがLAN10で接続され、或るエリアの制御装置3の配下のカードリーダライタ5が、ユーザが携帯するICカード13の情報を読み書きしてサービスを提供する際に、上位の制御装置3との通信が不可能であることを検出した場合、迂回路として用意されたLAN10を経由して他のサービスエリアに配置された制御装置4を使用する接続に切替えて継続してサービスを行うことを可能とする。このため、制御装置3の代替となる制御装置4には、ICカード13に記録された個人識別用のマスタデータと照合するためのカードリーダライタ5に関する照合用マスタデータも予め保存されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カード利用システムの故障回避方法及びカードリーダライタに関する。
近年、ICカードの普及に伴い、センタサーバとネットワークを介して接続され、サービスエリアごとに配置された制御装置が、ICカードに対して各種情報を読み書きするカードリーダライタや各種の情報を入出力する入出力インタフェースなどを制御して、センタサーバとの協調動作により各種のサービスをICカードの携帯者に提供する形態のカード利用システムが多数登場してきている。
例えば、特許文献1に示す特開2003−150995号公報「自動管理システム及び自動管理方法」に記載のように、センタに配置したホストコンピュータ(センタサーバ)とサービスエリアごとに設置された制御装置とをネットワークを介して接続し、ユーザが携帯するICカードを利用して、建屋のセキュリティ管理や自動販売機、エレベータの利用状況の管理などを行うカード利用システムが提案されている。
このようなカード利用システムでは、一般的に、ハードウェアなどの故障発生時にも、サービス運用を継続できるような故障回避方法が採用されている。
しかし、従来の故障回避方法には、次のような問題点があった。センタサーバと制御装置間の通信が不可能になった場合、センタサーバ側は、制御装置との間のネットワークを介した通信路上の障害又は断線が発生したものと判断し、当該制御装置との通信を切断し、一方、当該制御装置は、センタサーバとの通信を行うことなく、当該制御装置自身によるスタンドアロン運用でサービスを継続する処理を行うようにしていた。
しかしながら、制御装置自身によるスタンドアロン運用は、カード利用システムの全体のサービスを統括しているセンタサーバ側が当該制御装置における状況を把握できなくなって、管理ができなくなるだけでなく、動作確認もできなくなるため、大規模なカード利用システムになる程、運用上問題になる傾向があった。
また、センタサーバと制御装置間の通信が不可能になるもう一つの要因として、センタサーバ側や制御装置側のハードウェア故障がある。センタサーバ故障時は、斯かる場合に限って、前述のような制御装置のスタンドアロン運用を可能とすれば、最低限の運用を継続することができる。更に、全体のサービスの継続的な運用に必須のセンタサーバには、一般的に、冗長化構成を含む各種の信頼度対策が折り込まれた構成とされており、センタサーバの故障時に即座に代替装置に切替えて、運用を継続することを可能とする方策が採用されている。
一方、サービスエリアごとに配置される制御装置の故障時には、当該制御装置の配下に接続されているカードリーダライタや入出力インタフェースの制御ができなくなるため、故障した制御装置が復旧されるまで、故障制御装置が配置されているサービスエリアではカード利用システムを停止しなければならなかった。
特開2003−150995号公報(第5−6頁、図3)
前述のように、ICカードを使用して各種サービスを行う従来のカード利用システムでは、サービスを統括するセンタサーバについては種々の故障対策が実施されているものの、サービスエリアごとに配置された制御装置の故障が発生した場合には、当該制御装置に接続されている配下のカードリーダライタ、入出力インタフェースが使用不可能となってしまい、当該制御装置のサービスエリアにおいてはシステムの運用が停止してしまうという欠点があった。
そこで、本発明の目的は、カード利用システムにおける斯かる問題点を解決する故障回避方法及びカードリーダライタを提供することにある。即ち、ICカードの情報を読み書きすると共に、例えば建屋の出入管理システム(フラッパーゲート)のような場合に建屋の扉などの施錠に用いる電気錠など各種の入出力機器の情報を読み書きするカードリーダライタに対して、サービスエリアごとに配置される上位の制御装置と直接通信する通信路Aと、バックアップ用の迂回路接続として予め用意された、センタサーバあるいは他の制御装置と迂回した通信を行う通信路Bとの少なくとも2つ以上の通信路を付与し、いずれかの選択した通信路に切り替えて使用することを可能とすることにより、例えば、通常時は、通信路Aによる運用をして、上位の制御装置を使用したサービスをICカード携帯者に提供し、一方、上位の制御装置が故障時には、迂回路となる通信路Bへ切替え運用をすることにより、センタサーバあるいは他の制御装置を利用して、サービスを継続して提供することができるようにすることにある。
更に言えば、本発明は、サービスエリアごとに配置されている制御装置が故障した場合に、その配下にあるカードリーダライタの制御に、他のサービスエリアに配置されている他の制御装置やあるいはセンタサーバを利用することを可能とすることにより、上位の制御装置が故障しても、その配下のカードリーダライタの制御を可能とし、当該サービスエリアにおいても、カード利用システムを停止させることなく、迅速な対応を可能とするカード利用システムの故障回避方法及びカードリーダライタを提供することに、その目的がある。
前述の課題を解決するため、本発明によるカード利用システムの故障回避方法及びカードリーダライタは、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)センタサーバとサービスエリアごとに配置された複数の制御装置とからなり、該制御装置それぞれの配下に接続されるカードリーダライタによって、ユーザが携帯するICカードの情報を読み書きすることにより、サービスを提供するカード利用システムの故障回避方法であって、前記カードリーダライタが、上位の制御装置との接続か、あるいは、迂回路接続として予め用意された、他サービスエリアに配置された他の制御装置又は前記センタサーバとの接続のいずれかを選択して接続することにより、ICカードの携帯者にサービスを提供することができるカード利用システムの故障回避方法。
(2)前記カードリーダライタが、上位の制御装置との正常な通信が可能か否かを定期的に監視し、上位の制御装置との正常な通信が不可能であることを検出した場合に、上位の制御装置との接続を切断し、迂回路接続として予め用意された、他サービスエリアに配置された他の制御装置又は前記センタサーバとの接続に切替えて接続する上記(1)のカード利用システムの故障回避方法。
(3)前記制御装置に、前記カードリーダライタにより読み取られたICカードに記録された個人識別用のマスタデータと照合するための照合用マスタデータとして、それぞれの配下のカードリーダライタに関する照合用マスタデータの他に、故障発生時の迂回路として、他サービスエリアに配置された他の制御装置の配下のカードリーダライタに関する照合用マスタデータをバックアップデータとして保存し、他の制御装置が故障した場合に、他の制御装置の配下のカードリーダライタから前記迂回路接続により転送されてきたICカードのマスタデータを、前記バックアップデータとして保存している他の制御装置配下のカードリーダライタに関する照合用マスタデータを用いて照合し、故障した他の制御装置に代わって、マスタデータが転送されてきたICカードの携帯者にサービスを提供する上記(1)又は(2)のカード利用システムの故障回避方法。
(4)前記他の制御装置が故障から回復した場合、前記バックアップデータとして前記制御装置に保存されている当該他の制御装置配下のカードリーダライタに関する照合用マスタデータを転送することにより、当該他の制御装置を復元して、当該他の制御装置配下のカードリーダライタの前記迂回路接続を、当該他の制御装置との接続に切り戻す上記(3)のカード利用システムの故障回避方法。
(5)センタサーバとサービスエリアごとに配置された複数の制御装置とからなるカード利用システムとして、該制御装置それぞれの配下に接続されて、ユーザが携帯するICカードの情報を読み書きするカードリーダライタにおいて、上位の制御装置との接続インタフェースと、迂回路接続として予め用意された、他サービスエリアに配置された他の制御装置又は前記センタサーバとの接続インタフェースとを備えているカードリーダライタ。
(6)上位の制御装置との正常な通信が可能か否かを定期的に監視する断線監視手段を備え、上位の制御装置との正常な通信が不可能であることを検出した場合に、上位の制御装置との接続を切断し、他サービスエリアに配置された他の制御装置又は前記センタサーバとの迂回路接続に切替えて接続する上記(5)のカードリーダライタ。
(7)上位の制御装置との接続インタフェース、及び、他の制御装置又は前記センタサーバとの迂回路接続インタフェースが、RS232C、IEEE802.3、USB、IEEE1394、IEEE802.11b/a/g、あるいは、Bluetoothのいずれか1乃至複数である上記(5)又は(6)のカードリーダライタ。
(8)上位の制御装置との接続インタフェース数、及び、他の制御装置又は前記センタサーバとの迂回路接続インタフェース数を合計して、少なくとも2個以上の接続インタフェースを有している上記(5)乃至(7)のいずれかのカードリーダライタ。
本発明のカード利用システムの故障回避方法及びカードリーダライタによれば、次のような効果を奏することができる。
サービスエリアごとに配置されて、ユーザが携帯するICカードなどの情報を読み書きするカードリーダライタを制御する上位の制御装置が故障した場合、当該カードリーダライタの接続を、故障した上位の制御装置から他のサービスエリアに配置された他の制御装置又はセンタサーバへの迂回路に切替えることにより、該サービスエリアにおけるカード利用システムの運用を停止することなく、故障に対して迅速な対応を図ることが可能となる。
従来のカードリーダライタでは、一個の接続インタフェースしか有さず、USB、RS232C、IEEE802.3 Ethernet(登録商標) LANなどのうちいずれかの種類の一ポートのみの汎用インタフェースを用いて接続していたが、本発明においては、少なくとも二つ以上の複数の接続インタフェースを設けることにより、サービスの継続が要求される種々のカード利用システムに対応することができる。
また、カードリーダライタに上位の制御装置との間の通信不能の監視即ち断線監視の自己判断機能を搭載しているので、上位の制御装置の故障を検出した際に、上位の制御装置のバックアップとなる他の制御装置やセンタサーバと直ちに接続することにより、サービスの中断をすることなく、カード利用システムとして継続して利用することができる。
或る制御装置の故障時に他の制御装置やセンタサーバに迂回した際に、ICカードに記録された個人識別用のマスタデータと照合するための、当該制御装置が管理するカードリーダライタに関する照合用マスタデータを、他の制御装置やセンタサーバにバックアップして予め保存しているので、当該制御装置が復旧した際に、他の制御装置やセンタサーバがバックアップしていた自制御装置の照合用マスタデータを転送させて復元することが可能となる。
以下、本発明によるカード利用システムの故障回避方法及びカードリーダライタの好適実施形態例について添付図を参照して説明する。
(実施例の構成)
本発明によるカード利用システムの故障回避方法及びカードリーダライタを適用するシステムの好適実施形態の一例として、建屋への出入を管理する出入管理システムを用いて、本発明の故障回避方法及びカードリーダライタの実施例について説明する。図1は、本発明の故障回避方法を適用した出入管理システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す出入管理システム100は、センタサーバ1、電源装置2、制御装置3,4、カードリーダライタ5,6、電気錠7,8、ハブ9、LAN10、RS232Cケーブル11,12、ICカード13を少なくとも含んで構成されている。
センタサーバ1は、パソコン等で構成され、IEEE802.3 Ethernet(登録商標)に準拠のLAN10を介して情報を送受信することにより、サービスエリアごとに配置された制御装置3,4を制御して、本出入管理システム全体を管理及び制御するものであり、制御装置3,4にRS232Cケーブル11,12で直接接続されているカードリーダライタ5,6や電気錠7,8の状態を閲覧し、一元管理を行うことができる。ただし、本出入管理システムを各制御装置で分散管理する形態として、制御装置3,4をスタンドアロン運用する場合などにおいては、センタサーバ1を設置しないこともある。
電源装置2は、本出入管理システムを構成している複数台の制御装置3,4、及び、制御装置3,4にそれぞれ接続されたカードリーダライタ5,6に対して電源を供給している。
サービスエリアごとに配置された制御装置3,4は、パソコンや専用のハードウェアで構成され、本出入管理システムのサービスを行うためにセンタサーバ1との協同動作により、RS232Cケーブル11,12を介して接続される配下のカードリーダライタ5,6の動作を制御して、ICカード13からの情報を読み取り、ICカード13へ情報を書き込む一方、カードリーダライタ5,6に接続されている電気錠7,8を開錠したり施錠したりする。
なお、制御装置3,4は、本出入管理システムのサービスをICカード13の携帯者に対して提供し、それぞれの配下のカードリーダライタ5,6により読み取られたICカード13の個人識別用のマスタデータとの照合動作を行うために、それぞれの配下のカードリーダライタ5,6に関する照合用マスタデータを保存している。
また、後述するように、例えば制御装置3の故障時に、迂回路接続として予め用意された、他の制御装置4に迂回して、故障制御装置3配下のカードリーダライタ5に関する照合に用いるデータ即ちICカード13の個人識別用のマスタデータ(氏名、氏名ID、所属などの個人識別用データ)との照合動作を可能するカードリーダライタ5に関する照合用マスタデータ(入退場を許可する氏名、氏名ID、所属などのデータ)を他の制御装置4にバックアップして保存するようにしている。また、制御装置3,4は、カードリーダライタ5,6との間で送受信した情報に基づいて、建屋に入退場した人の氏名や入退場時刻など出入管理システムに必須の情報を生成してLAN10、ハブ9を介してセンタサーバ1との間で送受信を行っている。
カードリーダライタ5,6は、それぞれの上位装置である制御装置3,4からの指示に応じて動作するものであり、ICカード13からの情報を読み取り、制御装置3,4へRS232Cケーブル11,12を介して送信する一方、制御装置3,4からRS232Cケーブル11,12を介して受信した情報をICカード13に書き込む。更に、制御装置3,4からの指示に応じて、カードリーダライタ5,6に接続されている電気錠7,8を開錠したり施錠したりする。
ここで、カードリーダライタ5,6及びICカード13は、接触型、非接触型いずれの形態のICカードを用いるようにしても良い。また、制御装置3,4とカードリーダライタ5,6とをそれぞれ接続するケーブルは、図1のようなRS232Cケーブル11,12の場合のみならず、USBケーブル、IEEE1394ケーブル、IEEE802.3 Ethernet(登録商標)用LANケーブルなどの有線ケーブルを用いても良いし、あるいは、IEEE802.11b/a/gやBluetoothなどの無線信号を用いて接続するようにしても良い。
電気錠7,8は、建屋のセキュリティ管理用のもので、カードリーダライタ5,6の動作により、建屋の扉などの鍵の施錠又は開錠を行う錠であり、カードリーダライタ5,6の制御により、開錠されない限り、建屋の扉を開くことができない。
ハブ9は、センタサーバ1、制御装置3,4、カードリーダライタ5,6との間で、IEEE802.3準拠のLAN10を介して情報の中継を行うための装置である。
次に、図1の出入管理システム100を構成する制御装置3,4及びカードリーダライタ5,6の内部構成について、その一例を、図2を用いて説明する。ここで、図2は、図1の出入管理システム100を構成する制御装置3,4及びカードリーダライタ5,6の内部構成の一例を示すブロック図であるが、図1に示す制御装置3と制御装置4、カードリーダライタ5とカードリーダライタ6とは全く同一の構成であり、図2には、制御装置3とカードリーダライタ5とを用いて、その内部構成の一例について示している。
図2において、制御装置3は、LAN端子3a、LANコントローラ3b、制御部3c、RS232C変換回路3d、RS232C端子3e、DC端子3f、記憶部3g、バックアップ電池3hを少なくとも備えている。また、カードリーダライタ5は、LAN端子5a、LANコントローラ5b、制御部5c、RS232C変換回路5d、RS232C端子5e、DC端子5f、リーダライタ部5g、電気錠I/F(Interface)部5hを少なくとも備えている。
制御装置3の制御部3cは、LANコントローラ3bを駆動することにより、LAN10経由で、図1に示すセンタサーバ1又は他の制御装置4との間で、LAN端子3aを介して情報の送受信を行っている。更に、制御装置3の制御部3cは、RS232C変換回路3dを駆動することにより、通信路Aとして、RS232Cケーブル11経由で、配下に接続しているカードリーダライタ5との間で、RS232C端子3eを介して情報の送受信を行っている。
ここで、制御部3cは、センタサーバ1や他の制御装置4との間で送受信する情報や、内部の各部位の動作を制御するための情報や、配下のカードリーダライタ5に関する照合用マスタデータ(入退場を許可する氏名、氏名ID、所属などのデータ)を、記憶部3gに格納し、読み書きを行っている。また、他の制御装置4の故障時に備えて、他の制御装置4の配下のカードリーダライタ6に関する照合用マスタデータも、記憶部3gにバックアップして格納しており、他の制御装置4の故障発生時に、制御装置3は、配下のカードリーダライタ5をRS232Cケーブル11を介して制御するのみならず、迂回路として予め用意された通信路Bとして、他の制御装置4の配下のカードリーダライタ6もLAN10を経由して迂回制御することを可能にしている。
更に、図1の電源装置2から供給されるDC電源をDC端子3fにて受け取り、各回路部へ供給すると共に、配下に接続しているカードリーダライタ5やその他の入出力インタフェース装置にも中継している。なお、電源装置2からの電源供給が不可能になるような障害の発生に備えて、バックアップ電池3hも内蔵している。
一方、カードリーダライタ5においては、制御部5cは、通常時には、通信路Aとして、RS232C変換回路3dを駆動することにより、RS232Cケーブル11経由で、上位に位置する制御装置3との間で、RS232C端子5eを介して情報の送受信を行っている。更には、制御部5cは、上位の制御装置3との間で情報の送受信が不可能な障害の発生に備えて、迂回路として予め用意された通信路Bとして、LANコントローラ5bを駆動することにより、LAN10経由で、図1に示すセンタサーバ1又は他の制御装置4との間で、LAN端子5aを介して情報の送受信を行うことも可能である。
また、制御部5cは、リーダライタ部5gを駆動することにより、該リーダライタ部5gと無線信号により接続されたICカード13又は該リーダライタ部5gに装着して有線接続されたICカード13との間で、情報の送受信を行っている。更に、制御部5cは、電気錠I/F部5hを駆動することにより、図1に示す電気錠7へ施錠・開錠に関する情報を送信する動作も可能である。更には、図1の電源装置2から供給されるDC電源を上位の制御装置3のDC端子3fを中継してDC端子5fにて受け取り、各回路部へ供給している。
なお、図1、図2に示す実施例においては、カードリーダライタ5,6が、通常時には、それぞれの上位の制御装置3,4と通信路Aとして通信するRS232Cケーブル11,12と、一方、それぞれの上位の制御装置3,4が故障時の迂回路となる通信路Bとして、他の制御装置(例えば、それぞれの上位の制御装置3,4ではなく、制御装置4,3)あるいはセンタサーバ1と通信するLAN10との2つの接続インタフェースを備えている場合について説明している。
しかし、本発明は斯かる場合のみに限るものではなく、カードリーダライタ5,6として、少なくとも二つ以上の複数の異なる制御装置又はセンタサーバとの間の通信路を提供することが可能であれば良く、任意の個数の接続インタフェースを備えて、切替えて接続することができるように構成すれば良い。また、カードリーダライタ5,6に備えた複数の接続インタフェースとして、図1や図2に示すRS232Cケーブル11,12とLAN10のように異なる種類の接続インタフェースに限るものではなく、同一種類の接続インタフェースであっても良いし、有線接続や無線接続のいずれであってもかまわない。
また、カードリーダライタ5,6は、ICカード13との間で情報を読み書きが可能なものに限らず、ICカード13からの情報を読み取るカードリーダ機能のみを備えているものであっても良いし、あるいは、電気錠7,8の開錠・施錠動作をカードリーダライタ5,6とは異なる他の入出力装置にて実現するようにしても良い。
次に、図2に一例として示したこのような内部構成の制御装置3とカードリーダライタ5との概略の動作について図1を用いて更に説明する。ユーザが携帯しているICカード13をカードリーダライタ5にて検知すると、カードリーダライタ5は、ICカード13に記録されているマスタデータ(例えば、氏名、氏名ID、所属などの当該IDカード携帯者を識別可能なデータ)を読み込み、読み込んだマスタデータを、接続されている上位の制御装置3へRS232Cケーブル11を介して転送する。
カードリーダライタ5からマスタデータが転送されてきた制御装置3では、図2に示した記憶部3gに記憶されている照合用マスタデータとの照合を行い、その照合結果に基づいて、建屋の電気錠の施錠・開錠の指示をカードリーダライタ5に対してRS232Cケーブル11を介して送信する。電気錠の施錠・開錠の指示を受信したカードリーダライタ5では、図2に示す電気錠I/F部5hを駆動して、指定された電気錠7の制御を行う。このように、上位の制御装置3は、配下に接続されているカードリーダライタ5や電気錠7の状態を管理し、制御を行っている。
また、迂回路としてセンタサーバ1や他の制御装置4にも、ハブ9、LAN10経由でカードリーダライタ5から直接接続することを可能とすることによって、カードリーダライタ5の上位に位置する制御装置3が故障している場合であっても、センタサーバ1や他の制御装置4から、故障した制御装置3の配下のカードリーダライタ5や電気錠7の管理・制御が可能である。なお、センタサーバ1や他の制御装置4は、制御装置3のバックアップ用としての動作が可能となるように、制御装置3を迂回した場合に管理対象となるカードリーダライタ5に関する照合用マスタデータも予めバックアップして保存している。
制御装置3が故障した場合、配下のカードリーダライタ5は、上位の制御装置3との接続を切断して、迂回路として予め用意されたセンタサーバ1や他の制御装置4と接続する状態に切り替わるが、カードリーダライタ5からICカード13のマスタデータを受信したセンタサーバ1や他の制御装置4が、バックアップデータとして予め保存しているカードリーダライタ5に関する照合用マスタデータと照合することにより、故障制御装置3に代わって、ICカード13の携帯者に対するサービスを行う。
更に、故障していた制御装置3が復旧した場合、バックアップデータとして予め保存していたセンタサーバ1や他の制御装置4から、カードリーダライタ5に関する照合用マスタデータを、制御装置3に転送させて復元し、制御装置3とカードリーダライタ5との接続に切り戻すことにより、故障からの迅速な回復処理を実現している。
(実施例の動作)
次に、図3乃至図5のフローチャートを参照して、図1に実施例として示した出入管理システム100の動作について詳細に説明する。ここに、図3は、図1の出入管理システム100の制御装置3、カードリーダライタ5の電源投入時における通信の一例を示すフローチャートである。ここに、制御装置3とその配下のカードリーダライタ5との電源は、図1、図2にて説明したように、電源装置2から同系統で同時に供給されている。
まず、図3において、制御装置3とカードリーダライタ5との使用を開始するために、電源が投入されると、制御装置3やカードリーダライタ5が起動して、制御装置3からカードリーダライタ5に対して接続開始コマンドを送信する(ステップS10)。カードリーダライタ5が該接続開始コマンドを受信した場合は(ステップS11のYes)、カードリーダライタ5から接続完了コマンドを接続開始コマンドの送信元である上位の制御装置3に対して送信する(ステップS12)。この結果、制御装置3とカードリーダライタ5とのRS232Cケーブル11を介したRS232C通信が確立し、カードリーダライタ5は通信路AとしてRS232Cの接続インタフェースで動作して、両者の間で情報の送受信が可能な状態になる(ステップS13)。
もし、制御装置3からの接続開始コマンドをカードリーダライタ5が受信できない場合は(ステップS11のNo)、ステップS10に復帰し、制御装置3は、通信が確立するまで、接続開始コマンドを送信し続ける。
次に、制御装置3とのRS232Cの接続が確立しているカードリーダライタ5が動作中の状態にある場合、一定時間間隔で、制御装置3との間の通信不能か否かの断線監視を行う断線監視手段の動作について説明する。図4は、図1の出入管理システム100の制御装置3とカードリーダライタ5間の断線監視動作の一例を示すフローチャートである。
図4において、図3のシーケンスを経てカードリーダライタ5が通信路AとしてRS232Cで動作中の状態になると、カードリーダライタ5は、制御装置3との間の断線監視を行うためのタイマを起動し、監視タイマとして予め定めた任意の時間の計数を開始する(ステップS20)。監視タイマの時間が経過すると、カードリーダライタ5から制御装置3に対して接続監視要求コマンドを送信する(ステップS21)。制御装置3がカードリーダライタ5からの接続監視要求コマンドを受信すると、接続監視応答コマンドを送信元のカードリーダライタ5に対して送信する(ステップS22)。
カードリーダライタ5が制御装置3からの接続監視応答コマンドを受信した場合は(ステップS23のYes)、制御装置3とカードリーダライタ5との間のRS232C通信が確立しており、正常に接続されている状態であり(ステップS24)、接続監視要求コマンドや接続監視応答コマンド送受信動作が失敗した際にONになるフラグ1,2,3を全てOFFにする初期化を行い(ステップS25)、ステップS20へ復帰して、監視タイマとして定めた一定時間毎に断線監視を行う動作を繰り返す。
一方、カードリーダライタ5が制御装置3からの接続監視応答コマンドを受信できなかった場合は(ステップS23のNo)、第1回目の失敗を示すフラグ1がONか調べて、フラグ1がONでなければ(ステップS26のNo)、フラグ1をONにして(ステップS27)、ステップS20に復帰して、再び待機状態になり、一定時間毎に断線監視を行う動作を繰り返す。
また、フラグ1がONであれば(ステップS26のYes)、連続した第2回目の失敗を示すフラグ2がONか調べて、フラグ2がONでなければ(ステップS28のNo)、フラグ2をONにして(ステップS29)、ステップS20に復帰して、再び待機状態になり、一定時間毎に断線監視を行う動作を繰り返す。
更に、フラグ2がONであれば(ステップS28のYes)、連続した第3回目の失敗を示すフラグ3がONか調べて、フラグ3がONでなければ(ステップS30のNo)、フラグ3をONにして(ステップS31)、ステップS20に復帰して、再び待機状態になり、一定時間毎に断線監視を行う動作を繰り返す。
一方、フラグ3がONであれば、つまり、制御装置3からの接続監視応答コマンドを連続して4回受信できなければ(ステップS30のYes)、カードリーダライタ5は、上位の制御装置3との間のRS232C通信が不可能な断線発生即ち制御装置3の故障発生と判定する。
カードリーダライタ5は、上位の制御装置3の故障と判定した場合、通信路Aとしての制御装置3とのRS232C通信の切断処理を行い、次に、上位の制御装置3故障時に備えて通信路Bとして予め用意されている迂回路即ちもう一つの接続インタフェースであるLAN10との接続動作に切り替える。図5は、図1の出入管理システム100の制御装置3とカードリーダライタ5間の断線発生時即ち制御装置3の故障時における迂回路への切り替え動作の一例を示すフローチャートである。
図5において、カードリーダライタ5は、上位の制御装置3とのRS232C通信の切断をした後、カードリーダライタ5からLAN10経由でバックアップ用の迂回路として予め用意されている装置例えば他の制御装置4に対して接続開始コマンドを送信する(ステップS40)。バックアップ用の迂回路として予め用意された他の制御装置4は、接続開始コマンドを受信すると、当該制御装置4から送信元のカードリーダライタ5に対してLAN10経由で接続完了コマンドの送信を行う(ステップS41)。
カードリーダライタ5がバックアップ用の迂回路として予め用意された他の制御装置4から接続完了コマンドを受信した場合は(ステップS42のYes)、バックアップ用迂回路の他の制御装置4とカードリーダライタ5との間のLAN10経由の通信が通信路Bとして確立する(ステップS43)。以降、一旦、故障としてRS232C接続を切断した上位の制御装置3が復旧して、上位の制御装置3からRS232Cケーブル11経由で接続開始コマンドが送信されてくるまでの間(即ち、図3のステップS10の動作が起動されるまでの間)、通信路BとしてLAN10による迂回路を用いて、バックアップ用迂回路の他の制御装置4からカードリーダライタ5、電気錠7の制御を行う。
一方、カードリーダライタ5がバックアップ用迂回路の他の制御装置4から接続完了コマンドを受信できなかった場合は(ステップS42のNo)、ステップS40に復帰して、カードリーダライタ5は、通信が確立するまで接続開始コマンドを送信し続ける。この場合、三つ以上の複数の接続インタフェースを有している場合には、バックアップ用迂回路として更に他の接続インタフェースに切替えて接続開始コマンドを送信するようにしても良い。
(本発明の効果)
以上に、本発明の実施例を詳細に説明したように、本発明により、次のような効果が得られる。
(1)サービスエリアごとに配置されて、ユーザが携帯するICカード13などの情報を読み書きするカードリーダライタ5を制御する上位の制御装置3が故障した場合、当該カードリーダライタ5の接続を、予め用意されたLAN10経由の迂回路即ち通信路Bによる迂回路を利用して、故障した上位の制御装置3から他のサービスエリアに配置された他の制御装置4又はセンタサーバ1への迂回路に切替えることにより、該サービスエリアにおけるシステムが停止することなく出入管理システムを運用することが可能であり、建屋のセキュリティ性が向上し、かつ、迅速な対応が可能となる。
(2) 従来のカードリーダライタでは、一個の接続インタフェースしか有さず、上位の制御装置との間で、USB,RS232C,LANなどのいずれか一種類の汎用インタフェースを用いて接続していたが、本発明においては、例えばRS232Cケーブル11,12接続とLAN10接続のごとく、少なくとも二つ以上の複数の接続インタフェースを設けることにより、実施例に示した出入管理システムに限ることなく、サービスの継続が要求される種々のカード利用システムに対応することができる。
(3)カードリーダライタ5に上位の制御装置3との通信不能監視即ち断線監視の自己判定機能を搭載しているので、上位の制御装置3の故障を検出した際に、上位の制御装置3のバックアップとして予め用意された他の制御装置4と直ちに接続することにより、サービスの中断をすることなく、カード利用システムとして継続して利用することができる。
(4)或る制御装置3の故障時に備えて、他の制御装置4やセンタサーバ1に迂回した際に、当該制御装置3が管理するカードリーダライタ5に関する照合用マスタデータを、他の制御装置4やセンタサーバ1にバックアップして予め保存しておくことにより、制御装置3が復旧した際に、他の制御装置4やセンタサーバ1がバックアップしていた自制御装置3の照合用マスタデータを転送させて迅速に復元することが可能となる。
(本発明の特徴)
カードリーダライタを使用してICカードとの入出力制御を行う出入管理システム例えばフラッパーゲートなどのカード利用システムにおいて、カードリーダライタにRS232C、LANなど二個以上の複数のインタフェースを設けるものとする。これにより、カードリーダライタを制御している上位の制御装置の故障時には、通常時使用しているメイン回線からサブ回線による他の制御装置への迂回路に切り替えて通信を行うことにすれば、故障中の制御装置の配下に接続されているカードリーダライタ、入出力インタフェースの制御を継続して可能にするシステムを提供することができる。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよう。
本発明の故障回避方法を適用した出入管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図1の出入管理システムを構成する制御装置及びカードリーダライタの内部構成の一例を示すブロック図である。 図1の出入管理システムの制御装置、カードリーダライタの電源投入時における通信の一例を示すフローチャートである。 図1の出入管理システムの制御装置とカードリーダライタ間の断線監視動作の一例を示すフローチャートである。 図1の出入管理システムの制御装置とカードリーダライタ間の断線発生時即ち制御装置の故障時における迂回路への切り替え動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 センタサーバ
10 LAN
100 出入管理システム
11,12 RS232Cケーブル
13 ICカード
2 電源装置
3 制御装置
3a LAN端子
3b LANコントローラ
3c 制御部
3d RS232C変換回路
3e RS232C端子
3f DC端子
3g 記憶部
3h バックアップ電池
4 制御装置
5 カードリーダライタ
5a LAN端子
5b LANコントローラ
5c 制御部
5d RS232C変換回路
5e RS232C端子
5f DC端子
5g リーダライタ部
5h 電気錠I/F(Interface)部
6 カードリーダライタ
7,8 電気錠
9 ハブ

Claims (8)

  1. センタサーバとサービスエリアごとに配置された複数の制御装置とからなり、該制御装置それぞれの配下に接続されるカードリーダライタによって、ユーザが携帯するICカードの情報を読み書きすることにより、サービスを提供するカード利用システムの故障回避方法であって、前記カードリーダライタが、上位の制御装置との接続か、あるいは、迂回路接続として予め用意された、他サービスエリアに配置された他の制御装置又は前記センタサーバとの接続のいずれかを選択して接続することにより、ICカードの携帯者にサービスを提供することができることを特徴とするカード利用システムの故障回避方法。
  2. 前記カードリーダライタが、上位の制御装置との正常な通信が可能か否かを定期的に監視し、上位の制御装置との正常な通信が不可能であることを検出した場合に、上位の制御装置との接続を切断し、迂回路接続として予め用意された、他サービスエリアに配置された他の制御装置又は前記センタサーバとの接続に切替えて接続することを特徴とする請求項1に記載のカード利用システムの故障回避方法。
  3. 前記制御装置に、前記カードリーダライタにより読み取られたICカードに記録された個人識別用のマスタデータと照合するための照合用マスタデータとして、それぞれの配下のカードリーダライタに関する照合用マスタデータの他に、故障発生時の迂回路として、他サービスエリアに配置された他の制御装置の配下のカードリーダライタに関する照合用マスタデータをバックアップデータとして保存し、他の制御装置が故障した場合に、他の制御装置の配下のカードリーダライタから前記迂回路接続により転送されてきたICカードのマスタデータを、前記バックアップデータとして保存している他の制御装置配下のカードリーダライタに関する照合用マスタデータを用いて照合し、故障した他の制御装置に代わって、マスタデータが転送されてきたICカードの携帯者にサービスを提供することを特徴とする請求項1又は2に記載のカード利用システムの故障回避方法。
  4. 前記他の制御装置が故障から回復した場合、前記バックアップデータとして前記制御装置に保存されている当該他の制御装置配下のカードリーダライタに関する照合用マスタデータを転送することにより、当該他の制御装置を復元して、当該他の制御装置配下のカードリーダライタの前記迂回路接続を、当該他の制御装置との接続に切り戻すことを特徴とする請求項3に記載のカード利用システムの故障回避方法。
  5. センタサーバとサービスエリアごとに配置された複数の制御装置とからなるカード利用システムとして、該制御装置それぞれの配下に接続されて、ユーザが携帯するICカードの情報を読み書きするカードリーダライタにおいて、上位の制御装置との接続インタフェースと、迂回路接続として予め用意された、他サービスエリアに配置された他の制御装置又は前記センタサーバとの接続インタフェースとを備えていることを特徴とするカードリーダライタ。
  6. 上位の制御装置との正常な通信が可能か否かを定期的に監視する断線監視手段を備え、上位の制御装置との正常な通信が不可能であることを検出した場合に、上位の制御装置との接続を切断し、他サービスエリアに配置された他の制御装置又は前記センタサーバとの迂回路接続に切替えて接続することを特徴とする請求項5に記載のカードリーダライタ。
  7. 上位の制御装置との接続インタフェース、及び、他の制御装置又は前記センタサーバとの迂回路接続インタフェースが、RS232C、IEEE802.3、USB、IEEE1394、IEEE802.11b/a/g、あるいは、Bluetoothのいずれか1乃至複数であることを特徴とする請求項5又は6に記載のカードリーダライタ。
  8. 上位の制御装置との接続インタフェース数、及び、他の制御装置又は前記センタサーバとの迂回路接続インタフェース数を合計して、少なくとも2個以上の接続インタフェースを有していることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のカードリーダライタ。
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