JP2003150995A - 自動管理システムおよび自動管理方法 - Google Patents

自動管理システムおよび自動管理方法

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JP2003150995A
JP2003150995A JP2001346700A JP2001346700A JP2003150995A JP 2003150995 A JP2003150995 A JP 2003150995A JP 2001346700 A JP2001346700 A JP 2001346700A JP 2001346700 A JP2001346700 A JP 2001346700A JP 2003150995 A JP2003150995 A JP 2003150995A
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Yoshihiro Abe
義宏 阿部
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Tsubasa System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人員の確保を必要とせず、建物のセキュリテ
ィ管理を向上させつつ、従業員の管理や使用する各装置
の利用状況の管理を行う。 【解決手段】 情報処理部と補助記憶手段とを有するホ
ストコンピュータ101をLAN103に接続する。L
AN103に複数の端末104,105を接続し、IC
カードのリードライト装置104c,105cを接続す
る。さらに、ホストコンピュータ101を、公衆回路網
107、自動販売機110,111の利用情報収集手段
109、エレベータ昇降機114,115のエレベータ
制御手段112、および、自動ドア118,119の自
動ドア制御手段117にそれぞれ接続し、これらの装置
をICカードにより利用可能とし、利用状況をICカー
ドとホストコンピュータ101との間の記録データの通
信により一元管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動管理システ
ムおよび自動管理方法に関し、特に、ICカードを用い
て行う会社内での従業員の勤怠管理および設備使用管理
に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、従業員の勤怠管理においては、タ
イムカードなどを用いて出勤時間や退社時間などを打刻
し、これを基にして給与計算などが行われている。
【0003】しかしながら、従業員の仕事の熟練度や勤
務状態は、その従業員を管理する人間が行っているのが
現状である。具体的には、ある従業員に関して遅刻や欠
勤が多い場合には、その従業員を管理する、いわゆる所
属長が各個人の勤務状況を監視して、所属長から従業員
に注意を喚起している。
【0004】また、従業員の行動は、所属長が総合的に
管理するのが通例であり、これによって、所属長や管理
業務の従事者などにおける業務の増大化を招いている。
【0005】また、従業員の勤怠状況を整理し、給与計
算などを行う場合においても、勤怠状況を整理するため
の人員を確保しなければならず、人件費などの経費がか
かってしまうという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さらに、ビルなどの建
物に関しては、関係者以外の部外者であっても自由に出
入り可能な場合が多く、各個人のパーソナルコンピュー
タ端末や、電話機、ファクシミリ送受信機などの使用に
おいて、セキュリティ管理に関する問題が生じる可能性
があった。
【0007】そして、このセキュリティ管理を行うに
は、警備員などを各所に配置して不審者などの警戒を行
う必要があったり、常にモニタなどを通じて監視を行う
必要があったり、やはり、人員を確保しなければならな
かった。
【0008】したがって、この発明の目的は、人員の確
保を必要とすることなく、会社の建物などにおけるセキ
ュリティ管理を向上させることができるとともに、そこ
に従事する従業員の管理や、その従業員が使用する各装
置の利用状況、使用状態の管理を行うことができる自動
管理システムおよび自動管理方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の発明は、ローカルエリアネットワ
ークに接続したホストコンピュータが、ローカルエリア
ネットワークを介して複数の端末に接続し、端末にIC
カード読取装置を接続して、ICカードに記録された記
録データを読み取って、ホストコンピュータに記録デー
タを送信し、端末の稼働を許可する命令信号を端末に返
信して、端末を稼働できるようにするものである。
【0010】この発明の第2の発明は、データベースが
格納されたホストコンピュータに自動ドア制御手段を接
続して自動ドアを制御し、自動ドアにICカードの読取
センサを接続して、ICカードの記録データを読み取ら
せ、記録データを上記ホストコンピュータの情報処理部
に送信し、自動ドア制御手段に開動作の命令信号を送信
して、自動ドアに開動作を行わせるものである。
【0011】この発明の第3の発明は、ホストコンピュ
ータにエレベータ制御手段を接続して、エレベータ制御
手段によって制御されるエレベータ昇降機に、ICカー
ド読取センサを設けて、ICカードの記録データを読み
取らせ、記録データをホストコンピュータに送信して、
ホストコンピュータからエレベータ制御部に命令信号を
送信してエレベータ昇降機を制御するものである。
【0012】この発明の第4の発明は、ホストコンピュ
ータに自動販売機利用情報収集手段を接続し、自動販売
機利用情報手段に自動販売機を接続し、自動販売機にカ
ード挿入型のICカード読取装置装置を設けて、自動販
売機を利用する際にICカードをICカード読取装置に
挿入して、ICカードに記録された記録データをホスト
コンピュータに送信して、利用者を特定し、自動販売機
の利用に伴う課金処理を行うものである。
【0013】上述のように構成された自動管理システム
および自動管理方法によれば、ホストコンピュータにI
Cカードの記録データを送信し、ICカードを携帯した
使用者を集中的に管理するようにしていることにより、
建物内に立ち入る者にICカードを携帯させるようにし
て、これらの者の建物内での行動を、ホストコンピュー
タによって、自動で、一括して管理することが可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態
の全図においては、同一または対応する部分には同一の
符号を付す。
【0015】まず、この発明の一実施形態による自動管
理システムについて説明する。図1Aに、この一実施形
態による自動管理システムに用いられるICカードの平
面図を示し、図1Bに、図1AのB−B線に沿った断面
を示す。
【0016】図1Aに示すように、この発明による自動
管理システムに用いられる非接触型ICカード10は、
基板11をプラスチック樹脂などにより覆い固めること
により封止された構成を有する。
【0017】基板11上には、各種パターンがプリント
されており、その周辺部にアンテナコイル12が渦巻き
状に配置されている。また、このアンテナコイル12の
中央部には、非接触型のICカード10が種々の目的を
達成するために必要な回路が内蔵されたIC部13と、
抵抗,コンデンサ,発振子などの種々の電子部品14
と、電源としての電池15とが配置されている。
【0018】これらの構成部品は、基板11上に実装さ
れている。また、基盤11の周囲は、プラスチック製の
封止樹脂16により覆われて固められている。これによ
って、ICカード10のカード本体17が構成される。
そして、カード本体17における表裏面に、所望の印刷
が施されたシート状のシール18が貼り合わされてIC
カード10が構成される。
【0019】以上のように構成された非接触型のICカ
ード10は、4.91MHzの2相の正弦波を用いた9
0°位相変調(PSK)方式の変調回路およびコイル駆
動回路から構成された、リーダライタ装置(ISO−1
0536規格)により読み出し可能および書き込み可能
に構成されている。なお、この一実施形態による管理シ
ステムにおいては、非接触型のリーダライタ装置、いわ
ゆるICカードセンサを用いる場合と、所定のスロット
に挿入して使用するリーダライタ装置を用いる場合とが
ある。
【0020】図2に、このリーダライタ装置20とIC
カード10との回路構成の一例を示す。すなわち、図2
に示すように、リーダライタ装置は、アンテナコイル2
1を通じてICカード10に電力を送信する電力送信回
路22と、アンテナコイル21を通じてICカード10
と記録データのやり取りを行うための変調復調回路23
と、この記録データのやり取りを制御するためのリード
ライト制御回路24とからなる。
【0021】そして、これらのICカード10とリーダ
ライタ装置20とにおいては、アンテナコイルにより電
力の伝送を行うとともに位相変調信号を用いてデータ転
送を行う。
【0022】そのため、従業員などがICカード10を
常時携帯するとともに、所定の位置にリーダライタ装置
20を設置することにより、ICカード10とリーダラ
イタ装置20との間で、記録データの転送が行われ、相
互に通信を行うことができる。
【0023】そして、この相互の通信により、リーダラ
イタ装置20からICカード10のIC部13に記録デ
ータを書き込んだり、IC部13からリーダライタ装置
20に記録データを読み出したりすることが可能とな
る。
【0024】また、この一実施形態においては、ICカ
ード10のIC部13には、社員コードデータ(社員C
D)、所属コードデータ(所属CD)、部課コードデー
タ(部課CD)、氏名データ、生年月日データ、住所デ
ータ、免許証番号データ、保険証番号データ、指紋画像
データ、役職優先順位データ、出入許可条件データの各
データ項目が記録データとして記憶されている。
【0025】なお、記録データとしては、ここで挙げた
情報データに限定されるものではなく、従業員などを個
人で特定できる情報データであれば、記録データとして
採用することが可能である。
【0026】次に、上述のICカード10およびリーダ
ライタ装置20を有する、この一実施形態による自動管
理システムについて説明する。図3に、この自動管理シ
ステムのブロック構成を示す。
【0027】図3に示すように、この一実施形態による
自動管理システム100においては、ホストコンピュー
タ101が、入出力インターフェース102を介して、
ローカルエリアネットワーク(LAN)103に接続さ
れている。
【0028】LAN103には、複数の端末装置10
4,105が接続されている。これらの端末装置10
4,105には、電話機104a、105aと、ファク
シミリ送受信機104b,105bと、ICカード10
のリーダライタ装置104c,105cが接続されてい
る。
【0029】これらのうちのリーダライタ装置104
c,105cには、ICカード10を挿入可能なスロッ
ト(図示せず)が設けられており、このスロットにIC
カード10を挿入することにより、ICカード10に記
録された記録データを読み出し可能に構成されている。
【0030】また、ホストコンピュータ101は、US
B,RS232C,またはIEEE1394などのイン
ターフェース106を介して、電話回線などの公衆回路
網107に接続されている。
【0031】そして、端末装置104,105に接続さ
れた電話機104a,105aおよびファクシミリ送受
信機104b,105bは、LAN103とホストコン
ピュータ101とを順次介して、外部の公衆回路網10
7に接続される。このように通信の経路途中にホストコ
ンピュータ101を介することにより、電話機104
a,105aやファクシミリ送受信機104b,105
bにおける、利用開始時刻および利用終了時刻と、これ
らから算出される利用時間などの利用状況を、ホストコ
ンピュータ101により管理し、集計することが可能と
なる。
【0032】また、ホストコンピュータ101は、入出
力インターフェース108を介して、自動販売機利用情
報収集手段109が接続されている。また、この自動販
売機利用情報収集手段109には、複数の自動販売機1
10,111における制御部(いずれも図示せず)が接
続されている。また、それぞれの自動販売機110,1
11には、それぞれICカード10のリーダライタ装置
110a,111aが設けられている。
【0033】これらのリーダライタ装置110a,11
1aには、ICカード10を挿入可能なスロット(いず
れも図示せず)が設けられている。そして、このスロッ
トにICカード10を挿入することにより、ICカード
10に記録された記録データを読み出し可能に構成され
ている。また、それぞれのリーダライタ装置110a,
111aは、それぞれホストコンピュータ101と常時
送受信可能に構成されている。
【0034】そして、自動販売機110,111を利用
する際においては、まず、ICカード10を上述のスロ
ットに挿入することにより、ICカード10に記録され
た記録データが読み取られる。この記録データの読み取
り後、ホストコンピュータ101とICカード10とが
リーダライタ装置110a,111aを介して記録デー
タの送受信を行うことになり、自動販売機110,11
1における商品の購入に伴う購入代金の課金処理を実行
可能に構成されている。
【0035】また、ホストコンピュータ101には、入
出力インターフェース112を介して、エレベータ制御
手段113が接続されている。エレベータ制御手段11
3は、エレベータ昇降機114,115の駆動回路(い
ずれも図示せず)に接続されており、エレベータ昇降機
114,115の昇降動作を制御可能に構成されてい
る。
【0036】また、それぞれのエレベータ昇降機11
4,115に、ICカードセンサ114a,115aが
設置されているとともに、エレベータ昇降機114,1
15を乗り降りする各階の開閉ドアに、同様のICカー
ドセンサ(図示せず)が設置されている。
【0037】これらのICカードセンサ114a,11
5aおよび各階のエレベータの開閉ドアに設置されたI
Cカードセンサ(図示せず)は、ICカード10と非接
触で記録データの通信を行うことができるように構成さ
れている。
【0038】すなわち、ICカード10を携帯した使用
者が、エレベータ昇降機114,115に乗り降りする
だけで、ICカード10とICカードセンサ114a,
115aとの間、およびICカード10と開閉ドアの近
くのICカードセンサとの間で非接触の通信が行われ
る。
【0039】具体的には、ICカード10を携帯した従
業員が、エレベータ昇降機114に乗った段階で、ま
ず、従業員の携帯しているICカード10とICカード
センサ114aとの間で通信が行われる。そして、この
使用者のICカード10の記録データがホストコンピュ
ータ101に送信される。これにより、エレベータ昇降
機114,115に乗っている使用者の情報をホストコ
ンピュータ101により管理することが可能となる。
【0040】また、ホストコンピュータ101には、入
出力インターフェース116を介して、自動ドア制御手
段117が接続されている。自動ドア制御手段117
は、部屋への出入りのために設けられた開閉する自動ド
ア118,119の駆動回路(いずれも図示せず)に接
続されており、自動ドア118,119の開閉動作を制
御可能に構成されている。
【0041】また、それぞれの自動ドア118,119
には、ICカードセンサ118a,119aが設置され
ており、ICカード10と非接触で記録データを通信可
能に構成されている。
【0042】具体的には、ICカード10を携帯した従
業員が、自動ドア118の前に近づくだけで、ICカー
ド10とICカードセンサ118aとの間で非接触の通
信が行われ、この従業員のICカード10の記録データ
がホストコンピュータ101に送信される。
【0043】その後、ホストコンピュータ101から、
自動ドア制御手段117に開動作の命令信号が送信され
る。この命令信号を自動ドア制御手段117が受信する
と、さらに自動ドア制御手段117により自動ドア11
8の駆動回路に、さらに開動作の命令信号が送信され、
自動ドア118が開けられる。
【0044】このようにホストコンピュータ101によ
り自動ドア118,119から記録データを読み込むよ
うにしていることにより、自動ドア118を通過したI
Cカード10の使用者情報を、ホストコンピュータ10
1により管理することが可能となる。
【0045】また、ホストコンピュータ101には、入
出力インターフェース120を介して、自動受付システ
ム121と自動入室許可装置122とが接続されてい
る。
【0046】自動受付システム121は、ICカード1
0を携帯していない従業員などに対して、この自動管理
システム100により管理された建物(以下、管理建
物)に立ち入るための権限付きのICカード10を発行
するためのものである。
【0047】この自動受付システム121は、指紋読取
装置121aおよび免許証読取装置121bを有して構
成されている。そして、これらの指紋読取装置121a
および免許証読取装置121bから、ホストコンピュー
タ101に対して、それぞれ指紋画像情報データおよび
免許証番号データを送信可能に構成されている。
【0048】そして、ホストコンピュータ101の情報
処理部は、インストールされているデータベース検索ア
プリケーションを実行する。この実行により情報処理部
は、受信した指紋画像情報データや免許証番号データに
基づき、後述するICカード使用者データベースを検索
し、これらの指紋画像情報データや免許証番号データに
合致するデータを含むデータファイルを索出することが
できる。
【0049】また、自動入室許可装置122は、管理建
物内に従事する担当者に接見する来客者に対して、権限
付きのICカード10を発行するためのものである。そ
して、従業員が用いる端末装置104,105からこの
自動入室許可装置122を操作することにより、来客者
用のICカード10を発行可能に構成されている。
【0050】この自動入室許可装置122においては、
撮像装置122aおよびヘッドセット122bが設けら
れている。そして、撮像装置122aにより来客者を撮
影して撮像データを作成し、この撮像データをホストコ
ンピュータ101に送信し、さらに、接見する担当者の
端末装置に送信する。接見する担当者は、来客者がヘッ
ドセット122bを用いて担当者と連絡をとることによ
り特定される。
【0051】そして、送信された画像データを端末装置
に表示し、これを担当者が見ることにより、玄関前の来
客者が、確かに担当者と約束をした相手であるというこ
とを確認する。この確認ができた段階で、担当者は、端
末装置104,105を操作することにより、自動入室
許可装置122に情報を送信し、ここでICカード10
の発行が行われる。
【0052】また、上述したホストコンピュータ101
のシステム構成のブロック図を、図4に示す。図4に示
すように、この一実施形態によるホストコンピュータ1
01においては、バス201に、CPU(中央演算処理
装置、Central Processing Unit)202aと、このC
PU202aを中心としたメモリ202bとを有する情
報処理部202、およびハードディスク(HD)などの
電磁的作用により記録される補助記憶手段203を有し
ている。なお、バス201は、これによって接続された
各回路間において、データの転送を行うためのものであ
る。
【0053】また、ホストコンピュータ101に所定の
処理を実行させるためのプログラムであるオペレーティ
ングシステムや、後述するファクシミリ通信プログラム
および電話通信プログラムなどソフトウェアは、補助記
憶手段203内にインストールされている。
【0054】そして、これらのソフトウェアに従った処
理を行う際に、一旦、情報処理部202のメモリ202
bに記憶され、CPU202aより実行される。また、
この補助記憶手段203には、ICカード10の利用者
の情報データがICカード使用者データベース204と
して格納されている。
【0055】ここで、このホストコンピュータ101の
補助記憶手段203に格納されたICカード使用者デー
タベース204について説明する。図5に、この一実施
形態によるICカード使用者データベース204のデー
タを示す。
【0056】図5に示すように、ICカード使用者デー
タベース204の個々のデータファイル300は、IC
カード10の使用者ごとに、それぞれの使用者に対応付
けされている。また、これらのデータファイル300
は、例えば社員CDによりソートされて、ホストコンピ
ュータ101の補助記憶手段203に格納されている。
【0057】これらのデータファイル300は、ICカ
ード10のIC部13に記憶された記録データと同様の
項目、すなわち、社員CD、所属CD、部課CD、氏名
データ、生年月日データ、住所データ、免許証番号デー
タ、保険証番号データ、指紋画像データ、役職優先順位
データ、および出入許可条件データが記録されている。
【0058】また、これらのデータファイル300に
は、上述の記録データに加え、ICカード10の使用者
の建物への入出時刻と勤務時間、端末装置104の使用
開始時刻、使用終了時刻、使用時間、電話機104aの
使用状況、ファクシミリ送受信機104bの使用状況、
複写機の利用状況、自動販売機の利用に伴う課金の合計
金額などが記録されている。
【0059】また、図4に示すように、ホストコンピュ
ータ101においては、補助記憶手段203にインスト
ールされたデータベース検索アプリケーションが常時起
動されており、情報処理部202がICカード使用者デ
ータベース204を常時検索することができるようにな
っている。
【0060】また、ホストコンピュータ101において
は、補助記憶手段203にインストールされたICカー
ドデータ受信プログラムが常時起動されている。そし
て、情報処理部202が、この受信プログラムとデータ
ベース検索アプリケーションとを実行することにより、
ICカード10の記録データと、ICカード使用者デー
タベース204のデータファイル300とを比較可能に
構成されている。
【0061】また、バス201には、表示手段205が
接続されているとともに、キーボードやマウス(いずれ
も図示せず)などのポインティングデバイスなどから構
成される入力手段206が接続されている。
【0062】さらに、このホストコンピュータ101に
おけるバス201は、入出力インターフェース102を
介して、図3に示すローカルエリアネットワーク(LA
N)103に接続されている。同様に、バス201は、
USB,RS232C,またはIEEE1394などの
インターフェースを介して、図3に示す公衆回路網10
7に接続されている。
【0063】また、バス201は、それぞれの入出力イ
ンターフェース108,112,116を介して、それ
ぞれ自動販売機利用情報収集手段109、エレベータ制
御手段113、および自動ドア制御手段117にそれぞ
れ接続されている。これにより、情報処理部202か
ら、これらの自動販売機利用情報収集手段109、エレ
ベータ制御手段113、および自動ドア制御手段117
に命令信号を送信可能に構成されている。
【0064】以上のようにして、この一実施形態による
自動管理システム100が構成されている。そして、こ
の自動管理システム100による管理が行われる管理建
物内でのICカード10を携帯した従業員を、常時管理
することができるように構成されている。
【0065】次に、以上のように構成された自動管理シ
ステム100による管理方法について、具体例を挙げつ
つ説明する。
【0066】すなわち、この一実施形態によるICカー
ド10を携帯した従業員が出社すると、まず、会社の玄
関に設けられた自動ドア118の前に近づく。このと
き、自動ドア118のICカードセンサ118aにより
従業員のICカード10の記録データが読み取られる。
【0067】記録データを読み取ったICカードセンサ
118aは、ホストコンピュータ101に記録データを
送信する。これにより、ホストコンピュータ101の情
報処理部202は、玄関の自動ドア118の前に近づい
た従業員のICカード10の記録データを受信し、認識
する。
【0068】その後、情報処理部202は、実行されて
いるデータベース検索アプリケーションに従って、受信
した記録データに合致するデータファイル300が存在
するか否かを検索する。
【0069】この検索の結果、受信した記録データに合
致するデータファイル300が存在する場合、情報処理
部202は、この従業員のICカード10の記録データ
が、ICカードセンサ118aにより読み取られて情報
処理部202に送信された時刻を、この従業員に対応す
るデータファイル300の入室時刻の項目に記録する。
これにより、従業員の管理建物内への立ち入り時刻を記
録しておくことが可能となる。
【0070】また、一方で、ホストコンピュータ101
の情報処理部202は、自動ドア制御手段117に自動
ドア118の開動作を指示する命令信号を送信する。
【0071】自動ドア118の開動作を指示する命令信
号を受信した自動ドア制御手段117は、自動ドア11
8の駆動部に開動作の命令信号を送信する。これによ
り、自動ドア118が開けられ、ICカード10を携帯
した従業員は、この玄関を通過することができる。
【0072】他方、ICカード使用者データベース20
4の検索の結果、該当するデータファイル300が存在
しない場合、玄関の自動ドア118には、ホストコンピ
ュータ101の情報処理部202から閉状態を維持する
命令信号が送信される。これにより、ICカード使用者
データベース204に記録されていない者が管理建物内
に立ち入るのを防止することができる。
【0073】また、ICカード10を携帯していない者
(不携帯者)に関しては、玄関に近づいたとしても、I
Cカードセンサ118aがICカード10を読み取るこ
とができない。そのため、ホストコンピュータ101に
記録データなどが送信されないので、ホストコンピュー
タ101の情報処理部202から自動ドア制御手段11
7に開動作の命令信号が送信されない。これにより自動
ドア118が開かれないため、ICカード10の不携帯
者の建物内への立ち入りが防止される。
【0074】なお、本来、建物内に立ち入る権限を有し
ているにもかかわらず、自宅にICカード10を忘れて
きたなどの理由により、建物内への立ち入りができない
従業員においては、玄関に設置された自動受付システム
121で権限付きのICカード10を発行する。
【0075】すなわち、不携帯者は、自動受付システム
121に設けられた指紋読取装置121aまたは免許証
読取装置121bに、自身の指紋または免許証を読み取
らせる。そして、この読み取った指紋の画像データおよ
び免許証番号データが、ホストコンピュータ101の情
報処理部202に送信される。
【0076】これらのデータを受信した情報処理部20
2は、この指紋画像データまたは免許証番号データの項
目が一致するデータファイル300を、ICカード使用
者データベース204から索出し、自動受付システム1
21に送信する。
【0077】データファイル300を受信した自動受付
システム121は、このデータファイル300の内の、
個人情報に該当する部分のデータを、新規のICカード
10に書き込むとともに、使用期間を設定するフラグを
たてる。
【0078】すなわち、このICカード10を、他の正
規のICカード10と区別して、設定した期間(例え
ば、24時間)を経過した後に、一切使用不可能にす
る。このように、一定期間経過後にICカード10を使
用不可能にすることによって、ICカード10の不正使
用を防止することができる。
【0079】その後、ICカード10を携帯した従業員
が建物内に立ち入り、この従業員がエレベータを利用す
る場合、この従業員がエレベータの開閉ドアに近づいた
ときに、エレベータの開閉ドアの近くに設けられたIC
カードセンサ114a,115aにより、ICカード内
の情報を読み取る。そして、このICカード10の記録
データが、ホストコンピュータ101の情報処理部20
2に送信される。
【0080】記録データを受信したホストコンピュータ
101の情報処理部202は、この従業員がいる階の情
報データをエレベータ制御手段113に送信する。エレ
ベータ制御手段113は、この情報データを受信ととも
に、エレベータ昇降機114を従業員がいる階まで移動
させ、開閉ドアを開ける。
【0081】そして、この従業員がエレベータ昇降機1
14に乗り込んだ段階で、ホストコンピュータ101の
情報処理部202は、ICカード使用者データベース2
04を検索して、受信した記録データと一致するデータ
ファイル300を索出する。
【0082】その後、索出されたデータファイル300
から「所属CD」と「部課CD」とを抽出し、エレベー
タを昇降させて、このエレベータに乗り込んだ従業員の
所属する部課の階で停止させ、開閉ドアを開ける。
【0083】なお、この従業員が乗り込んだ段階で、エ
レベータ昇降機114に他の従業員も搭乗している場
合、ホストコンピュータ101の情報処理部202は、
データファイル300の「役職優先順位」をさらに抽出
する。そして、情報処理部202が、エレベータ昇降機
114内に搭乗している全ての従業員に関して、「所属
CD」と「部課CD」と「役職優先順位」とを総合的に
判断する。
【0084】この判断により、優先順位の高い順の階数
で停止したり、満員の場合は優先順位の低い人に降りて
もらうように「○○さん、満員ですので、降りてくださ
い」などのアナウンスを行ったりする。
【0085】なお、エレベータ昇降機114に乗り込ん
だ従業員が、自分の所属する部課のある階以外の階で降
りたい場合、携帯電話に付加された例えばメニューキー
やテンキーの操作することにより、停止している階数を
送信する。この停止階数のデータは、公衆回路網107
を通じてホストコンピュータ101の情報処理部202
に送信される。
【0086】この停止階数を受信した情報処理部202
は、エレベータ制御手段113に停止階数のデータを送
信し、エレベータ昇降機114を、この停止階数におい
て停止させる。
【0087】エレベータ昇降機114に乗り込んだ従業
員が、自分の所属する部課のある階、もしくは所望の階
でエレベータ昇降機114から降りた後、所属部課の部
屋に入室する。その後、この従業員は、自分の机にある
端末装置104に設けられたリーダライタ装置104c
のスロットに、ICカード10を挿入する。
【0088】ICカード10がスロットに挿入された
後、リーダライタ装置104cによりICカード10の
記録データが読み込まれ、ホストコンピュータ101の
情報処理部202に送信される。
【0089】記録データを受信した情報処理部202
は、このICカード10の記録データに該当するデータ
ファイル300を、ICカード使用者データベース20
4から索出する。
【0090】そして、情報処理部202は、このリーダ
ライタ装置104cが付属している端末装置104に関
して、このICカード10の携帯者に利用権限があるか
否かの判断を行う。
【0091】この判断の結果、このICカード10の携
帯者に利用権限がない場合には、端末装置104のリー
ダライタ装置104cに向けて一切の命令信号を送信し
ないようにする。この命令信号を送信しないことによ
り、端末装置104は、起動させることができない状態
となり、権限のない従業員が所定の端末装置104を使
用するのを防止することができる。
【0092】他方、利用権限がある場合には、記録デー
タを読み込んだリーダライタ装置104cに起動可能を
指示する命令信号を送信するとともに、この索出された
データファイル300の端末使用開始時刻の項目に、端
末装置104を起動した時刻を記録する。
【0093】命令信号を受信したリーダライタ装置10
4cは、端末装置104、電話機104aおよびファク
シミリ送受信機104bの電源を入れ、これらを使用可
能な状態とする。その後、従業員が端末装置104を起
動させることにより、この従業員は、端末装置104を
使用可能となる。
【0094】また、電話機104aやファクシミリ送受
信機104bを使用する場合には、通常の電話機やファ
クシミリ端末の使用に伴って、ホストコンピュータ10
1の情報処理部202により、データファイル300の
「電話利用状況」や「ファクシミリ端末利用状況」の項
目に、通話開始時刻と通話終了時刻とが記録される。
【0095】また、複写機を利用する際には、ICカー
ド10を複写機のリーダライタ装置に挿入することによ
り、複写機が利用可能な状態となり、さらに、上述の電
話機104aやファクシミリ送受信機104bにおける
と同様に、ICカード10を携帯している従業員の複写
機の利用時刻が、この従業員のデータファイル300に
記録される。
【0096】また、この従業員が、管理建物内の自動販
売機110を利用して、缶飲料などを購入する場合に
は、まず、ICカード10を、自動販売機110に設け
られたリーダライタ装置110aのスロットに挿入す
る。その後、この従業員が所望の商品を購入する。これ
とともに、ICカード10の記録データと利用金額デー
タとが、自動販売機利用情報収集手段109に送信され
る。
【0097】その後、この自動販売機利用情報収集手段
109から、これらの記録データと利用金額データと
が、ホストコンピュータ101の情報処理部202に送
信される。これらのデータを受信した情報処理部202
は、ICカード使用者データベース204から該当する
データファイル300を索出し、このデータファイル3
00中の「自動販売機利用金額」の項目における金額デ
ータに利用金額データを加算した、新たな金額データを
記録する。
【0098】なお、この「自動販売機利用金額」の項目
における金額データは、例えば、給与の計算期間を通じ
て加算され続け、給与の計算期間が過ぎた段階で給与計
算に利用され、その後は、再度0から加算される。
【0099】また、従業員が管理建物から外に出る場
合、玄関の自動ドア118などを通過する。このとき、
上述した管理建物内に立ち入る場合と同様にして、IC
カード使用者データベース204の、該当する従業員の
データファイル300の「退室時刻」に、退出したとき
の時刻が記録される。その後、この従業員が、再度管理
建物内に立ち入る場合には、同様にデータファイル30
0の「入室時刻」に、入室した時刻が記録される。
【0100】そして、ホストコンピュータ101の情報
処理部202によって、これらの「入室時刻」や「退室
時刻」と現在の時刻とを常時計算しておき、必要に応じ
て、外出理由書などの記載を要求するメールを送信す
る。
【0101】具体的には、「退室時刻」から所定時間経
過した段階、例えば60分以上経過した段階で、従業員
のデータファイル300に「入室時刻」が記録されなか
った場合には、ホストコンピュータ101の情報処理部
202は、従業員が「外出」をしたと推定する。
【0102】情報処理部202により「外出」が推定さ
れると、ホストコンピュータ101の情報処理部202
は、この該当する従業員の端末装置104に対して、理
由書の記載を促す電子メールを送信する。そして、後の
電子メールの返信結果により、所定の勤怠の管理を判断
する。
【0103】また、従業員の帰宅に関しては、ホストコ
ンピュータ101の情報処理部202において、例えば
午後5時30分以降に、従業員のデータファイルの「退
室時刻」に記録された場合を、全て帰宅と推定する。そ
して、午後5時30分以降の退室においては、所定時間
が経過した段階、例えば60分間経過しても電子メール
を送信しないようにする。
【0104】なお、従業員が午後5時30分以降に退室
をして、従業員のデータファイル300の「退室時刻」
に、退室した時刻が記録された後、再度入室をして「入
室時刻」に入室した時刻が記録された場合には、この入
室時刻以降に記録された退室時刻のうちの、最も遅いと
きを退室時刻とする。
【0105】以上のように、「入室時刻」と「退室時
刻」とを、従業員のデータファイル300に適時記録す
ることにより、ホストコンピュータ101の情報処理部
202により、従業員の勤怠管理を随時管理することが
可能となる。
【0106】すなわち、ホストコンピュータ101の情
報処理部202により、残業が多く労働基準法に抵触し
そうな場合や、遅刻、欠勤が多い場合には、これらの勤
怠情報を、随時、ホストコンピュータ101の情報処理
部202から、この従業員の所属する部課の所属長の端
末装置105に提供することが可能となる。これによっ
て、所属長が従業員の管理に要する労力を大幅に低減す
ることが可能となる。
【0107】また、ICカード10の記録データ、およ
びICカード使用者データベース204のデータファイ
ル300に、従業員個人に関する経験業種や従事業務、
およびこれらの仕事の経験年数や従事年数などの、いわ
ゆるスキル情報をさらに付加することも可能である。
【0108】このように、ICカード10にスキル情報
を付加しておくことにより、ある部課において、緊急で
人員が必要になったときには、これらのスキル情報を検
索することにより、補助要員を容易に選出することが可
能となる。
【0109】以上のようにして、この一実施形態による
自動管理システムを利用した自動管理が行われる。
【0110】以上、この発明の一実施形態について具体
的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定
されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各
種の変形が可能である。
【0111】例えば、上述の一実施形態において挙げた
データファイルの項目、スキル情報の項目、自動管理シ
ステムの全体構成はあくまでも例に過ぎず、必要に応じ
てこれと異なるデータファイルの項目、スキル情報の項
目、自動管理システムの全体構成を用いてもよい。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ICカードを携帯して建物内に出入りする使用者
の、電話機やファクシミリ端末などの設備の利用状況、
エレベータおよび自動ドアの使用状況、および自動販売
機の利用に伴う課金を、ホストコンピュータにより一元
的に管理していることにより、人員の確保を必要とする
ことなく、会社の建物などにおけるセキュリティ管理を
向上させることができるとともに、そこに従事する従業
員の管理やその従業員が使用する各装置の使用状態の管
理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による自動管理システム
に用いられるICカードの一例を示す略線図および断面
図である。
【図2】この発明の一実施形態による自動管理システム
に用いられるICカードとICカードセンサやリーダラ
イタ装置とのシステム構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態による自動管理システム
の構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の一実施形態による自動管理システム
のメインコンピュータのシステム構成を示すブロック図
である。
【図5】この発明の一実施形態によるメインコンピュー
タの補助記憶装置に格納されたデータベースを示す略線
図である。
【符号の説明】 10・・・ICカード 11・・・基板 12,21・・・アンテナコイル 13・・・IC部 14・・・電子部品 15・・・電池 16・・・封止樹脂 17・・・カード本体 18・・・シール 20・・・リーダライタ装置 22・・・電力送信回路 23・・・変調復調回路 24・・・リードライト制御回路 100・・・自動管理システム 101・・・ホストコンピュータ 102・・・入出力インターフェース 104,105・・・端末装置 104a,105a・・・電話機 104b,105b・・・ファクシミリ送受信機 104c,105c,110a,111a・・・リーダ
ライタ装置 106・・・インターフェース 107・・・公衆回路網 108,112,116,120・・・入出力インター
フェース 109・・・自動販売機利用情報収集手段 110,111・・・自動販売機 113・・・エレベータ制御手段 114,115・・・エレベータ昇降機 114a,115a,118a,119a・・・ICカ
ードセンサ 117・・・自動ドア制御手段 118,119・・・自動ドア 121・・・自動受付システム 121a・・・指紋読取装置 121b・・・免許証読取装置 122・・・自動入室許可装置 122a・・・撮像装置 122b・・・ヘッドセット 201・・・バス 202・・・情報処理部 202a・・・CPU 202b・・・メモリ 203・・・補助記憶手段 204・・・ICカード使用者データベース 205・・・表示手段 206・・・入力手段 300・・・データファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 510 G06F 17/60 510 G06K 17/00 G06K 17/00 L Fターム(参考) 2C005 MA05 MA33 MB07 PA01 PA14 PA21 SA05 SA06 SA13 TA22 2E250 AA00 AA03 AA12 AA21 BB05 BB08 BB09 BB29 BB47 BB59 BB63 BB65 DD06 DD07 DD09 EE15 EE20 FF08 FF11 FF18 FF23 FF28 FF35 FF44 FF50 FF54 HH00 JJ00 3E038 AA01 AA03 BA02 BB04 CA06 CA07 CB02 CB03 FA03 GA02 HA07 JA03 5B058 CA01 CA15 KA02 KA04 KA37 YA13

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理部および補助記憶手段を有する
    ホストコンピュータと、ICカード読取装置が設けられ
    た複数の端末とが、ローカルエリアネットワークに接続
    され、 上記ICカード読取装置がICカードに記録された記録
    データを読み取り、 上記ホストコンピュータの上記情報処理部に上記記録デ
    ータを送信し、 上記情報処理部が、端末を稼働可能とする命令信号を上
    記端末に返信することにより、上記端末を稼働できるよ
    うにする自動管理方法。
  2. 【請求項2】 上記ホストコンピュータを公衆回路網に
    接続し、自動管理システムの内部と外部との電話通信
    を、上記ホストコンピュータを介して行う請求項1記載
    の自動管理方法。
  3. 【請求項3】 端末に電話機を接続し、上記電話機を用
    いた通信を上記ホストコンピュータを介して行い、上記
    端末の稼働状態のもとで、上記電話機を使用可能にする
    請求項2記載の自動管理方法。
  4. 【請求項4】 端末にファクシミリ送受信機を接続し、
    上記ファクシミリ送受信機を用いた通信を、ホストコン
    ピュータを介して行い、上記端末の稼働状態のもとで、
    上記ファクシミリ送信機を利用可能にする請求項1記載
    の自動管理方法。
  5. 【請求項5】 上記ホストコンピュータの情報処理部
    が、上記ICカードを使用する使用者に関する、入出時
    間、勤務時間、上記ホストコンピュータに接続された端
    末の使用時間、上記端末に接続された電話機の利用開始
    時刻および終了時刻、上記端末に接続されたファクシミ
    リ端末機の利用開始時刻および利用終了時刻、および上
    記ローカルエリアネットワークに接続された複写機の利
    用回数を管理する請求項1記載の自動管理方法。
  6. 【請求項6】 情報処理部とデータベースが格納された
    補助記憶手段とを有するホストコンピュータに自動ドア
    制御手段が接続されており、 上記自動ドア制御手段が自動ドアを制御し、 上記自動ドアにICカードの読取センサが接続されてお
    り、 上記読取センサが上記ICカードの記録データを読み取
    り、 読み取った上記記録データを上記ホストコンピュータの
    情報処理部に送信し、 上記情報処理部が上記記録データに基づいて上記データ
    ベースを検索し、 上記データベースに上記記録データが存在した場合に、
    上記ホストコンピュータの情報処理部が上記自動ドア制
    御手段に自動ドアに開動作を行わせる命令信号を送信し
    て、上記自動ドアに開動作させる自動管理方法。
  7. 【請求項7】 情報処理部とデータベースが格納された
    補助記憶手段とを有するホストコンピュータにエレベー
    タ制御手段が接続され、上記エレベータ制御手段がエレ
    ベータ昇降機を制御し、 上記エレベータ昇降機に上記ホストコンピュータに接続
    したICカードの読取センサが設けられ、 上記読取センサにより上記ICカードの記録データを読
    み取らせ、上記記録データを上記ホストコンピュータに
    送信することにより、上記エレベータの制御を行う自動
    管理方法。
  8. 【請求項8】 情報処理部と補助記憶手段とを有するホ
    ストコンピュータに自動販売機利用情報収集手段が接続
    され、 上記自動販売機利用情報手段に、自動販売機が接続さ
    れ、 上記自動販売機に、ICカード読取装置を設け、 上記ICカードを使用する使用者が上記自動販売機を利
    用する際に、上記ICカード読取装置に上記ICカード
    を挿入し、上記ICカードに記録された記録データと上
    記自動販売機の利用における課金データとを、上記ホス
    トコンピュータの上記情報処理部に送信することによ
    り、上記使用者による上記自動販売機の利用に伴う課金
    処理を管理する自動管理方法。
  9. 【請求項9】 上記ICカードに、上記ICカードを使
    用する使用者の情報が記録されている請求項1,6,
    7、または8記載の自動管理方法。
  10. 【請求項10】 上記ICカードに、上記ICカードを
    使用する使用者に関する、所属コードデータ、部課コー
    ドデータ、社員コードデータ、氏名データ、生年月日デ
    ータ、住所データ、免許証番号データ、保険証番号デー
    タ、指紋画像データ、役職優先順位データ、および出入
    許可条件データを少なくとも記録する請求項1,6,
    7、または8記載の自動管理方法。
  11. 【請求項11】 情報処理部と補助記憶手段とを有する
    ホストコンピュータが、ローカルエリアネットワークに
    接続され、 上記ローカルエリアネットワークに複数の端末が接続さ
    れ、 上記複数の端末におけるそれぞれの端末に、ICカード
    読取装置が接続され、 上記ICカード読取装置がICカードに記録された記録
    データを読み取り、上記ホストコンピュータの上記情報
    処理部に上記記録データを送信し、上記情報処理部が、
    端末の稼働を許可する命令信号を上記端末に返信するこ
    とにより、上記端末を稼働できるようにする自動管理シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 上記ホストコンピュータが公衆回路網
    に接続されているとともに、自動管理システムの内部と
    外部との間の電話通信を、上記ホストコンピュータを介
    して行う請求項11記載の自動管理システム。
  13. 【請求項13】 端末に電話機が接続され、上記電話機
    を用いた通信が上記ホストコンピュータを介して行わ
    れ、上記端末が稼働しているときに上記電話機が利用可
    能となる請求項12記載の自動管理システム。
  14. 【請求項14】 端末にファクシミリ送信機が接続さ
    れ、上記ファクシミリ送信機を用いた通信が上記ホスト
    コンピュータを介して行われ、上記端末が稼働している
    ときに上記ファクシミリ送信機が利用可能となる請求項
    12記載の自動管理システム。
  15. 【請求項15】 上記ホストコンピュータの情報処理部
    により、上記ICカードを使用する使用者に関する、入
    出時間、勤務時間、上記ホストコンピュータに接続され
    た端末の使用時間、上記端末に接続された電話機の利用
    開始時刻および終了時刻、上記端末に接続されたファク
    シミリ端末機の利用開始時刻および利用終了時刻、およ
    び上記ローカルエリアネットワークに接続された複写機
    の利用回数を管理する請求項11記載の自動管理システ
    ム。
  16. 【請求項16】 情報処理部とデータベースが格納され
    た補助記憶手段とを有するホストコンピュータに自動ド
    ア制御手段が接続され、 上記自動ドア制御手段によって制御される自動ドアに、
    ICカードの読取センサが接続され、 上記読取センサにより上記ICカードの記録データを読
    み取らせ、上記記録データを上記ホストコンピュータの
    情報処理部に送信し、 上記ホストコンピュータの情報処理部から上記自動ドア
    制御手段に開動作の命令信号を送信して、上記自動ドア
    の開動作を行わせる自動管理システム。
  17. 【請求項17】 情報処理部と補助記憶手段とを有する
    ホストコンピュータにエレベータ制御手段が接続され、 上記エレベータ制御手段により制御されるエレベータ
    に、上記ホストコンピュータと接続された、ICカード
    の読取センサが設けられ、 上記読取センサにより上記ICカードの記録データを読
    み取らせ、上記記録データを上記ホストコンピュータに
    送信することにより、上記エレベータの制御を行う自動
    管理システム。
  18. 【請求項18】 情報処理部と補助記憶手段とを有する
    ホストコンピュータに自動販売機利用情報収集手段が接
    続され、 上記自動販売機利用情報手段に、自動販売機が接続さ
    れ、 上記自動販売機に、ICカード読取装置が設けられ、 上記ICカードを使用する使用者が上記自動販売機を利
    用する際に、上記ICカード読取装置に上記ICカード
    を挿入し、上記ICカードに記録された記録データを上
    記ホストコンピュータに送信することにより、上記自動
    販売機の利用に伴う課金処理が行われる自動管理システ
    ム。
  19. 【請求項19】 上記ICカードに、上記ICカードを
    使用する使用者の情報が記録されている請求項11,1
    6,17または18記載の自動管理システム。
  20. 【請求項20】 上記ICカードに、上記ICカードを
    使用する使用者に関する、所属コードデータ、部課コー
    ドデータ、社員コードデータ、氏名データ、生年月日デ
    ータ、住所データ、免許証番号データ、保険証番号デー
    タ、指紋画像データ、役職優先順位データ、および出入
    許可条件データが少なくとも記録されている請求項1
    1,16,17または18記載の自動管理システム。
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