JPH0950386A - コンピュータ管理システム - Google Patents

コンピュータ管理システム

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JPH0950386A
JPH0950386A JP8138017A JP13801796A JPH0950386A JP H0950386 A JPH0950386 A JP H0950386A JP 8138017 A JP8138017 A JP 8138017A JP 13801796 A JP13801796 A JP 13801796A JP H0950386 A JPH0950386 A JP H0950386A
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博 古川
Hiroaki Washimi
浩明 鷲見
Yuichi Kobayashi
祐一 小林
Shigeru Sakurai
茂 桜井
Masami Murai
正美 村井
Sadaji Karasaki
貞二 唐崎
Yuji Miyagawa
祐史 宮川
Yasuhiro Hida
庸博 飛田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】LANだけでなく公衆回線により接続されたコ
ンピュータの障害監視、電源制御などのシステム管理と
を一つの回線で実現する。 【解決手段】管理対象コンピュータ10にはそこで命令
を実行するエージェント17と、それとは独立して障害
監視や電源制御を行うサービス・プロセッサ・ボード1
2とを持ち、11モート管理コンピュータ27には管理
コンピュータ22上で実行し、公衆回線25を含むネッ
トワーク経由でエージェント17を介して、障害監視や
電源制御を行うマネージャ242と、サービス・プロセ
ッサ・ボード12に直接、接続して、リモート電源ON
や致命的障害受信・診断を行うサービス・プロセッサ・
マネージャを含む。特に、サービス・プロセッサとサー
ビス・プロセッサ・マネージャには、リモートから管理
対象コンピュータ本体に接続する非同期インターフェイ
スとサービス・プロセッサのローカルプロセッサに直
接、接続する非同期インターフェイスとの切換え回路を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・シ
ステムの管理装置(以下、マネージャと称す)に関し、
特に、ローカル・エリア・ネットワーク(以下、LAN
と称す)や公衆回線等のネットワークによって複数のコ
ンピュータが接続されたクライアント・サーバ・システ
ム(以下、CSSと称す)において、ネットワークを介
して、ネットワーク上の複数のコンピュータの障害や性
能の監視や制御を行う管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ションの高性能化により、複数台のコンピュータをLA
Nで接続してシステムを構築するCSSが普及してき
た。CSSでは、クライアントやサーバとなるコンピュ
ータに、様々なタイプのネットワーク・オペレーティン
グ・システム(以下、ネットワークOSと称する)を搭
載して、それぞれのコンピュータをネットワークで接続
し、連携させて運用する。
【0003】こうしたCSSシステムでは、規模が大き
くなるにつれ、クライアントやサーバとなるコンピュー
タの台数が、数百から数千台にも及ぶため、システム管
理者の人手でネットワークやそれぞれのコンピュータを
管理運用した場合、システム管理者の負担とそのコスト
が増大し、問題となってきている。こうした問題を解決
するために、LAN上の少なくとも一つのコンピュータ
に管理装置(以下、マネージャと称する)とLANに接
続されている管理対象の各サーバやクライアントに、前
記マネージャの指示にしたがって各コンピュータの管理
を行う管理装置(以下、エージェントと称す)を搭載
し、ネットワークを介してマネージャから一括して管理
を行う管理システムが提供されている。特に、企業の基
幹業務向けのCSSシステムを構築する場合には、サー
バに対して高い信頼性が要求されることから、主にサー
バの障害管理に焦点を置いた管理システムが提供されて
いる。
【0004】このような障害管理に焦点を置いたシステ
ムでは、特開平5−257914に示されるように、コ
ンピュータ本体の拡張インターフェイス等に、本体とは
独立したプロセッサを搭載した障害監視を行うための専
用の拡張ボードを接続して、拡張ボードで収集した障害
情報をエージェントが受け取り、障害警告等として、ネ
ットワークOSを介して、LANで接続された他の管理
コンピュータのマネージャに送付し、障害管理を行って
いる。さらには、モデムと公衆回線で接続されたリモー
トのコンピュータからもこうした収集情報が取得できる
ように、前記拡張ボードに非同期インターフェイスを搭
載し、モデムと公衆回線経由で、リモートの管理コンピ
ュータからも前記拡張ボードに接続し、専用のマネージ
ャで障害監視ができるようにしている。このようなリモ
ートからの監視は、ネットワークOSが正常に動作でき
なないような致命的障害が管理対象のコンピュータで発
生した場合でも、前記拡張ボード上の本体とは独立した
プロセッサで障害監視や警告を行うため、障害監視を継
続して行えるメリットがある。図2の従来例を参照。
【0005】一方、CSSのネットワーク環境を提供す
るネットワークOSの最近の動きとして、LANで接続
された複数のコンピュータに対してネットワーク機能を
提供するだけでなく、モーバイル・コンピュータとオフ
ィスのコンピュータを接続する等、ネットワーク接続の
範囲やシステムの応用範囲を広げるために、図3に示す
ように、モデムと公衆回線を接続された遠隔地のコンピ
ュータ間にもLANで接続したコンピュータとまったく
等価なリモート・アクセス機能を実現し、公衆回線接続
も含めて、透過的なネットワーク環境を提供するものが
出てきた。ネットワークOS上で動作するアプリケーシ
ョン(AP)からは、通信速度を除けば、下位のネット
ワークが、LANで接続されているか、回線で接続され
ているかを意識する必要がない。このようなネットワー
クOSの例としては、Windows NT(米国マイクロソフト
社の登録商標)のリモート・アクセス・サービス(RA
S)等があり、今後のネットワークOSの標準的な機能
となりつつある。したがって、回線接続されたリモート
のコンピュータに対してもLAN用の管理システムを導
入でき、統一的な管理が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による障
害監視に重点を置いたシステムでは、前記のネットワー
クOSのリモート・アクセス機能について配慮していな
いため、前記リモート・アクセス機能を利用して、公衆
回線によって接続されたリモートのコンピュータからも
LAN接続されたコンピュータと同様のシステム管理を
行おうとすると、図4のように、前記リモート・アクセ
ス機能を利用して、エージェントを介してシステム管理
を行うためのリモート管理コンピュータとそれを接続す
るための回線及びモデム、そして、前記障害監視拡張ボ
ードに直接接続して管理するためのリモート管理コンピ
ュータと、やはり、それを接続するための回線及びモデ
ムが必要となる。2台の管理コンピュータと2回線及び
2つのモデムが、管理コンピュータ側に、管理対象コン
ピュータ側にも2回線及び2つのモデムが必要となり、
運用上の障害となる可能性があった。
【0007】本発明は、前記リモート・アクセス機能を
利用して、LAN接続されている場合と同じように、リ
モート管理コンピュータのマネージャから管理対象コン
ピュータのエージェントを介して行うシステム管理は、
管理対象コンピュータが正常動作している場合の定常的
なシステム管理に好適であり、一方、前記障害監視拡張
ボードに直接モデムと回線を接続してシステム管理を実
現した場合には、管理対象コンピュータで致命的障害が
発生しエージェントが動作できない場合のシステム管理
に好適であるという、それぞれ異なった排他的な場面で
有効なシステム管理方法であることに着目して、1台の
リモート管理コンピュータと1回線と1つのモデムで、
上記二つの方法によるリモートからのシステム管理を実
現するための手段を提供することを目的とする。これに
より、運用上の障害となる冗長なリモート管理コンピュ
ータと回線及びモデムを削減する。
【0008】本発明の他の目的は、従来、LANや公衆
回線で接続されたマネージャからは実現できなかった管
理対象コンピュータのリモートからの電源制御も合わせ
て実現し、複数のコンピュータの細かな障害からシステ
ム・ダウンに至る重大な障害までの障害管理と管理対象
コンピュータの起動・停止等の運用支援をLANや公衆
回線で接続されたマネージャから一括に行う環境を提供
し、システム管理者の負担と管理コストを低減するコン
ピュータの管理方法と装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の1つの実施態様に従えば、管理対象コン
ピュータ上で障害監視や電源制御を行うエージェントと
管理対象コンピュータ本体とは独立したプロセッサによ
り制御され、エージェントと連携して障害の監視や電源
制御を行う拡張ボードであるサービス・プロセッサ・ボ
ード(以下、SVPボードと称す)と、公衆回線、また
は、LANで接続された管理コンピュータ上で動作し、
リモート・アクセス機能を含むネットワークOSを介し
てエージェントに接続し、システム管理を行うマネージ
ャと、公衆回線で直接SVPボードに接続し、SVPボ
ードの制御を行うSVPマネージャを有するコンピュー
タ管理システムが提供される。
【0010】さらに、SVPボード上には、SVPボー
ドのプロセッサに接続された非同期インターフェイスと
管理対象コンピュータからアクセス可能な非同期インタ
ーフェイスのうち何れか一方を選択的に回線に接続した
モデムに接続するためのスイッチ回路と、その切換制御
手段が設けられている。また、SVPボードには、管理
対象コンピュータからアクセス可能な非同期インターフ
ェイスを介して回線接続後、回線の接続状況を監視し、
回線切断を契機にSVPボードのプロセッサ側に前記の
非同期インターフェイスのスイッチ回路を切換える回線
接続監視手段を有する。
【0011】さらに、SVPボードには、電源ユニット
の電源ON/OFFを制御するための電源制御回路とそ
の制御手段を有する。
【0012】また、SVPマネージャは、前記の非同期
インターフェイスのスイッチ回路の切換え要求をユーザ
操作に合わせて送付する回線切換え手段を有する。
【0013】管理対象コンピュータが電源OFFの状態
では、前記SVPボードの非同期インターフェイスのス
イッチ回路は、SVPボードのプロセッサ側に選択して
おく。また、SVPボードは、前記サブ電源により本体
電源OFF時でも常時稼動状態にする。したがって、S
VPマネージャがSVPボードに常時、直接接続するこ
とが可能となり、前記SVPボードの電源制御回路に電
源ON要求を送付してリモートから本体電源をONする
ことが可能となる。
【0014】また、管理対象コンピュータが電源ONさ
れた後、正常に動作している状態では、前記非同期イン
ターフェイスのスイッチ回路を前記SVPマネージャの
回線切換え手段により管理対象コンピュータからアクセ
ス可能な非同期インターフェイス側を選択する。これに
より、管理コンピュータのリモート・アクセス機能と管
理対象コンピュータのリモート・アクセス機能によりそ
れぞれネットワークOSが接続できるので、リモートか
らマネージャによりエージェント経由で障害監視や電源
制御を行うことができる。
【0015】さらに、前記の回線接続監視手段により、
リモート・アクセス機能による接続を終了させたり、障
害により接続が切断された場合には、常に、前記非同期
インターフェイスのスイッチ回路をSVPボードのプロ
セッサ側を選択しておくことになる。したがって、管理
対象コンピュータで、致命的障害が発生してネットワー
クOSやエージェントが動作できなくなった場合には、
SVPマネージャがリモートから、直接、SVPボード
に接続して、障害診断やリモート・リセット等を行うこ
とが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に本発明を実現する一実施例
のブロック図を示し、構成について説明する。10は、
管理対象コンピュータ、11は、管理対象コンピュータ
のハードウェア、12は、SVPボード、121は、S
VPのプロセッサによって制御するファームウェアであ
るSVP制御部、122は、非同期インターフェイスの
スイッチ回路、123は、SVPボードのプロセッサに
接続された非同期インターフェイス(以下、非同期I/
Fと称す)、124は、管理対象コンピュータ10から
アクセス可能な非同期I/F、13は、電源ユニット、
131は、SVPボードに、常時電源供給するサブ電
源、141、142は、LANアダプタ、15は、ディ
スク装置、161、162、163は、コンピュータで
通信を行うためのネットワークOS、1611、163
1は、公衆回線経由でネットワークOSを接続するため
のリモート・アクセス機能、17は、ネットワークOS
上で動作し、管理対象コンピュータ10の障害監視や電
源制御を管理するエージェント、181、182は、そ
れぞれリモート・アクセス機能1611、1631が公
衆回線にアクセスするための回線ドライバ、19は、本
体バスを介して、エージェント17とSVPボード12
間でのデータ交換を行う行うSVPドライバ、201、
202は、それぞれネットワーク・アダプタ141、1
42を制御するネットワーク・ドライバ、21は、ディ
スク15を制御するディスク・ドライバ、22は、管理
コンピュータと管理対象コンピュータを接続するLAN
(ローカル・エリア・ネットワーク)、23は、管理対
象コンピュータにLANで接続された管理コンピュー
タ、241、242は、ネットワークOS161、16
2、163により、エージェント17と接続して管理対
象コンピュータ10の管理を行うマネージャ、25は、
管理対象コンピュータ10あるいはSVPボード12と
リモート管理コンピュータである27を接続するための
公衆回線、261、262は、回線接続を行うためのモ
デム、28は、リモート管理コンピュータ27がモデム
に接続するための非同期I/F、29は、SVPボード
に直接接続して、電源ON/OFFや致命的障害監視を
行うSVPマネージャを表す。
【0017】リモート管理コンピュータ27と管理対象
コンピュータ10とは、回線25により接続されるが、
リモート・アクセス機能1611、1631により、低
速であるが、LAN22で接続された管理コンピュータ
とまったく等価であり、透過的なネットワーク環境が実
現される。マネージャ242は、このリモート・アクセ
ス機能により、管理対象コンピュータ10と接続されて
いる場合に利用する管理装置であり、マネージャ241
とまったく同一のものであってよい。リモート・アクセ
ス機能により公衆回線での接続を含めて透過的なシステ
ム管理を実現できる。
【0018】マネージャ242の障害管理部2421
は、リモート・アクセス機能により接続時において、致
命的な障害至らない場合の定常的な障害管理を行う。障
害管理2421は、リモート・アクセス機能1631か
ら回線25を経由して、リモート・アクセス機能161
1によって、エージェント17に接続され、エージェン
ト17を介して管理対象コンピュータ10の障害管理を
行う。また、電源管理部2422も同様にエージェント
17を介して管理対象コンピュータ10の電源管理を行
う。
【0019】エージェント17は、SVPドライバ19
によって、SVPボード12の障害監視部1211から
の障害情報を受け取ったり、電源制御部1212に電源
ON/OFF要求を送付する。
【0020】一方、管理対象コンピュータ10が、電源
OFF時や致命的傷害を発生した後では、既に、ネット
ワークOS161が動作できない状況にあり、リモート
・アクセス機能を介してのマネージャ242からエージ
ェント17への接続は行えない。管理対象コンピュータ
に致命的障害が発生した場合でも、SVPボードは、独
立したプロセッサで制御するため、正常に動作し続け
る。また、本体が電源OFF状態でも、SVPボード1
2には、サブ電源131により常時電源供給するので動
作している。
【0021】そこで、致命的障害発生時や電源OFF時
に、SVPボードに直接接続して、管理対象コンピュー
タ10の障害管理や電源制御を行うのが、SVPマネー
ジャ29である。回線制御部1213は、本体電源OF
F時には、非同期I/Fスイッチ回路122を非同期I
/F123側に選択しておく。これにより、SVPマネ
ージャ29は、回線管理部291によって、回線25経
由で、SVPボード12の回線制御部1213と接続す
ることが可能となる。接続後、SVPマネージャ29
は、電源管理部292によって、SVPボード12の電
源制御部1212に電源ON要求を送付し、管理対象コ
ンピュータ10の電源をONすることができる。
【0022】また、管理対象コンピュータ10で、致命
的障害が発生した場合、致命的障害監視部1214は、
回線制御部1213によって、自動的にダイアルし、回
線25を介してSVPマネージャ29の致命的傷害管理
部293に障害発生を通知する。
【0023】図5は、SVPボード、SVPマネージ
ャ、マネージャの構成と関係を示す詳細ブロック図であ
る。図6から図21までは各制御手段の動作を示すフロ
ーチャートである。図1、図5、および図6から図21
のフローチャートにより実施例の詳細制御を説明する。
【0024】図6のフローチャートが示すように、ま
ず、ユーザは、回線制御手段2912に管理対象コンピ
ュータ10の電話番号を入力し、SVPマネージャ29
からSVPボード12への回線接続要求を出す(ステッ
プ5001)。回線接続手段2912は、非同期I/F
28を介して、モデム262を制御し、回線25経由
で、モデム261と回線接続する(ステップ500
2)。これにより、SVPマネージャ29から非同期通
信制御部12131を介して、SVPボードと通信が可
能になる。以後、SVPマネージャからSVPボードへ
の全てのアクセスでは、この回線接続を既に行っている
ことを前提に説明する。
【0025】次に、リモート電源ON/OFFについて
説明する。図7のフローチャートが示すように、ユーザ
は、リモート電源ON/OFF手段292に電源ONま
たはOFF要求を出す(ステップ5011)。リモート
電源ON/OFF手段292は、非同期I/F28、回
線25、非同期I/F123、非同期通信制御部121
31を介して(以下、同じ経路では、回線25を介して
と省略する)、電源制御部12122に電源ONまたは
OFF要求を送付(ステップ5912)。電源ON要求
の場合、電源制御部12122は、電源ユニット13を
制御して、直ちに電源ONする(ステップ5013)。
一方、電源OFF要求の場合には、電源制御部1212
2は、SVPドライバ19を介してエージェント17
に、一旦、電源OFF要求を送付する(ステップ501
4)。エージェント17は、ネットワークOS161に
システム終了要求を出し、システム終了処理完了後、S
VPドライバ19介して、SVPボード12の電源制御
部12122に電源OFF要求を送付する。電源制御部
12122は、電源OFF要求を受け、今度は、直ち
に、電源ユニット13を制御し電源OFFする(ステッ
プ5015〜5018)。
【0026】次に、回線切換えについては、図8が示す
ように、SVP側に選択されている非同期インターフェ
イス・スイッチ回路22の本体側への回線切換えを行
う。ユーザは、回線切換手段2911に回線切換え要求
を出す(ステップ5021)。回線切換手段2911
は、回線25を介して、回線切換制御部12132に回
線切換え要求を送付(ステップ5022)。回線切換制
御部12132は、非同期インターフェイスのスイッチ
回路22を制御して、非同期I/F124側に切換える
(ステップ5023)。回線ドライバ181が、モデム
261の接続を検出し、リモート・アクセス機能166
1に通知する(ステップ5024)。リモート・アクセ
ス機能1661は、回線ドライバ181により、モデム
261を初期化し、接続待ち状態となる(ステップ50
25)。
【0027】回線切換えで、リモート・アクセスによる
接続(リモート・アクセス接続)の準備ができたので、
次に、図9のように、リモート・アクセス機能接続を行
う。ユーザは、リモート・アクセス機能1631に管理
対象コンピュータ10側の電話番号(回線、モデムが同
一なので、同一番号)を入力し、回線接続要求を出す
(ステップ5031)。リモート・アクセス機能163
1は、回線ドライバ182により、非同期I/F28、
モデム262を制御して、回線25経由で、モデム26
1に回線接続する(ステップ5032)。回線ドライバ
182、非同期I/F28、回線25、非同期I/F1
24、回線ドライバ181を介して、リモート・アクセ
ス機能1631とリモート・アクセス機能1611との
間でリモート・アクセス接続を相互に確立する(ステッ
プ5033)。
【0028】リモート・アクセス接続の切断は、図10
のフローチャートが示すように、ユーザは、リモート・
アクセス機能1631に回線切断要求を出し、リモート
・アクセス機能1631との間で、相互に接続解除し、
回線を切断する(ステップ5041〜5043)。回線
接続監視部12133は、リモート・アクセス接続の確
立を契機に、非同期I/Fと外部モデムを接続するため
の非同期I/Fドライバ回路125を介して、モデム2
61のキャリア信号により回線切断を監視する。これよ
り、前記の回線切断を検出し、回線切換制御部1213
2に回線切換要求を送付し、非同期I/F切換スイッチ
122を非同期I/F123側に切り換える(ステップ
5044〜5045)。これにより、リモート・アクセ
ス接続されている場合を除き、SVPマネージャ29が
常に、SVPボード12に回線接続できるようになる。
【0029】次に、管理対象コンピュータが正常に動作
している定常状態での障害監視機能である障害警告とエ
ージェント17での障害ロギングについて説明する。筐
体温度異常、FANの停止、電源ユニットの異常等が障
害信号として、管理対象コンピュータ10からSVPボ
ードに通知するケーブル等を有する。障害警告は、図1
1のように、障害監視12111が常に、前記の本体の
筐体温度センサ等から来る障害信号をモニタし、障害発
生を障害イベント生成部12112に通知する(ステッ
プ5051)。障害イベント生成部12112で生成し
た障害イベントは、障害ログ記録部12113でロギン
グする一方、本体バス、SVPドライバ19経由で、エ
ージェント17に送付する。(ステップ5052〜50
54)。SVP内のログ領域は容量にある程度制限があ
るため、エージェント17は、障害イベントをファイル
にロギングした後、障害警告として、リモート・アクセ
ス接続されている場合は、マネージャ242に送付する
(ステップ5055)。SVP内部の障害ログは、ファ
イルに保存された障害ログがディスクの障害等で失われ
た場合の予備としてロギングするものと考えられる。リ
モート管理コンピュータでの管理中心に説明しているが
障害イベントは、もちろん、LANで接続されたマネー
ジャ241にも送付する。障害警告送付されるとマネー
ジャ242の障害警告表示手段24211が画面に障害
警告ウィンドウなど、グラフィック・ユーザ・インター
フェイス等で表示し、障害発生を即ユーザに知らせるこ
とが可能となる。これにより、重大な障害の予防や障害
対策時間の短縮化を図ることができる(ステップ505
6)。
【0030】図12のフローチャートが示すように、障
害イベントは、SVPボード内部でのみ検出されるもの
でなく、ディスク15やネットワークアダプタ141で
発生した障害イベントは、それぞれディスクドライバ2
1やネットワークドライバ201からSVPドライバ1
9と同様に送付し、エージェント17は、同じくファイ
ルにロギングし、マネージャ242に送付する(ステッ
プ5061〜5062)。これらのSVPボード12以
外で発生した障害イベントの場合、SVP内部のログと
しても残すために、エージェント17はSVPドライバ
19介して、SVPボード12の障害ログ記録部121
13に送付する(ステップ5063〜5065)。
【0031】これらの障害ログは、警告としてマネージ
ャ242に送付されるだけでなく、必要に応じて、マネ
ージャ241、242から全ての障害ログを参照できる
ようにする。図13のフローチャートに示すように、ユ
ーザは、リモート・アクセス機能1631でリモート・
アクセス接続されている状態で、マネージャ242の障
害ログ表示手段24212により障害ログ要求をリモー
ト・アクセス機能1631を介してエージェント17に
送付する(ステップ5071〜5072)。エージェン
ト17は、ファイルにロギングされた前障害ログをマネ
ージャ242に送り返し、それを障害ログ表示手段24
212により、画面に表示する(ステップ5073〜5
074)。これにより、ユーザは、過去の障害履歴から
コンピュータの状態を解析し重大な障害の予防を行った
り、障害原因の解析のデータを得ることができる。
【0032】次に、マネージャ242の管理対象コンピ
ュータ10の電源管理について説明する。マネージャ2
42の電源管理部2422には、電源OFF手段242
22と定時刻電源ON/OFF手段24221がある。
電源OFF手段24222では、図14のフローチャー
トのように、ユーザは、電源OFF手段24222によ
り電源OFF要求をリモート・アクセス機能1631に
よりエージェント17に送付する(ステップ5081〜
5082)。エージェント17は、ネットワークOS1
61にシステム終了要求を出し、システム終了処理完了
後、SVPドライバ19介して、SVPボード12の電
源制御部12122に電源OFF要求を送付する。電源
制御部12122は、電源OFF要求を受け、直ちに、
電源ユニット13を制御し電源OFFする(ステップ5
083〜5086)。
【0033】定時刻電源ON/OFF設定では、図15
のフローチャートのように、定時刻電源制御手段242
21によりユーザが設定した電源ON/OFF要求時刻
をリモート・アクセス機能1631によりエージェント
17に送付する(ステップ5091〜5092)。エー
ジェント17は、SVPドライバ19介して、SVPボ
ード12の定時刻電源制御部12121に電源ON/O
FF要求時刻を送付する。定時刻電源制御部12121
は、RTC(リアルタイムクロック)127に電源ON
/OFF要求時刻を設定する(ステップ5093〜50
95)。
【0034】定時刻電源OFFでは、図16のフローチ
ャートのように、設定された電源OFF要求時刻が来る
と、RTC127が定時刻電源制御部12121に電源
OFF要求時刻が来たことを通知する(ステップ510
1)。定時刻電源制御部12121は、SVPドライバ
を介して、一旦、電源OFF要求をエージェント17に
送付する(ステップ5102)。エージェント17は、
ネットワークOS161にシステム終了要求を出し、シ
ステム終了処理完了後、SVPドライバ19介して、S
VPボード12の電源制御部12122に電源OFF要
求を送付する。電源制御部12122は、電源OFF要
求を受け、直ちに、電源ユニット13を制御し電源OF
Fする(ステップ5103〜5106)。
【0035】定時刻電源ONでは、図17のフローチャ
ートのように、設定された電源ON要求時刻が来ると、
RTC127が定時刻電源制御部12121に電源ON
要求時刻が来たことを通知する(ステップ5111)。
定時刻電源制御部12121は、電源制御部12122
を介して、電源ユニット13を制御し電源ONする(ス
テップ5112)。
【0036】次に、SVPマネージャ29の致命的障害
管理部293について説明する。致命的障害管理部29
3は、障害自動通報受信手段2931、障害診断手段2
932、リモート・リセット手段2933、システム動
作確認手段2944を含み、それぞれ管理対象コンピュ
ータ10で、致命的障害が発生した場合の、通報から診
断、リセットとリモート管理コンピュータ27から初期
対策を行うための機能を提供する。
【0037】図18のフローチャートに示すように、障
害自動通報は、管理対象コンピュータ10で致命的障害
が発生すると、まず、リモート・アクセス機能1631
とリモート・アクセス機能1611との間で、リモート
・アクセス接続されていた場合、リモート・アクセス機
能1611の応答が無い事で、リモート・アクセス機能
1631によって回線が切断される(ステップ5121
〜5122)。回線接続監視部12133は、リモート
・アクセス接続中は、非同期I/Fドライバ回路125
のモデム261からのキャリア信号により、回線切断を
監視しており、ここで回線切断を検出し、回線切換制御
部12132に回線切換要求を送付し、非同期I/F切
換スイッチ122を非同期I/F123側に切り換える
(ステップ5123〜5124)。リモート・アクセス
接続中でない場合は、ステップ5122〜5124)
は、スキップする。本体OS状態監視部12141は、
定期的にSVPドライバ19と連絡しあい、管理対象コ
ンピュータ10の正常動作を随時確認する。致命的障害
時にはSVPドライバ19からの応答が無いことで、管
理対象コンピュータ10のシステム・ダウンを検出し、
障害自動通報制御12142に通報する(ステップ51
25〜5126)。あらかじめ登録されている電話番号
で、非同期通信制御部12131により、障害自動通報
制御12142は、リモート管理コンピュータ27と回
線接続し、SVPマネージャ29の障害自動通報受信手
段2931にシステム・ダウンを通知する(ステップ5
127〜5128)。障害自動通報受信手段2931
は、管理対象コンピュータ10のシステム・ダウン・メ
ッセージを表示して、ユーザに伝える(ステップ512
9)。
【0038】図19のフローチャートが示すように、障
害診断では、致命的障害の通報を受けたユーザが、障害
診断手段2932に障害情報取得要求を出す(ステップ
5131)。障害診断手段2932は、回線25を介し
て、SVP12の障害監視部12111に障害信号情報
を、障害ログ記録部12113に全障害ログ情報を、そ
れぞれ要求し、回線25経由で、取得し、画面に表示す
る(ステップ5132〜5136)。ユーザは、これら
を見て、管理対象コンピュータ10の現在の状態を確認
し、また、過去の障害ログの履歴から致命的障害に至る
までの経過を確認できる。
【0039】リモート・リセットについては、図20の
フローチャートが示すように、リモート・リセット手段
2933では、回線25を経由して、電源制御部121
22に電源OFF要求と電源ON要求とを連続に送付
し、電源OFF後、直ちに、電源ONすることで、管理
対象コンピュータ10にリセットをかける(ステップ5
141〜5145)。前記の障害診断手段2932で、
特に、問題がないと判断された場合、このリセットをか
けることで、管理手段コンピュータ10に再スタートが
かけられる。システム・ダウンの多く原因は、ネットワ
ークOSの不具合等で、たまたま、障害が発生した場合
もあり、再スタートにより、正常に動作させられるケー
スも多い。ユーザの判断で、再スタートさせることも初
期対策として、有効な手段である。
【0040】リモート・リセット後のシステム動作確認
は、図21のフローチャートが示すように、システム動
作確認手段2944が、回線25を経由して、本体OS
状態監視部12141にシステム動作確認要求を送付す
る(ステップ5151〜5152)。本体OS状態監視
部12141は、SVPドライバ19に応答を要求し、
その応答の有無でシステム動作中か否かを判断し、回線
25経由で結果をシステム動作確認手段2944に返す
(ステップ5153〜5155)。システム動作確認手
段2944は、システム動作状態のメッセージを画面表
示し、ユーザに知らせる(ステップ5156)。
【0041】次に、SVPボード12のハードウェアの
実施例について、図22のブロック図を用いて説明す
る。
【0042】1201は、SVPボード12のローカル
プロセッサを表し、管理対象コンピュータ本体のCPU
52とは、独立したプロセッサである。1202は、管
理対象コンピュータ10の障害を監視する複数のセンサ
から障害に関する情報を信号として送付する信号線群か
らローカル・プロセッサ1201が信号の状態を入力す
るためのSVPインターフェイス制御回路を表す。セン
サとしては、筐体温度異常を監視するセンサ、FAN停
止を監視するセンサ、電源ユニット異常を監視するセン
サ、前記I/Oバスに接続する周辺機器ボードの障害を
監視するセンサ、ディスク装置、特に、ディスクアレイ
装置を構成するハードディスクドライブの障害を監視す
るセンサ等が含まれる。
【0043】1203は、回線25に接続されたモデム
261を制御して通信を行うための回線制御回路を表
す。1204は、電源ユニット13を制御して管理対象
コンピュータ10本体の電源ON/OFFを制御する電
源制御回路を表す。また、SVPボード12は、サブ電
源131から常時電源供給を受ける。1205は、SV
Pボードのスタート・プログラム等を格納するPRO
M、1206は、SVP制御部121のプログラムや障
害ログ情報を格納するための書き換え可能なEEPRO
Mを表す。1207は、SVP制御の制御プログラムを
実行するためのワーク領域となるSRAMを表す。SV
P制御部121は、EEPROM1206およびSRA
M1207上の制御プログラムとしてローカル・プロセ
ッサ1201により制御する。1208は、ローカル・
プロセッサ1201にメモリ、周辺回路を接続するため
のローカル・バスを表す。52は、管理対象コンピュー
タ10本体のCPU、51はSVPボード12と本体を
接続するための本体側のEISAバスを表す。1241
は、本体CPU52からアクセス可能なシリアルポート
制御回路であって、本体CPU52が、EISAバス5
1を介して、モデム261に接続するための非同期I/
Fとして動作する。1251は、モデム261とSVP
ボードを接続するためのRS232Cドライバ回路を表
す。ローカルプロセッサ1201は、RS232Cドラ
イバ回路1251からモデム261のキャリア信号をモ
ニタし、回線の接続状態を監視する。1261は、ロー
カル・プロセッサ1201が、EISAバス51を介し
て、管理対象コンピュータ10本体のI/Oやメモリに
アクセスするためのEISAバス・マスター制御回路を
表す。
【0044】次に、図5の実施例と図22のブロック図
の関係について説明する。バス制御部1215は、バス
制御回路126にあたるEISAバス・マスター制御回
路1261を制御し、SVPドライバ19と、ひいて
は、エージェント17と障害イベントの送付などのデー
タ交換を行う。障害監視部12111は、SVPインタ
ーフェイス制御回路1202を介して、筐体温度異常、
電源ユニット異常、FAN停止などのアラーム信号を受
信し、障害イベント生成部12112に障害発生を通知
する。回線接続監視部12133は、RS232Cドラ
イバ回路1251からモデム261のキャリア信号をモ
ニタし、回線の接続状態を監視する。回線切換制御部1
2132は、SVPマネージャ29の回線切換手段29
11からの切換え要求や回線接続監視部12133かの
切換え要求によって、非同期I/Fスイッチ回路122
を制御し、回線制御回路1203、あるいは、シリアル
ポート制御回路1241の何れかを選択する。回線制御
回路1203側が選択されている場合、非同期通信制御
部12131は、回線制御回路1203を制御し、回線
25を介して、SVPマネージャ29とデータ交換す
る。一方、シリアルポート制御回路1241が選択され
ている場合は、管理コンピュータ10の回線ドライバ1
81がシリアルポート制御回路1241を制御し、回線
25を介して、リモート・アクセス機能1611と16
31とを接続する。電源制御部12122は、エージェ
ント17や定時刻電源制御部12121、リモート電源
ON/OFF手段2921の電源ON/OFF要求によ
って、電源制御回路1204を制御し、電源ユニット1
3のON/OFFを制御する。
【0045】上記図6から図20の各種フローチャート
は、当該機能を実現するプログラムをストアする媒体部
分に相当すると解すべきである。
【0046】図23、24は図1の実施例の修正実施例
を示す。図23の修正例は、図1と比較すると、管理対
象コンピュータ10において、エージェント17は障害
管理部171、自動運転管理部及び構成管理部173を
有し、その詳細は図24に示されている。さらに状態監
視回路30と状態監視ドライバ31が設けられている。
管理コンピュータ23のマネージャ241とリモート管
理コンピュータ27のマネージャ242とはそれぞれ構
成管理部2413、2423と自動運転管理部241
2、2422を有する。
【0047】次に,エージェント17を中心とした障害
管理、自動運転管理、および、構成管理の実施例につい
て,図23、24により説明する。図23で、30は筐
体温度、FAN稼動状況、電源ユニット稼動状況等、管
理対象コンピュータ10のデバイスの状態や異常を監視
するため状態監視回路、31は状態監視回路30にアク
セスしてデバイスの状態に関する情報を取得するための
状態監視ドライバ、32は電源ユニット13を制御して
管理対象コンピュータ10を電源OFFするための電源
OFFドライバである。171はエージェント17内で
管理対象コンピュータ10の各デバイスの障害管理を行
う障害管理部、1711は状態監視ドライバ31やネッ
トワークドライバ201、ディスクドライバ21をアク
セスして各デバイスの状態を監視し、異常な状態を判定
して障害イベントを生成する障害監視手段、1712は
前記の障害イベントの障害ログをディスク等に記録する
障害ログ記録手段、1713は前記イベントを障害警告
としてマネージャ241に送付する障害警告生成手段で
ある。また、172はエージェント17内で管理対象コ
ンピュータ10の自動運転管理を行う自動運転管理部、
1721は自動運転のための例えば一年分のスケジュー
ル情報をディスク等に格納してそれに合わせて管理対象
コンピュータ10の自動運転を制御する自動運転スケジ
ュール管理手段、1722は電源OFF要求を受けてネ
ットワークOS161にシャットダウン要求を出すシャ
ットダウン手段である。173は、構成情報管理手段1
731により、ネットワークOS161やネットワーク
ドライバ201、ディスクドライバ21、あるいは、障
害監視ドライバ31、SVPドライバ19等から各デバ
イスやネットワークOS161の構成や状態の取得/設
定を行う構成情報管理部である。2411は障害管理の
ユーザインターフェイスを提供するマネージャの障害管
理部、24111は障害警告生成手段1713からの障
害警告を管理コンピュータの画面に表示するための障害
警告表示手段、24112は障害ログ記録手段1712
で記録した障害ログを同じく画面に表示するための障害
ログ表示手段、2412は自動運転のユーザインターフ
ェイスを提供するマネージャの運転管理部、24121
は自動スケジュール管理手段1721にスケジュールを
設定するための自動運転スケジュール設定手段、241
22は1722により管理対象コンピュータ10を電源
OFFするための電源OFF手段、2413は構成情報
管理のユーザインターフェイスを提供するマネージャの
構成情報管理部で、24131は構成情報管理手段17
31を介して画面に構成情報表示したり設定を行うため
の構成情報表示設定手段である。その他の構成は第1図
の実施例と共通である。
【0048】本実施例では、SVP12を経由すること
なく、エージェント17が、状態監視ドライバ31によ
り、直接、状態監視回路30にアクセスして、ハードウ
ェアの状態を監視し、筐体温度異常や、FANの停止、
電源ユニットの異常等のハードウェア障害の判定を可能
とした。エージェント17の障害監視手段1711は、
状態監視ドライバ31介して、状態検出回路30にアク
セスして、筐体温度、FAN稼動状況、電源ユニット稼
動状況等、管理対象コンピュータ10のハードウェアの
状態を監視し、ハードウェアの異常な状態を判定して、
障害イベントを生成する。障害イベントには、イベント
名、障害発生日時、障害発生源等の情報を設定する。ま
た、障害監視手段1711はネットワークドライバ20
1、ディスクドライバ21、SVPドライバ19を介し
て、各デバイスの状態を監視し、各デバイスの異常な状
態を判定して、同様に障害イベントを生成する。障害イ
ベントを生成後、障害監視手段1711は、生成した障
害イベントを障害ログ記録手段1712と障害警告生成
手段1713に送付する。障害ログ記録手段1712で
は、ディスク等に障害イベントを障害ログと記録する。
記録された障害ログは、マネージャ241の障害ログ表
示手段24112を介して、ユーザが参照可能となる。
一方、障害警告手段1713は、障害を発生した管理対
象コンピュータ10の名前等を障害イベント追加して障
害警告を生成し、ただちに、マネージャ241の障害警
告表示手段24111に送付し、障害警告メッセージ等
を表示し、ユーザに障害発生を通知する。
【0049】次に、管理対象コンピュータ10の電源O
FFに関して説明する。ユーザの電源OFF操作によ
り、マネージャ241の電源OFF手段24122はL
AN22を介してエージェント17のシャットダウン手
段1722に電源OFF要求を送付する。その後シャッ
トダウン手段1722はネットワークOS161にシャ
ットダウン要求を出す。シャットダウン処理が終了し
て、ネットワークOS161から電源OFFドライバ3
3にシャットダウン終了通知が来ると電源OFFドライ
バ33は電源ユニット13に対して電源OFFの設定を
行い管理対象コンピュータ10を電源OFFする。
【0050】次に、自動運転管理について説明する。マ
ネージャの自動運転スケジュール設定手段24121
は、例えば、カレンダー形式などのグラフィックユーザ
インターフェイス等により、管理対象コンピュータ10
の自動運転スケジュールをユーザに設定させ、その自動
運転スケジュール情報をエージェント17の自動運転ス
ケジュール管理手段1721に送付する。自動運転スケ
ジュール管理手段1721は、スケジュール情報を受け
取るとディスクに格納し、以後、このスケジュール情報
に合わせて管理対象コンピュータ10を自動運転する。
スケジュール情報に設定された定時刻の電源OFFを実
現するために、自動運転スケジュール管理手段1721
は、まず、管理対象コンピュータ10が電源ONしてエ
ージェント17が実行された際に、ディスクに格納した
スケジュール情報から最も近い未来の電源OFF時刻を
検索し、定時刻電源OFF要求として、SVPドライバ
19を介して、SVPボード12に送付する。管理対象
コンピュータ10が稼動中に、設定された電源OFF要
求時刻が来ると、SVPボード12は、SVPドライバ
19を介して、電源OFF要求をエージェント17のシ
ャットダウン処理1722に送付する。シャットダウン
処理1722は、マネージャ241からの電源OFFの
場合と同様にネットワークOS161のシャットダウン
処理後、管理対象コンピュータ10の電源をOFFす
る。一方、スケジュール情報に設定された定時刻の電源
ONを実現するために、自動運転スケジュール管理手段
1721は、シャットダウン処理の際に、ディスクに格
納したスケジュール情報から最も近い未来の電源ON時
刻を検索し、定時刻電源ON要求として、SVPドライ
バ19を介して、SVPボード12に送付する。管理対
象コンピュータ10が電源OFF中に、電源ON要求時
刻が来ると、SVPボード12は、電源ユニット13を
制御して、直ちに、電源ONする。
【0051】次に、構成情報管理について説明する。構
成情報管理は、管理対象コンピュータ10のデバイスや
ネットワークOS161の構成や状態に関する情報を管
理し、ユーザに対して、参照/設定機能を提供するもの
である。ユーザの参照/設定要求により、マネージャ2
41の構成情報表示設定手段24131はLAN22を
介して、エージェント17の構成情報管理手段1731
に構成情報の取得/設定要求を送付する。取得要求を受
け取った場合、構成情報管理手段1731は、ネットワ
ークOS161やネットワークドライバ201、ディス
クドライバ21、障害監視ドライバ31、SVPドライ
バ19からCPU数、メモリやディスクの容量等、ネッ
トワークOS161や各デバイスの構成や状態に関する
情報を収集し、構成情報表示設定手段24131に返送
する。そして、構成情報表示設定手段24131は返送
された情報を画面に表示する。一方、設定要求を受けと
った場合、構成情報管理手段1731は、ネットワーク
OS161や各ドライバに設定要求を送付し設定の変更
を行う。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、LANだけでなく公衆
回線で接続された複数のコンピュータの障害監視や電源
制御をネットワークOSのリモート・アクセス機能によ
って、通常のLAN接続した場合と同様に、エージェン
トを介した統一的手法で、一括集中的に行うことが可能
であり、特に、広域なネットワークでのシステム管理者
のコンピュータ管理の負担を大幅に低減することが可能
となる。また、筐体温度異常、電源ユニット異常、FA
N停止、ディスクエラーといった重大な障害につながる
障害を障害警告として、早期にかつ網羅的に監視可能で
あり、事前対策により、システム障害予防を行うことが
可能である。また、一旦、致命的障害が発生し、コンピ
ュータがシステムダウン状態に陥った場合にも、公衆回
線などネットワークを介して、システム管理者が即座に
通知が受けられ、また、障害に関連した情報の取得やリ
モートからの電源OFF、リモート・リセット、リセッ
ト後のシステム動作確認が可能であり、即座に致命的障
害に対する初期対応を展開できる。ひいては、システム
ダウン時間の低減を実現し、障害による損害を最少に押
さえることができる。また、LANや公衆回線などネッ
トワークを介して、常時、自動で、定時刻電源ON/O
FFやリモートからの電源ON/OFF制御が可能であ
り、ネットワークで接続されたコンピュータの一括運用
管理を実現し、システム管理者の負担低減を図り、遠隔
運用保守を支援する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来技術のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図3】リモート・アクセス機能を示すブロック図であ
る。
【図4】従来技術での問題点を示すブロック図である。
【図5】実施例の詳細を示すブロック図である。
【図6】回線接続手順を示すフローチャートである。
【図7】リモート電源ON/OFF手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】回線切換手順を示すフローチャートである。
【図9】リモート・アクセス手順を示すフローチャート
である。
【図10】リモート・アクセス切断手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】障害警告/障害ロギング手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】障害ロギング手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】障害ログ表示手順を示すフローチャートであ
る。
【図14】電源OFF手順を示すフローチャートであ
る。
【図15】定時刻電源ON/OFF時刻設定手順を示す
フローチャートである。
【図16】定時刻手順電源OFF手順を示すフローチャ
ートである。
【図17】定時刻電源ON手順を示すフローチャートで
ある。
【図18】障害自動通報手順を示すフローチャートであ
る。
【図19】障害診断手順を示すフローチャートである。
【図20】リモート・リセット手順を示すフローチャー
トである。
【図21】システム動作確認手順を示すフローチャート
である。
【図22】SVPボードのハードウェアの実施例を示す
ブロック図である。
【図23】図1の実施例を修正した他の実施例を示すブ
ロック図である。
【図24】図23の実施例の詳細を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10…管理対象コンピュータ、11…管理対象コンピュ
ータのハードウェア、12…SVPボード、121…S
VP制御部、122…非同期インターフェイスのスイッ
チ回路、123、124…非同期インターフェイス、1
3…電源ユニット、131…サブ電源、141、142
…LANアダプタ、15…ディスク装置、161、16
2、163…ネットワークOS、1611、1631…
リモート・アクセス機能、17…エージェント、18
1、182…回線ドライバ、19…SVPドライバ、2
01、202…ネットワークドライバ、21…ディスク
ドライバ、22…ローカルエリアネットワーク、23…
管理コンピュータ、241、242…マネージャ、25
…公衆回線、261、262…モデム、27…リモート
管理コンピュータ、28…非同期I/F、29…SVP
マネージャ、30…状態監視回路、31…状態監視ドラ
イバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 13/00 355 G06F 1/00 333Z (72)発明者 小林 祐一 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 桜井 茂 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 村井 正美 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地株式 会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 唐崎 貞二 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 宮川 祐史 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 飛田 庸博 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所情報・通信開発本部内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークで接続する少なくとも2台の
    コンピュータと、各コンピュータ上で実行され、ネット
    ワークに接続したコンピュータ間でのデータ転送やネッ
    トワーク上のファイル・システム・サービスを制御する
    ネットワーク・オペレーティング・システム(ネットワ
    ークOS)と、前記ネットワークにより接続した管理コ
    ンピュータとしての少なくとも1つのコンピュータ上で
    動作し、ネットワークで接続した管理対象コンピュータ
    としての他のコンピュータの少なくとも構成管理や障害
    管理を行うマネージャと、前記ネットワークを経由して
    送付される前記マネージャからの指示に従って、各自コ
    ンピュータに関する各種情報の監視やコンピュータの制
    御を行うエージェントと、管理対象コンピュータのI/
    Oバスに接続された拡張ボードであって、 管理対象コンピュータとは、独立したプロセッサを含
    み、前記管理対象コンピュータの障害発生の監視を行
    い、障害情報を前記I/Oバスを介して前記エージェン
    トに送付し、また、当該エージェントからの指示により
    管理対象コンピュータの電源制御を含む制御を行うサー
    ビス・プロセッサ(SVP)を備えるコンピュータ管理
    システム。
  2. 【請求項2】前記管理コンピュータと前記管理対象コン
    ピュータは、前記ネットワークOSの付加機能として、
    互いに、非同期インターフェイスに接続されたモデムに
    より、公衆回線で接続され、一方の管理コンピュータで
    実行する前記マネージャから他方の前記SVPを接続し
    た管理対象コンピュータで実行する前記エージェントと
    前記SVPとを制御して、コンピュータの管理を行う請
    求項1記載のコンピュータ管理システム。
  3. 【請求項3】遠隔地の前記管理コンピュータ上で実行さ
    れ、前記マネージャとは、独立して動作し、非同期イン
    ターフェイスに接続されたモデムにより、公衆回線を介
    して、前記SVPと直接接続し、管理対象コンピュータ
    における電源OFFや致命的障害発生に応答してSVP
    を制御するSVPマネージャを含む請求項1記載のコン
    ピュータ管理システム。
  4. 【請求項4】前記管理対象コンピュータの障害を監視す
    る複数のセンサは、FAN停止を監視するセンサ、筐体
    温度異常を監視するセンサ、電源ユニット異常を監視す
    るセンサ、前記I/Oバスに接続する周辺機器ボードの
    障害を監視するセンサ、ディスクアレイ装置を構成する
    ハードディスクドライブの障害を監視するセンサを含
    み、かつ前記センサから前記SVPボードに障害に関す
    る情報を信号として送付するための信号線群とを備える
    請求項1記載ののコンピュータ管理システム。
  5. 【請求項5】前記SVPは、前記センサからの信号線に
    より管理対象コンピュータの様々な障害の監視を行う障
    害監視手段と、障害発生に応答して前記I/Oバスを介
    して、前記エージェントに障害の通知を行うために障害
    イベントを生成し、当該イベントを前記エージェントと
    障害ロギング用の手段に送付する障害イベント生成手段
    と、前記障害イベントを障害ログとして記録する障害ロ
    ギング手段とを含み、障害監視部を構成する請求項4記
    載のコンピュータ管理システム。
  6. 【請求項6】前記管理対象コンピュータは、ディスク装
    置やネットワーク・アダプタを含む周辺装置で発生した
    障害を障害イベントとして前記エージェントに送付する
    デバイスドライバと、前記デバイスドライバや前記SV
    Pからの障害イベントを収集し、ディスク等に障害履歴
    として記録し、さらに、SVPの前記障害ロギング手段
    にも障害イベントを送付し、SVPにも障害履歴として
    記録し、障害イベントを障害警告としてネットワークを
    介して、前記マネージャに送付する前記エージェントと
    を備える請求項5記載のコンピュータ管理システム。
  7. 【請求項7】前記管理コンピュータの前記マネージャ
    は、前記エージェントから送付された障害イベントを障
    害警告として画面に表示し、ユーザに警告を与える障害
    警告表示手段と、ユーザからの指示で、前記エージェン
    トに対して、前記エージェントが記録装置に記録した障
    害履歴取得要求を送付し、それによって、前記エージェ
    ントから送付された障害履歴を画面に表示する障害ログ
    表示手段とを含み、障害管理部を構成する請求項1記載
    のコンピュータ管理システム。
  8. 【請求項8】管理対象コンピュータの電源ユニットを制
    御する電源制御回路と、前記SVPマネージャや前記エ
    ージェントからの要求に応答して、前記電源制御回路を
    制御し、管理対象コンピュータの電源ON/OFFを制
    御する電源制御手段と、前記エージェントからの定時刻
    電源ON/OFF要求に応じて、リアルタイムクロック
    回路に電源ON/OFF時間を設定し、前記リアルタイ
    ムクロック回路から電源ON/OFF時刻の通知を受け
    て、電源ON時刻に前記電源制御手段により前記電源制
    御回路を制御して管理対象コンピュータの電源をON
    し、電源OFF時には、一旦、前記エージェントを介し
    てネットワークOSにシステム終了要求を送付し、シス
    テム動作終了後、前記電源制御手段により、電源をOF
    Fする定時刻電源制御手段とを含む請求項5記載のコン
    ピュータ管理システム。
  9. 【請求項9】前記SVPマネージャは、前記管理対象コ
    ンピュータに対して、公衆回線を介して直接SVPに接
    続し、ユーザの指示にしたがって、電源ON/OFF要
    求を前記SVPの電源制御手段に送付するリモート電源
    ON/OFF手段を備える請求項1記載のコンピュータ
    管理システム。
  10. 【請求項10】前記管理コンピュータは、ユーザの指示
    にしたがって、ネットワーク接続した前記エージェント
    経由で、電源OFF要求を前記SVPの前記電源制御手
    段に送付する電源OFF手段と、同じくユーザの指示に
    より前記エージェント経由で定時刻電源ON/OFF要
    求を前記SVPの前記定時刻電源制御部に送付する定時
    刻電源ON/OFF手段とを含む請求項7記載のコンピ
    ュータ管理システム。
  11. 【請求項11】管理対象コンピュータへの電源と独立に
    前記SVPに常時電源供給するためのサブ電源を備える
    請求項1記載のコンピュータ管理システム。
  12. 【請求項12】モデムに接続する非同期インターフェイ
    スを、SVPのローカルプロセッサに接続した非同期イ
    ンターフェイス、または、管理対象コンピュータのCP
    Uがアクセス可能な非同期インターフェイスの何れかに
    選択するための非同期インターフェイス・スイッチ回路
    と、前記非同期インターフェイス・スイッチ回路の切換
    え制御を行う回線切換制御手段と、前記回線切換手段に
    より、SVPのローカルプロセッサに接続した非同期イ
    ンターフェイスの選択に応答して、前記管理コンピュー
    タのSVPマネージャが公衆回線を介してSVPと接続
    するための非同期インターフェイスの制御とモデム制御
    を行う非同期通信制御手段と、公衆回線接続の切断に応
    答して、前記回線切換制御部を制御して、前記非同期イ
    ンターフェイス・スイッチを前記SVPのローカルプロ
    セッサ側に切換える回線接続監視手段とを備える請求項
    5記載のコンピュータ管理システム。
  13. 【請求項13】前記SVPマネージャが管理対象コンピ
    ュータに対して、前記SVPマネージャから公衆回線を
    介して直接SVPに接続するための回線接続手段と、非
    同期インターフェイス切換え要求を前記SVPの回線切
    換制御手段に送付する回線切換手段とを備える請求項9
    記載のコンピュータ管理システム。
  14. 【請求項14】初期状態として前記SVPの前記非同期
    インターフェイス・スイッチ回路を前記SVPのローカ
    ルプロセッサに接続された非同期インターフェイス側に
    選択しておき、その後、ユーザの指示で、前記SVPマ
    ネージャの回線切換手段により、管理対象コンピュータ
    のプロセッサからアクセス可能な非同期インターフェイ
    ス側に切換えることで、前記SVPマネージャとSVP
    が公衆回線を介して接続可能な状態から、前記ネットワ
    ークOSや前記リモートアクセス機能を介して、管理コ
    ンピュータの前記マネージャと管理対象コンピュータの
    前記エージェントが公衆回線を介して、ネットワーク接
    続し、前記マネージャにより、ユーザが管理対象コンピ
    ュータの管理を可能とする請求項1記載のコンピュータ
    管理システム。
  15. 【請求項15】前記リモート・アクセス起動後、公衆回
    線接続の切断を監視する回線接続監視手段を備え、ユー
    ザが、前記マネージャによる管理対象コンピュータの管
    理を終了し、前記リモート・アクセス機能の回線を切断
    ・終了した場合、回線切断を契機に前記回線接続監視手
    段が、前記前記回線切換制御部を制御して、前記非同期
    インターフェイス・スイッチ回路を前記SVPのローカ
    ルプロセッサ側に切換え、再び、前記SVPマネージャ
    が前記SVPに接続可能な初期状態に戻す請求項1記載
    のコンピュータ管理システム。
  16. 【請求項16】定期的に、管理対象コンピュータで実行
    する前記エージェントと通信し、管理対象コンピュータ
    の応答の有無で、管理対象コンピュータの正常動作とシ
    ステム・ダウンとを識別し、致命的障害を検出したり、
    また、前記SVPマネージャのシステム動作確認要求に
    対応して、前記エージェント等に応答を要求し、管理対
    象コンピュータの応答の有無でシステムの動作状態を判
    断し、前記SVPSVPマネージャに通知する本体OS
    状態監視手段と、致命的障害発生時に、前記本体OS状
    態監視手段からの通知に応答して、前記非同期通信制御
    手段により、管理コンピュータの前記SVPマネージャ
    に接続し、致命的障害発生を通知する障害自動通報制御
    手段とを備える請求項5記載のコンピュータ管理システ
    ム。
  17. 【請求項17】管理対象コンピュータでの致命的障害発
    生時に、前記SVPの前記障害自動通報制御手段からの
    通知に応答してシステムダウンのメッセージを画面に表
    示する障害自動通報受信手段と、ユーザの指示にしたが
    って、前記SVPの障害監視手段に管理対象コンピュー
    タのセンサからの前記障害信号線情報取得要求を送付し
    たり、前記SVPの前記障害ロギング手段に障害履歴取
    得要求を送付し、取得した障害情報を画面表示し、ユー
    ザの障害診断支援する障害診断手段と、ユーザの指示に
    したがって、前記SVPの前記電源制御手段に電源OF
    F要求と電源ON要求を続けて送付することにより、リ
    モート・リセット行うリモート・リセット手段と、前記
    SVPの前記OS状態監視手段にシステム動作確認要求
    を送付し、システムの動作状態に関する情報を取得し、
    画面に表示するシステム動作確認手段とを備え、致命的
    障害管理を実行する請求項9記載のコンピュータ管理シ
    ステム。
  18. 【請求項18】前記管理対象コンピュータ内部に前記管
    理対象コンピュータのハードウェアの状態や異常を監視
    するため状態監視回路、前記エージェントが前記状態監
    視回路からハードウェアの状態に関する情報を取得する
    ためのインターフェイスを備え、さらに、前記エージェ
    ント内部に、前記SVP、または、前記インターフェイ
    スを介して前記状態監視回路から前記管理対象コンピュ
    ータのハードウェアの状態に関する情報を取得し、異常
    な状態を判定して障害イベントを生成する障害監視手
    段、前記障害イベントを障害ログとして記録する障害ロ
    グ記録手段、前記イベントを障害警告として前記マネー
    ジャに送付する障害警告生成手段を備えることを特徴と
    する請求項1記載のコンピュータ管理システム。
  19. 【請求項19】前記管理対象コンピュータを自動運転す
    るためのスケジュール情報を保持し、前記スケジュール
    情報に合わせて前記SVPを制御して、前記管理対象コ
    ンピュータを自動的に電源ONあるいは電源OFFする
    自動運転スケジュール管理手段を前記エージェント内部
    に備えることを特徴とする請求項1記載のコンピュータ
    管理システム。
  20. 【請求項20】前記ネットワークOSや前記管理対象コ
    ンピュータ内部の各デバイスと前記エージェントとのイ
    ンターフェイスを備え、前記ネットワークOSや前記各
    デバイスの構成や状態に関する情報の取得や設定を管理
    する構成情報管理手段を前記エージェント内部に備える
    ことを特徴とする請求項1記載のコンピュータ管理シス
    テム。
  21. 【請求項21】前記管理対象コンピュータの電源ユニッ
    トを制御する電源制御回路と、前記SVPマネージャか
    らの要求により、前記電源制御回路を制御し、管理対象
    コンピュータの電源ON/OFFを制御する電源制御手
    段とを前記SVPに備え、非同期インターフェイスによ
    り前記SVPにより公衆回線を介して前記SVPに接続
    して、前記電源制御手段に電源OFF要求と電源OFF
    完了後の電源ON要求を続けて送付することにより遠隔
    地から前記管理対象コンピュータのリセット処理を行う
    リモート・リセット手段を前記SVPマネージャに備え
    ることを特徴とする請求項3記載のコンピュータ管理シ
    ステム。
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