JP2009211279A - 操業データ管理サーバシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】操業データ管理サーバの障害やサーバの更新の際に、操業データ管理サーバの機能を停止することなく、障害復旧、操業管理情報、操業実績情報の復旧などを可能とする。
【解決手段】操業データを管理する複数のデータ管理サーバと、該データ管理サーバそれぞれに接続された情報端末および計測制御機器とを含み、該複数のデータ管理サーバを通信回線で接続してサーバ群を構成し、該データ管理サーバそれぞれの生存情報を含むサーバ監視情報を該サーバ群の中で共有するサーバ監視情報共有手段を設け、最も稼動時間の長い第1位のデータ管理サーバ、および次に稼動時間の長い第2位のデータ管理サーバの情報を該サーバ監視情報に格納し、該サーバ監視情報共有手段を用いて、該データ管理サーバそれぞれが、該データ管理サーバの新規稼動および再稼動を行った場合に、該第1位のデータ管理サーバから、未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を導入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、操業データ管理サーバシステムに関する。
従来、一般的な操業データ管理サーバシステムは、1台のデータ管理サーバに複数の計測制御機器、情報端末および業務計画システムを通信回線で接続し、情報端末および業務計画システムからの操業の指示情報を操業データ管理サーバに蓄積して計測制御機器に送信するとともに、生産実績である操業データを計測制御機器から収集して蓄積し、情報端末および業務計画システムで参照する構成であることが多かった。このような構成においては、操業管理情報および操業実績情報を定期的に記録媒体に保存しておき、操業データ管理サーバの障害やサーバの更新の際にはオンラインネットワークから切り離してサーバの障害復旧やサーバの更新を行った後に定期的に記録媒体に保存しておいた操業管理情報および操業実績情報を組み込む作業を行うことが通例となっている。
また、操業管理サーバを二重化した構成の場合、およびフォルトトレランスサーバのようにハードウェアを二重化構成とした場合でも、二重化構成機器の実行系または待機系の障害の復旧やサーバの更新の際には、サーバから定期的に記録媒体に保存しておいた情報を時間軸の整合性を保ちながら手作業で復旧していて、操業データ管理機能が停止することになるため、生産計画に支障を来たす。さらに、システム変更後のシステム運用テストは、テストデータと運転データとの区分ができないため、テスト計画を立てて操業停止期間に実施する必要がある。
特許文献1には、複数台で冗長化されたサーバ間で相互に円環状に監視し合い、現用系サーバの障害発生を検出した待機系サーバが自動でサーバ切替えを実施、クライアントからの要求電文は現用系に成り代わったサーバが受け付けサービスの提供を継続する、というサーバ切替方法が開示されている。
特許文献2には、ブレードサーバにおける追加のインストール方式として、稼動実績のある環境を自動的に構築することを目的として、複数のブレードから成るブレードサーバとそれらを管理する管理サーバがネットワークにより接続され、管理サーバはブレードサーバの各ブレードのシステム定義パラメータとインストールされているファイルセット名を格納した管理テーブルを備えた計算機システムにおいて、管理サーバは各ブレードの稼動状況を監視して管理テーブルに格納された稼動累計時間を更新し、ブレードサーバに新たにブレードが追加された場合に、管理テーブルの中から稼動実績のあるブレードを選択し、選択したブレードのシステム定義パラメータとインストールされているファイルセットと同一のシステム定義パラメータとファイルセットを追加されたブレードに自動的にリストアするインストール方式が開示されている。
特許文献3には、業務処理を行う各サーバの処理能力と信頼性に最適なシステム構成を可能とすることを目的として、各サーバ管理装置が、各PCサーバの運転管理・制御を行うと共に通信路を介して相互に情報交換することによって最新の各PCサーバの処理能力を表す構成情報及び信頼性を表す障害情報、外部入出力装置の構成情報を共有し、各PCサーバの処理能力及び信頼性を考慮して適切な接続先となる各サーバ管理装置を自律判断で決定し、外部入出力切り換え機構に接続させてOSを立ち上げることによって業務処理を開始させる分散システムが開示されている。
特許文献4には、ストールが生じた運用系ホスト装置の動作を停止した後に、待機系ホスト装置への切り替えを実行し、運用系ホスト装置及び待機系ホスト装置の同時処理動作を行わないようにしてシステム破壊を防止することを目的として、待機系ホスト装置が障害発生検知用のメッセージを運用系ホスト装置へ系間通信路を通じて送信し、この送信に対して運用系ホスト装置が、応答メッセージを待機系ホスト装置へ返送せず、かつ、共有ディスク装置に格納している運用系稼動状況データが更新されていない障害発生を待機系ホスト装置が認識した際に、待機系ホスト装置がLAN伝送路を通じてコミニケーションサーバへ動作停止要求データを送出し、ここからの動作停止要求信号に基づいて、電源制御装置が運用系ホスト装置への通電断を制御して動作を停止させ、この後に待機系ホスト装置への切り替えを実行する二重化通信システムが開示されている。
特開2006−229512号公報 特開2006−85309号公報 特開平11−126195号公報 特開2000−20336号公報
本発明は、操業データ管理サーバの障害やサーバの更新の際に、操業データ管理サーバの機能を停止することなく、障害復旧、操業管理情報および操業実績情報の復旧ならびにシステム運用テストを可能とする操業データ管理サーバシステムを提供することを目的とする。
本発明の操業データ管理サーバシステムは、サーバ個別の生存情報を基にしたサーバ監視情報をサーバ群の中で共有する手段を設けることにより、最も稼動時間の長いサーバから未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を管理サーバから収集して復旧する自己修復手段と、データ管理サーバおよび操業データに、運転モードとテストモードとを区分(区別)可能とする標識を設けることにより動作する操業データモード管理手段とを設けることを特徴とする。
また、本発明の操業データ管理サーバシステムは、操業データを管理する複数のデータ管理サーバと、該データ管理サーバそれぞれに接続された情報端末および計測制御機器とを含み、該複数のデータ管理サーバを通信回線で接続してサーバ群を構成し、該データ管理サーバそれぞれの生存情報を含むサーバ監視情報を該サーバ群の中で共有するサーバ監視情報共有手段を設け、稼働時間の長短を基準とする該データ管理サーバの順位付けを行い、最も稼動時間の長い第1位のデータ管理サーバ、および次に稼動時間の長い第2位のデータ管理サーバの情報を該サーバ監視情報に格納し、該サーバ監視情報共有手段を用いて、該データ管理サーバそれぞれが、該データ管理サーバの新規稼動および再稼動を行った場合に、該第1位のデータ管理サーバから、未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を導入することを特徴とする。
本発明によれば、操業データ管理サーバの障害やサーバの更新の際に、操業データ管理サーバの機能を停止することなく、障害復旧、操業管理情報および操業実績情報の復旧ならびにシステム運用テストが可能となり、運用・保守・維持のコストを低減することができる。
本発明は、操業データ管理サーバに関する。そして、フィードバック制御、シーケンス制御、プロセス状態監視等の機能を持つ計測制御機器と、データ管理サーバへの操業管理情報の設定および操業実績情報の表示監視を行う情報端末とを通信回線で接続した操業データ管理サーバに関し、特に、データ管理サーバ機器のメンテナンスおよび更新を行う、公共・産業分野(上下水道、ごみ焼却場、食品、医薬品、化学プラント)等の操業データ管理サーバに関する。
操業データ管理サーバの障害やサーバの更新の際に、従来は操業データ管理機能を停止して障害復旧や操業管理情報や操業実績情報の復旧および読み込みをさせたものを、操業データ管理サーバの機能を停止することなく、障害復旧や操業管理情報や操業実績情報の復旧およびシステム運用テストを可能とする操業データ管理サーバシステムを提供することを目的とする。
本発明は、操業データ管理サーバシステムに次のような仕掛けを設けるものである。そして、サーバ個別の生存情報を基にしたサーバ監視情報をサーバ群のなかで共有する手段を設けることにより、最も稼動時間の長いサーバから未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を管理サーバから収集して復旧する自己修復手段と、データ管理サーバおよび操業データに運転モードとテストモードの区分により動作する操業データモード管理手段を設けたことを特徴とする。
本発明の操業データ管理サーバシステムの運転方法は、操業データを管理する複数のデータ管理サーバと、該データ管理サーバそれぞれに接続された情報端末および計測制御機器とを含み、該複数のデータ管理サーバを通信回線で接続してサーバ群を構成する操業データ管理サーバシステムの運転方法であって、該データ管理サーバそれぞれの生存情報を基にしたサーバ監視情報を該サーバ群の中で共有する工程と、稼働時間の長短を基準とする該データ管理サーバの順位付けを行い、最も稼動時間の長い第1位のデータ管理サーバ、および次に稼動時間の長い第2位のデータ管理サーバの情報を該サーバ監視情報に格納する工程と、該データ管理サーバそれぞれが、該データ管理サーバの新規稼動および再稼動を行った場合に、該第1位のデータ管理サーバから、未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を導入する工程とを含むことを特徴とする。
本発明は、操業データを管理する複数のデータ管理サーバと、該データ管理サーバそれぞれに接続された情報端末および計測制御機器とを含み、該複数のデータ管理サーバを通信回線で接続してサーバ群を構成する操業データ管理サーバシステムに格納され、該データ管理サーバそれぞれの生存情報を基にしたサーバ監視情報を該サーバ群の中で共有する工程と、稼働時間の長短を基準とする該データ管理サーバの順位付けを行い、最も稼動時間の長い第1位のデータ管理サーバ、および次に稼動時間の長い第2位のデータ管理サーバの情報を該サーバ監視情報に格納する工程と、該データ管理サーバそれぞれが、該データ管理サーバの新規稼動および再稼動を行った場合に、該第1位のデータ管理サーバから、未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を導入する工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムも含む。
本発明は、操業データを管理する複数のデータ管理サーバと、該データ管理サーバそれぞれに接続された情報端末および計測制御機器とを含み、該複数のデータ管理サーバを通信回線で接続してサーバ群を構成する操業データ管理サーバシステムに内蔵され、該データ管理サーバそれぞれの生存情報を基にしたサーバ監視情報を該サーバ群の中で共有する工程と、稼働時間の長短を基準とする該データ管理サーバの順位付けを行い、最も稼動時間の長い第1位のデータ管理サーバ、および次に稼動時間の長い第2位のデータ管理サーバの情報を該サーバ監視情報に格納する工程と、該データ管理サーバそれぞれが、該データ管理サーバの新規稼動および再稼動を行った場合に、該第1位のデータ管理サーバから、未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を導入する工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も含む。
本発明は、操業データを管理する複数のデータ管理サーバと、該データ管理サーバそれぞれに接続された情報端末および計測制御機器とを含み、該複数のデータ管理サーバを通信回線で接続してサーバ群を構成する操業データ管理サーバシステムに格納され、該データ管理サーバそれぞれの生存情報を基にして、該サーバ群の中で共有され、最も稼動時間の長い第1位のデータ管理サーバ、および次に稼動時間の長い第2位のデータ管理サーバの情報が格納されたサーバ監視情報を記録したコンピュータ読み取り可能なデータベースも含む。
図1は本発明が適用される操業データ管理サーバシステムの構成を、図2は本発明による操業データ管理サーバの動作に関するフローチャートを、図3は操業データ管理サーバの自己診断の動作に関するフローチャートを、図4はサーバ監視情報のデータ構成を、図5はサーバ監視情報更新の動作に関するフローチャートを、図6はデータ管理サーバ稼動順位の決定およびデータ管理サーバの選択の動作に関するタイムチャートを、図7は操業データ管理サーバの動作状況を監視するための監視画面を、図8は操業データ管理サーバの操業データアクセス管理の動作をそれぞれ示したものである。
図1において、操業データ管理サーバシステムは、n台(nは1台以上、本図では3台)の情報端末10、12、14、n台(nは1台以上、本図では3台)のデータ管理サーバ20、22、24およびn台(nは1台以上、本図では3台)の計測制御機器30、32、34を含む。そして、情報端末10、12、14およびデータ管理サーバ20、22、24を情報系通信回線50で接続し、データ管理サーバ20、22、24および計測制御機器30、32、34を制御系通信回線60で接続する。このネットワークシステムの構成、すなわち操業データ管理サーバシステムにおいて、n台のデータ管理サーバ20、22、24の集合体をサーバ群70としている。
操業データ管理サーバシステムは、n台の情報端末10、12、14から生産設備に必要な設定先である計測制御機器30、32、34および生産日、生産数量、生産品種、生産条件などの操業管理情報202、222、242を、サーバ監視情報201、221、241を参照する。これらの情報を、マスタとして動作しているデータ管理サーバ20、22、24を確認して書き込む。マスタとして動作しているデータ管理サーバ20、22、24は、設定先である計測制御機器30、32、34に操業管理情報202、222、242を書き込む。計測制御機器30、32、34の処理結果である生産日、生産実績数量、生産品種、生産条件などの操業実績情報203、223、243は、n台のデータ管理サーバ20、22、24に読み込まれる。n台の情報端末10、12、14で操業管理情報202、222、242に対応した操業実績情報203、223、243を参照する。n台のデータ管理サーバ20、22、24のまとまりであるサーバ群70の中では、データ管理サーバ20、22、24自身の自己診断結果であるサーバ監視情報201、221、241を相互にブロードキャスト配信して、サーバ群70に所属する全部のデータ管理サーバ20、22、24が、サーバ監視情報201、221、241を共有する。
なお、図示していないが、データ管理サーバ20、22、24は、CPU(Central Processing Unit、中央演算処理装置)を内蔵する。
つぎに、図2を用いて、本発明による操業データ管理サーバの動作を説明する。
図1に示すサーバ群70のn台のデータ管理サーバ20、22、24は、サーバ自身の自己診断結果であるサーバ監視情報201、221、241を作成するために操業データ管理サーバ自己診断200を行う。そして、配信されたサーバ監視情報201、221、241を参照してサーバ監視情報の読出し210を行い、マスタのデータ管理サーバか否かの判断220を行う。マスタのサーバ監視情報201、221、241に自己診断結果を書込み、自己サーバ監視情報の配信230、データ管理サーバ稼動順位の決定およびデータ管理サーバの選択240、操業管理情報の更新250、操業実績情報の更新260を行い、マスタのデータ管理サーバと他のデータ管理サーバとの間で操業管理情報の同期270および操業実績情報の同期280を行い、自己のサーバで欠損している情報を取り込み、情報を共有する。
図3、4を用いて、図2に示すデータ管理サーバの自己診断200の動作を説明する。
n台のデータ管理サーバ20、22、24はそれぞれ、図4に示すサーバ監視情報(後述)を保持している。
まず、自己サーバ生存情報確認310を行い、その結果を利用して初期起動の確認312を行う。つぎに、初期起動の確認312の結果、初期起動であればサーバ初期起動時情報作成314を行い、サーバ停止有無316の確認を行う。初期起動の確認312の結果、前回動作有りの場合、サーバ初期起動時情報作成314を行わずに、サーバ停止有無316の確認を行う。
そして、サーバ停止有無316の確認において停止有りの場合には、サーバ停止時情報作成318を行い、自己のサーバ監視情報201、221、241について自己サーバ監視情報更新320を実施する。サーバ停止有無316の確認において停止無しの場合には、サーバ停止時情報作成318を行わずに、自己サーバ監視情報更新320を実施する。
図4において、サーバ監視情報は、管理データ日付401、管理サーバIP410、管理サーバID412、代替サーバIP420、代替サーバID422およびn台(nは1台以上)の管理データ430、432、434を含む。そして、n台の管理データ430、432、434はそれぞれ、データ管理サーバID450、データ管理サーバ名452、データ管理サーバIP454、稼動順位460、稼動開始日時462、稼動時間464、稼動種別コード466、稼動停止日時470、停止時間472、停止種別コード474、イベントID476およびイベント情報478を含む。
ここで、代替サーバとは、データ管理サーバ20、22、24の中で稼動順位460が第2位のデータ管理サーバのことである。
図5にサーバ監視情報の更新方法を示す。
データ管理サーバ20、22、24は、マスタのデータ管理サーバから配信されたサーバ監視情報201、221、241を参照して、データ管理サーバ20、22、24がタイムアウト時間を超過しているか否かの確認510を行う。これはマスタのデータ管理サーバとの疎通チェック(ping:Packet INternet Groper)によるマスタのデータ管理サーバの生存確認でもある。そして、タイムアウト設定時間以内であれば、マスタのデータ管理サーバの生存を確認したとみなし、データ管理サーバの稼動時間の更新512およびデータ管理サーバの停止時間のリセット514を行う。
上記の疎通チェックの過程において、データ管理サーバ20、22、24が、互いの生存を確認し、その結果をデータ管理サーバ20、22、24それぞれの生存情報とする。
ここで、疎通チェックの情報、すなわち、疎通チェックにおいてデータ管理サーバ20、22、24から受けたサーバ監視情報などを、通信回線ルーティング情報と呼ぶことにする。この通信回線ルーティング情報には、サーバ監視情報を受けた時刻なども含まれる。
一方、タイムアウト設定時間を超過している場合は、マスタのデータ管理サーバの生存が確認できないと判断し、データ管理サーバの稼動時間のリセット520、データ管理サーバの停止時間の更新522、管理サーバ情報更新524および代替サーバ情報更新526を行う。
また、上記の生存情報を基にしたサーバ監視情報をサーバ群の中で共有するサーバ監視情報共有手段を設ける。このサーバ監視情報共有手段を用いて、データ管理サーバ20、22、24それぞれが、データ管理サーバ20、22、24の新規稼動および再稼動を行った場合に、最も稼動時間の長いデータ管理サーバから、未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を導入する。
さらに、データ管理サーバ20、22、24それぞれが、自己のCPUの稼動時間および/または通信回線ルーティング情報を監視する監視手段と、監視手段により自己の生存情報を作成してサーバ群に提供する生存情報提供手段とを有する構成としてもよい。
図6を用いて、図2に示すデータ管理サーバ稼動順位の決定およびデータ管理サーバの選択の処理動作に関するタイムチャートを説明する。
n台(ここでは3台)のデータ管理サーバ20、22、24を、データ管理サーバ20、データ管理サーバ22、データ管理サーバ24の順序で新規に起動する。最初、データ管理サーバ20が起動すると、管理サーバ切替620により稼動順位1位460としてデータ管理サーバ20が選択され、順位2位のデータ管理サーバである切替処理サーバ630もデータ管理サーバ20が選択される。このデータ管理サーバ20がマスタである。そして、データ管理サーバ22が起動すると、切替処理サーバ630としてデータ管理サーバ22が選択される。このデータ管理サーバ22が順位2位のデータ管理サーバとなる。このとき、操業管理情報の同期270および操業実績情報の同期280が行われてマスタであるデータ管理サーバ20の情報がデータ管理サーバ22に送信され、共有される。
さらに、データ管理サーバ24が起動すると、操業管理情報の同期270および操業実績情報の同期280が行われ、マスタであるデータ管理サーバ20の情報がデータ管理サーバ24に送信され、共有されるが、稼動順位1位460および切替処理サーバ630の選択処理に変化は生じない。
つぎに、データ管理サーバ20が停止すると、稼動順位1位460としてデータ管理サーバ22が選択され、切替処理サーバ630にデータ管理サーバ24が選択される。
その後、再び、データ管理サーバ20が起動すると、操業管理情報の同期270および操業実績情報の同期280が実行され、マスタであるデータ管理サーバ22の情報がデータ管理サーバ20に送信され、共有される。このとき、マスタは変わらない。
さらに、データ管理サーバ22が停止すると、稼動順位1位460としてデータ管理サーバ24が選択され、切替処理サーバ630にデータ管理サーバ20が選択される。そして、再び、データ管理サーバ22が起動すると、稼動順位は変化せず、操業管理情報の同期270および操業実績情報の同期280が実行され、マスタであるデータ管理サーバ24の情報がデータ管理サーバ22に送信され、共有される。
データ管理サーバ20、22、24のいずれかが停止・起動を行う際、上記の動作が繰り返される。
そして、データ管理サーバ20、22、24のうち、最後の連続稼動時間、すなわち、現在時刻に最も近い時刻(現在時刻を含む)における連続稼働時間が最長のデータ管理サーバをマスタ(すなわち、サーバ監視情報用管理サーバ)とし、最後の連続稼動時間の順位が第2位のデータ管理サーバを切替処理サーバ630(代替サーバ)とし、サーバ監視情報用管理サーバが所定の周期でサーバ監視情報を配信する。サーバ監視情報用管理サーバが所定の周期でサーバ監視情報を配信しない場合には、代替サーバがサーバ監視情報用管理サーバに代わってサーバ監視情報を配信する管理サーバ切替手段を設けてもよい。
図7に操業データ管理サーバの動作状況を監視するための監視画面の実施例を示す。
画面701において、データ管理サーバ20、22、24、情報端末10、12、14および計測制御機器30、32、34が、情報系通信回線50および制御系通信回線60で接続されている状態をネットワークシステムとして描画している。情報系通信回線50は、データ管理サーバ20、22、24と情報端末10、12、14とを接続し、制御系通信回線60は、データ管理サーバ20、22、24と計測制御機器30、32、34とを接続している。
画面701において、図4に示すサーバ監視情報を読み出して管理サーバID412に基づいてマスタ710の表示を行い、代替サーバID422に基づいて代替711の表示を行う。そして、停止種別コード474により停止721の監視情報の表示を行い、操業データ管理サーバシステムの監視を行うことができるようになっている。
サーバ群に接続する計測制御機器、データ管理サーバおよび情報端末、ならびに通信ネットワーク(通信回線)の稼動状況を、サーバ監視情報を基に、色変え表示および文字情報を用いて、データ管理サーバおよび/または情報端末の画面に表示する手段を設けてもよい。ここで、色変え表示とは、サーバ監視情報に対応して、画面上の計測制御機器、データ管理サーバ、情報端末などの要素や通信回線を所定の色分けをして表示することをいう。また、文字情報とは、サーバ監視情報に対応して、画面上に言葉で表示することをいう。
図8を用いて操業データ管理サーバの操業データアクセス管理の動作について説明する。
表1は、操業データモード管理表を示したものである。
データ管理サーバ20は、表示装置を有する情報端末10、および計測制御機器30に接続されている。データ管理サーバ20は、サーバ監視情報201、操業管理情報202および操業実績情報203を格納し、操業データモード管理812を内蔵している。この操業データモード管理812を介して、データ管理サーバ20と情報端末10および計測制御機器30との間で情報の読出しおよび書込みを行っている。
操業管理情報202の具体的な項目は、生産設備の制御を行う計測制御機器30、生産日、生産数量、生産品種および生産条件などである。
操業データ管理サーバシステムにおいて、操業データ管理サーバ20は、サーバ監視情報201を参照して、マスタとして動作しているデータ管理サーバを確認してマスタに情報を書き込む。マスタは、設定先である計測制御機器30に操業管理情報202を書き込む。
操業実績情報203の具体的な項目は、計測制御機器30、32、34の処理結果である生産日、生産実績数量、生産品種、生産条件などである。
操業データ管理サーバシステムにおいて、データ管理サーバ20に読み込まれている操業管理情報202および操業実績情報203を、情報端末10で参照することが可能である。
操業データ管理サーバの障害やサーバの更新の際に、操業データ管理サーバシステムの機能を停止することなく、障害復旧、操業管理情報、操業実績情報の復旧およびシステム運用テストを可能とするために、表1に示す操業データモード管理表に従ってデータ管理サーバの動作を行う。これは、操業管理情報202および操業実績情報203の読出しおよび書込みを行うときに、データ管理サーバ20の運転モードおよびテストモードにおいて、操業データの運転データおよびテストデータの読出しおよび書込みが可能か否かを判断するものである。
具体的には、運転モードにおいては、運転データの読出しおよび書込みを可能とする一方、テストデータの読出しおよび書込みを不可とする。また、テストモードにおいては、運転データの読出しを不可とし、書込みを可能とする一方、テストデータの読出しおよび書込みを可能とする。
これにより、実運転中においても、操業データ管理サーバシステムが運転を継続したままでシステム運用テストを行うことができる。
以上のように、サーバ群を構成するデータ管理サーバと、操業管理情報と操業実績情報とで構成し、かつ運転モードとテストモードとを備えた操業データと、データ管理サーバに接続した情報端末からデータ管理サーバに登録して計測制御機器に設定する操業管理情報および計測制御機器の操業データをデータ管理サーバに蓄積して情報端末から参照する操業実績情報のデータの読出しと書込みとを、運転モードとテストモードとを備えた操業データに従って動作するシステム変更テスト手段とを設けてもよい。
Figure 2009211279
本発明による操業データ管理サーバシステムの一実施例を示すブロック図である。 本発明による操業データ管理サーバの動作を示すフローチャートである。 本発明による操業データ管理サーバの自己診断の動作を示すフローチャートである。 本発明によるサーバ監視情報のデータ構成図である。 本発明によるサーバ監視情報更新の動作を示すフローチャートである。 本発明によるデータ管理サーバ稼動順位の決定およびデータ管理サーバの選択の動作を示すタイムチャートである。 本発明による操業データ管理サーバの動作状況を監視するための監視画面の一例を示す構成図である。 本発明による操業データ管理サーバの操業データアクセス管理の動作を示す構成図である。
符号の説明
10、12、14:情報端末、20、22、24:データ管理サーバ、30、32、34:計測制御機器、50:情報系通信回線、60:制御系通信回線、70:サーバ群、201、221、241:サーバ監視情報。

Claims (9)

  1. 操業データを管理する複数のデータ管理サーバと、該データ管理サーバそれぞれに接続された情報端末および計測制御機器とを含み、該複数のデータ管理サーバを通信回線で接続してサーバ群を構成し、該データ管理サーバそれぞれの生存情報を含むサーバ監視情報を該サーバ群の中で共有するサーバ監視情報共有手段を設け、稼働時間の長短を基準とする該データ管理サーバの順位付けを行い、最も稼動時間の長い第1位のデータ管理サーバ、および次に稼動時間の長い第2位のデータ管理サーバの情報を該サーバ監視情報に格納し、該サーバ監視情報共有手段を用いて、該データ管理サーバそれぞれが、該データ管理サーバの新規稼動および再稼動を行った場合に、該第1位のデータ管理サーバから、未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を導入することを特徴とする操業データ管理サーバシステム。
  2. 前記データ管理サーバそれぞれが、自己のCPUの稼動時間および通信回線ルーティング情報を監視する監視手段と、該監視手段により自己の生存情報を作成して前記サーバ群に提供する生存情報提供手段とを有することを特徴とする請求項1記載の操業データ管理サーバシステム。
  3. 前記サーバ群を構成する前記データ管理サーバのうち、最後の連続稼動時間が最長のデータ管理サーバをサーバ監視情報用管理サーバとし、最後の連続稼動時間の順位が第2位のデータ管理サーバを代替サーバとし、該サーバ監視情報用管理サーバが所定の周期で前記サーバ監視情報を配信し、該サーバ監視情報用管理サーバが所定の周期で前記サーバ監視情報を配信しない場合には該代替サーバが該サーバ監視情報用管理サーバに代わって前記サーバ監視情報を配信する管理サーバ切替手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の操業データ管理サーバシステム。
  4. 前記サーバ群を構成する前記データ管理サーバと、前記操業管理情報および前記操業実績情報で構成し、かつ運転モードおよびテストモードを備えた操業データと、前記データ管理サーバに接続した情報端末から前記データ管理サーバに登録して計測制御機器に設定する操業管理情報、および計測制御機器の操業データをデータ管理サーバに蓄積して前記情報端末から参照する操業実績情報のデータの読出しおよび書込みを該操業データに従って動作するシステム変更テスト手段とを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の操業データ管理サーバシステム。
  5. 前記サーバ群に接続する前記計測制御機器、前記データ管理サーバおよび前記情報端末、ならびに通信ネットワークの稼動状況を、前記サーバ監視情報を基に、色変え表示および文字情報を用いて、前記データ管理サーバまたは前記情報端末の画面に表示する手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の操業データ管理サーバシステム。
  6. 操業データを管理する複数のデータ管理サーバと、該データ管理サーバそれぞれに接続された情報端末および計測制御機器とを含み、該複数のデータ管理サーバを通信回線で接続してサーバ群を構成する操業データ管理サーバシステムの運転方法であって、該データ管理サーバそれぞれの生存情報を基にしたサーバ監視情報を該サーバ群の中で共有する工程と、稼働時間の長短を基準とする該データ管理サーバの順位付けを行い、最も稼動時間の長い第1位のデータ管理サーバ、および次に稼動時間の長い第2位のデータ管理サーバの情報を該サーバ監視情報に格納する工程と、該データ管理サーバそれぞれが、該データ管理サーバの新規稼動および再稼動を行った場合に、該第1位のデータ管理サーバから、未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を導入する工程とを含むことを特徴とする操業データ管理サーバシステムの運転方法。
  7. 操業データを管理する複数のデータ管理サーバと、該データ管理サーバそれぞれに接続された情報端末および計測制御機器とを含み、該複数のデータ管理サーバを通信回線で接続してサーバ群を構成する操業データ管理サーバシステムに格納され、該データ管理サーバそれぞれの生存情報を基にしたサーバ監視情報を該サーバ群の中で共有する工程と、稼働時間の長短を基準とする該データ管理サーバの順位付けを行い、最も稼動時間の長い第1位のデータ管理サーバ、および次に稼動時間の長い第2位のデータ管理サーバの情報を該サーバ監視情報に格納する工程と、該データ管理サーバそれぞれが、該データ管理サーバの新規稼動および再稼動を行った場合に、該第1位のデータ管理サーバから、未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を導入する工程とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 操業データを管理する複数のデータ管理サーバと、該データ管理サーバそれぞれに接続された情報端末および計測制御機器とを含み、該複数のデータ管理サーバを通信回線で接続してサーバ群を構成する操業データ管理サーバシステムに内蔵され、該データ管理サーバそれぞれの生存情報を基にしたサーバ監視情報を該サーバ群の中で共有する工程と、稼働時間の長短を基準とする該データ管理サーバの順位付けを行い、最も稼動時間の長い第1位のデータ管理サーバ、および次に稼動時間の長い第2位のデータ管理サーバの情報を該サーバ監視情報に格納する工程と、該データ管理サーバそれぞれが、該データ管理サーバの新規稼動および再稼動を行った場合に、該第1位のデータ管理サーバから、未稼働時の操業管理情報および操業実績情報を導入する工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 操業データを管理する複数のデータ管理サーバと、該データ管理サーバそれぞれに接続された情報端末および計測制御機器とを含み、該複数のデータ管理サーバを通信回線で接続してサーバ群を構成する操業データ管理サーバシステムに格納され、該データ管理サーバそれぞれの生存情報を基にして、該サーバ群の中で共有され、最も稼動時間の長い第1位のデータ管理サーバ、および次に稼動時間の長い第2位のデータ管理サーバの情報が格納されたサーバ監視情報を記録したコンピュータ読み取り可能なデータベース。
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