JP3448197B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3448197B2
JP3448197B2 JP35079697A JP35079697A JP3448197B2 JP 3448197 B2 JP3448197 B2 JP 3448197B2 JP 35079697 A JP35079697 A JP 35079697A JP 35079697 A JP35079697 A JP 35079697A JP 3448197 B2 JP3448197 B2 JP 3448197B2
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吉康 杉村
繁 橋本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の金融機関
や、各種流通業界等のオンラインシステムに接続され、
正系/副系として二重化された制御アダプタを有する情
報処理装置に関し、特に、前記制御アダプタを介して多
数の端末装置等を制御すると共に、前記制御アダプタの
故障発生に対して故障保守制御を行う情報処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】以下、図に基づいて従来例を説明する。 §1:従来例システムの説明・・・図19参照 図19は従来のシステム説明図であり、はシステム
例、は営業店の説明図である。従来、例えば、銀行等
の金融機関においては、取引業務等を行うために、図1
9のに示したようなシステムが使用されていた。この
システムでは、センタ側に設置されたホストコンピュー
タ1と、各営業店に設置された端末制御装置2とが通信
回線を介して接続されている。
【0003】また、各営業店には前記端末制御装置2に
回線で接続されたATM(自動取引装置)、UBT等の
装置が設置されており、これらの装置が前記端末制御装
置2を介してセンタ側のホストコンピュータ1と互いに
通信を行うことで取引業務等を行うように構成されてい
る。前記UBTは、営業店の係員が操作して取引業務を
行う窓口端末装置(以下、「営業店ターミナル」とも記
す)である。
【0004】図19のに示したように、前記端末制御
装置2はCPU4、メモリ5を含みシステムバスが二重
化されたプロセッサ部3と、各々のシステムバスA、B
に接続され、正系/副系として二重化された制御アダプ
タ(以下「アダプタ」と記す)とを有する。この場合、
プロセッサ部3にはシステムバスAを介して複数のアダ
プタA1、A2、A3・・・An(A系のアダプタ)が
それぞれ接続されると共に、システムバスBを介してア
ダプタB1、B2、B3・・・Bn(B系のアダプタ)
が接続されている。
【0005】そして、前記A系、B系のアダプタには、
例えば、モデム6及び通信回線を介してATM(自動取
引装置)8やUBT(営業店ターミナル)9等を接続し
たり、SCSIケーブルを介してディスク装置(磁気デ
ィスク装置、光ディスク装置等)7を接続したりする。
更に、前記アダプタには、LANを介してATM8やU
BT9等を接続したりする。
【0006】 §2:アダプタの活性保守の説明・・・図20参照 図20は従来の活性保守説明図であり、はラックの側
面図、はアダプタの説明図である。前記端末制御装置
2ではシステムバスに多数のアダプタを接続するが、こ
れらのアダプタは、各アダプタ単位でラック11に挿入
する。この場合各アダプタは活性保守を行うため、ラッ
ク11に挿入するための端子が活性保守用の端子となっ
ている。
【0007】活性保守用の端子は、例えば図20のに
示したように構成されている。すなわち、各アダプタの
端部には端子ブロックが設けてあり、この端子ブロック
には、GND端子13と電源端子14と各信号端子15
等が設けてある。そして、前記各端子の内、GND端子
13が最も長く、次に電源端子14が長く、信号端子1
5は最も短く構成されている。
【0008】このような構成の活性保守用端子は、ラッ
ク11のコネクタに挿入されて電気的な接続と、機械的
な結合が行われるが、この場合電気的な接続関係は次の
ようになる。先ず、アダプタをラック11に挿入する場
合は、GND端子13→電源端子14→信号端子15の
順にラック11側のコネクタと接続される。また、アダ
プタをラック11から抜き取る時は、前記とは逆に、ラ
ック11側のコネクタに対し、先ず、信号端子15が切
り離され、次に、電源端子14が切り離され、最後にG
ND端子13が切り離される。このような活性保守用の
端子を有するアダプタを使用することで、該アダプタの
活性保守を可能にしている。
【0009】 §3:アダプタブロックの説明・・・図21参照 図21はアダプタブロックの説明図である。ところで最
近の技術では、アダプタが小型化、汎用化しているた
め、複数のアダプタを搭載したアダプタブロックを使用
することが考えられており、このアダプタブロック単位
の活性保守が必要になってきている。このようなアダプ
タブロックの1例を図21に示す。
【0010】前記アダプタブロックは、1枚のプリント
板上に、A系、或いはB系の複数のアダプタを搭載し、
このプリント板の端部に端子ブロックを設けて、該端子
ブロックに複数の端子を設けたものである。すなわち、
各アダプタブロックの端部に設けた端子ブロックには、
GND端子13と電源端子14と各信号端子15等を設
けるが、この場合、GND端子13が最も長く、次に電
源端子14が長く、信号端子15は最も短く構成するこ
とで、活性保守用端子構造となっている。
【0011】このような構成の活性保守用端子は、前記
ラック11のコネクタに挿入されて電気的接続と、機械
的な結合が行われるが、この場合電気的な接続関係は次
のようになる。先ず、アダプタロック16をラック11
に挿入する場合は、ラック側のコネクタに対し、GND
端子13→電源端子14→信号端子15の順に接続され
る。また、アダプタブロック16をラック11から抜き
取る時は、前記とは逆に、ラック11側のコネクタに対
し、先ず、信号端子15が切り離され、次に、電源端子
14が切り離され、最後にGND端子13が切り離され
る。このような活性保守用の端子を有するアダプタブロ
ック16を使用することで、該アダプタブロック単位の
活性保守を可能にしている。
【0012】なお、前記アダプタブロック16には複数
のアダプタが搭載されているが、これらの各アダプタ
は、それぞれ通常のコネクタ結合であり、各アダプタの
外部端子は全て同じ長さを有するもので、活性保守用の
端子は備えていない。従って、アダプタ単位での活性保
守は不可能である。
【0013】例えば、前記アダプタブロック16にA系
のアダプタA1〜Anが搭載され、A系のアダプタが全
て正系であったとする。このような状態で装置を運用
し、例えば、アダプタA1に故障が発生したとする。こ
のような場合、各アダプタは活性保守用の端子を備えて
いないため、活性保守はできない。
【0014】そのため、アダプタA1のみの故障であっ
ても、アダプタA1を搭載したアダプタブロック16を
活性保守の単位としているため、A系の全てのアダプタ
A1〜Anを使用できなくして活性保守を行う必要があ
る。つまり、アダプタブロック単位で活性保守を行う
と、故障してない他のアダプタ機能に影響を与えるた
め、アダプタブロック単位での活性保守は実質的に不可
能であった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。従来は、各ア
ダプタ部分が活性保守の単位となっていた。このため、
任意のアダプタに故障が発生した場合、他のアダプタ機
能に全く影響を与えることなく、故障したアダプタ単位
で切り替えることにより、活性保守を可能にしていた。
【0016】しかし、最近の技術では、アダプタが小型
化、汎用化していることから、複数のアダプタを搭載し
たアダプタブロック単位の活性保守が必要となってきて
おり、故障アダプタ以外のアダプタ機能も活性保守時に
停止してしまう、という課題があった。
【0017】本発明は、このような従来の課題を解決
し、アダプタ機能を停止することなく、複数のアダプタ
を搭載したアダプタブロック単位の活性保守を実現でき
るようにすることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、は装置構成図、はテーブル例である。本
発明は前記の目的を達成するため次のように構成した。
【0019】(1) :CPU4、メモリ5を含みシステム
バスが二重化されたプロセッサ部3と、各々のシステム
バスA、Bに接続されるアダプタブロックA、Bと、各
アダプタブロックA、Bに搭載され、正系/副系として
二重化された制御アダプタ(A1〜An、B1〜Bn)
とを有する情報処理装置において、前記プロセッサ部3
は、二重化された制御アダプタの何れを正系/副系とす
るかを定義する初期値テーブルと、各制御アダプタの現
在の状態を正系/副系/故障のいずれかの状態に設定す
る状態テーブルを備えると共に、装置運用中に制御アダ
プタの故障を検出し、該当する制御アダプタの切り替え
を行って状態テーブルを現在の状態に書き替える故障検
出制御手段(CPU4の一部の機能)と、オフラインタ
イミングで状態テーブルをチェックし、一方の系のアダ
プタブロックのみ故障している場合、そのアダプタブロ
ックの故障アダプタ以外の全ての制御アダプタを副系に
切り替え、他方のアダプタブロックの全ての制御アダプ
タを正系に切り替えるアダプタ切替手段(CPU4の一
部の機能)を備えた。
【0020】(2) :前記(1) の情報処理装置において、
オフラインタイミングとして、装置に電源を投入してか
ら運用を開始するまでの期間、又は装置の運用を終了し
装置の電源を切断するまでの期間、又は上位ソフトウェ
アからの指示で運用停止している期間を含むようにし
た。
【0021】(3) :前記(1) の情報処理装置において、
プロセッサ部3は、オフラインタイミングで状態テーブ
ルをチェックし、制御アダプタに故障が発生していない
場合は、初期値テーブルに定義された正系/副系の状態
に全ての制御アダプタを切り戻す初期状態切り戻し手段
(CPU4の一部の機能)を備えた。
【0022】(4) :前記(1) の情報処理装置において、
初期値テーブルは前記二重化された制御アダプタの何れ
を正系/副系とするかを定義する情報を、制御アダプタ
毎にパラメータとして設定可能とした。
【0023】(5) :前記(4) の情報処理装置において、
初期値テーブルに設定するパラメータとして、前記制御
アダプタを系毎に交互に正系として設定するようにし
た。 (6) :前記(1) の情報処理装置において、プロセッサ部
3はオフラインタイミングで状態テーブルをチェック
し、両系のアダプタに故障が発生している場合には前記
アダプタ切替手段のアダプタ切り替え機能を無効にする
アダプタ切替無効化手段(CPU4の一部の機能)を備
えた。
【0024】(7) :CPU、メモリを含みシステムバス
が二重化されたプロセッサ部と、各々のシステムバスに
接続されるアダプタブロックと、各アダプタブロックに
搭載され、正系/副系として二重化された制御アダプタ
とを有する情報処理装置において動作し、装置運用中に
制御アダプタの故障を検出し、該当する制御アダプタの
切り替えを行って状態テーブルを現在の状態に書き替え
る故障検出制御手段と、オフラインタイミングで状態テ
ーブルをチェックし、一方の系のアダプタブロックのみ
故障している場合、そのアダプタブロックの故障アダプ
タ以外の全ての制御アダプタを副系に切り替え、他方の
アダプタブロックの全ての制御アダプタを正系に切り替
えるアダプタ切替手段の機能を実現するためのプログラ
ムを格納した記憶媒体。
【0025】(作用)前記構成に基づく本発明の作用
を、図1に基づいて説明する。 (a) :前記(1) の作用 故障検出制御手段は装置運用中に制御アダプタの故障を
検出すると、該当する制御アダプタの切り替えを行って
状態テーブルを現在の状態に書き替える。また、アダプ
タ切替手段はオフラインタイミングで状態テーブルをチ
ェックし、一方の系のアダプタブロックのみ故障してい
る場合、そのアダプタブロックの故障アダプタ以外の全
ての制御アダプタを副系に切り替え、他方のアダプタブ
ロックの全ての制御アダプタを正系に切り替える。
【0026】このようにすれば、故障が発生した後の最
初のオフラインタイミングにおいて、故障の発生してい
ないアダプタブロックの制御アダプタを全て正系とする
ため、次の運用中に運用に影響を与えることなく、故障
アダプタを含むアダプタブロックの活性保守が可能にな
る。
【0027】(b) :前記(2) の作用 前記(1) の情報処理装置において、装置に電源を投入し
てから運用を開始するまでの期間、又は装置の運用を終
了し装置の電源を切断するまでの期間、又は上位ソフト
ウェアからの指示で運用停止している期間をオフライン
タイミングとして前記(a) の処理を行う。
【0028】このようにすれば、制御アダプタの故障が
発生した後の最初の前記オフラインタイミングにおい
て、故障の発生していないアダプタブロックの制御アダ
プタを全て正系とするため、次の運用中に運用に影響を
与えることなく、故障した制御アダプタを含むアダプタ
ブロック単位の活性保守が可能になる。
【0029】(c) :前記(3) の作用 前記(1) の情報処理装置において、初期状態切り戻し手
段は活性保守実施後のオフラインタイミングで状態テー
ブルをチェックし、制御アダプタに故障が発生していな
い場合(活性保守により故障した制御アダプタが修復さ
れている場合)は、初期値テーブルに定義された正系/
副系の状態に全ての制御アダプタを自動的に切り戻す。
このように、活性保守後のオフラインタイミングにおい
ては、故障が修復されている場合には、自動的に初期値
テーブルに従った正系/副系の設定に切り戻すことが可
能になる。
【0030】(d) :前記(4) の作用 前記(1) の情報処理装置において、初期値テーブルは前
記二重化された制御アダプタの何れを正系/副系とする
かを定義する情報を、制御アダプタ毎にパラメータとし
て設定可能とした。従って、前記パラメータの設定を工
夫することで、制御アダプタを効率良く運用することが
可能になる。
【0031】(e) :前記(5) の作用 前記(4) の情報処理装置において、初期値テーブルに設
定するパラメータとして、前記制御アダプタを系毎に交
互に正系として設定する。このようにすれば、アダプタ
ブロックが故障した場合でも、そのアダプタブロックの
正系として機能していた制御アダプタのみを他方の制御
アダプタブロックの制御アダプタに切り替えることで運
用を再開できる。この場合、元々、他方のアダプタブロ
ックの正系アダプタ機能は全く影響を受けずに運用を継
続できるため、故障の影響を局所化することができる。
【0032】(f) :前記(6) の作用 前記(1) の情報処理装置において、アダプタ切替無効化
手段はオフラインタイミングで状態テーブルをチェック
し、両系の制御アダプタに故障が発生している場合に
は、前記アダプタ切替手段のアダプタ切り替え機能を無
効にする。このように、両系の制御アダプタに故障が発
生している場合は、制御アダプタの切り替えを実行しな
いため、次の運用時に故障した制御アダプタを正系とし
て動作させることを防止できる。
【0033】(g) :前記(7) の作用 CPU4は、記憶媒体に格納されているプログラムを実
行することで、装置運用中に制御アダプタの故障を検出
し、故障した制御アダプタの切り替えを行って状態テー
ブルを現在の状態に書き替える。また、オフラインタイ
ミングで状態テーブルをチェックし、一方の系のアダプ
タブロックのみ故障している場合、そのアダプタブロッ
クの故障した制御アダプタ以外の全ての制御アダプタを
副系に切り替え、他方のアダプタブロックの全ての制御
アダプタを正系に切り替える。
【0034】このようにすれば、故障が発生した後の最
初のオフラインタイミングにおいて、故障の発生してい
ないアダプタブロックの制御アダプタを全て正系とする
ため、次の運用中に運用に影響を与えることなく、故障
した制御アダプタを含むアダプタブロックの活性保守が
可能になる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。以下に説明する本実施の形態
は、前記従来例で説明したシステムの端末制御装置に適
用した例である。
【0036】§1:装置の説明・・・図2参照 図2は装置構成図であり、は端末制御装置の構成図、
はメモリ内テーブル例である。図2のに示したよう
に、端末制御装置2は、CPU4、メモリ5を含みシス
テムが二重化されたプロセッサ部3と、各々のシステム
バスに接続されるアダプタブロックA、Bと、各アダプ
タブロックA、Bに搭載され、正系/副系として二重化
された制御アダプタ(以下、単に「アダプタ」と記す)
とを有する情報処理装置である。
【0037】そして図2のに示したように、メモリ5
には二重化されたアダプタの何れを正系、或いは副系と
するかを定義する初期値テーブルと、各アダプタの現在
の状態を、正系、副系、故障等の状態として示す状態テ
ーブルとを備えている。前記初期値テーブルは前記二重
化された制御アダプタの何れを正系/副系とするかを定
義する情報を、制御アダプタ毎にパラメータとして設定
可能としている。この場合、初期値テーブルに設定する
パラメータは端末制御装置2のオペレータ、或いは他の
係員等の操作により設定しても良いし、或いはプログラ
ムにより自動的に設定しても良い。更に、具体的には次
の通りである。
【0038】端末制御装置2にはCPU4とメモリ5を
有するプロセッサ部3を備えており、このプロセッサ部
3には、システムバスAを介してA系のアダプタブロッ
クAが接続されると共に、別のシステムバスBを介して
別のアダプタブロックBが接続されている。この場合、
前記アダプタブロックAにはA系のアダプタA1〜An
が搭載されており、アダプタブロックBにはB系のアダ
プタB1〜Bnが搭載されている。
【0039】そして、アダプタブロックA、Bを活性保
守単位としている。すなわち、図21に示した通り、ア
ダプタA1〜An、及びアダプタB1〜Bn単位では活
性保守を行うことはできず、アダプタブロックA、B単
位で活性保守ができるように構成されている。また、メ
モリ5には、初期値テーブルと状態テーブルとが格納さ
れており、前記CPU4がこれらの各テーブルにアクセ
スしてデータ管理を行う。例えば、アダプタに故障が発
生したような場合、CPU4は状態テーブルにアクセス
して該当するデータを書き替える。
【0040】このようにすれば、CPU4は前記テーブ
ルを参照することでアダプタの状態を確認することがで
きるので、アダプタブロックの活性保守も効率的に行う
ことが可能になる。この場合、初期値テーブルには予め
初期設定値(A系、B系のどのアダプタを正系、副系と
するかの設定値)がパラメータとして、各アダプタ毎に
設定されているものとする。
【0041】なお、前記アダプタブロックには複数のア
ダプタが搭載されると共に、システムバスA、Bに対す
るバスドライバ/レシーバ等の回路が搭載されている。
従って、前記バスドライバ/レシーバ等の回路が故障す
るとアダプタブロック全体が使用できなくなり、故障状
態となる。このような場合、アダプタブロックには、故
障検出機能を備えており、この故障検出機能によりアダ
プタブロックの故障を検出した場合、CPU4に対して
割り込みにより故障発生(エラー信号)を通知するよう
に構成されている。
【0042】前記アダプタとしては、従来例として図1
9に示したホストコンピュータ1と端末制御装置2との
間を結ぶ回線や、ATM8、UBT9等と端末制御装置
2との間を結ぶ回線の制御を行う回線制御アダプタ、A
TM8、UBT9等と端末制御装置2との間のLAN回
線の制御を行うLANアダプタ、ディスク装置7を接続
制御するSCSI制御アダプタなどを含む。また、端末
制御装置2としては、クライアント/サーバシステムに
おけるサーバ等が含まれる。
【0043】 §2:プロセッサ部の処理説明・・・図3参照 図3はプロセッサ部の処理フローチャートであり、は
処理1、は処理2を示す。以下、図3に基づいてプロ
セッサ部3のCPU4が行う処理を説明する。なお、S
1〜S13は各処理ステップを示す。
【0044】(1) :処理1(アダプタ故障発生時の処
理)の説明 処理1は装置の運用時にアダプタが故障発生となった場
合の処理である。端末制御装置2が運用開始状態にな
り、或る処理を実行する場合、プロセッサ部3のCPU
4は次のようにして処理を行う。装置の運用が開始さ
れ、CPU4が或る処理を実行する場合、先ず、メモリ
5の状態テーブルを参照して正系のアダプタを確認する
(S1)。その後、CPU4は正系のアダプタに対しコ
マンドを発行する(S2)。そしてコマンドを発行した
相手アダプタからのレスポンスを待つ(S3)。
【0045】次にCPU4は相手アダプタからのレスポ
ンスを受信すると、そのレスポンスが正常か否かを判断
する(S4)。その結果、正常ならば正系のアダプタを
使用して処理を継続する(S6)。しかし、レスポンス
が正常でないと判断した場合は、相手アダプタに故障が
発生したと判断し、正系/副系のアダプタを切り替える
と共に、状態テーブルのパラメータ(正系/副系)を書
き替える(S5)。
【0046】そして、CPU4はアダプタ切り替え後の
正系のアダプタを使用して処理を継続する(S6)。こ
のようにして1つの処理が終了した後、新たに別の処理
を行う場合は、再び前記S1の処理から行う。なお、前
記S5の処理において、CPU4の制御により、故障し
たアダプタの故障情報をオペレータパネルや他のディス
プレイ装置の画面等に表示する。また、前記故障情報は
メモリ5に格納しておき、オペレータ等の操作により、
出力できるようにしておく。このようにすれば、アダプ
タブロックの活性保守に役立つ。
【0047】(2) :処理2(アダプタブロック故障発生
時の処理)の説明 処理2は運用時にアダプタブロックが故障発生となった
場合の処理である。前記のように、アダプタブロックに
は複数のアダプタが搭載されると共に、バスドライバ/
レシーバ等の回路が搭載されている。従って、前記バス
ドライバ/レシーバ等の回路が故障するとアダプタブロ
ック全体が使用できなくなり、故障状態となる。
【0048】このような場合、アダプタブロックには、
故障検出機能を備えており、この故障検出機能によりア
ダプタブロックの故障を検出した場合、CPU4に対し
て割り込みにより故障発生(エラー信号)を通知するよ
うに構成されている。そこでCPU4はアダプタブロッ
クからの割り込みによるエラー信号を受信すると、アダ
プタブロックに故障が発生したことを認識し、次のよう
な処理を行う。
【0049】CPU4は、前記のように、割り込みによ
りアダプタブロックからのエラー信号を受信すると、該
当するアダプタブロックに搭載される全てのアダプタを
故障状態にする(S11)。また、他のアダプタブロッ
クの全てのアダプタを正系に切り替える(S12)。そ
してCPU4は、メモリ5に格納された状態テーブルの
パラメータ(正系/副系)を書き替える。その後、正系
のアダプタを使用して処理を継続する(S13)。以
下、具体例について説明する。
【0050】§3:例1の説明・・・図4〜図9参照 図4は例1の説明図(その1)であり、は装置状態
1、はテーブル状態1である。図5は例1の説明図
(その2)であり、は装置状態2、はテーブル状態
2である。図6は例1の説明図(その3)であり、は
装置状態3、はテーブル状態3である。図7は例1の
説明図(その4)であり、は装置状態4、はテーブ
ル状態4である。図8は例1の説明図(その5)であ
り、は装置状態5、はテーブル状態5である。図9
は例1の説明図(その6)であり、は装置状態6、
はテーブル状態6である。
【0051】以下、図4〜図9に基づいて例1の処理を
具体的に説明する。なお、以下に説明する処理は、全て
CPU4が与えられたプログラムを実行することにより
行う処理である。但し、アダプタブロックの活性保守は
保守員により行われる。
【0052】(1) :状態1の説明・・・図4参照 図4は正常運用中の状態を示している。この場合、シス
テムバスAの配下にアダプタブロックAが接続されてお
り、該アダプタブロックAにはアダプタA1〜Anが搭
載されている。また、システムバスBの配下にアダプタ
ブロックBが接続されており、該アダプタブロックBに
はアダプタB1〜Bnが搭載されている。
【0053】そして、初期値テーブルにはA系、B系の
アダプタが交互に正系となるように、アダプタA1は正
系、アダプタB1は副系、アダプタA2は副系、アダプ
タB2は正系、アダプタA3は正系、アダプタB3は副
系・・・アダプタAnは副系、アダプタBnは正系とし
て設定されているものとする。
【0054】ここで、各アダプタは、初期値テーブルに
従って、A系、B系のアダプタが交互に正系となるよう
に、アダプタA1は正系、アダプタB1は副系、アダプ
タA2は副系、アダプタB2は正系、アダプタA3は正
系、アダプタB3は副系・・・アダプタAnは副系、ア
ダプタBnは正系として設定されている。このため、状
態テーブルも最初の状態では、初期値テーブルと同じ状
態に各パラメータが設定されている。
【0055】(2) :状態2の説明・・・図5参照 図5は図4の状態で運用中に、正系として動作していた
アダプタA1が故障した場合を示している。この場合、
CPU4はアダプタA1の故障を検出すると、アダプタ
A1の状態テーブルを正系から故障に遷移させ、アダプ
タA1を故障とする。その後、CPU4はアダプタB1
を副系から正系に切り替えて動作を再開させ、アダプタ
B1の状態テーブルを副系から正系に遷移させる。すな
わち、状態テーブルにアダプタB1が正系に遷移した旨
の情報を書き込む。
【0056】(3) :状態3の説明・・・図6参照 図6は前記状態2の後のオフラインのタイミングで、故
障のない系の全てのアダプタを正系に切り替える場合を
示している。前記図5に示した状態2からオフラインタ
イミングになった時、CPU4は次の処理を行う。先
ず、CPU4は、前記オフラインタイミングにおいて状
態テーブルをチェックし、アダプタA1が故障であるこ
とを検出する。
【0057】そして、アダプタブロックA側で正系とし
て動作していたアダプタA3を副系に切り替え、アダプ
タブロックB側で副系として動作していたアダプタB3
を正系に切り替える。また、状態テーブルも同様に、ア
ダプタブロックA側で正系として動作していたアダプタ
A3を副系に切り替え、アダプタブロックB側で副系と
して動作していたアダプタB3を正系に切り替える。こ
の処理により、アダプタブロックB側のアダプタ全てが
正系となる。
【0058】(4) :状態4の説明・・・図7参照 図7は図6の状態から次の運用中となった時に活性保守
を行い、故障アダプタを含むアダプタブロックを活性交
換する場合を示している。図6に示した状態3におい
て、故障アダプタを含むアダプタブロックAのアダプタ
A1〜Anが全て副系に切り替えられたので、アダプタ
ブロックAの活性交換が可能になる。
【0059】そこで、次の運用中に保守員がアダプタブ
ロックAをラックから抜き取り、活性交換を行う。この
場合、抜き取ったアダプタブロックAに搭載されている
故障アダプタA1を新しいアダプタと交換し、そのアダ
プタブロックAを再び装置のラックに挿入する。この
時、アダプタブロックAのアダプタは、故障又は副系に
設定されているため、運用に影響なく前記の活性交換を
行うことができる。その後、CPU4はアダプタA1の
状態テーブルを故障から副系に遷移させる。
【0060】(5) :状態5の説明・・・図8参照 図8は図7に示した活性保守後の運用状態を示してい
る。この状態5ではアダプタブロックAに搭載されてい
るアダプタA1〜Anは全て副系、アダプタブロックB
に搭載されているアダプタB1〜Bnは全て正系として
動作している。
【0061】(6) :状態6の説明・・・図9参照 図9は前記状態5の後のオフラインタイミングにおい
て、正系/副系を初期値テーブルに従って切り戻す状態
を示している。図9に示した状態で装置運用を行い、そ
の後のオフラインタイミングにおいて、アダプタの正系
/副系を初期値テーブルに従って切り戻す。この場合、
CPU4は次のような処理を行う。
【0062】先ず、CPU4は前記オフラインタイミン
グにおいて、状態テーブルをチェックし、故障が発生し
ていないことを検出すると、初期値テーブルに従ってア
ダプタの正系/副系を切り替えると共に、状態テーブル
も初期値テーブルに従ってアダプタの正系/副系を遷移
させる。このような処理により、自動的に切り戻しが行
われ、初期の正常状態に復帰させることができる。
【0063】 §4:例2の説明・・・図10、図11参照 図10は例2の説明図(その1)であり、は装置状態
1、はテーブル状態1である。図11は例2の説明図
(その2)であり、は装置状態2、はテーブル状態
2である。以下、図10、図11に基づいて例2の処理
を説明する。
【0064】(1) :状態1の説明・・・図10参照 図10は装置の運用中に両系のアダプタに故障が発生し
た場合を示している。CPU4は正系として動作してい
るアダプタA1の故障を検出すると、アダプタA1の状
態テーブルを正系から故障に遷移させる。その後、アダ
プタB1を副系から正系に切り替えて動作を再開させ、
アダプタB1の状態テーブルを副系から正系に遷移させ
る。
【0065】更に、CPU4はこの状態で、正系で動作
しているアダプタB2の故障を検出すると、アダプタB
2の状態テーブルを正系から故障に遷移させる。その
後、アダプタA2を副系から正系に切り替えて動作を再
開させ、アダプタA2の状態テーブルを副系から正系に
遷移させる。
【0066】(2) :状態2の説明・・・図11参照 図11は図10の状態からオフラインタイミングになっ
た場合を示している。図10の状態からオフラインタイ
ミングになった場合、CPU4は状態テーブルをチェッ
クし、アダプタA1とアダプタB2が同時に故障である
ことを検出すると、アダプタの切り替えは実施しない。
これにより、故障しているアダプタを正系、又は副系と
して状態テーブルに登録しないため、次の運用に際し
て、故障しているアダプタを正系として動作させること
はなくなる。
【0067】§5:例3の説明・・・図12参照 図12は例3の説明図であり、は装置状態、はテー
ブル状態である。図12はアダプタブロックA、Bの正
系アダプタを交互に配置した場合を示している。この例
ではアダプタブロックAについては、アダプタA1が正
系、A2が副系、A3が正系・・・Anが副系に設定さ
れている。また、アダプタブロックBについては、アダ
プタB1が副系、B2が正系、B3が副系・・・Bnが
正系に設定されている。
【0068】このように、アダプタが交互に正系となる
ように設定することで、アダプタブロックに故障が発生
した場合の影響を局所化することができる。例えば、ア
ダプタブロックAが故障すると、該アダプタブロックA
からCPU4へ割り込みにより、エラー状態を通知する
(図3の処理参照)。この通知によりCPU4はアダプ
タブロックAの故障を認識する。
【0069】この時CPU4はアダプタブロックAに搭
載される全てのアダプタA1〜Anを全て故障状態に
し、他のアダプタブロックBの全てのアダプタB1〜B
nを正系に切り替える。そしてCPU4は状態テーブル
のパラメータ(正系/副系)を現在の状態に書き替え
る。その後、CPU4は正系のアダプタを使用して処理
を継続する。
【0070】すなわち、図12の例ではCPU4はアダ
プタB1とB3を副系から正系に切り替えて動作を再開
させ、アダプタB1とB3の状態テーブルを副系から正
系へ遷移させる。また、元々アダプタブロックB側で正
系として動作していたアダプタB2とBnは、全く影響
を受けずに運用を継続している。従って、故障の影響範
囲を局所化することが可能となる。
【0071】§6:例4の説明・・・図13参照 図13は例4の説明図であり、は装置状態、はテー
ブル状態である。図13はアダプタの正系を一方のアダ
プタに集中するように設定した場合を示している。この
例では、アダプタブロックAに搭載されたアダプタA1
〜Anを全て正系に設定し、アダプタブロックBに搭載
されたアダプタB1〜Bnを全て副系に設定した。
【0072】このように、アダプタの正系を一方のアダ
プタに集中するように設定した状態で装置の運用を行
い、該運用中に正系で動作しているアダプタブロックA
に故障が発生したとする。この時、故障の発生したアダ
プタブロックAに搭載されている正系のアダプタA1〜
An全てが故障と見なされるため、全てのアダプタ機能
に影響を受ける。従って、このような状態に各アダプタ
を設定するのは好ましくない。
【0073】§7:故障保守制御例1の説明・・・図1
4、図15参照 図14は故障保守制御例1のフローチャート(その
1)、図15は故障保守制御例1のフローチャート(そ
の2)である。以下、図14、図15に基づいて故障保
守制御例1を説明する。なお、S21〜S40は各処理
ステップを示す。
【0074】この例は、運用終了から電源切断までのシ
ャットダウン処理期間をオフラインタイミングとした場
合の故障保守制御例である。先ず、装置電源が投入され
ると(S21)、CPU4はシステム立ち上げ処理を行
い(S22)、その後、装置の運用開始となる(S2
3)。
【0075】装置の運用状態において、例えば、図5に
示したように正系で動作しているアダプタA1に故障が
発生すると(S24)、CPU4はアダプタA1の故障
を検出し、それまで副系に設定されていたアダプタB1
を正系に切り替えて運用を継続する(S25)。そして
装置の運用終了になると(S26)、CPU4は運用終
了から電源切断までのオフラインタイミングにおいて行
うシャットダウン処理で、図6に示したように、故障の
ないアダプタブロックBの全てのアダプタB1〜Bnを
正系に切り替える(S27)。その後電源が切断される
(S28)。
【0076】前記のようにして装置の電源が切断された
後、例えば、翌日に装置の電源が投入されると(S2
9)、CPU4はシステム立ち上げ処理を行い(S3
0)、その後装置の運用開始となる(S31)。そして
運用中には、正系に切り替えられたアダプタブロックB
側のアダプタB1〜Bnを使用して運用を行う。この
時、アダプタブロックA側のアダプタA1〜Anは故
障、又は副系の状態である(S32)。
【0077】また、前記の運用中には、図7に示したよ
うに故障したアダプタA1の活性交換を行う。この場
合、アダプタブロックAをシステムバスAから切り離し
てアダプタA1の交換を行うが、運用への影響はない。
この活性交換では、先ず、アダプタブロックAを装置か
ら抜き取る。その後、アダプタブロックAのアダプタA
1を故障してない別のアダプタと交換する。その後、前
記アダプタブロックAをラックに挿入することで装置に
搭載する(S33)。
【0078】次に、装置の運用が終了すると(S3
4)、CPU4はオフラインタイミングで行うシャット
ダウン処理において、図9に示したように、初期値テー
ブルに従って正系/副系を初期状態に切り戻す(S3
5)。その後、装置の電源が切断される(S36)。次
に、例えば翌々日に装置の電源が投入されると(S3
7)、CPU4はシステムの立ち上げ処理を行い(S3
8)、運用開始となる(S39)。この運用中には、正
常状態で装置の運用を行う(S40)。
【0079】§8:故障保守制御例2の説明・・・図1
6、図17参照 図16は故障保守制御例2のフローチャート(その
1)、図17は故障保守制御例2のフローチャート(そ
の2)である。以下、図16、図17に基づいて故障保
守制御例2を説明する。なお、S51〜S72は各処理
ステップを示す。
【0080】この例は、電源投入から運用開始までの立
ち上げ処理時間をオフラインタイミングとした場合の故
障保守制御例である。先ず、装置電源が投入されると
(S51)、CPU4はシステム立ち上げ処理を行い
(S52)、その後、装置の運用開始となる(S5
3)。
【0081】この装置の運用状態において、例えば、図
5に示したように、正系で動作しているアダプタA1に
故障が発生すると(S54)、CPU4は前記アダプタ
A1の故障を検出し、それまで副系に設定されていたア
ダプタB1を正系に切り替えて運用を継続する(S5
5)。そして、装置の運用終了になると(S56)、C
PU4はシャットダウン処理を行い(S57)、電源切
断となる(S58)。
【0082】前記のようにして装置の電源が切断された
後、例えば、翌日に装置の電源が投入されると(S5
9)、CPU4はシステム立ち上げ処理を行い(S6
0)、図6に示したように、故障のないアダプタブロッ
クBの全てのアダプタB1〜Bnを正系に切り替える
(S61)。そして、装置の運用開始となる(S6
2)。
【0083】この時の運用中には、正系に切り替えられ
たアダプタブロックB側のアダプタB1〜Bnを使用し
て処理を行う。この時、アダプタブロックA側のアダプ
タA1〜Anは故障、又は副系の状態である(S6
3)。また、前記の運用中には、図7に示したように故
障したアダプタA1の活性交換を行う。
【0084】この場合、アダプタブロックAをシステム
バスAから切り離してアダプタA1の交換を行うが、運
用への影響はない。この活性交換では、先ず、アダプタ
ブロックAを装置から抜き取る。その後、アダプタブロ
ックAのアダプタA1を交換する。その後、アダプタブ
ロックAをラックに挿入することで装置に搭載する(S
64)。
【0085】その後、装置の運用が終了すると(S6
5)、CPU4はシャットダウン処理を行い(S6
6)、電源切断となる(S67)。その後、例えば、翌
々日に装置の電源が投入されると(S68)、CPU4
はシステムの立ち上げ処理を行う(S69)。この時、
CPU4は、図9に示したように初期値テーブルに従っ
て、正系/副系を初期状態に切り戻す(S70)。その
後、装置の運用開始になると(S71)、CPU4は正
常状態で装置の運用を行う(S72)。
【0086】 §9:故障保守制御例3の説明・・・図18参照 図18は故障保守制御例3のフローチャートである。以
下、図18に基づいて故障保守制御例3を説明する。な
お、S81〜S89は各処理ステップを示す。この例
は、上位ソフトウェアの指示により運用停止している期
間をオフラインタイミングとした場合の故障保守制御例
である。この例は前記例1、例2と異なり、装置の電源
投入/切断を行わない24時間連続運用を採用すること
ができるオフラインタイミングである。
【0087】先ず、装置電源が投入されると、CPU4
はシステム立ち上げ処理を行い、その後、装置の運用開
始となる。この運用中において(S81)、例えば、図
5に示したように、正系で動作しているアダプタA1に
故障が発生すると(S82)、CPU4は前記アダプタ
A1の故障を検出し、それまで副系に設定されていたア
ダプタB1を正系に切り替えて運用を継続する(S8
3)。
【0088】その後、上位ソフトウェアより運用停止指
示を受けている期間(例えば、午前0時すぎ)に、CP
U4は図6に示したように、故障のないアダプタブロッ
クBの全てのアダプタB1〜Bnを正系に切り替える。
この時、CPU4は日にち変更処理等も行う(S8
4)。その後、CPU4は運用を再開する(S85)。
この時の運用中には、正系に切り替えられたアダプタブ
ロックB側のアダプタB1〜Bnを使用して運用を行
う。この時、アダプタブロックA側のアダプタA1〜A
nは故障、又は副系の状態である(S86)。
【0089】その後前記運用中に、図7に示したように
故障したアダプタA1の活性交換を行う。この場合、ア
ダプタブロックAをシステムバスAから切り離してアダ
プタA1の交換を行うが、運用への影響はない。この活
性交換では、先ず、アダプタブロックAを装置から抜き
取る。次に、アダプタブロックAのアダプタA1を交換
する。その後、アダプタブロックAをラックに挿入する
ことで装置に搭載する(S87)。
【0090】その後、上位ソフトウェアより運用停止指
示を受けている期間(例えば、翌日の午前0時すぎ)
に、CPU4は、図9に示したように初期値テーブルに
従って、正系/副系を初期状態に切り戻す(S88)。
この時、CPU4は日にち変更処理等も行う。そして、
装置の運用再開となる(S89)。
【0091】§10:記憶媒体のプログラムの説明 前記のように、プロセッサ部3のCPU4は、装置運用
中に各アダプタの故障を検出し、故障アダプタの切り替
えを行って状態テーブルを現在の状態に書き替える。ま
た、CPU4は、オフラインタイミングで状態テーブル
をチェックし、一方の系のアダプタブロックのみ故障し
ている場合、そのアダプタブロックの故障アダプタ以外
の全ての制御アダプタを副系に切り替え、他方のアダプ
タブロックの全ての制御アダプタを正系に切り替えるな
ど、各種の故障保守制御のための処理を行う。
【0092】このようなCPU4の行う各処理は、それ
ぞれプログラムの実行により次のようにして実現する。
例えば、プロセッサ部3に接続、或いは内蔵したハード
ディスク装置の記憶媒体に前記CPU4の処理を実現す
るためのプログラムを格納しておく。そして、処理開始
時にCPU4の制御により、ハードディスク装置の記憶
媒体に記憶してある前記プログラムをプロセッサ部3内
に取り込み、一旦内部のメモリ5に格納する。
【0093】その後、CPU4がメモリ5に格納してあ
るプログラムの内、必要なプログラムから順次読み出し
て実行することにより、前記プロセッサ部3の処理を行
う。なお、前記ハードディスク装置の記憶媒体に格納す
るプログラムは、次のようにして格納(記憶)する。
【0094】:フレキシブルディスク(フロッピィデ
ィスク)に格納されているプログラム(他の装置で作成
したプログラムデータ)を、コンピュータ本体に設けた
ドライブ装置により読み取り、ハードディスク装置の記
憶媒体に格納する。
【0095】:光磁気ディスク、或いはCD−ROM
等の記憶媒体に格納されているデータを、前記コンピュ
ータ本体に設けたドライブ装置により読み取り、ハード
ディスク装置の記憶媒体に格納する。
【0096】:LAN等の通信回線を介して他の装置
から伝送されたデータを前記コンピュータ本体で受信
し、そのデータをハードディスク装置の記憶媒体に格納
する。 §11:その他の説明 (1) :前記実施の形態で説明したプロセッサ部3や、前
記端末制御装置2の図示省略した電源部、磁気ディスク
等は、必要に応じて前記のような二重化構成とすること
により、更に高信頼性のシステムを実現できる。
【0097】(2) :正系のアダプタが故障したことは、
前記のようにしてCPU4が検出するが、副系のアダプ
タが故障したことは前記処理では検出できない。しか
し、CPU4は予め決めたタイミングで、副系のアダプ
タにもチェック用コマンドを送ることで、副系のアダプ
タに故障が発生していることを検出している。
【0098】従って、前記のように副系のアダプタに故
障が発生すると、CPU4は前記チェック用コマンドに
対するアダプタからの応答により故障を検出することが
できる。そのため、副系に設定されたアダプタに故障が
発生した場合にも、前記と同じ制御によりアダプタブロ
ック単位での活性交換を行うことが可能である。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :装置運用中に、或るアダプタに故障が発生した場
合、故障発生後の最初のオフラインタイミングにおい
て、故障発生していないアダプタブロックの制御アダプ
タを全て正系とするため、次の運用に影響を与えること
なく、故障アダプタを含むアダプタブロック単位の活性
保守が可能になる。
【0100】(2) :アダプタブロックの活性保守後、各
アダプタの状態を自動的に初期状態に切り戻すことがで
きるため、保守作業が軽減される。 (3) :初期値テーブルに設定するパラメータとして、制
御アダプタを系毎に交互に正系として設定することによ
り、アダプタブロックが故障した場合でも、そのアダプ
タブロックの正系として機能していた制御アダプタのみ
を他方の制御アダプタブロックの制御アダプタに切り替
えることで運用を再開できる。この場合、元々、他方の
アダプタブロックの正系アダプタ機能は全く影響を受け
ずに運用を継続できるため、故障の影響を局所化するこ
とができる。
【0101】前記効果の他、各請求項に対応して次のよ
うな効果がある。 (4) :請求項1では、故障検出制御手段は装置運用中に
制御アダプタの故障を検出すると、該当する制御アダプ
タの切り替えを行って状態テーブルを現在の状態に書き
替える。また、アダプタ切替手段はオフラインタイミン
グで状態テーブルをチェックし、一方の系のアダプタブ
ロックのみ故障している場合、そのアダプタブロックの
故障アダプタ以外の全ての制御アダプタを副系に切り替
え、他方のアダプタブロックの全ての制御アダプタを正
系に切り替える。
【0102】このようにすれば、故障が発生した後の最
初のオフラインタイミングにおいて、故障の発生してい
ないアダプタブロックの制御アダプタを全て正系とする
ため、次の運用中に運用に影響を与えることなく、故障
アダプタを含むアダプタブロック単位の活性保守が可能
になる。
【0103】(5) :請求項2では、装置に電源を投入し
てから運用を開始するまでの期間、又は装置の運用を終
了し装置の電源を切断するまでの期間、又は上位ソフト
ウェアからの指示で運用停止している期間をオフライン
タイミングとして前記請求項1のように処理を行う。
【0104】このようにすれば、制御アダプタの故障が
発生した後の最初のオフラインタイミングにおいて、故
障の発生していないアダプタブロックの制御アダプタを
全て正系とするため、次の運用中に運用に影響を与える
ことなく、故障した制御アダプタを含むアダプタブロッ
ク単位の活性保守が可能になる。
【0105】(6) :請求項3では、初期状態切り戻し手
段は活性保守実施後のオフラインタイミングで状態テー
ブルをチェックし、制御アダプタに故障が発生していな
い場合は、初期値テーブルに定義された正系/副系の状
態に全ての制御アダプタを自動的に切り戻す。このよう
に、活性保守後のオフラインタイミングにおいては、故
障が修復されているため、自動的に初期値テーブルに従
った正系/副系の設定に切り戻すことが可能になる。
【0106】(7) :請求項4では、初期値テーブルは前
記二重化された制御アダプタの何れを正系/副系とする
かを定義する情報を、制御アダプタ毎にパラメータとし
て設定可能とした。従って、前記パラメータの設定を工
夫することで、制御アダプタを効率良く運用することが
可能になる。
【0107】(8) :請求項5では、初期値テーブルに設
定するパラメータとして、前記制御アダプタを系毎に交
互に正系として設定する。このようにすれば、アダプタ
ブロックが故障した場合でも、そのアダプタブロックの
正系として機能していた制御アダプタのみを他方の制御
アダプタブロックの制御アダプタに切り替えることで運
用を再開できる。この場合、元々、他方のアダプタブロ
ックの正系アダプタ機能は全く影響を受けずに運用を継
続できるため、故障の影響を局所化することができる。
【0108】(9) :請求項6では、アダプタ切替無効化
手段はオフラインタイミングで状態テーブルをチェック
し、両系の制御アダプタに故障が発生している場合に
は、アダプタ切替手段のアダプタ切り替え機能を無効に
する。このように、両系の制御アダプタに故障が発生し
ている場合は、制御アダプタの切り替えを実行しないた
め、次の運用時に故障した制御アダプタを正系として動
作させることを防止できる。
【0109】(10):請求項7では、CPUが記憶媒体に
格納されているプログラムを実行することにより、装置
運用中に制御アダプタの故障を検出し、故障した制御ア
ダプタの切り替えを行って状態テーブルを現在の状態に
書き替える。また、オフラインタイミングで状態テーブ
ルをチェックし、一方の系のアダプタブロックのみ故障
している場合、そのアダプタブロックの故障した制御ア
ダプタ以外の全ての制御アダプタを副系に切り替え、他
方のアダプタブロックの全ての制御アダプタを正系に切
り替える。
【0110】このようにすれば、故障が発生した後の最
初のオフラインタイミングにおいて、故障の発生してい
ないアダプタブロックの制御アダプタを全て正系とする
ため、次の運用中に運用に影響を与えることなく、故障
した制御アダプタを含むアダプタブロックの活性保守が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態における装置構成図である。
【図3】実施の形態におけるプロセッサ部の処理フロー
チャートである。
【図4】実施の形態における例1の説明図(その1)で
ある。
【図5】実施の形態における例1の説明図(その2)で
ある。
【図6】実施の形態における例1の説明図(その3)で
ある。
【図7】実施の形態における例1の説明図(その4)で
ある。
【図8】実施の形態における例1の説明図(その5)で
ある。
【図9】実施の形態における例1の説明図(その6)で
ある。
【図10】実施の形態における例2の説明図(その1)
である。
【図11】実施の形態における例2の説明図(その2)
である。
【図12】実施の形態における例3の説明図である。
【図13】実施の形態における例4の説明図である。
【図14】実施の形態における故障保守制御例1のフロ
ーチャート(その1)である。
【図15】実施の形態における故障保守制御例1のフロ
ーチャート(その2)である。
【図16】実施の形態における故障保守制御例2のフロ
ーチャート(その1)である。
【図17】実施の形態における故障保守制御例2のフロ
ーチャート(その2)である。
【図18】実施の形態における故障保守制御例3のフロ
ーチャートである。
【図19】従来のシステム説明図である。
【図20】従来の活性保守説明図である。
【図21】アダプタブロックの説明図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 端末制御装置 3 プロセッサ部 4 CPU 5 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸野 琢己 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−24732(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 G06F 11/16 - 11/20 G06F 15/16 - 15/177 JSTファイル(JOIS)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPU、メモリを含みシステムバスが二重
    化されたプロセッサ部と、各々のシステムバスに接続さ
    れるアダプタブロックと、各アダプタブロックに搭載さ
    れ、正系/副系として二重化された制御アダプタとを有
    する情報処理装置において、 前記プロセッサ部は、二重化された制御アダプタの何れ
    を正系/副系とするかを定義する初期値テーブルと、各
    制御アダプタの現在の状態を正系/副系/故障のいずれ
    かの状態に設定する状態テーブルを備えると共に、 装置運用中に制御アダプタの故障を検出し、制御アダプ
    タの切り替えを行って前記状態テーブルを現在の状態に
    書き替える故障検出制御手段と、 オフラインタイミングで前記状態テーブルをチェック
    し、一方の系のアダプタブロックのみ故障している場
    合、そのアダプタブロックの故障した制御アダプタ以外
    の全ての制御アダプタを副系に切り替え、他方のアダプ
    タブロックの全ての制御アダプタを正系に切り替えるア
    ダプタ切替手段を備えていることを特徴とした情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】前記オフラインタイミングとして、装置に
    電源を投入してから運用を開始するまでの期間、又は装
    置の運用を終了し装置の電源を切断するまでの期間、又
    は上位ソフトウェアからの指示で運用停止している期間
    を含むことを特徴とした請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記プロセッサ部は、オフラインタイミン
    グで前記状態テーブルをチェックし、制御アダプタに故
    障が発生していない場合は、前記初期値テーブルに定義
    された正系/副系の状態に全ての制御アダプタを切り戻
    す初期状態切り戻し手段を備えていることを特徴とした
    請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記初期値テーブルは、前記二重化された
    制御アダプタの何れを正系/副系とするかを定義する情
    報を、制御アダプタ毎にパラメータとして設定可能であ
    ることを特徴とした請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記初期値テーブルに設定するパラメータ
    として、前記制御アダプタを系毎に交互に正系として設
    定することを特徴とした請求項4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記プロセッサ部は、オフラインタイミン
    グで前記状態テーブルをチェックし、両系の制御アダプ
    タに故障が発生している場合には、前記アダプタ切替手
    段のアダプタ切り替え機能を無効にするアダプタ切替無
    効化手段を備えていることを特徴とした請求項1記載の
    情報処理装置。
  7. 【請求項7】CPU、メモリを含みシステムバスが二重
    化されたプロセッサ部と、各々のシステムバスに接続さ
    れるアダプタブロックと、各アダプタブロックに搭載さ
    れ、正系/副系として二重化された制御アダプタとを有
    する情報処理装置において動作し、 装置運用中に制御アダプタの故障を検出し、故障した制
    御アダプタの切り替えを行って状態テーブルを現在の状
    態に書き替える故障検出制御手段と、オフラインタイミ
    ングで前記状態テーブルをチェックし、一方の系のアダ
    プタブロックのみ故障している場合、そのアダプタブロ
    ックの故障した制御アダプタ以外の全ての制御アダプタ
    を副系に切り替え、他方のアダプタブロックの全ての制
    御アダプタを正系に切り替えるアダプタ切替手段の機能
    を実現させるためのプログラムを格納した記憶媒体。
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