JPS629708B2 - - Google Patents

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JPS629708B2
JPS629708B2 JP55068770A JP6877080A JPS629708B2 JP S629708 B2 JPS629708 B2 JP S629708B2 JP 55068770 A JP55068770 A JP 55068770A JP 6877080 A JP6877080 A JP 6877080A JP S629708 B2 JPS629708 B2 JP S629708B2
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JP
Japan
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card
door
signal
receptacle
memory
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JP55068770A
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JPS55159082A (en
Inventor
Shooa Dominiiku
Sharupanteie Mitsusheru
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EMIIRU SHOOA E SOFURANKU RUUNI SA
Original Assignee
EMIIRU SHOOA E SOFURANKU RUUNI SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EMIIRU SHOOA E SOFURANKU RUUNI SA filed Critical EMIIRU SHOOA E SOFURANKU RUUNI SA
Publication of JPS55159082A publication Critical patent/JPS55159082A/ja
Publication of JPS629708B2 publication Critical patent/JPS629708B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/07Transporting of cards between stations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K17/00Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/00174Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
    • G07C9/00658Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by passive electrical keys
    • G07C9/00722Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by passive electrical keys with magnetic components, e.g. magnets, magnetic strips, metallic inserts
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/20Individual registration on entry or exit involving the use of a pass

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コード化されたカードの所持者に仕
切り壁の出入口に設けた扉の開扉を選択的に許す
ための扉監視装置に関するものである。 安全の理由から、そこに入ることがその資格を
有する何人かの人に制限しなければならない施設
においては、施設全体についても、その中の特定
の領域についても、それらの人々が、入ることを
許されている施設の領域に通じる扉の錠を選択的
に開くことが出来る鍵をもつているのが普通であ
る。各錠は、作用面の輪郭形状が異つている小数
の鍵しか受け付けないという意味で、錠と鍵とが
うまく組合う可能性は比較的限られている。この
ことは、錠を解放可能な鍵の種類を決定するのは
錠の構成であり、施設を種々の領域に分割する様
式は、錠を取り換えない限り固定されてしまうと
云うことになる。そのうえ、鍵は盗まれたり、複
製されたりすることがあり得、この場合に、安全
性を保つためには、不正に使用されることがあり
得る鍵に対応する錠を取り換えなければならな
い。 錠を解放させる鍵をコード化された信号、特に
数値信号を記録した磁気的なカードで置き換える
ことが提案された。フランス特許第2107529号に
は、特にホテルの室のための、磁気カードを使用
する施錠装置が記載されている。この装置では、
磁気カードが用いられる扉の近くに設けられたカ
ード読取り器が、遠くに離れた中央装置に接続さ
れている。磁気カードから読み取られた信号は、
カード読取り器識別信号と共に中央装置に送ら
れ、その中央装置がその作動プログラムに従つ
て、メモリに貯蔵された情報を使用して、その磁
気カードがその扉によく対応しているかどうか、
また記憶されている符号と比較してその磁気カー
ドが現在有効であるかどうかを決定する。その決
定が肯定であるときは、中央装置は、扉のロツク
をはずすために、電気的施錠装置のような開扉手
段に開扉または開扉許可の信号を送る。磁気カー
ドの上のコード化された信号は鍵の作用面の輪郭
形状よりも遥に沢山の情報を含むことができるば
かりでなく、扉の開扉許可を決定するのは錠では
なく、磁気カードの上に記録された信号であるか
ら、可能な組合わせの数は、非常に大きく増加さ
れる。鍵が単数または複数の錠に従属しているの
に反して、磁気カードはその所持者すなわち携帯
者に従属している。しかしながら、遠隔制御中央
装置を使用する設備では、そのカード読取り器は
データ処理装置の周辺装置として構成されて、中
央装置に結合されることを必要とし、扉監視装置
に信頼性は中央装置に対する結合の特性に依存す
る。 フランス国特許出願第2325992号には、磁気カ
ードによつて制御され、単数または複数のカード
を受け入れたり、またはそれらの受入れを拒絶し
たりするためにプログラムされた、自立した扉監
視装置が記載されている。この扉監視装置にはメ
モリが附属しており、そのメモリに許可信号リス
トと呼ばれる第1の信号リストと許可禁止信号リ
ストと呼ばれる第2の信号リストとが記録され
る。扉監視装置は、カード読取り器に挿し込まれ
る磁気カードによつてもたらされる信号が許可信
号リストの中にあり、そのうえ許可禁止信号のリ
ストにない場合にのみ扉を開く。この設備は中央
制御装置を使用する設備より簡単で、その動作は
中央装置への結合の特性にも、また中央装置の使
用可能性にも依存しない。しかしながら、その代
りに、磁性カードの所持者に対する進入許可が、
許可禁止信号リストに記入することによつて取り
消されたとき、その許可を再び有効にすることは
できないという意味で、この設備は比較的融通が
きかない。したがつて、後日になつて許可を増減
させることは容易でない。 そのうえ、許可禁止信号リストに記録するに
は、そのカード読取り器に“手動的プログラム作
成器”を接続することを必要とする。 さらに、従来の扉監視装置は、その作動につい
て中央装置の制御を受けるものであつても、また
は自立して作動するものであつても、定つた方向
への出入口の通過に対してだけ選択的な許可を与
えるように設計されており、反対方向への出入口
の通過は制限されない。両方向の通過に対する選
択的な許可については出入口の各側にカード読取
り器を設けることを必要とするだろう。そのう
え、従来の扉監視装置は出入口の扉が開いた後に
扉が再び閉じることは全く保証されていないの
で、許可された者が自分の通過後に不注意によつ
て扉を開いたまゝにすると、その出入口の通過は
誰でも自由である。さらに、許可された者が自分
の磁気カードをカード読取り器から回収すること
を忘れると、誰でもその磁気カードを使用して扉
を開くことが出来る。 本発明は、2方向に出入口を通過することを選
択的に許可することが出来、扉が再び閉じた後で
ないと磁気カードが返却されない、コード化され
た磁気カードにより制御される、自立した扉監視
装置を提供することを目的とする。 本発明に係る装置、すなわち、コード化された
数値信号を記録したカードの所持者に対して、仕
切り壁に設けた扉の通過を選択的に許可するため
の装置は、仕切り壁の両側面の間に縦方向に延び
その両端がそれぞれカード検出器を設けた各受け
口で終つていてそれに沿つてカードが移動せしめ
られるカード通路と、上記カード通路に沿つて反
対向きの2つの方向のどちらの方向にもカードを
移動させ得る2方向駆動装置と、上記カード通路
の縦方向中央部に配置されていて、カードの中央
部に位置する縦方向記録トラツクから記録された
コード化数値信号を読み取る読取りヘツドとを有
し、前記扉の近くに配置されていて扉のどちら側
からも接近することができ、上記受け口へのカー
ド挿入に応答して読み取り動作を行なうカード読
取り器と;電気的命令信号に応答して前記扉を開
くかまたは開扉を許可する開扉手段と;メモリを
含み前記カード読取り器および前記開扉手段に接
続されていて、前記両受け口の第1の受け口への
カード挿入に応答して上記第1の受け口から前記
読取りヘツドを越えた位置まで第1の方向にカー
ドを移動させるように前記2方向駆動装置を作動
させ、上記読取りヘツドにより前記カードから読
み取られた数値信号と前記メモリに記憶された複
数の数値信号とを比較してその比較結果に選択的
に応答し、前記第1の受け口にカードを返送する
ために上記第1の方向とは反対の第2の方向に前
記カードを移送するように前記2方向駆動装置を
作動せしめるか、または前記カードから読み取ら
れた数値信号が前記メモリに記憶された複数の数
値信号の少くとも1つの数値信号と等しいことに
応答して前記開扉手段に電気的命令信号を送り、
前記開扉手段に対する電気的命令信号の送信に後
続する前記扉の閉じに応答して前記カードを前記
第1の受け口とは反対側の第2の受け口に移動さ
せるように前記2方向駆動装置を作動させる論理
装置と;を具備することをその構成上の特徴とす
るものである。 コード化された磁気カードの所持者が、仕切り
壁の自分がいる側の壁面にある受け口にカードを
挿入すると、カードはカード通路にはいり、カー
ドに設けたコード化符号を有する記録帯部の読取
りが始まる。このカードの読取りにより発生され
る数値信号が許可信号に対応しない場合は、扉が
開かないまゝカードはその所持者に戻される。こ
の返却は、カードの所持者に対して間違つた操作
をしたのではないか、またはその出入口が彼が通
ることを許されている出入口ではないのではない
かということを通知することになる。その反対
に、コード化符号を有する帯部から読取られた数
値信号が許可信号に対応するときは扉が開く。し
かし、磁気カードの所持者は、そのカードを取戻
すためには、その出入口を通り、彼の背後の扉を
再び閉じなければならない。所持者は扉が閉じた
後にはじめて反対側の受け口でカードを手にする
ことができる。 その磁気カードから読取られた数値信号がブラ
ツク・リストに含まれているときは、例えばその
磁気カードが盗まれたものであつたり、紛失した
ものであつたりするときは、カード運搬手段は、
勿論扉を開かないままで、カードが第2の受け口
から放出されるまで第1の方向にカードを移動さ
せる。そのようにして、不正利用された磁気カー
ドは流通から回収される。 カード読取り器の読取りヘツドをカード用通路
の縦方向中心軸に対して横方向にずらせ、磁気カ
ードの記録帯部に平行な2つのコード化符号トラ
ツクを設ければ、通過の方向にしたがつてその出
入口の通過の許可を区別することが可能である。
一般に、特定の領域から出る条件はその領域に入
る条件よりもゆるやかである。他方において、そ
の前に同じカードを使つて入ることが許されてい
る場合にのみ、そのカードを使つて出ることを許
可することによつて、安全性を増すことができ
る。 扉を開くときは、成可く、開扉と同時に計時が
開始される所定の猶予期限内に扉が閉じられない
ときは警報がスイツチ・オンされるようになつて
いることが望ましい。そのようにすると、たゞ1
枚のカードを使つて何人もの人が通過する危険が
低下させられる。 警報のスイツチ・オンの手段は、扉の閉鎖を感
知する手段により不作動ならしめられ、また猶予
期限を計時する手段によつて猶予期間の始まりか
ら終りまでの間不作動ならしめられるのが有利で
ある。時ならぬ不時の開扉は、開扉時間が、過度
に長い開場合と同様に、すべて警報される。 論理装置は、成可く、読取りヘツドによつて読
出される数値信号を記録するランダム・アクセ
ス・メモリを含んでいて、カードの読取りによつ
て通過許可条件の呼出しを変更できるようになつ
ていることが望ましい。 ランダム・アクセス・メモリには、時刻、曜
日、または日付によつて、選択的通過許可を条件
付けし得るように、扉監視装置に組み合わされた
時計装置によつて発せられる時刻または日付の信
号も記録することもできる。 特別の要求を満たすために、中央装置から出さ
れる信号をこのメモリに記録することもできる。 論理装置はなお、成可く、信号をリストするた
め中央装置に信号を送ることができるモニタ出力
をもつていることが望ましい。これは、自立して
いる各扉監視装置の個々の動作に干渉することな
しに、全ての扉監視装置の動作を総体的に監視す
ることを可能にする。 本発明の特徴および利点は、図面を参照しなが
ら本発明の実施例を説明する以下の記載から更ら
に明らかとなるであろうが、それらは例示に過ぎ
ない。 第1図に示された選ばれた実施態様によれば、
その出入りが選択的に許可される領域を限界して
いる仕切り壁1には出入口があつて、この出入口
には閉じた状態が2で、開いた状態が2′で示さ
れている扉が取付けられている。扉の開閉は、受
け口5の中に挿し込まれた、コード化された数値
信号をもつた磁気カードが扉監視装置3によつて
受け入れ可能なものと認識されたときに、扉監視
装置3から送られる命令信号に応答して、電気的
施錠装置4によつて制御される。第1図によれ
ば、その装置は従来技術による装置と実質的に異
つていないことが認められるだろう。しかしなが
ら、第2図に示すように、この扉監視装置3は、
仕切り壁1のそれぞれの側に設けられた2つの受
け口5および5′をもつており、両受け口はカー
ド用通路6で互に他の受け口と連絡しており、上
記出入口に近づいた磁気カードの所持者は、近づ
いた側にしたがつて、位置7において受け口5
に、または位置7′において受け口5′に磁気カー
ドを挿入出来るようになつている。以下に、状況
に応じて、磁気カードがいかにして受け口5また
は受け口5′のいずれかの一方において回収され
るかについて説明しよう。 第3図に示されているように、扉監視装置は縦
方向のカード用通路10をもつており、その両端
は、受け口11および12で終つており、それら
の各受け口はそれぞれカード検出器13および1
4を備えている。通路10の床は無端ベルト15
で構成され、その無端ベルト15は、それぞれ各
カード検出器13および14の下にある案内車1
7および18、ベルト引張り車17′および1
8′、および2方向に回転し得る可逆転モータ1
6のプーリの上にかけ渡されている。受け口11
および12の一方に挿し込まれた磁気カードはモ
ータ16の適切な方向の回転によつて他方の受け
口に向かつて運ばれることは理解されるであろ
う。 通路10の縦方向中央部に位置させて、磁気的
な読取りヘツド20、およびカード検出器21が
設けられている。 論理装置22は、操作を制御する論理装置とこ
の回路に作用するマイクロプロセツサとから成
り、カード検出器13,14および21からカー
ド存在信号と、読取りヘツド20から発生される
数値信号と、閉じた位置の扉24で作動させられ
る接点25から来る扉閉鎖信号とを受取ることが
できる。論理装置22は、そのほかに、電気的施
錠装置23に対して命令信号を送るための出力2
、可逆転モータ16の運転制御用リレー26
に接続される出力22、可逆転モータ16の回
転方向を制御する反転器27に接続される出力2
、音響警報器28に接続される出力22
および場合によつては、図に示されていない中央
監視装置に接続された信号印刷用出力29と、中
央制御装置からの信号を受けるデータ入力30と
をもつている。 扉監視装置の動作は次の通りである。カードの
縦方向中心軸に沿つて延びている磁性帯部にコー
ド化された数値信号が記録されている磁気カード
が、受け口11または12のいずれか一方(以下
これを第1の受け口と呼ぶ)に挿入されると、こ
の第1の受け口に組合わされたカード検出器13
または14により論理装置22にカード存在信号
が発信される。この信号は、一方では、可逆転モ
ータ16が第1の受け口11または12から第2
の受け口12または11に向けてカードを運搬す
る方向(以下これを第1の方向と呼ぶ)にベルト
15を駆動するように回転方向反転器27の位置
を設定すると共に、他方では運転制御用リレー2
6を付勢してモータ16を起動させ、ベルトを第
一の方向に実際に動き出させる。このようにして
運搬される磁気カードは読取りヘツド20の下を
通過し、読取りヘツド20は磁気カードから読取
つた数値信号を論理装置22に伝送する。カード
検出器21はそれと同時にマイクロプロセツサに
カード存在信号を送る。マイクロプロセツサは、
磁気カードがカード検出器21を通り抜ける前
に、磁気カードに記録された数値信号の全部を受
け取ると、リレー26に停止信号を送つて可逆転
モータ16を停止させ、ついで、受取つた数値信
号の分析を行なう。これに反して、読取り過程の
事故のために、磁気カードに記録されている数値
信号の全部が読取られてマイクロプロセツサに受
入れられる前に、カードがカード検出器21を通
り抜けると、マイクロプロセツサは信号を送つ
て、リレー26を開き、回転方向反転器27を切
り換えて可逆転モータ16の回転を第2の方向に
向け、リレー26を再び閉じて磁性カードを第1
の受け口に送り返し、第1の受け口に組み合わさ
れたカード検出器がカードの存在を検知するとリ
レー26を開く。この場合は、磁気カードの所持
者は自分の磁気カードを回収し、ついで誤動作の
ない読取りを得るために磁気カードを再び第1の
受け口に挿入する。 完全に読取られた数値信号の分析は、論理装置
の作動プログラムに関する事項であつて、読み出
された信号をマイクロプロセツサと組み合わさ
れ、読取り専用メモリおよびランダム・アクセ
ス・メモリに記憶された多数組の信号組合せと比
較する処理を含んでいるが、この作動プログラム
自体は本発明の範囲には含まれない。第1の信号
組合せは開扉の許可に対応し、第2の信号組合せ
は(例えば盗まれるか、または紛失した磁気カー
ドのコード化された数値信号のような)重大な不
正行為の推定に対応し、第3の信号組合せはプロ
グラム修正コードを確認するために使用される。
分析を行なうに当つては次の3つの場合があり得
る。 (1) 分析された数値信号がメモリに記憶された第
1の信号組合せにも第2の信号組合せにも対応
しない。 (2) 数値信号が第1の信号組合せに対応する。 (3) 数値信号が第2の信号組合せに対応する。 第1の場合には、読取られた数値信号が第3の
信号組合せに属するか否かを照合するために、分
析が続けられる。その数値信号が第3の信号組合
せに属する場合には、そのプログラム修正コード
がランダム・アクセス・メモリに記録される。そ
の数値信号が第3の信号組合せに属さない場合に
は、分析は停止される。プログラム修正コードが
記録されるか、または分析が停止された後で、出
力22からの信号が回転方向反転器27を作動
させ、ついでリレー26が付勢されてモータ16
を第2の方向に起動させる。第1の受け口に組み
合わされたカード検出器によつてカードの存在が
検知されるとリレー26は消勢されてモータ16
が停止し、カードはその所持者に戻される。プロ
グラム修正コードを記録して検討する場合を除い
て、磁気カードが所持者に戻されるということ
は、その所持者は出入口を通ることを許可されな
いことを示している。 第2の場合においては、マイクロプロセツサの
出力22に命令信号が発生され、扉は閉じた位
置24から24′の位置に開かれる。それと同時
に、急がないで出入口を通り越すのに対応する所
定の猶予期間を計測するための計時が開始され
る。開いた位置24′にある扉が猶予期間が終る
前に閉じの位置24に復帰されると、期間終了に
よつて何の効果も生じない。しかし、若し猶予期
間中に扉が閉じられないと、出力22から信号
が発生されて、扉が異常に長い期間開いたまゝに
なることを表示するために、音響警報器28が作
動させられる。 扉が閉じた位置24に復帰すると接点25を閉
じてリレー26を付勢するので可逆転モータ16
は再び第1の方向に動作させられる。第2の受け
口への磁気カードの到着がカード検出器により検
知されるとリレー26が消勢されてモータ16を
停止させる。磁気カードの所持者は、このように
して、出入口の通過に伴つて移送された磁気カー
ドを回収することが出来る。 変形実施態様にあつては、猶予期間の計時が行
なわれていないで、接点25が開いた時には何時
でも警報の音響が発せられる。これは許可されて
ない開扉もまた信号で知らされることを意味して
いる。この動作に必要な回路は当業者には明らか
であろう。 最後に第3の場合には、リレー26が付勢され
てモータ16が再び第1の方向に起動する。それ
に同時に計時が開始されて磁気カードが第2の受
け口から出されるに充分な期間が計測された後リ
レー26が消勢される。磁気カードを回収するた
めに受け口の下に集礼篭を設けることが出来る。
盗まれたり紛失したりした磁気カードはそのよう
にして回収されて流通状態から取除かれる。 第4図を参照すると、ほぼ長方形の磁気カード
40はカード用通路43の両側壁43および4
によつて通路43内を縦方向に導かれる。磁
気カード40は縦方向の中心軸に沿つて磁化し得
る材料で作られた帯部44を有している。この帯
部44は縦方向の中心軸に対して対称な2つの記
録用トラツク45および46に分けられている。
読取りヘツド41は、通路43の縦方向の中心軸
に対して横方向にずらされており、従つて磁気カ
ードに印刷された矢印47によつて表示された方
向の通りに受け口11または12に挿入された磁
気カード40の向きにしたがつて、トラツク45
または46のいずれか一方のトラツクが読取りヘ
ツド41の下を通るようになつている。読取りヘ
ツド41の傍にはカード検出器42が配置されて
いる。出入口を通過する方向にしたがつて開扉許
可の条件を変えることができるように、トラツク
45および46にそれぞれ記録される数値信号を
いくつかの細目について異ならしめ得ることは理
解し得られるだろう。例えば、選択的出入り許可
領域に入ることが許される時間帯とその領域から
出ることが許される時間帯とを異ならしめること
ができる。 読取りヘツドとマイクロプロセツサの間には、
第5図に示されているように、バツフア・メモリ
50が接続されている。磁気カードに記録された
数値信号は予定された複数個のワードに分割され
ており、それら各ワードはそれぞれ所定数例えば
8個の2進数字から成つている。バツフア・メモ
リ50は、磁気カードに記録されている数値信号
に含まれたワード数と同じ数だけのワード記録場
所を有している。バツフア・メモリ50にはその
ワード記録場所の数に等しい計数容量を有するア
ドレス計数器51が附属しており、この計数器は
加算入力51、減算入力51およびオーバー
フロー出力51を有し、それに加えてバツフ
ア・メモリ50の対応するワード記録場所にそれ
ぞれ接続された一連のアドレス指定出力を有して
いる。バツフア・メモリ50はバス50aによつ
てANDゲート54の出力に接続されており、こ
のANDゲート54のワード信号入力54は読
取りヘツドに結合されている。上記バス50
は、またANDゲート55のワード信号入力に接
続されており、このANDゲート55の出力55
はマイクロプロセツサに結合されている。アド
レス計数器51の加算入力51および減算入力
51は、それぞれのANDゲート52および5
3の出力に接続されている。これらのANDゲー
ト52および53は、共にその第1の入力に時計
装置56から来るパルスを受け、またその第2の
入力をそれぞれ書込み命令入力57および読取り
命令入力58に接続されている。これらの命令入
力57および58はまたそれぞれANDゲート5
4および55の第2の入力にも接続されている。 時計装置56は数値信号を1ワードの2進数の
字数によつて分割する計数器を構成していて、そ
の入力56上の刻時信号は、磁気カードに記録
されている数値信号の相連続する2進数字を読取
りヘツドによつて認知することによつて、または
マイクロプロセツサの内部時計装置から供給され
る周期的パルスによつて調整される。 磁気カードが読取りヘツド(第3図の20、第
4図の41)およびそれと組み合わされたカード
検出器(第3図の21、第4図の42)の近くに
到着すると、論理“1”が書込み命令入力57に
印加され、ANDゲート54が開いてバス50
を読取りヘツドに接続させ、またANDゲート5
2が開いて時計装置56からの刻時パルスをアド
レス計数器51の加算入力51に供給する。数
値信号の完全な1ワードが読取られるたびに、ア
ドレス計数器51は1単位だけ加算され、数値信
号の相連続する各ワードは、それぞれバツフア・
メモリ50におけるそれらワードに対して準備さ
れたワード記録場所に送られて、そこに記録され
る。数値信号の全てのワードが読取られバツフ
ア・メモリ50に記録されたとき、オーバーフロ
ー出力51に信号が現われて、書込み処理が正
しく行なわれたことを示す。数値信号の分析を正
しく行なうためには、前に述べたように、書込み
処理が正しく終了することが必要である。それに
反して、若し読取りヘツドが数値信号に含まれて
いるはずの全ての2進数字を完全に読取り得なか
つたときは、オーバーフロー出力51cには信号
が現われず、分析が行なわれないまま、磁気カー
ドは第1の受け口に送り返される。勿論この場
合、アドレス計数器はゼロにリセツトされる。 記録された数値信号を1度に1ワードづつマイ
クロプロセツサに送るためには、読取り命令入力
58に、論理“1”信号を印加して、ANDゲー
ト55を開き、バス50をANDゲート55の
出力55に接続されているマイクロプロセツサ
のデータ入力に結合させると共にANDゲート5
3を開いて時計装置56をアドレス計数器51の
減算入力51bに結合させる。マイクロプロセツ
サが各ワードを受け取る毎にアドレス計数器51
の計数が減少し、マイクロプロセツサによる数値
信号の各ワードの受取りは、磁気カードから読取
られる相連続するワードの順序とは逆の順序で行
なわれる。このようにすると、若し数値信号のい
ずれか1つの2進数字で読取りエラーが生じたと
きは、この読取りエラーはそれ以降に読取られる
すべてのワードに反映するから、マイクロプロセ
ツサによつて受取られる最初のワードにそのエラ
ー現われる。したがつて、分析に当つて最初のワ
ードから、バツフア・メモリ50に記録された数
値信号がそれぞれ開扉許可、推定された不正行
為、およびプログラム修正コードの3つの組合せ
のいずれの組合せにもないという分析結果が現わ
れ、その結果、扉監視装置によつて誤つた操作が
命令されることなく、磁気カードは第1の受け口
に送り返される。 勿論、上記のような構造と動作とを有するよう
に配線された論理バツフア回路は、数値信号をラ
ンダム・アクセス・メモリに記録し、ついで分析
のために数値信号を取り出すための、マイクロプ
ロセツサのプログラム操縦によつて置き換えるこ
とができることは理解し得られるであろう。 例えば、タイプMOS6502のマイクロプロセツ
サには、開扉許可およびプログラム修正を制御す
る恒久的な一般符号に対応する、プログラムおよ
び複数の基本的数値信号が記録されるプログラム
可能な読取り専用メモリ(PROM)または再プロ
グラム可能な読取り専用メモリ(REPROM)の
ような読取り専用メモリと、数値信号、特にプロ
グラム修正コード用の磁性カードにおける数値信
号の特定のワードが記録されるランダム・アクセ
ス・メモリとが組み合わされる。上記プログラム
修正コードの特定のワードは、異なるルーテイン
の間でプログラムの切換えを起生させるもので、
例えば通常の磁性カードに続いてプログラム修正
コード用磁性コードが挿入されると、その磁性カ
ードに記録されている特定のワードがランダム・
アクセス・メモリに記録されて、開扉許可の信号
組合せや推定不正行為の信号組合せが変更される
という結果になる。 マイクロプロセツサには、出入口通過の許可が
有効であつたり無効であつたりする時間帯または
日が限定されるように、時刻および日付の信号を
発する時計装置を組み合わせることができる。こ
のようにすれば、扉監視装置に直接干渉すること
なしに、定められたカード所持者について、1日
のうちの特定の時間または特定の日にだけ選択的
出入り許可領域に入ることを許可することができ
る。時刻または日の関数とての開扉許可の変更
は、適当なプログラム修正コードを記録した磁気
カードの挿入に続いて、所望の許可の期間に対応
する時計装置の調整信号を記録した磁気カードを
挿入することによつて行なわれる。 第3図に示されているように、マイクロプロセ
ツサには中央制御装置に接続されているデータ入
力30を設けることができる。このデータ入力は
開扉許可の信号組合せ、または推定不正行為の信
号組合せを修正するためのプログラム修正コード
をランダム・アクセス・メモリに記録するため、
例えば事故の場合に扉監視装置を備えた扉を全
部、または選択的に開放させるための命令信号、
若しくは磁気カードに記録されたコード化された
数値信号と同じ数値信号をマイクロプロセツサに
入力させるために使用することができる。 信号印刷用の出力29には、プログラムの主要
な命令に対応する若干のプログラムステツプと、
これらのステツプにおいて認知されるデータを表
わす数値信号が現われる。適切にプログラムされ
た中央監視装置にこの出力29を接続することに
よつて、扉監視装置の作動を監視するために、通
常の電子計算機の出力印刷プリントと同様に、扉
監視装置の作動の明瞭な印刷表示を行なわせるこ
とができる。その表示は扉監視装置の動作からは
独立して行なわれるもので、扉監視装置は常に自
立して作動することは認め得るであろう。 なお、特に設置された扉監視装置の数が少くて
中央監視装置を常設すると費用がかかり過ぎるよ
うな施設については、各扉監視装置それぞれその
出力29に結合されたカセツト記録器を組み合わ
せて置いて、例えば、1日の終りに、記録された
カセツトを読取ることによつて、その扉監視装置
の動作を後からチエツクすることができる。これ
らの信号記録は、そのほかに、時刻および日付の
信号と関連させて、その動作が行なわれた時刻を
監視する目的に使用することができる。 第6図は、扉監視装置の作動を制御するための
基本的プログラムのフロー・チヤートを表わす。
このプログラムは、受け口11または12にそれ
ぞれ組合わされたカード検出器13または14の
いづれか一方によつて発せられるカード存在信号
に応答して、ステツプ100により開始される。
このカード存在信号は、付勢されたカード検出器
が組合わされた受け口を第1の受け口Aとして記
録させる。ステツプ101は、ベルト15(第3
図)を第1の受け口Aから第2の受け口Bに移動
させるように回転方向反転器27(第3図)の状
態を決定する。ステツプ102は、モータ16
(第3図)を起動させるためにリレー26(第3
図)を付勢(MT:1)する。ステツプ103
は、条件付きステツプで、読取りヘツドL(第3
図の20)に組み合わされたカード検出器C(第
3図の21)によつてカードの存在が検知される
まで閉ループを通してプログラムを循環させる。
カード検出器Cが付勢されるとステツプ104に
進み、通常は1ワードを形成する1群の数字を記
録するために読取りヘツドLをバツフア・メモリ
TPに連結させる。ついでプログラムは条件付き
のステツプ105に移る。若しバツフア・メモリ
TPが一杯でないときは、プログラムは条件付き
のステツプ106に移り、カード検出器Cが依然
として付勢されているか否かが確認される。若し
付勢が確認された場合には、プログラムの次のワ
ードを記録するためにステツプ104に戻る。こ
のようにして、プログラムは、第5図を参照しな
がら説明された過程にしたがつてバツフア・メモ
リTPが完全に一杯になるまで、ステツプ10
4,105および106のループを循環する。バ
ツフア・メモリTPが一杯になると、プログラム
はステツプ105からステツプ107に移る。そ
の反対に、検出器Cがバツフア・メモリTPが一
杯になる前にカード検出器Cが消勢された(これ
は読取りの失敗に対応する)ときは、プログラム
はステツプ106からステツプ130に移る。 ステツプ107ではモータ16(第3図)駆動
用のリレー(第3図の26)が消勢(MT:0)
される。プログラムは条件付きのステツプ108
に移る。このステツプでは、マイクロプロセツサ
が、出入口通過の条件が満されているかどうかを
決定するために、記録された数値信号を分析す
る。若し許可条件が満されているときは、プログ
ラムはステツプ109に移り、第2の受け口Bの
カード検出器が可能化される。ついでステツプ1
10に移り、そこでは電気的施錠装置SR(第3
図の23)に向けての扉の開かせるための実行の
信号が発せられる。ステツプ111では、猶予期
間Tl(最大開扉許容時間)の計時が開始され、
ついでプログラムは条件付きのステツプ112に
移り、猶予期間Tlが満了したかどうかが確かめ
られる(Tl:?)。猶予期間の満了が確認されな
いときは、プログラムは114に移り、扉で閉じ
られるスイツチFER(第3図の25)の状態を
記録する。ついで条件付きステツプ115に移
り、そこではスイツチFERが扉で閉じられた位
置にあるかどうかが確かめられる(FER)。スイ
ツチFERが閉じていないときは、プログラムは
ステツプ112に戻る。そしてプログラムはステ
ツプ112,114および115のループを循環
する。スイツチFERの閉じを表わす信号が現わ
れる前に猶予期間が満すると、プログラムはステ
ツプ112からステツプ113に移り、警報器
(第3図の28)が動作させられる。ついでステ
ツプ114に、それからステツプ115に移り、
それからステツプ112―113を循環する。ス
テツプ114へ警報器が動作させられたか否かに
拘らず、ステツプ114でスイツチFERの閉じ
を表わす信号が現われると、プログラムをステツ
プ115からステツプ116に移行させ、このス
テツプでモータ駆動用リレー26(第3図)が付
勢(MT:1)され、ついでステツプ117に移
り、第2の受け口Bに設けた検出器からのカード
存在信号はプログラムをステツプ129に移行さ
せて、モータ駆動用リレー26(第3図)を消勢
(MT:0)させる。その後でプログラムはステ
ツプ100の待機状態に戻る。ステツプ117の
実行に続くモータの停止時には、第2の受け口B
に磁気カードが存在しているので、所持者はカー
ドを回収することが出来る。 ステツプ108において、記録された数値信号
が許可條件を満すことが認められないときは、プ
ログラムは条件付きのステツプ118に移り、そ
こで推定不正行為に該当するか否かが確認される
(LN?)。分析結果が肯定(ランダム・アクセ
ス・メモリに記録されたブラツク・リストと磁気
カードの数値信号とが合致する)であるときは、
プログラムはモータ駆動用リレー26が付勢
(MT:1)されるステツプ119、不正または
ブラツク・リスト警報信号ALNが出されるステ
ツプ120、カードが第2の受け口Bから出され
るのに十分な期間T2の計時(T2:1)が開始さ
れるステツプ121、期間T2が完全に経過した
ことが確認されるまでプログラムを循環させる条
件付きのステツプ122に移り、期間T2の経過
が確認された後でプログラムはモータ駆動用リレ
ー26を消勢(MT:0)させるプログラムの最
終ステツプ129に移る。この場合(カードの不
正な使用と認められた場合)は、磁性カードは仕
切り壁に対して第1の受け口Aの側に居る所持者
から取り上げられて仕切り壁の他方の側にある第
2の受け口Bから排出されて、回収のために設け
られている受けの容器内に落下することが認めら
れるだろう。また、不正警報信号ALNは保安要
員に警報を与える。 ステツプ108および118の分析結果が否定
であつたときは、プログラムはステツプ118か
ら条件付きのステツプ123に移り、そこで数値
信号がプログラム修正コードに含まれているか否
かを調べるための分析が行なわれる。分析結果が
否定であるときは、プログラムはステツプ125
に移り、調査結果が肯定であるときはステツプ1
24に移る。ステツプ124では、ランダム・ア
クセス・メモリMVがバツフア・メモリTPに記録
されているプログラム修正コードのワードをラン
ダム・アクセス・メモリMVによつて受取るよう
に命令し、ついでステツプ125に移り、回転方
向反転器INV(第3図の27)を、磁性カードが
第2の受け口Bから第1の受け口Aに向けて移動
する方向に作動させ、ついで第1の受け口Aに組
み合わされたカード検出器を可能化させるステツ
プ126、モータ駆動用リレー26を付勢
(MT:1)させるステツプ127、プログラム
が第1の受け口Aのカード検出器の付勢を待機す
るステツプ128、ついでモータのリレーの開き
が第1の受け口Aにカードを送つてモータ駆動用
リレー26を消勢(MT:0)する最終ステツプ
129に移り、そこで所持者は磁気カードを回収
することが出来る。 そのほか、バツフア・メモリTPの間違つた書
込みがステツプ104,105,106の循環に
おいて明らかになつたときは、プログラムはステ
ツプ106からモータ駆動用リレー26が消勢
(MT:0)されるステツプ130に移り、つい
で前述したようにステツプ126,127,12
8、および129にしたがつて磁気カードの返却
を行なうために、ステツプ125に移る。 以上の記載においては、本発明の範囲に含まれ
る限度において、扉監視装置の構造的諸要素、周
辺装置の配置および相互接続、マイクロプロセツ
サのプログラミングについて、本来本発明の範囲
には含まれないが、本発明の課題を解決するため
には、構造的諸要素との関連において説明するこ
とが不可欠であるソフトウエアの概要との関連に
おいて、記述した。なお、数値信号の分析に関す
る全の記述は、純粋にソフトウエアに関するもの
であるから、当業者が本発明の目的に合致する適
当な構造的諸要素を具現させるためのプログラム
を作るのに十分な一般的な機能的な表現で記述さ
れている。 上記の記載において、カード検出器および電気
的施錠装置の特定な型式については述べていな
い。それは、市場で入手出来種々の装置から任意
に選択し得る通常の設計事項であることは当業者
にとつては明白であるからである。例えば、カー
ド検出器は、マイクロ接点を設けた電気機械的な
検出器、発光ダイオードやフオトトランジスタを
もつた光電的検出器、カードに設けた磁性部分を
検知する磁気的検知器であることができる。電気
的施錠装置は、電気的かけ金解放装置、扉操作用
サーボモータ、または空圧扉作動装置を制御する
ソレノイド弁を含むものと理解することができ
る。 以上の記載においては、単純な扉を考えた。何
よりもまず、本発明による扉監視装置は、現存す
る扉を取り換えることなしに既設の建物に設置す
ることができる。しかしながら、本発明の範囲か
ら逸脱することなしに、「扉」という用語は、1
枚の磁気カードを使用して複数の人間が通過する
危険を減小させるために、互に関連して動作する
相連続する二つの扉を通して出入りする2重扉装
置を含むものと理解すべきである。そのときに
は、カード用通路は2重扉式出入口を形成する仕
切り壁の全体の厚さに亘つて延び、仕切り壁の両
側にそれぞれ1個のカード受け口を有する。開扉
命令信号は通過の方向で磁気カード保持者が最初
に出会う扉を開くだろう。第1の扉を通過した磁
気カードの保持者が自分の後の第1の扉を閉じる
と、それによつて第2の扉を開くだろう。第2の
扉を通過した後にその第2の扉を閉じれば、2重
扉式出入口を越えた所で第2の受け口から磁気カ
ードが返される。第1と第2の扉という扉の分類
は、前に説明したように磁性カードを挿入する第
1の受け口および磁性カードが返却されるべき第
2の受け口という受け口の分類と対応している。
当業者であれば、本明細書記載に従つて実行すべ
き操作の順序、必要な制御およびチエツク用の諸
装置、組合わされるプログラムのステツプを決定
することは容易にできるだろう。 なお、上記の詳細な記載では、扉や門を開くよ
うな選択的な操作を制御するために、普通に使用
されている磁気カードと同様な磁性帯部をもつた
磁気カードに言及した。しかしながら、本発明の
範囲から逸脱することなしに、例えば光学的方
法、強誘電的方法その他のあらゆる適当な方法に
よる読取り可能な数値的にコード化された信号帯
部を有するカードを使用し得ることは自明であ
る。 最後に、本発明による扉監視装置の自立作動の
特性は、明白に、事故や故意による地区的主電力
供給源の停電の際にも装置の作動を維持し得られ
るように、通常の緊急電源装置を内蔵できること
を意味している。 さらに、本発明の扉監視装置は、秘密の作業ま
たは業務が行なわれているか、または部外の人に
公開することは危険性であるために、特定の領域
に出入りすることが、場合によつては所定の期間
中、正式に許可されている者に限られることを必
要とするような、工業、商業、または科学的な設
備に応用するのに適しており、しかもこの扉監視
装置の自立作動性とそれに基く用途の融性とは、
比較的小さい規模の設備への応用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は扉を制御するために仕切り壁に取り付
けられた、本発明による扉監視装置の概略的な配
置図、第2図は出入り口から見た扉監視装置を略
示する図、第3図は本発明による扉監視装置の図
式的な縦断面図、第4図はカード用通路の平面
図、第5図は読取りヘツドに結合されたバツフ
ア・メモリのブロツク構成図、第6図は本発明に
よる扉監視装置の操作順序を示すプログラム・フ
ローチヤートである。 1…仕切り壁、2…閉じた状態の扉、2′…開
いた状態の扉、3…扉監視装置、4…電気的施錠
装置、5,5′,11,12…受け口、6,10
…カード用通路、13,14,21,42…カー
ド検出器、20,41…読取りヘツド、40…磁
気カード、44…磁性記録帯部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コード化された数値信号を記録したカードの
    所持者に対して、仕切り壁に設けた扉の通過を選
    択的に許可するための装置であつて、前記仕切り
    壁の両側面の間に縦方向に延びその両端がそれぞ
    れカード検出器を設けた各受け口で終つていてそ
    れに沿つてカードが移動せしめられるカード通路
    と、上記カード通路に沿つて反対向きの2つの方
    向のどちらの方向にもカードを移動させ得る2方
    向駆動装置と、上記カード通路の縦方向中央部に
    配置されていてカードの中央部に位置する縦方向
    記録トラツクから記録されたコード化数値信号を
    読み取る読取りヘツドとを有し、前記扉の近くに
    配置されていて扉のどちら側からも接近すること
    ができ、上記受け口へのカード挿入に応答して読
    み取り動作を行なうカード読取り器と;電気的命
    令信号に応答して前記扉を開くかまたは開扉を許
    可する開扉手段と;メモリを含み前記カード読取
    り器および前記開扉手段に接続されていて、前記
    両受け口のうちの第1の受け口へのカード挿入に
    応答して上記第1の受け口から前記読取りヘツド
    を越えた位置まで第1の方向にカードを移動させ
    るように前記2方向駆動装置を作動させ、上記読
    取りヘツドにより前記カードから読み取られた数
    値信号と前記メモリに記憶された複数の数値信号
    とを比較してその比較結果に選択的に応答し、前
    記第1の受け口にカードを返送するために上記第
    1の方向とは反対の第2の方向に前記かードを移
    送するように前記2方向駆動装置を作動せしめる
    か、または前記カードから読み取られた数値信号
    が前記メモリに記憶された複数の数値信号の少く
    とも1つの数値信号と等しいことに応答して前記
    開扉手段に電気的命令信号を送り、前記開扉手段
    に対する電気的命令信号の送信に後続する前記扉
    の閉じに応答して前記カードを前記第1の受け口
    とは反対側の第2の受け口に移動させるように前
    記2方向駆動装置を作動させる論理装置と;を具
    備することを特徴とする装置。 2 前記カードから読み取られた数値信号と前記
    メモリに記憶された複数の数値信号との比較結果
    に対する前記論理装置の応答は、任意的に、更に
    前記開扉手段に電気的命令信号を送ることなく、
    前記カードを前記第2の受け口に移動させるよう
    に前記2方向駆動装置を作動させることを含んで
    いる、特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 前記読取りヘツドは、前記カード通路の縦方
    向中心軸線の一側にずらせて配置されていて、前
    記カード読取り器のどちらの受け口がカード挿入
    のため使用されたかに従つて、前記カードに設け
    た2つの記録トラツクの一方の記録トラツクの読
    み取りを行なう、特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の装置。 4 前記扉の開扉に応答して所定の猶予期間を開
    始させる時間遅延装置と、前記猶予期間の終了時
    に前記扉が閉じられていないことに応答して警報
    信号を発生させる装置とが設けられている、特許
    請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
    の装置。 5 前記論理装置は、マイクロプロセツサと、プ
    ログラム記憶装置および前記複数の数値信号用の
    記憶装置を形成する読取り専用メモリと、前記読
    取りヘツドにより読み取られた数値信号を記録す
    るためのランダム・アクセス・メモリとを備えて
    いる、特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れかに記載の装置。 6 前記論理装置は、カードに記録され数値信号
    の予め定められたサブセツトでそれぞれ構成され
    ている連続した各ワードを順次に書き込むための
    記録場所を有するバツフア・メモリと、書込み方
    向とは反対の方向で前記バツフアメモリの記録内
    容を順次に読み取る手段とを備えている、特許請
    求の範囲第5項記載の装置。 7 前記論理装置は、時刻信号および日付け信号
    を供給する時計装置を備えており、前記扉の通過
    に対する選択的許可が、日付けおよび1日におけ
    る時刻によつて条件付けられる、特許請求の範囲
    第5項記載の装置。 8 前記論理装置は、印刷用の信号が送出される
    監視用出力を有している、特許請求の範囲第5項
    記載の装置。 9 前記論理装置は、前記ランダム・アクセス・
    メモリに数値信号を書き込むための数値信号入力
    を有している、特許請求の範囲第5項記載の装
    置。 10 前記警報信号発生装置は、前記扉の閉じに
    応答する装置によつて不能化されると共に、前記
    猶予期間の開始から終了までの期間中は前記時間
    遅延装置によつて不能化され、それによつて、若
    し前記時間遅延装置が不作動の状態で前記扉が開
    かれると警報が発生される、特許請求の範囲第4
    項記載の装置。
JP6877080A 1979-05-23 1980-05-23 Door keeper with encoded card for selectively opening door Granted JPS55159082A (en)

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