JPH05337025A - ベッド装置 - Google Patents

ベッド装置

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JPH05337025A
JPH05337025A JP14438492A JP14438492A JPH05337025A JP H05337025 A JPH05337025 A JP H05337025A JP 14438492 A JP14438492 A JP 14438492A JP 14438492 A JP14438492 A JP 14438492A JP H05337025 A JPH05337025 A JP H05337025A
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JP14438492A
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Shinji Michida
田 晋 爾 道
Toshiharu Oishi
石 敏 晴 大
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、作業時に昇降フレームを上昇
させるとともに、容易に移動させることのできるベッド
装置を提供することである。 【構成】昇降ベース17と下フレーム11にリンクバー
19a、19bの両端を枢着し、連結バー24をリンク
バー19aの下端と同時に回動するよう軸21aに固定
した。連結バー24の上端にはガススプリング25を配
設し、リンクバー19a、19bの下端にはキャスタ3
0a、30bを固定した。こうして、ガススプリング2
5が延びると、連結バー24及びリンクバー19a、1
9bがY方向に回転し、昇降ベース17が上方に移動す
る。同時にキャスタ30a、30bが下方に突出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベッドの上面を上昇させ
ることのできるベッド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る従来技術として、実開昭6
4−6938号公報に開示されるものが知られている。
このベッド装置は図6に示すように、固定ベース1と昇
降ベース2を有し、各ベース間には中央の枢着部5で互
いに交差するリンク3,4が配設されている。リンク3
の端部は固定ベース1及び昇降ベース2にそれぞれ枢支
されており、リンク4の端部は固定ベース1及び昇降ベ
ース2のそれぞれに配設されたスライドベース7に摺動
可能に配設されている。リンク3の枢着部5と上端との
間には伸縮装置6の伸縮バー6aが枢着されており、伸
縮装置6の下端はリンク4の下端に回動可能に配設され
ている。こうして、伸縮装置6の伸縮バー6aが伸出す
ることにより、リンク3が固定ベース1に枢着された下
端部を中心に回動し、同時にリンク4がスライドベース
7に摺動しながら回動することにより、昇降ベース2は
固定ベース1と平行な状態を保持しながら、実線で示さ
れる定位置より2点鎖線で示される上昇位置まで移動す
るようになっている。
【0003】このようなベッド装置であれば、例えばシ
ーツ交換を行うときでも、昇降フレームを上昇させるこ
とにより、作業者が腰を曲げることなく容易にできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シーツ交換
等のベッドメーキング時には、ベッドの四隅に手を回し
てシーツをマットレスの下に押し込む必要があるが、ベ
ッド自体が部屋の壁に付けて有る場合にはベッド装置を
壁から移動させて作業者の手が入るような隙間を作る必
要がある。
【0005】しかし、従来のベッド装置では作業時に昇
降ベースを上昇させることはできても、重たいベッド装
置を動かすのは重労働で容易ではなく、このことがベッ
ドメーキングの作業能率を下げていた。
【0006】そこで本発明は、作業時に昇降フレームを
上昇させるとともに、容易に移動させることのできるベ
ッド装置を提供することを技術的課題とする。
【0007】
【発明の構成】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明において講じた技術的解決手段は、ベッド本体
と、該ベッド本体に下端を回動可能に連結される一対の
リンクバーと、該リンクバーの上端に回動可能に連結さ
れ該リンクバーの回動により昇降可能な昇降ベースと、
前記リンクバーを回動させる駆動手段を備えるベッド装
置において、該ベッド装置は、前記リンクバーに固定さ
れ前記リンクバーとともに回動するキャスタを備えてお
り、前記リンクバーの回動により前記キャスタは前記ベ
ッド本体よりも下方に突出することを特徴とするベッド
装置であり、好ましくは、前記駆動手段は、前記リンク
バーの下方に下端を固定され前記リンクバーとともに回
動可能な連結バーと、該連結バーの上端と前記ベッド本
体にそれぞれ両端を回動可能に固定され伸縮するアクチ
ュエータと、前記ベッド本体に回動可能に配設され前記
アクチュエータを伸縮させるレバー手段を備えているこ
とである。
【0009】
【作用】上記手段は次のように作用する。すなわち、駆
動手段によりリンクバーを回動させると、リンクバーの
上端に連結される昇降ベースが上昇し、また同時にリン
クバーに固定されるキャスタがベッド本体よりも下方に
突出する。このように、昇降ベースが上昇するとキャス
タがベッド装置を支える脚となるため、キャスタを転が
してベッド装置を容易に移動させることができるように
なる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図5に基づいて
説明する。図1は本実施例のベッド装置9の平面図を示
し、図2は図1のA−A線に沿う断面図を示す。ベッド
9のベッド本体10は、矩形の下フレーム11と、同形
の上フレーム12と、下フレーム11と上フレーム12
との間に配設される複数本の支柱13より主に構成され
ている。下フレーム11の向かい合う長手方向側には、
それぞれを連結する複数のバー11a(図3)がそれぞ
れ配設されており、下フレーム11を連結するバー11
aの下面には脚14が固定されている。また、上フレー
ム12の向かい合う長手方向側にも、それぞれを連結す
る複数のバー12aが、上フレーム12の下面に固定さ
れている。さらに、上フレーム12の上面にはバネ線1
5(図3)が前後に張設されている。また、ベッド本体
10の上面と側面のうち、後述する昇降ベース17及び
リンクバー19a、19bの移動する上面左右の端部を
除いては図示しない布で被覆されており、ベッド本体1
0内部の装置が外部からは見ることができないようにな
っている。
【0011】上フレーム12の内周側には、上フレーム
12の長手方向に沿って2本のバーよりなる昇降ベース
17(一方のみ図示)が上フレーム12と上面を略同一
にして配設されている。昇降ベース17の上面にはプレ
ート17aが配設されており、プレート17aの上面に
はマットレス8が載置できるようになっている。昇降ベ
ース17の端部下面には、前後に2箇所ずつ、下方に開
口するコ字状の連結部材18a、18bが固着されてい
る。連結部材18a、18bにはそれぞれリンクバー1
9a、19bの上端が枢軸20a、20bによって回動
可能に枢着されており、リンクバー19a、19bの下
端は下フレーム11に枢着される回動軸21a、21b
に溶着され、回動軸21a、21bとともに下フレーム
11に対して回動可能となっている。リンクバー19a
とリンクバー19bの長さは同一で、互いに平行に配設
されている。回動軸21a、21bには、リンクバー1
9a、19bよりも短い補助リンク22a、22bの下
端が溶着されており、補助リンク22a、22bの上端
は補助アーム23の両端がそれぞれ枢着されている。ま
た、回動軸21a、21bにはキャスタ30a、30b
が固定されており、回動軸21a、21bとともに回動
できるようになっている。
【0012】さらに、回動軸21aには連結バー24の
下端が溶着されており、連結バー24の上端には軸方向
に伸縮するガススプリング25の上端が枢着されてい
る。図2に示されるベッド装置の定位置では、ガススプ
リング25と連結バー24とが直角となるよう、連結バ
ー24の回動軸21aへの溶着角度が定められている。
【0013】ガススプリング25は、連結バー24の上
端に枢着される枢着部25aと、該枢着部25aに連結
され加圧ガスが封入されたチユーブ25bと、チユーブ
25b内に摺動可能に挿入されチユーブ25b内を上室
と下室とに分けるピストン(図示せず)と、上端側がチ
ユーブ25b内でピストンに固着され下端側がチユーブ
25bから下向きに突出したピストンロッド25cとか
ら主に構成されており、ピストンロッド25cの下端
は、下フレーム11に配設された連結部材26に枢着さ
れている。また、ピストンロッド25cの下端部には図
示しないスイッチが配設されており、このスイッチが押
圧されるとチユーブ25b内の開閉弁(図示せず)が開
くようになっている。
【0014】下フレーム11の一方の端部に配設される
ブラケット29には、レバー27の一端が軸着されてお
り、レバー27の一端はベッド本体10からやや突き出
している。レバー27には連結部27aが溶着されてお
り、連結部27aにはバー28の一端が枢着されてい
る。バー28の他端はガススプリング25の下端近傍ま
で延在し、その先端にはガススプリング25のスイッチ
と対向する押圧部材(図示せず)が配設されている。押
圧部材は、常時はスイッチから離れて前記開閉弁を閉弁
させており、レバー27が回動するとバー28によって
スイッチを押圧する方向に移動して開閉弁を開弁させる
ようになっている。
【0015】次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例のベッド装置では、昇降ベースを持ち上げると
きには、足で踏むなどしてレバー27を矢印X方向に回
動させる。するとバー28が連結部27aを介してレバ
ー27側に引っ張られ、バー28の先端に配設される押
圧部材がガススプリング25のスイッチを押圧し、ピス
トンロッド25cがチユーブ25bから飛び出す(図
4、図5)。これによって連結バー24がY方向に回転
して回動軸21aを同方向へ回転させ、回転軸21aに
下端で溶着されているリンクバー19a、補助リンク2
2aも同方向に回転させる。補助リンク22に連結され
た補助アーム23の作動によって、リンクバー19aの
回転と同時に補助リンク22b及びリンクバー19bも
追従して回動するため、昇降ベース17はガススプリン
グ25の伸出する方向の斜め上方に水平を保ちながら移
動し、図4、図5に示される上昇位置に移る。このと
き、回転軸21a、21bの回転によりキャスタ30
a、30bも回転してベッド本体10の脚14よりも下
方に飛び出し、キャスタ30a、30bが脚14に代わ
ってベッド装置9を支えるようになる。
【0016】次に、上昇位置から図2の定位置に戻す場
合には、まず、レバー27を押圧する。すると、ガスス
プリング25のスイッチが押圧されてガススプリング2
5内の開閉弁が再び開く。この状態で、作業者がベッド
装置9を上方から下方に押圧すると、ガススプリング2
5のピストンロッド25cがチユーブ25b内に収納さ
れ、連結バー24、回転軸21a、21b、補助リンク
22a、22b等が逆回転して、昇降ベース17を定位
置、すなわち、昇降ベース17がベッド本体10の上フ
レーム12の上面まで降りた位置に戻る。昇降ベース1
7が定位置に戻った状態でレバー17の押圧を解除すれ
ば、ガススプリング25の開閉弁が閉じ、ベッド装置9
は定位置に完全に復帰する。このとき、同時にキャスタ
30a、30bも逆方向に回転してベッド装置9内に収
容されるため、再び脚14がベッド装置9を支えるよう
になる。
【0017】このように、本実施例では、レバー27を
押すことによって昇降ベース17が上昇するとともにキ
ャスタ30a、30bが下方に飛び出すので、キャスタ
30a、30bを転がすことによってベッド装置を軽く
移動させることができるようになる。従って、ベッドメ
ーキング時などに、作業台となる昇降ベース17を上昇
させ、作業がしやすい場所にベッド装置を移動させるこ
とが容易となり、作業能率の向上するベッド装置とする
ことができる。
【0018】また、キャスタ30aとリンクバー19
a、キャスタ30bとリンクバー19bがそれぞれ同一
の回動軸21a、21bに固定されているため、レバー
27のみを押圧するだけで、昇降ベース17の昇降とキ
ャスタ30a、30bの出し入れを同時に行うことがで
きる。
【0019】さらに、昇降ベース17が定位置にあると
き、キャスタ30a、30bの下端はベッド本体の脚1
4よりも上方に位置しているため、ベッド装置9上で寝
ているとき、あるいは非作業時に移動する危険がなく、
安全である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、昇降ベースの上昇と同
時にベッド装置の下方からキャスタが飛び出すため、昇
降ベースの上昇時にはベッド装置を容易に移動させるこ
とができる。従って、ベッドメーキング時などに、作業
がしやすい場所にベッド装置を移動させることが容易と
なり、作業能率の向上するベッド装置とすることができ
る。
【0021】また、昇降ベースの昇降とキャスタの出し
入れを同時に行うことができるため、操作が簡単で且つ
操作時間も短い。
【0022】さらに、昇降ベースが下がった状態では、
キャスタの下端はベッド本体よりも上方に位置している
ため、ベッド装置上で寝ているとき、あるいは非作業時
にベッド装置が移動する危険がなく、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、ベッド装置の平面図
を示す。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図を示す。
【図3】図2のB方向矢視図を示す。
【図4】図2に示すベッド装置が昇降状態となったとき
の断面図を示す。
【図5】図4のC方向矢視図を示す。
【図6】従来のベッド装置を示す。
【符号の説明】
9 ベッド装置 10 ベッド本体 17 昇降ベース 19a、19b リンクバー 24 連結バー 25 ガススプリング(アクチュエータ) 27 レバー手段 30a,30b キャスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド本体と、該ベッド本体に下端を回
    動可能に連結される一対のリンクバーと、該リンクバー
    の上端に回動可能に連結され該リンクバーの回動により
    昇降可能な昇降ベースと、前記リンクバーを回動させる
    駆動手段を備えるベッド装置において、 該ベッド装置は、前記リンクバーに連結され前記リンク
    バーとともに回動するキャスタを備えており、前記リン
    クバーの回動により前記キャスタは前記ベッド本体より
    も下方に突出することを特徴とするベッド装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、前記リンクバーの下方
    に下端を固定され前記リンクバーとともに回動可能な連
    結バーと、該連結バーの上端と前記ベッド本体にそれぞ
    れ両端を回動可能に配設され伸縮するアクチュエータ
    と、前記ベッド本体に配設され前記アクチュエータを伸
    縮させるレバー手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載のベッド装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0856780A (ja) * 1994-08-26 1996-03-05 Paramount Bed Co Ltd ベッド等におけるステアリングキャスタシステム
KR20190125666A (ko) * 2018-04-30 2019-11-07 김도원 매트리스 커버 교체가 용이한 승하강 침대

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