JP2607547B2 - 清浄室装置 - Google Patents

清浄室装置

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JP2607547B2
JP2607547B2 JP62253605A JP25360587A JP2607547B2 JP 2607547 B2 JP2607547 B2 JP 2607547B2 JP 62253605 A JP62253605 A JP 62253605A JP 25360587 A JP25360587 A JP 25360587A JP 2607547 B2 JP2607547 B2 JP 2607547B2
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clean room
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air purification
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健二 園井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、清浄室装置に係り、特に狭い場所を通って
移動するのに好適な清浄室装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の移動式クリーンルームは、実公昭48−43676号
に示すように、フィルタの4隅に支柱を設け、この支柱
にキャスタを付加しているため、移動時にも、フィルタ
の床面積分の通路幅が必要であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の移動形クリーンルームは、狭い通路やドアを通
過する場合およびエレベータを利用して移動する場合に
ついては配慮がされておらず、場合によっては分解して
搬入し、再組立する必要があり、手間と労力を要すると
いう問題があった。
本発明の目的は、狭い場所でも、簡単に折り畳んで、
移動できる清浄室装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、空気浄化ユニットを有する天井部と、こ
の天井部を保持する架台を備え、天井部の下方で架台の
内側に清浄作業室が形成されて成る清浄室装置におい
て、天井部を複数部分に分割して少なくともその内の一
つが清浄作業室に面する側を内面として残りの部分に対
して実質的に垂直な状態に保持され得るよう構成し、架
台に可動な脚部を設け、天井部の複数部分の一つが残り
の部分に対して実質的に垂直な状態に保持されたときに
脚部が垂直に保持された天井部の内側に位置し得るよう
構成することにより達成される。
〔作用〕
複数部分に分割されて少なくともその内の一つが清浄
作業室に面する側を内面として残りの部分に対して実質
的に垂直な状態に保持され得るよう構成された天井部は
通常の使用時においては広い面積の清浄作業室を形成す
るとともに、移動時においては清浄作業室の幅或いは奥
行きが縮小されて清浄作業室の床面積を縮小できる。天
井部は清浄作業室に面する側を内面として折り畳まれる
ので、折り畳み時に天井部の清浄作業室に面する側が清
浄作業室外の汚染空気に触れるのが防止され、移動後の
再使用時に清浄作業室の清浄度を維持することができ
る。天井部は複数に分割されて、その分割された部分が
折り畳まれるので、折り畳まれる部分の寸法及び重量は
天井部全体に比べて小さいものとなり、折り畳み作業を
安全かつ容易に行うことができる。架台に設けられた可
動な脚部は通常の使用時においては天井部の下方に位置
して天井部を安定した状態に保持し、移動時には、折り
畳まれて垂直に保持された天井部の内側に位置し得るの
で、縮小された清浄作業室の幅または奥行きの範囲内に
位置して、移動を妨げることがない。これにより、装置
を分解することなく狭い場所も通過させることができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第15図により説明す
る。本発明の実施例を第1図〜第8図により説明する。
本実施例では第4図〜第6図に示すように空気浄化ユ
ニット18はフィルタ7と、その上に固定された薄形の送
風機6とより成り、架台としての門形架台3に回動自在
に保持されている。
第2図に示すようにフィルタ7の上に固定された薄形
の送風機6は、台座9にパッチン錠10によって締め付け
られている。
台座9は、回転軸11と、エア・スプリング8のロッド
受12を有する。第1図に示すように支柱1と梁2とによ
って構成される門形架台3に、台座9は取り付けられ
る。
台座9は支柱1の支点13を中心として回転可能であ
る。台座9の自重は、エア・スプリング8によって支え
られる。エア・スプリング8は、台座のロッド受12と、
支柱1に設けられたロッド受14の間に設けられ、台座9
の回転によって、エア・スプリング8は揺動しながら、
ロッド15が伸縮する。
門形架台3を支持するため、支柱1の下部に足4が設
けられている。本実施例では足4は、回転軸16を有し、
床面と平行に回転可能である。通常、第1図に示す状態
になっているが、移動時には、第3図に示すように足4
を矢印B方向に回転させた状態にする。
移動時の折り畳み順序は、第3図において、台座9を
矢印A方向へ床面に垂直になるまで回転させる。次に、
足4を矢印B方向へ回転させ、支柱1の幅寸法内に収納
する。この場合、移動式クリーンルーム全体が不安定に
ならないために、足4には、キャスタ5が各々2個ずつ
設けられている。また、キャスタは、首振り自在となっ
ているため、上記回転をしやすくしている。第3図の状
態で、移動を行ない、使用時には逆手順で、足4を広
げ、架台9を回転させる。
本実施例の第1の応用例を第7図に示す。本応用例は
病院用の移動式清浄作業室に本実施例の清浄室装置を適
用した例を示す。空気浄化ユニット18の周囲には透明な
ビニール等で形成されたカーテンが設けられ、内部には
患者用のベット26が設けられる。
本実施例の清浄室装置を用いることにより例えば病室
間の移動を容易にすることができる。
本実施例の第2の応用例を第8図に示す。第8図は、
左右1対の空気浄化ユニット18の片方を床面に平行、残
の方を床面に垂直にして使用する例で、テーブル26を設
ければ、水平気流形あるいは、垂直気流形のクリーンベ
ンチとしても使用できる。なお、水平、垂直の切替は、
送風機用モータの電源スイッチにていずれか一方だけを
運転することにより行なう。
本発明の第2実施例を第9図および第10図に示す。
本実施例は第1実施例の清浄室装置の支柱1を伸縮自
在となるよう構成したものである。支柱1はその下方で
分割され、上方の支柱1aは下方の支柱1bの中に入り込む
よう形成され、上方の支柱1aはジャッキ20を介して下方
の支柱1bの底部に接続される。ジャッキ20はハンドル22
を回転させることにより上下動させることができる。こ
れにより、移動時に開口部の高さの低い扉を通過する場
合でも容易に通過することができる。
本発明の第3実施例を第11図〜第13図により説明す
る。
本実施例は空気浄化ユニット18の隣接した部分の上方
を蝶番36で連結し、リンク32により折り畳み可能に形成
したものである。
本実施例では空気浄化ユニット18は蝶番36により連結
された部分の対角となる位置が架台30に回動自在に軸支
されるとともに、蝶番36により連結された部分は、リン
ク32を介して架台30に回動自在に保持される。
通常の使用状態においてはリンク32は上方に上がり、
この状態での装置高さはH、装置の幅はWとなる。この
状態では浄化ユニット18が不用意に下ってくるのを防止
するため枠34により架台30同志を固定し、それらの間隔
を一定に保つ。本実施例の清浄室装置を移動する場合に
は、枠34を外し、リンク32を下方に下げると第12図に示
すように2台の空気浄化ユニット18は折り畳まれ、装置
高さは架台30の高さH′(H>H′)、装置の幅はW′
(W>W′)となり、装置の高さ、幅がいずれも小さく
なり、狭い扉を通って移動する場合でも容易に移動する
ことが可能となる。
本発明の第4実施例を第14図、第15図により説明す
る。
本実施例は架台40自体をリンクとした例である。固定
枠45には車輪5が取付けられ、また、その両端には固定
リンク40bがピン43で固定される。2本の固定リンク40b
はそれぞれ下端が固定枠45の両端に固定されるとともに
上端同志がピン44で2台の空気浄化ユニット18のうちの
1台の連結部の下方に軸支される。可動リンク40aは下
端がピン43で固定枠45の端部に固定リンク40bとともに
回動自在に軸支され、上端が空気浄化ユニット18の下端
部にピン42により回動自在に軸支されている。可動枠40
aは上下に分割されてピン47で回動自在に軸支され屈曲
可能なよう構成されている。ピン47の上部にはストッパ
48が嵌挿され、ストッパ48は可動枠40aに対し摺動自在
に設けられている。
通常の使用時においては、架第40は第14図に示すよう
に略W字形になり、2台の空気浄化ユニット18が隣接し
て広げられた状態となる。
この状態では可動枠40aは直線状に伸ばされた状態と
なり、分割された上の部分と下の部分との重なり部分を
ピン47の上方でストッパ48によりおさえて、可動枠40a
の屈曲による空気浄化ユニット18の下降を防いでいる。
この状態における清浄室装置の高さはH、幅Wとな
る。
空気浄化ユニット18は隣接面の吹出口側が蝶番46で回
動自在に連結されている。
清浄室装置を折り畳むには、ストッパ48を上方に移動
させて可動リンク40を屈曲できるようにし、空気浄化ユ
ニット18を下方に引く。
これによりリンク40aが屈曲し、2つの空気浄化ユニ
ットは互いに吹出面を向い合せるようにして折り畳まれ
る。このとき、清浄作業室の高さはH′(H>H′)、
幅はW′(W>W′)となり、小さい開口部でも通過で
きるようになる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、装置を分解することなく狭い場所を
通しての移動が容易な清浄室装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における清浄室装置の構成
を示す斜視図、第2図は本実施例の清浄室装置の主要部
を示す斜視図、第3図は本実施例の清浄室装置を折り畳
んだ状態を示す斜視図、第4図〜第6図はそれぞれ本実
施例の清浄室装置の側面図、正面図、平面図、第7図は
本実施例の第1の応用例の側面図、第8図は本実施例の
第2の応用例の側面図、第9図、第10図はそれぞれ本発
明の第2実施例における清浄室装置の全体構成を示す斜
視図および主要部の構成を示す斜視図、第11図〜第13図
は本発明の第3実施例における清浄室装置の通常使用状
況の側面図、折り畳んだ状態の側面図、主要部の構成を
示す斜視図、第14図、第15図はそれぞれ本発明の第4実
施例における清浄室装置の通常使用状態の斜視図および
折り畳んだ状態の斜視図である。 3,30,40:架台、18:空気浄化ユニット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気浄化ユニットを有する天井部と、この
    天井部を保持する架台を備え、前記天井部の下方で前記
    架台の内側に清浄作業室が形成されて成る清浄室装置に
    おいて、前記天井部は複数部分に分割されて少なくとも
    その内の一つが前記清浄作業室に面する側を内面として
    残りの部分に対して実質的に垂直な状態に保持され得る
    よう構成され、前記架台は可動な脚部を有し、前記天井
    部の複数部分の一つが残りの部分に対して実質的に垂直
    な状態に保持されたときに前記脚部が垂直に保持された
    天井部の内側に位置し得るよう構成されたことを特徴と
    する清浄室装置。
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