JPH11113682A - ベッドにおけるフレームの昇降機構 - Google Patents
ベッドにおけるフレームの昇降機構Info
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- JPH11113682A JPH11113682A JP9317573A JP31757397A JPH11113682A JP H11113682 A JPH11113682 A JP H11113682A JP 9317573 A JP9317573 A JP 9317573A JP 31757397 A JP31757397 A JP 31757397A JP H11113682 A JPH11113682 A JP H11113682A
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Abstract
ッドにおけるフレームの昇降機構を提供する。 【構成】 ベッドフレームに2本の回転軸を前後に所定
間隔をおいて回転自在に支持し、両回転軸を互いに反対
方向へ回転させる連動機構を介装して各回転軸に設けら
れた脚部材が開閉作動するよう構成する。また、脚部材
の開閉作動時に、その先端部が接地足に沿って移動可能
に構成すると共に、接地足のベッド中央側端部と脚部材
の中間部とを補助リンクにより連結した。また、ベッド
フレームを頭側フレームと中間フレームと脚側フレーム
とに三分割可能に構成し、2本の回転軸を中間フレーム
に支持する。さらに、2本の回転軸は自動ロック機構を
介してベッドフレームに支持し、適宜着脱可能とする。
Description
レームの昇降機構に関し、特に在宅用ベッドに好適なベ
ッドにおけるフレームの昇降機構に関するものである。
ベッドの高さは患者の足が床に着く程度に低い方が良
く、介護者が介護する際には、ベッドの高さは介護者の
負担を軽減するため高い方が良い。このように、状況に
応じてベッドの高さを適宜調節可能に、この種のベッド
にはフレームの昇降機構が設けられているのが一般的で
ある。
は、ベッドを設置する部屋(寝室)のスペースを有効に
活用するため、ベッドフレームを鉛直方向に昇降させる
機構であることが好ましい。また、在宅用ベッドにおい
ては、ベッドを和室に設置する場合も多々あり、畳を損
傷しないような機構でなければならない。
ることから組立て式であることが望ましい。しかしなが
ら、組立て式にすると組立ての手間がかかり、特にベッ
ドフレームの昇降機構等の駆動部までも組立てなければ
ならない場合はなおさらである。
鑑みなされたものであり、ベッドフレームを鉛直方向に
昇降させて寝室のスペースを有効に活用できると共に畳
等の寝室の床を損傷させる心配もなく、さらには組立て
式の在宅用ベッドに採用して好適なベッドにおけるフレ
ームの昇降機構を提供することを課題としている。
するために、次のようにした。すなわち、本発明のベッ
ドにおけるフレームの昇降機構は、ベッドフレームに2
本の回転軸を前後に所定間隔をおいて回転自在に支持
し、前記2本の回転軸にそれぞれ脚部材を固着すると共
に、両回転軸を互いに反対方向へ回転させる連動機構を
介装して前記脚部材が開閉作動するよう構成し、前記脚
部材の先端部には接地足を設け、脚部材の開閉作動時に
その先端部が当該接地足に沿って移動可能に構成し、前
記接地足のベッド中央側端部と脚部材の中間部とを補助
リンクにより連結したことを特徴とする。
と中間フレームと脚側フレームとに三分割可能に構成
し、前記中間フレームに2本の回転軸を支持したことを
特徴とする。
構を介してベッドフレームに適宜着脱可能に支持された
ことを特徴とする。
るよう連動機構により連動連結されており、したがっ
て、この回転軸に固着された脚部材が共に同角度の開閉
作動をし、この脚部材の開閉作動によってベッドフレー
ムが昇降する。
足が設けられており、この接地足のベッド中央側端部と
脚部材の中間部とを補助リンクにより連結し、前記脚部
材の開閉作動時に、脚部材の先端が接地足に沿って互い
に同じ距離だけ移動する。よって、ベッドフレームが鉛
直方向に昇降すると共に、脚部材の開閉作動によって畳
等の床面を傷付けることもない。
間フレーム、脚側フレームに三分割構成し、前記中間フ
レームに回転軸を設けたから、フレームの昇降機構を中
間フレームに集約でき、ベッドの組立てが容易である。
さらに、回転軸を中間フレームに着脱可能に構成し、そ
の取り付け方も、回転軸を所定間隔に離間させて上方よ
り中間フレームを載せるだけで装着できる自動ロック機
構を構成したから、組立ても極めて容易であり、細かく
分解して梱包もでき、組立て式の在宅用ベッドに好適で
ある。
明する。図中の符号1は、本発明にかかるベッドにおけ
るフレームの昇降機構を具備したベッドを示す。このベ
ッド1は、フレーム2の上部に、例えば図に示すように
上側背部、下側背部、腰部、膝部及び脚部に分割してな
る床板3を装備し、図示しない背上げ機構及び膝上げ機
構によって、背上げ、膝上げを適宜行うことができる構
成となっている。また、フレーム2の頭側及び脚側の端
部には、ヘッドボード4、フットボード5がそれぞれ取
り付けられる。
間フレーム2bと脚側フレーム2cとから構成されてお
り、頭側フレーム2aと中間フレーム2bとの間、及び
中間フレーム2bと脚側フレーム2cとの間にそれぞれ
設けられた連結固定手段6により、フレーム2を3分割
可能に構成している。
の端部に固着したブラケット7の上側に下向きの切欠き
溝8を穿設し、頭側フレーム2a及び脚側フレーム2c
の端部に固着したブラケット9に前記切欠き溝8に嵌入
する軸10を設け、前記切欠き溝8に軸10を嵌入させ
ると頭側フレーム2a及び脚側フレーム2cが自重によ
り前記軸10を軸として下方回動し、ブラケット7とブ
ラケット9が当接することによって各フレームを水平状
態に支持するようになっている。そして、ブラケット7
側に、先端部が外側方へ突没可能で常時外方へばねによ
り付勢されたロックピン11を設けると共に、ブラケッ
ト9側に、フレーム水平状態において前記ロックピン1
1の先端部が係合する通孔12を設けている。このよう
な構成の連結固定手段6とすることににより、フレーム
2を工具無しで簡単に組立てあるいは分解することがで
きる。
を軸とする2本の回転軸13,14が前後に所定間隔を
おいて回転自在に支持されており、この回転軸13,1
4に脚部材15,16を固着し、当該脚部材15,16
が回転軸13,14を軸心として回動自在となってい
る。なお、前記回転軸13,14の中間フレーム2bへ
の取り付けは、前記中間フレーム2bの下部に前後に所
定間隔をおいて支持ブラケット17,18を突設すると
共に各ブラケット17,18に通孔17a,18aを穿
設し、一方、回転軸13,14の左右両端部には先端が
外側方へ突没可能で常時外方へばねにより付勢されたロ
ックピン19,20を設けた自動ロック機構Rを構成
し、前記支持ブラケット17,18の間隔に離間させた
回転軸13,14に上方から中間フレーム2bを載せる
ようにすると、ロックピン19,20が支持ブラケット
の通孔17a,18aに自動的に係合して取り付けるこ
とができるようになっている。
13,14にそれぞれ上下反対方向に向けてブラケット
22,23を突設し、前記ブラケット22,23の先端
部同志を連結ロッド24により連結して、両回転軸1
3,14がそれぞれ反対方向に回転するように構成する
一方、アクチュエータ等の伸縮駆動装置25の両端部を
回転軸13,14に突設されたブラケット26,27の
先端部に軸支した構成となっている。すなわち、前記伸
縮駆動装置25を伸縮させることにより前記脚部材1
5,16が側面視ハ字状に同期して開閉作動するように
なっている。
5,16の開閉作動に伴いその先端部に設けられたロー
ラー30,31が当該接地足28,29に沿って移動可
能に案内レールを形成している。そして、接地足28,
29側と脚部材15,16の中間部とをそれぞれ補助リ
ンク32,33により連結し、脚部材15,16が開閉
作動することにより、ベッドフレーム2が鉛直方向に昇
降作動するように構成している。なお、左右の接地足は
連結棒34で繋がれており、所定間隔で平行に保持され
ている。
置25を伸長させると、脚部材15,16が回転軸1
3,14を軸として共に閉じる方向に回動する。このと
き、回転軸13,14が、それぞれの回転軸に突設され
るブラケット22,23を連結ロッド24により連結し
た構成の連動機構21により連動連結されているので、
両回転軸が反対方向に同角回転し、脚部材15,16が
同期して閉動することにより、フレーム2が上昇する。
足28,29のベッド中央側端部と脚部材15,16の
中間部とを補助リンク32,33により連結しているか
ら、脚部材15,16の先端が床面上に設置される接地
足28,29に沿って互いに同じ距離だけ移動し、よっ
てフレーム2が鉛直方向に上昇する。また、脚部材1
5,16の先端に設けられたローラー30,31が接地
足28,29に形成された案内レール部を移動するよう
に構成されているから、脚部材の開閉作動によって畳等
の床面を傷付けることもない。
動装置26を短縮させれば、上記フレームを上昇させる
ときと全く逆の作用をし、フレーム2を鉛直方向に下降
させることができる。
間フレーム2b、脚側フレーム2cに三分割構成し、前
記中間フレーム2bに回転軸13,14を設けたから、
フレームの昇降機構を中間フレーム2bに集約でき、ベ
ッドの組立てが容易である。さらに、回転軸13,14
を中間フレーム2bに着脱可能に構成し、その取り付け
方も、回転軸13,14を所定間隔に離間させて上方よ
り中間フレーム2bを載せるだけで装着できる自動ロッ
ク機構Rを構成したから、組立ても極めて容易であり、
細かく分解して梱包もでき、組立て式の在宅用ベッドに
好適である。
ば、2本の回転軸を所定間隔をおいてフレームに回転自
在に支持させると共にこれら2本の回転軸がそれぞれ反
対方向に回転するよう連動機構を介装して前記回転軸に
設けられた脚部材が同期して開閉作動するよう構成し、
また、前記脚部材の先端が移動できる接地足を設けると
共に脚部材と接地足とを補助リンクで連結した構成とし
たから、脚部材を開閉作動させるとベッドフレームが鉛
直方向に昇降すると共に、脚部材の先端が接地足内を移
動するので畳等を傷付けることがない。さらに、フレー
ムを3分割構成し、その中間フレームに2本の回転軸を
支持する構成としたから、フレームから下側の構成物を
簡単に組立てることができ、また梱包状態もコンパクト
になり在宅用ベッドに適したものとなった。
ベッドの簡略全体側面図
Claims (3)
- 【請求項1】 ベッドフレームに2本の回転軸を前後に
所定間隔をおいて回転自在に支持し、前記2本の回転軸
にそれぞれ脚部材を固着すると共に、両回転軸を互いに
反対方向へ回転させる連動機構を介装して前記脚部材が
開閉作動するよう構成し、前記脚部材の先端部には接地
足を設け、脚部材の開閉作動時にその先端部が当該接地
足に沿って移動可能に構成し、前記接地足のベッド中央
側端部と脚部材の中間部とを補助リンクにより連結した
ことを特徴とするベッドにおけるフレームの昇降機構。 - 【請求項2】 ベッドフレームを頭側フレームと中間フ
レームと脚側フレームとに三分割可能に構成し、前記中
間フレームに2本の回転軸を支持したことを特徴とする
請求項1に記載のベッドにおけるフレームの昇降機構。 - 【請求項3】 2本の回転軸は自動ロック機構を介して
ベッドフレームに適宜着脱可能に支持されたことを特徴
とする請求項1又は2に記載のベッドにおけるフレーム
の昇降機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31757397A JP3773149B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | ベッドにおけるフレームの昇降機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31757397A JP3773149B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | ベッドにおけるフレームの昇降機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11113682A true JPH11113682A (ja) | 1999-04-27 |
JP3773149B2 JP3773149B2 (ja) | 2006-05-10 |
Family
ID=18089759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31757397A Expired - Fee Related JP3773149B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | ベッドにおけるフレームの昇降機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3773149B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009207643A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Paramount Bed Co Ltd | Xリンク式昇降機構を有するベッド |
WO2011047617A1 (zh) * | 2009-10-22 | 2011-04-28 | Chen Jun | 一种自平衡连杆机构以及应用该机构的床 |
JP2012523864A (ja) * | 2009-04-17 | 2012-10-11 | ビオニカル・システムズ・アクチエンゲゼルシャフト | 電動式に調整可能な支持装置 |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP31757397A patent/JP3773149B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009207643A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Paramount Bed Co Ltd | Xリンク式昇降機構を有するベッド |
JP2012523864A (ja) * | 2009-04-17 | 2012-10-11 | ビオニカル・システムズ・アクチエンゲゼルシャフト | 電動式に調整可能な支持装置 |
WO2011047617A1 (zh) * | 2009-10-22 | 2011-04-28 | Chen Jun | 一种自平衡连杆机构以及应用该机构的床 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3773149B2 (ja) | 2006-05-10 |
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